特許第6606770号(P6606770)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6606770便利に取り付けることができる携帯電話ケース
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6606770
(24)【登録日】2019年11月1日
(45)【発行日】2019年11月20日
(54)【発明の名称】便利に取り付けることができる携帯電話ケース
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/11 20060101AFI20191111BHJP
   H04M 1/02 20060101ALI20191111BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20191111BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20191111BHJP
【FI】
   H04M1/11 Z
   H04M1/02 C
   A45C11/00 E
   H05K5/02 C
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-90301(P2019-90301)
(22)【出願日】2019年5月13日
【審査請求日】2019年5月20日
(31)【優先権主張番号】201910332657.0
(32)【優先日】2019年4月24日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519272710
【氏名又は名称】杭州味想汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】劉梓意
【審査官】 溝本 安展
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第105915671(CN,A)
【文献】 特許第6557941(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M 1/11
H04M 1/02
A45C 11/00
H05K 5/02
H04B 1/3888
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明の便利に取り付けることができる携帯電話ケースは、主体、前記主体の中に設けられた切り替えチャンバ及び前記主体の中に設けられた上下に対称的な第一スライドチャンバを含み、上下二つの前記第一スライドチャンバの間には左右に対称的な連通チャンバが連通し設けられ、前記第一スライドチャンバの中には第一スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロックと前記第一スライドチャンバの端壁との間には復帰装置が弾性的に設けられ、前記第一スライドブロックの中には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバの中には挟み装置が設けられ、前記伝動チャンバの左右両側の端壁の中にはネジ山スリーブが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記ネジ山スリーブの外表面には第一歯車が固定的に設けられ、前記切り替えチャンバの左右端壁の中には前記切り替えチャンバを貫通する第二スライドチャンバが設けられ、前記第二スライドチャンバの中には動力切り替え装置が設けられ、前記第二スライドチャンバの中には第二スライドブロックが上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロックと前記第二スライドチャンバの頂壁との間には押圧バネが弾性的に設けられ、前記第二スライドブロックの左右端壁の中には外に開口した凹溝が対称的に設けられ、前記第二スライドチャンバと前記連通チャンバとの間には連通穴が連通し設けられ、前記連通穴の中には押しロッドがスライドできるように設けられ、前記押しロッドの末端には上下に対称的な連結ヒンジロッドがヒンジによって連結され、前記上下に対称的な連結ヒンジロッドの末端がヒンジによって前記第一スライドブロックの端壁に連結され、前記主体の後側端壁には後方に開口した振りチャンバが設けられ、前記振りチャンバの中には支え装置が設けられ、前記動力切り替え装置は、前記挟み装置ないし前記支え装置と互いに係合し使用されることで、携帯電話の支えと使用に便利であり
前記挟み装置は前記ネジ山スリーブの中に設けられた外部を連通するねじ穴を含み、前記ねじ穴の中にはねじロッドがねじ山によって係合し連結され、前記ねじロッドの末端には挟みブロックがヒンジによって連結され、上下二つの前記第一スライドブロックが離れている側の端壁の中には第三スライドチャンバが設けられ、前記第三スライドチャンバの中には第三スライドブロックが設けられ、前記第三スライドブロックの中には左右に貫通するスライド穴が設けられ、前記スライド穴の中には左右に対称的なスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドの末端が前記ねじロッドの末端にヒンジによって連結され、前記伝動チャンバの端壁の中にはスプラインスリーブが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記スプラインスリーブの末端には第二歯車が固定的に設けられ、前記伝動チャンバの端壁には前記第一歯車及び前記第二歯車と噛み合う第三歯車が回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブの中にはスプライン穴が設けられ、前記切り替えチャンバの中にはスプライン軸が回転できるように設けられ、前記スプライン軸の上下両側の末端が前記スプライン穴の中まで伸びており、かつ前記スプライン穴とスプラインにより係合され、前記切り替えチャンバの中の前記スプライン軸の外表面には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記ネジ山スリーブが回転して前記ねじロッドを駆動し前記ネジ山スリーブから伸び出せ、これにより前記挟みブロックの間の距離を調節でき、携帯電話を挟むことに便利であり、
前記動力切り替え装置は前記第二スライドブロックの中に設けられた上下に貫通する歯車チャンバを含み、前記歯車チャンバの後側端壁の中にはモーターが固定的に設けられ、前記モーターの出力軸の前に伸びている末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二スライドブロックの上下移動により第二傘歯車を上下に移動連動させ、これにより動力の切り替えを実現し、
前記支え装置は前記振りチャンバの中に回転できるように設けられた回転軸を含み、前記回転軸の外表面にはスタンド及びウォームホイールが固定的に設けられ、前記振りチャンバと前記切り替えチャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合うウォームが回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバの中の前記ウォームの末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記ウォームが回転して前記ウォームホイールを回転連動させ、これにより前記スタンドを駆動し開けさせ、携帯電話を支え、
前記モーターを始動し、前記モーターの回転によって前記第二傘歯車を回転連動させ、前記第二傘歯車が回転して前記第一傘歯車を回転連動させ、これにより前記スプライン軸、前記スプラインスリーブ、前記第二歯車、前記第三歯車、前記第一歯車及び前記ネジ山スリーブを回転連動させ、これにより前記ねじロッドが前記ねじ穴から伸び出し、左右二つの前記挟みブロックの間の距離が携帯電話の幅と同じになった時に、前記モーターを止め、上下二つの前記挟みブロックの距離が携帯電話の長さと同じになった時まで上下両側に前記第一スライドブロックを引き、携帯電話を前記挟みブロックの間に置き、その時に前記復帰装置が前記第一スライドブロックを駆動し向かい合って移動させ、前記挟みブロックが連動されて携帯電話をしっかりと挟み、前記第一スライドブロックが向かい合って移動する時に前記ヒンジロッドを連動させ、前記ヒンジロッドが前記押しロッドを引き前記凹溝から移出させ、その時に前記押圧バネが前記第二スライドブロックを上に移動連動させ、その時に前記第二傘歯車と前記第三傘歯車とが噛み合い、その時に前記モーターを作動させ、これにより前記第二傘歯車を回転連動させ、これにより前記第三傘歯車を回転連動させ、これにより前記ウォームを回転連動させ、前記ウォームが回転して前記ウォームホイールを回転連動させ、前記ウォームホイールが回転して前記スタンドを主体の外まで振り連動させ、携帯電話を支えることに便利であり、携帯電話を直立に置くことに便利であることを特徴とする便利に取り付けることができる携帯電話ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話アクセサリ分野を取り上げて、具体的には便利に取り付けることができる携帯電話ケースである。
【背景技術】
【0002】
人々が携帯電話を使用する時、携帯が傷つけられることを防ぐために、外部に保護ケースを取り付ける必要があり、伝統的な携帯電話保護ケースは取り付けることが不便であり、携帯電話が傷つけられやすく、同時に携帯電話の変えることによりサイズも変化し、携帯電話ケースも変えなければいけなく、必要以上の浪費を起こし、伝統的な携帯電話ケースは自動的に角度を調節できるスタンドがなく、使用が不便であり、従って、携帯電話ケースを設計して上記問題を改善する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105915671号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は便利に取り付けることができる携帯電話ケースを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の便利に取り付けることができる携帯電話ケースは、主体、前記主体の中に設けられた切り替えチャンバ及び前記主体の中に設けられた上下に対称的な第一スライドチャンバを含み、上下二つの前記第一スライドチャンバの間には左右に対称的な連通チャンバが連通し設けられ、前記第一スライドチャンバの中には第一スライドブロックがスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロックと前記第一スライドチャンバの端壁との間には復帰装置が弾性的に設けられ、前記第一スライドブロックの中には伝動チャンバが設けられ、前記伝動チャンバの中には挟み装置が設けられ、前記伝動チャンバの左右両側の端壁の中にはネジ山スリーブが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記ネジ山スリーブの外表面には第一歯車が固定的に設けられ、前記切り替えチャンバの左右端壁の中には前記切り替えチャンバを貫通する第二スライドチャンバが設けられ、前記第二スライドチャンバの中には動力切り替え装置が設けられ、前記第二スライドチャンバの中には第二スライドブロックが上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロックと前記第二スライドチャンバの頂壁との間には押圧バネが弾性的に設けられ、前記第二スライドブロックの左右端壁の中には外に開口した凹溝が対称的に設けられ、前記第二スライドチャンバと前記連通チャンバとの間には連通穴が連通し設けられ、前記連通穴の中には押しロッドがスライドできるように設けられ、前記押しロッドの末端には上下に対称的な連結ヒンジロッドがヒンジによって連結され、前記上下に対称的な連結ヒンジロッドの末端がヒンジによって前記第一スライドブロックの端壁に連結され、前記主体の後側端壁には後方に開口した振りチャンバが設けられ、前記振りチャンバの中には支え装置が設けられ、前記動力切り替え装置は、前記挟み装置ないし前記支え装置と互いに係合し使用されることで、携帯電話の支えと使用に便利である
【0006】
優選の技術プランとして、前記挟み装置は前記ネジ山スリーブの中に設けられた外部を連通するねじ穴を含み、前記ねじ穴の中にはねじロッドがねじ山によって係合し連結され、前記ねじロッドの末端には挟みブロックがヒンジによって連結され、上下二つの前記第一スライドブロックが離れている側の端壁の中には第三スライドチャンバが設けられ、前記第三スライドチャンバの中には第三スライドブロックが設けられ、前記第三スライドブロックの中には左右に貫通するスライド穴が設けられ、前記スライド穴の中には左右に対称的なスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドの末端が前記ねじロッドの末端にヒンジによって連結され、前記伝動チャンバの端壁の中にはスプラインスリーブが回転できるように設けられ、前記伝動チャンバの中の前記スプラインスリーブの末端には第二歯車が固定的に設けられ、前記伝動チャンバの端壁には前記第一歯車及び前記第二歯車と噛み合う第三歯車が回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブの中にはスプライン穴が設けられ、前記切り替えチャンバの中にはスプライン軸が回転できるように設けられ、前記スプライン軸の上下両側の末端が前記スプライン穴の中まで伸びており、かつ前記スプライン穴とスプラインにより係合され、前記切り替えチャンバの中の前記スプライン軸の外表面には第一傘歯車が固定的に設けられ、前記ネジ山スリーブが回転して前記ねじロッドを駆動し前記ネジ山スリーブから伸び出せ、これにより前記挟みブロックの間の距離を調節でき、携帯電話を挟むことに便利である。
【0007】
優選の技術プランとして、前記動力切り替え装置は前記第二スライドブロックの中に設けられた上下に貫通する歯車チャンバを含み、前記歯車チャンバの後側端壁の中にはモーターが固定的に設けられ、前記モーターの出力軸の前に伸びている末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設けられ、前記第二スライドブロックの上下移動により第二傘歯車を上下に移動連動させ、これにより動力の切り替えを実現する。
【0008】
優選の技術プランとして、前記支え装置は前記振りチャンバの中に回転できるように設けられた回転軸を含み、前記回転軸の外表面にはスタンド及びウォームホイールが固定的に設けられ、前記振りチャンバと前記切り替えチャンバとの間には前記ウォームホイールと噛み合うウォームが回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバの中の前記ウォームの末端には第三傘歯車が固定的に設けられ、前記ウォームが回転して前記ウォームホイールを回転連動させ、これにより前記スタンドを駆動し開けさせ、携帯電話を支える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の設備は同じ動力源を利用して挟みブロックを移動連動させ、これにより異なるサイズの携帯電話に対応でき、同時にこの動力源を利用してスタンドを振り連動させ、携帯電話の直立に便利であり、使いやすく、携帯電話がしっかりと挟まれ、操作が便利である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0011】
図1図1は本発明の便利に取り付けることができる携帯電話ケースの全体構成略図
図2図2図1のA−Aの構成略図
図3図3図1のBの拡大構成略図
図4図4図1のCの拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明書に開示した全ての特徴、或いは開示した全ての方法、過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0013】
以下、図1−4を合わせて本発明について詳しく説明し、また、説明の便利を図るため、下記に記載の上下左右前後方向が図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致することにする。
【0014】
図1−4を参照し、本発明の便利に取り付けることができる携帯電話ケースは、主体10、前記主体10の中に設けられた切り替えチャンバ43及び前記主体10の中に設けられた上下に対称的な第一スライドチャンバ35を含み、上下二つの前記第一スライドチャンバ35の間には左右に対称的な連通チャンバ13が連通し設けられ、前記第一スライドチャンバ35の中には第一スライドブロック33がスライドできるように設けられ、前記第一スライドブロック33と前記第一スライドチャンバ35の端壁との間には復帰装置34が弾性的に設けられ、前記第一スライドブロック33の中には伝動チャンバ14が設けられ、前記伝動チャンバ14の中には挟み装置200が設けられ、前記伝動チャンバ14の左右両側の端壁の中にはネジ山スリーブ32が回転できるように設けられ、前記伝動チャンバ14の中の前記ネジ山スリーブ32の外表面には第一歯車15が固定的に設けられ、前記切り替えチャンバ43の左右端壁の中には前記切り替えチャンバ43を貫通する第二スライドチャンバ20が設けられ、前記第二スライドチャンバ20の中には動力切り替え装置300が設けられ、前記第二スライドチャンバ20の中には第二スライドブロック17が上下にスライドできるように設けられ、前記第二スライドブロック17と前記第二スライドチャンバ20の頂壁との間には押圧バネ46が弾性的に設けられ、前記第二スライドブロック17の左右端壁の中には外に開口した凹溝18が対称的に設けられ、前記第二スライドチャンバ20と前記連通チャンバ13との間には連通穴19が連通し設けられ、前記連通穴19の中には押しロッド12がスライドできるように設けられ、前記押しロッド12の末端には上下に対称的な連結ヒンジロッド11がヒンジによって連結され、前記上下に対称的な連結ヒンジロッド11の末端がヒンジによって前記第一スライドブロック33の端壁に連結され、前記主体10の後側端壁には後方に開口した振りチャンバ36が設けられ、前記振りチャンバ36の中には支え装置400が設けられ、前記動力切り替え装置300は、前記挟み装置200ないし前記支え装置400と互いに係合し使用されることで、携帯電話の支えと使用に便利である
【0015】
有益的には、前記挟み装置200は前記ネジ山スリーブ32の中に設けられた外部を連通するねじ穴31を含み、前記ねじ穴31の中にはねじロッド30がねじ山によって係合し連結され、前記ねじロッド30の末端には挟みブロック29がヒンジによって連結され、上下二つの前記第一スライドブロック33が離れている側の端壁の中には第三スライドチャンバ28が設けられ、前記第三スライドチャンバ28の中には第三スライドブロック27が設けられ、前記第三スライドブロック27の中には左右に貫通するスライド穴26が設けられ、前記スライド穴26の中には左右に対称的なスライドロッド25がスライドできるように設けられ、前記スライドロッド25の末端が前記ねじロッド30の末端にヒンジによって連結され、前記伝動チャンバ14の端壁の中にはスプラインスリーブ23が回転できるように設けられ、前記伝動チャンバ14の中の前記スプラインスリーブ23の末端には第二歯車24が固定的に設けられ、前記伝動チャンバ14の端壁には前記第一歯車15及び前記第二歯車24と噛み合う第三歯車16が回転できるように設けられ、前記スプラインスリーブ23の中にはスプライン穴21が設けられ、前記切り替えチャンバ43の中にはスプライン軸22が回転できるように設けられ、前記スプライン軸22の上下両側の末端が前記スプライン穴21の中まで伸びており、かつ前記スプライン穴21とスプラインにより係合され、前記切り替えチャンバ43の中の前記スプライン軸22の外表面には第一傘歯車38が固定的に設けられ、前記ネジ山スリーブ32が回転して前記ねじロッド30を駆動し前記ネジ山スリーブ32から伸び出せ、これにより前記挟みブロック29の間の距離を調節でき、携帯電話を挟むことに便利である。
【0016】
有益的には、前記動力切り替え装置300は前記第二スライドブロック17の中に設けられた上下に貫通する歯車チャンバ47を含み、前記歯車チャンバ47の後側端壁の中にはモーター40が固定的に設けられ、前記モーター40の出力軸の前に伸びている末端には前記第一傘歯車38と噛み合う第二傘歯車39が固定的に設けられ、前記第二スライドブロック17の上下移動により第二傘歯車39を上下に移動連動させ、これにより動力の切り替えを実現する。
【0017】
有益的には、前記支え装置400は前記振りチャンバ36の中に回転できるように設けられた回転軸44を含み、前記回転軸44の外表面にはスタンド37及びウォームホイール45が固定的に設けられ、前記振りチャンバ36と前記切り替えチャンバ43との間には前記ウォームホイール45と噛み合うウォーム41が回転できるように設けられ、前記切り替えチャンバ43の中の前記ウォーム41の末端には第三傘歯車42が固定的に設けられ、前記ウォーム41が回転して前記ウォームホイール45を回転連動させ、これにより前記スタンド37を駆動し開けさせ、携帯電話を支える。
【0018】
以下、図1−4及び上記の便利に取り付けることができる携帯電話ケースの具体的な構成を参照して使用方法を詳しく説明する:
【0019】
モーター40を始動し、モーター40の回転によって第二傘歯車39を回転連動させ、前記第二傘歯車39が回転して前記第一傘歯車38を回転連動させ、これにより前記スプライン軸22、スプラインスリーブ23、第二歯車24、第三歯車16、第一歯車15及びネジ山スリーブ32を回転連動させ、これにより前記ねじロッド30が前記ねじ穴31から伸び出し、左右二つの挟みブロック29の間の距離が携帯電話の幅と同じになった時に、前記モーター40を止め、上下二つの挟みブロック29の距離が携帯電話の長さと同じになった時まで上下両側に前記第一スライドブロック33を引き、携帯電話を前記挟みブロック29の間に置き、その時に前記復帰装置34が第一スライドブロック33を駆動し向かい合って移動させ、前記挟みブロック29が連動されて携帯電話をしっかりと挟み、前記第一スライドブロック33が向かい合って移動する時に前記ヒンジロッド11を連動させ、前記ヒンジロッド11が前記押しロッド12を引き前記凹溝18から移出させ、その時に前記押圧バネ46が前記第二スライドブロック17を上に移動連動させ、その時に前記第二傘歯車39と前記第三傘歯車42とが噛み合い、その時に前記モーター40を作動させ、これにより前記第二傘歯車39を回転連動させ、これにより前記第三傘歯車42を回転連動させ、これにより前記ウォーム41を回転連動させ、前記ウォーム41が回転して前記ウォームホイール45を回転連動させ、前記ウォームホイール45が回転して前記スタンド37を主体10の外まで振り連動させ、携帯電話を支えることに便利であり、携帯電話を直立に置くことに便利である。
【0020】
本発明の有益効果は:本発明の設備は同じ動力源を利用して挟みブロックを移動連動させ、これにより異なるサイズの携帯電話に対応でき、同時にこの動力源を利用してスタンドを振り連動させ、携帯電話の直立に便利であり、使いやすく、携帯電話がしっかりと挟まれ、操作が便利である。
【0021】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は便利に取り付けることができる携帯電話ケースを開示した。
【解決手段】
主体、前記主体の中に設けられた切り替えチャンバ及び前記主体の中に設けられた上下に対称的な第一スライドチャンバを含み、上下二つの前記第一スライドチャンバの間には左右に対称的な連通チャンバが連通し設けられ、前記第一スライドチャンバの中には第一スライドブロックがスライドできるように設けられ、
本発明の設備は同じ動力源を利用して挟みブロックを移動連動させ、これにより異なるサイズの携帯電話に対応でき、同時にこの動力源を利用してスタンドを振り連動させ、携帯電話の直立に便利であり、使いやすく、携帯電話がしっかりと挟まれ、操作が便利である。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4