(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
店舗の利用者に駐車料金の割引サービスを提供することは、顧客を増やし売上を伸ばすために非常に重要である。従って店舗のオーナの要望に応じて、利用者への駐車料金の割引サービスの提供が容易に実現可能となる有用な技術が求められている。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、駐車料金の割引サービスの提供を容易に実現可能とする駐車サービスシステム、及び情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る駐車サービスシステムは、駐車場装置と、管理装置とを具備する。
前記駐車場装置は、1以上の駐車場の各々に設置される。
前記管理装置は、記憶部と、送信部とを有し、前記駐車場装置に通信可能に接続される。
前記記憶部は、前記1以上の駐車場の各々について、少なくとも割引サービスの提携が可能であるか否かの情報を含む駐車場情報を記憶する。
前記送信部は、前記割引サービスの提携が可能である旨の前記駐車場情報が記憶された駐車場への提携の申込みを入力するためのWebページの情報を、他の端末に送信する。
【0007】
前記駐車サービスシステムは、さらに、駐車券受付装置を具備してもよい。
前記駐車券受付装置は、所定のサービスを提供する施設に設置され、前記他の端末による前記割引サービスの提携の申込みにより提携先となった駐車場の駐車券を受け付け、当該駐車券に前記所定のサービスの利用に応じた割引情報を記録する。
【0008】
前記管理装置の前記記憶部は、前記他の端末による前記提携の申込みにより前記割引サービスの提携が決定した場合に、前記提携先となった駐車場を識別する第1の識別情報と、前記施設に設置される前記駐車券受付装置を識別する第2の識別情報とを互いに関連付けて記憶してもよい。
【0009】
前記駐車券受付装置は、前記管理装置と通信可能に接続されてもよい。この場合、前記管理装置の送信部は、前記第2の識別情報と関連付けられた前記第1の識別情報を、前記施設に設置された前記駐車券受付装置に送信してもよい。また前記駐車券受付装置は、前記送信された第1の識別情報を記憶し、当該第1の識別情報をもとに、前記受け付けた駐車券が前記提携先となった駐車場の駐車券か否か判定してもよい。
【0010】
前記管理装置の送信部は、前記第1の識別情報と関連付けられた前記第2の識別情報を、前記提携先となった駐車場の前記駐車場装置に送信してもよい。この場合、前記駐車券受付装置は、前記受け付けた駐車券に前記第2の識別情報を記録してもよい。また前記提携先となった駐車場の前記駐車場装置は、前記送信された第2の識別情報を記憶し、当該第2の識別情報をもとに、駐車場の利用者から提示された駐車券に記録された前記割引情報が、提携先となった施設にて記録された割引情報であるか否か判定してもよい。
【0011】
前記駐車券受付装置は、前記第2の識別情報を前記管理装置に送信してもよい。この場合、前記管理装置の前記記憶部は、前記送信された第2の識別情報を、前記提携先となった駐車場を識別する第1の識別情報と関連付けて記憶してもよい。
【0012】
前記第2の識別情報は、前記駐車券受付装置に視認可能に付されてもよい。
【0013】
前記第2の識別情報は、前記駐車券受付装置に視認可能に付されたコード画像に記憶されてもよい。
【0014】
前記駐車券受付装置は、前記Webページが表示される表示部を有し前記管理装置と通信可能な通信端末と、前記通信端末に接続され前記駐車券を受け付けて前記割引情報を記録する割引記録端末とを有してもよい。
【0015】
前記通信端末は、前記通信端末への前記割引記録端末の接続に応じて、前記表示部に前記Webページを表示してもよい。
【0016】
前記Webページは、前記割引サービスの提携が可能である旨の前記駐車場情報が記憶された駐車場である提携可能駐車場を選択するための選択画面を含んでもよい。
【0017】
前記選択画面は、前記提携可能駐車場が表示された地図を含んでもよい。
【0018】
前記管理装置は、前記他の端末により入力された前記割引記録機の取得代金の決済方法を、前記割引サービスに係る負担額の決済方法に設定してもよい。
【0019】
前記駐車サービスシステムは、さらに、駐車券受付装置を具備してもよい。
前記駐車券受付装置は、所定のサービスを提供する施設に設置され、前記他の端末による前記割引サービスの提携の申込みにより提携先となった駐車場の駐車券を受け付け、当該駐車券に記録された前記提携先となった駐車場を識別する第1の識別情報と、前記受け付けた駐車券を識別する第3の識別情報と、前記所定のサービスの利用に応じた割引情報とを、前記管理装置に送信する。
【0020】
本発明の一形態に係る情報処理装置は、前記記憶部と、前記送信部とを具備する。
【0021】
本発明の他の形態に係る情報処理装置は、所定のサービスを提供する施設に設置される情報処理装置であって、接続部と、記憶部と、受付部と、記録部とを具備する。
前記接続部は、割引サービスの提携が可能である駐車場の情報を記憶する管理装置に通信可能に接続される。
前記記憶部は、前記管理装置により送信された、前記管理装置への前記割引サービスの提携の申込みにより提携先となった駐車場を識別する第1の識別情報を記憶する。
前記受付部は、前記割引サービスの提携先となった駐車場の駐車券を受け付ける。
前記記録部は、前記受け付けた駐車券に、前記所定のサービスの利用に応じた割引情報と、前記情報処理装置を識別する第2の識別情報とを記録する。
【0022】
本発明の他の形態に係る情報処理装置は、所定のサービスを提供する施設に設置される情報処理装置であって、前記接続部と、前記記憶部と、前記受付部と、送信部とを具備する。
前記送信部は、前記受け付けた駐車券に記録された前記第1の識別情報と、前記受け付けた駐車券を識別する識別情報と、前記所定のサービスの利用に応じた割引情報とを、前記管理装置に送信する。
【発明の効果】
【0023】
以上のように、本発明によれば、駐車料金の割引サービスの提供が容易に実現可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0026】
<第1の実施形態>
[駐車サービスシステム]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る駐車サービスシステムの構成例を示す概略図である。駐車サービスシステム500は、オーナ端末10と、管理会社端末15と、駐車券受付装置20と、駐車場装置30と、駐車場管理装置40とを有する。これらの端末及び装置は、インターネット1及び広域通信回線網5を介して相互に通信可能に接続されている。
【0027】
オーナ端末10は、駐車場31を所有するオーナにより使用される。
図1では、2つのオーナ端末10と、駐車場ナンバー01から04までの4つの駐車場31が図示されているが、この構成に限定される訳でない。オーナの数(オーナ端末10の数)及び各オーナが所有する駐車場31の数を限定することなく、本発明は適用可能である。
【0028】
本開示では、駐車場のオーナを単にオーナと記載し、店舗のオーナを店舗オーナと記載する。
【0029】
管理会社端末15は、オーナから駐車場31の管理業務を委託された管理会社のオペレータにより使用される。オペレータにより、例えば日常の問合せ対応、ユーザ対応、駐車場装置30等の故障時の保守メンテ作業の情報提供等が行われる。
【0030】
駐車場装置30は、各駐車場31に設置され、駐車場31を利用するドライバへの駐車券の発行や駐車料金の精算等を実行する。駐車場装置30の前面には、例えば駐車券の発行口や挿入口、紙幣・硬貨投入口、表示部、領収証ボタン、釣り銭や領収証の取出口等が設けられる。本実施形態では、駐車場装置30として、駐車券発行機50及び出口精算機70が設置される(
図2参照)。
【0031】
駐車券受付装置20は、各店舗に設置され、ネットワーク通信可能な店舗端末100と、これに接続された割引書込機110とを有する。本実施形態では、店舗端末100は、他の端末及び通信端末として機能する。また割引書込機110は、割引記録端末として機能する。
【0032】
図1に示す例では、オーナ端末10及び店舗端末100として、ノートPC(Personal Computer)が用いられ、管理会社端末15としてデスクトップPCが用いられている。これに限定されず、各端末として、スマートフォンやタブレット端末等の任意のコンピュータが用いられてよい。
【0033】
店舗は、本実施形態において、所定のサービスを提供する施設に相当する。所定のサービスは限定されず、種々の業種に係る任意のサービスが挙げられる。例えば店舗として、スーパーマーケット、服飾店、雑貨屋、飲食店等の任意の店舗が挙げられる。また病院、ホテル、その他公共の施設等に、本発明が適用されてもよい。
【0034】
駐車場管理装置40は、本実施形態に係る駐車サービスを、Webサービスとして提供可能である。本実施形態では、複数のサーバ装置41と、データベース(DB)42とにより駐車場管理装置40が構成される。
【0035】
各サーバ装置41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータの構成に必要なハードウェアを有する。CPUが所定のプログラムを実行し、サーバ装置41内のハードウェア資源と協働することで、本実施形態に係る送信部が実現される。プログラムは、例えば種々の記録媒体を介して、あるいはインターネット等を介してサーバ装置41にインストールされる。
【0036】
DB42は、記憶部として機能し、駐車サービスに関する種々の情報を記憶する。本実施形態では、DB42内に、在車DB43、駐車場情報DB44、履歴DB45、オーナ情報DB46、及び店舗情報DB47が構築される(
図5参照)。
【0037】
各種のDBは、駐車場管理装置40内のDBサーバにより包括的に管理され、例えば各駐車場31のオーナ情報の登録及び保管、運営収支情報の記録及び保管等が実行される。また各駐車場31の満空車情報の収集及び出力、駐車場装置30のエラー履歴や釣銭管理状況の収集及び記録、管理会社端末15からの遠隔操作の仲介等が実行される。
【0038】
また本実施形態では、駐車サービスシステム500が提供可能なサービスである、駐車場料金の割引サービスの提携の申込みに関する種々の情報が記憶される。例えば駐車場情報DB44には、各駐車場について、少なくとも割引サービスの提携が可能であるか否かの情報を含む駐車場情報が記憶される。また割引サービスの提携後は、提携を結んだ駐車場31及び店舗の情報等も記憶される。
【0039】
また駐車場管理装置40内のWebサーバにより、例えばWWW(World Wide Web)システムを用いて、本実施形態に係る駐車サービスが提供される。Webサーバにより、駐車場、オーナ、及び店舗毎のWebページがそれぞれ作成される。管理会社のオペレータ、オーナ、及び店舗オーナ等は、自身の端末を用いて、Webブラウザを介して表示されたWebページにアクセスする。この結果、例えばオーナ毎の運営収支情報やそれらを分析したデータ、駐車場31毎の満空データ、割引サービスに係る負担額のデータ等を取得することが可能となる。
【0040】
割引サービスに係る負担額とは、店舗オーナが提携先の駐車場31のオーナに支払うべき金額であり、店舗を利用する利用者に対して実際に割引された駐車場料金の金額である。割引額は、店舗が提供するサービスの利用に応じて、典型的には購入した商品等の合計金額に応じて決定される。もちろんこれに限定される訳ではない。
【0041】
なお駐車場31を所有するオーナ自身で、駐車場31の管理業務を行う場合もある。この場合、オーナ端末10と管理会社端末15とが兼用で使用され得る。また管理業務を委託された管理会社が駐車場管理装置40を保有し、本実施形態に係る駐車サービスを提供することもあり得る。
【0042】
図2は、駐車場31に設置される、駐車券発行機、出口精算機、及び通信管理装置の機能的な構成例を示すブロック図である。
【0043】
駐車券発行機50は、駐車場31の入口ゲート33に隣接して設置される。駐車券発行機50は、CPU51と、メモリ52と、これらとバス53を介して接続されるインターフェイス54とを有する。メモリ52は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等から構成され、種々のプログラムや種々の駐車データ等が記憶される。
【0044】
インターフェイス54には、カードリーダライタ55、カードフィーダ56、表示器/スピーカ57、操作釦58、ゲート開閉機制御部59、及び通信制御部60が接続される。各ブロックの動作は、プログラムに従って動作するCPU51により制御され、例えば表示器/スピーカ57による表示画面及び音声ガイドに基づいて、ドライバは円滑に操作を行うことが可能である。例えば音声ガイド等に従ってドライバにより操作釦58が押される。これに応じて、ガードフィーダ56が動作し、発行口から駐車券が発行される。
【0045】
カードリーダライタ55は、ドライバに供給される駐車券の磁気ストライプに所定の情報を書き込み、また駐車券の表面に所定の情報を印字する。ゲート開閉機制御部59は、入口ゲート33を開閉するゲート開閉機を制御する。通信制御部60は、出口精算機70と通信を行うための通信回路を備え、駐車場31に埋設された内部通信ラインを介して、出口精算機70の通信制御部81と通信可能に接続される。
【0046】
出口精算機70は、駐車場31の出口ゲート34に隣接して設置される。出口精算機70は、バス73を介して互いに接続されるCPU71、メモリ72、及びインターフェイス74を有する。インターフェイス74には、カードリーダライタ75、紙幣・硬貨管理部76、表示器/スピーカ77、領収証プリンタ78、操作釦79、ゲート開閉機制御部80、及び通信制御部81が接続される。
【0047】
カードリーダライタ75は、挿入口に挿入された駐車券から駐車券情報を読み込み、駐車時間及び割引情報をもとに、精算金額を算出する。紙幣・硬貨管理部75は、紙幣・硬貨投入口に投入された紙幣等を受け取り、投入金額を算出する。また精算により必要となった釣り銭等を準備し、紙幣・硬貨返却口に供給する。領収証プリンタ78は、領収証に精算額や日時等をプリントする。
【0048】
通信制御部81は、通信管理装置85と通信を行うための通信回路を備え、通信管理装置85の外部通信部93にシリアル通信用の配線を介して通信可能に接続される。また通信制御部81は、駐車券発行機50の通信制御部60と通信可能に接続される。
【0049】
通信管理装置85は、出口精算機70の上部又は前面部に取り付けられ、広域通信回線網5及びインターネット1を介して駐車場管理装置40に通信可能に接続される。通信管理装置85は、バス88を介して互いに接続されるCPU86、メモリ87、及びインターフェイス89有する。インターフェイス89には、カメラ90、インターフォン91、データ端末装置(DCE:Data Circuit Terminating Equipment)92、及び外部通信部93が接続される。
【0050】
カメラ90及びインターフォン91は、出口精算機70を操作するドライバと、管理会社端末15を使用するオペレータとの通話を可能にする。データ端末装置92は、出口精算機70等から送信される信号を広域通信回線用の信号に変換する装置であり、例えばモデムやターミナルアダプタ等が用いられる。外部通信部93は、出口精算機70の通信制御部81と通信可能に接続される。
【0051】
本実施形態では、駐車券発行機50及び出口精算機70により取得された情報は、通信管理装置85を介して、駐車場管理装置40に送信される。例えば車両の入庫及び出庫、駐車料金の収支、割引結果、故障履歴、定期券の更新に関する情報データ等が駐車場管理装置40に送信される。
【0052】
また駐車場管理装置40からの種々の指示等が、通信管理装置85を介して、駐車券発行機50及び出口精算機70に送信される。例えば管理会社のオペレータが遠隔操作を行う場合には、管理会社端末15の操作により、駐車場管理装置40から通信管理装置85に遠隔操作信号が送信される。そして通信管理装置85から駐車券発行機50及び出口精算機70に遠隔操作信号が送信され、遠隔操作が実行される。
【0053】
図3は、店舗に設置される、店舗端末100及び割引書込機110の機能的な構成例を示すブロック図である。
図4は、割引書込機110の外観の構成例を示す斜視図である。
【0054】
店舗端末100は、バス103を介して互いに接続されるCPU101、メモリ102、及びインターフェイス104を有する。インターフェイス104には、表示部105、スピーカ106、入力部107、ネットワーク制御部108、及び外部通信部109が接続される。
【0055】
表示部105は、例えば液晶、EL(Electro-Luminescence)等を用いた表示デバイスである。入力部107は、例えばコントローラ、ポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。入力部107がタッチパネルを含む場合、そのタッチパネルは表示部105と一体となり得る。
【0056】
ネットワーク制御部108は、インターネット1を介して他のデバイスと通信するためのモデム、ルータ、その他の通信機器である。ネットワーク制御部108は、有線及び無線のどちらを利用して通信するものであってもよい。外部通信部109は、割引書込機110の通信制御部118と通信可能に接続される。
【0057】
割引書込機110は、バス113を介して互いに接続されるCPU111、メモリ112、及びインターフェイス114を有する。インターフェイス114には、カードリーダライタ115、表示器/スピーカ116、操作釦117、及び通信制御部118が接続される。
【0058】
また
図4に示すように、割引書込機110の前面には、駐車券を受け付ける挿入口120、電源の入力の有無を示す電源ランプ121、及び正常状態/エラー状態を示す状態表示ランプ122が設けられる。電源ランプ121及び状態表示ランプ122は、表示器/スピーカ116に含まれる。
【0059】
割引書込機110の上面には、割引ボタン123が設置される。本実施形態では、全額の割引ボタン123a、500円の割引ボタン123b、及び1000円の割引ボタン123cの3つが設置されるがこれに限定されない。これらの割引ボタン123は、操作釦117に含まれる。
【0060】
割引書込機110の側面には、割引書込機110を識別するためのユニークなID情報(以下、割引機IDと記載する)として、シリアルナンバーが記載される。シリアルナンバー以外の情報が、割引機IDとして記載されてもよい。シリアルナンバーの上方には、割引機IDが記憶されたコード画像124が付される。コード画像124は、二次元コードとも呼ばれ、例えばQRコード(登録商標)等が用いられる。
【0061】
割引機IDは、本実施形態において、駐車券受付装置20を識別する第2の識別情報に相当する。本実施形態では、店舗端末100と割引書込機110とにより駐車券受付装置20が構成されており、割引書込機110を識別する識別情報である割引機IDが、第2の識別情報に相当する。
【0062】
カードリーダライタ115は、挿入口120に挿入された駐車券の磁気ストライプに、サービスの利用に応じた割引情報を記録する。その内容が駐車券の表面に印字されてもよい。通信制御部118は、店舗端末100の外部通信部109にシリアル通信用の配線を介して通信可能に接続される。シリアル通信用の配線として、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等が用いられる。
【0063】
[割引サービスの提携の申込み]
図5は、割引サービスの申込みが行われる際のシステム全体のフロー図である。まず駐車場料金の割引サービスの提携を所望する店舗オーナにより、
図4に示す割引書込機110の購入の申し込みが行われる(ステップ101)。割引書込機110は、典型的には、本駐車サービスを提供する企業等、すなわち駐車場管理装置40を所有する企業等により、販売される。これに代えて駐車場のオーナにより、割引書込機110が販売されてもよい。
【0064】
例えば駐車場管理装置40内のWebサーバにより、割引書込機110の販売サイトが作成される。店舗オーナは、例えば検索エンジン等を用いて当該販売サイトを検索しアクセスする。あるいは販売サイトのURLの広告が、近隣の駐車場の看板等やインターネット1上に公開されてもよい。
【0065】
店舗オーナは、店舗端末100を用いて、店舗名、住所、代表者氏名、電話番号、メールアドレス、及び購入代金の決済方法等を入力して申し込む。本実施形態では、決済方法として、信販会社等の決済機関95に対するクレジットカード決済が選択されるとする。もちろんこれに限定されず、電子マネー決済や銀行振り込み等の決済方法が利用されてもよい。
【0066】
なお割引書込機110はリース販売されてもよい。すなわち店舗オーナに対して割引書込機が貸し出されてもよい。本開示では、購入及び賃貸のいずれの形態も取得に含まれ、購入代金及び賃貸代金のいずれも取得代金に相当する。
【0067】
店舗オーナは、決算機関95に対して、割引書込機110の購入代金の支払い処理を実行する(ステップ102)。駐車場管理装置40は、決済機関95に対して決済の確認を照会し、購入代金の入金の有無を確かめる(ステップ103)。決済機関95から決済の確認を受領すると(ステップ104)、割引書込機110が店舗に送付される。
【0068】
割引書込機110を取得した店舗オーナにより、割引サービスの提携の申込みが行われる(ステップ105)。本実施形態では、割引書込機110を店舗端末100に接続すると、それに応じて自動的に店舗端末100が提携申込み用のWebサイトに接続される。そして店舗端末100の表示部105に、提携の申込みを入力するためのWebページが表示される。このWebページは、駐車場管理装置40のWebサーバが作成して送信したものである。
【0069】
図6は、店舗端末100の表示部105に表示される提携申込み用のWebページの一例である。申込み用Webページ130は、駐車場情報DB44に割引サービスの提携が可能である旨の駐車場情報が記憶された駐車場(提携可能駐車場)を選択するための選択画面131を含む。典型的には、選択画面131は最初に自動的に表示されるが、駐車場選択ボタン132が選択されることで表示されてもよい。
【0070】
図6に示すように選択画面131には、店舗端末100が設置された店舗Sの周辺の地図が表示される。当該地図には、店舗Sの周辺にある複数の駐車場Pが表示される。これら複数の駐車場Pは、駐車場情報DB44に駐車場情報が記憶された駐車場である。複数の駐車場Pは、割引サービスの提携が可能である駐車場が識別可能なように表示される。
図6に示す例では、提携が可能ではない駐車場が網掛けで表示されている。
【0071】
店舗オーナにより、網掛けがない駐車場Pが選択されると、選択画面131上に駐車場データDが表示される(三丁目駐車場(No.008)参照)。その状態で、申込み用Webページ130の左端にある提携申請ボタン133が選択されると、内容入力画面135(
図7参照)が表示される。
【0072】
なお地図を含む選択画面131を生成する方法は、限定されない。例えばDB42に地図情報が記憶されており、割引書込機110の申込み時に入力した店舗の住所をもとに地図データが構築される。当該地図データ上に、店舗S及び周辺の駐車場Pが重ねて表示される。店舗S及び駐車場Pは、所定のアイコンで表示されてもよいし、該当する位置に矢印やマーク等が表示されてもよい。その他、周知の技術が適宜用いられてよい。
【0073】
選択画面131として周辺の地図が表示されることで、店舗オーナは周辺の駐車場を調査することなく、容易に周辺の駐車場Pを確認することができ、その位置関係を直感的に把握することができる。なお選択画面として、地図に代えて、提携可能な駐車場のリストが表示されてもよい。
【0074】
図7は、申込み用Webページ130に含まれる内容入力画面135の一例である。内容入力画面135には、店舗オーナが選択した駐車場名が表示される。また申請内容として、店舗名、割引種別(金額又は時間)、最大割引額、割引機ID、提携開始日、提携更新期限、代表者氏名、決済方法、及び決済日が入力される。これらの情報のうち、割引書込機110の申込み時に入力した情報は、DB42から読み出されて自動的に入力される。
【0075】
特に決済方法及び決済日について、割引書込機110の取得代金の決済方法が、割引サービスに係る負担額の決済方法として、そのままデフォルト設定されるとよい。これにより割引書込機110の購入から、割引料金の負担額の決済までを、自動的に登録することが可能となる。この結果、店舗オーナの操作負担を大幅に軽減することができる。
【0076】
割引機IDの入力については、
図4に示すように、割引書込機110の側面に記載されたシリアルナンバーを目視しながら、簡単に入力することができる。あるいは店舗端末100がカメラ機能等を有し、コード画像124から情報を抽出する機能を有しているとする。この場合には、その解析機能を用いて(例えばアプリケーション等を起動させて)、コード画像124を撮影することで、自動的に割引機IDを入力することが可能となる。あるいは割引書込機110のメモリ112内に記憶されている割引機IDが、そのまま自動的に入力されてもよい。
【0077】
申請内容の入力が完了すると、申請ボタン136が選択される。これにより割引サービスの提携の申込みが完了する。なお申込み用Webページ130の左端には、駐車場選択ボタン132及び提携申請ボタン133の他に、情報編集、オーナ情報、帳票出力、メール通知、及びオペレータとの通話、の各ボタンが設置されている。店舗オーナは、これらのボタンを適宜選択することで、必要な情報の取得、種々の申込み、帳票の出力、メールの送受信等を実行することができる。
【0078】
図5に戻り、提携の申込みが完了すると、申込みの対象となる駐車場のオーナのオーナ端末10に、申請の申込みがあった旨の申請メールが送信される(ステップ106)。例えばメールの本文中にURLが記載されており、当該URLをオーナが選択すると、駐車場管理装置40内のWebサーバが作成したオーナ用のWebページに接続される。
【0079】
図8は、オーナ端末10に表示される申込み確認画面の一例である。申込み確認画面140には、提携の申し込み時に店舗オーナが入力した情報が表示される。複数の店舗から申込みがある場合には、店舗タブ141を選択することで、各々の店舗情報を確認することができる。確認後、承認ボタン142が選択されると、提携の申込みが承認され、提携が結ばれる(ステップ107)。なお申込みを承認するか否かの判断が、本駐車サービスの提供者に委託されていてもよい。その場合、申込みを承認した旨の報告メールが送信される。
【0080】
なお申込み確認画面140内の月次割引額は、提携が決定した後の、店舗にて割引した割引額、すなわち負担額を表示する項目である。例えば申込み確認画面140の左端にある、提携店舗登録ボタン143を選択すると、提携先の店舗の情報として、申込み確認画面140とほぼ同じ構成の画面が表示される。その画面内には、毎月の負担額が月次割引額として表示される。
【0081】
その他、オーナは、在車情報、経営分析、帳票出力、メール通知、及びオペレータとの通話、の各ボタンを適宜選択することで、必要な情報の取得、帳票の出力、メールの送受信等を実行することができる。
【0082】
提携が決定すると、店舗から見て提携先となった駐車場を識別する駐車場IDと、駐車場から見て提携先となった店舗に設置された割引書込機110の割引機IDとが、関連付けられてDB42に記憶される。駐車場IDは、駐車場情報DB44内の駐車場情報に含まれる情報であり、本実施形態において第1の識別情報に該当する。なお店舗情報DB47には、割引書込機の購入時、及び提携申込み時に入力された店舗情報が記憶される。
【0083】
駐車場管理装置40により、割引機IDに関連付けられた提携先の駐車場の駐車場IDが、店舗端末100を介して割引書込機110に送信される(ステップ108)。送信された駐車場IDは、割引書込機110のメモリ112に記憶される。また駐車場管理装置40により、駐車場IDに関連付けられた割引機IDが、出口精算機70に送信される(ステップ109)。送信された割引機IDは、出口精算機70のメモリ72に記憶される。なお当然のことながら割引機IDは提携先となった駐車場のみ送信される。
【0084】
駐車場管理装置40により、提携が決定した旨がオーナ端末10にメールで送信される(ステップ110)。
【0085】
次に駐車場及び店舗の利用者が割引サービスを利用する場合の動作を説明する。なお店舗及び駐車場の間で割引サービスの提携が結ばれている旨は、駐車場や店舗の看板、各Webサイト等により公開されており、利用者に十分に告知されているものとする。
【0086】
図9は、駐車券発行機50から発行される駐車券に記録される情報の一例である。本実施形態では、駐車場を利用する利用者により操作釦58が押されると、カードリーダライタ55により、券種別(本実施形態では駐車券)、駐車場ID、発券機ナンバー、券ナンバー、入場時の(駐車券を発行する)年月日時、割引回数、及びステータス情報が記録される。このうち割引回数は0回、ステータス情報は精算前である旨が記録される。
【0087】
図10は、店舗にて駐車券に割引情報が記録される動作例を示すフローチャートである。
図11は、駐車券に記録される割引情報の一例である。
【0088】
利用者は、店舗にて買物や飲食等を行った後、店舗の係員に対してレジにて代金の支払いと当時に、駐車券を提示する。割引書込機110は、駐車券の挿入を待機しており(ステップ201)、駐車券が挿入されると駐車券の磁気ストライプに記録された駐車券情報が読み込まれる(ステップ202)。
【0089】
読み込まれた駐車券情報内の駐車場IDが、メモリに記録された提携先の駐車場IDと一致するか否か判定される(ステップ203)。
【0090】
駐車場IDが一致しない場合には(ステップ203のNo)、エラーが出力される(ステップ204)。具体的には、スピーカからエラー時のビープ音が出力され、状態表示ランプ122によりエラー状態が表示される。提携を結んでいない駐車券等が提示された場合等においてエラーが出力された場合には、店舗の係員によりその旨が説明されてもよい。
【0091】
駐車場IDが一致する場合には、店舗の係員により、サービスの利用に応じた割引額の割引ボタン123が押下される(ステップ205)。これにより駐車券に割引情報が書き込まれる(ステップ206)。なお割引ボタン123が押されない間は、待機状態となる。
【0092】
このように本実施形態では、割引書込機110により、駐車場管理装置40から送信された駐車場IDをもとに、受け付けた駐車券が提携先となった駐車場の駐車券か否か判定される。なお複数の駐車場と提携を結んでいる場合には、各駐車場の駐車場IDがメモリに記録されている。そしてそれらの駐車場IDのいずれかと一致するか否かが判定される。
【0093】
図11に示すように、割引情報として、割引機ID、割引情報を入力した年月日時、割引種別、割引額/時間の情報が記録される。例えば提携先の店舗にて何度も買い物をする場合には、そのつど割引情報が入力される。すなわち割引情報の入力は複数回可能であり、割引情報が入力されるたびに割引回数が1ずつ増加され、各割引情報が順に入力される。
【0094】
駐車券に入力された割引情報は、店舗端末100に送信され記録される(ステップ207)。また駐車場管理装置40に送信されて、DB42に記憶されてもよい。例えば駐車場管理装置40に送信された割引情報は、駐車場のオーナにメールで送信される。あるいはオーナ用のWebページに割引情報が反映されてもよい。一方で、これらの情報は精算前の情報であり、割引額が確定しているわけではないので、単にバックアップとして保存されるだけでもよい。
【0095】
割引情報の送信/記録が完了すると、割引書込機110の挿入口120から駐車券が排出される(ステップ208)。
【0096】
図12は、駐車場から車両を出庫する際の動作例を示すフローチャートである。例えば利用者は出口ゲート34に隣接して設置された出口精算機70の前まで車両を進ませる。車両の接近は地面に埋設されたループコイル等により検出され、出口精算機70は駐車券の挿入を待機する状態となる(ステップ301)。
【0097】
駐車券が挿入されると駐車券の磁気ストライプに記録された駐車券情報及び割引情報が読み込まれる(ステップ302)。読み込まれた割引情報内の割引機IDが、メモリ72に記録された提携先の割引機IDと一致するか否か判定される(ステップ303)。
【0098】
すなわち本実施形態では、駐車場管理装置40から送信された割引機IDをもとに、駐車場の利用者から提示された駐車券に記憶された割引情報が、提携先となった店舗にて記録された割引情報であるか否かが判定される。
【0099】
割引機IDが一致しない場合には(ステップ303のNo)、エラーが出力される(ステップ304)。例えば表示器/スピーカ77により、入力された割引情報が提携先の店舗にて記録されたものではないので割引ができない旨が報知される。割引機IDが一致しない場合と、割引情報の記録が無い場合には、駐車券に記録された入場時の年月日時と、現在時刻から駐車時間を算出し、料金体系のプログラムに応じて駐車料金が算出される(ステップ305)。もっとも、駐車場IDと割引機IDが一致しないで駐車券に割引情報が記録されることは、前述の
図10のフローからも通常は有り得ないが、磁気データを改ざんするような不正行為に対するダブルチェックの効果がある。
【0100】
割引機IDが一致する場合には、割引情報をもとに、駐車料金が算出される(ステップ305)。具体的には、駐車時間をもとに算出された料金から、割引情報として記録された割引額の合計が減算される。駐車時間をもとに算出された料金よりも割引額が大きい場合には、駐車料金は0円(無料)となる。
【0101】
ステップ305にて算出された駐車料金は、表示器/スピーカ77により出力される(ステップ306)。利用者が駐車料金を支払った場合、あるいは割引により駐車料金が0円となる場合には、精算完了となり出口ゲートが制御される(ステップ307のYesからステップ308)。例えば出口ゲートが開けられ、車両の出庫が検出されると出口ゲートが閉められる。
【0102】
出口精算機70から駐車場管理装置40へ、割り引いた額の情報である割引結果が送信される(ステップ309)。駐車時間をもとに算出された料金よりも割引額が大きく、駐車料金が0円となった場合には、割引結果として駐車時間をもとに算出された料金が送信される(例えば駐車料金400円、割引額500の場合は割引結果は400円となる)。
【0103】
駐車場管理装置40に送信された割引結果は、メール等により店舗端末100及びオーナ端末10に送信される。あるいは店舗用のWebページ及びオーナ用のWebページに反映される。これにより店舗オーナや駐車場のオーナは、現時点までの負担額(割引額)や店舗及び駐車場の利用状況等を把握することができる。
【0104】
上記したように月次の負担額は、クレジットカード決済により自動的に決済される。例えば決済日の前に、店舗端末100に記憶されている月次の負担額と、駐車場管理装置40のDB42に記憶されている月次の負担額の整合性が確認可能であってもよい。これにより他の店舗等における不正行為を防止することができる。
【0105】
例えば他の店舗の割引機IDを駐車券から読み出し、自身の店舗の割引書込機IDの書込みデータを改ざんして、他の店舗になりすます等の不正行為が考えられる。この場合、割引額の決済は他の店舗にて行われることとなり、不正に利益を上げることが可能となってしまう。このような不正行為を十分に防止することが可能となる。なお現金決済や銀行振り込み等の、他の決済方法への変更も可能である。
【0106】
以上、本実施形態に係る駐車サービスシステム500では、店舗等のオーナが、駐車料金の割引サービスの提携可能な駐車場を簡単に見つけることが可能となる。また駐車場のオーナに直接提携を申し込むことなく、申込み用Webページ130を介して必要な情報を入力するだけで、簡単に割引サービスの提携を結ぶことが可能となる。この結果、店舗の利用者に対して、駐車料金の割引サービスを提供することが容易に実現可能となる。
【0107】
またサービスの利用に応じてどの程度の割引額を設定するか等の店舗側のサービス条件を、柔軟に設定して提携を申込みことが可能であり、サービス条件の変更も容易である。
【0108】
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係る駐車サービスシステムについて説明する。これ以降の説明では、上記の実施形態で説明した駐車サービスシステム500における構成及び作用と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化する。
【0109】
上記の実施形態では、割引書込機110を取得した後に、提携の申込みが行われた。これに代えて、最初に提携の申込みが行われ、提携が決定した後に店舗等に割引書込機110が送付されてもよい。例えば駐車管理装置40のWebサーバが作成した申込み用のWebページとして、住所等を含む店舗情報を入力可能な画面が表示される。店舗オーナにより必要な情報が入力されると、
図6に示すような選択画面131が表示され、提携先の駐車場が選択可能となる。
【0110】
提携の申込みがあった旨がオーナ端末にメールで送信され、提携が結ばれた場合には、店舗に割引書込機110が送付される。その際には、割引書込機の割引機IDと、提携先の駐車場の駐車場IDとは、割引書込機110の送付に先だって関連付けられる。また割引書込機110のメモリ112には、予めに提携先の駐車場の駐車場IDが記憶される。すなわち本実施形態では、店舗端末100から駐車場管理装置40への割引機IDの送信、及び駐車場管理装置40から出口精算機70への駐車場IDの送信が省略可能である。
【0111】
<第3の実施形態>
図13は、第3の実施形態に係る駐車サービスシステムの構成例を示す概略図である。本駐車サービスシステム600では、駐車券に割引情報が記録されず、各店舗に配置される駐車券受付装置620により駐車場管理装置40に割引情報が送信される。すなわち駐車券受付装置620により、提携先となった駐車場の駐車券から駐車場IDと、駐車券を識別する券ナンバー(第3の識別情報)が読み出される。これらの識別情報と、サービスの利用に応じた割引情報とが、駐車場管理装置40に送信される。
【0112】
従って駐車券受付装置620としては、駐車場管理装置40と常時通信可能であり割引情報を送信可能である機能、及び駐車券から情報を読み込む機能が備えられていればよい。すなわち駐車券に情報を書き込む機能が不要であるので、簡単なカードリーダ等を使用することが可能であり、コストを十分に抑えることが可能である。また駐車券として、情報の書き込みが不可能なものが使用可能であり、例えば磁気ストライプを持たずにバーコード等が付されているのみのカードが使用可能である。
【0113】
図13に示す例では、店舗A及び店舗Bでは、割引端末(書込み機能が無い端末)630と、駐車場管理装置40に接続された店舗端末640(ノートPC、タブレット端末)とにより、駐車券受付装置620が構成されている。一方で店舗Cでは、駐車場管理装置40に接続された割引端末630が、駐車券受付装置620として用いられている。
【0114】
なお店舗Cでは、駐車券受付装置620とは別のPC等により、提携の申込み等が実行される。例えば店舗オーナの家等に配置されたPC等により、割引サービスの提携の申込みが入力される。この場合、当該PC等が、申込み用Webページを表示する他の端末に相当する。なお駐車券受付装置として店舗端末が用いられる場合でも、他のPC等により、割引サービスの提携が申し込まれてもよい。すなわち店舗端末が、必ずしも他の端末として機能する場合に限定されない。
【0115】
駐車券受付装置620から駐車場管理装置40に送信された駐車場ID、券ナンバー、及び割引情報は、駐車場IDに関連付けられた割引端末630のIDとともに、駐車場に設置された出口精算機70に送信される。そして出口精算機70により、挿入された駐車券から券ナンバーが読み取られ、券ナンバーに関連付けられた割引情報をもとに駐車料金が算出される。なお車両が駐車場に入庫した年月日時は、駐車券発行機50から券ナンバーと合わせて、駐車場管理装置40又は出口精算機70に送信される。
【0116】
以上本実施形態では、駐車券に割引情報等が記録されず、インターネット1等に常時接続されている駐車場管理装置40により、各駐車券を持って買い物をする利用客に関する割引情報が管理される。これにより割引情報の改ざんやなりすまし等を十分に防止することが可能となる。
【0117】
<その他の実施形態>
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態で実現することができる。
【0118】
例えば店舗内等に設置された精算機により、事前精算が実行されてもよい。
図14に示すように、事前精算が実行された駐車券には、精算後である旨のステータス情報と精算額とが記憶される。また所持する金額が足らなかった場合や事前精算後に再び買い物をした場合等において、未精算残額の情報が記録されてもよい。未精算残額が0円の場合は、精算済みの駐車券が出口精算機70に挿入されることで、出口ゲートが開けられる。未精算残額がある場合には、出口精算機70でその分が精算される。
【0119】
PCやタブレット端末と割引書込機とが一体となった装置が、本発明に係る駐車券受付装置として用いられてもよい(割引端末についても同様)。
【0120】
本発明が適用可能な駐車場の構成は全く限定されない。駐車券発行機50及び出口精算機70の2つの駐車場装置30が設置される場合のみならず、例えば駐車場装置30として精算機が1つ設置される構成でもよい。またゲート式駐車場にも限定されず、個別ロック式(フラップ式)駐車場や立体式(機械式)駐車場等にも、本発明は適用可能である。
【0121】
駐車券の構成、駐車券への情報の書き込み、又は駐車券から情報を読み込むための構成は限定されず、例えば非接触式のICカード等が駐車券として用いられてもよい。
【0122】
本開示では、駐車車両は、自動車に限定されず、自転車や二輪車(バイク)等も含む。すなわち上記で説明した駐車場は、自転車等を駐車するための駐輪場を含む概念である。
【0123】
以上説明した本発明に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
【0124】
また本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う駐車場サービスシステムもまた本発明の技術思想に含まれる。