(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2では、一人で話した音声が録音されるが、その投稿内容はエンターテインメント性が低い傾向があり、そのため、他のユーザが投稿された音声を聞いても満足度が低い傾向にあるので、投稿されても再生数が伸びないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、音声投稿を聞くユーザの満足度を向上することを可能とするプログラム及び端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理システムは、第1のユーザと第2のユーザとの間の通話を録音し、録音によって得られた録音データを記憶部に保存する録音部と、前記第1のユーザから前記録音データの第三者への公開の承諾を受信し、且つ前記第2のユーザから前記録音データの第三者への公開の承諾を受信した場合、前記録音データを第三者へ公開するために投稿する処理を実行する投稿処理部と、第3のユーザによって前記投稿された前記録音データが選択された場合、前記第3のユーザが使用する端末において当該録音データが再生されるように前記録音データを前記第3のユーザが使用する端末へ送信するよう制御する通信制御部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、ユーザ同士の通話を録音して、録音した通話データを投稿することにより、ユーザ同士の通話内容を、通話に参加していない第3のユーザが通話内容を聞くことができる。ユーザ同士の通話内容は、一人で話した音声内容よりもエンターテイメント性が高い傾向にあるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。
【0008】
本発明の第2の態様に係る情報処理システムは、第1の態様に係る情報処理システムであって、前記録音データの通話内容、通話中のキーワード、通話の声の周波数、もしくは通話中の声の大きさに応じて、またはユーザによる操作に応じて、当該録音された通話に効果音を挿入する効果音挿入部を更に備える。
【0009】
この構成によれば、録音データに効果音を挿入することができ、エンターテイメント性を向上させることができるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。
【0010】
本発明の第3の態様に係る情報処理システムは、第1または2の態様に係る情報処理システムであって、前記録音データの通話内容、通話中のキーワード、通話の声の周波数、もしくは通話中の声の大きさに応じて、またはユーザによる操作に応じて、当該録音された通話にバックグラウンドミュージックを挿入するBGM挿入部を更に備える。
【0011】
この構成によれば、録音データにバックグラウンドミュージックを挿入することができ、エンターテイメント性を向上させることができるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。
【0012】
本発明の第4の態様に係る情報処理システムは、第1から3のいずれかの態様に係る情報処理システムであって、前記録音データの通話内容または通話中のキーワードに応じた音声広告または映像広告を、当該録音データの前後または当該録音データ中に挿入する広告挿入部を更に備える。
【0013】
この構成によれば、録音データの通話内容または通話中のキーワードに応じた音声広告または映像広告を録音データに挿入することができるので、音声投稿を聞く第3のユーザが関心を持つ可能性が向上し、広告効果を高めることができる。
【0014】
本発明の第5の態様に係る情報処理システムは、第4の態様に係る情報処理システムであって、前記録音データが再生された場合、当該録音データを投稿した前記第1のユーザ及び/または前記第2のユーザに対して、広告収入を与えるための処理を実行する広告収入付与部を更に備える。
【0015】
この構成によれば、広告が再生されれば、広告が挿入された録音データの通話を行った第1のユーザ及び/または第2のユーザに広告収入を付与することができるので、第1のユーザ及び/または第2のユーザの音声投稿を促すことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の一態様によれば、ユーザ同士の通話を録音して、録音した通話データを投稿することにより、ユーザ同士の通話内容を、通話に参加していない第3のユーザが通話内容を聞くことができる。ユーザ同士の通話内容は、一人で話した音声内容よりもエンターテイメント性が高い傾向にあるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、各実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0019】
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例である。本実施形態に係る情報処理システムSは一例として、サーバ5と、サーバ5に通信回線網4を介して接続された端末1〜3を含む。ここで、サーバ5は情報処理装置の一例である。端末1〜3は、対応する第1のユーザ、第2のユーザ、第3のユーザそれぞれが使用する端末であり、例えば、携帯電話、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレット端末、ノートパソコン、またはデスクトップパソコンなどである。なお、端末は3台に限らず、4台以上であってもよい。本実施形態では、当業者の理解を容易にするために、第1のユーザと第2のユーザの二人が通話し、第3のユーザがその通話の録音データを聞く例について説明する。なお、通話側は二人の通話に限らず、三人以上のグループの通話でもよいし、聞く側も一人に限らず、複数人であってもよい。
【0020】
サーバ5には、プログラムがインストールされており、このプログラムは、ユーザ同士の通話を録音することができる。このプログラムは、通話を録音した録音データのSNSへの公開(すなわち投稿)を受け付ける機能、投稿された録音データを端末1〜3に表示するよう制御する機能、端末1〜3からの要求に応じて投稿された録音データを端末1〜3へ送信する機能をサーバ5に実行させる。
【0021】
端末1〜3には、対象のアプリケーションがダウンロードされてインストールされている。対象のアプリケーションは端末1〜3に、ユーザ同士の通話を可能とし、通話内容を録音した録音データのユーザによる投稿の操作を受け付け可能とする。更に対象のアプリケーションは端末1〜3に、投稿された録音データのユーザによる選択を受け、選択された録音データをサーバ5に要求し、要求に応じて送信された録音データを受信し、受信した録音データを再生可能にする。
【0022】
図2は、本実施形態に係るサーバの構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、サーバ5は、入力部51、通信部52、記憶部53、メモリ54、及びCPU(Central Processing Unit)55を備える。各部は、バスを介して接続されている。
入力部51は、サーバ5を管理する管理者からの入力を受け付ける。通信部52は、通信回線網4を介して端末1〜3と通信する。記憶部53には、CPU55が読み出して実行するためのプログラムが記憶されている。メモリ54は、一時的に情報を保持する。
【0023】
CPU55は、記憶部53からプログラムを読み出して実行することにより、録音部551、キーワード抽出部552、投稿処理部553、効果音挿入部554、BGM挿入部555、広告挿入部556、広告収入付与部557、通信制御部558として機能する。
【0024】
録音部551は、第1のユーザと第2のユーザとの間の通話を録音し、録音によって得られた録音データを記憶部53に保存する。
キーワード抽出部552は、録音部551によって録音された録音データに含まれる通話中のキーワードを抽出する。ここでキーワードは、通話中の単語の出願頻度に応じて抽出されてもよく、例えばtf(Term Frequency、単語の出現頻度)−idf(Inverse Document Frequency、逆文書頻度)に基づいて抽出されてもよい。
【0025】
投稿処理部553は、第1のユーザから録音データの第三者への公開の承諾を受信し、且つ第2のユーザから前記録音データの第三者への公開の承諾を受信した場合、録音データを第三者へ公開するために投稿する処理を実行する。
通信制御部558は、通信部52を制御する。例えば通信制御部558は、第3のユーザによって投稿された録音データが選択された場合、第3のユーザが使用する端末において当該録音データが再生されるように当該録音データを第3のユーザが使用する端末へ送信する。
【0026】
図3は、記憶部53に記憶されている各マスタテーブルの一例である。
図3に示すように、ユーザマスタテーブルM1には、ユーザを識別する識別情報であるユーザID、ユーザ名、生年月日、性別の組がレコードとして格納されている。
【0027】
効果音マスタテーブルM2には、効果音を識別する識別情報である効果音ID、キーワード、効果音ファイル名の組がレコードとして格納されている。効果音挿入部554は、効果音マスタテーブルM2を参照して、録音データに含まれる通話中のキーワードに対応した効果音ファイルを読み出し、読み出した効果音ファイルの効果音を録音データに挿入することができる。これにより、例えば、通話中のキーワードが洋服であれば洋服に適した効果音が挿入され、通話中のキーワードが幽霊であれば幽霊に適した効果音が挿入される。この構成によれば、録音データに効果音を挿入することができ、エンターテイメント性を向上させることができるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。この効果音は、キーワードが出現した時間及び/または前後の時間に効果音挿入部554によって挿入されてもよい。
【0028】
なお、効果音挿入部554は、通話中のキーワードに応じて、当該録音された通話に効果音を挿入したが、これに限らず、録音データの通話内容、通話の声の周波数、もしくは通話中の声の大きさに応じて、またはユーザによる操作に応じて、当該録音された通話に効果音を挿入してもよい。
【0029】
BGMマスタテーブルM3には、BGM(バックグラウンドミュージック)を識別する識別情報であるBGMID、キーワード、BGMファイル名の組がレコードとして格納されている。これにより、BGM挿入部555は、BGMマスタテーブルM3を参照して、録音データに含まれる通話中のキーワードに対応したBGMファイルを読み出し、読み出したBGMファイルのBGMを録音データに挿入することができる。これにより、例えば、通話中のキーワードが洋服であれば洋服に適したBGMが挿入され、通話中のキーワードが幽霊であれば幽霊に適したBGMが挿入される。この構成により、録音データにバックグラウンドミュージックを挿入することができ、エンターテイメント性を向上させることができるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。このBGMは、キーワードが出現した時間及び/または前後の時間にBGM挿入部555によって挿入されてもよい。
【0030】
なお、BGM挿入部555は、通話中のキーワードに応じて、当該録音された通話にBGMを挿入するとしたが、録音データの通話内容、通話の声の周波数、もしくは通話中の声の大きさに応じて、またはユーザによる操作に応じて、当該録音された通話にBGMを挿入してもよい。
【0031】
広告マスタテーブルM4には、広告を識別する識別情報である広告ID、広告主、キーワード、広告ファイル名の組がレコードとして格納されている。広告挿入部556は、広告マスタテーブルM4を参照して、録音データに含まれるキーワードに対応した広告ファイルを読み出し、読み出した広告ファイルの音声広告または映像広告を当該録音データの前後または当該録音データ中に挿入する。これにより、録音データの通話内容または通話中のキーワードに応じた音声広告または映像広告を録音データに挿入することができるので、音声投稿を聞く第3のユーザが関心を持つ可能性が向上し、広告効果を高めることができる。
【0032】
なお、本実施形態では、広告挿入部556は、通話中のキーワードに応じた音声広告または映像広告を挿入するとしたが、録音データの通話内容に応じた音声広告または映像広告を挿入してもよい。また、広告挿入部556は、通話中のキーワードに加えて投稿した第1のユーザもしくは第2のユーザの属性(例えば、年代、性別など)または聞く第3のユーザの属性(例えば、年代、性別など)に応じた音声広告または映像広告を挿入してもよい。具体的には、通話中のキーワードが洋服で且つ投稿したユーザの属性または聞くユーザの属性が10代で女性の場合、10代の女性向けのファッションに関する音声広告または映像広告を挿入してもよい。なお、映像広告は動画の広告であってもよいし、静止画の広告であってもよい。
【0033】
図4は、記憶部53に記憶される各テーブルの一例である。録音データテーブルT1には、通話の録音データを識別する情報である録音ID、当該通話の第1の通話者のユーザID、当該通話の相手である第2の通話者のユーザID、録音された日付、録音データファイル名、キーワードの組がレコードとして格納されている。
【0034】
投稿データテーブルT2には、投稿を識別する情報である投稿ID、投稿された録音データを識別する録音ID、投稿日付、投稿タイトルの組がレコードとして格納されている。ここでは一例として投稿タイトルは、録音データを投稿する際にユーザによって入力されたものが投稿処理部553によって格納される。
【0035】
広告収入テーブルT3には、再生済の録音データの録音IDである再生済録音ID、当該録音データに挿入されて再生済の広告の広告IDである再生済広告ID、当該広告の広告再生日付、当該広告が再生されることによって広告収入が付与される第1の広告収入獲得者、当該広告が再生されることによって広告収入が付与される第2の広告収入獲得者の組がレコードとして格納されている。再生済広告IDは、広告マスタテーブルM4の広告IDに対応しており、再生済広告IDから課金対象の広告主を特定することができる。これにより、広告主に対して広告の再生数に応じて課金することができる。第1の広告収入獲得者及び第2の広告収入獲得者は、再生された広告が挿入された録音データの通話を行った第1の通話者及び第2の通話者である。
【0036】
広告収入付与部557は、録音データが再生された場合、当該録音データを投稿した第1のユーザ及び/または第2のユーザに対して、広告収入を与えるための処理を実行する。これにより、広告が再生されれば、広告が挿入された録音データの通話を行った第1のユーザ及び/または第2のユーザに広告収入を付与することができるので、第1のユーザ及び/または第2のユーザの音声投稿を促すことができる。
【0037】
続いて、
図5を参照しつつ
図6を用いて、本実施形態に係る処理の流れの一例について説明する。
図5は、画面遷移の一例を示す概略模式図である。
図6は、本実施形態に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0038】
(ステップS1)端末1は、対象のアプリケーション起動後に、
図5に示すような第2のユーザに対して電話するための画面G1が表示され、第1のユーザによる通話ボタンB1の押下を受け付ける。これにより、第2のユーザに対して電話をかけることができ、端末2では、電話の呼び出し画面G2(
図5参照)が表示される。この電話の呼び出し画面G2では、例えば拒否ボタンB2、応答ボタンB3が表示される。
【0039】
(ステップS2)端末2において、電話の呼び出し画面G2において、第2のユーザによって応答ボタンB3が押された場合、その情報がサーバ5に送信され、通信回線網4及びサーバ5を介して端末1と端末2との間で通信可能になり電話が繋がる。端末1では、サーバ5からの指示に基づき画面G1から画面G3に遷移し、端末2では、画面G2から画面G4に遷移する。
【0040】
サーバ5の録音部551は、端末2に電話が繋がると、端末1の第1のユーザと端末2の第2のユーザとの間の通話を録音し、録音データとして記憶部53に蓄積していく。
【0041】
(ステップS3)通話が切断されると、サーバ5の録音部551は録音を終了する。例えば画面G3の切断ボタンB4または画面G4の切断ボタンB5が押された場合、サーバ5の録音部551は録音を終了する。
【0042】
(ステップS4)端末1は第1のユーザによるSNSでの公開の承諾を受け付けた場合、この公開の承諾をサーバ5へ送信する。例えば端末1の画面G5において、公開ボタンB7が押された場合、公開の承諾をサーバ5へ送信する。一方、例えば端末1の画面G5において、非公開ボタンB6が押された場合、非公開の旨をサーバ5へ送信する。これにより、通話の録音データが非公開にされる。なお、画面G5において、第1のユーザによってこの録音データの投稿タイトルが入力されてもよい。
【0043】
(ステップS5)端末2は第2のユーザによるSNSでの公開の承諾を受け付けた場合、この公開の承諾をサーバ5へ送信する。例えば端末2の画面G6において、公開ボタンB9が押された場合、公開の承諾をサーバ5へ送信する。一方、例えば端末2の画面G6において、非公開ボタンB8が押された場合、非公開の旨をサーバ5へ送信する。これにより、通話の録音データが非公開にされる。なお、画面G6において、第2のユーザによってこの録音データの投稿タイトルが入力されてもよい。
【0044】
(ステップS6)サーバ5が、通話後に第1のユーザ及び第2のユーザの両方から公開の承諾を受信したか否か判定する。
【0045】
(ステップS7)ステップS6で通話後に第1のユーザ及び第2のユーザの両方から公開の承諾を受信した場合、サーバ5の投稿処理部553は、対象のアプリケーション内の投稿一覧に投稿する処理を実行する。具体的には例えば、サーバ5の投稿処理部553は、記憶部53の投稿データテーブルT2に当該投稿のレコードを追加する。そして、サーバ5の投稿処理部553は例えば、端末3の投稿一覧の要求に応じて、記憶部53の投稿データテーブルT2を再度読み出し、読み出した情報を当該端末3へ送信する。
【0046】
これにより、端末3では例えば、新規投稿前の投稿一覧画面G7に対して、新規投稿後の投稿一覧画面G8では、当該通話の新規投稿N1が最上段に挿入され、新規投稿N1として、投稿タイトルと当該投稿の再生ボタンB10が表示される。
【0047】
(ステップS8)端末3は、第3のユーザによる、投稿された録音データの選択を受け付けたか否か判定する。例えば端末3は、投稿一覧画面G8において、再生ボタンが押されたか否かを判定してもよい。
【0048】
(ステップS9)ステップS8で第3のユーザによる、投稿された録音データの選択を受け付けた場合、サーバ5に録音データを要求する。
【0049】
(ステップS10)サーバ5の通信制御部558は、要求に応じて録音データを端末3へ送信するよう通信部52を制御する。
【0050】
(ステップS11)端末3は、録音データを受信した場合、録音データを再生する。これにより、第3のユーザは、第1のユーザと第2のユーザとの間の録音された通話を聞くことができる。
【0051】
以上、本実施形態に係る情報処理システムSは、第1のユーザと第2のユーザとの間の通話を録音し、録音によって得られた録音データを記憶部に保存する録音部551と、前記第1のユーザから前記録音データの第三者への公開の承諾を受信し、且つ前記第2のユーザから前記録音データの第三者への公開の承諾を受信した場合、前記録音データを第三者へ公開するために投稿する処理を実行する投稿処理部553と、第3のユーザによって前記投稿された前記録音データが選択された場合、前記第3のユーザが使用する端末において当該録音データが再生されるように前記録音データを前記第3のユーザが使用する端末へ送信するよう制御する通信制御部558と、を備える。
【0052】
この構成により、ユーザ同士の通話を録音して、録音した通話データを投稿することにより、ユーザ同士の通話内容を、通話に参加していない第3のユーザが通話内容を聞くことができる。ユーザ同士の通話内容は、一人で話した音声内容よりもエンターテイメント性が高い傾向にあるので、音声投稿を聞く第3のユーザの満足度を向上させることができる。
【0053】
なお、複数の装置を備える情報処理システムが、本実施形態のサーバの各処理を、それらの複数の装置で分散して処理してもよい。また、本実施形態のサーバの各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、プロセッサが実行することにより、本実施形態のサーバに係る上述した種々の処理を行ってもよい。
【0054】
以上、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【解決手段】プログラムは、コンピュータに、ユーザ同士の通話を可能にし、通話内容を録音した録音データのユーザによる投稿の操作を受け付け、投稿された録音データに対するユーザによる選択を受け付け、当該選択された録音データを情報処理装置に要求し、当該要求に応じて送信された録音データを受信す、受信した録音データを再生可能にする。