技術分野
空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明はサイド補強タイプのランフラットタイヤ
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ランフラットタイヤでは、支持層は硬質である。このタイヤは、この支持層のないノーマルタイヤに比べて乗り心地に劣る。このタイヤはパンク状態でもある程度の距離を走行する必要があるため、この支持層は相当の厚さを有している。このタイヤは、ノーマルタイヤに比べてかなり重い。
車輌に装着されたタイヤでは、この車輌の幅方向において内側に位置する部分には、その外側に位置する部分よりも熱がこもりやすい。熱は、タイヤの耐久性に影響する。ランフラットタイヤには、支持層が設けられているため、このタイヤには熱が蓄積しやすい。このタイヤでは、パンク状態での走行(以下、ランフラット走行)のために設けた支持層が、耐久性に影響する恐れがある。
短いサイド部は、剛性に寄与する。短いサイド部は、小さなボリュームを招来する。小さなボリュームを有するサイド部は軽量化に寄与する上に、このサイド部には熱は蓄積しにくい。そこで、ランフラットタイヤを異径ビードタイプとすれば、タイヤの剛性を適切に維持ししつつ、耐久性の向上が図れる可能性がある。しかし異径ビードタイプのタイヤには、このタイヤに空気を充填したとき、小さなリム径の呼びを有する部分と、大きなリム径の呼びを有する部分とにおいて、インフレート状態に違いが生じ、タイヤの接地形状が歪になりやすいという問題がある。歪な接地形状は、耐摩耗性に影響する。したがって、ランフラットタイヤを異径ビードタイプとした場合、良好な耐摩耗性が得られない恐れがある。
本発明の目的は、耐摩耗性の低下を抑えつつ、操縦安定性及び乗り心地の向上が達成された空気入りタイヤの提供にある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る空気入りタイヤは、リムに装着して使用される。このタイヤは、トレッド、第一サイドウォール、第二サイドウォール、第一ビード、第二ビード、カーカス及び支持層を備えている。トレッドは、路面と触れるトレッド面を備えている。第一サイドウォールは、トレッドの第一端から半径方向略内向きに延びている。第二サイドウォールは、このトレッドの第二端から半径方向略内向きに延びている。第・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る空気入りタイヤでは、第二リム径の呼びは第一リム径の呼びよりも大きい。言い換えれば、このタイヤでは、第二サイドウォールから第二ビードに至るまでの部分(第二サイド部)は第一サイドウォールから第一ビードに至るまでの部分(第一サイド部)よりも短い。この第二サイド部は、支持層を有しているにもかかわらず、軽量化に寄与する。この第二サイド部には、支持層が設けられているにもかかわらず、熱が蓄積しにくい。この第二サイド部は、耐久性に寄与する。この第二サイド部が内側に位置するようにこのタイヤを車輌に装着することにより、耐久性のさらなる向上を図ることができる。
このタイヤは、その大径側が小径側に引っ張られるように膨張する。タイヤの赤道面は小径側にシフトし、大径側の第二サイド部は立ち上がる。これにより、この第二サイド部におけるカーカスは概ね半径方向に沿うように延在する。このカーカスのプロファイルは、タイヤの支持に効果的に寄与する。横剛性が増加するので、このタイヤでは、良好な操縦安定性が得られる。このタイヤでは、パンクによって内圧が低下しても、この第二サイド部が車重を十分に支えうる。このタイヤでは、パンク状態でも、ある程度の距離の走行が可能である。
このタイヤでは、第一サイド部は第二サイド部よりも長い。この第一サイド部は、撓みに寄与する。縦剛性が適切に維持されるので、このタイヤでは、良好な乗り心地が得られる。この第一サイド部が外側に位置するようにこのタイヤを車輌に装着することにより、乗り心地のさらなる向上を図ることができる。
しかもこのタイヤでは、トレッド面のプロファイルに含まれる第一円弧及び第二円弧において、小径側の第一円弧の曲率半径R1が大径側の第二円弧の曲率半径R2よりも大きい。このトレッド面のプロファイルは、歪な形状の接地面の形成防止に寄与する。このタイヤでは、耐摩耗性の低下が抑えられる。
本発明によれば、耐摩耗性の低下を抑えつつ、操縦安定性及び乗り心地の向上が達成された空気入りタイヤが得られる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一空気入りタイヤの概略が示された断面図である。
【図2】 図2は、図1のタイヤの左側部分が示された断面図である。
【図3】 図3は、図1のタイヤの右側部分が示された断面図である。
【図4】 図4は、実施例1のタイヤの接地面の様子が示された図である。
【図5】 図5は、比較例5のタイヤの接地面の様子が示された図である。
2・・・タイヤ
4・・・リム
6・・・トレッド
10、10a、10b・・・サイドウォール
14、14a、14b・・・ビード
16・・・カーカス
32、32a、32b・・・支持層
34・・・トレッド面
56・・・カーカスプライ
62、62a、62b・・・ハーフリム
64、64a、64b・・・ビードシート
66、66a、66b・・・ビード部
68、68a、68b・・・サイド部
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