(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6610310
(24)【登録日】2019年11月8日
(45)【発行日】2019年11月27日
(54)【発明の名称】無影灯
(51)【国際特許分類】
F21S 2/00 20160101AFI20191118BHJP
F21V 8/00 20060101ALI20191118BHJP
F21V 7/09 20060101ALI20191118BHJP
F21W 131/20 20060101ALN20191118BHJP
F21Y 113/13 20160101ALN20191118BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20191118BHJP
【FI】
F21S2/00 610
F21V8/00 310
F21V7/09 300
F21W131:20
F21Y113:13
F21Y115:10
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-19724(P2016-19724)
(22)【出願日】2016年2月4日
(65)【公開番号】特開2017-139156(P2017-139156A)
(43)【公開日】2017年8月10日
【審査請求日】2018年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000192
【氏名又は名称】岩崎電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】特許業務法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 敬
(72)【発明者】
【氏名】内田 浩二
(72)【発明者】
【氏名】森田 彩花
(72)【発明者】
【氏名】小宮 敬哲
【審査官】
松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−166194(JP,A)
【文献】
国際公開第2015/001693(WO,A1)
【文献】
登録実用新案第3183914(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21V 7/09
F21V 8/00
F21W 131/20
F21Y 113/13
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のLED光源と、複数の前記LED光源からの光を照射野に反射する反射鏡と、複数の前記LED光源からの光を前記反射鏡に導く棒状の導光体と、を備え、
前記導光体は、前記反射鏡の外から延び、複数の前記LED光源からの光を内部で混合した混合光を、先端部の出射面から前記反射鏡に入射させ、
前記導光体の先端部には、反射膜を有し、前記出射面に複数の前記LED光源からの光を集光する集光面が設けられており、
前記導光体は断面矩形形状であり、前記出射面に対向する前記先端部の面を前記出射面に向かって傾斜させて前記集光面が構成されており、
前記集光面が、前記出射面に対して複数段階の角度を有して構成されている
ことを特徴とする無影灯。
【請求項2】
前記導光体は、前記反射鏡の外縁から、当該反射鏡の反射面上方に突き出されていることを特徴とする請求項1に記載の無影灯。
【請求項3】
光色の異なる複数の前記LED光源を備え、前記導光体により、複数の前記LED光源からの光を混色して、照射野を照明することを特徴とする請求項1または2に記載の無影灯。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED光源を用いた無影灯に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、医療現場で用いられる照明器具として、照射野に影を生じさせない所謂無影灯が知られている。近年、LED光源を用いた医療用の無影灯が提案されおり、このような無影灯では、LED光源からの光を反射鏡で反射させて照射野を照明している。しかしながら、LED光源を用いた無影灯では、複数のLED素子を用いてLED光源を構成しているため、照射野で輝度または色のムラ(照明ムラ)が生じやすいという問題があった。そこで、照射野における照明ムラを防止するために、複数のLED素子から成るLED光源からの光を凹面反射面で混合してから反射板に入射させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−103086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、LED光源からの出射光を凹面反射面を用いて混合した場合、部品点数が増え、光路が長くなるとい問題があった。また、LED光源、凹面反射面、及び、反射板を、反射板の光軸と同軸上に配置する必要があり、装置が大型化するという問題もあった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で照射野における照明ムラを軽減した無影灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、複数のLED光源と、複数の前記LED光源からの光を照射野に反射する反射鏡と、複数の前記LED光源からの光を前記反射鏡に導く棒状の導光体と、を備え、前記導光体は、前記反射鏡の外から延び、複数の前記LED光源からの光を内部で混合した混合光を、先端部の出射面から前記反射鏡に入射させ、
前記導光体の先端部には、反射膜を有し、前記出射面に複数の前記LED光源からの光を集光する集光面が設けられており、前記導光体は断面矩形形状であり、前記出射面に対向する前記先端部の面を前記出射面に向かって傾斜させて前記集光面が構成されており、前記集光面が、前記出射面に対して複数段階の角度を有して構成されていることを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、上記無影灯において、前記導光体は、前記反射鏡の外から、当該反射鏡の反射面上方に突き出されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、上記無影灯において、光色の異なる複数の前記LED光源を備え、前記導光体により、複数の前記LED光源からの光を混色して、照射野を照明することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、導光体を反射鏡の外縁から延ばして、当該導光体で複数のLED光源からの光を混合して照射野を照明するため、簡単な構成で照射野における照明ムラを軽減した無影灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施形態に係る無影灯の構成を示す斜視図である。
【
図7】本発明の変形例の照射ユニットを示す正面図である。
【
図8】本発明の別の変形例の照射ユニットを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る無影灯1は、LEDを光源に用いた医療用の照明装置である。
図1は、無影灯1を歯科治療用に用いる場合の構成を示した図である。歯科治療用の無影灯1では、患者の口内の処置部位を照射野として、当該照射野に照明光を照射するために用いられる。
【0014】
図1に示すように、無影灯1は、照射ユニット10を備えている。照射ユニット10は、単体で照射野に無影効果を生じさせるように構成されている。照射ユニット10は、フレーム3に照射方向変更可能に支持される。また、照射ユニット10の両側には、照射ユニット10の照射方向を手でもって変更するためのハンドル4,4が設けられている。フレーム3は、アーム2の先端に取りつけられている。アーム2は、照射ユニット10の位置を変更可能にするべく、図示は省略するが、任意の角度で姿勢保持可能な複数の関節を有する構成であっても良い。
【0015】
図2及び、
図3は、照射ユニット10の構成を示す図である。照射ユニット10は、
図2、
図3に示すように、円形状の反射鏡11と、この反射鏡11の反射面12の上方に配置された導光体20と、を備えている。
反射鏡11は、例えば、樹脂で成形され、反射面となる表面に反射被膜が設けられた構成とすることができる。また、反射鏡11は、光軸Lを通り、導光体20に略垂直なX軸の方向と、光軸Lを通り、導光体20に略平行なY軸の方向とで、曲率方向が異なる曲面を有する所謂コーニック反射鏡である。反射鏡11は、例えば、X軸方向を放物面反射鏡、Y軸方向を楕円曲面反射鏡として構成されていても良い。なお、反射鏡11は、反射面が多面体の所謂ファセット反射鏡であっても良い。
【0016】
導光体20は、棒状のライトパイプから構成され、入射面21に対向配置された光源ユニット30からの光を、内部で反射させ、出射面22に伝送させる光学部材である。本実施形態の導光体20は、断面矩形の四角柱状であり、一般的なアクリル樹脂製のライトパイプを用いることができる。導光体20は、長手方向の一端の入射面21から入射した光源ユニット30の光を、他端の先端部23に形成された出射面22に伝送する。
導光体20は、
図3に示すように、反射鏡11の外輪郭13から、反射鏡11の外に延びる保持具15に保持されている。保持具15は、反射鏡11と別体に形成されて、反射鏡11の外から導光体20を保持するように取り付けられている構成であっても良いし、反射鏡11と一体に形成されている構成であっても良い。また、導光体20及び光源部30は、保持具15に保持されたケース体27に収容されて、保持されている構成であっても良い。そして、導光体20の出射面22は、ケース体27の先端部に形成された不図示の開口部に臨んでいる構成であっても良い。
【0017】
導光体20は、反射鏡11の外輪郭(外縁)の外から、反射面12の上方に突き出るように、反射鏡11の光軸Lに対して略垂直に設けられる。このように、本実施形態では、反射鏡11の外輪郭の外から、反射面12の上方に突き出るように導光体20を設けることで、照射ユニット10が光軸方向に大型化するのを防ぐことができ、無影灯1の薄型化を図ることができる。
【0018】
また、棒状の導光体20は、一方の端面が、入射面21を構成している。入射面21は、反射鏡11の外輪郭13近傍に配置され、この入射面21に対向させて、光源ユニット30が設けられる。光源ユニット30は、導光体20と共に保持具15に保持されて、反射鏡11の反射面12の外に配置されている。
【0019】
図4は、本実施形態の光源ユニット30の構成を示す図である。光源ユニット30は、複数のLED光源31A,31Bを備える。医療用の無影灯では、患者の処置部位に応じて、異なる光色の照明光を用いることが好ましい。そこで無影灯1では、光色の異なるLED光源31Aと、LED光源31Bとを、それぞれ複数個組み合わせて光源ユニット30を構成している。
【0020】
LED光源31Aと、LED光源31Bとは、互いに光色の異なる2種類のLED光源であり、本実施形態では、6つのLED光源31Aと、6つのLED光源31Bとを縦3列横4列のマトリクス状に交互に並べて、光源ユニット30を構成している。なお、本実施形態では、互いに光色が異なる2種類のLED光源を用いる構成としているが、これに限らず、単色のLED光源を用いる構成であっても良いし、それぞれ光色の異なる3種類以上のLED光源を用いる構成であっても良い。また、光源ユニット30が備えるLED光源の数は12個に限らず、照射対象に応じて適宜の数とすることができ、12個より多くても、少なくても良い。なお、導光体20の入射面21の大きさは、光源ユニット30の発光面に大きさに応じて適宜の大きさとすることができる。また、導光体20は、入射面21を構成する一方の端面から、他方の端面に向かって縮小するテーパー状のライトパイプによって構成されていても良い。
【0021】
図5及び
図6は、導光体20の構成を示す図である。
図5に示すように、導光体20には、入射面21を有する一方の端部とは反対側の他方の端部である先端部23に出射面22が形成されている。出射面22は、先端部23において、反射鏡11の反射面12に対向する面に形成されている(
図3参照)。入射面21から導光体20に入射した光源ユニット30からの光は、導光体20の内部で混合される。そして、導光体20の内部で混合された混合光は、出射面22から反射鏡11の反射面12に照射される。
【0022】
また、導光体20の先端部23には、光源ユニット30からの光を出射面22に集光させる集光面24が設けられている。導光体20の先端部23は、出射面22に対向する面が出射面22の先端22Pに向かって傾斜し、この傾斜面により集光面24が構成されている。出射面22は、集光面24に対して小さく形成されている、つまり、出射面22側から見て、集光面24を構成する傾斜面全体の長さよりも短く形成されているのが望ましい。この構成によれば、出射面22を、集光面24に対して小さく形成することで、散乱光を取り込んで、均一に光を出射することができる。
このように、本実施形態では、複数のLED光源31A,31Bからの光を導光体20で混合して反射鏡11に入射させる。これにより、光源ユニット30におけるLED光源31A,31Bの配置や、各LED光源31A,31Bの光色の違いなどに影響される事なく、照射野における照明ムラを低減することができる。
【0023】
集光面24には、表面にアルミの反射膜が形成され、当該反射膜により集光面24で光源ユニット30からの光を出射面22へ向けて全反射するように構成されている。また、集光面24の傾斜は、
図6に示すように、先端22Pに向かって、出射面22に対する角度が大きくなるように、段階的に異なる角度で形成されている。本実施形態では、集光面24の傾斜は、先端22Pに向かって順に、22.5°、33.7°、45°の3段階の角度で構成されている。このように、集光面24の傾斜を複数段階の角度で構成することで、照射ユニット10から照射野までの距離を、例えば450mmから750mmの間で、変動させた際の照射野における照度のピーク強度の変動が抑えられる。また、照度の上下方向への広がりを小さくすることができ、ねらった照射野を効率よく照明することができる。なお、集光面24の傾斜の角度は、出射面22と、反射鏡11の反射面12との距離や、反射鏡11の曲率半径、及び、非球面係数などの条件に応じて適宜に設定可能である。また、集光面24は、傾斜面の他に、曲面で形成されている構成であっても良い。
【0024】
また、本実施形態の照射ユニット10は、光源ユニット30に印可する電流値を変えて、各LED光源31A,31Bの明るさを調整することで、照射光の色温度を、例えば3500ケルビンから5700ケルビンの間で、無段階的に変更可能に構成されている。本実施形態によれば、導光体20でミキシングした光を反射鏡11に照射して照射野を照明しているため、色温度を任意に変更した際にも、照射野における照明ムラを軽減することができる。
【0025】
図7は、本発明の変形例の照射ユニット110Aを示す図である。上述の実施形態の照射ユニット10では、導光体20が、反射鏡11に対して片持ち支持された状態で設けられている。また、上述の実施形態では、光源ユニット30は、導光体20の一方の端部の入射面21に対向配置されている構成であった。しかしながら、本発明は、これに限らず、
図7の変形例に示すように、反射鏡11の直径に亘る長さの導光体120を、反射面12の上方に架け渡して支持する構成であっても良い。
【0026】
そして、この変形例の照射ユニット110Aでは、導光体120の両端が入射面121,121を構成し、入射面121,121のそれぞれに複数のLED光源からなる光源ユニット130が対向配置されている構成であっても良い。そして、この変形例の照射ユニット110Aでは、入射面121,121のそれぞれに対向配置された光源ユニット130からの光は、導光体120の略中央部に設けられた出射面122から反射鏡11の反射面12に照射される。
【0027】
この、変形例の照射ユニット110Aの構成によれば、上述の実施形態の効果に加えて、光源ユニット130を分割配置することができるため、各光源ユニット130からの放熱効率を改善することができる。また光源ユニット130を、導光体120の両端に設けることができるため、より多くのLED光源を有する無影灯1を構成することができる。
【0028】
図8は、本発明の別の変形例の照射ユニット110Bを示す図である。例えば、本発明の無影灯1では、導光体20の集光面24の形状を適宜に設定することで、矩形の照射野を照明することができる。そして、矩形の照射野を照明する場合、
図3に示した反射鏡11では、Y軸方向の両端部に出射面22からの光が照射されない部分が生じる。そこで、
図8に示すように、照射野の形状に応じて、円形状の反射鏡11から、Y軸方向の両端部を取り除いた形状の反射鏡111を用いる構成としても良い。
【0029】
以上説明したように、本発明を適用した実施形態によれば、無影灯1において、複数のLED光源31A,31Bと、複数のLED光源31A,31Bからの光を照射野に反射する反射鏡11と、複数のLED光源31A,31Bからの光を反射鏡11に導く棒状の導光体20と、を備え、導光体20は、反射鏡11の外から延び、複数のLED光源31A,31Bからの光を内部で混合した混合光を、先端部23の出射面22から反射鏡11に入射させる。
【0030】
この構成によれば、複数のLED光源31A,31Bからの光を反射鏡11に導く導光体20を反射鏡11の外から延ばしているため、光源ユニット30を反射鏡11の外に設けることができる。これにより、光源のサイズを気にすることなく、任意の照度を得るために必要な数のLED光源を備えた無影灯1を構成することができる。また、複数のLED光源31A,31Bからの光を導光体20の内部で混合して、混合光を反射鏡に入射させることができるため、導光体20を反射鏡11の外から延ばして設けるという簡単な構成で、照射野における照度ムラを軽減することができる。よって、少ない部品点数で、光路長の増大を抑えて、効率よく、且つ、照度ムラなく、照射野を照明することができる。また、複数のLED光源31A,31B、及び、導光体20を反射鏡11の光軸と同軸上に配置する必要がなく、無影灯1の薄型化を図ることができる。
【0031】
また、本発明を適用した実施形態によれば、導光体20は、反射鏡11の外から、反射鏡11の反射面12上方に突き出されているため、導光体20を反射鏡11の光軸と同軸上に配置する必要がなく、無影灯1の薄型化を図ることができる。
【0032】
また、本発明を適用した実施形態によれば、光色の異なる複数のLED光源31A,31Bを備え、導光体20により、複数のLED光源31A,31Bからの光を混色して、照射野を照明する。この構成によれば、光色の異なる複数のLED光源31A,31Bからの光を、導光体20で伝送する際に混色しているため、光源ユニット30に光色の異なる複数のLED光源31A,31Bを設けても、照射野における色ムラの発生を抑えることができる。
【0033】
また、本発明を適用した実施形態によれば、導光体20の先端部23には、反射膜を有し、複数のLED光源31A,31Bからの光を出射面22に集光させる集光面24が設けられている。この構成によれば、反射鏡11の光軸方向に対して略垂直な方向から導光体20の入射面21に入射する光を、反射鏡11の反射面12に対向する出射面22に向けて伝送することができる。これにより、光源ユニット30からの光を効率良く用いて、照射野を照明することができる。
【0034】
また、本発明を適用した実施形態によれば、導光体20は断面矩形形状であり、出射面22に対向する先端部23の面を出射面22に向かって傾斜させて集光面24が構成されている。この構成によれば、断面形状が矩形の棒状の導光体20の先端部23を斜めにするという簡単な構成で導光体20を形成することができる。
【0035】
また、本発明を適用した実施形態によれば、集光面24が、出射面22に対して複数段階の角度を有して構成されている。この構成によれば、照射ユニット10から照射野までの距離を、変動させた際の照射野における照度のピーク強度の変動が抑えられる。また、照度の上下方向への広がりを小さくすることができ、ねらった照射野を効率よく照明することができる。
【0036】
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様の例示であり、本発明の要旨の範囲において任意に変形、及び応用が可能である。
【0037】
例えば、上述した実施形態において、1つの筐体内に1つの照射ユニット10を配置して無影灯1を構成しているが、これに限らず、1つの筐体内に複数の照射ユニット10を配置して無影灯1を構成していても良い。また、無影灯1は、筐体内に1つまたは複数の照射ユニット10を備える照射器具を複数組み合わせて構成されていても良い。
【符号の説明】
【0038】
1 無影灯
10、110A、110B 照射ユニット
11、111 反射鏡
12、120 反射面
20 導光体
21、121、122 入射面
22 出射面
23 先端部
24 集光面
30、130 光源ユニット
31A、31B LED光源