(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6606375
(24)【登録日】2019年10月25日
(45)【発行日】2019年11月13日
(54)【発明の名称】統合EGRクーラー及びこれを含む統合EGRクーリングシステム
(51)【国際特許分類】
F02M 26/22 20160101AFI20191031BHJP
F02M 26/29 20160101ALI20191031BHJP
F02M 26/30 20160101ALI20191031BHJP
F02M 26/32 20160101ALI20191031BHJP
F01P 3/20 20060101ALI20191031BHJP
F01P 7/16 20060101ALI20191031BHJP
F28D 7/16 20060101ALI20191031BHJP
【FI】
F02M26/22
F02M26/29 301
F02M26/30
F02M26/32
F01P3/20 H
F01P7/16 502A
F28D7/16 D
【請求項の数】10
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-158905(P2015-158905)
(22)【出願日】2015年8月11日
(65)【公開番号】特開2016-145568(P2016-145568A)
(43)【公開日】2016年8月12日
【審査請求日】2018年6月18日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0019504
(32)【優先日】2015年2月9日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】591251636
【氏名又は名称】現代自動車株式会社
【氏名又は名称原語表記】HYUNDAI MOTOR COMPANY
(73)【特許権者】
【識別番号】500518050
【氏名又は名称】起亞自動車株式会社
【氏名又は名称原語表記】KIA MOTORS CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】楊 一 錫
【審査官】
篠原 将之
(56)【参考文献】
【文献】
特開2005−320980(JP,A)
【文献】
特表2007−509280(JP,A)
【文献】
特開2000−097113(JP,A)
【文献】
特開2000−282960(JP,A)
【文献】
特開2014−025695(JP,A)
【文献】
特開2009−216028(JP,A)
【文献】
特開2016−145569(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02M 26/22
F01P 3/20
F01P 7/16
F02M 26/29
F02M 26/30
F02M 26/32
F28D 7/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
排気ガスが流動するクーリングコア、及び
前記クーリングコアを収容し、内部に冷却水が流動する統合ハウジングを含む統合EGRクーラーにおいて、
前記統合ハウジングは、
エンジンから冷却水が流入される冷却水流入ポート、
前記冷却水をラジエーターに排出する第1排出ポート、及び
前記第1排出ポートを介した冷却水の流動を断続する断続弁を含み、
前記クーリングコアは、
表面積が増加するように湾曲部が形成されたU型チューブを含み、
前記クーリングコアは、
U形状に湾曲された多数個のU型チューブ、
前記多数個のU型チューブが溶接され、EGRバルブハウジングに面接触されるプレート、及び
前記多数個のU型チューブが成す中心空間に位置するよう、前記プレートから延長して形成されたセパレーター、
を含むことを特徴とする統合EGRクーラー。
【請求項2】
前記統合ハウジングは、
前記冷却水をヒーターに排出する第2排出ポートをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の統合EGRクーラー。
【請求項3】
前記第1排出ポートが前記ラジエーターと連結されて第1分配ラインが形成され、
前記第2排出ポートが前記ヒーターと連結されて第2分配ラインを形成していることを特徴とする請求項2に記載の統合EGRクーラー。
【請求項4】
前記統合ハウジングは、
排気マニホールドと連結された第1チャンバ及び吸気マニホールドと連結される第2チャンバが形成されたEGRバルブハウジングを含み、
前記EGRバルブハウジングに取り付けられた前記クーリングコアを収容し、
前記第1チャンバ及び前記第2チャンバは、
前記クーリングコアを介して連通されていることを特徴とする請求項2に記載の統合EGRクーラー。
【請求項5】
前記EGRバルブハウジングは、前記第2チャンバと連結されたEGRバルブを含むことを特徴とする請求項4に記載の統合EGRクーラー。
【請求項6】
前記統合ハウジングは、
前記統合ハウジングの外形をなして長手方向の一面と幅方向の一面とが開口したボディーと、
前記開口した前記ボディーの長手方向の一面に取り付けられ、エンジンから冷却水が流入する冷却水流入ポートが形成されたアダプター、及び、
前記ボディーと前記アダプターとの間に介在されるガスケット、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の統合EGRクーラー。
【請求項7】
前記ガスケットには、
前記ボディーの内部へ前記冷却水を誘導するメイン通路、
前記ボディーの内側に備えられたクーリングコアに向かって前記冷却水が均一に誘導されるよう前記メイン通路の一側に形成された補助通路、及び
前記冷却水を前記ボディーに取り付けられた熱感応装置に誘導するためのバイパス通路、が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の統合EGRクーラー。
【請求項8】
前記ボディーは、
前記断続弁と連結された熱感応装置が取り付けられるように前記ボディーに形成され、前記バイパス通路と連通された取付ポート、及び
前記取付ポートへ流入した冷却水をウォーターポンプに循環させるため、前記取付ポートの一側に形成されたバイパスポート、
を含み、
前記第1排出ポートは、
前記アダプターとの対称面に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の統合EGRクーラー。
【請求項9】
前記第2排出ポートは、前記EGRバルブハウジングに形成されていることを特徴とする請求項6に記載の統合EGRクーラー。
【請求項10】
前記EGRバルブハウジングは、
前記第2排出ポートが、前記ボディーの開口された幅方向の一面を向くように前記ボディーに付着されていることを特徴とする請求項9に記載の統合EGRクーラー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、統合EGR(Exhaust Gas Recirculation
=排出ガス再循環)クーラーに係り、より詳しくは、EGRクーラーがエンジンから排出される冷却水をヒーターまたはラジエーターに分流させる統合EGRクーラーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のEGRクーリングシステムには、EGRガスを冷却するEGRクーラー、再循環タイミング及びEGRガスの量を調節するEGRバルブ、吸気マニホールドまたは排気マニホールドとEGRバルブを連結するEGRパイプ、EGRクーラーで冷却水を流動させる冷却ホースなどが備えられていた。
図1ないし
図2を参照し、従来のEGRクーリングシステムでの冷却水循環回路を説明する。EGRクーラー3に流入する排気ガスを冷却するための冷却水回路は、一般にエンジン1から排出された冷却水が流入する水温調節装置(WTC;WATER TEMPERATURE CONTROL)2、水温調節装置(WTC;WATER TEMPERATURE CONTROL)2を介してエンジン1から排出された冷却水の分配を受けるEGRクーラー3及びヒーター4、EGRクーラー3及びヒーター4から冷却水の伝達を受けて冷却水を再びエンジン1へ流入させるウォーターポンプ5を含む。
【0003】
図2に示す通り、従来のEGRクーラー3は、EGRクーラー3の前端に位置し、排気ガスが流入してクーリングコア8に分流するインレットタンク7と、多数の直線チューブで構成され、内側には流入した排気ガスが接触し、外側には冷却水が接触して熱交換が発生するクーリングコア8と、クーリングコア8をなす多数の直線チューブを取り囲む構造で多数の直線チューブの外側で冷却水の流れを誘導するボディー9と、冷却水を外部からボディー9へ流入させるか、ボディー9から冷却水を外部へ排出するようにボディー9に取り付けられたニップル(NIPPLE)10と、クーリングコア8を介して冷却された排気ガスを外部へ流出させるアウトレットタンク11とを含む。
【0004】
しかし、従来のEGRクーラーは、ヒーターに供給される流量と同等か少ない流量の冷却水が供給されたので、冷却の効率に限界があった。
また、従来のEGRクーラー及び水温調節装置には、冷却水の流入及び排出のため、ニップル及びアウトレットタンクなどの同一部品を多数備える必要があった。
また、従来のEGRクーラーは、関連部品を別途取り付けるための空間の確保が必要であり、これによりレイアウトの設計が困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許 第10−2012−0002739号公報
【特許文献2】特開2007−092755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、水温調節装置(WTC;WATER TEMPERATURE CONTROL)がEGRクーラーに統合された統合EGRクーラーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、排気ガスが流動するクーリングコア、及び
前記クーリングコアを収容し、内部に冷却水が流動する統合ハウジングを含む統合EGRクーラーにおいて、
前記統合ハウジングは、
エンジンから冷却水が流入される冷却水流入ポート、
前記冷却水をラジエーターに排出する第1排出ポート、
前記第1排出ポートを介した冷却水の流動を断続する断続弁を含み、
前記クーリングコアは、
表面積が増加するように湾曲部が形成されたU型チューブを含むことを特徴とする。
クーリングシステム
【発明の効果】
【0008】
本発明の統合EGRクーラーによれば、水温調節装置(WTC;WATER TEMPERATURE CONTROL)及びEGRクーラーが統合されることにより、エンジンから排出された冷却水がEGRクーラーに最初に流入するので、EGRクーラーに流入する冷却水の水量が最大となる。これにより、冷却効率が最大となるため、クーリングコアの大きさが縮小可能である。
また、冷却水の流入及び排出用部品が小型化され、エンジンルームレイアウトの設計が容易になる。
さらに、EGRクーラーのが小型化され、部品数が減少できるので、車両の総重量が減少し、最終的に燃費が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】従来のEGRクーラーの冷却水の流れを示すブロック図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る統合EGRクーラーの取付け図である。
【
図4】
図3の統合EGRクーラーの冷却水の流れを示すブロック図である。
【
図5】
図3の統合EGRクーラーの分解斜視図である。
【
図6】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるクーリングコアの斜視図である。
【
図7】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるクーリングコアの正面図である。
【
図8】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるEGRバルブハウジングの斜視図である。
【
図9】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるEGRバルブハウジングの他の斜視図である。
【
図10】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるEGRバルブハウジングの要部の断面図である。
【
図11】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられる統合ハウジングの斜視図である。
【
図12】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられる統合ハウジングの正面図である。
【
図13】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられる統合ハウジングの他の斜視図である。
【
図14】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられる統合ハウジングの底面図である。
【
図15】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるアダプターの斜視図である。
【
図16】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるアダプターの他の斜視図である。
【
図17】
図3の統合EGRクーラーに取り付けられるガスケットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の内容について、図面を参照して詳しく説明する。
図3から
図17に示す通り、本発明の一実施形態の統合EGRクーラーは、排気マニホールドと吸気マニホールドを連通するクーリングコアと、クーリングコアが内部に通される統合ハウジングとを含み、統合ハウジングには、統合ハウジングに取り付けられた熱感応装置の作動時にのみ統合ハウジングへ流入された冷却水を排出する第1排出ポート、及び常に統合ハウジングへ流入された冷却水を排出する第2排出ポートが形成されている。
また、第1排出ポートがラジエーターと連結されて第1分配ラインが形成され、第2排出ポートがヒーターと連結されて
第2分配ラインが形成されている。
【0011】
EGRクーラー100には熱感応装置としてサーモスタット(T.S.)が取り付けられ、サーモスタット(T.S.)が作動するときのみ、EGRクーラー100へ流入する冷却水を排出する第1分配ライン(L1)が形成され、EGRクーラー100へ流入する冷却水を常に排出する第2分配ライン(L2)が形成されている。
EGRクーラー100は、排気マニホールドと連結される第1チャンバ111、及び吸気マニホールドと連結される第2チャンバ112が形成されたEGRバルブハウジング110と、第1チャンバ111及び第2チャンバ112を連通するEGRバルブハウジング110に取り付けられたクーリングコア120と、クーリングコア120がEGRバルブハウジング110に取り付けられた統合ハウジング130とを含む。EGRバルブハウジング110は、第2チャンバ112と連結されたEGRバルブ113を含む。
【0012】
クーリングコア120は、螺旋(SPIRAL)またはディンプル(DIMPLE)形態の表面湾曲部を有するU型チューブ121をU形状にベンディング(BENDING)して製作される。クーリングコア120は、U形状に湾曲された多数個のU型チューブ121と、多数個のU型チューブ121が溶接され、EGRバルブハウジング110に面接触されるプレート122と、U型チューブ121が成す中心空間に位置するよう、プレート122から延長して形成されたセパレーター123とを含む。セパレーター123は、冷却水がU形状である多数個のU型チューブ121に沿って流れるように冷却水をガイドする。
統合ハウジング130は、統合ハウジング130の外形をなして長手方向の一面と幅方向の一面とが開口したボディー131と、開口したボディー131の長手方向の一面に取り付けられ、エンジン200から冷却水が流入する冷却水流入ポート(T5)が形成されたアダプター132と、ボディー131とアダプター132との間に介在されるガスケット133とを含む。
【0013】
アダプター132及びガスケット133は、シリンダーヘッドの後方から冷却水の供給を受け、エンジン200から供給を受けた冷却水の流れをクーリングコア120またはサーモスタット(T.S.)に分離する。アダプター132の一面には、エンジン200に取り付けられるようにするシリンダーヘッド取付部134が形成され、その反対面には統合ハウジング130を固定するための統合ハウジング取付部135が形成される。
ガスケット133には、ボディー131の内部に冷却水を誘導するメイン通路(H1)と、ボディー131の内側に備えられたクーリングコア120に向かって冷却水が均一に誘導されるようメイン通路(H1)の一側に形成された補助通路(H2)と、ボディー131に取り付けられたサーモスタット(T.S.)に冷却水を誘導するためのバイパス通路(H3)とが形成される。
【0014】
ボディー131は、サーモスタット(T.S.)が取り付けられるようにボディー131に形成され、バイパス通路(H3)と連通された取付ポート(T1)と、取付ポート(T1)へ流入した冷却水をウォーターポンプ500に循環させるため、取付ポート(T1)の一側に形成されたバイパスポート(T2)と、ボディー131から冷却水を排出するよう、アダプター132の対称面に形成された第1排出ポート(T3)とを含む。本発明の一実施形態において、第1排出ポート(T3)はラジエーター400と連結される。
【0015】
EGRバルブハウジング110には、開口されたボディー131の幅方向の一面を介してEGRバルブハウジング110に流れる冷却水をボディー131の外部へ排出する第2排出ポート(T4)が形成される。本発明の一実施形態において、第2排出ポート(T4)はヒーター300と連結される。ヒーター300は、冷却水と流入する外気(AIR)との間に熱交換を発生させる。ヒーター300を介して冷却水の温度は下降し、流入する外気の温度は上昇する。外気は外部へ放出され、あるいは、必要に応じて客室へ流入されることにより、車両の暖房に用いられる。前記のような構成を有する本発明のEGRクーラー100は、排気マニホールドからEGRバルブハウジング110に排気ガスが流入し、クーリングコア120へ流入する。このとき、EGRバルブハウジング110へ流入する冷却水により、クーリングコア120へ流入する排気ガスの温度は下降する。EGRバルブ113が開口されると同時に、クーリングコア120へ流入していた排気ガスは吸気マニホールドに再循環される。
【0016】
このとき、統合ハウジング130へ流入する冷却水の流れは次の通りである。エンジン200、さらに正確にはシリンダーヘッドから冷却水が排出される。エンジン200から排出された冷却水は、アダプター132に形成された冷却水流入ポート(T5)を介してアダプター132とガスケット133との間へ流入する。このとき、冷却水はガスケット133に形成されたメイン通路(H1)及び補助通路(H2)を介し、ボディー131の内部へ流入する。ボディー131の内部へ流入する冷却水は、伝導及び輻射により、クーリングコア120の内部に存在する排気ガスの温度を吸収する。
一方、ガスケット133に形成されたバイパス通路(H3)を介してエンジン200に排出された状態の冷却水が、サーモスタット(T.S.)が取り付けられた取付ポート(T1)へ流入する。取付ポート(T1)へ流入していた冷却水は、バイパスポート(T2)を介してウォーターポンプ500に流れることになる。サーモスタット(T.S.)はバイメタルで製作され、特定の温度以上のとき、第1排出ポート(T3)を開口するように作動する。
【0017】
ボディー131の内部へ流入していた冷却水は、持続的にEGRバルブハウジング110に形成された第2排出ポート(T4)を介してヒーター300へ流入する。ヒーター300へ流入する冷却水はウォーターポンプ500へ流れることになり、最終的にエンジン200に形成されたウォータージャケットへ再流入する。
また、エンジン200から排出された冷却水の温度が特定の温度以上のとき、サーモスタット(T.S.)と連結された断続弁は第1排出ポート(T3)を開口するように作動し、ボディー131へ流入していた冷却水は、第1排出ポート(T3)を介してラジエーター400へ流入して外部に熱を排出することになる。その後、冷却水はラジエーター400からウォーターポンプ500へ流れ、最終的にエンジン200に形成されたウォータージャケットへ再流入する。
【0018】
以上、本発明に関する好ましい実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の属する技術分野を逸脱しない範囲での全ての変更が含まれる。
【符号の説明】
【0019】
100 EGRクーラー
110 EGRバルブハウジング
111 第1チャンバ
112 第2チャンバ
113 EGRバルブ
120 クーリングコア
130 統合ハウジング
131 ボディー
132 アダプター
133 ガスケット
200 エンジン
300 ヒーター
400 ラジエーター
500 ウォーターポンプ
L1 第1分配ライン
L2 第2分配ライン
T.S. サーモスタット
H1 メイン通路
H2 補助通路
H3 バイパス通路
T1 取付ポート
T2 バイパスポート
T3 第1排出ポート
T4 第2排出ポート
T5 冷却水流入ポート