(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
基板上に形成された複数の走査ライン、データライン及び電源ラインを備え、前記走査ライン及び前記データラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインに接続され、前記電源ラインに関して鏡面対称に配置され、前記同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続された前記データラインは、異なる構造層上に配置されており、
前記同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、第1のサブピクセルと第2のサブピクセルを有し、前記第1のサブピクセルが、第1の蓄積コンデンサを含み、前記第2のサブピクセルが、第2の蓄積コンデンサを含み、前記第1の蓄積コンデンサの上側プレートと前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートとは、異なる構造層内に配置されている ことを特徴とするOLEDディスプレイパネル。
前記第1のサブピクセルは、第1のスイッチトランジスタ及び第1の駆動トランジスタを有し、前記第2のサブピクセルは、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタを有し、前記第1のスイッチトランジスタのソースが、第1のデータラインに接続され、前記第2のスイッチトランジスタのソースが、第2のデータラインに接続され、前記第1のデータラインと前記第2のデータラインと前記電源ラインとは互いに平行であり、前記走査ラインが、前記電源ラインと直交し、前記第1のデータライン及び前記第2のデータライン、前記第1の蓄積コンデンサ及び前記第2の蓄積コンデンサ、前記第1のスイッチトランジスタ及び前記第2のスイッチトランジスタ、並びに前記第1の駆動トランジスタ及び前記第2の駆動トランジスタは、それぞれ前記電源ラインに関して鏡面対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のOLEDディスプレイパネル。
前記基板上に形成され、前記第1のスイッチトランジスタ、前記第1の駆動トランジスタ、前記第2のスイッチトランジスタ及び前記第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能するシリコンアイランドと、
ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールであって、前記ゲート絶縁層は、前記基板及び前記シリコンアイランド上に形成され、前記第1のスルーホールは、前記第1のスイッチトランジスタのドレインと前記第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び前記第2のスイッチトランジスタのドレインと前記第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間の電気的接続のために使用される、ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールと、 ゲート絶縁層上に形成され、前記走査ライン、前記第1の蓄積コンデンサの下側プレート、前記第2の蓄積コンデンサの下側プレート、前記第1のスイッチトランジスタのゲート、前記第1の駆動トランジスタのゲート、前記第2のスイッチトランジスタのゲート、及び前記第2の駆動トランジスタのゲートとして機能するパターン化された第1の金属層と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールであって、前記第1の層間絶縁層は、前記ゲート絶縁層及び前記パターン化された第1の金属層上に形成され、前記第2のスルーホールは、前記第1のデータラインと前記第1のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールと、
前記第1の層間絶縁層上に形成され、前記第1のデータライン、前記第1のスイッチトランジスタのソース、及び前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能するパターン化された第2の金属層と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールであって、前記第2の層間絶縁層は、前記第1の層間絶縁層及び前記パターン化された第2の金属層上に形成され、前記第3のスルーホールは、前記第2のデータラインと前記第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールと、
前記第2の層間絶縁層上に形成され、前記第2のデータライン、前記第2のスイッチトランジスタのソース、及び前記第1の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能するパターン化された第3の金属層と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールであって、前記第3の層間絶縁層は、前記第2の層間絶縁層及び前記パターン化された第3の金属層上に形成され、前記第4のスルーホールは、前記第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記電源ライン、前記第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される、第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールと、
前記第3の層間絶縁層上に形成され、前記第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに前記電源ラインとして機能するパターン化された第4の金属層と、
パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールであって、前記パッシベーション絶縁層は、前記第3の層間絶縁層及び前記パターン化された第4の金属層上に形成され、前記コンタクトホールは、前記第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに前記第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される、パッシベーション絶縁層及びコンタクトホールとを備えることを特徴とする請求項2に記載のOLEDディスプレイパネル。
基板上に、複数の走査ライン、データライン及び電源ラインを形成することを含み、前記走査ライン及び前記データラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、
各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインに接続され、前記電源ラインに関して鏡面対称に配置され、前記同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続された前記データラインは、異なる構造層上に配置され、
前記同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、第1のサブピクセルと第2のサブピクセルを含み、前記第1のサブピクセルは、第1の蓄積コンデンサを含み、前記第2のサブピクセルは、第2の蓄積コンデンサを含み、前記第1の蓄積コンデンサの上側プレートと前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートは、異なる構造層内に配置される
ことを特徴とするOLEDディスプレイパネルの製造方法。
前記第1のサブピクセルは、第1のスイッチトランジスタ及び第1の駆動トランジスタを更に含み、前記第2のサブピクセルは、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタを更に含み、前記第1のスイッチトランジスタのソースは、第1のデータラインに接続され、前記第2のスイッチトランジスタのソースは、第2のデータラインに接続され、前記第1のデータライン、前記第2のデータライン、及び前記電源ラインとは互いに平行であり、前記走査ラインは、前記電源ラインに垂直であり、前記第1のデータライン及び前記第2のデータライン、前記第1の蓄積コンデンサ及び前記第2の蓄積コンデンサ、前記第1のスイッチトランジスタ及び前記第2のスイッチトランジスタ、前記第1の駆動トランジスタ及び前記第2の駆動トランジスタは、それぞれ前記電源ラインに関して鏡面対称に配置されることを特徴とする請求項5に記載のOLEDディスプレイパネルの製造方法。
前記第1のスイッチトランジスタ、前記第1の駆動トランジスタ、前記第2のスイッチトランジスタ及び前記第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能するシリコンアイランドを形成する工程と、
ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールを形成する工程であって、前記ゲート絶縁層は、前記基板及び前記シリコンアイランド上に形成され、前記第1のスルーホールは、前記第1のスイッチトランジスタのドレインと前記第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び前記第2のスイッチトランジスタのドレインと前記第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間を電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第1の金属層を形成する工程であって、前記パターン化された第1の金属層は、前記ゲート絶縁層上に形成され、前記走査ライン、前記第1の蓄積コンデンサの下側プレート、前記第2の蓄積コンデンサの下側プレート、前記第1のスイッチトランジスタのゲート、前記第1の駆動トランジスタのゲート、前記第2のスイッチトランジスタのゲート、及び前記第2の駆動トランジスタのゲートとして機能する工程と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールを形成する工程であって、前記第1の層間絶縁層は、前記ゲート絶縁層及び前記パターン化された第1の金属層上に形成され、前記第2のスルーホールは、前記第1のデータラインと前記第1のスイッチトランジスタのソースとの間を電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第2の金属層を形成する工程であって、前記パターン化された第2の金属層は、前記第1の層間絶縁層上に形成され、前記第1のデータライン、前記第1のスイッチトランジスタのソース、及び前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能する工程と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールを形成する工程であって、前記第2の層間絶縁層は、前記第1の層間絶縁層及び前記パターン化された第2の金属層上に形成され、前記第3のスルーホールは、前記第2のデータラインと前記第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第3の金属層を形成する工程であって、前記パターン化された第3の金属層は、前記第2の層間絶縁層上に形成され、前記第2のデータライン、前記第2のスイッチトランジスタのソース及び前記第1の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能する工程と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールを形成する工程であって、前記第3の層間絶縁層は、前記第2の層間絶縁層及び前記パターン化された第3の金属層上に形成され、前記第4のスルーホールは、前記第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記電源ライン、前記第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び前記第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第4の金属層を形成する工程であって、前記パターン化された第4の金属層は、前記第3の層間絶縁層上に形成され、前記第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、前記第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに前記電源ラインとして機能する工程と、
パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールを形成する工程であって、前記パッシベーション絶縁層は、前記第3の層間絶縁層及び前記パターン化された第4の金属層上に形成され、前記コンタクトホールは、前記第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに前記第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される工程とによって形成されることを特徴とする請求項6に記載のOLEDディスプレイパネルの製造方法。
前記第2の層間絶縁層を形成した後、前記第2の層間絶縁層を貫通し、前記第1の蓄積コンデンサの下側プレートと対向する開口部を更に形成することを特徴とする請求項7に記載のOLEDディスプレイパネルの製造方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、従来のOLEDディスプレイの低解像度の問題を解決することである。
【0006】
本発明の他の目的は、OLEDディスプレイのデータラインの間のクロストーク及び短絡をなくすことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode:OLED)ディスプレイパネルを提供し、このOLEDディスプレイパネルは、基板上に形成された走査ライン、データライン及び電源ラインを備え、走査ライン及びデータラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインに接続され、電源ラインに関して鏡面対称に配置され、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されている。
【0008】
このOLEDディスプレイパネルにおいて、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、第1のサブピクセル及び第2のサブピクセルを含み、第1のサブピクセルは、第1の蓄積コンデンサを含み、第2のサブピクセルは、第2の蓄積コンデンサを含んでいてもよい。
【0009】
このOLEDディスプレイパネルにおいて、第1の蓄積コンデンサの上側プレートと第2の蓄積コンデンサの上側プレートとは、異なる構造層上に配置してもよい。
【0010】
このOLEDディスプレイパネルにおいて、第1のサブピクセルは、第1のスイッチトランジスタ及び第1の駆動トランジスタを更に含み、第2のサブピクセルは、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタを更に含み、第1のスイッチトランジスタのソースは、第1のデータラインに接続され、第2のスイッチトランジスタのソースは、第2のデータラインに接続され、第1のデータラインと第2のデータラインと電源ラインとは互いに平行であり、走査ラインは、電源ラインに垂直であり、第1のデータライン及び第2のデータライン、第1の蓄積コンデンサ及び第2の蓄積コンデンサ、第1のスイッチトランジスタ及び第2のスイッチトランジスタ、並びに第1の駆動トランジスタ及び第2の駆動トランジスタは、それぞれ電源ラインに関して鏡面対称に配置してもよい。
【0011】
このOLEDディスプレイパネルは、特に、
基板上に形成され、第1のスイッチトランジスタ、第1の駆動トランジスタ、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能するシリコンアイランドと、
ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールであって、ゲート絶縁層は、基板及びシリコンアイランド上に形成され、第1のスルーホールは、第1のスイッチトランジスタのドレインと第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び第2のスイッチトランジスタのドレインと第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間の電気的接続のために使用される、ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールと、
ゲート絶縁層上に形成され、走査ライン、第1の蓄積コンデンサの下側プレート、第2の蓄積コンデンサの下側プレート、第1のスイッチトランジスタのゲート、第1の駆動トランジスタのゲート、第2のスイッチトランジスタのゲート、及び第2の駆動トランジスタのゲートとして機能するパターン化された第1の金属層と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールであって、第1の層間絶縁層は、ゲート絶縁層及びパターン化された第1の金属層上に形成され、第2のスルーホールは、第1のデータラインと第1のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールと、
第1の層間絶縁層上に形成され、第1のデータライン、第1のスイッチトランジスタのソース、及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能するパターン化された第2の金属層と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールであって、第2の層間絶縁層は、第1の層間絶縁層及びパターン化された第2の金属層上に形成され、第3のスルーホールは、第2のデータラインと第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールと、
第2の層間絶縁層上に形成され、第2のデータライン、第2のスイッチトランジスタのソース、及び第1の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能するパターン化された第3の金属層と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールであって、第3の層間絶縁層は、第2の層間絶縁層及びパターン化された第3の金属層上に形成され、第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、電源ライン、第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される、第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールと、
第3の層間絶縁層上に形成され、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに電源ラインとして機能するパターン化された第4の金属層と、
パッシベーション絶縁層及びコンタクトホールであって、パッシベーション絶縁層は、第3の層間絶縁層及びパターン化された第4の金属層上に形成され、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される、パッシベーション絶縁層及びコンタクトホールとを備えていてもよい。
【0012】
また、このOLEDディスプレイパネルは、第2の層間絶縁層を貫通し、第1の蓄積コンデンサの下側プレートと対向する開口部を更に備えていてもよい。
【0013】
また、このOLEDディスプレイパネルにおいて、第1の蓄積コンデンサの上側プレートと第2の蓄積コンデンサの上側プレートは、同じ構造層上に配置してもよい。
【0014】
また、このOLEDディスプレイパネルは、特に、
基板上に形成され、第1のスイッチトランジスタ、第1の駆動トランジスタ、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能するシリコンアイランドと、
ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールであって、ゲート絶縁層は、基板及びシリコンアイランド上に形成され、第1のスルーホールは、第1のスイッチトランジスタのドレインと第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び第2のスイッチトランジスタのドレインと第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間を電気的に接続するために使用される、ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールと、
ゲート絶縁層上に形成され、走査ライン、第1の蓄積コンデンサの下側プレート、第2の蓄積コンデンサの下側プレート、第1のスイッチトランジスタのゲート、第1の駆動トランジスタのゲート、第2のスイッチトランジスタのゲート、及び第2の駆動トランジスタのゲートとして機能するパターン化された第1の金属層と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールであって、第1の層間絶縁層は、ゲート絶縁層及びパターン化された第1の金属層上に形成され、第2のスルーホールは、第1のデータラインと第1のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールと、
第1の層間絶縁層上に形成され、第1のデータライン、第1のスイッチトランジスタのソース、及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能するパターン化された第2の金属層と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールであって、第2の層間絶縁層は、第1の層間絶縁層及びパターン化された第2の金属層上に形成され、第3のスルーホールは、第2のデータラインと第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される、第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールと、
第2の層間絶縁層上に形成され、第2のデータライン、及び第2のスイッチトランジスタのソースとして機能するパターン化された第3の金属層と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールであって、第3の層間絶縁層は、第2の層間絶縁層及びパターン化された第3の金属層上に形成され、第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、電源ライン、第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される、第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールと、
第3の層間絶縁層上に形成され、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに電源ラインとして機能するパターン化された第4の金属層と、
パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールであって、パッシベーション絶縁層は、第3の層間絶縁層及びパターン化された第4の金属層上に形成され、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される、パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールとを備えていてもよい。
【0015】
また、本発明は、OLEDディスプレイパネルの製造方法を提供し、この方法は、
基板上に、走査ライン、データライン及び電源ラインを形成することを含み、走査ライン及びデータラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、
各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインに接続され、電源ラインに関して鏡面対称に配置され、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置される。
【0016】
このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、第1のサブピクセルと第2のサブピクセルを含み、第1のサブピクセルは、第1の蓄積コンデンサを含み、第2のサブピクセルは、第2の蓄積コンデンサを含み、第1の蓄積コンデンサの上側プレートと第2の蓄積コンデンサの上側プレートは、異なる構造層上に配置され、2回のプロセスを実行することによって形成してもよい。
【0017】
また、このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、第1のサブピクセルは、第1のスイッチトランジスタ及び第1の駆動トランジスタを更に含み、第2のサブピクセルは、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタを更に含み、第1のスイッチトランジスタのソースは、第1のデータラインに接続され、第2のスイッチトランジスタのソースは、第2のデータラインに接続され、第1のデータライン、第2のデータライン、及び電源ラインとは互いに平行であり、走査ラインは、電源ラインに垂直であり、第1のデータライン及び第2のデータライン、第1の蓄積コンデンサ及び第2の蓄積コンデンサ、第1のスイッチトランジスタ及び第2のスイッチトランジスタ、第1の駆動トランジスタ及び第2の駆動トランジスタは、それぞれ電源ラインに関して鏡面対称に配置してもよい。
【0018】
また、このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、OLEDディスプレイパネルは、
第1のスイッチトランジスタ、第1の駆動トランジスタ、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能するシリコンアイランドを形成する工程と、
ゲート絶縁層及び複数の第1のスルーホールを形成する工程であって、ゲート絶縁層は、基板及びシリコンアイランド上に形成され、第1のスルーホールは、第1のスイッチトランジスタのドレインと第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び第2のスイッチトランジスタのドレインと第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間を電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第1の金属層を形成する工程であって、パターン化された第1の金属層は、ゲート絶縁層上に形成され、走査ライン、第1の蓄積コンデンサの下側プレート、第2の蓄積コンデンサの下側プレート、第1のスイッチトランジスタのゲート、第1の駆動トランジスタのゲート、第2のスイッチトランジスタのゲート、及び第2の駆動トランジスタのゲートとして機能する工程と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールを形成する工程であって、第1の層間絶縁層は、ゲート絶縁層及びパターン化された第1の金属層上に形成され、第2のスルーホールは、第1のデータラインと第1のスイッチトランジスタのソースとの間を電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第2の金属層を形成する工程であって、パターン化された第2の金属層は、第1の層間絶縁層上に形成され、第1のデータライン、第1のスイッチトランジスタのソース、及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能する工程と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールを形成する工程であって、第2の層間絶縁層は、第1の層間絶縁層及びパターン化された第2の金属層上に形成され、第3のスルーホールは、第2のデータラインと第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第3の金属層を形成する工程であって、パターン化された第3の金属層は、第2の層間絶縁層上に形成され、第2のデータライン、第2のスイッチトランジスタのソース及び第1の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能する工程と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールを形成する工程であって、第3の層間絶縁層は、第2の層間絶縁層及びパターン化された第3の金属層上に形成され、第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、電源ライン、第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第4の金属層を形成する工程であって、パターン化された第4の金属層は、第3の層間絶縁層上に形成され、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに電源ラインとして機能する工程と、
パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールを形成する工程であって、パッシベーション絶縁層は、第3の層間絶縁層及びパターン化された第4の金属層上に形成され、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される工程とによって形成してもよい。
【0019】
また、このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、第2の層間絶縁層を形成した後、第2の層間絶縁層を貫通し、第1の蓄積コンデンサの下側プレートと対向する開口部を更に形成してもよい。
【0020】
また、このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、第1の蓄積コンデンサの上側プレートと第2の蓄積コンデンサの上側プレートは、同じ構造層上に配置され、一回のプロセスによって形成してもよい。
【0021】
また、このOLEDディスプレイパネルの製造方法において、OLEDディスプレイパネルは、特に、
シリコンアイランドを形成する工程であって、シリコンアイランドは、基板上に形成され、第1のスイッチトランジスタ、第1の駆動トランジスタ、第2のスイッチトランジスタ及び第2の駆動トランジスタのアクティブ層として機能する工程と、
ゲート絶縁層及び第1のスルーホールを形成する工程であって、ゲート絶縁層は、基板及びシリコンアイランド上に形成され、第1のスルーホールは、第1のスイッチトランジスタのドレインと第1の蓄積コンデンサの下側プレートとの間、及び第2のスイッチトランジスタのドレインと第2の蓄積コンデンサの下側プレートとの間を電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第1の金属層を形成する工程であって、パターン化された第1の金属層は、ゲート絶縁層上に形成され、走査ライン、第1の蓄積コンデンサの下側プレート、第2の蓄積コンデンサの下側プレート、第1のスイッチトランジスタのゲート、第1の駆動トランジスタのゲート、第2のスイッチトランジスタのゲート、及び第2の駆動トランジスタのゲートとして機能する工程と、
第1の層間絶縁層及び第2のスルーホールを形成する工程であって、第1の層間絶縁層は、ゲート絶縁層及びパターン化された第1の金属層上に形成され、第2のスルーホールは、第1のデータラインと第1のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第2の金属層を形成する工程であって、パターン化された第2の金属層は、第1の層間絶縁層上に形成され、第1のデータライン、第1のスイッチトランジスタのソース、第2の蓄積コンデンサの上側プレート、及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートとして機能する工程と、
第2の層間絶縁層及び第3のスルーホールを形成する工程であって、第2の層間絶縁層は、第1の層間絶縁層及びパターン化された第2の金属層上に形成され、第3のスルーホールは、第2のデータラインと第2のスイッチトランジスタのソースとを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第3の金属層を形成する工程であって、パターン化された第3の金属層は、第2の層間絶縁層上に形成され、第2のデータライン、及び第2のスイッチトランジスタのソースとして機能する工程と、
第3の層間絶縁層及び第4のスルーホールを形成する工程であって、第3の層間絶縁層は、第2の層間絶縁層及びパターン化された第3の金属層上に形成され、第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、電源ライン、第1の蓄積コンデンサの上側プレート及び第2の蓄積コンデンサの上側プレートを電気的に接続するために使用される工程と、
パターン化された第4の金属層を形成する工程であって、パターン化された第4の金属層は、第3の層間絶縁層上に形成され、第1の駆動トランジスタのソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタのソース及びドレイン、並びに電源ラインとして機能する工程と、
パッシベーション絶縁層及び複数のコンタクトホールを形成する工程であって、パッシベーション絶縁層は、第3の層間絶縁層及びパターン化された第4の金属層上に形成され、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタのドレインと第1のOLEDのアノードとの間、並びに第2の駆動トランジスタのドレインと第2のOLEDのアノードとの間を電気的に接続するために使用される工程とによって形成してもよい。
【0022】
本発明が提供するOLEDディスプレイパネルは、走査ライン、データライン及び電源ラインVDDを含む。走査ライン及びデータラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインに接続され、電源ラインに関して鏡面対称に配置され、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されている(すなわち、2つのサブピクセルに接続されたデータラインは、同じ層上にない)。一側面として、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに接続されたデータラインが異なる構造層上に配置されるため、ピクセル面積を縮小することなく、同じ層上の隣接するデータライン間の距離が2倍になり、異なる層間の隣接するデータラインが層間絶縁層によって分離されるので、データライン間の短絡の発生確率を効果的に低減できる。更に、使用時のデータライン間のクロストークも大幅に低減され、製品歩留まりが向上するのみではなく、製品の画質が改善される。他の側面として、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに対応して接続されたデータラインは、異なる構造層に配置されるため、既存の装置及び/又はプロセス条件に基づいてピクセル面積を縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善し、OLEDディスプレイパネルの解像度を向上させることができる。
【0023】
また、第1の蓄積コンデンサの上側プレートと第2の蓄積コンデンサの上側プレートは、異なる構造層上に位置し、プロセスを2回行うことで形成される。例えば、第1のデータラインと第2の蓄積コンデンサの上側プレートとが共に形成され、第2のデータラインと第1の蓄積コンデンサの上側プレートとが共に形成される。すなわち、第1のデータラインと第1の蓄積コンデンサの上側プレートとは同じ層上になく、第2のデータラインと第2の蓄積コンデンサの上側プレートとは同じ層上にない。このため、同じ層のデータラインと蓄積コンデンサの上側プレートとの間の距離を短くでき、ピクセル面積を更に減少させ、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】従来のOLEDディスプレイパネルのピクセル回路図である。
【
図2a】本発明の実施形態1におけるシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図2b】本発明の実施形態1においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図2c】本発明の実施形態1においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図3a】本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図3b】本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図3c】本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図4a】本発明の実施形態1において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図4b】本発明の実施形態1において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図4c】本発明の実施形態1において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図5a】本発明の実施形態1において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図5b】本発明の実施形態1において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図5c】本発明の実施形態1において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図6a】本発明の実施形態1において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図6b】本発明の実施形態1において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図6c】本発明の実施形態1において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図7a】本発明の実施形態1において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図7b】本発明の実施形態1において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図7c】本発明の実施形態1において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図8a】本発明の実施形態1において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図8b】本発明の実施形態1において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図8c】本発明の実施形態1において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図9a】本発明の実施形態1において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図9b】本発明の実施形態1において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図9c】本発明の実施形態1において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図10a】本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図10b】本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図10c】本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図11a】本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図11b】本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図11c】本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図12a】本発明の実施形態1においてアノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図12b】本発明の実施形態1においてアノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図12c】本発明の実施形態1においてアノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図13a】本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図13b】本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図13c】本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図14a】本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図14b】本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図14c】本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図15a】本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図15b】本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図15c】本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図16a】本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図16b】本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図16c】本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図17a】本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図17b】本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図17c】本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図18a】本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図18b】本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図18c】本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図19a】本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図19b】本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図19c】本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図20a】本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図20b】本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図20c】本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図21a】本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図21b】本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図21c】本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図22a】本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図22b】本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図22c】本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図23a】本発明の実施形態2において、アノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
【
図23b】本発明の実施形態2において、アノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
【
図23c】本発明の実施形態2においてアノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の主な概念は、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode:OLED)ディスプレイパネル及びその製造方法を提供することであり、OLEDディスプレイパネルは、走査ライン、データライン及び電源ラインVDDを備え、走査ライン及びデータラインは、マトリクス状に配置された複数のピクセルグループを画定し、各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有し、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインVDDに接続され、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置され、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに別々に接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置される。これにより、ピクセル領域を縮小することなく、同じ層上の隣接するデータライン間の距離を2倍にでき、異なる層間の隣接するデータラインは、層間絶縁層によって分離されるため、データライン間の短絡の発生確率を効果的に低減でき、データライン間のクロストークを大幅に解消できる。更に、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに対応して接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されるため、既存の装置及び/又はプロセス条件に基づいてピクセル面積を縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善し、OLEDディスプレイパネルの解像度を向上させることができる。
【0026】
以下、添付の図面及び特定の実施形態を参照して、本発明のOLEDディスプレイパネル及びOLEDディスプレイパネルの製造方法について更に詳細に説明する。本発明の利点及び特徴は、以下の説明及び特許請求の範囲によってより明らかになる。なお、図面において、膜厚、並びに各層の領域の大きさ及び形状は、OLEDディスプレイパネルの真のスケールを反映しておらず、本発明の内容を概略的に説明することのみを目的として示している。
【0027】
実施形態1
図12aは、本発明の実施形態1におけるOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図であり、2つのサブピクセルを含む構造を示している。
図12bは、
図12aの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図12cは、
図12aの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0028】
図12a、
図12b及び
図12cに示すように、この実施形態のOLEDディスプレイパネルの主要な構造は、基板100上に形成された走査ライン、データライン及び電源ラインを含み、走査ライン及びデータラインは、マトリックス状に配置された複数のピクセルグループを画定している。各ピクセルグループは、2つのサブピクセルを有する。同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルは、同じ電源ラインVDDに接続され、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに別々に接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されている。この実施形態における技術的解決策の説明を容易にするために、
図12aにおいて、図の平面方向に上下に配列された2つのサブピクセルを第1のサブピクセル及び第2のサブピクセルとし、下側のサブピクセルを第1のサブピクセルと呼び、上側のサブピクセルを第2のサブピクセルと呼ぶ。第1のサブピクセルのスイッチトランジスタのソースに接続されたデータラインを第1のデータラインD1と呼び、第2のサブピクセルのスイッチトランジスタのソースに接続されたデータラインを第2のデータラインD2と呼ぶ。
【0029】
図2〜
図11cと共に、
図12a、
図12b、及び
図12cを参照して説明を続けると、第1のデータラインD1は、第2の層間絶縁層160の下(具体的には、第1の層間絶縁層140と第2の層間絶縁層160との間)に配置されている。第1のデータラインD1は、第1の層間絶縁層140を貫通するスルーホール(ここでは、第2のスルーホール140a−1と呼ぶ。)によって、第1のスイッチトランジスタのソースS11に接続されている。第2のデータラインD2は、第2の層間絶縁層160の上(具体的には、第2の層間絶縁層160と第3の層間絶縁層180との間)に配置されている。第2のデータラインD2は、第1の層間絶縁層140及び第2の層間絶縁層160を貫通するスルーホール(ここでは、第3のスルーホール160a−2と呼ぶ。)によって、第2のスイッチトランジスタのソースS21に接続されている。すなわち、第1のデータラインD1及び第2のデータラインD2は、第2の層間絶縁層160の両側に位置する。第2の層間絶縁層160は、第1のデータラインD1と第2のデータラインD2とを分離するように配置されている。第1のデータラインD1及び第2のデータラインD2は、深さが異なるスルーホールを介してスイッチトランジスタのソースに接続されている。これにより、ピクセル面積を縮小することなく、同じ層上の隣接するデータライン間のピッチが2倍になり、異なる層間の隣接するデータラインは、層間絶縁層(ここでは、具体的には、第2の層間絶縁層160と呼ぶ。)によって分離されるので、生産時のデータライン間の短絡の発生確率を効果的に低減できる。更に、使用時のデータライン間のクロストークも大幅に低減され、製品歩留まりが向上するのみではなく、製品の画質が改善される。このように、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに対応して接続されたデータラインは、異なる構造層に配置されるため(同じ層上の隣接するデータライン間のピッチが大きくなるため)、既存の装置及び/又はプロセス条件によって必ずしも制約されることなく、ピクセル面積を縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善することができる。
【0030】
具体的には、
図12a及び
図12bに示すように、第1のサブピクセルは、第1のスイッチトランジスタT11、第1の駆動トランジスタT12及び第1の蓄積コンデンサC1を含む。第1のスイッチトランジスタT11は、ゲートG11と、ソースS11と、ドレインD11と、アクティブ層111−1(すなわち、シリコンアイランドの第1のセグメント)とを含む。第1の駆動トランジスタT12は、ゲートG12と、ソースS12と、ドレインD12と、アクティブ層111−2(すなわち、シリコンアイランドの第2のセグメント)とを含む。第1の蓄積コンデンサC1は、第1のプレート(すなわち、下側プレートC1−1)と、第2のプレート(すなわち、上側プレートC1−2)と、下側プレートC1−1及び上側プレートC1−2の間に形成されている第1の層間絶縁層140とを含む。第1のスイッチトランジスタT11のゲートG11は、走査ラインSnに接続されている(実際には、一体構造を形成している)。第1のスイッチトランジスタT11のソースS11は、第1のデータラインD1に接続されている(実際には一体構造を形成している)。第1のスイッチトランジスタT11のドレインD11、第1の蓄積コンデンサC1の第1のプレート(すなわち、下側プレートC1−1)、及び第1の駆動トランジスタT12のゲートG12は、接続されている。第1の駆動トランジスタT12のソースS12及び第1の蓄積コンデンサC1の第2のプレート(すなわち上側プレートC1−2)は、共に電源ラインVDDに接続されている。第1の駆動トランジスタT12のドレインD12は、第1のOLEDのアノード221に接続されている。走査ラインSnは、第1のスイッチトランジスタT11のオン/オフ電圧を供給するために使用される。第1の駆動トランジスタT12は、第1のデータラインD1を制御して第1のOLEDにデータ電圧を供給するために使用される。
【0031】
具体的には、
図12a及び
図12cに示すように、第2のサブピクセルは、第2のスイッチトランジスタT21、第2の駆動トランジスタT22及び第2の蓄積コンデンサC2を含む。第2のスイッチトランジスタT21は、ゲートG21、ソースS21、ドレインD21、及びアクティブ層112−1(すなわち、シリコンアイランドの第3のセグメント)を含む。第2の駆動トランジスタT22は、ゲートG22、ソースS22、ドレインD22、及びアクティブ層112−2(すなわち、シリコンアイランドの第4のセグメント)を含む。第2の蓄積コンデンサC2は、第1のプレート(すなわち、下側プレートC2−1)、第2のプレート(すなわち、上側プレートC2−2)、及び下側プレートC2−1と上側プレートC2−2との間に形成されている第1の層間絶縁層140を含む。第2のスイッチトランジスタT21のゲートG21は、走査ラインSnに接続されている(実際には一体構造を形成している)。第2のスイッチトランジスタT21のソースS21は、第2のデータラインD2に接続されている(実際には一体構造を形成している)。第2のスイッチトランジスタT21のドレインD21、第2の蓄積コンデンサC2の第1のプレート(すなわち、下側プレートC2−1)、及び第2の駆動トランジスタT22のゲートG22は、接続されている。第2の駆動トランジスタT22のソースS22及び第2の蓄積コンデンサC2の第2のプレート(すなわち上側プレートC2−2)は、共に電源ラインVDDに接続されている。第2の駆動トランジスタT22のドレインD22は、第2のOLEDのアノード222に接続されている。走査ラインSnは、第2のスイッチトランジスタT21のオン/オフ電圧を供給するために使用される。第2の駆動トランジスタT22は、第2のデータラインD2を制御して第2のOLEDにデータ電圧を供給するために使用される。
【0032】
更に
図10a、
図11a及び
図12aに示すように、第1のデータラインD1、第2のデータラインD2及び電源ラインVDDは、互いに平行である。走査ラインSnは、電源ラインVDDに対して垂直である。第1のデータラインD1及び第2のデータラインD2は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。また、第1の蓄積コンデンサC1及び第2の蓄積コンデンサC2は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。第1のスイッチトランジスタT11及び第2のスイッチトランジスタT21は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。具体的には、この実施形態では、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1は、共に矩形の形状を有し、面積が同じであり、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2は、共に矩形の形状を有し、面積が同じであり、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。
【0033】
主に
図2a、
図2b及び
図2cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、シリコンアイランドを含む。シリコンアイランドは、基板100上に形成され、第1のスイッチトランジスタT11、第1の駆動トランジスタT12、第2のスイッチトランジスタT21及び第2の駆動トランジスタT22のアクティブ層として機能する。
【0034】
主に
図3a、
図3b及び
図3cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、ゲート絶縁層120及び第1のスルーホール120a−1、120a−2を含む。ゲート絶縁層120は、基板100及びシリコンアイランド上に形成されている。第1のスルーホール120a−1、120a−2は、ゲート絶縁層120を貫通している。第1のスルーホール120a−1は、第1のスイッチトランジスタT11のドレインD11と第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1とを電気的に接続するために使用される。第1のスルーホール120a−2は、第2のスイッチトランジスタT21のドレインD21と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1とを電気的に接続するために使用される。
【0035】
主に
図4a、
図4b及び
図4cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、パターン化された第1の金属層を含む。パターン化された第1の金属層は、ゲート絶縁層120上に形成され、第1のスイッチトランジスタT11のゲートG11、第1の駆動トランジスタT12のゲートG12、第2のスイッチトランジスタT21のゲートG21、第2の駆動トランジスタT22のゲートG22、走査ラインSn、及び第1の蓄積コンデンサC1の第1の電極(すなわち、下側プレートC1−1)、第2の蓄積コンデンサC2の第1の電極(すなわち、下側プレートC2−1)として機能する。
【0036】
主に
図5a、
図5b及び
図5cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、第1の層間絶縁層140及び第2のスルーホール140a−1を含む。第1の層間絶縁層140は、ゲート絶縁層120及びパターン化された第1の金属層上に形成されている。第2のスルーホール140a−1は、第1のデータラインD1と第1のスイッチトランジスタT11のソースS11とを電気的に接続するために使用される。
【0037】
主に
図6a、
図6b及び
図6cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、パターン化された第2の金属層を含む。パターン化された第2の金属層は、第1の層間絶縁層140上に形成され、第1のデータラインD1、第1のスイッチトランジスタT11のソースS11、及び第2の蓄積コンデンサC2の第2の電極(すなわち、上側プレートC2−2)とを含む。
【0038】
主に
図7a、
図7b及び
図7cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、第2の層間絶縁層160及び第3のスルーホール160a−2を含む。第2の層間絶縁層160は、第1の層間絶縁層140及びパターン化された第2の金属層上に形成されている。第3のスルーホール160a−2は、第2のデータラインD2と第2のスイッチトランジスタT21のソースS21とを電気的に接続するために使用される。OLEDディスプレイパネルは、更に、開口部160bを含む。開口部160bは、第2の層間絶縁層160を貫通し、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1と正確に対向する。
【0039】
主に
図8a、
図8b及び
図8cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、パターン化された第3の金属層を含む。パターン化された第3の金属層は、第2の層間絶縁層160及び開口部160b上に形成され、第2のデータラインD2、第2のスイッチトランジスタT21のソースS21、及び第1の蓄積コンデンサC1の第2の電極(すなわち、上側プレートC1−2)として機能する。
【0040】
主に
図9a、
図9b及び
図9cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、第3の層間絶縁層180、及び第4のスルーホール180a、180a−1、180a−2、180a−3、180a−4を含む。第3の層間絶縁層180は、第2の層間絶縁層160及びパターン化された第3の金属層上に形成され、第4のスルーホール180a、180a−1、180a−2、180a−3、180a−4は、第1の駆動トランジスタT12のソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタT22のソース及びドレイン、電源ラインVDD、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2及び第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2の間の電気的接続のために使用される。
【0041】
主に
図10a、
図10b及び
図10cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、パターン化された第4の金属層を含む。パターン化された第4の金属層は、第3の層間絶縁層180上に形成され、第1の駆動トランジスタT12のソースS12及びドレインD12、第2の駆動トランジスタT22のソースS22及びドレインD22、及び電源ラインVDDとして機能する。
【0042】
主に
図11a、
図11b及び
図11cに示すように、OLEDディスプレイパネルは、更に、パッシベーション絶縁層200及びコンタクトホール200a−1、200a−2を含む。パッシベーション絶縁層200は、第3の層間絶縁層180及びパターン形成された第4の金属層上に形成されている。コンタクトホール200a−1は、第1の駆動トランジスタT12のドレインを第1のOLEDのアノード221に電気的に接続するために使用され、コンタクトホール200a−2は、第2の駆動トランジスタT22のドレインを第2のOLEDのアノード222に電気的に接続するために使用される。
【0043】
以下、本発明の実施形態1に基づくOLEDディスプレイパネルの製造プロセスの平面図及び概略的断面図を参照して、この実施形態の技術的解決策を更に説明する。本発明の以下の説明で言及するリソグラフィプロセスは、フォトレジストコーティング、マスキング、露光、エッチング、フォトレジストストリッピング等を含む。フォトレジストの一例として、ポジ型フォトレジストを用いる。
【0044】
図2aは、本発明の実施形態1におけるシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図2bは、本発明の実施形態1においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図2cは、本発明の実施形態1においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0045】
まず、
図2a、
図2b及び
図2cに示すように、基板100を準備する。基板100は、通常、透明基板である。具体的には、透明基板は、硬質基板であってもよく、例えば、透明ガラス基板又は透明プラスチック基板であってもよい。透明基板は、平面形状、湾曲形状、又は他の不規則形状を有していてもよい。なお、透明基板の材質及び/又は形状は、これに限定されるものではない。
【0046】
次に、
図2a、
図2b及び
図2cに示すように、基板100上にシリコンアイランドを形成する。シリコンアイランドを形成する具体的なプロセスは、以下の通りである。化学気相成長(CVD)プロセスを使用して、基板100上にアモルファスシリコン層(a−Si)を形成し、エキシマレーザーアニール(excimer laser annealing:ELA)、固相結晶化(solid phase crystallization:SPC)又は金属誘導結晶化(metal induced crystallization:MIC)等のプロセスを適用することによって、アモルファスシリコン層を多結晶シリコン層(P−Si)とし、そして、第1のフォトリソグラフィプロセスを行い、多結晶シリコン層をパターン化してシリコンアイランドを形成する。シリコンアイランドは、第1のスイッチトランジスタT11のアクティブ層、第1の駆動トランジスタT12のアクティブ層、第2のスイッチトランジスタT21のアクティブ層、及び第2の駆動トランジスタT22用のアクティブ層として使用される。具体的には、シリコンアイランドは、第1のスイッチトランジスタT11、第1の駆動トランジスタT12、第2のスイッチトランジスタT21、及び第2の駆動トランジスタT22のそれぞれのソース及びドレインの位置に対応する。
【0047】
主に
図2aに示すように、この実施形態では、シリコンアイランドは、第1のセグメント111−1と、第2のセグメント111−2と、第3のセグメント112−1と、第4のセグメント112−2と、第5のセグメント113と、第6のセグメント114とを含む。6つのセグメントのそれぞれは、実質的にストリップ状の形状を有する。第1のセグメント111−1、第2のセグメント111−2、第3のセグメント112−1、第4のセグメント112−2、及び第5のセグメント113は、X方向に延び、第6のセグメント114は、Y方向に延びている。第1のセグメント111−1及び第3のセグメント112−1は、分離されたストリップ構造である。第1のセグメント111−1は、第1のサブピクセルの第1のスイッチトランジスタT11のアクティブ層として使用され、第3のセグメント112−1は、第2のサブピクセルの第2のスイッチトランジスタT21のアクティブ層として使用される。また、第1のセグメント111−1と第3のセグメント112−1とは鏡面対称に配置されている。第5のセグメント113は、第2のセグメント111−2と第4のセグメント112−2との間に位置する。第2のセグメント111−2と第4のセグメント112−2とは、鏡面対称に配置されている。第6のセグメント114は、第2のセグメント111−2、第4のセグメント112−2及び第5のセグメント113の端部に連結されてE字型構造を形成する。第2のセグメント111−2、第4のセグメント112−2、第5のセグメント113及び第6のセグメント114は、共に第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のアクティブ層として機能する(すなわち、第5のセグメント113は、2つの駆動トランジスタによって共有される)。なお、本発明の他の実施形態では、シリコンアイランドの形状を適切に変形してもよい。例えば、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のアクティブ層は、2つのU字型構造を有していてもよい(すなわち、第1の駆動トランジスタT12と第2の駆動トランジスタT22とは、アクティブ層を共有しなくてもよい)。本発明は、シリコンアイランドの特定の形状を限定するものではない。
【0048】
好ましくは、
図2b及び
図2cに示すように、シリコンアイランドを基板100上に形成する前に、基板100上にバッファ層101を形成してもよく、バッファ層101の材料は、例えば、窒化シリコン又は酸化シリコンであってもよい。シリコンアイランドを基板100上に形成した後、第2のフォトリソグラフィプロセスを行い、シリコンアイランドの所定の領域にイオン注入を行えるようにする。
図2aの箱状の点線で示すように、この実施形態では、第1のスイッチトランジスタT11のドレイン領域と第2のスイッチトランジスタT21のドレイン領域にイオン注入を行い、これにより、導電性を向上させる。
【0049】
図3aは、本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図3bは、本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図3cは、本発明の実施形態1において第1のスルーホールを形成した後の、OLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0050】
図3a、
図3b及び
図3cに示すように、CVDプロセスを用いてシリコンアイランド及び覆われていないバッファ層101上にゲート絶縁層120を形成し、第3のフォトリソグラフィプロセスを行って、ゲート絶縁層120に第1のスルーホール120a−1、120a−2を開口する。第1のスルーホール120a−1は、シリコンアイランドの第1のセグメント111−1の一端に位置し、後に形成される第1のスイッチトランジスタT11のドレインD11と第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1とを接続するために使用される。第1のスルーホール120a−2は、シリコンアイランドの第3のセグメント112−1の一端に位置し、後に形成される第2のスイッチトランジスタT21のドレインD21と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1とを接続するために使用される。この実施形態では、ゲート絶縁層120の材料は、例えば、酸化物、窒化物又は酸窒化物である。本発明は、これに限定されず、他の絶縁材料を用いてゲート絶縁層120を堆積してもよいことは明らかである。
【0051】
図4aは、本発明の実施形態1において(第4のフォトリソグラフィプロセスで)第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図4bは、本発明の実施形態1において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図4cは、本発明の実施形態1において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0052】
図4a、
図4b及び
図4cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、ゲート絶縁層120上に第1の金属層を形成する。第4のフォトリソグラフィプロセスは、第1の金属層をパターン化するために実行され、これにより、第1のスイッチトランジスタT11のゲートG11、第1の駆動トランジスタT12のゲートG12、第2のスイッチトランジスタT21のゲートG21、第2の駆動トランジスタT22のゲートG22、走査ラインSn、第1の蓄積コンデンサC1の第1の電極(すなわち、下側プレートC1−1)、及び第2の蓄積コンデンサ(C2)の第1の電極(すなわち、下側プレート(C2−1))のそれぞれが形成される。第1の金属層としては、Cr、W、Ti、Ta、Mo、Al、Cu等の金属、合金等の単層膜を用いてもよく、多層の金属膜からなる複合膜を用いてもよい。
【0053】
主に
図4aに示すように、この実施形態では、第1の蓄積コンデンサC1の第1の電極(すなわち、下側プレートC1−1)及び第2の蓄積コンデンサC2の第1の電極(すなわち、下側プレートC2−1)は、対称的に配置される。これらは、好ましくは、矩形の形状を有し、同じ面積を有する。
図4b及び
図4cに示すように、第1のスイッチトランジスタT11のドレインD11は、第1のスルーホール120a−1を介して第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1に接続され、第2のスイッチトランジスタT21のドレインD21は、第1のスルーホール120a−2を介して第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1に接続されている。なお、(
図4aに示すように)第1の駆動トランジスタT12のゲートG12と第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1とは実際には一体構造を形成している。但し、第1の駆動トランジスタT12及び第1の蓄積コンデンサC1の構造的特徴に関する以下の説明を容易にするために、
図4bでは、ゲートG12と下側プレートC1−1とが一体的に接続されていることを図示していない。同様に、(
図4aに示すように)第2の駆動トランジスタT22のゲートG22と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1は、実際には一体構造を形成している。しかしながら、第2の駆動トランジスタT22及び第2の蓄積コンデンサC2の構造的特徴に関する以下の説明を容易にするために、
図4cでは、ゲートG22と下側プレートC2−1とが一体的に接続されていることを図示していない。
【0054】
図5aは、本発明の実施形態1において(第5のフォトリソグラフィプロセスで)第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図5bは、本発明の実施形態1において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図5cは、本発明の実施形態1において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0055】
図5a、
図5b及び
図5cに示すように、CVDプロセスを用いて第1の層間絶縁層140を形成し、第5のフォトリソグラフィプロセスを行って、第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120に第2のスルーホール140a−1を開口する。第2のスルーホール140a−1は、第1のスイッチトランジスタT11のソースの位置に対応し、後に形成される第1のデータラインD1と第1のスイッチトランジスタT11のソースS11とを電気的に接続するために使用される。具体的には、第2のスルーホール140a−1は、シリコンアイランドの第1のセグメント111−1の他端に位置し、第1のセグメント111−1上の第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120を貫通する。この実施形態では、第1の層間絶縁層140の材料は、例えば、酸化物、窒化物、酸窒化物等である。本発明は、これに限定されず、他の絶縁材料を用いて第1の層間絶縁層140を堆積してもよい。
【0056】
図6aは、本発明の実施形態1において(第6のフォトリソグラフィプロセスで)第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図6bは、本発明の実施形態1において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図6cは、本発明の実施形態1において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0057】
図6a、
図6b及び
図6cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、第1の層間絶縁層140上に第2の金属層を形成する。第6のフォトリソグラフィプロセスにより、第2の金属層をパターン化し、第1のデータラインD1、第1のスイッチトランジスタT11のソースS11、及び第2の蓄積コンデンサC2の第2の電極(すなわち、上側プレートC2−2)のそれぞれを形成する。第2の金属層としては、Cr、W、Ti、Ta、Mo、Al、Cu等の金属又は合金の単層膜を用いてもよく、多層の金属膜からなる複合膜を用いてもよい。主に
図6aに示すように、この実施形態では、第1のデータラインD1は、第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2と平行である。第1のデータラインD1と第1のスイッチトランジスタT11のソースS11は、一体構造を形成している。第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2は、矩形の形状を有し、第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1の真上に位置している。そして、第2の蓄積コンデンサC2を形成し、これは、下側プレートC2−1と、上側プレートC2−2と、これらの間に形成された第1の層間絶縁層140とを含む。
【0058】
図7aは、本発明の実施形態1において(第7のフォトリソグラフィプロセスで)第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図7bは、本発明の実施形態1において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図7cは、本発明の実施形態1において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0059】
図7a、
図7b及び
図7cに示すように、CVDプロセスを用いて第2の層間絶縁層160を形成し、第7のフォトリソグラフィプロセスを行って、第2の層間絶縁層160、第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120に第3のスルーホール160a−2を開口する。第3のスルーホール160a−2は、第2のスイッチトランジスタT21のソースの位置に対応し、後に形成される第2のデータラインD2と第2のスイッチトランジスタT21のソースS21とを電気的に接続するために使用される。具体的には、第3のスルーホール160a−2は、シリコンアイランドの第3のセグメント112−1の他端に位置し、シリコンアイランドの第3のセグメント112−1上にある第2の層間絶縁層160、第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120を貫通する。この実施形態では、第2の層間絶縁層160の材料は、例えば、酸化物、窒化物又は酸窒化物である。本発明は、これに限定されず、他の絶縁材料を用いて第2の層間絶縁層160を堆積してもよい。
【0060】
好ましいソリューションでは、第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2とを同じ容量値にするために、第3のスルーホール160a−2を形成した後に第8のフォトリソグラフィプロセスを行い、第2の層間絶縁層160に、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1と正確に対向する開口部160bを形成する。すなわち、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1上の第2の層間絶縁層160を除去し、第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2の誘電体層を同じ厚さにする。すなわち、第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2は、共に第1の層間絶縁層140を誘電体層として使用する。なお、本発明は、第3のスルーホール160a−2及び開口部160bの形成順序を限定するものではない。本発明の他の実施形態では、第3のスルーホール160a−2を形成する前に開口部160bを形成してもよい。また、開口部160bの形成を省略してもよい。第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2との容量値を等しくするために、第1の蓄積コンデンサのプレートの面積を増大させる等の他の手法を用いてもよい。
【0061】
図8aは、本発明の実施形態1において(第9のフォトリソグラフィプロセスで)第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図8bは、本発明の実施形態1において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図8cは、本発明の実施形態1において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0062】
図8a、
図8b及び
図8cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、第2の層間絶縁層160上に第3の金属層を形成する。第9のフォトリソグラフィプロセスにより、第3の金属層をパターン化し、第2のデータラインD2、第2のスイッチトランジスタT21のソースS21、及び第1の蓄積コンデンサC1の第2の電極(すなわち、上側プレートC1−2)のそれぞれを形成する。この実施形態では、第1の蓄積コンデンサC1の第1のデータラインD1と上側プレートC1−2は、同じ層に位置せず(すなわち、これらは異なる構造層に配置され)、第2のデータラインD2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2は、同じ層に位置せず(すなわち、これらは異なる構造層に配置され)、これにより、同層内距離(ここでは、同じ層上にあるデータラインと蓄積コンデンサの上側プレートとの間の距離を指す)が縮小される。これにより、ピクセル面積が縮小され、OLEDディスプレイパネルのPPIが改善され、OLEDディスプレイパネルの解像度が向上する。第3の金属層としては、Cr、W、Ti、Ta、Mo、Al、Cu等の金属又は合金の単層膜を用いてもよく、多層の金属膜からなる複合膜を用いてもよい。主に
図8aに示すように、第1の蓄積コンデンサC1の第2の電極(すなわち上側プレートC1−2)と、第2の蓄積コンデンサC2の第2の電極(すなわち上側プレートC2−2)とは、対称的に配置される。これらは、好ましくは、矩形の形状を有する。主に
図8b及び
図8cに示すように、第2のデータラインD2は、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と平行である。第2のデータラインD2と第2のスイッチトランジスタT21のソースS21とは実際には一体構造を形成し、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2は、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1の真上に位置する。また、第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1とは同じ面積を有し、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とは同じ面積を有する。
【0063】
図9aは、本発明の実施形態1において(第10のフォトリソグラフィプロセスで)第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図9bは、本発明の実施形態1において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図9cは、本発明の実施形態1において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0064】
図9a、
図9b及び
図9cに示すように、CVDプロセスを用いて第3の層間絶縁層180を形成し、第9のフォトリソグラフィプロセスを行って、第3の層間絶縁層180に第4のスルーホール180a、180a−1、180a−2、180a−3、180a−4を開口する。第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタT12のソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタT22のソース及びドレイン、電源ラインVDD、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2、並びに第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2を電気的に接続するために使用される。
【0065】
具体的には、第4のスルーホール第180aは、第1の駆動トランジスタT12のソースと第2の駆動トランジスタT22のソースの位置に対応し、シリコンアイランドの第5のセグメント113(すなわち、アクティブ層113)の上方に位置するゲート絶縁層120、第1の層間絶縁層140、第2の層間絶縁層160、及び第3の層間絶縁層180を貫通する。第4のスルーホール第180a−1は、第1の駆動トランジスタT12のドレインの位置に対応し、シリコンアイランドの第2のセグメント111−2(すなわち、アクティブ層111−2)の上方に位置するゲート絶縁層120、第1の層間絶縁層140、第2の層間絶縁層160、及び第3の層間絶縁層180を貫通する。第4のスルーホール第180a−2は、第2の駆動トランジスタT22のドレインの位置に対応し、シリコンアイランドの第4のセグメント112−2(すなわち、アクティブ層112−2)の上方に位置するゲート絶縁層120、第1の層間絶縁層140、第2の層間絶縁層160、及び第3の層間絶縁層180を貫通する。第4のスルーホール180a−3は、第1の蓄積コンデンサC1の上方に位置し、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2の上方にある第3の層間絶縁層180を貫通する。第4のスルーホール180a−4は、第2の蓄積コンデンサC2の上方に位置し、第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2の上方にある第2の層間絶縁層160及び第3の層間絶縁層180を貫通する。この実施形態では、第3の層間絶縁層180の材料は、例えば、酸化物、窒化物又は酸窒化物である。本発明は、これに限定されず、他の絶縁材料を用いて第3の層間絶縁層180を堆積してもよい。
【0066】
図10aは、本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図10bは、本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図10cは、本発明の実施形態1において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0067】
図10a、
図10b及び
図10cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、第3の層間絶縁層180上に第4の金属層を形成する。第11のフォトリソグラフィプロセスにより、第4の金属層をパターン化し、第1の駆動トランジスタT12のソースS12及びドレインD12、第2の駆動トランジスタT22のソースS22及びドレインD22、及び電源ラインVDDのそれぞれを形成する。第4の金属層としては、Cr、W、Ti、Ta、Mo、Al、Cu等の金属又は合金の単層膜を用いてもよく、多層の金属膜からなる複合膜を用いてもよい。主に
図10aに示すように、第4の金属層は、第1の蓄積コンデンサC1及び第2の蓄積コンデンサC2の上方に位置する。電源ラインVDD、第1の駆動トランジスタT12のソースS12及び第2の駆動トランジスタT22のソースS22は、実際には一体構造を形成している。具体的には、第1の駆動トランジスタT12と第2の駆動トランジスタT22とは、ソースを共有している。第1の駆動トランジスタT12のドレインD12及び第2の駆動トランジスタT22のドレインD22は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。同様に、第1の蓄積コンデンサC1及び第2の蓄積コンデンサC2は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。
【0068】
図11aは、本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図11bは、本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図11cは、本発明の実施形態1においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0069】
図11a、
図11b及び
図11cに示すように、CVDプロセスを用いて、電源ラインVDD、及び電源ラインVDDによって覆われていない第3の層間絶縁層180上にパッシベーション絶縁層200を形成し、第12のフォトリソグラフィプロセスを行って、パッシベーション絶縁層200にコンタクトホール200a−1、200a−2を形成する。コンタクトホール200a−1、200a−2は、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のドレインの位置に対応する。具体的には、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のドレイン上のパッシベーション絶縁層200を貫通する。この実施形態では、パッシベーション絶縁層200の材料は、例えば、酸化物、窒化物又は酸窒化物である。本発明は、これに限定されず、他の絶縁材料を用いてパッシベーション絶縁層200を堆積してもよい。
【0070】
そして、
図12a、
図12b及び
図12cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、パッシベーション絶縁層200上に電極層を形成する。第13のフォトリソグラフィプロセスを行って、電極層をパターン化し、第1のOLEDのアノード221及び第2のOLEDのアノード222を形成する。第1のOLEDのアノード221は、コンタクトホール200a−1を介して第1の駆動トランジスタT12のドレインD12に電気的に接続されている。第2のOLEDのアノード222は、コンタクトホール200a−2を介して第2の駆動トランジスタT22のドレインD22に電気的に接続されている。電極層は、インジウム錫酸化物、酸化亜鉛、インジウム亜鉛酸化物、銀、金、アルミニウム等の材料の1つ以上を使用することによって形成してもよい。
【0071】
図12bに示すように、第1の駆動トランジスタT12のソースS12は、第4のスルーホール180aを介して第1の駆動トランジスタT12のアクティブ層112−1に電気的に接続されている。更に、第1の駆動トランジスタT12のソースS12は、第4のスルーホール180a−3を介して、電源ラインVDD及び第1の蓄積コンデンサC1の第2の電極(すなわち上側プレートC1−2)に電気的に接続されている。
【0072】
図12cに示すように、第2の駆動トランジスタT22のソースS22は、第4のスルーホール180aを介して、第2の駆動トランジスタT22のアクティブ層112−2に電気的に接続されている。また、第2の駆動トランジスタT22のソースS22は、第4のスルーホール180a−4を介して、電源ラインVDD、及び第2の蓄積コンデンサC2の第2の電極(すなわち、上側プレートC2−2)に電気的に接続されている。
【0073】
また、第1のOLEDのアノード221と第2のOLEDのアノード222を形成した後、従来のプロセスを用いてピクセル限定層(pixel restriction layer)を更に形成してもよい。また、引き続き従来のプロセスを用いて、発光層及びカソードを形成し、OLEDデバイスの製造を完了してもよい。これらのプロセスの詳細については省略する。
【0074】
要約すれば、この実施形態のOLEDディスプレイパネルでは、2つのサブピクセルがグループを形成し、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルにそれぞれ接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されている。したがって、ピクセル面積を縮小することなく、同じ層上の隣接するデータライン間の距離を2倍にでき、異なる層間の隣接するデータラインは、層間絶縁層によって分離されるため、データライン間の短絡の発生確率を効果的に低減できる。更に、使用時のデータライン間のクロストークも大幅に低減され、製品歩留まりが向上するのみではなく、製品の画質が改善される。更に、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに対応して接続されたデータラインは、異なる構造層に配置されるため、既存の装置及び/又はプロセス条件に基づいてピクセル面積を縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善し、OLEDディスプレイパネルの解像度を向上させることができる。また、第1のデータラインD1と第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2とは異なる層に位置し、第2のデータラインD2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とは異なる層に位置する。例えば、第1のデータライン(D1)と第2の蓄積コンデンサ(C2)の上側プレート(C2−2)が共に形成され、第2のデータラインD2と第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2が共に形成される。このため、同じ層のデータラインと蓄積コンデンサの上側プレートとの距離を短くでき、ピクセル領域を更に縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善し、OLEDディスプレイパネルの解像度を向上させることができる。
【0075】
実施形態2
この実施形態では、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とを一回のプロセスによって一体構造として形成する。
【0076】
図19a、
図20a及び
図21aに示すように、第1のデータラインD1、第2のデータラインD2及び電源ラインVDDは、互いに平行である。走査ラインSnは、電源ラインVDDに対して垂直である。また、第1のデータラインD1及び第2のデータラインD2は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。また、第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2とは、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されており、第1のスイッチトランジスタT11及び第2のスイッチトランジスタT21は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置さており、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22は、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。
【0077】
具体的には、この実施形態では、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とは、一体構造を形成し、共に矩形の形状を有する。第1の蓄積コンデンサC1の下側プレートC1−1と第2の蓄積コンデンサC2の下側プレートC2−1も矩形の形状を有する。
【0078】
以下、本発明の実施形態1に基づくTFT−LCDアレイ基板の製造プロセスの平面図及び概略的断面図を参照して、この実施形態の技術的解決策を更に説明する。
【0079】
図13aは、本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図13bは、本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図13cは、本発明の実施形態2においてシリコンアイランドを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0080】
図13a、
図13b及び
図13cに示すように、まず、基板100を準備する。次に、基板100上にシリコンアイランドを形成する。シリコンアイランドは、第1のスイッチトランジスタT11、第1の駆動トランジスタT12、第2のスイッチトランジスタT21、及び第2の駆動トランジスタT22のアクティブ層として用いられる。この実施形態では、基板100上にシリコンアイランドを形成する前に、基板100上にバッファ層101を形成する。好ましくは、基板100上にシリコンアイランドを形成した後、第2のフォトリソグラフィプロセスを実行し、シリコンアイランドの所定の領域にイオン注入を行う。
【0081】
図14aは、本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図14bは、本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図14cは、本発明の実施形態2において第1のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0082】
図14a、
図14b及び
図14cに示すように、CVDプロセスを用いてシリコンアイランド及び被覆されていないバッファ層101上にゲート絶縁層120を形成し、第3のフォトリソグラフィプロセスを行って、ゲート絶縁層120に第1のスルーホール120a−1、120a−2を開口する。
【0083】
図15aは、本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図15bは、本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図15cは、本発明の実施形態2において第1の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0084】
図15a、
図15b及び
図15cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、ゲート絶縁層120上に第1の金属層を形成する。第4のフォトリソグラフィプロセスによって第1の金属層をパターン化し、第1のスイッチトランジスタT11のゲートG11、第1の駆動トランジスタT12のゲートG12、第2のスイッチトランジスタT21のゲートG21、第2の駆動トランジスタT22のゲートG22、走査ラインSn、第1の蓄積コンデンサC1の第1の電極(すなわち、下側プレートC1−1)、及び第2の蓄積コンデンサC2の第1の電極(すなわち、下側プレートC2−1)のそれぞれを形成する。
【0085】
図16aは、本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図16bは、本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図16cは、本発明の実施形態2において第2のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0086】
図16a、
図16b及び
図16cに示すように、CVDプロセスを用いて第1の層間絶縁層140を形成し、第5のフォトリソグラフィプロセスを行って第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120に第2のスルーホール140a−1を開口する。第2のスルーホール140a−1は、第1のスイッチトランジスタT11のソースの位置に対応し、後に形成される第1のデータラインD1と第1のスイッチトランジスタT11のソースS11とを電気的に接続するために使用される。
【0087】
図17aは、本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図17bは、本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図17cは、本発明の実施形態2において第2の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0088】
図17a、
図17b及び
図17cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、第1の層間絶縁層140上に第2の金属層を形成する。第6のフォトリソグラフィプロセスによって第2の金属層をパターン化し、第1のデータラインD1、第1のスイッチトランジスタT11のソースS11、第1の蓄積コンデンサC1の第2の電極(すなわち、上側プレートC1−2)、及び第2の蓄積コンデンサC2の第2の電極(すなわち、上側プレートC2−2)のそれぞれを形成する。
【0089】
主に
図17aに示すように、この実施形態と実施形態1との相違点は、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とが一回のプロセスによって一体構造として形成される点である。第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートが同時に形成されるため、第1の蓄積コンデンサC1と第2の蓄積コンデンサC2との容量値を等しくするために追加の開口を形成する必要がない。したがって、この解決策は、実施形態1の場合と比較して、処理が簡単で低コストである。
【0090】
図18aは、本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図18bは、本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図18cは、本発明の実施形態2において第3のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0091】
図18、
図18b及び
図18cに示すように、CVDプロセスを用いて第2の層間絶縁層160を形成し、第7のフォトリソグラフィプロセスを行って、第2の層間絶縁層160、第1の層間絶縁層140及びゲート絶縁層120に第3のスルーホール160a−2を開口する。第3のスルーホール160a−2は、第2のスイッチトランジスタT21のソースの位置に対応し、後に形成される第2のデータラインD2と第2のスイッチトランジスタT21のソースS21とを電気的に接続するために使用される。
【0092】
図19aは、本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図19bは、本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図19cは、本発明の実施形態2において第3の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0093】
図19a、
図19b及び
図19cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、第2の層間絶縁層160上に第3の金属層を形成する。第8のフォトリソグラフィプロセスによって第3の金属層をパターン化し、第2のデータラインD2及び第2のスイッチトランジスタT21のソースS21を形成する。この実施形態では、第2のデータラインD2と第2のスイッチトランジスタT21のソースS21は、一体構造を形成している。
【0094】
図20aは、本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図20bは、本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図20cは、本発明の実施形態2において第4のスルーホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0095】
図20a、
図20b及び
図20cに示すように、CVDプロセスを用いて第3の層間絶縁層180を形成し、第8のフォトリソグラフィプロセスを行って、第3の層間絶縁層180に第4のスルーホール180a、180a−1、180a−2、180a−3、180a−4を開口する。第4のスルーホールは、第1の駆動トランジスタT12のソース及びドレイン、第2の駆動トランジスタT22のソース及びドレイン、電源ラインVDD、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2、並びに第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2を電気的に接続するために使用される。
【0096】
図21aは、本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図21bは、本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図21cは、本発明の実施形態2において第4の金属層を形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0097】
図21a、
図21b及び
図21cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて第3の層間絶縁層180上に第4の金属層を形成する。第10のフォトリソグラフィプロセスによって第4の金属層をパターン化し、第1の駆動トランジスタT12のソースS12及びドレインD12、第2の駆動トランジスタT22のソースS22及びドレインD22、並びに電源ラインVDDを形成する。
【0098】
図22aは、本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図22bは、本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図22cは、本発明の実施形態2においてコンタクトホールを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0099】
図22a、
図22b及び
図22cに示すように、電源ラインVDD、及び電源ラインVDDによって覆われていない第3の層間絶縁層180上にCVDプロセスを用いてパッシベーション絶縁層200を形成し、第11のフォトリソグラフィプロセスによってパッシベーション絶縁層200にコンタクトホール200aを形成する。コンタクトホール200aは、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のドレインの位置に対応する。具体的には、コンタクトホールは、第1の駆動トランジスタT12及び第2の駆動トランジスタT22のドレイン上のパッシベーション絶縁層200を貫通する。
【0100】
図23aは、本発明の実施形態2において、アノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルのピクセルグループの概略的平面図である。
図23bは、本発明の実施形態2において、アノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第1のサブピクセルの概略的断面図である。
図23cは、本発明の実施形態2においてアノードを形成した後のOLEDディスプレイパネルの第2のサブピクセルの概略的断面図である。
【0101】
図23a、
図23b及び
図23cに示すように、スパッタリング又は蒸着プロセスを用いて、パッシベーション絶縁層200上に電極層を形成する。第12のフォトリソグラフィプロセスにより電極層をパターン化し、第1のOLEDのアノード221及び第2のOLEDのアノード222を形成する。第1のOLEDのアノード221は、コンタクトホール200aを介して第1の駆動トランジスタT12のドレインD12に電気的に接続されている。第2のOLEDのアノード222は、コンタクトホール200aを介して第2の駆動トランジスタT22のドレインD22に電気的に接続されている。
【0102】
また、第1のOLEDのアノード221と第2のOLEDのアノード222を形成した後、従来のプロセスを用いてピクセル限定層(pixel restriction layer)を更に形成してもよい。また、引き続き従来のプロセスを用いて、発光層及びカソードを形成し、OLEDデバイスの製造を完了してもよい。これらのプロセスの詳細については省略する。
【0103】
要約すれば、実施形態2のOLEDディスプレイパネルでは、2つのサブピクセルがグループを形成し、電源ラインVDDに関して鏡面対称に配置されている。同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルにそれぞれ接続されたデータラインは、異なる構造層上に配置されている。ピクセル面積を縮小することなく、したがって、隣接するデータライン間の同層内距離が2倍になり、異なる層間の隣接するデータラインが層間絶縁層によって分離され、データライン間の短絡の発生確率を効果的に低減できる。更に、使用時のデータライン間のクロストークも大幅に低減され、製品歩留まりが向上するのみではなく、製品の画質が改善される。更に、同じピクセルグループ内の2つのサブピクセルに対応して接続されたデータラインは、異なる構造層に配置されるため、既存の装置及び/又はプロセス条件に基づいてピクセル面積を縮小でき、OLEDディスプレイパネルのPPIを改善し、OLEDディスプレイパネルの解像度を向上させることができる。また、第1の蓄積コンデンサC1の上側プレートC1−2と第2の蓄積コンデンサC2の上側プレートC2−2とが一回のプロセスで同時に形成されるため、製造プロセスが単純化され、コストが削減される。
【0104】
なお、本明細書の実施形態を段階的に説明し、各実施形態では、他の実施形態と異なる部分を強調しているが、実施形態の同一又は類似の部分は、これらの説明を相互に参照することによって理解できる。なお、実施形態に開示されている構造は、実施形態に開示されている方法に対応し、したがって、簡潔に説明しており、関連する部分については、方法の実施形態における部分の説明を参照することで作製できる。
【0105】
以上は、単に本発明の好ましい実施形態を説明するものであり、本発明を限定するものではない。開示された内容に従って当業者が行う任意の置換及び改変は、全て本発明の請求項の保護範囲に含まれる。