(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6604698
(24)【登録日】2019年10月25日
(45)【発行日】2019年11月13日
(54)【発明の名称】直方体フレコンバック
(51)【国際特許分類】
B65D 88/22 20060101AFI20191031BHJP
E02B 3/04 20060101ALI20191031BHJP
【FI】
B65D88/22 A
E02B3/04 301
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-11161(P2016-11161)
(22)【出願日】2016年1月23日
(65)【公開番号】特開2017-128387(P2017-128387A)
(43)【公開日】2017年7月27日
【審査請求日】2018年11月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】500252660
【氏名又は名称】日豊製袋工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100188248
【弁理士】
【氏名又は名称】丹生 哲治
(72)【発明者】
【氏名】友松 三樹男
(72)【発明者】
【氏名】友松 慶輔
【審査官】
矢澤 周一郎
(56)【参考文献】
【文献】
実開平04−048192(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3179161(JP,U)
【文献】
実開昭59−172178(JP,U)
【文献】
実開昭51−089047(JP,U)
【文献】
実開昭61−117186(JP,U)
【文献】
米国特許第04224970(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 88/00−90/66
E02B 3/04− 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面視して矩形の筒状の胴部と、前記胴部の下端を塞ぐ矩形の底部と、前記胴部の上端に縫着され、充填物を前記胴部に投入するため1つの対角線上にスリット状に設けられた投入口を有する矩形の蓋部と、前記底部の下面に、前記底部の各辺の中間部近傍を頂点として縫着された正方形の補強布枠と、
前記補強布枠の四隅部にそれぞれの下端部が連結され、4本の吊ベルトとを備えた直方体フレコンバッグであって、
前記補強布枠は、前記四隅部を残して前記底部の下面に縫着され、
前記4本の吊ベルトの下端部は、前記補強布枠の対応する隅部に巻き掛け状態で連結されて、前記底部の外周部分のうち、前記補強布枠の対応する隅部の付近に縫着されるとともに、
隔壁ベルトが、前記筒状の胴部の4面の内周面の高さ方向のそれぞれの中間部近傍にある前記4面の外周面の中間部にある前記4本の吊ベルトと前記胴部を介してそれぞれの4面に縫着されていることを特徴とする直方体フレコンバッグ。
【請求項2】
請求項1に記載の直方体フレコンバッグにおいて、前記スリット状に設けられた蓋部には、ファスナが縫着されてスライダで開閉されることを特徴とする直方体フレコンバッグ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の直方体フレコンバッグにおいて、前記4本の吊ベルトの中間部を重ねて蓋部の四辺の中間部にそれぞれ吊フックが形成され、前記吊フックを結束ロープがそれぞれ環状に連通して結束されていることを特徴とする直方体フレコンバッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、灌漑や治水工事、自然災害の復旧工事等の土嚢として用いられて、特に、複数個積み重ねて使用するときに、積み重ね易い安定した形状を維持できる直方体フレコンバックに関する。
【背景技術】
【0002】
灌漑や治水工事、台風や大雨にともなう自然災害の復旧工事等で、土嚢の積み上げ作業が行われるが、土嚢は、麻袋やポリエチレン製やポリプロピレン製等の袋状、網状等の耐久性に優れた直方体バッグに、土砂を詰め込み、紐等によりその袋の口を塞ぐようにしたものである。工事用の土嚢では、大きいものになるとその重さが1トン程度にもなり、土嚢の運搬には、クレーン車やバックホーが使用されて、複数の土嚢を並べて、積み重ねて使用することが多い。
【0003】
また、直方体バッグにおいては、内部に土砂が詰め込まれる直方体形状の直方体バックと、その一端が直方体バックの底面の内側の中心に固定された第1の吊下体と、各一端が直方体バックの底面の4つの頂点の対角線上で中心から所定距離隔たった点にそれぞれ固定され、その各他端が第1の吊下体に固定された第2〜第5の吊下体とを備えるようにしたものもあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3949156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、直方体バックの一端が直方体バックの底面の内側の中心に固定された第1の吊下体と、各一端が直方体バックの底面の4つの頂点の対角線上で中心から所定距離隔たった点にそれぞれ固定され、その各他端が第1の吊下体に固定された第2〜第5の吊下体とを備えるようにしたので、第1の吊下体を上方に突出させるためには、第1の吊下体を直立させながら、直方体バッグの内部に土砂が詰め込み、詰め込んだ後も、できるだけ安定した直方体形状を保ち、並べて積み重ねて使用できるようにする必要があった。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、土砂の詰め込みが容易で、安定した形状を維持できる直方体フレコンバックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的に沿う請求項1記載の直方体フレコンバックは、平面視して矩形の筒状の胴部と、前記胴部の下端を塞ぐ矩形の底部と、前記胴部の上端に縫着され、充填物を前記胴部に投入するため1つの対角線上にスリット状に設けられた投入口を有する矩形の蓋部と、前記底部の下面に、前記底部の各辺の中間部近傍を頂点として縫着された正方形の補強布枠と、前記補強布枠の四隅部にそれぞれの下端部が連結され、4本の吊ベルトとを備えた直方体フレコンバッグであって、前記補強布枠は、前記四隅部を残して前記底部の下面に縫着され、前記4本の吊ベルトの下端部は、前記補強布枠の対応する隅部に巻き掛け状態で連結されて、前記底部の外周部分のうち、前記補強布枠の対応する隅部の付近に縫着されるとともに、隔壁ベルトが、前記筒状の胴部の4面の内周面の高さ方向のそれぞれの中間部近傍にある前記4面の外周面の中間部にある前記4本の吊ベルトと前記胴部を介してそれぞれの4面に縫着されている。
【0008】
請求項2記載の直方体フレコンバックは、前記スリット状に設けられた蓋部には、ファスナが縫着されてスライダで開閉される。
【0009】
請求項3記載の直方体フレコンバックは、請求項1又は2記載の直方体フレコンバックにおいて、前記4本の吊ベルトの中間部を重ねて蓋部の四辺の中間部にそれぞれ吊フックが形成され、前記吊フックを結束ロープがそれぞれ環状に連通して結束されている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の直方体フレコンバックにおいては、矩形の4面の胴部に隔壁ベルトが、4面の胴部の内周面の高さ方向の中間位置であって、4面の外周面の中間部にある4本の吊ベルトと胴部を介してそれぞれの4面に縫着されていることにより、内容物を充填しても胴部のふくらみが抑えられ安定した形状を維持できる。
【0011】
特に、請求項2記載の直方体フレコンバックにおいては、前記スリット状に設けられた蓋部には、ファスナが縫着されてスライダで開閉されるので、土砂が詰め込み用の投入口用の導入部材が不要となり、蓋部から土砂の詰め込みが容易にできるようになる。さらに、蓋部の上部へのでっぱりが抑えられ、上方の並べて積み重ねができるようになる。
【0012】
特に、請求項3記載の直方体フレコンバックにおいては、前記4本の吊ベルトの中間部を重ねて蓋部の四辺の中間部にそれぞれ吊フックが形成され、前記吊フックを結束ロープがそれぞれ環状に連通して結束されているので、蓋部のファスナに係る開口する方向に係る力を、吊フックと結束ロープに分散して蓋部のファスナを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施の形態に係る直方体フレコンバッグを示す説明図である。
【
図2】同直方体フレコンバッグの蓋部の説明図である。
【
図3】同直方体フレコンバッグの底部の説明図である。
【
図4】同直方体フレコンバッグの変形例を示す隔壁ベルトの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、
図1は本発明の一実施の形態に係る直方体フレコンバックを示す説明図、
図2は同直方体フレコンバッグの蓋部の説明部、
図3は同直方体フレコンバッグの底部の説明図、
図4は同直方体フレコンバッグの材質及び規格・寸法の表である。
【0015】
図1、
図2、
図3において、本発明の実施例に係る直方体フレコンバッグ20の構成を説明する。この直方体フレコンバッグ20は、断面が矩形の胴部1と、胴部1の下端に設けられこれを塞ぐ矩形の底部5とを有したバッグ本体21(附番せず)と、胴部1の上端に設けられ、土砂(充填物)を胴部1に投入するために対角線に沿って開口しているファスナ7によるスリットを有する矩形の蓋部2と、矩形の底部5の下面に、各辺の中点部近傍の中間部(4つの中間部)に底フック(附番せず)が連結されている。
【0016】
そして、胴部1の内周面の4面の側面の中心部近傍には、それぞれに隔壁ベルト10の一部が縫着されており、隔壁ベルト10は、隣り合う各側面を引き合うように繋いでいる。その結果、胴部1の膨らみを抑制している。また、胴部1の外周面の4面の側面の上端部には、胴部1の上端部と本体補強布11を介して4本の吊ベルト3が縫着され設けられている。
【0017】
次に、蓋部2は、対角線に沿って開口しているファスナ7によるスリットには、スライダ8によって開閉自在で、土砂(充填物)を迅速に充填できる。なお、スライダ8によるファスナ7bの開口部(スリット、スリット状)を開閉を容易に迅速に行うために設けられている。
また、蓋部2の各辺の中点部近傍の中間部(4つの中間部)に吊フック4が形成され連結されている。
【0018】
ここでいう底部5の下面に、底部5の各辺の中間部近傍を頂点として縫着された正方形の補強布枠6(底ベルト)が設けられている。つまり、底部5の下面の各辺の中間部近傍を結んで、正方形の補強布枠6の四隅を配置し、この状態で底部5の下面に補強布枠6を(四隅部を残して)縫着している。
【0019】
補強布枠6は、各種の化学繊維などからなる織布を、所定幅の正方枠状(正方形の枠状)に裁断したものである。補強布枠6の各辺部のうち、両端部を除く部分(長さ方向の中間部分)のみが、底部5の下面に縫着されることを意味する。すなわち、補強布枠6の四隅部は底部5に縫着されておらず、これらの部分は湾曲自在な4本の短尺な吊り紐部を構成している。さらに、補強布枠6の吊り紐部をそれぞれ連結して、4本の吊フック4を設けられている。なお、ここでの、直方体フレコンバッグ20は、底面が1000mm×1000mmで、高さが500mmである。
【0020】
次に、本発明の実施例に係る直方体フレコンバッグ20の各部の材質や規格・寸法について、説明する。バッグ本体21は、材質はPP(ポリプロピレン)で、1500 D15×15であり、通常のラミネート加工を施さないことにより、表面の光沢が抑えられるラミ無しの黒色を使用している。胴部1、底部5は、バッグ本体21の一部なので、同じである。蓋部(充填口)2は、PE(ポリエチレン)で、1000 D10×10であり、両面がラミネート加工を施している黒色を使用している。吊ベルト3は、材質はPP(ポリプロピレン)で、100mm巾の黒色で100mmの長さである。吊フック4は、材質はPP(ポリプロピレン)で、70mm巾の黒色で100mmの長さである。補強布枠(底ベルト)6は、100mm巾の黒色で2800mmの長さである。結束ベルト9は、太さは6φで金剛打ちの白色である。隔壁ベルト10は、材質はPP(ポリプロピレン)で、70mm巾の黒色で100mmの長さである。本体補強布11は、1500 D15×15であり、ラミネート加工を施している黒色であり、200mm×300mmの大きさである。
【0021】
以下、直方体フレコンバッグ20の詳細を具体的に説明する。
図1、
図2、
図3に示すように、胴部1は、1500deのポリプロピレン繊維からなる織布を所定形状に裁断し、かつ適宜縫製することで作製された一辺が1mの正方形で、高さ0.5mの矩形の筒である。また、底部5は、胴部1と同一素材からなる一辺が1mの正方形の布である。さらに、蓋部2は、胴部1、底部5と同一素材からなり、一辺が1mの正方形の布である。蓋部2には、吊フック4が設けられているので、吊フック4を介して、周方向に縛って直方体フレコンバッグ20を封止する結束ロープ19を設けてもよい。
吊ベルト3は、補強布枠(底ベルト)6が通る巾を残して底部5の下面に縫着されている。すなわち、補強布枠6の四隅部は底部5に縫着されておらず、補強布枠6の各辺部の中間部分のみが底部5の下面に縫着されている。また、補強布枠6の四隅部は、幅方向に2つ折りされている。これにより、補強布枠6の各隅部は、湾曲自在な4本の短尺な吊り紐部を構成している。また、補強布枠6の対向する辺部間の最短距離(補強布枠6の対向する2つの辺部の中間点を結んだ長さ)は、底部5の一辺の半分(50%)の長さとしている。
【0022】
4本の吊ベルト3は、長さ1000mm、幅100mmのポリプロピレン短繊維からなる厚布の帯材である。4本の吊ベルト3の下端部は、補強布枠6の対応する隅部に隙間なく巻き掛けられ、この状態を保持するように、底部5の外周部分のうち、補強布枠6の対応する隅部付近に縫着される。
また、4本の吊ベルト3の上端部は胴部1の上端から上方へ突出し、これらの突出部分は、それぞれ折り返して各端部を胴部1の上端部に、補強布片21を介して縫着されている。これにより、バッグ本体21の上端には、その矩形の四辺の中間部から4つ吊り輪部12が設けられる。そして、その長さは500mmである。
さらに、4本の吊ベルト3の上端部からの更なる突出し部分である吊フック4も、蓋部2の4辺へ同様に4つ形成され設けられている。その長さは70mmである。
また、胴部1の内部空間には、隔壁ベルト10が設けられている。隔壁ベルト10は、胴部1の4面の内周面のそれぞれの中心部近傍(面の対角線の中心点近傍)に、隣り合う互いの内周面を引張り合い、平面視して二等辺三角形の底辺となるようにそれぞれ逢着されている。
【0023】
図4は、同直方体フレコンバッグの変形例を示す隔壁ベルトの説明図であり、隔壁ベルト10が取り付けられた状態を平面視して、八角形になっている。胴部1の外周面に4本の吊りベルト13があり、胴部の内周面に、吊ベルト3の幅に合わせて、隔壁ベルト10が胴部1に面で接するようにして、隔壁ベルト10は、その接する面で、吊ベルト3と胴部1を介して縫着されている。このように、吊ベルト3の幅に合わせて隔壁ベルト10を面で縫着することにより、土砂の詰め込みがあっても胴部1の正方形の形状を保持する力が上がってくる。あまり強度を必要としない場合には、本発明の実施例にように、隔壁ベルト10の幅で胴部1といわゆる線状で接するようにして、隔壁ベルト10は、その線状で、吊ベルト3と胴部1を介して縫着してもよい。
【0024】
次に、
図1〜
図3を参照して、この発明の実施例に係るフレコンバッグ10の使用方法を説明する。
図1に示すように、現場において、ユンボを用いて土砂(充填物)を、直方体フレコンバッグ20の中に、ファスナ7によるスリットを開いた状態で順次投入し、これに土砂を充填する。土砂の充填完了後、作業者がスライダ8を移動して、ファスナ7を閉じて、さらに結束紐19を用いて蓋部2を縛る。その後、作業者はユンボのバケットに、例えば、4本の吊りベルト13のそれぞれに一本のまとめロープ(図示せず 18φ三つ編み等)を通して結束して、これに引っ掛け、操縦者の操縦により、ユンボのアームを所定方向に回動して直方体フレコンバッグ20を吊り上げ、これをトラックの荷台に積み込む。
【0025】
その際、正方形の補強布枠6は、バッグ本体21の底部5の下面に、補強布枠6の四隅部を残して縫着されている。また、補強布枠6の四隅部には、対応する吊ベルト3の下端部がそれぞれ巻き掛けられ、その後、各吊ベルト3は、底部5の外周部分のうち、補強布枠6の対応する隅部の付近にそれぞれ縫着されている。したがって、各吊ベルト3の下端部と補強布枠6の対応する隅部との連結は、従来の縫着による固定ではなく、補強布枠6の未縫着状態となった隅部の可動範囲の分だけ、自由度を有した連結となる。
【0026】
そのため、土砂が充填されたバッグ本体21を吊上げた際、4本の吊ベルト3は、補強布枠6の未縫着状態となった四隅部の可動範囲内で、バッグ本体21の吊り位置の直下に、可能な限り土砂が充填されたバッグ本体21の重心が配置されるように、それぞれの吊ベルト3の高さ位置を自動補正する。これにより、4本の吊ベルト3には略均一な荷重が作用し、バッグ本体21に充填された土砂の偏荷重を原因とする吊ベルト3およびこの吊ベルト3とバッグ本体21との縫着部の破断を防止することができる。
【0027】
また、補強布枠6の四隅部をその幅方向に折り曲げ、この折り曲げ状態を保持するように、4本の吊ベルト3の下端部を補強布枠6の対応する隅部にそれぞれ巻き掛けるようにしたため、補強布枠6の四隅部の強度が高まり、充填物の偏荷重を原因とした吊ベルト3およびこの吊ベルト3とバッグ本体21との縫着部の破断防止効果をさらに高めることができる。
さらに、胴部1は、隔壁ベルト10が胴部の隣り合う4面間の中間部を最短距離で結ぶため、隔壁ベルト10が、充填された土砂が胴部を膨らませようとする力を支えるようになる。その結果、直方体フレコンバッグ20が、平面視して正方形形状を保つことにより、安定した直方体形状を保ち、並べて積み重ねて使用できることができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
この発明は、土木工事等の土嚢として用いられて、特に、複数個積み重ねて使用するときに、積み重ね易い安定した形状を維持できる直方体フレコンバックとして有用である。
【符号の説明】
【0029】
1:胴部、2:蓋部(充填口)、3:吊ベルト、4:吊フック、5:底部、6:補強布枠(底ベルト)、7:ファスナ、8:スライダ、9:結束ベルト、10:隔壁ベルト、11:本体補強布、12:吊り輪部、20:直方体フレコンバッグ、21:バッグ本体、