特許第6609285号(P6609285)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6609285広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラム、端末装置、広告表示方法、および広告表示プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6609285
(24)【登録日】2019年11月1日
(45)【発行日】2019年11月20日
(54)【発明の名称】広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラム、端末装置、広告表示方法、および広告表示プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20191111BHJP
   G09F 19/00 20060101ALI20191111BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20191111BHJP
【FI】
   G06Q30/02 398
   G09F19/00 Z
   G06F13/00 510G
   G06F13/00 540P
【請求項の数】18
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2017-123581(P2017-123581)
(22)【出願日】2017年6月23日
(62)【分割の表示】特願2016-225320(P2016-225320)の分割
【原出願日】2016年11月18日
(65)【公開番号】特開2018-81670(P2018-81670A)
(43)【公開日】2018年5月24日
【審査請求日】2018年5月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】Zホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100154852
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 太一
(74)【代理人】
【識別番号】100174986
【弁理士】
【氏名又は名称】林 康旨
(72)【発明者】
【氏名】入山 高光
(72)【発明者】
【氏名】二宮 一浩
【審査官】 ▲高▼瀬 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】 特表2015−531176(JP,A)
【文献】 特開2002−297620(JP,A)
【文献】 特開2014−153828(JP,A)
【文献】 特開2007−188403(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/148841(WO,A1)
【文献】 特開2013−114286(JP,A)
【文献】 特開2012−073762(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 30/02
G06F 13/00
G09F 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得部と、
前記広告情報取得部によって取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得部と、
前記部分広告情報取得部によって取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成部と、
前記広告情報生成部によって生成された前記第2広告情報を、前記端末装置に送信する送信部と、を備え、
前記広告情報生成部は、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記送信部は、前記広告情報生成部によって生成された前記広告比較情報を、前記端末装置に送信し、
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
広告配信装置。
【請求項2】
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から取得できなかった前記部分広告情報を、前記商品の製造業者の提供するサービスから前記ネットワークを介して取得する
請求項記載の広告配信装置。
【請求項3】
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から取得できなかった前記部分広告情報を、店舗ごとの商品の価格を比較するための情報を提供する価格比較サービスから前記ネットワークを介して取得する
請求項記載の広告配信装置。
【請求項4】
前記ユーザの属性を示すユーザ属性を取得するユーザ属性取得部を更に備え、
前記広告情報取得部は、前記ユーザ属性取得部によって取得された前記ユーザ属性に基づいて、前記ユーザに適した広告情報を前記第1広告情報として取得する
請求項1記載の広告配信装置。
【請求項5】
前記ユーザ属性は、前記ユーザの性別、年齢、興味のあるカテゴリ、検索履歴情報、ページ閲覧情報、および購買情報の少なくとも一つを含む
請求項記載の広告配信装置。
【請求項6】
前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザ属性とが関連付けられたユーザ属性を記憶する第1記憶部を更に備え、
前記受信部は、前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信し、
前記ユーザ属性取得部は、前記受信部によって受信された前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記ユーザ属性を、前記第1記憶部から取得する
請求項または記載の広告配信装置。
【請求項7】
商品の広告に関する複数の項目が互いに関連付けられた複数の広告情報を記憶する第2記憶部を更に備え、
前記広告情報取得部は、前記ユーザ属性取得部によって取得された前記ユーザ属性に基づいて、前記第2記憶部に記憶された前記複数の広告情報の中から前記ユーザに適した前記第1広告情報を取得する
請求項からの何れか一項に記載の広告配信装置。
【請求項8】
前記複数の項目は、店舗名、商品名、商品の画像、定価、販売価格、割引情報、製造業者名、重量、サイズ、特典内容、および保証期間の少なくとも一つを含む
請求項記載の広告配信装置。
【請求項9】
前記広告情報取得部は、前記ユーザ属性に加えて、現在の日時および天気に基づいて、前記第2記憶部に記憶された前記複数の広告情報の中から前記ユーザに適した前記第1広告情報を取得する
請求項または記載の広告配信装置。
【請求項10】
前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記ユーザによって指定された項目とが関連付けられた設定情報を記憶する第3記憶部を更に備え、
前記受信部は、前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信し、
前記部分広告情報取得部は、前記受信部によって受信された前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記項目を前記第3記憶部に記憶された前記設定情報から取得し、取得した前記項目に対応する部分広告情報を、前記第1広告情報から取得する
請求項1記載の広告配信装置。
【請求項11】
前記広告情報生成部は、前記ユーザによって予め設定された広告のレイアウトに従って前記部分広告情報を配置することで、前記第2広告情報を生成する
請求項1記載の広告配信装置。
【請求項12】
前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記レイアウトを識別するためのレイアウト識別情報とが関連付けられたレイアウト情報を記憶する第4記憶部を更に備え、
前記受信部は、前記ユーザ識別情報を前記端末装置から受信し、
前記広告情報生成部は、前記受信部によって受信された前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記レイアウト識別情報を前記第4記憶部から取得し、取得した前記レイアウト識別情報に対応するレイアウトに従って前記部分広告情報を配置することで、前記第2広告情報を生成する
請求項11記載の広告配信装置。
【請求項13】
前記広告情報生成部は、複数の第2広告情報を生成し、前記ユーザが閲覧した広告のジャンル毎の頻度に応じて前記複数の第2広告情報を並べ替える
請求項1から12の何れか一項に記載の広告配信装置。
【請求項14】
ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を受信する受信工程と、
前記受信工程において受信された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得工程と、
前記広告情報取得工程において取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得工程と、
前記部分広告情報取得工程において取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成工程と、
前記広告情報生成工程において生成された前記第2広告情報を、前記端末装置に送信する送信工程と、を備え、
前記広告情報生成工程において、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記送信工程において、前記広告情報生成工程で生成された前記広告比較情報を、前記端末装置に送信し、
前記部分広告情報取得工程において、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
広告配信方法。
【請求項15】
コンピュータを、
ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を受信する受信部、
前記受信部によって受信された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得部、
前記広告情報取得部によって取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得部、
前記部分広告情報取得部によって取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成部、
前記広告情報生成部によって生成された前記第2広告情報を、前記端末装置に送信する送信部、として機能させ、
前記広告情報生成部は、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記送信部は、前記広告情報生成部によって生成された前記広告比較情報を、前記端末装置に送信し、
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
広告配信プログラム。
【請求項16】
ユーザが使用する端末装置であって、
前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する測位部と、
前記測位部によって取得された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得部と、
前記広告情報取得部によって取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得部と、
前記部分広告情報取得部によって取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成部と、
前記広告情報生成部によって生成された前記第2広告情報を表示する表示部と、を備え、
前記広告情報生成部は、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記表示部は、前記広告情報生成部によって生成された前記広告比較情報を表示し、
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
端末装置。
【請求項17】
ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を取得する測位工程と、
前記測位工程において取得された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得工程と、
前記広告情報取得工程において取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得工程と、
前記部分広告情報取得工程において取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成工程と、
前記広告情報生成工程において生成された前記第2広告情報を表示する表示工程と、を備え、
前記広告情報生成工程において、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記表示工程において、前記広告情報生成工程で生成された前記広告比較情報を表示し、
前記部分広告情報取得工程において、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
広告表示方法。
【請求項18】
コンピュータを、
ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を取得する測位部、
前記測位部によって取得された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得部、
前記広告情報取得部によって取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得部、
前記部分広告情報取得部によって取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成部、
前記広告情報生成部によって生成された前記第2広告情報を表示する表示部、として機能させ、
前記広告情報生成部は、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、
前記表示部は、前記広告情報生成部によって生成された前記広告比較情報を表示し、
前記部分広告情報取得部は、前記第1広告情報から前記部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった前記部分広告情報を、ネットワーク上の装置から取得する
広告表示プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラム、端末装置、広告表示方法、および広告表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが所有する端末装置に広告を配信する広告配信装置が知られている。広告配信装置から配信された広告を端末装置が表示することで、ユーザは広告の内容を確認することができる。
【0003】
ユーザに対する広告効果を向上させるためには、広告配信装置は、ユーザの興味や関心に合わせた広告を配信する必要がある。そこで、ユーザが過去に閲覧したページの履歴を参照することにより、ユーザの興味や関心とマッチする広告を端末装置に配信する広告配信装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−55597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の広告配信装置は、ユーザの近くに位置する店舗の広告を、ユーザの好みの形式で配信することができなかった。このため、ユーザに対する広告効果をより向上させることができない場合があった。
【0006】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラム、端末装置、広告表示方法、および広告表示プログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、ユーザが使用する端末装置の位置を示す位置情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記位置情報に基づいて、前記端末装置から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する広告情報取得部と、前記広告情報取得部によって取得された前記第1広告情報から、前記ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する部分広告情報取得部と、前記部分広告情報取得部によって取得された前記部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する広告情報生成部と、前記広告情報生成部によって生成された前記第2広告情報を、前記端末装置に送信する送信部と、を備え、前記広告情報生成部は、前記店舗とは異なる他の店舗の前記商品と同じ商品についての広告を示す第3広告情報を生成するとともに、前記第2広告情報と前記第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成し、前記送信部は、前記広告情報生成部によって生成された前記広告比較情報を、前記端末装置に送信する広告配信装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、ユーザは、目的の商品について、ユーザの条件に最も合う商品を販売している店舗を容易に見つけ出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施形態に係る広告配信システムの全体構成を示す図である。
図2】第1実施形態に係る広告配信装置100によって行われる広告配信処理の詳細を示すブロック図である。
図3】第1実施形態に係るユーザ属性テーブル142の一例を示す図である。
図4】第1実施形態に係る広告情報147の一例を示す図である。
図5】第1実施形態に係る広告登録ウィンドウWの一例を示す図である。
図6】第1実施形態に係る設定情報152の一例を示す図である。
図7】第1実施形態に係るレイアウト情報157の一例を示す図である。
図8】第1実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の一例を示す図である。
図9】第1実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の他の例を示す図である。
図10】第1実施形態に係るレイアウト変更後の第2広告情報の一例を示す図である。
図11】第1実施形態に係る広告配信装置100によって実行される処理のフローチャートである。
図12】第1実施形態に係る広告情報147の他の例を示す図である。
図13】第2実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の一例を示す図である。
図14】第2実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された広告比較情報の一例を示す図である。
図15】第2実施形態に係る広告配信装置100によって実行される処理のフローチャートである。
図16】第3実施形態に係る広告配信システムの全体構成を示す図である。
図17】第3実施形態に係る端末装置200によって行われる広告表示処理の詳細を示すブロック図である。
図18】広告配信装置100、端末装置200、および広告管理装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラム、端末装置、広告表示方法、および広告表示プログラムの実施形態について説明する。広告配信装置は、ユーザが使用する端末装置に、ユーザの近くの店舗の広告情報を、ユーザが指定した形式で配信する。これによって、広告配信装置は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0011】
<1.第1実施形態>
<1−1.システム構成>
図1は、第1実施形態に係る広告配信システムの全体構成を示す図である。広告配信システムは、広告配信装置100と、端末装置200とを備える。広告配信装置100および端末装置200は、ネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうち一部または全部を含む。
【0012】
広告配信装置100は、ユーザが所有する端末装置200に広告情報を配信する装置である。端末装置200は、アドタグまたは広告SDK(Software Development Kit)を含む画像をウェブサーバまたはアプリサーバから受信し、受信したアドタグまたは広告SDKに基づいて広告配信装置100に広告配信リクエストを送信する。なお、ウェブサーバまたはアプリサーバが広告配信装置100に広告配信リクエストを送信し、広告情報が埋め込まれた画像を端末装置200に送信してもよい。広告配信装置100は、ユーザ属性取得部110と、広告情報取得部115と、部分広告情報取得部120と、広告情報生成部125と、受信部130と、送信部135と、第1記憶部140と、第2記憶部145と、第3記憶部150と、第4記憶部155とを備える。
【0013】
ユーザ属性取得部110、広告情報取得部115、部分広告情報取得部120、および広告情報生成部125は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、プログラムメモリに記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、これらの機能部は、プロセッサがプログラムを実行するのと同様の機能を有するLSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、およびFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
【0014】
受信部130および送信部135は、例えばNIC(Network Interface Card)によって実現される。第1記憶部140、第2記憶部145、第3記憶部150、および第4記憶部155は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。また、第1記憶部140、第2記憶部145、第3記憶部150、および第4記憶部155の一部または全部は、NAS(Network Attached Storage)や外部のストレージサーバなど、広告配信装置100がアクセス可能な外部装置であってもよい。
【0015】
端末装置200は、ユーザによって使用され、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末であるが、これに限られない。例えば、端末装置200は、ノート型のコンピュータまたはPDA(Personal Digital Assistant)であってもよい。端末装置200は、制御部210と、測位部215と、表示部220と、通信部225とを備える。
【0016】
制御部210は、CPU等のプロセッサが、プログラムメモリに記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、制御部210は、プロセッサがプログラムを実行するのと同様の機能を有するLSI、ASIC、およびFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
【0017】
測位部215は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機である。測位部215は、衛星から受信した電波に基づく測位を行って、ユーザが所有する端末装置200の位置(すなわちユーザの位置)を特定する。また、端末装置200は、通信部225が通信可能な無線基地局の位置から端末装置200の位置を推定してもよい。
【0018】
表示部220は、液晶表示装置などの表示装置である。通信部225は、ネットワークNWに接続された無線基地局と無線通信を行う無線通信モジュールである。端末装置200は、通信部225を用いて、ユーザを識別するためのユーザ識別情報であるユーザIDを広告配信装置100に送信する。また、端末装置200は、定期的に(例えば数[sec]おきに)、測位部215によって特定された端末装置200の位置情報を広告配信装置100に送信する。
【0019】
<1−2.広告配信装置の処理>
図2は、第1実施形態に係る広告配信装置100によって行われる広告配信処理の詳細を示すブロック図である。まず、受信部130は、ネットワークNWを介して端末装置200からユーザIDを受信すると、受信したユーザIDをユーザ属性取得部110および部分広告情報取得部120に出力する。また、受信部130は、ネットワークNWを介して端末装置200から位置情報を受信すると、受信した位置情報を広告情報取得部115に出力する。
【0020】
ユーザ属性取得部110は、第1記憶部140に記憶されたユーザ属性テーブル142を参照して、受信部130によって受信されたユーザIDに関連付けられたユーザ属性を、第1記憶部140から取得する。
【0021】
図3は、第1実施形態に係るユーザ属性テーブル142の一例を示す図である。ユーザ属性テーブル142は、ユーザIDと、ユーザ属性(性別情報、年齢情報、および興味カテゴリ情報)とが関連付けられたテーブルである。性別情報は、ユーザの性別を示す情報である。年齢情報は、ユーザの年齢を示す情報である。興味カテゴリ情報は、ユーザの興味のあるカテゴリに関する情報である。
【0022】
なお、ユーザ属性には、性別情報、年齢情報、および興味カテゴリ情報の全てが含まれることとしたが、これらのうちのいずれか一つが含まれていればよい。また、ユーザ属性には、ユーザがウェブを検索した履歴を示す検索履歴情報、ユーザが閲覧したページを示すページ閲覧情報、およびユーザが購入した商品に関する情報を示す購買情報等の少なくとも一つが含まれてもよい。
【0023】
図3に示される例において、ユーザID「0001」がユーザ属性(男、40歳、カメラ)に関連付けられ、ユーザID「0002」がユーザ属性(女、30歳、ファッション)に関連付けられ、ユーザID「0003」がユーザ属性(男、20歳、スポーツ)に関連付けられている。ユーザ属性は、予めユーザによって登録された情報であってもよいし、広告配信装置100によって自動的に収集された情報であってもよい。
【0024】
ユーザ属性取得部110は、受信部130によって受信されたユーザIDに関連付けられたユーザ属性を、第1記憶部140から取得する。ユーザ属性取得部110は、取得したユーザ属性を広告情報取得部115に出力する。
【0025】
第2記憶部145は、商品の広告に関する複数の項目が互いに関連付けられた複数の広告情報147を記憶している。広告情報取得部115は、受信部130によって受信された位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を、第2記憶部145に記憶された広告情報147から取得する。
【0026】
図4は、第1実施形態に係る広告情報147の一例を示す図である。広告情報147は、店舗名と、店舗の位置と、商品名と、商品の画像と、定価と、販売価格と、割引情報とが関連付けられたテーブルである。
【0027】
図4に示される例において、店舗名「店舗A」と、店舗の位置(x1、y1)と、商品名「商品A」と、商品の画像「imageA.jpg」と、定価「50,000円」と、販売価格「40,000円」と、割引情報「20%オフ」とが関連付けられている。また、店舗名「店舗B」と、店舗の位置(x2、y2)と、商品名「商品B」と、商品の画像「imageB.jpg」と、定価「100,000円」と、販売価格「70,000円」と、割引情報「30%オフ」とが関連付けられている。また、店舗名「店舗C」と、店舗の位置(x3、y3)と、商品名「商品C」と、商品の画像「imageC.jpg」と、定価「20,000円」と、販売価格「18,000円」と、割引情報「10%オフ」とが関連付けられている。これらの情報は、広告登録ウィンドウWを用いて登録される。
【0028】
図5は、第1実施形態に係る広告登録ウィンドウWの一例を示す図である。広告登録ウィンドウWには、広告情報に含まれる各項目の情報が入力される入力領域が含まれる。また、広告登録ウィンドウWには、検索キーK1と、参照キーK2と、登録キーK3とが含まれる。
【0029】
店舗の従業員は、商品の広告情報を広告登録ウィンドウWから入力する。例えば、従業員が店舗名「店舗A」を入力して検索キーK1を選択(タップまたはクリック)すると、店舗Aの位置情報が検索され、店舗Aの位置座標(x1、y1)が自動的に入力される。また、従業員は、商品名「商品A」を入力して参照キーK2を選択することにより、商品Aの画像が格納されたアドレスを指定することができる。従業員がその他の項目(定価、販売価格、割引情報)を入力して登録キーK3を選択すると、入力された広告情報が第2記憶部145に格納される。
【0030】
なお、広告登録ウィンドウWに入力された各項目の情報に基づいて広告情報が生成されることとしたが、これに限られない。例えば、広告配信装置100は、店舗の従業員から入力された電子チラシからテキストデータを抽出し、抽出したテキストデータに対して形態素解析を行うことにより、電子チラシに含まれる各項目(店舗名、商品名、販売価格等)の情報を自動的に抽出してもよい。
【0031】
また、広告情報147は、店舗名、店舗の位置、商品名、商品の画像、定価、販売価格、および割引情報を含むこととしたが、これに限られない。例えば、広告情報147は、これらの項目に加えて、製造業者名、重量、サイズ、特典内容、および保証期間の少なくとも一つを含んでもよい。また、商品が食料品である場合には、広告情報147は、商品に含まれるアレルギー物質を示す情報を含んでもよい。
【0032】
前述したように、広告情報取得部115は、受信部130によって受信された位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を、第2記憶部145から取得する。例えば、広告情報取得部115は、受信部130によって受信された位置情報と、広告情報147に含まれる店舗の位置(図4参照)とを比較して、端末装置200から所定距離内に位置する店舗か否かを判定する。
【0033】
なお、広告情報取得部115は、ユーザ属性取得部110によって取得されたユーザ属性に基づいて、第2記憶部145に記憶された複数の広告情報147の中からユーザに適した第1広告情報を取得してもよい。例えば、ユーザ属性に含まれる興味カテゴリが「カメラ」である場合、カメラに関する広告情報を、第1広告情報として取得してもよい。これによって、広告配信装置100は、ユーザの興味のある商品の広告を配信することができ、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0034】
また、広告情報取得部115は、ユーザ属性に加えて、現在の日時および天気に基づいて、第2記憶部145に記憶された複数の広告情報147の中からユーザに適した第1広告情報を取得してもよい。例えば、現在時刻が朝である場合、広告情報取得部115は、レストランの朝食の広告を第1広告情報として取得してもよい。また、現在時刻が夜である場合、広告情報取得部115は、レストランの夕食の広告を第1広告情報として取得してもよい。更に、広告情報取得部115は、雨の日には傘やレインコートの広告を第1広告情報として取得してもよい。これによって、広告配信装置100は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0035】
広告情報取得部115は、第2記憶部145から取得した第1広告情報を、部分広告情報取得部120に出力する。部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する。ここで、ユーザによって指定された項目は、設定情報152として第3記憶部150に記憶されている。
【0036】
図6は、第1実施形態に係る設定情報152の一例を示す図である。設定情報152は、ユーザIDと、ユーザによって指定された項目(項目1から5)とが関連付けられたテーブルである。項目1から5は、予めユーザによって指定された、ユーザが配信を希望する広告の項目を示す。
【0037】
図6に示される例において、ユーザID「0001」と、項目1「店舗名」と、項目2「商品名」と、項目3「画像」と、項目4「販売価格」と、項目5「割引情報」とが関連付けられている。また、ユーザID「0002」と、項目1「店舗名」と、項目2「商品名」と、項目3「販売価格」とが関連付けられている。さらに、ユーザID「0003」と、項目1「店舗名」と、項目2「画像」と、項目3「定価」と、項目4「販売価格」とが関連付けられている。
【0038】
このため、受信部130によって受信されたユーザIDが「0001」の場合、部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、「店舗名」、「商品名」、「画像」、「販売価格」、および「割引情報」を部分広告情報として取得する。また、受信部130によって受信されたユーザIDが「0002」の場合、部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、「店舗名」、「商品名」、および「販売価格」を部分広告情報として取得する。また、受信部130によって受信されたユーザIDが「0003」の場合、部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、「店舗名」、「画像」、「定価」、および「販売価格」を部分広告情報として取得する。
【0039】
このように、部分広告情報取得部120は、受信部130によって受信されたユーザIDに関連付けられた項目を、第3記憶部150に記憶された設定情報152から取得する。また、部分広告情報取得部120は、取得した項目に対応する部分広告情報を、第1広告情報から取得する。その後、部分広告情報取得部120は、取得した部分広告情報を広告情報生成部125に出力する。
【0040】
広告情報生成部125は、部分広告情報取得部120によって取得された部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する。例えば、広告情報生成部125は、ユーザによって予め設定された広告のレイアウトに従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。具体的に、広告情報生成部125は、第4記憶部155に記憶されたレイアウト情報157に基づいて、部分広告情報を配置する。
【0041】
図7は、第1実施形態に係るレイアウト情報157の一例を示す図である。レイアウト情報157は、ユーザIDとレイアウトIDとが関連付けられたテーブルである。レイアウトIDは、広告のレイアウトを識別するための識別情報である。
【0042】
図7に示される例において、ユーザID「0001」とレイアウトID「L1」とが関連付けられ、ユーザID「0002」とレイアウトID「L2」とが関連付けられ、ユーザID「0003」とレイアウトID「L3」とが関連付けられている。このように、第4記憶部155は、ユーザIDと、ユーザによって予め設定された広告のレイアウトを識別するためのレイアウトIDとが関連付けられたレイアウト情報157を記憶している。
【0043】
広告情報生成部125は、受信部130によって受信されたユーザIDに関連付けられたレイアウトIDを第4記憶部155から取得する。また、広告情報生成部125は、取得したレイアウトIDに対応するレイアウトに従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。
【0044】
広告情報生成部125は、生成した第2広告情報を送信部135に出力する。送信部135は、広告情報生成部125によって生成された第2広告情報を、端末装置200に送信する。端末装置200の通信部225は、広告配信装置100から受信した第2広告情報を制御部210に出力する。制御部210は、通信部225から入力された第2広告情報を表示部220に表示する。
【0045】
<1−3.第2広告情報の表示例>
図8は、第1実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の一例を示す図である。図8に示される例においては、ユーザIDが「0001」のユーザが所有する端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報が示されている。
【0046】
前述した図6に示されるように、ユーザID「0001」には、項目1「店舗名」と、項目2「商品名」と、項目3「画像」と、項目4「販売価格」と、項目5「割引情報」とが関連付けられている。このため、図8に示されるように、商品の画像A1と、商品名A2と、販売価格A3と、割引情報A4と、店舗名A5とを含む第2広告情報が、表示部220に表示されている。
【0047】
前述した図7に示されるように、ユーザID「0001」には、レイアウトID「L1」が関連付けられている。このため、広告情報生成部125は、レイアウトID「L1」に対応するレイアウト(図8参照)に従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。
【0048】
図9は、第1実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の他の例を示す図である。図9に示される例においては、ユーザIDが「0002」のユーザが所有する端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報が示されている。
【0049】
前述した図6に示されるように、ユーザID「0002」には、項目1「店舗名」と、項目2「商品名」と、項目3「販売価格」とが関連付けられている。このため、図9に示されるように、商品名A2と、販売価格A3と、店舗名A5とを含む第2広告情報が、表示部220に表示されている。
【0050】
前述した図7に示されるように、ユーザID「0002」には、レイアウトID「L2」が関連付けられている。このため、広告情報生成部125は、レイアウトID「L2」に対応するレイアウト(図9参照)に従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。
【0051】
このように、広告情報生成部125は、ユーザによって予め設定された広告のレイアウトに従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。これによって、ユーザの好みに応じたレイアウトで第2広告情報を表示することができ、ユーザに対する広告効果を向上させることができる。
【0052】
図10は、第1実施形態に係るレイアウト変更後の第2広告情報の一例を示す図である。例えば、ユーザIDが「0001」のユーザのレイアウトIDを「L1」から「L3」に変更すると、図8に示されるレイアウトから図10に示されるレイアウトに切り替わる。これによって、第2広告情報をユーザの好みのレイアウトに変更することができ、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0053】
<1−4.広告配信装置によって実行される処理のフローチャート>
図11は、第1実施形態に係る広告配信装置100によって実行される処理のフローチャートである。まず、広告配信装置100の受信部130は、ユーザIDおよび位置情報を、ネットワークNWを介して端末装置200から受信する(S10)。ユーザ属性取得部110は、受信部130によって受信されたユーザIDに基づいて、第1記憶部140からユーザ属性を取得する。
【0054】
広告情報取得部115は、受信部130によって受信された位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する(S11)。ここで、広告情報取得部115は、ユーザ属性取得部110によって取得されたユーザ属性に基づいて、第2記憶部145に記憶された複数の広告情報の中からユーザに適した第1広告情報を取得してもよい。
【0055】
部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する(S12)。例えば、部分広告情報取得部120は、受信部130によって受信されたユーザIDに関連付けられた項目を第3記憶部150に記憶された設定情報152から取得し、取得した項目に対応する部分広告情報を、第1広告情報から取得する。
【0056】
広告情報生成部125は、部分広告情報取得部120によって取得された部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する(S13)。例えば、広告情報生成部125は、ユーザによって予め設定された広告のレイアウトに従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。
【0057】
送信部135は、広告情報生成部125によって生成された第2広告情報を、端末装置200に送信し(S14)、本フローチャートによる処理を終了する。以上の処理によって、広告配信装置100は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0058】
<1−5.部分広告情報の補完処理>
図12は、第1実施形態に係る広告情報147の他の例を示す図である。図12に示されるように、広告情報147において、商品Aについての画像情報が存在せず、商品Bについての定価情報が存在せず、商品Cについての販売価格情報が存在しない。このように、広告情報147においていずれかの部分広告情報が存在しない場合、情報の欠落のためにユーザに対する広告効果が低下してしまう。このため、部分広告情報取得部120は、存在しない部分広告情報を補完する必要がある。
【0059】
そこで、部分広告情報取得部120は、第1広告情報から部分広告情報を取得できなかった場合、取得できなかった部分広告情報を、ネットワークNW上の装置から取得する。例えば、部分広告情報取得部120は、第1広告情報から取得できなかった部分広告情報を、商品の製造業者の提供するサービス(例えば、製造業者のサイト)からネットワークNWを介して取得する。また、部分広告情報取得部120は、第1広告情報から取得できなかった部分広告情報を、店舗ごとの商品の価格を比較するための情報を提供する価格比較サービス(例えば、価格比較サイト)からネットワークNWを介して取得してもよい。
【0060】
図12に示される例の場合、部分広告情報取得部120は、商品Aについての画像情報を、商品の製造業者のサイトにアクセスして取得する。また、部分広告情報取得部120は、商品Bについての定価情報を、商品の製造業者のサイトにアクセスして取得する。さらに、部分広告情報取得部120は、商品Cについての販売価格情報を価格比較サイトにアクセスして取得する。
【0061】
このように、広告情報147においていずれかの部分広告情報が存在しない場合であっても、部分広告情報取得部120は、存在しない部分広告情報を補完することができる。これによって、広告配信装置100は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0062】
なお、広告情報生成部125は、複数の第2広告情報を生成し、ユーザが閲覧した広告のジャンル毎の頻度に応じて複数の第2広告情報を並べ替えてもよい。例えば、広告情報生成部125は、ユーザが閲覧した頻度が高いジャンルの広告ほど、上に表示されるように複数の第2広告情報を並べ替えてもよい。これによって、ユーザの興味のあるジャンルの広告がユーザの目に留まりやすくなるため、広告配信装置100は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0063】
以上説明したように、受信部130は、ユーザが所有する端末装置200の位置を示す位置情報を受信する。広告情報取得部115は、受信部130によって受信された位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する。部分広告情報取得部120は、広告情報取得部115によって取得された第1広告情報から、ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する。広告情報生成部125は、部分広告情報取得部120によって取得された部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する。送信部135は、広告情報生成部125によって生成された第2広告情報を、端末装置200に送信する。これによって、広告配信装置100は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0064】
<2.第2実施形態>
第1実施形態において、広告配信装置100は、部分広告情報を合成して第2広告情報を生成し、生成した第2広告情報を端末装置200に配信することとした。これに対し、第2実施形態において、広告配信装置100は、他の店舗の広告と比較するための広告比較情報を生成し、生成した広告比較情報を端末装置200に送信することとする。以下、第2実施形態について詳細に説明する。
【0065】
<2−1.第2広告情報および広告比較情報の表示例>
図13は、第2実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された第2広告情報の一例を示す図である。図13において、図8の各部に対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0066】
図13に示されるように、端末装置200の表示部220には比較キーA6が表示されている。例えば、ユーザがデジタルカメラAの購入を検討している場合、カメラ店AにおけるデジタルカメラAの販売価格である40,000円が妥当な価格か否かを判断したい場合がある。この場合、ユーザは比較キーA6を選択(タップまたはクリック)する。
【0067】
比較キーA6が選択されると、端末装置200の制御部210は、広告比較要求を通信部225に出力する。通信部225は、制御部210から入力された広告比較要求を、広告配信装置100に送信する。
【0068】
広告配信装置100の受信部130が端末装置200から広告比較要求を受信すると、広告情報生成部125は、カメラ店Aとは異なる他の店舗のデジタルカメラAについての広告を示す第3広告情報を生成する。また、広告情報生成部125は、第2広告情報と第3広告情報とを合成することにより広告比較情報を生成する。送信部135は、広告情報生成部125によって生成された広告比較情報を、端末装置200に送信する。
【0069】
端末装置200の通信部225が広告配信装置100から広告比較情報を受信すると、制御部210は、広告比較情報を表示部220に表示する。
【0070】
図14は、第2実施形態に係る端末装置200の表示部220に表示された広告比較情報の一例を示す図である。図14に示されるように、カメラ店AのデジタルカメラAの広告とともに、カメラ店EのデジタルカメラAの広告と、カメラ店FのデジタルカメラAの広告とが表示部220に表示される。これによって、ユーザは、デジタルカメラAについて複数の店舗の広告を比較することができ、ユーザにとっての利便性が向上する。
【0071】
また、端末装置200の表示部220には戻るキーA7が表示されている。ユーザが戻るキーA7を選択(タップまたはクリック)すると、制御部210は、前述の図13に示される画面を表示部220に表示する。
【0072】
<2−2.広告配信装置によって実行される処理のフローチャート>
図15は、第2実施形態に係る広告配信装置100によって実行される処理のフローチャートである。図15におけるS20からS24の処理は、図11におけるS10からS14の処理と同様であるため、説明を省略する。
【0073】
S24において送信部135が端末装置200に第2広告情報を送信すると、広告配信装置100は、端末装置200から広告比較要求を受信したか否かを判定する(S25)。広告配信装置100は、端末装置200から広告比較要求を受信していない場合、本フローチャートによる処理を終了する。
【0074】
一方、端末装置200から広告比較要求を受信した場合、広告情報生成部125は、広告比較情報を生成する(S26)。広告情報生成部125は、生成した広告比較情報を送信部135に出力する。送信部135は、広告情報生成部125から入力された広告比較情報を端末装置200に送信し、本フローチャートによる処理を終了する。
【0075】
以上説明したように、本実施形態において、広告配信装置100は広告比較情報を生成し、端末装置200は広告配信装置100によって生成された広告比較情報を表示する。これによって、ユーザは、特定の商品について複数の店舗の広告を比較することができ、ユーザにとっての利便性が向上する。
【0076】
<3.第3実施形態>
第1実施形態および第2実施形態において、広告配信装置100は、ユーザ属性取得部110と、広告情報取得部115と、部分広告情報取得部120と、広告情報生成部125とを備えることとした。これに対し、第3実施形態において、広告配信装置100はこれらの機能部を備えないこととし、端末装置200がこれらの機能部を備えることとする。以下、第3実施形態について詳細に説明する。
【0077】
<3−1.システム構成>
図16は、第3実施形態に係る広告配信システムの全体構成を示す図である。図16において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。広告配信システムは、端末装置200と、広告管理装置300と、を備える。端末装置200および広告管理装置300は、ネットワークNWを介して通信する。
【0078】
端末装置200は、制御部210と、測位部215と、表示部220と、通信部225と、ユーザ属性取得部230と、広告情報取得部235と、部分広告情報取得部240と、広告情報生成部245と、第1記憶部250と、第3記憶部260と、第4記憶部265とを備える。
【0079】
広告管理装置300は、広告情報を管理する装置である。広告管理装置300は、第2記憶部310を備える。第2記憶部310は、商品の広告に関する複数の項目が互いに関連付けられた複数の広告情報147を記憶している。
【0080】
<3−2.端末装置の処理>
図17は、第3実施形態に係る端末装置200によって行われる広告表示処理の詳細を示すブロック図である。ユーザ属性取得部230は、第1記憶部250に記憶されたユーザ属性テーブル142を参照して、ユーザ属性を第1記憶部250から取得する。ユーザ属性取得部230は、取得したユーザ属性を広告情報取得部235に出力する。また、測位部215は、端末装置200の位置情報を広告情報取得部235に出力する。
【0081】
広告情報取得部235は、ユーザ属性取得部230から入力されたユーザ属性と、測位部215から入力された位置情報とを、通信部225に出力する。通信部225は、広告情報取得部235から入力されたユーザ属性および位置情報を、広告管理装置300に送信する。
【0082】
広告管理装置300は、端末装置200から受信した位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を、第2記憶部310から取得する。なお、広告管理装置300は、端末装置200から受信したユーザ属性に基づいて、ユーザに適した第1広告情報を第2記憶部310から取得してもよい。
【0083】
広告管理装置300は、第2記憶部310から取得した第1広告情報を、端末装置200に送信する。端末装置200の通信部225は、広告管理装置300から第1広告情報を受信すると、受信した第1広告情報を広告情報取得部235に出力する。これによって、広告情報取得部235は、第1広告情報を取得することができる。
【0084】
広告情報取得部235は、取得した第1広告情報を部分広告情報取得部240に出力する。部分広告情報取得部240は、広告情報取得部235によって取得された第1広告情報から、ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する。ここで、ユーザによって指定された項目は、設定情報152として第3記憶部260に記憶されている。部分広告情報取得部240は、取得した部分広告情報を広告情報生成部245に出力する。
【0085】
広告情報生成部245は、部分広告情報取得部240によって取得された部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する。例えば、広告情報生成部245は、ユーザによって予め設定された広告のレイアウトに従って部分広告情報を配置することで、第2広告情報を生成する。具体的に、広告情報生成部245は、第4記憶部265に記憶されたレイアウト情報157に基づいて、部分広告情報を配置する。
【0086】
広告情報生成部245は、生成した第2広告情報を表示部220に出力する。表示部220は、広告情報生成部245から入力された第2広告情報を表示する。これによって、端末装置200は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0087】
以上説明したように、測位部215は、端末装置200の位置を示す位置情報を取得する。広告情報取得部235は、測位部215によって取得された位置情報に基づいて、端末装置200から所定距離内に位置する店舗の商品についての広告を示す第1広告情報を取得する。部分広告情報取得部240は、広告情報取得部235によって取得された第1広告情報から、ユーザによって指定された項目に対応する部分広告情報を取得する。広告情報生成部245は、部分広告情報取得部240によって取得された部分広告情報を合成して、第2広告情報を生成する。表示部220は、広告情報生成部245によって生成された第2広告情報を表示する。これによって、端末装置200は、ユーザに対する広告効果をより向上させることができる。
【0088】
<4.ハードウェア構成>
図18は、広告配信装置100、端末装置200、および広告管理装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。図18は、端末装置200がスマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスである例を示している。端末装置200は、例えば、CPU401、RAM402、ROM403、並びにフラッシュメモリなどの二次記憶装置404、タッチパネル405、および無線通信モジュール406が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。端末装置200を動作させるためのプログラムは、二次記憶装置404に格納される。
【0089】
広告配信装置100および広告管理装置300は、例えば、NIC(Network Interface Card)501、CPU502、RAM503、ROM504、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置505、およびドライブ装置506が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置506には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置505、またはドライブ装置506に装着された可搬型記憶媒体に記憶されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM503に展開され、CPU502によって実行されることで、各装置の機能部が実現される。
【0090】
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0091】
100…広告配信装置
110…ユーザ属性取得部
115…広告情報取得部
120…部分広告情報取得部
125…広告情報生成部
130…受信部
135…送信部
140…第1記憶部
145…第2記憶部
150…第3記憶部
155…第4記憶部
200…端末装置
210…制御部
215…測位部
220…表示部
225…通信部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18