(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の諸実施形態では画像表示方法および装置、ならびに端末装置を開示する。これらは、画像が静的画像を表示できるのみでありユーザが当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得できないという上述の課題を解決するために使用される。
【0005】
本発明の諸実施形態の第1の態様では画像表示方法を提供する。当該方法は、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し当該画像を出力するステップと、当該画像の作成時刻を当該画像の交換可能画像ファイル(Exchangeable Image File、EXIF)情報から取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとを含む。
【0006】
本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、当該方法はさらに、オーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示するステップと、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出するステップと、当該操作命令に応答して、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとを含む。
【0007】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第2の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0008】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第3の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0009】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第4の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0010】
本発明の諸実施形態の第2の態様ではコンピュータ記憶媒体を開示する。当該コンピュータ記憶媒体はプログラムを格納し、当該プログラムが実行されたとき、本発明の諸実施形態の第1の態様で開示した画像表示方法の全てのステップが含まれる。
【0011】
本発明の諸実施形態の第3の態様では画像表示装置を開示する。当該装置は、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するように構成された検出ユニットと、当該検出ユニットが検出した当該参照命令に応答し、当該画像を出力するように構成された第1の出力ユニットと、第1の出力ユニットが出力した画像の交換可能画像ファイルEXIF情報から当該画像の作成時刻を取得するように構成された取得ユニットと、当該画像の、当該取得ユニットにより取得された当該作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせるように構成された問合せユニットと、当該問合せユニットの問合せ結果が肯定的であるとき、当該問合せユニットにより問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するように構成された第2の出力ユニットとを備える。
【0012】
本発明の諸実施形態の第3の態様の第1の可能な実装方式では、当該装置はさらに、当該問合せユニットが、問い合わせによって当該画像の、当該取得ユニットにより取得された当該作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを発見した後、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニットが出力した画像に表示するように構成された表示ユニットを備え、当該検出ユニットはさらに、第1の出力ユニットが出力した画像に表示されたオーディオ再生ボタンに対する、ユーザにより入力された操作命令を検出し、当該操作命令に応答し、当該問合せユニットにより問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するステップを実施するように第2の出力ユニットをトリガするように構成される。
【0013】
本発明の諸実施形態の第3の態様または本発明の諸実施形態の第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第3の態様の第2の可能な実装方式では、当該装置はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成された記録ユニットと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成された撮影ユニットと、当該撮影ユニットにより生成された画像を格納するように構成された記憶ユニットとを備え、当該記録ユニットはさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成され、当該記憶ユニットはさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、当該記録ユニットが生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0014】
本発明の諸実施形態の第4の態様では、プロセッサと、ユーザ・インタフェースを用いて当該プロセッサに接続されたディスプレイ・スクリーン、マイクロフォン、カメラ、およびラウドスピーカと、バスを用いて当該プロセッサに接続されたメモリと、様々なネットワーク・インタフェースを用いて当該プロセッサに接続されたカップラと、当該カップラに接続されたアンテナとを備えた端末装置を開示する。当該メモリは1群のプログラム・コードを格納し、当該プロセッサは、当該メモリに格納されたプログラム・コードを起動して、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し当該画像を出力するステップと、当該画像の作成時刻を当該画像の交換可能画像ファイルEXIF情報から取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとを実施するように構成される。
【0015】
本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、当該プロセッサはさらに、オーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示するステップと、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出するステップと、当該操作命令に応答して、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとを実施する。
【0016】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第2の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0017】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第3の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0018】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第4の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0019】
本発明の諸実施形態では、ユーザにより任意の画像に入力された参照命令が検出された後、当該画像を出力してもよく、当該画像の作成時刻がさらに当該画像のEXIF情報から取得され、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかが問い合わされ、格納されている場合には、問合せにより見つかったオーディオ・ファイルが出力される。本発明の諸実施形態を実施することによって、ユーザは静的画像を当該画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0020】
本発明の諸実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では当該諸実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の幾つかの実施形態を示すにすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下で、本発明の諸実施形態における添付図面を参照して、本発明の諸実施形態の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する諸実施形態は本発明の諸実施形態の一部にすぎず全部ではない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
【0023】
本発明の諸実施形態では画像表示方法および装置、ならびに端末装置を開示する。その結果、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。以下では別々に詳細な説明を与える。
【0024】
図1を参照すると、
図1は、本発明の1実施形態に従う画像表示方法の略流れ図である。
図1に示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
101で、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する。
【0025】
本発明の当該実施形態では、端末装置が任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出してもよい。端末装置が、撮影機能および記録機能を有する端末装置、例えば、スマートフォン(例えば、AndroidフォンおよびiOSフォン)、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)およびモバイル・インターネット・デバイス(Mobile Internet Devices、MID)、またはデジタルカメラを備えてもよい。本発明の当該実施形態では、端末装置はさらに、PCまたは外部接続型のまたは組込みのカメラおよびマイクロフォンを有するインテリジェント・デバイスを備えるが、本発明の当該実施形態では限定されない。本発明の当該実施形態では、端末装置が少なくとも1つのプロセッサを備えてもよく、端末装置が当該少なくとも1つのプロセッサの制御下で動作してもよい。
【0026】
本発明の当該実施形態では、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
102で、当該参照命令に応答し当該画像を出力する。
【0027】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該参照命令に応答し、端末装置のディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置のギャラリ内にあり当該参照命令に対応する画像を出力してもよい。
【0028】
本発明の当該実施形態では、当該ディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置により出力される画像が、美化編集(例えば、フェザリング)が予め実施される画像であってもよい。
【0029】
103で、当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得する。
【0030】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得してもよい。
【0031】
当該画像のEXIF情報は画像撮影プロセスにおいて端末装置(例えば、スマートフォン)により収集された一連の情報であり、当該情報は一般にJPEG/TIFFファイルのヘッダに配置される。即ち、当該EXIF情報はJPEG/TIFF画像ファイル形式で組み込まれた一群の撮影パラメータであり、当該EXIF情報は撮影中のアパーチャ、シャッタ、ISO、および作成時刻のような現場の撮影条件に関連する大量の情報を主に含み、さらに端末装置のブランド・モデル、カラー・コード、および全地球測位システム(GPS)のような情報を含んでもよい。
【0032】
104で、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力する。
【0033】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせてもよい。当該オーディオ・ファイルが格納されている場合、端末装置は問合せにより見つかったオーディオ・ファイルを出力し、当該オーディオ・ファイルが格納されていない場合には、端末装置はオーディオ・ファイルを出力する必要はない。
【0034】
本発明の当該実施形態では、当該画像の作成時刻は基本的に一意である。格納されたオーディオ・ファイルのファイル名が当該画像の作成時刻を含むとき、当該画像と当該オーディオ・ファイルの間のマッピング関係を実装してもよい。
【0035】
本発明の当該実施形態では、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルはユーザが自由に参照し編集できる相互に独立な標準ファイルであり、編集後、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係は不変のままである。
【0036】
図1で説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0037】
図2Aおよび
図2Bを参照すると、
図2Aおよび
図2Bは本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図2Aおよび
図2Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0038】
201で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
202で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始する。
203で、端末装置が、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出する。
204で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
205で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
206で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
207で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
208で、端末装置が、上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて、当該生成されたオーディオ・ファイルを格納する。
【0039】
本発明の当該実施形態では、当該画像の作成時刻は基本的に一意である。当該上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて当該生成されたオーディオ・ファイルを格納することにより、上述の画像および当該生成されたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係を実装してもよい。
【0040】
本発明の当該実施形態では、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルはユーザが自由に参照し編集できる相互に独立な標準ファイルであり、編集後、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係は不変のままである。
【0041】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ201乃至ステップ208を連続的に実施することによって、画像撮影プロセスにおいて当該オーディオ・ファイルの記録を実装してもよく、その結果、端末装置の実行効率を高めることができる。
【0042】
209で、端末装置が、ユーザにより任意の画像に入力された参照命令を検出する。
【0043】
本発明の当該実施形態では、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
【0044】
210で、端末装置が、当該参照命令に応答して当該画像を出力する。
【0045】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該参照命令に応答して、端末装置のディスプレイ・スクリーンを使用して、端末装置のギャラリ内にあり当該参照命令に対応する画像を出力する。
【0046】
本発明の当該実施形態では、当該ディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置により出力される画像が、美化編集(例えば、フェザリング)が予め実施される画像であってもよい。
【0047】
211で端末装置が当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得する。
【0048】
当該画像のEXIF情報は画像撮影プロセスにおいて端末装置(例えば、スマートフォン)により収集された一連の情報であり、当該情報は一般にJPEG/TIFFファイルのヘッダに配置される。即ち、当該EXIF情報はJPEG/TIFF画像ファイル形式で組み込まれた一群の撮影パラメータであり、当該EXIF情報は撮影中のアパーチャ、シャッタ、ISO、および作成時刻のような現場の撮影条件に関連する大量の情報を主に含み、さらに端末装置のブランド・モデル、カラー・コード、および全地球測位システム(GPS)のような情報を含んでもよい。
【0049】
212で、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、ステップ213を実施し、当該オーディオ・ファイルが格納されていない場合は、当該手続きを終了する。
【0050】
213で、端末装置がオーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示する。
【0051】
本発明の当該実施形態では、
図3に示すように、画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているのを端末装置が問い合わせるとき、端末装置はオーディオ再生ボタンを出力画像に表示する。ユーザが、操作(例えば、タップまたはダブル・タップ)を当該オーディオ再生ボタンに対して実施して、当該オーディオ再生ボタン上の操作命令を端末装置に入力してもよい。
【0052】
214で、端末装置が、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出する。
【0053】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力されたタップまたはダブル・タップ操作命令を検出してもよい。
【0054】
215で、端末装置が、当該操作命令に応答して、問合せにより発見された当該オーディオ・ファイルを出力する。
【0055】
本発明の当該実施形態では、端末装置が当該操作命令に応答し、ラウドスピーカを用いて問合せにより見つかったオーディオ・ファイルを出力してもよい。
【0056】
図2Aおよび
図2Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0057】
図4Aおよび
図4Bを参照すると、
図4Aおよび
図4Bは、本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図4Aおよび
図4Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0058】
401で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
402で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して記録操作を開始する。
403で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
404で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
405で、端末装置が、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出する。
406で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
407で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
408で、端末装置が、上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて、当該生成されたオーディオ・ファイルを格納する。
【0059】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ401乃至ステップ408を連続的に実施することによって、当該オーディオ・ファイルの記録が完了した後に当該画像の撮影を実装してもよく、それにより、当該オーディオ・ファイルの記録および当該画像の撮影がより選択的になる。
【0060】
本発明の当該実施形態では、
図4Aおよび
図4Bで説明した画像表示方法におけるステップ409乃至ステップ415は
図2Aおよび
図2Bで説明した画像表示方法におけるステップ209乃至ステップ215と同じであり、本発明の当該実施形態では再度説明することはしない。
【0061】
図4Aおよび
図4Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0062】
図5Aおよび
図5Bを参照すると、
図5Aおよび
図5Bは本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図5Aおよび
図5Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0063】
501で、端末装置が、ユーザが入力した撮影操作命令を検出する。
502で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
503で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
504で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
505で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始する。
506で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
507で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
508で、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、当該オーディオ・ファイルを格納する。
【0064】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ501乃至ステップ508を連続的に実施することによって、当該画像の撮影が終了した後に当該オーディオ・ファイルの記録を実装してもよい、それにより、当該オーディオ・ファイルの記録および当該画像の撮影がより選択的になる。
【0065】
本発明の当該実施形態では、
図5Aおよび
図5Bで説明した画像表示方法におけるステップ509乃至ステップ515は
図2Aおよび
図2Bで説明した画像表示方法におけるステップ209乃至ステップ215と同じであり、本発明の当該実施形態では再度説明することはしない。
【0066】
図5Aおよび
図5Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0067】
図6を参照すると、
図6は本発明の1実施形態に従う画像表示装置の略構造図である。
図6に示す画像表示装置を、撮影機能および記録機能を有する様々な端末装置に適用してもよい。
図6に示す画像表示装置が、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するように構成された検出ユニット601と、検出ユニット601が検出した参照命令に応答し当該画像を出力するように構成された第1の出力ユニット602と、当該画像の作成時刻を第1の出力ユニット602が出力した画像のEXIF情報から取得するように構成された取得ユニット603と、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせるように構成された問合せユニット604と、問合せユニット604の問合せ結果が肯定的であるとき、問合せユニット604により問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するように構成された第2の出力ユニット605とを備えてもよい。
【0068】
本発明の当該実施形態では、検出ユニット601が検出しユーザにより任意の画像に入力された参照命令が、ユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、検出ユニット601が検出しユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
【0069】
1実施形態では、
図6に示す画像表示装置がさらに、問合せにより、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問合せユニット604が発見した後、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニット602が出力した画像に表示するように構成された表示ユニット606を備えてもよい。
【0070】
それに対応して、検出ユニット601はさらに、第1の出力ユニット602が出力した画像に表示されたオーディオ再生ボタンに対する、ユーザにより入力された操作命令を検出し、当該操作命令に応答し、第2の出力ユニット605をトリガして、問合せユニット604により問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するステップを実施するように構成される。
【0071】
本発明の当該実施形態では、表示ユニット606により、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニット602が出力した画像に表示するステップを
図3に示すことができる。
【0072】
1実施形態では、
図6に示す画像表示装置がさらに記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609を備えてもよい。記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスが以下のようであってもよい。
【0073】
11で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0074】
12で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0075】
13で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0076】
14で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0077】
15で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0078】
別の実施形態では、記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスがさらに以下のようであってもよい。
【0079】
21で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0080】
22で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0081】
23で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0082】
24で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0083】
25で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0084】
さらに別の実施形態では、記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスがさらに以下を含んでもよい。
【0085】
31で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0086】
32で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0087】
33で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0088】
34で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0089】
35で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0090】
本発明の当該実施形態では、第1の出力ユニット602は特に、検出ユニット601が検出した参照命令に応答して、記憶ユニット609により格納された画像を出力するように構成される。
【0091】
本発明の当該実施形態では、問合せユニット604は特に、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが記憶ユニット609に格納されているかどうかを問い合わせるように構成される。
【0092】
図6で説明した画像表示装置を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0093】
図7を参照すると、
図7は本発明の1実施形態に従う端末装置の略構造図である。
図7に示す端末装置が、プロセッサ701と、ユーザ・インタフェース702を用いてプロセッサ701に接続されたディスプレイ・スクリーン703と、マイクロフォン704と、カメラ705と、ラウドスピーカ706と、バス707を用いてプロセッサ701に接続されたメモリ708と、様々なネットワーク・インタフェース709を用いて接続されたカップラ710と、カップラ710に接続されたアンテナ711とを備えてもよい。様々なネットワーク・インタフェース709が、IEEE802.11ネットワーク・インタフェース、IEEE802.16ネットワーク・インタフェース、および3GPPネットワーク・インタフェースのような様々な標準の幾つかのネットワーク・インタフェースを含んでもよく、本発明の当該実施形態では限定されない。IEEE802.11ネットワーク・インタフェース、IEEE802.16ネットワーク・インタフェース、および3GPPネットワーク・インタフェースの出力は送信のためにカップラ710によりアンテナ711に結合される。ラウドスピーカ706はオーディオ・ファイルを出力するように構成され、マイクロフォン704はオーディオ・ファイルを記録するように構成され、ディスプレイ・スクリーン703は画像、情報、ウェブ・ページ等を出力するように構成され、カメラ705は画像およびビデオを撮影するように構成される。メモリ708は、1群のプログラム・コードを格納するように構成され、プロセッサ701は、メモリ708に格納されたプログラム・コードを起動して、ユーザにより任意の画像に入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し、ディスプレイ・スクリーン703を用いることによって当該画像を出力するステップと、ディスプレイ・スクリーン703を用いることによって出力された当該画像の情報から当該画像の作成時刻を取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとの操作を実施するように構成される。
【0094】
1実施形態では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、プロセッサ701はさらに、(
図3に示す)オーディオ再生ボタンをディスプレイ・スクリーン703により出力された画像に表示するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)操作命令を当該オーディオ再生ボタンで検出するステップと、当該操作命令に応答し、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとの動作を実施する。
【0095】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0096】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0097】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0098】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0099】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0100】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0101】
本発明の当該実施形態で開示した画像表示方法を実装するのに必要な構成要素のみが
図7に示す端末装置内に示されていることに留意されたい。端末装置が有しうる物理鍵、キーボード、電源、筐体のような他の構成要素については、本発明の当該実施形態の実装に影響を及ぼさないので本発明の当該実施形態では示していない。さらに、ユーザはキーボードまたは物理鍵を用いることによって上述の様々な命令を端末装置に入力してもよい。
【0102】
図7で説明した端末装置を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0103】
方法の実施形態のステップの全部または一部を、端末装置の関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装してもよいことは当業者には理解される。当該プログラムをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。当該プログラムを実行すると、当該方法の実施形態のステップが実施される。上述の記憶媒体には、フラッシュ・ディスク、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
【0104】
以上で、本発明の諸実施形態で開示した画像を表示するための方法、装置、および端末装置を詳細に説明した。具体的な例を本明細書で使用して、本発明の原理と実装を説明した。上述の実施形態の説明は、当該方法と本発明の中心的な思想をより理解できるようにしようとしたものにすぎない。さらに、当該実装および本願の範囲に関して、本発明の思想に従って修正を当業者により行ってもよい。したがって、本明細書は本発明に対する限定と解釈すべきではない。