特許第6617514号(P6617514)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6617514
(24)【登録日】2019年11月22日
(45)【発行日】2019年12月11日
(54)【発明の名称】サポートアセンブリおよび鍵盤装置
(51)【国際特許分類】
   G10B 3/12 20060101AFI20191202BHJP
   G10C 3/16 20190101ALI20191202BHJP
   G10H 1/34 20060101ALI20191202BHJP
【FI】
   G10B3/12 130
   G10C3/16 120
   G10C3/16 130
   G10H1/34
【請求項の数】6
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-204534(P2015-204534)
(22)【出願日】2015年10月16日
(65)【公開番号】特開2017-76080(P2017-76080A)
(43)【公開日】2017年4月20日
【審査請求日】2018年8月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004075
【氏名又は名称】ヤマハ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】大庭 聡斗
(72)【発明者】
【氏名】市来 俊介
【審査官】 大野 弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−292361(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10B 3/12
G10C 3/16
G10H 1/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サポートに回動可能に支持されたジャックと、
前記サポートに対して回動可能に支持されたレペティションレバーと、
前記ジャックと前記レペティションレバーとの交差部に配置された突起と、
前記突起を受ける突起受け部と、
を備え、
前記突起受け部は前記突起の可動範囲を規定して、前記ジャックの回動範囲を制限することを特徴とするサポートアセンブリ。
【請求項2】
前記突起は前記突起受け部の可動範囲を規定して、前記レペティションレバーの回動範囲を制限することを特徴とする請求項1に記載のサポートアセンブリ。
【請求項3】
前記突起が移動する前記突起受け部の範囲は、押鍵時及び離鍵時の前記ジャックの可動範囲を規定することを特徴とする請求項1又は2に記載のサポートアセンブリ。
【請求項4】
前記突起受け部は、溝又は開口であり、前記突起に接する接触面は軟質の材料で形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のサポートアセンブリ。
【請求項5】
前記突起は前記ジャックに配置され、前記突起受け部は前記レペティションレバーに配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のサポートアセンブリ。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の複数のサポートアセンブリと、
前記サポートアセンブリの各々に対応して配置され、前記サポートを回動させるための鍵と、
前記鍵の押下に応じて発音する発音機構と、
を備える鍵盤装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍵盤装置に用いるサポートアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のグランドピアノやアップライトピアノなどのアコースティックピアノは、多くの部品によって構成されている。また、これらの部品の組み立ては非常に複雑であるため、組み立て作業にかかる時間が長くなってしまう。特に、各鍵に対応して設けられるアクション機構は、多くの部品が必要であり、その組み立て作業も非常に複雑である。
【0003】
例えば、特許文献1に示すアクション機構は、複数の部品が互いに作用して、押鍵および離鍵による鍵の動作がハンマに伝達される。特に、アクション機構の一部を構成するサポートアセンブリは、様々な部品が組み合わされて動作する。サポートアセンブリは押鍵に応じてハンマによる打弦を実現する機構だけでなく、打弦直前に鍵の動作によりハンマへ伝達される力を解放させるためのエスケープメント機構を有している。この機構は、アコースティックピアノの基本的な動作を実現するための重要な機構である。特に、グランドピアノでは、一般的に、レペティションレバーとジャックとを組み合わせたダブルエスケープメント機構が採用されている。
【0004】
アクション機構の動作は、鍵を通して演奏者の指に感覚(以下、タッチ感という)を与える。特に、サポートアセンブリの構成は、タッチ感に重要な影響を与えている。例えば、エスケープメント機構の動作によるタッチ感は、レットオフといわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−292361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
サポートアセンブリを構成する各部品の数が多いため、製造期間が長期化し、製造コストが上昇してしまう。そのため、製造コストを低減しようとして、単純に、部品数を減らしたり、構造を簡略化したりすることが望まれている。しかしながら、サポートアセンブリの構成を変更すると、鍵の操作時のタッチ感が大きく変化してしまう。そのため、アコースティックピアノの製造費用を抑えることは困難である。
【0007】
本発明の目的の一つは、アコースティックピアノの鍵盤装置と比較して、鍵の操作時のタッチ感の変化を抑えつつ、サポートアセンブリの製造コストを低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によると、サポートに回動可能に支持されたジャックと、前記サポートに対して回動可能に支持されたレペティションレバーと、前記ジャックと前記レペティションレバーとの交差部に配置された突起と、前記突起を受ける突起受け部と、を備え、前記突起受け部は前記突起の可動範囲を規定して、前記ジャックの回動範囲を制限することを特徴とするサポートアセンブリが提供される。
【0009】
前記突起は前記突起受け部の可動範囲を規定して、前記レペティションレバーの回動範囲を制限してもよい。
【0010】
前記突起が移動する前記突起受け部の範囲は、押鍵時及び離鍵時の前記ジャックの可動範囲を規定してもよい。
【0011】
前記突起受け部は、溝又は開口であり、前記突起に接する接触面は軟質の材料で形成されてもよい。
【0012】
前記突起は前記ジャックに配置され、前記突起受け部は前記レペティションレバーに配置されてもよい。
【0013】
また、本発明の一実施形態によると、いずれかに記載の複数のサポートアセンブリと、前記サポートアセンブリの各々に対応して配置され、前記サポートを回動させるための鍵と、前記鍵の押下に応じて発音する発音機構と、を備える鍵盤装置が提供される。
【発明の効果】
【0014】
本発明の一実施形態によれば、アコースティックピアノの鍵盤装置と比較して、鍵の操作時のタッチ感の変化を抑えつつ、サポートアセンブリの製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の第1実施形態における鍵盤装置の構成を示す側面図である。
図2】本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの構成を示す側面図である。
図3】本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの構成を示す斜視図である。
図4】本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリを分解した一部の構成を示す側面図である。
図5】本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。
図6】本発明の第1実施形態における鍵盤装置に配置したサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。
図7】本発明の第1実施形態における鍵盤装置の発音機構の構成を示すブロック図である。
図8】本発明の第2実施形態におけるサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。
図9】本発明の第3実施形態におけるサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態におけるサポートアセンブリを含む鍵盤装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、B等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
【0017】
<第1実施形態>
[鍵盤装置1の構成]
本発明の第1実施形態における鍵盤装置1は、本発明に係るサポートアセンブリの一例を電子ピアノに適用した例である。この電子ピアノは、鍵の操作時にグランドピアノに近いタッチ感を得るために、グランドピアノが備えているサポートアセンブリに近い構成を備えている。図1を用いて、本発明の第1実施形態に係る鍵盤装置1の概要を説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係る鍵盤装置の機械構成を示す側面図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る鍵盤装置1は、複数の鍵110(この例では88鍵)および鍵110の各々に対応したアクション機構を備える。アクション機構は、サポートアセンブリ20、ハンマシャンク310、ハンマ320およびハンマストッパ410を備える。なお、図1では、鍵110が白鍵である場合を示しているが、黒鍵であっても同様である。また、以下の説明において、演奏者手前側、演奏者奥側、上方、下方、側方等の向きを表す用語は、鍵盤装置を演奏者側から見た場合の向きとして定義される。例えば、図1の例では、サポートアセンブリ20は、ハンマ320から見て演奏者手前側に配置され、鍵110から見て上方に配置されている。側方は、鍵110が配列される方向に対応する。
【0019】
鍵110は、バランスレール910によって回動可能に支持されている。鍵110は、図1に示すレスト位置からエンド位置までの範囲で回動する。ここで、「レスト位置」とは押下されていない状態の鍵位置であり、「エンド位置」とは鍵を押下しきった状態の鍵位置をいう。鍵110は、キャプスタンスクリュー120を備えている。サポートアセンブリ20は、サポートフレンジ290に回動可能に接続され、キャプスタンスクリュー120上に載置されている。サポートフレンジ290は、サポートレール920に固定されている。サポートアセンブリ20の詳細の構成は後述する。なお、サポートフレンジ290およびサポートレール920は、サポートアセンブリ20の回動の基準となるフレームの一例である。フレームは、サポートフレンジ290およびサポートレール920のように複数の部材で形成されていてもよいし、一つ部材で形成されていてもよい。フレームは、サポートレール920のように鍵110の配列方向に長手を有するレール状の部材であってもよいし、サポートフレンジ290のように鍵110毎に独立した部材であってもよい。
【0020】
ハンマシャンク310は、シャンクフレンジ390に回動可能に接続されている。ハンマシャンク310は、ハンマローラ315を備えている。ハンマシャンク310は、ハンマローラ315を介して、サポートアセンブリ20上に載置されている。シャンクフレンジ390は、シャンクレール930に固定されている。ハンマ320は、ハンマシャンク310の端部に固定されている。レギュレーティングボタン360は、シャンクレール930に固定されている。ハンマストッパ410は、ハンマストッパレール940に固定されて、ハンマシャンク310の回動を規制する位置に配置されている。
【0021】
センサ510は、ハンマシャンク310の位置および移動速度(特にハンマシャンク310がハンマストッパ410に衝突する直前の速度)を測定するためのセンサである。センサ510は、センサレール950に固定されている。この例では、センサ510はフォトインタラプタである。ハンマシャンク310に固定された遮蔽板520がフォトインタラプタの光軸を遮蔽する量に応じて、センサ510からの出力値が変化する。この出力値に基づいて、ハンマシャンク310の位置および移動速度を測定することができる。なお、センサ510に代えて、またはセンサ510と共に、鍵110の操作状態を測定するためのセンサが設けられてもよい。
【0022】
上述したサポートレール920、シャンクレール930、ハンマストッパレール940およびセンサレール950は、ブラケット900に支持されている。
【0023】
[サポートアセンブリ20の構成]
図2は、本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの構成を示す側面図である。図3は、本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの構成を示す斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリを分解した一部の構成を示す側面図である。各構成要素の特徴がわかりやすくなるように、図4(a)はサポートアセンブリ20からジャック250およびねじりコイルスプリング280を除外した図であり、図4(b)はジャック250のみを示した図である。
【0024】
サポートアセンブリ20は、サポート210、レペティションレバー240、ジャック250、ねじりコイルスプリング280を備える。サポート210とレペティションレバー240とは、可撓部220を介して結合している。可撓部220によって、レペティションレバー240は、サポート210に対して回動可能に支持されている。サポートアセンブリ20のうち、ねじりコイルスプリング280および他の部材と衝突する部分に設けられた緩衝材等(弾性体等)以外は、射出成形などによって製造された樹脂製の構造体である。この例では、サポート210およびレペティションレバー240は一体形成されている。なお、サポート210およびレペティションレバー240を個別の部品として形成し、それらを接着または接合させてもよい。
【0025】
サポート210は、一端側に貫通孔2109が形成され、他端側にジャック支持部2105が形成されている。サポート210は、貫通孔2109とジャック支持部2105との間において、下方に突出するサポートヒール212および上方に突出するスプリング支持部218を備える。貫通孔2109は、サポートフレンジ290に支持される軸が通される。これによって、サポート210は、サポートフレンジ290およびサポートレール920に対して回動可能に配置される。したがって、貫通孔2109は、サポート210の回動中心となる。
【0026】
サポートヒール212は、その下面において、上述したキャプスタンスクリュー120と接触する。スプリング支持部218は、ねじりコイルスプリング280を支持する。ジャック支持部2105は、ジャック250を回動可能に支持する。そのため、ジャック支持部2105はジャック250の回動中心となる。
【0027】
貫通孔2109(サポート210の回動中心)とジャック支持部2105(ジャック250の回動中心)との間には、サポートヒール212よりジャック支持部2105側において空間SPが形成される。説明の便宜上、サポート210を、貫通孔2109側から第1本体部2101、屈曲部2102、第2本体部2103の各領域に区分する。この場合、第1本体部2101と第2本体部2103とを結合する屈曲部2102によって、第2本体部2103は第1本体部2101よりも鍵110に近い側(下方)に配置される。ジャック支持部2105が第2本体部2103から上方に突出する。この区分によれば、上記の空間SPは、第2本体部2103の上方において、屈曲部2102とジャック支持部2105と挟まれた領域に対応する。また、サポート210の端部(第2本体部2103側の端部)には、ストッパ216が結合している。サポートヒール212は、屈曲部2102の下方に配置されている。このとき、鍵110から第2本体部2103までの距離は、鍵110からサポートヒール212までの距離(即ちキャプスタンスクリュー120の長さ)よりも長いことが望ましい。このようにすると、演奏者側からキャプスタンスクリュー120の調整がしやすくなる。
【0028】
レペティションレバー240には、スプリング接触部242、および延設部244が結合されている。スプリング接触部242および延設部244はレペティションレバー240からサポート210側へ延びている。スプリング接触部242は、ねじりコイルスプリング280の第1アーム2802と接触する。レペティションレバー240および延設部244は、ジャック250の両側面の側から挟み込む2枚の板状の部材を含む。この例では、この2枚の板状の部材によって挟まれた空間の少なくとも一部において、延設部244とジャック250とが摺接している。
【0029】
延設部244は、内側部2441、外側部2442および結合部2443を含む。内側部2441は、レペティションレバー240においてジャック大(第1ジャック)2502よりも演奏者奥側(可撓部220側)に結合されている。内側部2441とレペティションレバー240とが結合されている部分にはリブ246が設けられている。内側部2441は、ジャック大2502を挟み込んで交差し、ジャック大2502よりも演奏者手前側(可撓部220とは反対側)まで延在している。つまり、延設部244はジャック250と交差している、ということもできる。内側部2441は、ジャック大2502を挟み込む部分において、ジャック大2502側に突出する線形状の凸部P1を備える。
【0030】
ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPには、突起2510が配置される。また、交差部CPには、突起2510を受ける突起受け部2450を備える。突起受け部2450は突起2510の可動範囲を規定して、ジャック250の回動範囲を制限する。
【0031】
外側部2442は、レペティションレバー240においてジャック250(ジャック大2502)よりも演奏者手前側(可撓部220とは反対側)に結合されている。内側部2441と外側部2442とは、結合部2443において結合されている。結合部2443は、ジャック小(第2ジャック)2504を挟み込んでいる。
【0032】
ジャック250は、ジャック大2502及びジャック小2504を備える。ジャック250は、サポート210に対して回動可能に配置されている。ジャック大2502とジャック小2504との間において、ジャック支持部2105に回動可能に支持されるためのサポート接続部2505が形成されている。サポート接続部2505は、ジャック支持部2105の一部を囲む形状であり、ジャック250の回動範囲を規制する。また、サポート接続部2505の形状とその素材の弾性変形により、ジャック250は、ジャック支持部2105の上方から嵌めることができる。ジャック大2502は、下方側面にスプリング接触部2562を備える。スプリング接触部2562は、ねじりコイルスプリング280の第2アーム2804と接触する。
【0033】
ジャック大2502は、両側面から突出する線形状の凸部P2を備える。凸部P2は、上述した内側部2441の凸部P1と摺接する。ジャック小2504は、両側面から突出する円形状の凸部P3を備える。凸部P3は、上述した結合部2443の内面と摺接する。ジャック250の側面のうち、サポート接続部2505は、その周囲に円形状の凸部P4、P5を備える。この例では、凸部P4、P5は、両側面のうち第1部材2112側に存在し、第2部材2114側には存在していない。凸部P4、P5は、ジャック支持部2105の周囲に配置されたガイド部211の第1部材2112と摺接する。
【0034】
このように凸部P1、P2、P3を介してジャック250と延設部244とが摺接することで、接触面積を減らしている。また、ジャック250の側面に配置された凸部P4、P5を介して、ジャック250とガイド部211(第1部材2112)とが摺接することで、接触面積を減らしている。一方、ジャック250(サポート接続部2505の周囲)と第2部材2114とは、直接接触して摺接する。この例では第2部材2114が、凸部P4、P5と同等の大きさであるため、凸部を設けなくてもジャック250(サポート接続部2505の周囲)と第2部材2114との接触面積を少なくしておくことができる。なお、複数の凸部P2によって溝部を形成することにより、グリス溜りを形成してもよい。また、ジャック大2502の側面形状において、凸部または溝部を有するようにしてもよい。
【0035】
ねじりコイルスプリング280は、スプリング支持部218を支点とし、第1アーム2802がスプリング接触部242と接触し、第2アーム2804がスプリング接触部2562と接触する。第1アーム2802は、レペティションレバー240の演奏者側を上方(サポート210から離れる方向)に移動するように、スプリング接触部242を介してレペティションレバー240に回動力を付与する弾性体として機能する。第2アーム2804は、ジャック大2502が下方(サポート210側)に移動するように、スプリング接触部2562を介してジャック250に回動力を付与する弾性体として機能する。
【0036】
[交差部CPの構成]
図5は、本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。図5(a)は離鍵時のサポートアセンブリ20の側面図であり、図5(b)は押鍵時のサポートアセンブリ20の側面図である。サポートアセンブリ20において、ジャック250はサポート210に回動可能に支持され、レペティションレバー240はサポート210に対して回動可能に支持される。ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに、突起2510配置される。また、交差部CPには、突起2510を受ける突起受け部2450を備える。図5において、突起2510は交差部CPに位置するジャック大2502に配置され、突起受け部2450は交差部CPに位置するレペティションレバー240から延長して接続された延設部244に配置される。突起受け部2450は突起2510の可動範囲を規定する。このため、ジャック250の回動範囲は、突起受け部2450により制限される。
【0037】
本実施形態においては、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、ジャック250の回動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450の演奏者奥側から手前側方向の範囲がジャック250の動きを規制することができる。また、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、レペティションレバー240の可動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450の上下の範囲がレペティションレバーの動きを規制することができる。さらに、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、レペティションレバー240にジャック250を組み込む際に、ジャック250の回動範囲を簡便且つ精度よく決定することができる。
【0038】
鍵110がレスト位置にあるときのレペティションレバー240の位置(以下、初期位置という場合がある)は、図5(a)に示すとおりである。上述したように、レペティションレバー240は、可撓部220によってサポート210に対して回動可能に接続され、第1アーム2802によって方向AS1とは反対の方向に回動するように力が付与されている。このとき、突起2510は突起受け部2450の接触位置2451に位置する。
【0039】
押鍵時には、レギュレーティングボタン360によってジャック小2504とともに結合部2443が押し下げられ、レペティションレバー240は、方向AS1への回動力を受けることになる。図5(b)に示すように、突起2510は接触位置2453で突起受け部2450に接触する。その結果、レペティションレバー240は、方向AS1への回動ができなくなる。すなわち、レペティションレバー240の回動範囲の一方側は、突起2510と突起受け部2450との接触位置2453によって規定される。すなわち、突起2510が突起受け部2450の可動範囲を規定することにより、押鍵時のレペティションレバー240の可動範囲が制限される。
【0040】
また、離鍵時には、レペティションレバー240は、第1アーム2802によって方向AS1とは反対の方向の回動力を受けることになる。図5(a)に示すように、突起2510は接触位置2451で突起受け部2450に接触する。その結果、レペティションレバー240は、方向AS1とは反対の方向への回動ができなくなる。すなわち、レペティションレバー240の回動範囲のもう一方側は、突起2510と突起受け部2450との接触位置2451によって規定される。すなわち、離鍵時のレペティションレバー240の可動範囲は、突起2510が移動する突起受け部2450の範囲により規定される。これにより、離鍵時にレペティションレバー240が戻りすぎるのを防ぐことができる。
【0041】
本実施形態においては、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、レペティションレバー240の可動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450の上下の範囲がレペティションレバーの上下方向の動きを規制することができる。したがって、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、押鍵・離鍵時のレペティションレバー240の回動範囲を簡便且つ精度よく決定することができる。
【0042】
次に、ジャック250の回動について説明する。鍵110がレスト位置にあるときのジャック250の位置(以下、初期位置という場合がある)は、図5(a)に示すとおりである。上述したように、ジャック250は、ジャック支持部2105に対して回動可能に接続され、第2アーム2804によって方向AS1とは反対の方向に回動するように力が付与されている。このとき、突起2510は突起受け部2450の接触位置2451に位置する。
【0043】
押鍵時には、レギュレーティングボタン360によってジャック小2504が押し下げられ、ジャック250は、方向AS1への回動力を受けることになる(図6参照)。図5(b)に示すように、突起2510は接触位置2453で突起受け部2450に接触する。その結果、ジャック250は、方向AS1への回動ができなくなる。すなわち、ジャック250の回動範囲の一方側は、突起2510と突起受け部2450との接触位置2453によって規定される。すなわち、押鍵時のジャック250の可動範囲は、突起2510が移動する突起受け部2450の範囲により規定される。
【0044】
また、離鍵時には、ジャック250は、第2アーム2804によって方向AS1とは反対の方向の回動力を受けることになる。図5(a)に示すように、突起2510は接触位置2451で突起受け部2450に接触する。その結果、ジャック250は、方向AS1とは反対の方向への回動ができなくなる。すなわち、ジャック250の回動範囲のもう一方側は、突起2510と突起受け部2450との接触位置2451によって規定される。すなわち、離鍵時のジャック250の可動範囲は、突起2510が移動する突起受け部2450の範囲により規定される。これにより、離鍵時にジャック250が戻りすぎるのを防ぐことができる。
【0045】
本実施形態においては、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、ジャック250の回動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450の演奏者奥側から手前側方向の範囲がジャック250の動きを規制することができる。また、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、レペティションレバー240にジャック250を組み込む際に、演奏者奥側から手前側方向に対して、ジャック250の位置を簡便且つ精度よく決定することができる。
【0046】
なお、図5において、ジャック250に突起2510を配置し、レペティションレバー240に突起受け部2450を配置する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。レペティションレバーに突起を配置し、ジャックに突起受け部を配置することも可能である。しかし、ジャックに突起受け部を設ける場合、ジャック大2502が大きく且つ重くなるため、ジャックの強度とタッチ感(重さ)に影響する。このため、ジャックに突起受け部を設けることによる設計上の制約が生じることになる。したがって、本実施形態においては、ジャック250に突起2510を配置し、レペティションレバー240に突起受け部2450を配置することが好ましい。これにより、ジャックの強度とタッチ感(重さ)を担保することができる。また、レペティションレバー240に突起受け部2450を配置することにより、組み立て時のジャックの可動範囲を大きくすることが可能となり、作業性が向上する。
【0047】
また、本発明の一実施形態において、突起2510に接する突起受け部2450の接触位置2451及び接触位置2453の接触面は軟質の材料で形成されることが好ましい。突起2510が軟質の材料で形成された接触面と接触することにより、接触時の衝撃が吸収される。これにより、突起2510と突起受け部2450との接触時の雑音をより低減することができる。なお、本実施形態において、突起2510の表面を軟質の材料で形成しても同様の効果を得ることができる。
【0048】
従来のサポートアセンブリにおいては、ジャックをレペティションレバーとの接触時の衝撃の吸収と、雑音の低減のために、レペティションレバーのジャックとの接触部にフェルトを貼付する必要があった。しかし、フェルトの貼付位置がレペティションレバーの開口部内面であるため、貼付作業が煩雑となる。また、フェルトは経年劣化等により交換を要する部材であるが、フェルトの貼付位置の問題から、交換作業が煩雑となっていた。一方、本発明においては、突起2510と接触する突起受け部2450の接触面を軟質の材料で形成するため、従来のようなレペティションレバーへのフェルトの貼付作業を伴わない。
【0049】
[サポートアセンブリ20の動作]
続いて、鍵110がレスト位置にある状態(図1)からエンド位置に押下された場合において、サポートアセンブリ20の動きを説明する。
【0050】
図6は、本発明の第1実施形態におけるサポートアセンブリの動きを説明するための側面図である。鍵110がエンド位置まで押下されると、キャプスタンスクリュー120がサポートヒール212を押し上げて、貫通孔2109の軸を回動中心としてサポート210を回動させる。サポート210が回動して上方に移動すると、ジャック大2502がハンマローラ315を押し上げて、ハンマシャンク310がハンマストッパ410に衝突する。なお、一般的なグランドピアノである場合には、この衝突は、ハンマによる打弦に相当する。
【0051】
この衝突の直前に、レギュレーティングボタン360によってジャック小2504の上方への移動が規制されつつ、さらにサポート210(ジャック支持部2105)が上昇する。そのため、ジャック大2502は、ハンマローラ315から外れるように回動する。また、レギュレーティングボタン360によって、結合部2443の上方への移動も規制される。このとき、ジャック小2504が回動し、ジャック支持部2105のサポート210との接続部近傍に接触する。本発明においては、ジャック250とレペティションレバー240との交差部CPに突起2510と、突起受け部2450を配置することにより、レペティションレバー240の可動範囲が制限され、ジャック250の回動範囲が所定の範囲に決定される。なお、この例では、レギュレーティングボタン360は、一般的なグランドピアノのアクション機構におけるレペティションレギュレーティングスクリューの機能も有している。
【0052】
これにより、レペティションレバー240は、上方への移動が規制されてサポート210に近づくように回動する。これらの動作によって、ダブルエスケープメント機構が実現される。図6は、この状態を示す図である。なお、鍵110をレスト位置に戻していくと、レペティションレバー240によってハンマローラ315が支えられ、ハンマローラ315の下方にジャック大2502が戻る。ジャック大2502がハンマローラ315の下方に戻るための回動力は、第2アーム2804によって与えられる。
【0053】
このように、一般的なグランドピアノに用いられるサポートアセンブリに比べて容易な構成において、ダブルエスケープメントが実現されるため、タッチ感への影響を抑えつつ製造コストを削減することができる。
【0054】
[鍵盤装置1の発音機構]
鍵盤装置1は、上述したように電子ピアノへの適用例であって、鍵110の操作をセンサ510によって測定し、測定結果に応じた音を出力する。
【0055】
図7は、本発明の第1実施形態における鍵盤装置の発音機構の構成を示すブロック図である。鍵盤装置1の発音機構50は、センサ510(88の鍵110に対応したセンサ510−1、510−2、・・・510−88)、信号変換部550、音源部560および出力部570を備える。信号変換部550は、センサ510から出力された電気信号を取得し、各鍵110における操作状態に応じた操作信号を生成して出力する。この例では、操作信号はMIDI形式の信号である。そのため、押鍵操作によってハンマシャンク310がハンマストッパ410に衝突したタイミングに対応して、信号変換部550はノートオンを出力する。このとき、88個の鍵110のいずれが操作されたかを示すキーナンバ、および衝突する直前の速度に対応するベロシティについてもノートオンに対応付けて出力される。一方、離鍵操作がされると、グランドピアノであればダンパによって弦の振動が止められるタイミングに対応して、信号変換部550はキーナンバとノートオフとを対応付けて出力する。信号変換部550には、ペダル等の他の操作に応じた信号が入力され、操作信号に反映されてもよい。音源部560は、信号変換部550から出力された操作信号に基づいて、音信号を生成する。出力部570は、音源部560によって生成された音信号を出力するスピーカまたは端子である。
【0056】
<第2実施形態>
第1実施形態では、略台形状の突起受け部2450を配置することにより、突起2510の可動範囲を規定する例を示したが、第2実施形態においては、突起受け部として溝を配置する例について説明する。第2実施形態に係る突起受け部2450Aは、3つの辺を配置したCの形状を有する突起受け部2450Aを配置する例について説明する。
【0057】
図8は、本発明の第2実施形態におけるサポートアセンブリ20Aの構成を示す側面図である。図8(a)は、鍵110がレスト位置にあるときのサポートアセンブリ20Aの側面図であり、図8(b)は押鍵時のサポートアセンブリ20Aの側面図である。サポートアセンブリ20Aにおいて、ジャック250はサポート210に回動可能に支持され、レペティションレバー240Aはサポート210に対して回動可能に支持される。ジャック250とレペティションレバー240Aとの交差部CPに、突起2510配置される。また、交差部CPには、突起2510を受ける突起受け部2450Aを備える。図8において、突起2510は交差部CPに位置するジャック大2502に配置され、突起受け部2450Aは交差部CPに位置するレペティションレバー240Aから延長して接続された延設部244Aに配置される。突起受け部2450Aは突起2510の可動範囲を規定する。このため、ジャック250の回動範囲は、突起受け部2450Aにより制限される。
【0058】
本実施形態においては、ジャック250とレペティションレバー240Aとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Aを配置することにより、ジャック250の回動範囲が所定の範囲に決定される。本実施形態において、突起受け部2450Aには、演奏者手前側の位置に突起2510を受ける辺が配置されていない。しかし、図8(b)に示したように、ジャック250とレペティションレバー240Aの回動により、突起2510は突起受け部2450Aの上方の辺と接触する。これにより、突起受け部2450Aの演奏者奥側から手前側方向の範囲がジャック250の動きを規制することができる。また、ジャック250とレペティションレバー240Aとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Aを配置することにより、レペティションレバー240Aの可動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450Aの上下の範囲がレペティションレバーの動きを規制することができる。さらに、ジャック250とレペティションレバー240Aとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Aを配置することにより、レペティションレバー240Aにジャック250を組み込む際に、ジャック250の回動範囲を簡便且つ精度よく決定することができる。
【0059】
<第3実施形態>
第3実施形態においては、下方の一つの辺を有していない3つの辺を配置したnの形状を有する突起受け部2450Bを配置する例について説明する。すなわち、第3実施形態に係る突起受け部2450Bは、下方に開口を有する。
【0060】
図9は、本発明の第2実施形態におけるサポートアセンブリ20Bの構成を示す側面図である。図9(a)は、鍵110がレスト位置にあるときのサポートアセンブリ20Bを側面図であり、図9(b)は押鍵時のサポートアセンブリ20Bの側面図である。サポートアセンブリ20Bにおいて、ジャック250はサポート210に回動可能に支持され、レペティションレバー240Bはサポート210に対して回動可能に支持される。ジャック250とレペティションレバー240Bとの交差部CPに、突起2510配置される。また、交差部CPには、突起2510を受ける突起受け部2450Bを備える。図9において、突起2510は交差部CPに位置するジャック大2502に配置され、突起受け部2450Bは交差部CPに位置するレペティションレバー240Bから延長して接続された延設部244Bに配置される。突起受け部2450Bは突起2510の可動範囲を規定する。このため、ジャック250の回動範囲は、突起受け部2450Bにより制限される。
【0061】
本実施形態においては、ジャック250とレペティションレバー240Bとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Bを配置することにより、ジャック250の回動範囲が所定の範囲に決定される。本実施形態において、突起受け部2450Bには、レペティションレバー240Bの下側の位置に突起2510を受ける辺が配置されていない。しかし、図9(b)に示したように、ジャック250とレペティションレバー240Bの回動により、突起2510は突起受け部2450Bの上方の辺と接触する。これにより、突起受け部2450Bの演奏者奥側から手前側方向の範囲がジャック250の動きを規制することができる。また、離鍵時にジャック250とレペティションレバー240Bが方向AS1とは反対の方向へ回動すると、突起受け部2450Bの演奏者奥側の辺により、ジャック250が戻りすぎるのを防ぐことができる。
【0062】
また、ジャック250とレペティションレバー240Bとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Bを配置することにより、レペティションレバー240Bの可動範囲が所定の範囲に決定される。すなわち、突起受け部2450Bの上下の範囲がレペティションレバーの動きを規制することができる。さらに、ジャック250とレペティションレバー240Bとの交差部CPに突起2510と、突起受け部2450Bを配置することにより、レペティションレバー240Bにジャック250を組み込む際に、ジャック250の回動範囲を簡便且つ精度よく決定することができる。
【0063】
上述した各実施形態では、サポートアセンブリを適用した鍵盤装置の例として電子ピアノを示した。一方、上記実施形態のサポートアセンブリは、グランドピアノ(アコースティックピアノ)に適用することもできる。この場合、発音機構は、ハンマ、弦に対応する。
【符号の説明】
【0064】
1…鍵盤装置、20…サポートアセンブリ、50…発音機構、60…サポートアセンブリ、110…鍵、120…キャプスタンスクリュー、210…サポート、211…ガイド部、212…サポートヒール、218…スプリング支持部、220…可撓部、240…レペティションレバー、242…スプリング接触部、244…延設部、246…リブ、250…ジャック、256…突出部、280…コイルスプリング、290…サポートフレンジ、310…ハンマシャンク、315…ハンマローラ、320…ハンマ、360…レギュレーティングボタン、390…シャンクフレンジ、410…ハンマストッパ、510…センサ、520…遮蔽板、550…信号変換部、560…音源部、570…出力部、900…ブラケット、910…バランスレール、920…サポートレール、930…シャンクレール、940…ハンマストッパレール、950…センサレール、2101…第1本体部、2102…屈曲部、2103…第2本体部、2105…ジャック支持部、2107…接触部、2109…貫通孔、2112…第1部材、2114…第2部材、2167…接触部、2441…内側部、2442…外側部、2443…結合部、2450…突起受け部、2451…接触位置2453、2453…接触位置、2502…ジャック大、2504…ジャック小、2505…サポート接続部、2508…接触部、2510…突起、2562…スプリング接触部、2802…第1アーム、2804…第2アーム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9