特許第6613410号(P6613410)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6613410
(24)【登録日】2019年11月15日
(45)【発行日】2019年12月4日
(54)【発明の名称】電気スタンド工芸品
(51)【国際特許分類】
   F21S 6/00 20060101AFI20191125BHJP
   F21V 33/00 20060101ALI20191125BHJP
【FI】
   F21S6/00 500
   F21V33/00 450
【請求項の数】5
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-117922(P2019-117922)
(22)【出願日】2019年6月25日
【審査請求日】2019年6月28日
(31)【優先権主張番号】201910372082.5
(32)【優先日】2019年5月6日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519230086
【氏名又は名称】青島康研日用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】呉揚華
【審査官】 下原 浩嗣
(56)【参考文献】
【文献】 実開平06−070115(JP,U)
【文献】 特表2008−542135(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3163482(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 6/00
F21V 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、ベースを含み、前記ベースの中には回転チャンバが設置され、前記回転チャンバの中には回転柱が回転できるように設置され、前記回転チャンバの右側には駆動装置が設置され、前記回転柱の右側面が前記駆動装置と噛み合っており、前記回転柱の中には昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの下側壁の中には下端が前記駆動装置と動力が伝達できるように連結したネジ軸が回転できるように設置され、前記ネジ軸の頂端が前記昇降チャンバの中に伸びており、且つ前記ネジ軸の頂端には昇降柱がネジ山によって連結され、前記昇降柱の頂部端面が外部空間に伸びており、且つ前記昇降柱の頂部端面には照明ライトが取り付けられ、前記照明ライトの下側には導電線が通電できるように連結され、前記昇降柱の頂部端面にはいずれも四つの開き溝が設置され、前記開き溝の中には蝶番が回転できるように取り付けられ、前記蝶番はオジギソウの枝葉のような形であり、前記蝶番と前記開き溝との間にはトーションバネが固定的に設置され、前記蝶番の頂端には揺れ動くことができるリボンが巻き付いており、前記昇降チャンバの左右側には位置制限溝が連通するように設置され、前記昇降柱の左右端には前記位置制限溝の中でスライドできる位置制限ブロックが固定的に設置され、前記ベースの左側面の中には電気貯蔵ブロックが設置され、前記導電線の下端が左側の前記位置制限ブロックと通電できるように連結され、また左側の前記位置制限ブロックが前記電気貯蔵ブロックと通電できることによって、前記導電線の下端が前記電気貯蔵ブロックと通電でき、前記電気貯蔵ブロックの上側には通電装置が設置され、前記通電装置の上側には環状のアロマチャンバが設置され、前記アロマチャンバの下側壁の中には環状の隔て板が固定的に設置され、前記隔て板の下側には環状の加熱板が取り付けられ、前記加熱板の下側には前記通電装置と通電できるように連結された導電ブロックが取り付けられ、前記電気貯蔵ブロックは前記照明ライトと前記加熱板とに給電し、前記ベースの右側面の中には指示装置が設置され、前記指示装置は前記電気貯蔵ブロックの給電状態を示すことができ、前記アロマチャンバと外部空間との間には四つの抜き穴が連通するように設置され、前記抜き穴が前記蝶番の位置と対応しており、前記抜き穴の上側には四つの圧力かけ装置が設置され、前記圧力かけ装置は前記抜き穴45を開ける又は閉めることができ、前記昇降柱が前記照明ライトを回転連動させ、前記電気貯蔵ブロックが前記加熱板に給電する時、前記アロマチャンバの中のアロマが前記昇降柱の回転とともに漂い、前記リボンの揺れがアロマの発散を増加できることを特徴とする電気スタンド工芸品。
【請求項2】
前記駆動装置は前記回転チャンバと連通している回転溝を含み、前記回転溝の上端壁の中にはモーターが固定的に設置され、前記回転溝の中には回転ギヤが回転軸によって回転できるように設置され、前記回転ギヤが前記回転柱と噛み合っており、前記回転軸の上端が前記モーターに動力が伝達できるように連結され、前記回転溝の下側には噛み合いチャンバが設置され、前記回転軸の下端が前記噛み合いチャンバの中に伸びており、且つ前記回転軸の下端には主動ギヤが固定的に設置され、前記主動ギヤの左側には従動ギヤが設置され、前記ネジ軸の下端が前記噛み合いチャンバの中に伸びており、且つ前記従動ギヤと固定的に連結され、前記噛み合いチャンバの下側面の中には推し溝が連通するように設置され、前記推し溝の中には推しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記推しブロックには伝動ギヤが回転できるように設置され、前記伝動ギヤが前記従動ギヤと前記主動ギヤと噛み合うことができ、前記推し溝の右側には回し溝が外部空間と連通するように設置され、前記回し溝の中には左端が前記推しブロックとヒンジで連結した回しロッドが回転できるように取り付けられ、前記回しロッドの右端が外部空間に伸びており、前記回しロッドを下方に押すことによって前記推しブロックが上昇し、前記伝動ギヤが前記従動ギヤと前記主動ギヤと噛み合うように連結され、それによって前記モーターが前記昇降柱の回転と上昇とを同時に駆動することを特徴とする請求項1に記載の電気スタンド工芸品。
【請求項3】
前記通電装置は前記電気貯蔵ブロックと左側の前記位置制限溝との間にスライドできるように取り付けられた当接電気ブロックを含み、前記当接電気ブロックの上側面には前記当接電気ブロックを復帰させることができる第一復帰部品が固定的に設置され、左側の前記位置制限溝の上端面の中には押し溝が連通するように設置され、前記押し溝の中には押しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押しブロックの左側面には前記押しブロックを復帰させることができる第二復帰部品が固定的に設置され、前記押し溝の左端壁の中には連通溝が連通するように設置され、前記連通溝の中には連結ブロックがスライドできるように設置され、前記連結ブロックの右端が前記押しブロックの頂端と当接しており、前記連結ブロックの上端面には前記連結ブロックを復帰させることができる第三復帰部品が固定的に設置され、前記連結ブロックの左端には前記導電ブロックと通電できるように連結された通電ブロックが固定的に設置され、前記通電ブロックと前記電気貯蔵ブロックには通電線が通電できるように連結され、前記当接電気ブロックと前記押しブロックとの間の鉛直距離は前記位置制限ブロックの高さより小さく、前記当接電気ブロックと前記押し溝の下端との間の距離は前記位置制限ブロックの高さより大きく、それによって前記位置制限ブロックが単独に前記当接電気ブロック又は前記押しブロックと当接でき、それによって前記照明ライトが光ることと前記加熱板がアロマを加熱して香りを発散させることとが別々に行われ、そのほか、前記位置制限ブロックがまた前記当接電気ブロックと前記押しブロックと同時に当接でき、それによって前記照明ライトの照明と前記アロマチャンバのアロマとを同期に操作することを特徴とする請求項1に記載の電気スタンド工芸品。
【請求項4】
前記指示装置は右側の前記位置制限溝と連通している二つのスライド溝を含み、前記スライド溝の中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側面の中には凹溝が設置され、前記凹溝の中には圧縮バネが固定的に設置され、前記スライドブロックの右側には表示灯が取り付けられ、上側の前記表示灯が光ると、前記照明ライトが作動していることを示し、下側の前記表示灯が光ると、前記加熱板が作動してアロマを加熱していることを示し、二つの前記表示灯が一緒に光ると、前記照明ライトが前記加熱板27と同期に作動していることを示すことを特徴とする請求項1に記載の電気スタンド工芸品。
【請求項5】
前記圧力かけ装置は前記抜き穴と連通している押しチャンバを含み、前記押しチャンバの中には前記抜き穴を開ける又は閉めることができる閉鎖板がスライドできるように取り付けられ、前記押しチャンバの中には回転ロッドが回転できるように取り付けられ、前記回転ロッドのうち前記昇降チャンバから離れている一端が前記閉鎖板の頂端とヒンジで連結され、前記回転ロッドのもう一端には押しロッドがヒンジで取り付けられ、前記押しロッドの底端と前記押しチャンバとの間には回転バネが固定的設置され、前記押しロッドの頂端が外部空間に伸びており、且つ前記蝶番と当接しており、前記蝶番が広がった時、前記押しロッドを下方に押し、それによって前記閉鎖板が前記抜き穴45を開け、アロマの香りを発散させることができることを特徴とする請求項1に記載の電気スタンド工芸品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は工芸品技術分野に関わり、具体的には電気スタンド工芸品である。
【背景技術】
【0002】
既存の工芸品の電気スタンドは基本的な照明機能を持っており、またきれいな外形があり、しかし、その外形は一般的に固定であり、変えることができなく、そのほか、既存の電気スタンドは機能が単一で、アロマ装置が設置されていなく、したがって、既存技術の電気スタンド工芸品を更に改善する必要があり、それによって電気スタンドの実用性と観賞性を高める。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103925510号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は電気スタンド工芸品を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ベースを含み、前記ベースの中には回転チャンバが設置され、前記回転チャンバの中には回転柱が回転できるように設置され、前記回転チャンバの右側には駆動装置が設置され、前記回転柱の右側面が前記駆動装置と噛み合っており、前記回転柱の中には昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの下側壁の中には下端が前記駆動装置と動力が伝達できるように連結したネジ軸が回転できるように設置され、前記ネジ軸の頂端が前記昇降チャンバの中に伸びており、且つ前記ネジ軸の頂端には昇降柱がネジ山によって連結され、前記昇降柱の頂部端面が外部空間に伸びており、且つ前記昇降柱の頂部端面には照明ライトが取り付けられ、前記照明ライトの下側には導電線が通電できるように連結され、前記昇降柱の頂部端面にはいずれも四つの開き溝が設置され、前記開き溝の中には蝶番が回転できるように取り付けられ、前記蝶番はオジギソウの枝葉のような形であり、前記蝶番と前記開き溝との間にはトーションバネが固定的に設置され、前記蝶番の頂端には揺れ動くことができるリボンが巻き付いており、前記昇降チャンバの左右側には位置制限溝が連通するように設置され、前記昇降柱の左右端には前記位置制限溝の中でスライドできる位置制限ブロックが固定的に設置され、前記ベースの左側面の中には電気貯蔵ブロックが設置され、前記導電線の下端が左側の前記位置制限ブロックと通電できるように連結され、また左側の前記位置制限ブロックが前記電気貯蔵ブロックと通電できることによって、前記導電線の下端が前記電気貯蔵ブロックと通電でき、前記電気貯蔵ブロックの上側には通電装置が設置され、前記通電装置の上側には環状のアロマチャンバが設置され、前記アロマチャンバの下側壁の中には環状の隔て板が固定的に設置され、前記隔て板の下側には環状の加熱板が取り付けられ、前記加熱板の下側には前記通電装置と通電できるように連結された導電ブロックが取り付けられ、前記電気貯蔵ブロックは前記照明ライトと前記加熱板とに給電し、前記ベースの右側面の中には指示装置が設置され、前記指示装置は前記電気貯蔵ブロックの給電状態を示すことができ、前記アロマチャンバと外部空間との間には四つの抜き穴が連通するように設置され、前記抜き穴が前記蝶番の位置と対応しており、前記抜き穴の上側には四つの圧力かけ装置が設置され、前記圧力かけ装置は前記抜き穴を開ける又は閉めることができ、前記昇降柱が前記照明ライトを回転連動させ、前記電気貯蔵ブロックが前記加熱板に給電する時、前記アロマチャンバの中のアロマが前記昇降柱の回転とともに漂い、前記リボンの揺れがアロマの発散を増加できる。
【0006】
さらなる技術プランには、前記駆動装置は前記回転チャンバと連通している回転溝を含み、前記回転溝の上端壁の中にはモーターが固定的に設置され、前記回転溝の中には回転ギヤが回転軸によって回転できるように設置され、前記回転ギヤが前記回転柱と噛み合っており、前記回転軸の上端が前記モーターに動力が伝達できるように連結され、前記回転溝の下側には噛み合いチャンバが設置され、前記回転軸の下端が前記噛み合いチャンバの中に伸びており、且つ前記回転軸の下端には主動ギヤが固定的に設置され、前記主動ギヤの左側には従動ギヤが設置され、前記ネジ軸の下端が前記噛み合いチャンバの中に伸びており、且つ前記従動ギヤと固定的に連結され、前記噛み合いチャンバの下側面の中には推し溝が連通するように設置され、前記推し溝の中には推しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記推しブロックには伝動ギヤが回転できるように設置され、前記伝動ギヤが前記従動ギヤと前記主動ギヤと噛み合うことができ、前記推し溝の右側には回し溝が外部空間と連通するように設置され、前記回し溝の中には左端が前記推しブロックとヒンジで連結した回しロッドが回転できるように取り付けられ、前記回しロッドの右端が外部空間に伸びており、前記回しロッドを下方に押すことによって前記推しブロックが上昇し、前記伝動ギヤが前記従動ギヤと前記主動ギヤと噛み合うように連結され、それによって前記モーターが前記昇降柱の回転と上昇とを同時に駆動する。
【0007】
さらなる技術プランには、前記通電装置は前記電気貯蔵ブロックと左側の前記位置制限溝との間にスライドできるように取り付けられた当接電気ブロックを含み、前記当接電気ブロックの上側面には前記当接電気ブロックを復帰させることができる第一復帰部品が固定的に設置され、左側の前記位置制限溝の上端面の中には押し溝が連通するように設置され、前記押し溝の中には押しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押しブロックの左側面には前記押しブロックを復帰させることができる第二復帰部品が固定的に設置され、前記押し溝の左端壁の中には連通溝が連通するように設置され、前記連通溝の中には連結ブロックがスライドできるように設置され、前記連結ブロックの右端が前記押しブロックの頂端と当接しており、前記連結ブロックの上端面には前記連結ブロックを復帰させることができる第三復帰部品が固定的に設置され、前記連結ブロックの左端には前記導電ブロックと通電できるように連結された通電ブロックが固定的に設置され、前記通電ブロックと前記電気貯蔵ブロックには通電線が通電できるように連結され、前記当接電気ブロックと前記押しブロックとの間の鉛直距離は前記位置制限ブロックの高さより小さく、前記当接電気ブロックと前記押し溝の下端との間の距離は前記位置制限ブロックの高さより大きく、それによって前記位置制限ブロックが単独に前記当接電気ブロック又は前記押しブロックと当接でき、それによって前記照明ライトが光ることと前記加熱板がアロマを加熱して香りを発散させることとが別々に行われ、そのほか、前記位置制限ブロックがまた前記当接電気ブロックと前記押しブロックと同時にに当接でき、それによって前記照明ライトの照明と前記アロマチャンバのアロマとを同期に操作する。
【0008】
さらなる技術プランには、前記指示装置は右側の前記位置制限溝と連通している二つのスライド溝を含み、前記スライド溝の中にはスライドブロックがスライドできるように設置され、前記スライドブロックの右側面の中には凹溝が設置され、前記凹溝の中には圧縮バネが固定的に設置され、前記スライドブロックの右側には表示灯が取り付けられ、上側の前記表示灯が光ると、前記照明ライトが作動していることを示し、下側の前記表示灯が光ると、前記加熱板が作動してアロマを加熱していることを示し、二つの前記表示灯が一緒に光ると、前記照明ライトが前記加熱板と同期に作動していることを示す。
【0009】
さらなる技術プランには、前記圧力かけ装置は前記抜き穴と連通している押しチャンバを含み、前記押しチャンバの中には前記抜き穴を開ける又は閉めることができる閉鎖板がスライドできるように取り付けられ、前記押しチャンバの中には回転ロッドが回転できるように取り付けられ、前記回転ロッドのうち前記昇降チャンバから離れている一端が前記閉鎖板の頂端とヒンジで連結され、前記回転ロッドのもう一端には押しロッドがヒンジで取り付けられ、前記押しロッドの底端と前記押しチャンバとの間には回転バネが固定的設置され、前記押しロッドの頂端が外部空間に伸びており、且つ前記蝶番と当接しており、前記蝶番が広がった時、前記押しロッドを下方に押し、それによって前記閉鎖板が前記抜き穴を開け、アロマの香りを発散させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利であり、照明ライトが上昇と回転することができ、照明ライトの外側の蝶番は照明ライトを囲む又は広げることができ、そのほか、工芸品電気スタンドの外周にはアロマ装置が設置され、照明ライトが回転する過程において、香りを発散することができ、本電気スタンドが多機能を持ち、形が特別で、工芸の観賞性と実用性とを持つ。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本発明の電気スタンド工芸品の内部全体構造略図
図2図2は本発明の中の図1の中の「A―A」方向の構造略図
図3図3は本発明の中の図1の中の「B」の拡大構造略図
図4図4は本発明の中の図1の中の「C」の拡大構造略図
図5図5は本発明の中の図1の中の「D」の拡大構造略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜5を参照し、正面視で下側にはベース10があり、上側には照明ライト20がある電気スタンド工芸品は、ベース10を含み、前記ベース10の中には回転チャンバ11が設置され、前記回転チャンバ11の中には回転柱12が回転できるように設置され、前記回転チャンバ11の右側には駆動装置100が設置され、前記回転柱12の右側面が前記駆動装置100と噛み合っており、前記回転柱12の中には昇降チャンバ14が設置され、前記昇降チャンバ14の下側壁の中には下端が前記駆動装置100と動力が伝達できるように連結したネジ軸13が回転できるように設置され、前記ネジ軸13の頂端が前記昇降チャンバ14の中に伸びており、且つ前記ネジ軸13の頂端には昇降柱15がネジ山によって連結され、前記昇降柱15の頂部端面が外部空間に伸びており、且つ前記昇降柱15の頂部端面には照明ライト20が取り付けられ、前記照明ライト20の下側には導電線19が通電できるように連結され、前記昇降柱15の頂部端面にはいずれも四つの開き溝21が設置され、前記開き溝21の中には蝶番22が回転できるように取り付けられ、前記蝶番22はオジギソウの枝葉のような形であり、前記蝶番22と前記開き溝21との間にはトーションバネ24が固定的に設置され、前記蝶番22の頂端には揺れ動くことができるリボン23が巻き付いており、前記昇降チャンバ14の左右側には位置制限溝18が連通するように設置され、前記昇降柱15の左右端には前記位置制限溝18の中でスライドできる位置制限ブロック17が固定的に設置され、前記ベース10の左側面の中には電気貯蔵ブロック34が設置され、前記導電線19の下端が左側の前記位置制限ブロック17と通電できるように連結され、また左側の前記位置制限ブロック17が前記電気貯蔵ブロック34と通電できることによって、前記導電線19の下端が前記電気貯蔵ブロック34と通電でき、前記電気貯蔵ブロック34の上側には通電装置200が設置され、前記通電装置200の上側には環状のアロマチャンバ25が設置され、前記アロマチャンバ25の下側壁の中には環状の隔て板26が固定的に設置され、前記隔て板26の下側には環状の加熱板27が取り付けられ、前記加熱板27の下側には前記通電装置200と通電できるように連結された導電ブロック28が取り付けられ、前記電気貯蔵ブロック34は前記照明ライト20と前記加熱板27とに給電し、前記ベース10の右側面の中には指示装置300が設置され、前記指示装置300は前記電気貯蔵ブロック34の給電状態を示すことができ、前記アロマチャンバ25と外部空間との間には四つの抜き穴45が連通するように設置され、前記抜き穴45が前記蝶番22の位置と対応しており、前記抜き穴45の上側には四つの圧力かけ装置400が設置され、前記圧力かけ装置400は前記抜き穴45を開ける又は閉めることができ、前記昇降柱15が前記照明ライト20を回転連動させ、前記電気貯蔵ブロック34が前記加熱板27に給電する時、前記アロマチャンバ25の中のアロマが前記昇降柱15の回転とともに漂い、前記リボン23の揺れがアロマの発散を増加できる。
【0014】
有益なように、前記駆動装置100は前記回転チャンバ11と連通している回転溝50を含み、前記回転溝50の上端壁の中にはモーター52が固定的に設置され、前記回転溝50の中には回転ギヤ51が回転軸56によって回転できるように設置され、前記回転ギヤ51が前記回転柱12と噛み合っており、前記回転軸56の上端が前記モーター52に動力が伝達できるように連結され、前記回転溝50の下側には噛み合いチャンバ53が設置され、前記回転軸56の下端が前記噛み合いチャンバ53の中に伸びており、且つ前記回転軸56の下端には主動ギヤ55が固定的に設置され、前記主動ギヤ55の左側には従動ギヤ54が設置され、前記ネジ軸13の下端が前記噛み合いチャンバ53の中に伸びており、且つ前記従動ギヤ54と固定的に連結され、前記噛み合いチャンバ53の下側面の中には推し溝57が連通するように設置され、前記推し溝57の中には推しブロック58がスライドできるように取り付けられ、前記推しブロック58には伝動ギヤ59が回転できるように設置され、前記伝動ギヤ59が前記従動ギヤ54と前記主動ギヤ55と噛み合うことができ、前記推し溝57の右側には回し溝60が外部空間と連通するように設置され、前記回し溝60の中には左端が前記推しブロック58とヒンジで連結した回しロッド61が回転できるように取り付けられ、前記回しロッド61の右端が外部空間に伸びており、前記回しロッド61を下方に押すことによって前記推しブロック58が上昇し、前記伝動ギヤ59が前記従動ギヤ54と前記主動ギヤ55と噛み合うように連結され、それによって前記モーター52が前記昇降柱15の回転と上昇とを同時に駆動する。
【0015】
有益なように、前記通電装置200は前記電気貯蔵ブロック34と左側の前記位置制限溝18との間にスライドできるように取り付けられた当接電気ブロック35を含み、前記当接電気ブロック35の上側面には前記当接電気ブロック35を復帰させることができる第一復帰部品36が固定的に設置され、左側の前記位置制限溝18の上端面の中には押し溝37が連通するように設置され、前記押し溝37の中には押しブロック38がスライドできるように取り付けられ、前記押しブロック38の左側面には前記押しブロック38を復帰させることができる第二復帰部品39が固定的に設置され、前記押し溝37の左端壁の中には連通溝29が連通するように設置され、前記連通溝29の中には連結ブロック30がスライドできるように設置され、前記連結ブロック30の右端が前記押しブロック38の頂端と当接しており、前記連結ブロック30の上端面には前記連結ブロック30を復帰させることができる第三復帰部品31が固定的に設置され、前記連結ブロック30の左端には前記導電ブロック28と通電できるように連結された通電ブロック32が固定的に設置され、前記通電ブロック32と前記電気貯蔵ブロック34には通電線33が通電できるように連結され、前記当接電気ブロック35と前記押しブロック38との間の鉛直距離は前記位置制限ブロック17の高さより小さく、前記当接電気ブロック35と前記押し溝37の下端との間の距離は前記位置制限ブロック17の高さより大きく、それによって前記位置制限ブロック17が単独に前記当接電気ブロック35又は前記押しブロック38と当接でき、それによって前記照明ライト20が光ることと前記加熱板27がアロマを加熱して香りを発散させることとが別々に行われ、そのほか、前記位置制限ブロック17がまた前記当接電気ブロック35と前記押しブロック38と同時に当接でき、それによって前記照明ライト20の照明と前記アロマチャンバ25のアロマとを同期に操作する。
【0016】
有益なように、前記指示装置300は右側の前記位置制限溝18と連通している二つのスライド溝40を含み、前記スライド溝40の中にはスライドブロック41がスライドできるように設置され、前記スライドブロック41の右側面の中には凹溝42が設置され、前記凹溝42の中には圧縮バネ43が固定的に設置され、前記スライドブロック41の右側には表示灯44が取り付けられ、上側の前記表示灯44が光ると、前記照明ライト20が作動していることを示し、下側の前記表示灯44が光ると、前記加熱板27が作動してアロマを加熱していることを示し、二つの前記表示灯44が一緒に光ると、前記照明ライト20が前記加熱板27と同期に作動していることを示す。
【0017】
有益なように、前記圧力かけ装置400は前記抜き穴45と連通している押しチャンバ46を含み、前記押しチャンバ46の中には前記抜き穴45を開ける又は閉めることができる閉鎖板47がスライドできるように取り付けられ、前記押しチャンバ46の中には回転ロッド48が回転できるように取り付けられ、前記回転ロッド48のうち前記昇降チャンバ14から離れている一端が前記閉鎖板47の頂端とヒンジで連結され、前記回転ロッド48のもう一端には押しロッド49がヒンジで取り付けられ、前記押しロッド49の底端と前記押しチャンバ46との間には回転バネ70が固定的設置され、前記押しロッド49の頂端が外部空間に伸びており、且つ前記蝶番22と当接しており、前記蝶番22が広がった時、前記押しロッド49を下方に押し、それによって前記閉鎖板47が前記抜き穴45を開け、アロマの香りを発散させることができる。
【0018】
初期状態の時、蝶番22の羽が近づいて閉まって照明ライト20を囲み、昇降柱15の頂端が昇降チャンバ14の中に収縮し、閉鎖板47が抜き穴45を閉鎖し、トーションバネ24が圧縮状態にしており、アロマチャンバ25の中にエッセンスが添加された浄水を加えた。
【0019】
本装置が作動する時、モーター52が作動して回転ギヤ51を駆動して回転させ、それによって主動ギヤ55が回転し、回しロッド61を下方に押して推しブロック58を上昇させ、それによって伝動ギヤ59の左右の側が従動ギヤ54と主動ギヤ55と噛み合っており、それによって従動ギヤ54がネジ軸13を回転連動させ、昇降柱15の頂端が伸びて外部空間を出て、それによって蝶番22がトーションバネ24の作用の下で広がり、蝶番22が広がっている過程と広がった後に、押しロッド49を下方に押し、回転ロッド48によって閉鎖板47が上昇し、抜き穴45を開け、左側の位置制限ブロック17が当接電気ブロック35と当接した時、電気貯蔵ブロック34が導電線19と通電し、それによって照明ライト20が光って照明でき、この時に右側の位置制限ブロック17が下側のスライドブロック41に圧力をかけて下側のスライドブロック41を下側の表示灯44と当接させ、それによって下側の表示灯44が光り、位置制限ブロック17が当接電気ブロック35と押しブロック38と同期に当接するまで上昇した時、連結ブロック30が左方へ移動し、通電ブロック32が導電ブロック28と当接し、それによって電気貯蔵ブロック34が加熱板27に給電し、アロマチャンバ25の中の水を加熱し、香りが抜き穴45を通して外部空間に発散し、この時に、右側の位置制限ブロック17が二つのスライドブロック41に圧力をかけて二つのスライドブロック41を右方へ移動させ、それによって二つの表示灯44が光り、位置制限ブロック17が押しブロック38と当接して当接電気ブロック35との当接から離れるまで上昇した時、電気貯蔵ブロック34が単独に加熱板27に給電し、この時に、上側の表示灯44が単独に光り、ニーズによって自主的に照明又はアロマ又は照明且つアロマの使用機能を選ぶことができ、その後、回しロッド61を放し、それによって伝動ギヤ59が従動ギヤ54と主動ギヤ55との噛み合いから離脱し、ネジ軸13の回転が停止し、昇降柱15の昇降が停止し、回転柱12が回転し、それによって照明ライト20が回転して照明し、リボン23が照明ライト20の回転とともに空気の中で揺れ動き、アロマチャンバ25の中の香りを発散させる。
【0020】
本発明の有益な効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利であり、照明ライトが上昇と回転することができ、照明ライトの外側の蝶番は照明ライトを囲む又は広げることができ、そのほか、工芸品電気スタンドの外周にはアロマ装置が設置され、照明ライトが回転する過程において、香りを発散することができ、本電気スタンドが多機能を持ち、形が特別で、工芸の観賞性と実用性とを持つ。
【0021】
当業者は明確できることは、本出願の総体精神及び構想から離脱しない限り、上記実施例に各種の変型を行うことができる。それらの変型はいずれも本出願の保護範囲中にカバーすべきである。本出願の保護方案は本出願に添付した特許の請求の範囲を基準とするべきである。
【要約】
【課題】本発明は電気スタンド工芸品を開示した。
【解決手段】ベースを含み、前記ベースの中には回転チャンバが設置され、前記回転チャンバの中には回転柱が回転できるように設置され、前記回転チャンバの右側には駆動装置が設置され、前記回転柱の右側面が前記駆動装置と噛み合っており、前記回転柱の中には昇降チャンバが設置され、前記昇降チャンバの下側壁の中には下端が前記駆動装置と動力が伝達できるように連結したネジ軸が回転できるように設置され、本発明は構成が簡単で、操作が便利であり、照明ライトが上昇と回転することができ、照明ライトの外側の蝶番は照明ライトを囲む又は広げることができ、そのほか、工芸品電気スタンドの外周にはアロマ装置が設置され、照明ライトが回転する過程において、香りを発散することができ、本電気スタンドが多機能を持ち、形が特別で、工芸の観賞性と実用性とを持つ。
【選択図】図1
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図5