【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の各実施形態は、チャネルまたは信号のリソースマッピングを柔軟に実装するために、リソースマッピング方法および装置を提供する。
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態において、以下の技術的な解決策が使用される。
【0007】
第1の実施態様によれば、リソースマッピング方法が提供され、本方法は、ユーザ機器に適用され、
第1の情報を取得するステップであって、第1の情報は、リソースブロック巡回シフト方式で、ユーザ機器が使用する帯域幅において、第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置を示すために使用される、ステップと、
リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を受信または送信するステップと、
を含む。
【0008】
第1の実施態様に関連して、第1の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
第1の情報に従って、リソースブロック巡回シフト偏移値を判定し、リソースブロック巡回シフト方式で、偏移値に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定する、ステップであって、
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における開始リソースブロック位置との間の偏移の値である、または
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における終了リソースブロック位置との間の偏移の値である、ステップ
を含む。
【0009】
第1の実施態様または第1の実装可能な方式に関連して、第2の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
第1の情報によって示された巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置と、第1のチャネルまたは第1の信号に対応するリソースブロック巡回シフト偏移値と、に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング開始位置または終了位置を判定するステップと、
リソースブロック巡回シフト方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのためのすべてのリソースマッピング位置を判定するステップと、
をさらに含む。
【0010】
第1の実施態様または第1または第2の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第3の実装可能な方式では、第1のチャネルは、物理制御フォーマットインディケータチャネルPCFICH、物理下りリンク制御チャネルPDCCH、拡張物理下りリンク制御チャネルEPDCCH、物理ハイブリッドARQインディケータチャネルPHICH、物理ブロードキャストチャネルPBCH、物理上りリンク制御チャネルPUCCHまたは物理ランダムアクセスチャネルPRACHのうちの1つ以上であり、第1の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル状態情報参照信号CSI−RS、ポジショニング参照信号PRS、発見参照信号DRS、またはサウンディング参照信号SRSのうちの1つ以上を含む。
【0011】
第1の実施態様または第1から第3の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第4の実装可能な方式では、
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト開始リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト終了リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト偏移値を有する、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト開始リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト終了リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)または巡回シフト偏移値(単数)とは異なる。
【0012】
第1の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第5の実装可能な方式では、第1の情報を取得するステップは、
第2の信号をブラインドで検出し、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置に従って、第1の情報を判定する、ステップであって、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、第2の信号の系列に対応する帯域幅の開始位置または終了位置であり、第2の信号の系列に対応する帯域幅のサイズは、予め規定される、または基地局によって通知される、またはブラインドで検出され、第2の信号の系列に対応する帯域幅は、第2の信号の伝送帯域幅またはキャリア帯域幅である、ステップ
を含む。
【0013】
第5の実装可能な方式に関連して、第6の実装可能な方式では、第2の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRSまたはCSI−RSのうちの1つ以上を含み、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、ユーザ機器が使用する帯域幅が第2の信号のキャリア帯域幅と重なる境界を含み、第2の信号は、境界を判定するために使用される信号またはチャネルである。
【0014】
第1の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第7の実装可能な方式では、第1の情報を取得するステップは、
基地局が送信した第1の情報を受信するステップ
を含む。
【0015】
第1の実施態様または第1から第7の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第8の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含み、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含まず、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてPの最低周波数リソースブロックおよび/もしくはQの最高周波数リソースブロックを含まず、Pは、1以上の整数であり、Qは、1以上の整数である、
を含む。
【0016】
第1の実施態様または第1から第8の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第9の実装可能な方式では、本方法は、
ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするための開始位置または終了位置として、第1の情報によって示される位置を使用し、リソースブロック巡回シフト方式に従って、もしくはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けする、ステップ、または
リソースブロックに番号付けするための開始位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における開始位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けする、ステップ、または
リソースブロックに番号付けするための終了位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における終了位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けする、ステップ
をさらに含む。
【0017】
第9の実装可能な方式に関連して、第10の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式に従って、またはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするステップは、
リソースブロックの最大番号が、ユーザ機器が使用する帯域幅に含まれるリソースブロックの数よりも大きい、および/または
リソースブロックの最小番号がLであり、Lは、1以上の正の整数である
を含む。
【0018】
第10の実装可能な方式に関連して、第11番目の実装可能な方式では、リソースブロックの最大番号は、上位層シグナリングによって構成される。
【0019】
第10の実装可能な方式に関連して、第12番目の実装可能な方式では、リソースブロックの最小番号は、上位層シグナリングによって構成される。
【0020】
第10から第12の実装可能な方式
のいずれか一つに関連して、第13の実装可能な方式では、ユーザ機器のリソースブロックの番号は、第1の基地局の対応するリソースブロックの番号と同じであり、第1の基地局は、ユーザ機器と通信する基地局である。
【0021】
第1の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第14番目の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅と第2の帯域幅とは、同じサイズを有し、かつ部分的に重なり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた第1の信号または第1のチャネルの一部分は、第2の帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた対応する第1の信号または対応する第1のチャネルと同じであり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅と、第2
の帯域幅における重なっていない帯域幅とは、同じサイズを有する。
【0022】
第2の実施態様によれば、リソースマッピング方法が提供され、本方法は、基地局に適用され、
第1の情報を判定するステップであって、第1の情報は、リソースブロック巡回シフト方式で、ユーザ機器が使用する帯域幅において、第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置を示すために使用される、ステップと、
リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を受信または送信するステップと、
を含む。
【0023】
第2の実施態様に関連して、第1の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
第1の情報に従って、リソースブロック巡回シフト偏移値を判定し、リソースブロック巡回シフト方式で、偏移値に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定する、ステップであって、
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における開始リソースブロック位置との間の偏移の値である、または
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における終了リソースブロック位置との間の偏移の値である、ステップ
を含む。
【0024】
第2の実施態様または第1の実装可能な方式に関連して、第2の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
第1の情報によって示された巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置と、第1のチャネルまたは第1の信号に対応するリソースブロック巡回シフト偏移値と、に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング開始位置または終了位置を判定するステップと、
リソースブロック巡回シフト方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのためのすべてのリソースマッピング位置を判定するステップと、
をさらに含む。
【0025】
第2の実施態様または第1または第2の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第3の実装可能な方式では、第1のチャネルは、物理制御フォーマットインディケータチャネルPCFICH、物理下りリンク制御チャネルPDCCH、拡張物理下りリンク制御チャネルEPDCCH、物理ハイブリッドARQインディケータチャネルPHICH、物理ブロードキャストチャネルPBCH、物理上りリンク制御チャネルPUCCHまたは物理ランダムアクセスチャネルPRACHのうちの1つ以上であり、第1の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル状態情報参照信号CSI−RS、ポジショニング参照信号PRS、発見参照信号DRS、またはサウンディング参照信号SRSのうちの1つ以上を含む。
【0026】
第2の実施態様または第1から第3の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第4の実装可能な方式では、異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト開始リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト終了リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト偏移値を有する、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト開始リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト終了リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)または巡回シフト偏移値(単数)とは異なる。
【0027】
第2の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第5の実装可能な方式では、本方法は、
第2の信号を送信し、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置に従って、第1の情報を判定する、ステップであって、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、第2の信号の系列に対応する帯域幅の開始位置または終了位置であり、第2の信号の系列に対応する帯域幅のサイズは、予め規定される、または基地局によって通知される、またはブラインドで検出され、第2の信号の系列に対応する帯域幅は、第2の信号の伝送帯域幅またはキャリア帯域幅である、ステップ
をさらに含む。
【0028】
第5の実装可能な方式に関連して、第6の実装可能な方式では、第2の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRSまたはCSI−RSのうちの1つ以上を含み、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、ユーザ機器が使用する帯域幅が第2の信号のキャリア帯域幅と重なる境界を含み、第2の信号は、境界を判定するために使用される信号またはチャネルである。
【0029】
第2の実施態様または第1から第6の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第7の実装可能な方式では、本方法は、
第1の情報を送信するステップ
をさらに含む。
【0030】
第2の実施態様または第1から第7の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第8の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するステップは、
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含み、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含まず、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてPの最低周波数リソースブロックおよび/もしくはQの最高周波数リソースブロックを含まず、Pは、1以上の整数であり、Qは、1以上の整数である、
を含む。
【0031】
第2の実施態様または第1から第8の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第9の実装可能な方式では、本方法は、
ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするための開始位置または終了位置として、第1の情報によって示される位置を使用し、リソースブロック巡回シフト方式に従って、もしくはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けする、ステップ、または
リソースブロックに番号付けするための開始位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における開始位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けする、ステップ、または
リソースブロックに番号付けするための終了位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における終了位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けする、ステップ
をさらに含む。
【0032】
第9の実装可能な方式に関連して、第10の実装可能な方式では、リソースブロック巡回シフト方式に従って、またはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするステップは、
リソースブロックの最大番号が、ユーザ機器が使用する帯域幅に含まれるリソースブロックの数よりも大きい、および/または
リソースブロックの最小番号がLであり、Lは、1以上の正の整数である
を含む。
【0033】
第10の実装可能な方式に関連して、第11番目の実装可能な方式では、本方法は、
ユーザ機器に上位層シグナリングを送信するステップであって、上位層シグナリングは、リソースブロックの最大番号を構成するために使用される、ステップ
をさらに含む。
【0034】
第10の実装可能な方式に関連して、第12番目の実装可能な方式では、本方法は、
ユーザ機器に上位層シグナリングを送信するステップであって、上位層シグナリングは、リソースブロックの最小番号を構成するために使用される、ステップ
をさらに含む。
【0035】
第10から第12の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第13の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅において、ユーザ機器のリソースブロックの番号は、基地局の対応するリソースブロックの番号と同じである。
【0036】
第2の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第14番目の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅と第2の帯域幅とは、同じサイズを有し、かつ部分的に重なり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた第1の信号または第1のチャネルの一部分は、第2の帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた対応する第1の信号または対応する第1のチャネルと同じであり、ユーザ機器
の帯域幅における重なっていない帯域幅と、第2
の帯域幅における重なっていない帯域幅とは、同じサイズを有する。
【0037】
第2の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第15番目の実装可能な方式では、基地局が使用する帯域幅は、少なくとも2つのユーザ機器が使用する帯域幅を含み、2つのユーザ機器が使用する帯域幅は、重なる部分を有し、2つのユーザ機器のための同じリソースブロックは、重なる部分で同じリソースブロック番号を有する、または
2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックは、連続的に番号付けされる、または
2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックは、巡回シフト方式で番号付けされ、最大番号は、2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックの合計数以上である、または/および最小番号は、0もしくは1もしくはLであり、Lは、1よりも大きい正の整数である、または
基地局が使用する帯域幅は、少なくとも2つのユーザ機器が使用する帯域幅を含み、2つのユーザ機器が使用する帯域幅は、重なる部分を有し、基地局は、重なる部分へ2つのユーザ機器の第1のチャネルもしくは第1の信号をマッピングし、重なる領域における2つのユーザ機器の第1のチャネルもしくは第1の信号の部分は、同じである、または異なる。
【0038】
第3の実施態様によれば、ユーザ機器が提供され、
第1の情報を取得するように構成された取得ユニットであって、第1の情報は、リソースブロック巡回シフト方式で、ユーザ機器が使用する帯域幅において、第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置を示すために使用される、取得ユニットと、
リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するように構成された処理ユニットと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を受信するように構成された受信ユニットと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を送信するように構成された送信ユニットと、
を備える。
【0039】
第3の実施態様に関連して、第1の実装可能な方式では、処理ユニットは、
第1の情報に従って、リソースブロック巡回シフト偏移値を判定し、リソースブロック巡回シフト方式で、偏移値に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するように特に構成され、
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における開始リソースブロック位置との間の偏移の値である、または
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における終了リソースブロック位置との間の偏移の値である。
【0040】
第3の実施態様または第1の実装可能な方式に関連して、第2の実装可能な方式では、処理ユニットは、
第1の情報によって示された巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置と、第1のチャネルまたは第1の信号に対応するリソースブロック巡回シフト偏移値と、に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング開始位置または終了位置を判定するように特に構成され、かつ
リソースブロック巡回シフト方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのためのすべてのリソースマッピング位置を判定するように特に構成される。
【0041】
第3の実施態様または第1または第2の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第3の実装可能な方式では、第1のチャネルは、物理制御フォーマットインディケータチャネルPCFICH、物理下りリンク制御チャネルPDCCH、拡張物理下りリンク制御チャネルEPDCCH、物理ハイブリッドARQインディケータチャネルPHICH、物理ブロードキャストチャネルPBCH、物理上りリンク制御チャネルPUCCHまたは物理ランダムアクセスチャネルPRACHのうちの1つ以上であり、第1の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル状態情報参照信号CSI−RS、ポジショニング参照信号PRS、発見参照信号DRS、またはサウンディング参照信号SRSのうちの1つ以上を含む。
【0042】
第3の実施態様または第1から第3の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第4の実装可能な方式では、
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト開始リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト終了リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なるタイプの第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト偏移値を有する、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト開始リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト終了リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)または巡回シフト偏移値(単数)とは異なる。
【0043】
第3の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第5の実装可能な方式では、取得ユニットは、
第2の信号をブラインドで検出し、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置に従って、第1の情報を判定するように特に構成され、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、第2の信号の系列に対応する帯域幅の開始位置または終了位置であり、第2の信号の系列に対応する帯域幅のサイズは、予め規定される、または基地局によって通知される、またはブラインドで検出され、第2の信号の系列に対応する帯域幅は、第2の信号の伝送帯域幅またはキャリア帯域幅である。
【0044】
第5の実装可能な方式に関連して、第6の実装可能な方式では、第2の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRSまたはCSI−RSのうちの1つ以上を含み、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、ユーザ機器が使用する帯域幅が第2の信号のキャリア帯域幅と重なる境界を含み、第2の信号は、境界を判定するために使用される信号またはチャネルである。
【0045】
第3の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第7の実装可能な方式では、
受信ユニットは、
基地局が送信した第1の情報を受信する
ように特に構成される。
【0046】
第3の実施態様または第1から第7の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第8の実装可能な方式では、処理ユニットは、
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含み、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含まず、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてPの最低周波数リソースブロックおよび/もしくはQの最高周波数リソースブロックを含まず、Pは、1以上の整数であり、Qは、1以上の整数である、
ように特に構成される。
【0047】
第3の実施態様または第1から第8の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第9の実装可能な方式では、
処理ユニットは、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするための開始位置または終了位置として、第1の情報によって示される位置を使用し、リソースブロック巡回シフト方式に従って、もしくはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするようにさらに構成される、または
処理ユニットは、リソースブロックに番号付けするための開始位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における開始位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けするようにさらに構成される、または
処理ユニットは、リソースブロックに番号付けするための終了位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における終了位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けするようにさらに構成される。
【0048】
第9の実装可能な方式に関連して、第10の実装可能な方式では、処理ユニットは、
リソースブロックの最大番号が、ユーザ機器が使用する帯域幅に含まれるリソースブロックの数よりも大きい、および/または
リソースブロックの最小番号がLであり、Lは、1以上の正の整数である
ように特に構成される。
【0049】
第10の実装可能な方式に関連して、第11番目の実装可能な方式では、リソースブロックの最大番号は、上位層シグナリングによって構成される。
【0050】
第10の実装可能な方式に関連して、第12番目の実装可能な方式では、リソースブロックの最小番号は、上位層シグナリングによって構成される。
【0051】
第10から第12の実装可能な方式
のいずれか1つに関連して、第13の実装可能な方式では、ユーザ機器のリソースブロックの番号は、第1の基地局の対応するリソースブロックの番号と同じであり、第1の基地局は、ユーザ機器と通信する基地局である。
【0052】
第3の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第14番目の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅と第2の帯域幅とは、同じサイズを有し、かつ部分的に重なり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた第1の信号または第1のチャネルの一部分は、第2の帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた対応する第1の信号または対応する第1のチャネルと同じであり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅と、第2
の帯域幅における重なっていない帯域幅とは、同じサイズを有する。
【0053】
第4の実施態様によれば、基地局が提供され、
第1の情報を判定するように構成された処理ユニットであって、第1の情報は、リソースブロック巡回シフト方式で、ユーザ機器が使用する帯域幅において、第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置を示すために使用され、
処理ユニットは、リソースブロック巡回シフト方式および第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するようにさらに構成される、処理ユニットと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を受信するように構成された受信ユニットと、
リソースマッピング位置において第1のチャネルまたは第1の信号を送信するように構成された送信ユニットと、
を備える。
【0054】
第4の実施態様に関連して、第1の実装可能な方式では、処理ユニットは、
第1の情報に従って、リソースブロック巡回シフト偏移値を判定し、リソースブロック巡回シフト方式で、偏移値に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定するように特に構成され、
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における開始リソースブロック位置との間の偏移の値である、または
リソースブロック巡回シフト偏移値は、第1の情報に対応する、リソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置とユーザ機器が使用する帯域幅における終了リソースブロック位置との間の偏移の値である。
【0055】
第4の実施態様または第1の実装可能な方式に関連して、第2の実装可能な方式では、処理ユニットは、
第1の情報によって示された巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置と、第1のチャネルまたは第1の信号に対応するリソースブロック巡回シフト偏移値と、に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング開始位置または終了位置を判定するように特に構成され、かつ
リソースブロック巡回シフト方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのためのすべてのリソースマッピング位置を判定するように特に構成される。
【0056】
第4の実施態様または第1または第2の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第3の実装可能な方式では、第1のチャネルは、物理制御フォーマットインディケータチャネルPCFICH、物理下りリンク制御チャネルPDCCH、拡張物理下りリンク制御チャネルEPDCCH、物理ハイブリッドARQインディケータチャネルPHICH、物理ブロードキャストチャネルPBCH、物理上りリンク制御チャネルPUCCHまたは物理ランダムアクセスチャネルPRACHのうちの1つ以上であり、第1の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRS、チャネル状態情報参照信号CSI−RS、ポジショニング参照信号PRS、発見参照信号DRS、またはサウンディング参照信号SRSのうちの1つ以上を含む。
【0057】
第4の実施態様または第1から第3の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第4の実装可能な方式では、異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト開始リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト終了リソースブロック位置を有する、ならびに/または
異なるタイプの第1のチャネルおよび/もしくは異なる第1の信号が、リソースマッピングのための同じ巡回シフト偏移値を有する、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト開始リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト終了リソースブロック位置(複数)もしくは巡回シフト終了リソースブロック位置(単数)とは異なる、ならびに/または
上りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは上りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)もしくは巡回シフト偏移値(単数)は、下りリンクの第1のチャネルおよび/もしくは下りリンクの第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト偏移値(複数)または巡回シフト偏移値(単数)とは異なる。
【0058】
第4の実施態様または第1から第4の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第5の実装可能な方式では、
送信ユニットは、第2の信号を送信し、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置に従って、第1の情報を判定するようにさらに構成され、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、第2の信号の系列に対応する帯域幅の開始位置または終了位置であり、第2の信号の系列に対応する帯域幅のサイズは、予め規定される、または基地局によって通知される、またはブラインドで検出され、第2の信号の系列に対応する帯域幅は、第2の信号の伝送帯域幅またはキャリア帯域幅である。
【0059】
第5の実装可能な方式に関連して、第6の実装可能な方式では、第2の信号は、参照信号、主同期信号PSS、または副同期信号SSSのうちの1つ以上であり、参照信号は、セル固有参照信号CRSまたはCSI−RSのうちの1つ以上を含み、ユーザ機器が使用する帯域幅における第2の信号の開始位置または終了位置は、ユーザ機器が使用する帯域幅が第2の信号のキャリア帯域幅と重なる境界を含み、第2の信号は、境界を判定するために使用される信号またはチャネルである。
【0060】
第4の実施態様または第1から第6の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第7の実装可能な方式では、送信ユニットは、第1の情報を送信するようにさらに構成される。
【0061】
第4の実施態様または第1から第7の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第8の実装可能な方式では、処理ユニットは、
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含み、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてNの最低周波数サブキャリアおよび/もしくはMの最高周波数サブキャリアを含まず、Nは、1以上の整数であり、Mは、1以上の整数である、または
マッピングのために使用され得、かつリソースブロック巡回シフト方式に対応する、リソースが、ユーザ機器が使用する帯域幅においてPの最低周波数リソースブロックおよび/もしくはQの最高周波数リソースブロックを含まず、Pは、1以上の整数であり、Qは、1以上の整数である、
ように特に構成される。
【0062】
第4の実施態様または第1から第8の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第9の実装可能な方式では、
処理ユニットは、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするための開始位置または終了位置として、第1の情報によって示される位置を使用し、リソースブロック巡回シフト方式に従って、もしくはリソースブロック連続番号付け方式に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅においてリソースブロックに番号付けするようにさらに構成される、または
処理ユニットは、リソースブロックに番号付けするための開始位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における開始位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けするようにさらに構成される、または
処理ユニットは、リソースブロックに番号付けするための終了位置として、ユーザ機器が使用する帯域幅における終了位置を使用して、リソースブロックに連続的に番号付けするようにさらに構成される。
【0063】
第9の実装可能な方式に関連して、第10の実装可能な方式では、処理ユニットは、
リソースブロックの最大番号が、ユーザ機器が使用する帯域幅に含まれるリソースブロックの数よりも大きい、および/または
リソースブロックの最小番号がLであり、Lは、1以上の正の整数である
ように特に構成される。
【0064】
第10の実装可能な方式に関連して、第11番目の実装可能な方式では、送信ユニットは、
ユーザ機器に上位層シグナリングを送信するようにさらに構成され、上位層シグナリングは、リソースブロックの最大番号を構成するために使用される。
【0065】
第10の実装可能な方式に関連して、第12番目の実装可能な方式では、送信ユニットは、
ユーザ機器に上位層シグナリングを送信するようにさらに構成され、上位層シグナリングは、リソースブロックの最小番号を構成するために使用される。
【0066】
第10から第12の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第13の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅において、ユーザ機器のリソースブロックの番号は、基地局の対応するリソースブロックの番号と同じである。
【0067】
第4の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第14番目の実装可能な方式では、ユーザ機器が使用する帯域幅と第2の帯域幅とは、同じサイズを有し、かつ部分的に重なり、ユーザ機器が使用する帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた第1の信号または第1のチャネルの一部分は、第2の帯域幅における重なっていない帯域幅にマッピングされた対応する第1の信号または対応する第1のチャネルと同じであり、ユーザ機器
の帯域幅における重なっていない帯域幅と、第2
の帯域幅における重なっていない帯域幅とは、同じサイズを有する。
【0068】
第4の実施態様または第1から第13の実装可能な方式のいずれか1つに関連して、第15番目の実装可能な方式では、基地局が使用する帯域幅は、少なくとも2つのユーザ機器が使用する帯域幅を含み、2つのユーザ機器が使用する帯域幅は、重なる部分を有し、2つのユーザ機器のための同じリソースブロックは、重なる部分で同じリソースブロック番号を有する、または
2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックは、連続的に番号付けされる、または
2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックは、巡回シフト方式で番号付けされ、最大番号は、2つのユーザ機器が使用する全帯域幅におけるリソースブロックの合計数以上である、または/および最小番号は、0もしくは1もしくはLであり、Lは、1よりも大きい正の整数である、または
基地局が使用する帯域幅は、少なくとも2つのユーザ機器が使用する帯域幅を含み、2つのユーザ機器が使用する帯域幅は、重なる部分を有し、基地局は、重なる部分へ2つのユーザ機器の第1のチャネルもしくは第1の信号をマッピングし、重なる領域における2つのユーザ機器の第1のチャネルもしくは第1の信号の部分は、同じである、または異なる。
【0069】
本発明の各実施形態は、リソースマッピング方法および装置を提供する。リソースブロック巡回シフト方式および取得された第1の情報に従って、ユーザ機器が使用する帯域幅における第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピング位置を判定し、その結果、第1のチャネルまたは第1の信号は、リソースマッピング位置において受信または送信される。第1の情報は、リソースブロック巡回シフト方式で、ユーザ機器が使用する帯域幅において、第1のチャネルまたは第1の信号のリソースマッピングのための巡回シフト開始リソースブロック位置または巡回シフト終了リソースブロック位置を示すために使用される。従来技術では、利用可能なリソースの判定およびリソースマッピングが、基地局のシステム帯域幅のすべての物理リソースブロックの周波数領域の低い方から順番に行われる。対照的に、リソースブロック巡回シフト方式では、チャネルまたは信号の利用可能なリソースの判定およびリソースマッピングをユーザ機器が使用する帯域幅において柔軟に行うことができ、その結果、ユーザ機器が使用する帯域幅を使用して、チャネルまたは信号のリソースマッピングを柔軟に実装でき、基地局システムとユーザ機器との間で正常な通信が確保される。さらに、ユーザ機器が使用する帯域幅は、ユーザ機器の能力によって変わり得る。このようにして、異なるユーザ機器は、異なる帯域幅を使用し得る。ユーザが使用する帯域幅に従って設計される、このようなチャネルまたは信号リソースマッピングは、チャネルまたは信号の伝送の柔軟性を改善する。
【0070】
本発明の実施形態における、または従来技術における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態または従来技術を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、創造的努力がなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。