特許第6607617号(P6607617)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6607617画像表示方法および装置、ならびに端末装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6607617
(24)【登録日】2019年11月1日
(45)【発行日】2019年11月20日
(54)【発明の名称】画像表示方法および装置、ならびに端末装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/93 20060101AFI20191111BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20191111BHJP
   G11B 27/00 20060101ALI20191111BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20191111BHJP
【FI】
   H04N5/93
   G09G5/00 510H
   G09G5/00 510Q
   G09G5/00 510M
   G11B27/00 A
   G03G21/00 386
【請求項の数】20
【外国語出願】
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2018-3372(P2018-3372)
(22)【出願日】2018年1月12日
(62)【分割の表示】特願2016-532196(P2016-532196)の分割
【原出願日】2013年11月21日
(65)【公開番号】特開2018-98803(P2018-98803A)
(43)【公開日】2018年6月21日
【審査請求日】2018年1月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】517332063
【氏名又は名称】華為終端有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】王 秀文
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲海▼涛
【審査官】 鈴木 順三
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−354506(JP,A)
【文献】 特開2006−229293(JP,A)
【文献】 特開2003−101914(JP,A)
【文献】 特開2000−078516(JP,A)
【文献】 特開平11−136608(JP,A)
【文献】 特開平06−090429(JP,A)
【文献】 特開2004−274500(JP,A)
【文献】 特開2003−230090(JP,A)
【文献】 特開2006−024307(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/76 − 5/956
G03G 21/00 − 21/858
G09G 5/00 − 5/40
G11B 27/00 − 27/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像に対する参照命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記画像の作成時刻を前記画像の交換可能画像ファイル(EXIF)情報から取得するステップと、
前記画像の撮影が完了した後に記録され、かつ、前記画像の前記作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルを、前記EXIF情報から取得された前記画像の前記作成時刻に従って、識別するステップと、
記画像の前記作成時刻を含む前記ファイル名を有する前記オーディオ・ファイルを識別することに応答して、前記画像の出力表示の上に、前記オーディオ・ファイルのオーディオ再生ボタンを表示するステップと
を含み、
前記画像が格納された後、前記オーディオ・ファイルが格納された後、および、前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間のマッピング関係が確立された後、前記画像または前記オーディオ・ファイルのうちの少なくとも1つが独立して編集され、編集後の前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間の前記マッピング関係は維持される、画像表示方法。
【請求項2】
前記方法は、前記参照命令を示すユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、前記画像を生成するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了し、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、前記画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、前記画像の前記作成時刻を含むファイル名を有する前記オーディオ・ファイルを識別するステップの後に、
前記オーディオ再生ボタン上で操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記操作命令に基づいて前記オーディオ・ファイルを出力するステップと
を実施することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、前記画像を生成するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
撮影操作を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、前記オーディオ・ファイルを生成するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施することを更に含む、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
命令を格納した非一時的コンピュータ記憶媒体であって、前記命令は、タッチスクリーンを伴う携帯電子デバイスによって実行されると、前記デバイスに、
画像に対する参照命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記画像の作成時刻を前記画像の交換可能画像ファイル(EXIF)情報から取得するステップと、
前記画像の撮影が完了した後に記録され、かつ、前記画像の前記作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルを、前記EXIF情報から取得された前記画像の前記作成時刻に従って、識別するステップと、
記画像の前記作成時刻を含む前記ファイル名を有する前記オーディオ・ファイルを識別することに応答して、前記画像の出力表示の上に、前記オーディオ・ファイルのオーディオ再生ボタンを表示するステップと
を実行させ、
前記画像が格納された後、前記オーディオ・ファイルが格納された後、および、前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間のマッピング関係が確立された後、前記画像または前記オーディオ・ファイルのうちの少なくとも1つが編集され、編集後の前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間の前記マッピング関係は維持される、非一時的コンピュータ記憶媒体。
【請求項10】
プロセッサと、
ディスプレイ・スクリーンと、
マイクロフォンと、
カメラと、
ユーザ・インタフェースを用いることによって前記プロセッサに接続されたラウドスピーカと、
バスを用いることによって前記プロセッサに接続された非一時的コンピュータ可読メモリと、
様々なネットワーク・インタフェースを用いることによって前記プロセッサに接続されたカップラと、
前記カップラに接続されたアンテナと
を備えた端末装置であって、前記メモリは1群のプログラム・コードを格納し、前記プログラム・コードは、
画像に対する参照命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記画像の作成時刻を前記画像の交換可能画像ファイル(EXIF)情報から取得するステップと、
前記画像の撮影が完了した後に記録され、かつ、前記画像の前記作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルを、前記EXIF情報から取得された前記画像の前記作成時刻に従って、識別するステップと、
記画像の前記作成時刻を含む前記ファイル名を有する前記オーディオ・ファイルを識別することに応答して、前記画像の出力表示の上に、前記オーディオ・ファイルのオーディオ再生ボタンを表示するステップと
のための命令を含み、
前記画像が格納された後、前記オーディオ・ファイルが格納された後、および、前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間のマッピング関係が確立された後、前記画像または前記オーディオ・ファイルのうちの少なくとも1つが独立して編集され、編集後の前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間の前記マッピング関係は維持される、端末装置。
【請求項11】
前記プログラムは、前記画像の前記作成時刻を含むファイル名を有する前記オーディオ・ファイルを識別するステップの後に、
前記オーディオ再生ボタン上で操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記操作命令に基づいて前記オーディオ・ファイルを出力するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項10に記載の端末装置。
【請求項12】
前記プログラムは、前記画像に対する前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項11に記載の端末装置。
【請求項13】
前記プログラムは、前記画像に対する前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了を示す前記ユーザ入力を受け取ることに基づいて前記記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項11に記載の端末装置。
【請求項14】
前記プログラムは、前記画像に対する前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項10に記載の端末装置。
【請求項15】
前記プログラムは、前記画像に対する前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項10に記載の端末装置。
【請求項16】
前記プログラムは、前記画像に対する前記参照命令を示す前記ユーザ入力を受け取るステップの前に、
記録操作開始命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作開始命令に基づいて記録操作を開始するステップと、
記録操作終了命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記記録操作終了命令に基づいて前記記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、
撮影操作命令を示すユーザ入力を受け取るステップと、
前記撮影操作命令に基づいて撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、
前記生成された画像を格納するステップと、
前記画像の作成時刻を含むファイル名を用いて前記オーディオ・ファイルを格納するステップと
を実施するための命令を更に含む、請求項10に記載の端末装置。
【請求項17】
ディスプレイ・スクリーンと、
マイクロフォンと、
カメラと、
1または2以上のプロセッサと
前記1または2以上のプロセッサによって実行されるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読記憶媒体と
を備えた電子装置であって、前記プログラムは、
撮影操作命令を受け取って、画像を生成するステップと、
前記撮影操作命令を受け取る前後に前記電子装置の周りの音を記録するステップと、
前記画像と、前記音と、前記画像と前記音との間のマッピング関係とを格納するステップと、
前記画像に対する参照命令を受け取るステップと、
前記画像と、前記音のオーディオ再生ボタンとを表示するステップと、
ーザ入力に応答して、前記画像を表示し、前記音を再生するステップと
のための命令を含み、
前記画像が格納された後、オーディオ・ファイルが格納された後、および、前記画像と前記オーディオ・ファイルとの間の前記マッピング関係が確立された後、前記画像と前記音とがそれぞれ編集され、編集後の前記画像と前記音との間の前記マッピング関係は維持される、電子装置。
【請求項18】
前記画像と前記音との間のマッピング関係は、前記画像の作成時刻を含む前記音のファイル名である、請求項17に記載の電子装置。
【請求項19】
前記画像の前記作成時刻は、前記画像の交換可能画像ファイル(EXIF)情報内に格納される、請求項18に記載の電子装置。
【請求項20】
前記プログラムは、
前記編集された音を再生するステップの前に、前記編集された音を、前記画像と前記音との間の前記マッピング関係に従って取得するステップ
のための命令を更に含む、請求項19に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信技術の分野に関し、特に、画像表示方法および装置、ならびに端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、撮影機能および記録機能はスマートフォン(例えば、AndroidフォンおよびiOSフォン)の2つの不可欠な標準構成となっている。スマートフォンの撮影機能を用いることによって、ユーザはカメラを運搬する多くの不便さを回避できるだけでなく所望の画像を自由に容易に撮影でき、それによりユーザの撮影要求が満たされる。
【0003】
しかし、スマートフォンの撮影機能を用いることで画像を容易に撮影できるが、かかる画像は静的画像を表示できるのみであり、静的画像以外に、ユーザは撮影シーン周りのオーディオ情報を取得できず、それによりユーザに対してより多くのメモリを保持できないことが実践から分かっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の諸実施形態では画像表示方法および装置、ならびに端末装置を開示する。これらは、画像が静的画像を表示できるのみでありユーザが当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得できないという上述の課題を解決するために使用される。
【0005】
本発明の諸実施形態の第1の態様では画像表示方法を提供する。当該方法は、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し当該画像を出力するステップと、当該画像の作成時刻を当該画像の交換可能画像ファイル(Exchangeable Image File、EXIF)情報から取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとを含む。
【0006】
本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、当該方法はさらに、オーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示するステップと、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出するステップと、当該操作命令に応答して、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとを含む。
【0007】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第2の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0008】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第3の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0009】
本発明の諸実施形態の第1の態様または本発明の諸実施形態の第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第1の態様の第4の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、当該方法はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを含む。
【0010】
本発明の諸実施形態の第2の態様ではコンピュータ記憶媒体を開示する。当該コンピュータ記憶媒体はプログラムを格納し、当該プログラムが実行されたとき、本発明の諸実施形態の第1の態様で開示した画像表示方法の全てのステップが含まれる。
【0011】
本発明の諸実施形態の第3の態様では画像表示装置を開示する。当該装置は、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するように構成された検出ユニットと、当該検出ユニットが検出した当該参照命令に応答し、当該画像を出力するように構成された第1の出力ユニットと、第1の出力ユニットが出力した画像の交換可能画像ファイルEXIF情報から当該画像の作成時刻を取得するように構成された取得ユニットと、当該画像の、当該取得ユニットにより取得された当該作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせるように構成された問合せユニットと、当該問合せユニットの問合せ結果が肯定的であるとき、当該問合せユニットにより問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するように構成された第2の出力ユニットとを備える。
【0012】
本発明の諸実施形態の第3の態様の第1の可能な実装方式では、当該装置はさらに、当該問合せユニットが、問い合わせによって当該画像の、当該取得ユニットにより取得された当該作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを発見した後、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニットが出力した画像に表示するように構成された表示ユニットを備え、当該検出ユニットはさらに、第1の出力ユニットが出力した画像に表示されたオーディオ再生ボタンに対する、ユーザにより入力された操作命令を検出し、当該操作命令に応答し、当該問合せユニットにより問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するステップを実施するように第2の出力ユニットをトリガするように構成される。
【0013】
本発明の諸実施形態の第3の態様または本発明の諸実施形態の第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第3の態様の第2の可能な実装方式では、当該装置はさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成された記録ユニットと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成された撮影ユニットと、当該撮影ユニットにより生成された画像を格納するように構成された記憶ユニットとを備え、当該記録ユニットはさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成され、当該記憶ユニットはさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、当該記録ユニットが生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0014】
本発明の諸実施形態の第4の態様では、プロセッサと、ユーザ・インタフェースを用いて当該プロセッサに接続されたディスプレイ・スクリーン、マイクロフォン、カメラ、およびラウドスピーカと、バスを用いて当該プロセッサに接続されたメモリと、様々なネットワーク・インタフェースを用いて当該プロセッサに接続されたカップラと、当該カップラに接続されたアンテナとを備えた端末装置を開示する。当該メモリは1群のプログラム・コードを格納し、当該プロセッサは、当該メモリに格納されたプログラム・コードを起動して、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し当該画像を出力するステップと、当該画像の作成時刻を当該画像の交換可能画像ファイルEXIF情報から取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとを実施するように構成される。
【0015】
本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、当該プロセッサはさらに、オーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示するステップと、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出するステップと、当該操作命令に応答して、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとを実施する。
【0016】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第2の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0017】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第3の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0018】
本発明の諸実施形態の第4の態様または本発明の諸実施形態の第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、本発明の諸実施形態の第4の態様の第4の可能な実装方式では、任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出する前に、当該プロセッサはさらに、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとを実施する。
【0019】
本発明の諸実施形態では、ユーザにより任意の画像に入力された参照命令が検出された後、当該画像を出力してもよく、当該画像の作成時刻がさらに当該画像のEXIF情報から取得され、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかが問い合わされ、格納されている場合には、問合せにより見つかったオーディオ・ファイルが出力される。本発明の諸実施形態を実施することによって、ユーザは静的画像を当該画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0020】
本発明の諸実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では当該諸実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の幾つかの実施形態を示すにすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の1実施形態に従う画像表示方法の略流れ図である。
図2A】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図2B】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図3】オーディオ再生ボタンを含み本発明の1実施形態に従う端末装置により出力される画像の略図である。
図4A】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図4B】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図5A】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図5B】本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。
図6】本発明の1実施形態に従う画像表示装置の略構造図である。
図7】本発明の1実施形態に従う端末装置の略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下で、本発明の諸実施形態における添付図面を参照して、本発明の諸実施形態の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する諸実施形態は本発明の諸実施形態の一部にすぎず全部ではない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
【0023】
本発明の諸実施形態では画像表示方法および装置、ならびに端末装置を開示する。その結果、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。以下では別々に詳細な説明を与える。
【0024】
図1を参照すると、図1は、本発明の1実施形態に従う画像表示方法の略流れ図である。図1に示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
101で、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する。
【0025】
本発明の当該実施形態では、端末装置が任意の画像に対するユーザにより入力された当該参照命令を検出してもよい。端末装置が、撮影機能および記録機能を有する端末装置、例えば、スマートフォン(例えば、AndroidフォンおよびiOSフォン)、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)およびモバイル・インターネット・デバイス(Mobile Internet Devices、MID)、またはデジタルカメラを備えてもよい。本発明の当該実施形態では、端末装置はさらに、PCまたは外部接続型のまたは組込みのカメラおよびマイクロフォンを有するインテリジェント・デバイスを備えるが、本発明の当該実施形態では限定されない。本発明の当該実施形態では、端末装置が少なくとも1つのプロセッサを備えてもよく、端末装置が当該少なくとも1つのプロセッサの制御下で動作してもよい。
【0026】
本発明の当該実施形態では、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
102で、当該参照命令に応答し当該画像を出力する。
【0027】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該参照命令に応答し、端末装置のディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置のギャラリ内にあり当該参照命令に対応する画像を出力してもよい。
【0028】
本発明の当該実施形態では、当該ディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置により出力される画像が、美化編集(例えば、フェザリング)が予め実施される画像であってもよい。
【0029】
103で、当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得する。
【0030】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得してもよい。
【0031】
当該画像のEXIF情報は画像撮影プロセスにおいて端末装置(例えば、スマートフォン)により収集された一連の情報であり、当該情報は一般にJPEG/TIFFファイルのヘッダに配置される。即ち、当該EXIF情報はJPEG/TIFF画像ファイル形式で組み込まれた一群の撮影パラメータであり、当該EXIF情報は撮影中のアパーチャ、シャッタ、ISO、および作成時刻のような現場の撮影条件に関連する大量の情報を主に含み、さらに端末装置のブランド・モデル、カラー・コード、および全地球測位システム(GPS)のような情報を含んでもよい。
【0032】
104で、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、当該オーディオ・ファイルを出力する。
【0033】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせてもよい。当該オーディオ・ファイルが格納されている場合、端末装置は問合せにより見つかったオーディオ・ファイルを出力し、当該オーディオ・ファイルが格納されていない場合には、端末装置はオーディオ・ファイルを出力する必要はない。
【0034】
本発明の当該実施形態では、当該画像の作成時刻は基本的に一意である。格納されたオーディオ・ファイルのファイル名が当該画像の作成時刻を含むとき、当該画像と当該オーディオ・ファイルの間のマッピング関係を実装してもよい。
【0035】
本発明の当該実施形態では、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルはユーザが自由に参照し編集できる相互に独立な標準ファイルであり、編集後、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係は不変のままである。
【0036】
図1で説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0037】
図2Aおよび図2Bを参照すると、図2Aおよび図2Bは本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。図2Aおよび図2Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0038】
201で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
202で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始する。
203で、端末装置が、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出する。
204で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
205で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
206で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
207で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
208で、端末装置が、上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて、当該生成されたオーディオ・ファイルを格納する。
【0039】
本発明の当該実施形態では、当該画像の作成時刻は基本的に一意である。当該上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて当該生成されたオーディオ・ファイルを格納することにより、上述の画像および当該生成されたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係を実装してもよい。
【0040】
本発明の当該実施形態では、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルはユーザが自由に参照し編集できる相互に独立な標準ファイルであり、編集後、当該画像およびそのマップされたオーディオ・ファイルの間のマッピング関係は不変のままである。
【0041】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ201乃至ステップ208を連続的に実施することによって、画像撮影プロセスにおいて当該オーディオ・ファイルの記録を実装してもよく、その結果、端末装置の実行効率を高めることができる。
【0042】
209で、端末装置が、ユーザにより任意の画像に入力された参照命令を検出する。
【0043】
本発明の当該実施形態では、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、端末装置により検出されユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
【0044】
210で、端末装置が、当該参照命令に応答して当該画像を出力する。
【0045】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、当該参照命令に応答して、端末装置のディスプレイ・スクリーンを使用して、端末装置のギャラリ内にあり当該参照命令に対応する画像を出力する。
【0046】
本発明の当該実施形態では、当該ディスプレイ・スクリーンを用いて端末装置により出力される画像が、美化編集(例えば、フェザリング)が予め実施される画像であってもよい。
【0047】
211で端末装置が当該画像の作成時刻を当該出力画像のEXIF情報から取得する。
【0048】
当該画像のEXIF情報は画像撮影プロセスにおいて端末装置(例えば、スマートフォン)により収集された一連の情報であり、当該情報は一般にJPEG/TIFFファイルのヘッダに配置される。即ち、当該EXIF情報はJPEG/TIFF画像ファイル形式で組み込まれた一群の撮影パラメータであり、当該EXIF情報は撮影中のアパーチャ、シャッタ、ISO、および作成時刻のような現場の撮影条件に関連する大量の情報を主に含み、さらに端末装置のブランド・モデル、カラー・コード、および全地球測位システム(GPS)のような情報を含んでもよい。
【0049】
212で、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、ステップ213を実施し、当該オーディオ・ファイルが格納されていない場合は、当該手続きを終了する。
【0050】
213で、端末装置がオーディオ再生ボタンを当該出力画像に表示する。
【0051】
本発明の当該実施形態では、図3に示すように、画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているのを端末装置が問い合わせるとき、端末装置はオーディオ再生ボタンを出力画像に表示する。ユーザが、操作(例えば、タップまたはダブル・タップ)を当該オーディオ再生ボタンに対して実施して、当該オーディオ再生ボタン上の操作命令を端末装置に入力してもよい。
【0052】
214で、端末装置が、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力された操作命令を検出する。
【0053】
本発明の当該実施形態では、端末装置が、ユーザにより当該オーディオ再生ボタンに入力されたタップまたはダブル・タップ操作命令を検出してもよい。
【0054】
215で、端末装置が、当該操作命令に応答して、問合せにより発見された当該オーディオ・ファイルを出力する。
【0055】
本発明の当該実施形態では、端末装置が当該操作命令に応答し、ラウドスピーカを用いて問合せにより見つかったオーディオ・ファイルを出力してもよい。
【0056】
図2Aおよび図2Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0057】
図4Aおよび図4Bを参照すると、図4Aおよび図4Bは、本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。図4Aおよび図4Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0058】
401で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
402で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して記録操作を開始する。
403で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
404で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
405で、端末装置が、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出する。
406で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
407で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
408で、端末装置が、上述の画像の作成時刻を含むファイル名を用いて、当該生成されたオーディオ・ファイルを格納する。
【0059】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ401乃至ステップ408を連続的に実施することによって、当該オーディオ・ファイルの記録が完了した後に当該画像の撮影を実装してもよく、それにより、当該オーディオ・ファイルの記録および当該画像の撮影がより選択的になる。
【0060】
本発明の当該実施形態では、図4Aおよび図4Bで説明した画像表示方法におけるステップ409乃至ステップ415は図2Aおよび図2Bで説明した画像表示方法におけるステップ209乃至ステップ215と同じであり、本発明の当該実施形態では再度説明することはしない。
【0061】
図4Aおよび図4Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0062】
図5Aおよび図5Bを参照すると、図5Aおよび図5Bは本発明の1実施形態に従う別の画像表示方法の略流れ図である。図5Aおよび図5Bに示す画像表示方法が以下のステップを含んでもよい。
【0063】
501で、端末装置が、ユーザが入力した撮影操作命令を検出する。
502で、端末装置が、当該撮影操作命令に応答して、撮影操作を実施し、画像を生成する。
503で、端末装置が当該生成された画像を格納する。
504で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出する。
505で、端末装置が、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始する。
506で、端末装置が、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出する。
507で、端末装置が、当該記録操作終了命令に応答して、当該記録操作を終了し、オーディオ・ファイルを生成する。
508で、端末装置が、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、当該オーディオ・ファイルを格納する。
【0064】
本発明の当該実施形態では、上述のステップ501乃至ステップ508を連続的に実施することによって、当該画像の撮影が終了した後に当該オーディオ・ファイルの記録を実装してもよい、それにより、当該オーディオ・ファイルの記録および当該画像の撮影がより選択的になる。
【0065】
本発明の当該実施形態では、図5Aおよび図5Bで説明した画像表示方法におけるステップ509乃至ステップ515は図2Aおよび図2Bで説明した画像表示方法におけるステップ209乃至ステップ215と同じであり、本発明の当該実施形態では再度説明することはしない。
【0066】
図5Aおよび図5Bで説明した画像表示方法を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0067】
図6を参照すると、図6は本発明の1実施形態に従う画像表示装置の略構造図である。図6に示す画像表示装置を、撮影機能および記録機能を有する様々な端末装置に適用してもよい。図6に示す画像表示装置が、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出するように構成された検出ユニット601と、検出ユニット601が検出した参照命令に応答し当該画像を出力するように構成された第1の出力ユニット602と、当該画像の作成時刻を第1の出力ユニット602が出力した画像のEXIF情報から取得するように構成された取得ユニット603と、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせるように構成された問合せユニット604と、問合せユニット604の問合せ結果が肯定的であるとき、問合せユニット604により問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するように構成された第2の出力ユニット605とを備えてもよい。
【0068】
本発明の当該実施形態では、検出ユニット601が検出しユーザにより任意の画像に入力された参照命令が、ユーザにより任意の画像のサムネイルに入力されたタップまたはダブル・タップ命令を含んでもよく、さらに、ユーザにより任意の画像のローカル記憶アドレスに入力された命令を含んでもよい。さらに、検出ユニット601が検出しユーザにより任意の画像に入力された参照命令がさらにディスプレイ・スクリーンを用いることによってユーザにより(左または右にスライドすることで)任意の画像に入力された参照命令を含んでもよい。
【0069】
1実施形態では、図6に示す画像表示装置がさらに、問合せにより、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問合せユニット604が発見した後、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニット602が出力した画像に表示するように構成された表示ユニット606を備えてもよい。
【0070】
それに対応して、検出ユニット601はさらに、第1の出力ユニット602が出力した画像に表示されたオーディオ再生ボタンに対する、ユーザにより入力された操作命令を検出し、当該操作命令に応答し、第2の出力ユニット605をトリガして、問合せユニット604により問い合わせることによって発見されたオーディオ・ファイルを出力するステップを実施するように構成される。
【0071】
本発明の当該実施形態では、表示ユニット606により、オーディオ再生ボタンを第1の出力ユニット602が出力した画像に表示するステップを図3に示すことができる。
【0072】
1実施形態では、図6に示す画像表示装置がさらに記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609を備えてもよい。記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスが以下のようであってもよい。
【0073】
11で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0074】
12で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0075】
13で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0076】
14で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0077】
15で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0078】
別の実施形態では、記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスがさらに以下のようであってもよい。
【0079】
21で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0080】
22で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0081】
23で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0082】
24で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0083】
25で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0084】
さらに別の実施形態では、記録ユニット607、撮影ユニット608、および記憶ユニット609の動作プロセスがさらに以下を含んでもよい。
【0085】
31で、記録ユニット607は、ユーザにより入力された記録操作開始命令を検出し、当該記録操作開始命令に応答し、記録操作を開始するように構成される。
【0086】
32で、記録ユニット607はさらに、ユーザにより入力された記録操作終了命令を検出し、当該記録操作終了命令に応答し、当該記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するように構成される。
【0087】
33で、撮影ユニット608は、ユーザにより入力された撮影操作命令を検出し、当該撮影操作命令に応答し、撮影操作を実施して、画像を生成するように構成される。
【0088】
34で、記憶ユニット609は、撮影ユニット608により生成された画像を格納するように構成される。
【0089】
35で、記憶ユニット609はさらに、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより、記録ユニット607が生成したオーディオ・ファイルを格納するように構成される。
【0090】
本発明の当該実施形態では、第1の出力ユニット602は特に、検出ユニット601が検出した参照命令に応答して、記憶ユニット609により格納された画像を出力するように構成される。
【0091】
本発明の当該実施形態では、問合せユニット604は特に、取得ユニット603により取得された、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが記憶ユニット609に格納されているかどうかを問い合わせるように構成される。
【0092】
図6で説明した画像表示装置を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0093】
図7を参照すると、図7は本発明の1実施形態に従う端末装置の略構造図である。図7に示す端末装置が、プロセッサ701と、ユーザ・インタフェース702を用いてプロセッサ701に接続されたディスプレイ・スクリーン703と、マイクロフォン704と、カメラ705と、ラウドスピーカ706と、バス707を用いてプロセッサ701に接続されたメモリ708と、様々なネットワーク・インタフェース709を用いて接続されたカップラ710と、カップラ710に接続されたアンテナ711とを備えてもよい。様々なネットワーク・インタフェース709が、IEEE802.11ネットワーク・インタフェース、IEEE802.16ネットワーク・インタフェース、および3GPPネットワーク・インタフェースのような様々な標準の幾つかのネットワーク・インタフェースを含んでもよく、本発明の当該実施形態では限定されない。IEEE802.11ネットワーク・インタフェース、IEEE802.16ネットワーク・インタフェース、および3GPPネットワーク・インタフェースの出力は送信のためにカップラ710によりアンテナ711に結合される。ラウドスピーカ706はオーディオ・ファイルを出力するように構成され、マイクロフォン704はオーディオ・ファイルを記録するように構成され、ディスプレイ・スクリーン703は画像、情報、ウェブ・ページ等を出力するように構成され、カメラ705は画像およびビデオを撮影するように構成される。メモリ708は、1群のプログラム・コードを格納するように構成され、プロセッサ701は、メモリ708に格納されたプログラム・コードを起動して、ユーザにより任意の画像に入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)参照命令を検出するステップと、当該参照命令に応答し、ディスプレイ・スクリーン703を用いることによって当該画像を出力するステップと、ディスプレイ・スクリーン703を用いることによって出力された当該画像の情報から当該画像の作成時刻を取得するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されているかどうかを問い合わせ、格納されている場合には、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力するステップとの操作を実施するように構成される。
【0094】
1実施形態では、当該画像の作成時刻を含むファイル名を有するオーディオ・ファイルが格納されていることを問い合わせた後、かつ、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力する前に、プロセッサ701はさらに、(図3に示す)オーディオ再生ボタンをディスプレイ・スクリーン703により出力された画像に表示するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)操作命令を当該オーディオ再生ボタンで検出するステップと、当該操作命令に応答し、ラウドスピーカ706を用いることによって、当該オーディオ・ファイルを出力するステップを実施するステップとの動作を実施する。
【0095】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0096】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0097】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0098】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0099】
1実施形態では、任意の画像に対するユーザにより入力された参照命令を検出する前に、プロセッサ701がさらに続いて、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作開始命令を検出するステップと、当該記録操作開始命令に応答して、記録操作を開始するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)記録操作終了命令を検出するステップと、当該記録操作終了命令に応答して記録操作を終了して、オーディオ・ファイルを生成するステップと、ユーザにより入力された(例えば、ディスプレイ・スクリーン703を用いて入力された)撮影操作命令を検出するステップと、当該撮影操作命令に応答して撮影操作を実施し、画像を生成するステップと、当該生成された画像を格納するステップと、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることにより当該オーディオ・ファイルを格納するステップとの操作を実施してもよい。
【0100】
当該実装方式では、プロセッサ701が当該生成された画像をメモリ708に格納してもよく、当該画像の作成時刻を含むファイル名を用いることによって、当該オーディオ・ファイルをメモリ708に格納してもよい。
【0101】
本発明の当該実施形態で開示した画像表示方法を実装するのに必要な構成要素のみが図7に示す端末装置内に示されていることに留意されたい。端末装置が有しうる物理鍵、キーボード、電源、筐体のような他の構成要素については、本発明の当該実施形態の実装に影響を及ぼさないので本発明の当該実施形態では示していない。さらに、ユーザはキーボードまたは物理鍵を用いることによって上述の様々な命令を端末装置に入力してもよい。
【0102】
図7で説明した端末装置を用いることによって、ユーザは静的画像を画像から直接取得できるだけでなく、当該静的画像に加えて撮影シーン周りのオーディオ情報を取得でき、それによりユーザのためにより多くのメモリが保持され、ユーザ・エクスペリエンスが高まることが分かる。
【0103】
方法の実施形態のステップの全部または一部を、端末装置の関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装してもよいことは当業者には理解される。当該プログラムをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。当該プログラムを実行すると、当該方法の実施形態のステップが実施される。上述の記憶媒体には、フラッシュ・ディスク、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
【0104】
以上で、本発明の諸実施形態で開示した画像を表示するための方法、装置、および端末装置を詳細に説明した。具体的な例を本明細書で使用して、本発明の原理と実装を説明した。上述の実施形態の説明は、当該方法と本発明の中心的な思想をより理解できるようにしようとしたものにすぎない。さらに、当該実装および本願の範囲に関して、本発明の思想に従って修正を当業者により行ってもよい。したがって、本明細書は本発明に対する限定と解釈すべきではない。
【符号の説明】
【0105】
601 検出ユニット
602 第1の出力ユニット
603 取得ユニット
604 問合せユニット
605 第2の出力ユニット
606 表示ユニット
607 記録ユニット
608 撮影ユニット
609 記憶ユニット
701 プロセッサ
702 ユーザ・インタフェース
703 ディスプレイ・スクリーン
708 メモリ
710 カップラ
図1
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6
図7