(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6606768
(24)【登録日】2019年11月1日
(45)【発行日】2019年11月20日
(54)【発明の名称】掛け式USB卓上扇風機
(51)【国際特許分類】
F04D 29/60 20060101AFI20191111BHJP
F04D 25/08 20060101ALI20191111BHJP
【FI】
F04D29/60 G
F04D25/08 306H
F04D25/08 304D
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-86951(P2019-86951)
(22)【出願日】2019年4月29日
【審査請求日】2019年5月6日
(31)【優先権主張番号】201910295723.1
(32)【優先日】2019年4月12日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519354289
【氏名又は名称】杭州康研文具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】陳婉麗
【審査官】
岩田 健一
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3166928(JP,U)
【文献】
中国特許出願公開第104373364(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 29/60
F04D 25/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
掛け式USB卓上扇風機であって、外殻を含み、前記外殻の中にはモーターが設置され、前記モーターには左端が外部空間の中に位置した回転軸が伝動できるように連結され、前記回転軸の左端には羽根が設置され、前記外殻の左側端面にはUSBケーブルが設置され、前記外殻の中には外部空間に連通した移動チャンバが設置され、前記移動チャンバの中には移動機構が設置され、前記移動チャンバの前後端壁の中には動力を伝達する伝動機構がいずれも設置され、前記移動機構は前記移動チャンバの前後端壁に位置した二つの移動溝を含み、前記移動溝の中には移動ブロックが設置され、前記移動チャンバの中には前後両端が其々に二つの前記移動ブロックを貫通した移動軸が設置され、前記移動軸の前後両端には移動歯車がいずれも設置され、前記移動軸の中心には移動板が固定的に設置され、前記移動板の右端面にはプルタブが設置され、前記移動チャンバの左端壁の中には収納溝が設置され、前記収納溝の中には右端が前記移動チャンバの中に位置したL型棒が設置され、前記収納溝の左端壁には右端と前記L型棒とが連結された引き動かし撥条が設置され、前記収納溝の下側には外部空間と前記移動移動チャンバとを連通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中には前記伝動機構に運動連動できる支持板が設置され、前記支持板の中には下に開口した収納チャンバが設置され、前記収納チャンバの中には支持ブロックが設置され、前記収納チャンバの上端壁には一端と前記支持ブロックとが連結された圧縮撥条が設置されており、
前記移動機構には右に開口し且つ前記移動チャンバの上側に位置したスライド溝が含まれ、前記スライド溝の中にはスライド板が設置され、前記スライド溝の左端壁には前記スライド板と連結された復帰撥条が設置され、前記スライド溝の上端壁には下に開口した位置制限溝が設置され、前記スライド板の左端には上に開口した位置制限チャンバが設置され、前記位置制限チャンバの中には位置制限ブロックが設置され、前記位置制限チャンバの下端壁には前記位置制限ブロックと連結された位置制限撥条が設置され、前記スライド板の中には昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの中には昇降板が設置され、前記昇降板の上端面には上端が前記スライド溝の中に位置した押しブロックが設置され、前記スライド板の下端面には下端が前記移動チャンバの中に位置したスライダが設置され、前記スライダの中には上げチャンバが設置され、前記上げチャンバの右端壁には外部空間に連通した台形口が設置され、前記上げチャンバの中には上げ板が設置され、前記上げ板の上端面には上端と前記上げチャンバの上端壁とが連結された二つの上げ撥条が設置され、前記昇降板の下端面には下端が前記スライド板を貫通し且つ前記上げチャンバの中に位置した昇降棒が設置され、
前記スライド溝の上端壁の中には押出チャンバが設置され、前記押出チャンバの右端壁の中には外部空間と前記スライド溝とを連通した従動溝が設置され、前記押出チャンバの下端壁の中には昇降溝が設置され、前記昇降溝の中には台形棒が設置され、前記押出チャンバの中には右端が前記従動溝の中に位置した押出棒が設置され、前記押出棒の右端には吸盤が設置され、前記押出棒のもう左端には制限ブロックが設置され、前記スライド板の上端面には上端が前記従動溝の中に位置した連動棒が設置され、前記連動棒の上端には貫通穴が設置され、前記押出棒の左端が前記貫通穴を貫通し、前記貫通穴の下端壁には上に開口した撥条溝が設置され、前記撥条溝の下端壁には伸縮撥条が設置され、前記伸縮撥条の上端には上端が前記貫通穴の中に位置した挟み棒が設置され、前記挟み棒の上端には挟みブロックが設置されており、
前記伝動機構は二つの伝動チャンバを含み、前記移動溝の中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記移動溝の端壁と回転できるように連結された回転軸が設置され、前記回転軸には回転歯車が設置され、前記回転軸には第一プーリが設置され、前記伝動チャンバが前記移動溝の左端壁の中に位置し、前記伝動チャンバの中には両端と前記伝動チャンバの前後端壁とが回転できるように連結された伝動軸が設置され、前記伝動軸の両端にはいずれも第二プーリと第三プーリとが設置され、前記第一プーリと前記第三プーリとが第一ベルトによって連結され、前記伝動チャンバの中には従動軸が設置され、前記従動軸には第四プーリが設置され、前記第四プーリと前記第二プーリとが第二ベルトによって連結され、前記従動軸には下端が前記スライドチャンバの中に位置した押し歯車が設置されており、
前記外殻が平面に置かれる時、前記プルタブを引っ張って前記移動板を回転させ、それにより前記移動軸を回転連動させ、それにより前記移動歯車を回転させ、それにより前記回転歯車と、前記第一プーリと、前記回転軸とを回転させ、前記第一ベルトと前記第二ベルトの伝動によって、前記伝動軸と、前記第二プーリと、前記第三プーリと、前記従動軸と、前記第四プーリと、前記押し歯車とを回転させ、それにより前記支持板を運動連動させ、前記支持板の一端を外部空間に位置させ、前記支持ブロックが前記圧縮撥条の作用によって飛出し、前記移動板の回転によって、前記L型棒が前記引き動かし撥条によって飛出し、前記支持ブロックと前記L型棒の作用によって支持装置の安定性を保証でき、
掛ける時、前記プルタブを引き動かし、前記移動板を並進連動させ、それにより前記移動ブロックと前記スライダとを並進させ、それにより前記スライド板と、前記連動棒と、前記押出棒とを並進連動させ、前記位置制限ブロックが前記位置制限撥条の作用によって前記位置制限溝の中に入り、前記プルタブを引き動かすことを止め、壁体に位置した支持物の一端を前記台形口に通し、そして手を離し、装置の重力によって、装置が降り、前記上げ板が上昇し、前記上げ撥条が圧縮し、前記昇降棒と、前記昇降板と、前記押しブロックとが上昇し、前記台形棒を上昇連動させ、それにより再び前記押出棒を並進連動させ、それにより前記吸盤を壁面にきつく吸着させ、装置を掛ける安定性を保証することを特徴とする掛け式USB卓上扇風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は扇風機の分野を取り上げて、具体的には掛け式USB卓上扇風機である。
【背景技術】
【0002】
現在、便利に使われる扇風機は人々に幅広く使用され、ところがほとんどのUSB卓上扇風機は平面に置いて使用され、使用する時一定の卓上の面積を取り、卓上の面積が足りなくなった時、扇風機の使用に影響し、もし扇風機機体の体積を減らせば、機体を安定に卓上に置けなく、それに現在はUSB卓上扇風機の置きと掛けとを結びつけることが少なく、便利に使う目的に達成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108506229号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は掛け式USB卓上扇風機を提供し、上記背景技術に提出した問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の掛け式USB卓上扇風機は、外殻を含み、前記外殻の中にはモーターが設置され、前記モーターには左端が外部空間の中に位置した回転軸が伝動できるように連結され、前記回転軸の左端には羽根が設置され、前記外殻の左側端面にはUSBケーブルが設置され、前記外殻の中には外部空間に連通した移動チャンバが設置され、前記移動チャンバの中には移動機構が設置され、前記移動チャンバの前後端壁の中には動力を伝達する伝動機構がいずれも設置され、前記移動機構は前記移動チャンバの前後端壁に位置した二つの移動溝を含み、前記移動溝の中には移動ブロックが設置され、前記移動チャンバの中には前後両端が其々に二つの前記移動ブロックを貫通した移動軸が設置され、前記移動軸の前後両端には移動歯車がいずれも設置され、前記移動軸の中心には移動板が固定的に設置され、前記移動板の右端面にはプルタブが設置され、前記移動チャンバの左端壁の中には収納溝が設置され、前記収納溝の中には右端が前記移動チャンバの中に位置したL型棒が設置され、前記収納溝の左端壁には右端と前記L型棒とが連結された引き動かし撥条が設置され、前記収納溝の下側には外部空間と前記移動移動チャンバとを連通したスライドチャンバが設置され、前記スライドチャンバの中には前記伝動機構に運動連動できる支持板が設置され、前記支持板の中には下に開口した収納チャンバが設置され、前記収納チャンバの中には支持ブロックが設置され、前記収納チャンバの上端壁には一端と前記支持ブロックとが連結された圧縮撥条が設置されている。
【0006】
更なる技術方案、前記移動機構には右に開口し且つ前記移動チャンバの上側に位置したスライド溝が含まれ、前記スライド溝の中にはスライド板が設置され、前記スライド溝の左端壁には前記スライド板と連結された復帰撥条が設置され、前記スライド溝の上端壁には下に開口した位置制限溝が設置され、前記スライド板の左端には上に開口した位置制限チャンバが設置され、前記位置制限チャンバの中には位置制限ブロックが設置され、前記位置制限チャンバの下端壁には前記位置制限ブロックと連結された位置制限撥条が設置され、前記スライド板の中には昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの中には昇降板が設置され、前記昇降板の上端面には上端が前記スライド溝の中に位置した押しブロックが設置され、前記スライド板の下端面には下端が前記移動チャンバの中に位置したスライダが設置され、前記スライダの中には上げチャンバが設置され、前記上げチャンバの右端壁には外部空間に連通した台形口が設置され、前記上げチャンバの中には上げ板が設置され、前記上げ板の上端面には上端と前記上げチャンバの上端壁とが連結された二つの上げ撥条が設置され、前記昇降板の下端面には下端が前記スライド板を貫通し且つ前記上げチャンバの中に位置した昇降棒が設置され、
前記スライド溝の上端壁の中には押出チャンバが設置され、前記押出チャンバの右端壁の中には外部空間と前記スライド溝とを連通した従動溝が設置され、前記押出チャンバの下端壁の中には昇降溝が設置され、前記昇降溝の中には台形棒が設置され、前記押出チャンバの中には右端が前記従動溝の中に位置した押出棒が設置され、前記押出棒の右端には吸盤が設置され、前記押出棒のもう左端には制限ブロックが設置され、前記スライド板の上端面には上端が前記従動溝の中に位置した連動棒が設置され、前記連動棒の上端には貫通穴が設置され、前記押出棒の左端が前記貫通穴を貫通し、前記貫通穴の下端壁には上に開口した撥条溝が設置され、前記撥条溝の下端壁には伸縮撥条が設置され、前記伸縮撥条の上端には上端が前記貫通穴の中に位置した挟み棒が設置され、前記挟み棒の上端には挟みブロックが設置されている。
【0007】
更なる技術方案、前記伝動機構は二つの伝動チャンバを含み、前記移動溝の中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記移動溝の端壁と回転できるように連結された回転軸が設置され、前記回転軸には回転歯車が設置され、前記回転軸には第一プーリが設置され、前記伝動チャンバが前記移動溝の左端壁の中に位置し、前記伝動チャンバの中には両端と前記伝動チャンバの前後端壁とが回転できるように連結された伝動軸が設置され、前記伝動軸の両端にはいずれも第二プーリと第三プーリとが設置され、前記第一プーリと前記第三プーリとが第一ベルトによって連結され、前記伝動チャンバの中には従動軸が設置され、前記従動軸には第四プーリが設置され、前記第四プーリと前記第二プーリとが第二ベルトによって連結され、前記従動軸には下端が前記スライドチャンバの中に位置した押し歯車が設置されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は下記の通りである:
【0009】
本装置は構造が簡単で、操作が便利で、卓上に置くスペースが足りない時、安定に壁面に掛けられ、それにより卓上のスペースを節約する同時にUSB卓上扇風機を使え、且つ体積が小さく、あまりスペースを取らなく、卓上に置く時伸び出した部品によって支持し、装置が置く時の安定性を保証できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
発明実施例或いは現有技術の技術プランをもっとはっきり説明できるため、以下は実施例或いは現有技術の説明に使われる付図を簡単に紹介し、明らかに、以下述べる付図はただ発明の実施例であり、本分野の普通の技術人員にとって、創造的な労働を払わなくても、この付図によって他の付図を得られる。
【
図1】
図1は本発明の掛け式USB卓上扇風機の全体断面の正面構造模式図
【
図2】
図2は本発明の掛け式USB卓上扇風機の伝動機構の全体断面の正面構造模式図
【
図3】
図3は本発明の掛け式USB卓上扇風機の伝動機構の全体断面の左面構造模式図
【
図4】
図4は本発明の掛け式USB卓上扇風機のスライダの右面の模式図
【
図5】
図5は本発明の掛け式USB卓上扇風機の移動機構の局部断面の正面拡大構造模式図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本説明書に公開されるいずれもの特徴、或いは公開されるいずれもの方法或いは過程中の順序は互いに排斥する特徴/或いは順序以外、いかなる方式によって組み合わせる。
【0012】
図1−5を参考して、本発明の掛け式USB卓上扇風機は、外殻1を含み、前記外殻1の中にはモーター2が設置され、前記モーター2には左端が外部空間の中に位置した回転軸4が伝動できるように連結され、前記回転軸4の左端には羽根3が設置され、前記外殻1の左側端面にはUSBケーブル63が設置され、前記外殻1の中には外部空間に連通した移動チャンバ10が設置され、前記移動チャンバ10の中には移動機構59が設置され、前記移動チャンバ10の前後端壁の中には動力を伝達する伝動機構60がいずれも設置され、前記移動機構59は前記移動チャンバ10の前後端壁に位置した二つの移動溝9を含み、前記移動溝9の中には移動ブロック8が設置され、前記移動チャンバ10の中には前後両端が其々に二つの前記移動ブロック8を貫通した移動軸19が設置され、前記移動軸19の前後両端には移動歯車51がいずれも設置され、前記移動軸19の中心には移動板17が固定的に設置され、前記移動板17の右端面にはプルタブ18が設置され、前記移動チャンバ10の左端壁の中には収納溝11が設置され、前記収納溝11の中には右端が前記移動チャンバ10の中に位置したL型棒12が設置され、前記収納溝11の左端壁には右端と前記L型棒12とが連結された引き動かし撥条13が設置され、前記収納溝11の下側には外部空間と前記移動移動チャンバ10とを連通したスライドチャンバ53が設置され、前記スライドチャンバ53の中には前記伝動機構60に運動連動できる支持板14が設置され、前記支持板14の中には下に開口した収納チャンバ54が設置され、前記収納チャンバ54の中には支持ブロック16が設置され、前記収納チャンバ54の上端壁には一端と前記支持ブロック16とが連結された圧縮撥条15が設置されている。
【0013】
有益なように、前記移動機構59には右に開口し且つ前記移動チャンバ10の上側に位置したスライド溝5が含まれ、前記スライド溝5の中にはスライド板7が設置され、前記スライド溝5の左端壁には前記スライド板7と連結された復帰撥条6が設置され、前記スライド溝5の上端壁には下に開口した位置制限溝28が設置され、前記スライド板7の左端には上に開口した位置制限チャンバ39が設置され、前記位置制限チャンバ39の中には位置制限ブロック37が設置され、前記位置制限チャンバ39の下端壁には前記位置制限ブロック37と連結された位置制限撥条38が設置され、前記スライド板7の中には昇降チャンバ26が設置され、前記昇降チャンバ26の中には昇降板25が設置され、前記昇降板25の上端面には上端が前記スライド溝5の中に位置した押しブロック27が設置され、前記スライド板7の下端面には下端が前記移動チャンバ10の中に位置したスライダ20が設置され、前記スライダ20の中には上げチャンバ21が設置され、前記上げチャンバ21の右端壁には外部空間に連通した台形口61が設置され、前記上げチャンバ61の中には上げ板22が設置され、前記上げ板22の上端面には上端と前記上げチャンバ61の上端壁とが連結された二つの上げ撥条23が設置され、前記昇降板25の下端面には下端が前記スライド板7を貫通し且つ前記上げチャンバ21の中に位置した昇降棒24が設置されている。
【0014】
前記スライド溝5の上端壁の中には押出チャンバ34が設置され、前記押出チャンバ34の右端壁の中には外部空間と前記スライド溝5とを連通した従動溝29が設置され、前記押出チャンバ34の下端壁の中には昇降溝36が設置され、前記昇降溝36の中には台形棒33が設置され、前記押出チャンバ34の中には右端が前記従動溝29の中に位置した押出棒35が設置され、前記押出棒35の右端には吸盤58が設置され、前記押出棒35のもう左端には制限ブロック31が設置され、前記スライド板7の上端面には上端が前記従動溝29の中に位置した連動棒32が設置され、前記連動棒32の上端には貫通穴30が設置され、前記押出棒35の左端が前記貫通穴30を貫通し、前記貫通穴30の下端壁には上に開口した撥条溝56が設置され、前記撥条溝56の下端壁には伸縮撥条57が設置され、前記伸縮撥条57の上端には上端が前記貫通穴30の中に位置した挟み棒55が設置され、前記挟み棒55の上端には挟みブロック62が設置されている。
【0015】
有益なように、前記伝動機構60は二つの伝動チャンバ42を含み、前記移動溝9の中には前後両端がそれぞれ前後両側の前記移動溝9の端壁と回転できるように連結された回転軸50が設置され、前記回転軸50には回転歯車48が設置され、前記回転軸50には第一プーリ49が設置され、前記伝動チャンバ42が前記移動溝9の左端壁の中に位置し、前記伝動チャンバ42の中には両端と前記伝動チャンバ42の前後端壁とが回転できるように連結された伝動軸40が設置され、前記伝動軸40の両端にはいずれも第二プーリ46と第三プーリ41とが設置され、前記第一プーリ49と前記第三プーリ41とが第一ベルト47によって連結され、前記伝動チャンバ42の中には従動軸45が設置され、前記従動軸45には第四プーリ44が設置され、前記第四プーリ44と前記第二プーリ46とが第二ベルト43によって連結され、前記従動軸45には下端が前記スライドチャンバ53の中に位置した押し歯車52が設置されている。
【0016】
以下、付
図1−5及び上記の本願発明の掛け式USB卓上扇風機の具体的な構造を参考してその使い方を詳しく説明する:
【0017】
前記支持ブロック16と前記位置制限ブロック37はいずれも台形ブロックである;
【0018】
前記外殻1が平面に置かれる時、前記プルタブ18を引っ張って前記移動板17を回転させ、それにより前記移動軸19を回転連動させ、それにより前記移動歯車51を回転させ、それにより前記回転歯車48と、前記第一プーリ49と、前記回転軸50とを回転させ、前記第一ベルト17と前記第二ベルト43の伝動によって、前記伝動軸40と、前記第二プーリ46と、前記第三プーリ41と、前記従動軸45と、前記第四プーリ44と、前記押し歯車52とを回転させ、それにより前記支持板14を運動連動させ、前記支持板14の一端を外部空間に位置させ、前記支持ブロック16が前記圧縮撥条15の作用によって飛出し、前記移動板17の回転によって、前記L型棒12が前記引き動かし撥条13によって飛出し、前記支持ブロック16と前記L型棒12の作用によって支持装置の安定性を保証する。
【0019】
掛ける時、前記プルタブ18を引き動かし、前記移動板17を並進連動させ、それにより前記移動ブロック8と前記スライダ20とを並進させ、それにより前記スライド板7と、前記連動棒32と、前記押出棒35とを並進連動させ、前記位置制限ブロック37が前記位置制限撥条38の作用によって前記位置制限溝28の中に入り、前記プルタブ18を引き動かすことを止め、壁体に位置した支持物の一端を前記台形口61に通し、そして手を離し、装置の重力によって、装置が降り、前記上げ板22が上昇し、前記上げ撥条33が圧縮し、前記昇降棒24と、前記昇降板25と、前記押しブロック27とが上昇し、前記台形棒33を上昇連動させ、それにより再び前記押出棒35を並進連動させ、それにより前記吸盤58を壁面にきつく吸着させ、装置を掛ける安定性を保証する。
【0020】
本装置は構造が簡単で、操作が便利で、卓上に置くスペースが足りない時、安定に壁面に掛けられ、それにより卓上のスペースを節約する同時にUSB卓上扇風機を使え、且つ体積が小さく、あまりスペースを取らなく、卓上に置く時伸び出した部品によって支持し、装置が置く時の安定性を保証できる。
【0021】
以上により、発明の具体実施方式だけであり、ところが、発明の保護範囲はこれには限らない、創造性労働のない考えた変化や入替えは、発明の保護範囲の中に含むべきである。そのため、発明の保護範囲は特許文献によって制限される保護範囲を准すべきである。
【要約】
【課題】本発明は掛け式USB卓上扇風機を開示した。
【解決手段】本発明は掛け式USB卓上扇風機を開示し、外殻を含み、前記外殻の中にはモーターが設置され、前記モーターには左端が外部空間の中に位置した回転軸が伝動できるように連結され、前記回転軸の左端には羽根が設置され、前記外殻の左側端面にはUSBケーブルが設置され、前記外殻の中には外部空間に連通した移動チャンバが設置され、前記移動チャンバの中には移動機構が設置され、前記移動チャンバの前後端壁の中には動力を伝達する伝動機構がいずれも設置され、本発明が作動する時、卓上に置くスペースが足りない時、安定に壁面に掛けられ、それにより卓上のスペースを節約する同時にUSB卓上扇風機を使え、且つ体積が小さく、あまりスペースを取らなく、卓上に置く時伸び出した部品によって支持し、装置が置く時の安定性を保証できる。
【選択図】
図1