特許第6606772号(P6606772)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6606772
(24)【登録日】2019年11月1日
(45)【発行日】2019年11月20日
(54)【発明の名称】毛筆掛け
(51)【国際特許分類】
   B43K 23/00 20060101AFI20191111BHJP
【FI】
   B43K23/00 200D
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-104055(P2019-104055)
(22)【出願日】2019年6月3日
【審査請求日】2019年6月17日
(31)【優先権主張番号】201910325400.2
(32)【優先日】2019年4月23日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519354315
【氏名又は名称】上海馳尊文具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】呉美俊
【審査官】 中澤 俊彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−255488(JP,A)
【文献】 特開平07−285293(JP,A)
【文献】 実開平04−130893(JP,U)
【文献】 韓国公開特許第10−2011−0051696(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B43K 23/00
B43K 23/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、台座を含み、前記台座の上端面には三つの抜き穴が設置され、各前記抜き穴の左右両端には位置制限溝がそれぞれ設置され、前記位置制限溝の中には位置制限機構が設置され、前記位置制限機構の上端面には密封板がそれぞれ固定的に設置され、前記抜き穴の下端壁には乾燥チャンバが設置され、前記乾燥チャンバの下端壁には水分を吸収できるシリカゲルが設置され、前記乾燥チャンバの後端には三つの噛み合い溝が設置され、前記噛み合い溝の中には噛み合い機構が設置され、前記噛み合い機構の左端にはつまみが固定的に設置され、前記噛み合い機構の上端には親ねじが固定的に設置され、前記噛み合い溝の上端壁には押しスライド溝が設置され、前記押しスライド溝の中には前記親ねじとネジ山によって連結された昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の前端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には下方に開口した底溝が設置され、前記底溝の前後端壁には固定軸が固定的に連結され、前記固定軸には回転板が前後対称的に回転できるように連結され、前記回転板の間には復帰ばねが連結され、前記回転板の上端には凹ブロックがそれぞれヒンジで連結され、前記凹ブロックの中には凹溝が設置され、前記凹溝の中には移動ブロックがスライドできるように連結され、前記移動ブロックと前記凹溝との間には連結ばねが連結され、前記底溝の上端壁にはT型溝が設置され、前記T型溝の中には前記移動ブロックと固定的に連結されたT型ブロックがスライドできるように連結され、前記底溝の左右端壁には挟みブロック溝がそれぞれ設置され、前記挟みブロック溝の上端壁には連動溝が設置され、前記連動溝と前記挟みブロック溝との間には筆軸挟み装置が設置され、前記移動ブロックの左右への移動によって筆軸挟み装置が始動され筆軸を固定し、前記底溝の上端には駆動溝が設置され、前記駆動溝の左右端壁にはラック溝がそれぞれ設置され、前記ラック溝のもう一端には連結空間がそれぞれ連通され、前記連結空間と前記挟みブロック溝との間には紐溝が連通され、前記連結空間と前記駆動溝との間には筆軸挟み装置を復帰させることができる回収装置がそれぞれ設置され
前記筆軸挟み装置は前記移動ブロックの一つの端面に固定的に装着されたL型ロッドを含み、前記L型ロッドが前記連動溝とスライドできるように連結され、前記L型ロッドの下端面には弧状ヘッドがスライドできるように連結され、前記弧状ヘッドと前記L型ロッドとの間には小ばねが連結され、前記挟みブロック溝の中には筆軸を固定できる挟みブロックがスライドできるように連結され、前記挟みブロックが前記弧状ヘッドと当接しており、前記挟みブロックと前記挟みブロック溝との間には挟みブロックばねが連結され、前記L型ロッドが前記固定軸から離れている方向へ移動する時、前記弧状ヘッドが上方へ移動し、前記挟みブロックが前記挟みブロックばねを通して弾き出されて筆軸を固定し、
前記回収装置は前記駆動溝の上下端壁に回転できるように装着された駆動軸を含み、前記駆動軸の上端には駆動ブロックが固定的に設置され、前記駆動軸の上下両端には第一ギヤが対称的に固定的に設置され、前記ラック溝の中には長ラックがそれぞれスライドできるように連結され、前記長ラックがそれ自身に対応した前記第一ギヤとそれぞれ噛み合っており、前記連結空間の上下端壁には縦軸が回転できるように連結され、前記縦軸の上端には前記長ラックと噛み合っている第二ギヤが固定的に設置され、前記縦軸の下端には巻き輪が固定的に設置され、前記巻き輪には縄が固定的に設置され、前記縄のもう一端が前記挟みブロックと固定的に連結され、筆を取り出す時、前記駆動ブロックを旋転させ、それによって前記駆動軸と前記第一ギヤとを回転連動させ、それによって前記長ラックを移動連動させ、それによって前記第二ギヤを通して前記縦軸と前記巻き輪とを回転連動させ、前記縄を通して前記挟みブロックを前記挟みブロック溝の中に引き戻すことを特徴とする毛筆掛け。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文房具分野に関わり、具体的には毛筆掛けである。
【背景技術】
【0002】
毛筆掛けは毛筆をかけて置く設備であり、既存技術の毛筆掛けは毛筆の高さによって調節されるのが便利ではなく、使用が不便であり、そして乾燥した環境で毛筆を保存することに不利で、毛筆に黴が生えやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103921601号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は毛筆掛けを提供し、上記背景技術に提出される問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するため、本発明は以下の技術プランを提供する:毛筆掛けは、台座を含み、前記台座の上端面には三つの抜き穴が設置され、各前記抜き穴の左右両端には位置制限溝がそれぞれ設置され、前記位置制限溝の中には位置制限機構が設置され、前記位置制限機構の上端面には密封板がそれぞれ固定的に設置され、前記抜き穴の下端壁には乾燥チャンバが設置され、前記乾燥チャンバの下端壁には水分を吸収できるシリカゲルが設置され、前記乾燥チャンバの後端には三つの噛み合い溝が設置され、前記噛み合い溝の中には噛み合い機構が設置され、前記噛み合い機構の左端にはつまみが固定的に設置され、前記噛み合い機構の上端には親ねじが固定的に設置され、前記噛み合い溝の上端壁には押しスライド溝が設置され、前記押しスライド溝の中には前記親ねじとネジ山によって連結された昇降板がスライドできるように連結され、前記昇降板の前端面には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの中には下方に開口した底溝が設置され、前記底溝の前後端壁には固定軸が固定的に連結され、前記固定軸には回転板が前後対称的に回転できるように連結され、前記回転板の間には復帰ばねが連結され、前記回転板の上端には凹ブロックがそれぞれヒンジで連結され、前記凹ブロックの中には凹溝が設置され、前記凹溝の中には移動ブロックがスライドできるように連結され、前記移動ブロックと前記凹溝との間には連結ばねが連結され、前記底溝の上端壁にはT型溝が設置され、前記T型溝の中には前記移動ブロックと固定的に連結されたT型ブロックがスライドできるように連結され、前記底溝の左右端壁には挟みブロック溝がそれぞれ設置され、前記挟みブロック溝の上端壁には連動溝が設置され、前記連動溝と前記挟みブロック溝との間には筆軸挟み装置が設置され、前記移動ブロックの左右への移動によって筆軸挟み装置が始動され筆軸を固定し、前記底溝の上端には駆動溝が設置され、前記駆動溝の左右端壁にはラック溝がそれぞれ設置され、前記ラック溝のもう一端には連結空間がそれぞれ連通され、前記連結空間と前記挟みブロック溝との間には紐溝が連通され、前記連結空間と前記駆動溝との間には筆軸挟み装置を復帰させることができる回収装置がそれぞれ設置された。
【0006】
好ましくは、前記筆軸挟み装置は前記移動ブロックの一つの端面に固定的に装着されたL型ロッドを含み、前記L型ロッドが前記連動溝とスライドできるように連結され、前記L型ロッドの下端面には弧状ヘッドがスライドできるように連結され、前記弧状ヘッドと前記L型ロッドとの間には小ばねが連結され、前記挟みブロック溝の中には筆軸を固定できる挟みブロックがスライドできるように連結され、前記挟みブロックが前記弧状ヘッドと当接しており、前記挟みブロックと前記挟みブロック溝との間には挟みブロックばねが連結され、前記L型ロッドが前記固定軸から離れている方向へ移動する時、前記弧状ヘッドが上方へ移動し、前記挟みブロックが前記挟みブロックばねを通して弾き出されて筆軸を固定する。
【0007】
好ましくは、前記回収装置は前記駆動溝の上下端壁に回転できるように装着された駆動軸を含み、前記駆動軸の上端には駆動ブロックが固定的に設置され、前記駆動軸の上下両端には第一ギヤが対称的に固定的に設置され、前記ラック溝の中には長ラックがそれぞれスライドできるように連結され、前記長ラックがそれ自身に対応した前記第一ギヤとそれぞれ噛み合っており、前記連結空間の上下端壁には縦軸が回転できるように連結され、前記縦軸の上端には前記長ラックと噛み合っている第二ギヤが固定的に設置され、前記縦軸の下端には巻き輪が固定的に設置され、前記巻き輪には縄が固定的に設置され、前記縄のもう一端が前記挟みブロックと固定的に連結され、筆を取り出す時、前記駆動ブロックを旋転させ、それによって前記駆動軸と前記第一ギヤとを回転連動させ、それによって前記長ラックを移動連動させ、それによって前記第二ギヤを通して前記縦軸と前記巻き輪とを回転連動させ、前記縄を通して前記挟みブロックを前記挟みブロック溝の中に引き戻す。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は:本装置は毛筆の異なる高さによって毛筆を固定でき、それに乾燥した環境で毛筆を保存できるようにさせ、それによって毛筆に黴が生えることは発生しにくく、同時に毛筆の使用寿命も高め、きれいな字を書くのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例又は既存技術の技術プランを詳しく説明するため、下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
図1図1は本発明の毛筆掛け全体全断面の正面構造略図
図2図2は本発明の図1の中の固定ブロックの拡大図
図3図3は本発明の図2の中のCのところの部分拡大図
図4図4は本発明の図1の中のA―A方向の断面図
図5図5は本発明の図1の中のB―B方向の断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本説明書に開示したすべての特徴、または開示したすべての方法または過程中のステップは、互いに排斥する特徴と/またはステップ以外に、いずれもあらゆる方式で組み合わせることができる。
【0012】
本説明書に公開したすべての特徴は、特別な説明を除き、いずれも他の同等または類似の目的がある代わり特徴に代われることができ、即ち、特別な説明を除き、全ての特徴はただ一連の同等のまたは類似の特徴の中の一例である。
【0013】
図1〜5を参考し、本発明の実施例は:毛筆掛けであり、毛筆掛けは台座21を含み、前記台座21の上端面には三つの抜き穴58が設置され、各前記抜き穴58の左右両端には位置制限溝23がそれぞれ設置され、前記位置制限溝23の中には位置制限機構66が設置され、前記位置制限機構66の上端面には密封板24がそれぞれ固定的に設置され、前記抜き穴58の下端壁には乾燥チャンバ57が設置され、前記乾燥チャンバ57の下端壁には水分を吸収できるシリカゲル22が設置され、前記乾燥チャンバ57の後端には三つの噛み合い溝59が設置され、前記噛み合い溝59の中には噛み合い機構60が設置され、前記噛み合い機構60の左端にはつまみ61が固定的に設置され、前記噛み合い機構60の上端には親ねじ63が固定的に設置され、前記噛み合い溝59の上端壁には押しスライド溝64が設置され、前記押しスライド溝64の中には前記親ねじ63とネジ山によって連結された昇降板25がスライドできるように連結され、前記昇降板25の前端面には固定ブロック26が固定的に設置され、前記固定ブロック26の中には下方に開口した底溝41が設置され、前記底溝41の前後端壁には固定軸38が固定的に連結され、前記固定軸38には回転板40が前後対称的に回転できるように連結され、前記回転板40の間には復帰ばね39が連結され、前記回転板40の上端には凹ブロック37がそれぞれヒンジで連結され、前記凹ブロック37の中には凹溝36が設置され、前記凹溝36の中には移動ブロック34がスライドできるように連結され、前記移動ブロック34と前記凹溝36との間には連結ばね35が連結され、前記底溝41の上端壁にはT型溝33が設置され、前記T型溝33の中には前記移動ブロック34と固定的に連結されたT型ブロック32がスライドできるように連結され、前記底溝41の左右端壁には挟みブロック溝43がそれぞれ設置され、前記挟みブロック溝43の上端壁には連動溝49が設置され、前記連動溝49と前記挟みブロック溝43との間には筆軸挟み装置101が設置され、前記移動ブロック34の左右への移動によって筆軸挟み装置101が始動され筆軸を固定し、前記底溝41の上端には駆動溝28が設置され、前記駆動溝28の左右端壁にはラック溝27がそれぞれ設置され、前記ラック溝27のもう一端には連結空間51がそれぞれ連通され、前記連結空間51と前記挟みブロック溝43との間には紐溝46が連通され、前記連結空間51と前記駆動溝28との間には筆軸挟み装置101を復帰させることができる回収装置102がそれぞれ設置された。
【0014】
前記筆軸挟み装置101は前記移動ブロック34の一つの端面に固定的に装着されたL型ロッド50を含み、前記L型ロッド50が前記連動溝49とスライドできるように連結され、前記L型ロッド50の下端面には弧状ヘッド53がスライドできるように連結され、前記弧状ヘッド53と前記L型ロッド50との間には小ばね55が連結され、前記挟みブロック溝43の中には筆軸を固定できる挟みブロック44がスライドできるように連結され、前記挟みブロック44が前記弧状ヘッド53と当接しており、前記挟みブロック44と前記挟みブロック溝43との間には挟みブロックばね45が連結され、前記L型ロッド50が前記固定軸38から離れている方向へ移動する時、前記弧状ヘッド53が上方へ移動し、前記挟みブロック44が前記挟みブロックばね45を通して弾き出されて筆軸を固定する。
【0015】
前記回収装置102は前記駆動溝28の上下端壁に回転できるように装着された駆動軸31を含み、前記駆動軸31の上端には駆動ブロック30が固定的に設置され、前記駆動軸31の上下両端には第一ギヤ29が対称的に固定的に設置され、前記ラック溝27の中には長ラック52がそれぞれスライドできるように連結され、前記長ラック52がそれ自身に対応した前記第一ギヤ29とそれぞれ噛み合っており、前記連結空間51の上下端壁には縦軸20が回転できるように連結され、前記縦軸20の上端には前記長ラック52と噛み合っている第二ギヤ53が固定的に設置され、前記縦軸20の下端には巻き輪47が固定的に設置され、前記巻き輪47には縄48が固定的に設置され、前記縄48のもう一端が前記挟みブロック44と固定的に連結され、筆を取り出す時、前記駆動ブロック30を旋転させ、それによって前記駆動軸31と前記第一ギヤ29とを回転連動させ、それによって前記長ラック52を移動連動させ、それによって前記第二ギヤ53を通して前記縦軸20と前記巻き輪47とを回転連動させ、前記縄48を通して前記挟みブロック44を前記挟みブロック溝43の中に引き戻す。
【0016】
使用の時、最初につまみ61を旋転させ、それによって噛み合い機構60と親ねじ63とを回転連動させ、それによって昇降板25を上方へ移動連動させ、それによって固定ブロック26の高さを調節し、そして毛筆の後端を底溝41の中に嵌め、それによって毛筆の上端が回転板40を両側へ押し、それによって移動ブロック34が移動し、それによってL型ロッド50が固定軸38から離れている方向へ移動し、弧状ヘッド53が上方へ移動し、挟みブロック44が挟みブロックばね45を通して弾き出されて筆軸を固定し、そして密封板24を両側へ引き動かし、つまみ61を回転させることによって昇降板25を下方へ移動連動させ、それによって筆頭が乾燥チャンバ57の中に入り、筆を取り出す時、駆動ブロック30を旋転させ、それによって駆動軸31と第一ギヤ29とを回転連動させ、それによって長ラック52を移動連動させ、それによって第二ギヤ53を通して縦軸20と巻き輪47とを旋転連動させ、縄48を通して挟みブロック44を挟みブロック溝43の中に引き戻し、そして密封板24を開けて筆を取り出せばいい。
【0017】
本発明の有益な効果は:本装置は毛筆の異なる高さによって毛筆を固定でき、それに乾燥した環境で毛筆を保存できるようにさせ、それによって毛筆に黴が生えることは発生しにくく、同時に毛筆の使用寿命も高め、きれいな字を書くのに役立つ。
【0018】
上記は、ただ発明の具体的な実施方式であり、発明の保護範囲はこれに限定されたものではなく、創造的な労働を通さなく想到できる全ての変化又は入れ替わりは、本発明の保護範囲の中に含む。したがって、発明の保護範囲は特許請求に限定された保護範囲を基準とするべきである。
【要約】
【課題】本発明は毛筆掛けを開示した。
【解決手段】本発明は毛筆掛けを開示し、台座を含み、前記台座の上端面には三つの抜き穴が設置され、各前記抜き穴の左右両端には位置制限溝がそれぞれ設置され、前記位置制限溝の中には位置制限機構が設置され、前記位置制限機構の上端面には密封板がそれぞれ固定的に設置され、前記抜き穴の下端壁には乾燥チャンバが設置され、前記L型ロッドが前記固定軸から離れている方向へ移動する時、前記弧状ヘッドが上方へ移動し、前記挟みブロックが前記挟みブロックばねを通して弾き出されて筆軸を固定し、本装置は毛筆の異なる高さによって毛筆を固定でき、それに乾燥した環境で毛筆を保存できるようにさせ、それによって毛筆に黴が生えることは発生しにくく、同時に毛筆の使用寿命も高め、きれいな字を書くのに役立つ。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5