特許第6618206号(P6618206)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6618206情報処理方法、クライアント、サーバ、およびコンピュータ記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6618206
(24)【登録日】2019年11月22日
(45)【発行日】2019年12月11日
(54)【発明の名称】情報処理方法、クライアント、サーバ、およびコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20191202BHJP
   G06Q 50/00 20120101ALI20191202BHJP
【FI】
   G06F13/00 560A
   G06F13/00 650B
   G06F13/00 550P
   G06Q50/00 300
【請求項の数】23
【全頁数】43
(21)【出願番号】特願2017-535784(P2017-535784)
(86)(22)【出願日】2016年1月22日
(65)【公表番号】特表2018-508860(P2018-508860A)
(43)【公表日】2018年3月29日
(86)【国際出願番号】CN2016071790
(87)【国際公開番号】WO2016119642
(87)【国際公開日】20160804
【審査請求日】2017年7月27日
(31)【優先権主張番号】201510045034.7
(32)【優先日】2015年1月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】506379493
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY(SHENZHEN)COMPANY LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】幺 迅
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲呉▼
(72)【発明者】
【氏名】林 ▲倩▼雅
(72)【発明者】
【氏名】翁 ▲楽▼▲騰▼
(72)【発明者】
【氏名】唐 拯
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲楊▼斌
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲書▼苑
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲伝▼▲ユ▼
(72)【発明者】
【氏名】林 瑾
(72)【発明者】
【氏名】杜 娟
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 斌
【審査官】 今川 悟
(56)【参考文献】
【文献】 特表2012−519336(JP,A)
【文献】 特表2007−528030(JP,A)
【文献】 特開2014−102759(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0108153(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0220996(US,A1)
【文献】 国際公開第2013/106467(WO,A1)
【文献】 特開2014−075006(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0114739(US,A1)
【文献】 国際公開第2013/133948(WO,A1)
【文献】 特開2013−016136(JP,A)
【文献】 八木 玲子,検索やSNSで遭遇する不思議の数々 ネットの「怪現象」に対処する,日経パソコン No.712 NIKKEI PERSONAL COMPUTING,日本,日経BP社 Nikkei Business Publications,Inc.,2014年12月22日,28
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06Q 50/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバに通信可能に接続されるクライアントで実行される情報処理方法であって、
第1のユーザアカウントによって前記クライアント上のソーシャルアプリケーションにログインし、前記サーバに第1の要求を送信し、かつ前記第1の要求が前記サーバによって認証された後で前記クライアントと前記サーバとの間の通信接続を確立するステップと、
前記サーバからの前記通信接続に基づいて、ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントと少なくとも1つの第2のユーザアカウントとによって公開される第1のマルチメディア情報をプルするステップであって、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとは前記ソーシャルグループのメンバーである、ステップと、
前記第1のユーザアカウントによって前記サーバから、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報を受信するか、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とを受信するステップであって、前記第3のユーザアカウントは、前記ソーシャルグループのメンバーではなく、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証される、ステップと、
前記第1のマルチメディア情報および前記第2のマルチメディア情報、または前記第1のマルチメディア情報、前記第2のマルチメディア情報および前記対話情報を前記第1のユーザアカウントに対する前記ソーシャルグループのユーザインターフェース上に表示するステップであり、前記第2のマルチメディア情報は、前記ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対してのみ公開される、ステップと
を含み、
前記第2のマルチメディア情報と前記第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される、
方法。
【請求項2】
検出結果を取得するために、第1の所定の条件が満たされたかどうかを検出するステップであって、前記第1の所定の条件は、前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントによって受信されかつ表示された前記第1のマルチメディア情報の数が第1の閾値以上である、ステップをさらに含み、
前記第2のマルチメディア情報は、前記第1の所定の条件が満たされたときに能動的にプルされるか、または、
第2の所定の条件が満たされたかどうかを検出するステップであって、前記第2の所定の条件は、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報をプルするタイムインターバルが、第2の閾値において特定されるタイムインターバルに到達することである、ステップをさらに含み、
前記第2のマルチメディア情報は、前記第2の所定の条件が満たされたときに能動的にプルされる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第3の所定の条件が満たされたかどうかを検出するステップであって、前記第3の所定の条件は、前記第1のユーザアカウントに関連付けられた情報フィードにおける前記第2のマルチメディア情報の設定された出現場所が、第3の閾値で指定された第1の表示場所以降である、ステップ、
をさらに含み、
前記第2のマルチメディア情報は、前記第1の表示場所において前記第3の所定の条件が満たされた場合に、前記第3の閾値で指定された前記第1の表示場所における前記ソーシャルグループに表示される、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ソーシャルグループにおいて新しい第1のマルチメディア情報が受信されかつ表示されるように、前記第1の表示場所において表示される前記第2のマルチメディア情報を第2の表示場所に移動するステップ、
をさらに含み、
前記第2の表示場所は前記第1の表示場所の後である
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第4の所定の条件が満たされたかどうかを検出するステップであって、前記第4の所定の条件は、前記ソーシャルグループ内のユーザアカウントが、第4の閾値で特定される時間期間内に第2のマルチメディア情報にフィードバックしないことである、ステップと、
前記第4の所定の条件が満たされた場合に、前記第2のマルチメディア情報が情報フィードから消えるのを有効にするステップと
をさらに含み、
前記第4の閾値において特定される前記時間期間の開始時点が、前記第2のマルチメディア情報が前記情報フィードにおいて出現し、かつ前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報を最初にフォローしたときの時間である、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のマルチメディア情報のコンテンツが、前記サーバによってレビューされ、かつ前記第3のユーザアカウントによってカスタマイズされ、
前記第3のユーザアカウントは、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証された個別のユーザアカウントまたは集合的ユーザアカウントを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報を受信したときに前記第1のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報のために提供される第1のフィードバック情報および/または前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報と対話するときに前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報のために提供される第2のフィードバック情報を表示するステップと、
第1の状態における前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を表示するステップであって、表示するステップは、前記表示をトリガするためのユーザ操作なしに、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を明示的に表示し、前記第1の状態は、前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが相互のフィードバックを直接見ることが可能であることを表すために使用される、ステップと、
前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を送信するステップであって、その結果前記サーバが、前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を分析し、かつ前記第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することが可能である、ステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のユーザアカウントによって、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、かつ前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に前記第1のユーザアカウントに対する前記第1のプロンプト情報を表示するステップであって、前記第1のプロンプト情報は前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントのみにオープンであり、
前記第1のプロンプト情報は、前記第2のマルチメディア情報に関係する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために前記第1のユーザアカウントに対して使用されるプロンプト情報である、ステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のプロンプト情報に作用する第1のユーザ操作を受信するステップと、
前記第1のユーザ操作に応答して、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースを介して前記第1のプロンプトページに入るステップであって、
前記第1のプロンプトページが、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報に関して前記第2のマルチメディア情報との対話をしたことを表すために生成された推奨情報を備える、ステップと、
前記推奨情報に作用する第2のユーザ操作を受信するステップと、
前記第2のユーザ操作に応答して、前記第2のマルチメディア情報のコンテンツ情報を取得するステップであって、その結果、前記ソーシャルグループ内の第1のユーザアカウントの新しい第1のマルチメディア情報を生成することを可能にするフォワーディングモードが有効になったことが検出されたとき、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報をフォワードする、ステップと
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
ディスプレイユニットを備えるクライアントであって、
第1のユーザアカウントによって前記クライアント上のソーシャルアプリケーションにログインし、サーバに第1の要求を送信し、かつ前記第1の要求が前記サーバによって認証された後で前記クライアントと前記サーバとの間の通信接続を確立するように構成される通信確立ユニットと、
前記通信接続に基づいて、ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントと少なくとも1つの第2のユーザアカウントとによって公開される第1のマルチメディア情報をプルするように構成されるグループプルユニットであって、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとは前記ソーシャルグループのメンバーである、グループプルユニットと、
前記第1のユーザアカウントによって前記サーバから、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報を受信するか、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とを受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記第3のユーザアカウントは、前記ソーシャルグループのメンバーではなく、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証される第1の受信ユニットと
を備え、
前記ディスプレイユニットは、前記第1のマルチメディア情報および前記第2のマルチメディア情報、または前記第1のマルチメディア情報、前記第2のマルチメディア情報および前記対話情報を前記第1のユーザアカウントに対する前記ソーシャルグループのユーザインターフェース上に表示するように構成され、
前記第2のマルチメディア情報は、前記ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対してのみ公開され、
前記第2のマルチメディア情報と前記第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される、
クライアント。
【請求項11】
前記第2のマルチメディア情報のコンテンツは、前記サーバによってレビューされ、かつ前記第3のユーザアカウントによってカスタマイズされ、
前記第3のユーザアカウントは、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証された個別のユーザアカウントまたは集合的ユーザアカウントを備える、
請求項10に記載のクライアント。
【請求項12】
前記ディスプレイユニットは、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報を受信したときに前記第1のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報のために提供される第1のフィードバック情報および/または前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報と対話するときに前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報のために提供される第2のフィードバック情報を表示し、かつ第1の状態において前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を表示するようにさらに構成され、表示することは、前記表示をトリガするためのユーザ操作なしに、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を明示的に表示し、前記第1の状態は、前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが相互のフィードバックを直接見ることが可能であることを表すために使用され、
前記クライアントは、
前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を送信するように構成される送信ユニットであって、その結果前記サーバが、前記第1のフィードバック情報および前記第2のフィードバック情報を分析し、かつ前記第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することが可能である、送信ユニット
をさらに備える、
請求項10に記載のクライアント。
【請求項13】
前記第1のユーザアカウントによって、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信された第1のプロンプト情報を受信するように構成される第2の受信ユニット
をさらに備え、
前記ディスプレイユニットは、前記第1のユーザアカウントに対する前記第1のプロンプト情報を前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に表示するように構成され、前記第1のプロンプト情報は前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントのみにオープンであり、前記第1のプロンプト情報は、前記第2のマルチメディア情報に関係する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために前記第1のユーザアカウントに対して使用されるプロンプト情報である、
請求項10に記載のクライアント。
【請求項14】
前記第1のプロンプト情報に作用する第1のユーザ操作を受信するように構成される第3の受信ユニットと、
前記第1のユーザ操作に応答して、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースを介して前記第1のプロンプトページに入るように構成される第1の応答ユニットであって、前記第1のプロンプトページは前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報に関して前記第2のマルチメディア情報と対話をしたことを表すために生成された推奨情報を備える、第1の応答ユニットと、
前記推奨情報に作用する第2のユーザ操作を受信するように構成される第4の受信ユニットと、
前記第2のユーザ操作に応答して、前記第2のマルチメディア情報のコンテンツ情報を取得するように構成される第2の応答ユニットであって、その結果、前記ソーシャルグループ内の第1のユーザアカウントの新しい第1のマルチメディア情報を生成することを可能にするフォワーディングモードが有効になったことが検出されたとき、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報をフォワードする、第2の応答ユニットと
をさらに備える、請求項13に記載のクライアント。
【請求項15】
サーバに適用される情報処理方法であって、
第1のユーザアカウントがクライアントのソーシャルアプリケーションにログインした後に前記第1のユーザアカウントによって送信された第1の要求を受信し、かつ前記第1の要求が前記サーバによって認証された後に前記クライアントと前記サーバとの間の通信接続を確立するステップと、
前記通信接続に基づいて、ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントと少なくとも1つの第2のユーザアカウントとによって公開される第1のマルチメディア情報をプッシュするステップであって、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとは前記ソーシャルグループのメンバーである、ステップと、
所定のポリシーにしたがって前記第1のユーザアカウントへ、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュし、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とをプッシュするステップであって、前記第3のユーザアカウントは、前記ソーシャルグループのメンバーではなく、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証される、ステップと
を備え、
前記第2のマルチメディア情報と前記第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される、
方法。
【請求項16】
前記所定のポリシーにしたがって前記第1のユーザアカウントへ、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュし、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とをプッシュするステップは、
前記所定のポリシーからシードユーザアカウントに対応する第1のフィルタリング基準を抽出するステップであって、前記シードユーザアカウントは、ユーザアカウントがアクティブかどうか、および/またはユーザアカウントがオピニオンリーダかどうかを検出することによって取得される、ステップと、
前記シードユーザアカウントと前記第2のマルチメディア情報との間の第1の対話関係を確立するために、前記第1のフィルタリング基準にしたがって前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントから前記シードユーザアカウントを検出し、かつ前記第2のマルチメディア情報を前記シードユーザアカウントにプッシュするステップと、
前記第2のマルチメディア情報との対話が前記第1の対話関係に基づいて前記第2のユーザアカウントによって行われた後に形成された、前記伝えられた第2のマルチメディア情報を前記第1のユーザアカウントにプッシュするステップと
を備える、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記所定のポリシーにしたがって前記第1のユーザアカウントへ、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするか、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とをプッシュするステップは、
前記所定のポリシーから、前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントと所定の属性を有するターゲットユーザアカウントに対応する第2のフィルタリング基準を抽出するステップであって、前記ターゲットユーザアカウントは、前記第1のユーザアカウントと類似のまたは関連する分野においてユーザアカウントがフォローまたは対話しているかどうかを検出することによって取得される、ステップと、
前記ターゲットユーザアカウントと前記第2のマルチメディア情報との間の第2の対話関係を確立するために、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントから前記第2のフィルタリング基準にしたがって前記第1のユーザアカウントと前記所定の属性を有する前記ターゲットユーザアカウントを検出し、かつ前記第2のマルチメディア情報を前記ターゲットユーザアカウントにプッシュするステップと、
プッシュのための複数の第2のマルチメディア情報が競合したとき、前記複数の第2のマルチメディア情報から、前記第2のマルチメディア情報との対話が前記第2の対話関係に基づいて前記ターゲットユーザアカウントによって行われた後に形成された、前記伝えられた第2のマルチメディア情報を取得し、かつ前記第2のマルチメディア情報を前記第1のユーザアカウントにプッシュするステップと
を備える、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記所定のポリシーにしたがって前記第1のユーザアカウントへ、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュし、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とをプッシュするステップは、
前記所定のポリシーから、前記クライアント上の複数の第2のマルチメディア情報を表示するためのソーシャルシャッフルポリシーを抽出するステップと、
前記第1のユーザアカウントによって送信される第1のフィードバック情報と、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信される第2のフィードバック情報の少なくとも一部とを受信するステップと、
前記複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを取得するために、前記第1のフィードバック情報および/または前記第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子ならびに補正因子を前記ソーシャルシャッフルポリシーに入力するステップと、
前記露出重みの降順にしたがって前記第1のユーザアカウントに、前記露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を降順でプッシュするステップと
を備える、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
サーバであって、
第1のユーザアカウントがクライアントのソーシャルアプリケーションにログインした後に前記第1のユーザアカウントによって送信された第1の要求を受信し、かつ前記第1の要求が前記サーバによって認証された後に前記クライアントと前記サーバとの間の通信接続を確立するように構成される認証ユニットと、
前記通信接続に基づいて、ソーシャルグループ内の前記第1のユーザアカウントと少なくとも1つの第2のユーザアカウントとによって公開される第1のマルチメディア情報をプッシュするように構成されるグループプッシュユニットであって、前記第1のユーザアカウントと前記第2のユーザアカウントとは前記ソーシャルグループのメンバーである、グループプッシュユニットと、
所定のポリシーにしたがって前記第1のユーザアカウントへ、第3のユーザアカウントによって伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュし、または前記第2のマルチメディア情報が前記サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、前記第3のユーザアカウントによって伝えられた前記第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報に対して実行される対話情報とをプッシュするように構成される情報プッシュユニットであって、前記第3のユーザアカウントは、前記ソーシャルグループのメンバーではなく、前記サーバに登録され、かつ前記サーバによって認証される、情報プッシュユニットと
を備え、
前記第2のマルチメディア情報と前記第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される、
サーバ。
【請求項20】
前記情報プッシュユニットは、
前記所定のポリシーからシードユーザアカウントに対応する第1のフィルタリング基準を抽出するように構成される第1の抽出サブユニットであって、前記シードユーザアカウントは、ユーザアカウントがアクティブかどうか、および/またはユーザアカウントがオピニオンリーダかどうかを検出することによって取得される、第1の抽出サブユニットと、
前記第1のフィルタリング基準にしたがって前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントから前記シードユーザアカウントを検出し、かつ前記シードユーザアカウントと前記第2のマルチメディア情報との間の第1の対話関係を確立するために、前記第2のマルチメディア情報を前記シードユーザアカウントにプッシュするように構成される第1の検出サブユニットと、
前記第2のマルチメディア情報との対話が前記第1の対話関係に基づいて前記第2のユーザアカウントによって行われた後に形成された、前記伝えられた第2のマルチメディア情報を前記第1のユーザアカウントにプッシュするように構成される第1のプッシュサブユニットと
を備える、請求項19に記載のサーバ。
【請求項21】
前記情報プッシュユニットは、
前記所定のポリシーから、前記ソーシャルグループにおける前記第1のユーザアカウントと所定の属性を有するターゲットユーザアカウントに対応する第2のフィルタリング基準を抽出するように構成される第2の抽出サブユニットであって、前記ターゲットユーザアカウントは、前記第1のユーザアカウントと類似のまたは関連する分野においてユーザアカウントがフォローまたは対話しているかどうかを検出することによって取得される、第2の抽出サブユニットと、
前記ターゲットユーザアカウントと前記第2のマルチメディア情報との間の第2の対話関係を確立するために、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントから前記第2のフィルタリング基準にしたがって前記第1のユーザアカウントと前記所定の属性を有する前記ターゲットユーザアカウントを検出し、かつ前記第2のマルチメディア情報を前記ターゲットユーザアカウントにプッシュするように構成される第2の検出サブユニットと、
プッシュのための複数の第2のマルチメディア情報が競合したとき、前記複数の第2のマルチメディア情報から、前記第2のマルチメディア情報との対話が前記第2の対話関係に基づいて前記ターゲットユーザアカウントによって行われた後に形成された、前記伝えられた第2のマルチメディア情報を取得し、かつ前記第2のマルチメディア情報を前記第1のユーザアカウントにプッシュするように構成される第2のプッシュサブユニットと
を備える、請求項19に記載のサーバ。
【請求項22】
前記第1のユーザアカウントによって送信される第1のフィードバック情報と、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信される第2のフィードバック情報の少なくとも一部とを受信するように構成される情報受信ユニットをさらに備え、
前記情報プッシュユニットは、
前記所定のポリシーから、前記クライアント上の複数の第2のマルチメディア情報を表示するためのソーシャルシャッフルポリシーを抽出するように構成される第3の抽出サブユニットと、
前記複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを取得するために、前記第1のフィードバック情報および/または前記第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子ならびに補正因子を前記ソーシャルシャッフルポリシーに入力するように構成される動作サブユニットと、
前記露出重みの降順にしたがって前記第1のユーザアカウントに、前記露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を降順でプッシュするように構成される第3のプッシュサブユニットと
をさらに備える、請求項19に記載のサーバ。
【請求項23】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法または請求項15〜18のいずれか一項に記載の方法を実行するために使用されるコンピュータ実行可能命令を記憶する、コンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は通信技術、特に情報処理方法、クライアント、サーバ、およびコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明の実施形態の技術的解決策の実装の処理において、本開示の発明者は、既存の技術は少なくとも以下の技術的課題を有することに気付いている。
【0003】
インターネット技術の進歩に伴い、ビッグデータの時代における情報の爆発的増大が続々と明らかになっている。公共的な情報の雑多な共有についての要求を考慮すると、雑多な共有について要求に適合するために、いくつかのマルチメディア情報が、現在の情報処理技術を用いてWeChat、Microblog、Video、およびGameなどの様々なクライアントアプリケーション上で共有されてもよい。たとえば、ビデオが第1のマルチメディア情報として現れるTVプレイビデオのセグメントにおいては、第2のマルチメディア情報、たとえば、TVプレイビデオに関連する新しいブランドのノートブックコンピュータが共有されてもよく、その結果ユーザは、一度にビデオ自体の他に雑多な情報を取得する。
【0004】
例としてのWeChatおよびMicroblogなどのソーシャルアプリケーションを使用して、ユーザはレビューされていない関連する第1のマルチメディア情報、たとえば、ユーザによって読まれた良い記事またはユーザが使用し、かつユーザが友人もしくはより多くの人々に勧めたい製品を共有してもよい。レビューされ、かつ指定された所定の第2のマルチメディア情報は、ソーシャルアプリケーションを用いてさらに共有されてもよい。
【0005】
しかしながら、現在の情報処理技術における情報共有において存在する課題は、以下の通りである。
【0006】
1)情報が一般的な公衆の間で広く共有される必要があることを考慮すると、すべてのユーザが情報を共有することが可能である。しかしながら、第2のマルチメディア情報がユーザに共有されたときに、不正確なポジショニングにより干渉(interference)がユーザに引き起こされる可能性がある。その結果、ユーザインターフェースが役に立たない情報であふれ、ユーザによる機能の通常使用に影響する。さらに、バックグラウンドサーバは大量の第2のマルチメディア情報をプッシュするが、その情報はユーザにあまり役に立たない。バックグラウンドサーバとフォアグラウンドクライアントとの間の対話の間に、大量の説得力のないマルチメディア情報がネットワークリソース帯域幅を占有する。さらに、フォアグラウンドクライアントが妥当なマルチメディア情報を取得する成功率に影響する。時々、クライアントは50個よりも多いマルチメディア情報を取得するが、いくつかの情報だけがユーザに有益である。この場合、フォアグラウンドクライアントの大量のシステムリソースが占有され、かつ浪費される。
【0007】
2)第2のマルチメディア情報がすべてのユーザに共有されるため、その共有は十分にタイムリーではなく、情報に対する人々の注意および受け入れは、高くはない。その結果、大量の有益な情報が莫大なフィードの中に埋没する。ユーザが価値ある情報を逃してしまい、莫大なフィードを手動でサーチしなければならず、かつフィードをリフレッシュおよびブラウズするため、ヒューマンコストが浪費される。フィードのリフレッシュのため、スクリーンは絶えずオンであり、フォアグラウンドクライアントの電力消費は浪費される。一方、フォアグラウンドクライアントの処理リソース、たとえば、CPUまたはバッファが占有される。
【0008】
しかしながら、関連する技術において、上述の課題に対する有効な解決策は存在しない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の観点において、既存の技術における上述の課題を解決するため、本発明の実施形態は情報処理方法、クライアント、サーバ、およびコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0010】
本発明の実施形態の技術的解決策は以下のように実装される。
【0011】
本発明の実施形態はクライアントに適用される情報処理方法を提供し、
第1のユーザによってクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するステップと、
通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルするステップであって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、ステップと、
第1のユーザによってソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示するステップと
を含み、
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0012】
本発明の実施形態は、ディスプレイユニットを含むクライアントを提供し、
第1のユーザによってクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するように構成される通信確立ユニットと、
通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルするように構成されるグループプルユニットであって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、グループプルユニットと、
第1のユーザによってソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示するように構成される第1の受信ユニットと、
をさらに含み、
ディスプレイユニットは、第2のマルチメディア情報を表示するように構成され、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0013】
本処理を実行するとき、グループプルユニット、第1の受信ユニット、ディスプレイユニットは、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)であってもよい。
【0014】
本発明の実施形態はサーバに適用される情報処理方法を提供し、
第1のユーザがクライアントにログインした後に第1のユーザによって送信された第1の要求を受信し、第1の要求が認証された後にクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するステップと、
通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプッシュするステップであって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、ステップと、
所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするステップと
を含み、
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0015】
本発明の実施形態はサーバを提供し、
第1のユーザがクライアントにログインした後に第1のユーザによって送信された第1の要求を受信し、かつ第1の要求が認証された後にクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するように構成される認証ユニットと、
通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプッシュするように構成されるグループプッシュユニットであって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、グループプッシュユニットと、
所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするように構成される情報プッシュユニットと
を含み、
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0016】
本処理を実行するとき、グループプルユニット、第1の受信ユニット、ディスプレイユニットは、CPU、DSP、またはFPGAであってもよい。
【0017】
本発明の実施形態は、コンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ実行可能命令は、本情報処理方法を実行するために使用される。
【0018】
本発明の実施形態における情報処理方法は、第1のユーザによってクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するステップと、通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルするステップであって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、ステップと、第1のユーザによってソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示するステップとを含み、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0019】
本発明の実施形態を用いて、プルされかつユーザが属する同じソーシャルグループに基づいて、ソーシャルグループにおいて共有が秘密裏に実行されるメカニズムが使用される。第1のユーザは、ソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示する。ソーシャルグループにおいて共有される情報へのフィードバックは比較的厳しく(critical)、制限のない完全にオープンでパブリックな環境においてフィードバックが自由に送信されてよいケースとは異なる。したがって、1)一態様において、第2のマルチメディア情報を取得するためのポリシーを修正するために、後続のフィードバック情報は、サーバに提供され、かつパラメータ制御因子として使用され、フィードバック情報の十分に正確な分析により、第2のマルチメディア情報は、より正確にクライアントに目標を定めてプッシュされる。2)別の態様において、ソーシャルグループにおいて共有される情報は、モーメンツ、たとえば、友人が類似の種類の価値ある情報をフォローしたかもしれない、に基づく。したがって、第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報は、より高い注意および信頼度を得るであろう。この場合、ユーザによって価値ある情報を取得する確率および機会は大きく増加し、既存の技術における2つの課題が解決される。さらに、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。この場合、一様なユーザインターフェーススタイルが形成されてもよく、機能の使用およびユーザの表示習慣に干渉が引き起こされない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の方法の実施形態1による概略的実装フローチャートである。
図2】本発明の方法の実施形態2による概略的実装フローチャートである。
図3】本発明の方法の実施形態3による概略的実装フローチャートである。
図4】本発明のクライアントの実施形態1による概略的構造図である。
図5】本発明の方法の実施形態4による概略的実装フローチャートである。
図6】本発明のサーバの実施形態1による概略的構造図である。
図7】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオの概略図である。
図8】既存の技術においてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図9】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図10】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図11】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図12】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図13】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図14】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図15】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図16】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図17】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
図18】本発明の実施形態が適用されるアプリケーションシナリオにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される情報を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
添付の図面を参照して技術的解決策の詳細な実装が以下でさらに説明される。
【0022】
方法の実施形態1
本発明のこの実施形態は情報処理方法を提供する。図1に示すように、本方法はクライアントに適用され、本方法は以下のステップを含む。
【0023】
ステップ101:第1のユーザはクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立する。
【0024】
第1の要求はログイン要求であってもよい。第1のユーザが最初にアカウントおよびパスワードを使用してログインに成功し、かつクライアントを退出していない場合、第1のユーザがクライアント引き続き使用するときに第1のユーザはログインする必要はなく、かつ確立された通信接続を使用することによってクライアントとサーバとの間の対話を直接的に確立してもよい。この場合、このステップは省略されてもよい。
【0025】
ステップ102:通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルし、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する。
【0026】
ソーシャルグループは、友人リンクによって形成される友人サークルを指す。クライアントは、バックグラウンドでソーシャルグループをプルし、かつクライアントのユーザインターフェース上にソーシャルグループを表示する。たとえば、WeChatにおいて、ソーシャルグループはWeChatの友人サークルであってもよい。1つより多いWeChatの友人サークルが存在してもよく、複数のWeChatの友人サークルがユーザ要求、たとえば、類似の習慣に基づいて、または同僚/クラスメイト関係に基づいて、または仕事の技術分野にしたがって確立されてもよい。
【0027】
第2のユーザは、ユーザの複数の友人サークルの任意の1人または複数のユーザを指す。
【0028】
ステップ103:第1のユーザは、ソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示する。
【0029】
このステップは、友人サークルの中での共有に基づいて、ならびに/または友人サークルにおける友人の「いいね(like)」および/もしくはコメントなどの対話に基づいて、第2のマルチメディア情報を共有するステップであってもよい。
【0030】
第3のユーザは公式アカウントを指し、これは個人のアカウント、または集合アカウント、たとえばBayerische Motoren Werkeのような広告者であってもよい。第3のユーザは仮想的な友人である。ソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示する方式は以下の通りである。広告者は、公式アカウントに基づいて、サーバによってレビューされた第2のマルチメディア情報ををプッシュし、かつ第1のユーザの仮想的な友人として、モーメンツにおける広告コンテンツ推奨(Recommendation)における第2のマルチメディア情報を共有する。これは、直接推奨方式である。
【0031】
第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて、伝えられた第2のマルチメディア情報を形成する方式は、モーメンツに基づく広告コンテンツ推奨方式であり、かつモーメンツにおける友人と広告との間の対話関係に基づいて広告コンテンツを間接的に取得する方式である。
【0032】
ステップ104:第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0033】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループではない任意の人々によってプッシュされる情報ではないことに留意されたい。蘇寧電器(Su'ning appliance)の秘書がユーザのソーシャルグループ(たとえば、友人サークル)における友人ではないとしても、たとえば、いくつかのソーシャルプラットフォーム、たとえば、Microblog上で、蘇寧電器の秘書はいくつかの推奨情報をユーザにプッシュしてもよい。本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされるバックグラウンドサーバによってレビューされる特定の情報である。利点は、友人サークルではないユーザによってプッシュされるハラスメント情報が回避されることと、バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報は、友人サークル内のユーザの行動が記録され、収集され、かつ分析された後に取得される結果であることである。したがって、本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、情報のプッシュと共有の正確なユーザのポジショニングに対する要求を満たすことが可能である。
【0034】
バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに対して、広告をプッシュするための所定のポリシーは以下のコンテンツを含むことに留意されたい。
【0035】
第1に、所定のポリシーにおいてサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理について、1)ユーザが「興味なし(Not Interested)」をクリックしたとき、広告に対していいねまたはコメントがあるかどうかにかかわらず、広告が消滅する。2)広告が消滅した後にメッセージプロンプトを見るための論理は、ローカルにおける消滅処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィードにおけるフローティングレイヤにプロンプトされる場合に、プロンプトがクリックされた後、メッセージのアイテムのいずれもがクリック可能ではなくかつサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入った場合、クライアントが消滅処理メカニズムを実行するための責任を有してもよい。3)ユーザが「興味なし」をクリックした後、同じ広告は再度ユーザにプッシュされない場合がある。4)同じ広告者の広告コンテンツは、2週間以内にユーザにプッシュされるべきでない。5)ユーザがこの産業の広告を見る重みが減少し、重みの増加または減少は、オペレータを用いて記録されてもよい。6)ユーザが広告者の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、広告者の広告はユーザに引き続きプッシュされない場合がある。7)ユーザがある産業の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、第2のクリックの後、この産業の広告は、1か月以内にユーザにプッシュされない場合がある。
【0036】
第2に、所定のポリシーにおける優先的なプッシュのためにどのように第1のラウンドのユーザをフィルタリングするかについて、シードユーザが選択される。広告がソーシャルノードユーザ(シードユーザ)に最初にプッシュされてもよい。2種類のユーザがシードユーザの定義に適合する。A.アクティブユーザ:毎日8時間よりも長くWeChatにログインし、毎日50よりも多いメッセージを送信し、かつ500人よりも多い友人を有する。B.オピニオンリーダ:モーメンツにおける各メッセージが30より多いいいねを受け取り、毎日平均して10より多くいいねをしている。これらの人々は所定のシードユーザとして事前に定義され、サーバはこれらのユーザに広告を優先的にプッシュしてもよい。
【0037】
第3に、所定のポリシーにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される広告上で関係リンクに基づく友人サークルにおいて行われるソーシャルシャッフリングのシーケンス表示について、友人サークルにおける広告の主要な特徴はソーシャルプロパゲーションである。ユーザが広告に対して対話した後、ユーザの友人が対話に付随する広告を引き続き見るとき、広告は友人により大きな影響を有する場合がある。したがって、ポリシーについて、ユーザAが広告Xを見て、広告にいいねまたはコメントをした場合、ユーザAの友人が広告Xを引き続き見る確率は増加し、他の広告と競合しているときに広告AはユーザAの友人により容易に表示される。ユーザBがモーメンツに入り、ユーザBの友人がいいねまたはコメントした複数の広告がある場合、最も多い量のいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに表示された重みが最大である。
【0038】
ソーシャルシャッフリングのシーケンス表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用されてもよい。
【0039】
ソーシャルシャッフリング:ユーザがモーメンツに入ったときに広告の出現条件に達した場合、3つの広告があり、3つの広告すべてがユーザAの志向を満たしていると仮定すると、どの広告がユーザAにプッシュされるかは、以下のルールにしたがって決定される(志向は一致すると仮定する):露出重み=(各広告へユーザの友人によって与えられたいいねの量*0.5+友人によって与えられた広告への第1のコメントの量*0.35+広告の合計いいね率(いいねの合計量/露出した人々の合計量)*0.15)*補正因子R。補正因子Rは以下のように定義される。友人が広告に50よりも多いコメントをした場合、あまりに多くのいいねおよびコメントがあり、広告の露出率が高すぎ、出現確率が減少するため、R=0.5である。別のモーメンツでは、R=1である。
【0040】
第4に、所定のポリシーにおける他の論理について、1)たとえば、広告の出現機会について、同一のユーザへの広告の露出の時間の量を制限するために、以下のように設定される:ユーザがモーメンツを訪問したときに、4つ以上の新しいコンテンツがあったとき、1つの広告がプッシュされ、1つの広告が48時間ごとにユーザにプッシュされ、タイムインターバルは柔軟に調整されてもよい。2)たとえば、広告の出現位置について、4つ以上の新しいコンテンツが生成されたとき、広告は第4のコンテンツに続く位置に出現してもよく(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)、広告が生成されると、広告は常に第5のコンテンツの位置になくてもよく、新しいメッセージが現れると、広告は徐々に下に下がっていく(たとえば、最初に5つのコンテンツがあり、その後何人かの友人が5つのコンテンツをモーメンツにプッシュし、この場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)。3)たとえば、消滅ポリシーについて、ユーザが広告を見たとき、ユーザが広告にいいねまたはコメントをした場合、広告はユーザのモーメンツにおいて留まり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしなかった場合、ユーザが広告を最初に見た6時間後に、広告はユーザのモーメンツから消滅してもよい。
【0041】
第4の論説に含まれるポリシーは、サーバ側で、またはクライアント側で実装されてもよいことに留意されたい。以下の実装方式がある。
【0042】
実装方式1:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の特定の実装は以下の通りである。
【0043】
本発明のこの実施形態における情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0044】
A1:検出結果を取得するために、第1の所定の条件が満たされたかどうかを検出する。
【0045】
A2:第1の所定の条件は、第1のユーザによって第2のマルチメディア情報を能動的にプルするトリガ機会を表すために使用される。
【0046】
ソーシャルグループにおける第1のユーザによって受信しかつ表示された第2のマルチメディア情報が第1の閾値以上であるときに、検出結果が第1の所定の条件が満たされたというものである場合、第1のユーザは、第2のマルチメディア情報を能動的にプルする。
【0047】
第1の閾値は、受信しかつ表示された4つの新しいコンテンツであってもよい。
【0048】
実装方式2:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の別の特定の実装は、以下の通りである。
【0049】
本発明のこの実施形態における情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0050】
B1:検出結果を取得するために、第2の所定の条件が満たされたかどうかを検出する。
【0051】
B2:第2の所定の条件は、第1のユーザによって、第2のマルチメディア情報を能動的かつ周期的にプルするトリガ機会を表すために使用される。
【0052】
B3:第1のユーザが第2のマルチメディア情報をプルするタイムインターバルが、第2の閾値において特定されるタイムインターバルに到達したときに、検出結果が第2の所定の条件が満たされたというものである場合、第1のユーザは、第2のマルチメディア情報を能動的にプルする。
【0053】
第2の閾値において特定されるタイムインターバルは、48時間であってもよい。
【0054】
実装方式3:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現位置の特定の実装は、以下の通りである。
【0055】
本発明のこの実施形態における情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0056】
C1:検出結果を取得するために、第3の所定の条件が満たされたかどうかを検出する。
【0057】
C2:第3の所定の条件は、フィードにおける第2のマルチメディア情報の出現位置を設定するための条件である。
【0058】
C3:フィードにおける第2のマルチメディア情報の出現位置が第3の閾値において特定される第1の表示位置以上であるときに、検出結果が第3の所定の条件が満たされたというものである場合、第1の表示位置において第2のマルチメディア情報を表示する。
【0059】
第3の閾値において特定される第1の表示位置は、第4の新しいコンテンツに続く第5のコンテンツの位置であってもよい。
【0060】
本発明のこの実施形態の実装方式において、本方法は、ソーシャルグループにおいて新しい情報が受信されかつ表示されるように、第2の表示位置において、第1の表示位置において表示される第2のマルチメディア情報を表示するステップをさらに含み、第2の表示位置は第1の表示位置より大きい。たとえば、第2の表示位置は第10のコンテンツの表示位置であり、第1の表示位置は、第5のコンテンツ表示位置である。
【0061】
実装方式4:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の消滅ポリシーの特定の実装は、以下の通りである。
【0062】
本発明のこの実施形態における情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0063】
D1:検出結果を取得するために、第4の所定の条件が満たされたかどうかを検出する。
【0064】
D2:第4の所定の条件は、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを設定するための条件である。
【0065】
D3:第4の閾値において特定される時間期間内にソーシャルグループにおけるユーザが第2のマルチメディア情報にフィードバックしないときに、検出結果が第4の所定の条件が満たされたというものである場合、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを可能にする。
【0066】
第4の閾値において特定される時間期間は、6時間であってもよい。
【0067】
D4:第4の閾値において特定される時間期間の開始時点は、第2のマルチメディアが情報フィードにおいて出現し、かつ第1のユーザが第2のマルチメディア情報を最初にフォロー(follow)したときの時間である。
【0068】
本発明のこの実施形態の実装方式において、第2のマルチメディア情報のコンテンツは、サーバによってレビューされ、かつ第3のユーザによってカスタマイズされ、第3のユーザは、公式アカウントを介してサーバに登録される個別のユーザまたは集合的ユーザを含む。
【0069】
方法の実施形態2
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図2に示すように、本方法はクライアントに適用され、本方法は以下のステップを含む。
【0070】
ステップ201:第1のユーザはクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立する。
【0071】
第1の要求はログイン要求であってもよい。第1のユーザが最初にアカウントおよびパスワードを使用してログインに成功し、かつクライアントを退出していない場合、第1のユーザがクライアント引き続き使用するときに第1のユーザはログインする必要はなく、かつ確立された通信接続を使用することによってクライアントとサーバとの間の対話を直接的に確立してもよい。この場合、このステップは省略されてもよい。
【0072】
ステップ202:通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルし、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する。
【0073】
ソーシャルグループは、友人リンクによって形成される友人サークルを指す。クライアントは、バックグラウンドでソーシャルグループをプルし、かつクライアントのユーザインターフェース上にソーシャルグループを表示する。たとえば、WeChatにおいて、ソーシャルグループはWeChatの友人サークルであってもよい。1つより多いWeChatの友人サークルが存在してもよく、複数のWeChatの友人サークルがユーザ要求、たとえば、類似の習慣に基づいて、または同僚/クラスメイト関係に基づいて、または仕事の技術分野にしたがって確立されてもよい。
【0074】
第2のユーザは、ユーザの複数の友人サークルの任意の1人または複数のユーザを指す。
【0075】
ステップ203:第1のユーザは、ソーシャルグループにおける第1のマルチメディア情報を送信しかつ表示する。
【0076】
ステップ203はオプションのステップであり、必須のステップではない。第1のマルチメディア情報は、ユーザによって編集された画像テキスト情報であり、またはビデオ、レコーディングなどのオーディオもしくはそのようなものであってもよい。情報は、ユーザインターフェース上に表示される前にサーバによってレビューされる必要はない。
【0077】
ステップ204:クライアントのユーザインターフェース上に、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を表示し、伝えられた第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザのみにオープンである。
【0078】
第3のユーザは公式アカウントを指し、これは個人のアカウント、または集合アカウント、たとえばBayerische Motoren Werkeのような広告者であってもよい。第3のユーザは仮想的な友人である。ソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示する方式は以下の通りである。広告者は、公式アカウントに基づいて、サーバによってレビューされた第2のマルチメディア情報ををプッシュし、かつ第1のユーザの仮想的な友人として、モーメンツにおける広告コンテンツ推奨における第2のマルチメディア情報を共有する。これは、直接推奨方式である。
【0079】
第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて、伝えられた第2のマルチメディア情報を形成する方式は、モーメンツに基づく広告コンテンツ推奨方式であり、かつモーメンツにおける友人と広告との間の対話関係に基づいて広告コンテンツを間接的に取得する方式である。
【0080】
ステップ205:クライアントのユーザインターフェース上に、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を受信した後に形成される第1のフィードバック情報、および/または少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関して対話したときに形成される第2のフィードバック情報を表示する。
【0081】
たとえば、第1のユーザがユーザAであり、第2のユーザがユーザBおよびユーザCである。ユーザBおよびユーザCによってBayerische Motoren Werkeの広告情報コンテンツなどの第2のマルチメディア情報に与えられたいいねおよびコメントは、第2のフィードバック情報として参照される。ユーザAは、Bayerische Motoren Werkの広告情報コメントに対してもいいねまたはコメントしてもよく、いいねおよび/またはコメントは、第1のフィードバック情報として参照される。
【0082】
ステップ206:第1の状態における第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を表示し、表示することはユーザ操作なしに拡張され、第1の状態は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザが相互のフィードバックを直接見ることが可能であることを表すために使用される。
【0083】
ステップ204〜ステップ206は、友人サークルの中での共有に基づいて、ならびに/または友人サークルにおける友人のいいねおよびコメントなどの対話に基づいて第2のマルチメディア情報を共有する処理を形成することにに留意されたい。第2のマルチメディア情報が共有された後、第2のマルチメディア情報に対するユーザ間の対話に基づいて取得される第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報は、外部に表示される。たとえば、図9に示すBayerische Motoren Werke広告において、ユーザ対話中のユーザのいいねおよびコメントは、モーメンツに直接的に表示されてもよい。これと比較して、Microblogにおけるフィードバック情報の表示は、ユーザの動作をさらに必要とする、たとえば、ユーザがプロンプトを見て、2つの新しいコメントがあるのを見た後、ユーザは次のレベルのページに入り、その後特定のフィードバック情報を見ることができる。
【0084】
ステップ207:第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0085】
本発明のこの実施形態の実装方式において、本方法は、クライアントによって、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を送信するステップをさらに含み、その結果サーバが第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を分析し、かつ第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することが可能である。
【0086】
方法の実施形態3
本方法の実施形態1または本方法の実施形態2に基づいて、本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図3に示すように、本方法はクライアントに適用され、本方法は以下のステップを含む。
【0087】
ステップ301:第1のユーザは、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、かつクライアントのユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示し、第1のプロンプト情報は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザのみにオープンである。
【0088】
第1のプロンプト情報は、第2のマルチメディア情報に関係する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。たとえば、第1のプロンプト情報は、クライアントのユーザインターフェース上に表示される新しいメッセージプロンプトであってもよく、たとえば、「1通の新しいメッセージ(One new massage)」が図11に示す第1のページに表示されてもよい。
【0089】
ステップ302:第1のプロンプト情報に作用する第1のユーザ操作を受信する。
【0090】
ステップ303:第1のユーザ操作に応答して、クライアントのユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入る。
【0091】
第1のプロンプトページは、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関する対話をしたことを表すために使用される、生成された推奨情報、たとえば、図11に示す第2のページの「Zhilingは素晴らしい」を含む。
【0092】
ステップ304:推奨情報に作用する第2のユーザ操作を受信する。
【0093】
ステップ305:第2のユーザ操作に応答して、第2のマルチメディア情報のコンテンツ情報を取得し、その結果フォワーディングモードが有効になったことが検出されたとき、第1のユーザが第2のマルチメディア情報をフォワードする。
【0094】
この実施形態の例は、ユーザAのモーメンツの情報共有シナリオをクライアントのユーザインターフェース上に表示し、ユーザAの1つの友人サークルにおける友人であるユーザBが、1つの第2のマルチメディア情報、たとえば、化粧品ブランドプロモーションについての情報にコメントした場合、または映画スターによって代表される時計のプロモーション情報にコメントした場合、図11に示すように、「新しいメッセージプロンプト」がユーザAのユーザインターフェース上に表示されてもよく、ユーザAは新しいメッセージプロンプトをクリックしてユーザBのコメントコンテンツに入り、かつユーザBのコメントコンテンツにおけるプロモーション情報エントリをクリックして、図11に示すように、プロモーション情報のプレゼンテーションページに入る。プレゼンテーションページは、少なくともアイコン「プロモーション(Promotion)」と「詳細をチェック(Chech the details)」のプロンプト情報とを含む。アイコン「プロモーション」がクリックされた後、ユーザAが興味があるかどうかを促すために、図15に示すように「本プロモーション情報は広告情報です」がポップアップしてもよい。ユーザAが興味がない場合、ポップアップはクローズしてユーザAが興味がないというユーザ行動が記録され、その結果ユーザ行動は、プッシュポリシーを最適化するためにサーバに報告される。「詳細をチェック」のプロンプト情報をクリックした後、ユーザが特定のコンテンツに入り、プロモーション情報の画像テキスト、ビデオ、またはレコーディングファイルの形式で表示される。フォワーディングモードがプロモーション情報に対して有効にされているとき、ユーザAはプロモーション情報をフォワードしてもよい。
【0095】
要するに、本発明のこの実施形態において、フォワーディングをサポートするプロモーション情報のフォワーディング機能が隠されているとき、プロモーション情報は多数のユーザ操作の後にフォワードされることが可能であり、ユーザのフィードが占有され、ユーザによる機能の通常使用に影響するのを避けるために、プロモーション情報の特定のコンテンツは、画像テキスト、ビデオ、またはレコーディングファイルの形式でクライアントのユーザインターフェース上に直接的に表示されない。方法の実施形態2と比較すると、本方法の実施形態2において、プロモーション情報についてのユーザのいいねおよびコメントは、クライアントのユーザインターフェース上に直接的に表示されてもよく、その結果ユーザはいいねおよびコメントを直接的に見ることが可能であり、プロモーションについてのユーザの注意を増加させる。
【0096】
本方法の実施形態1、本方法の実施形態2、および本方法の実施形態3に基づいて、第2のマルチメディア情報は、テキスト、画像、ビデオ、またはオーディオのうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
クライアントの実施形態1
本発明のこの実施形態はクライアントを提供する。図4に示すように、クライアント1はディスプレイユニット11を含む。クライアントは、第1のユーザによってクライアントにログインし、第1の要求を送信し、かつ第1の要求が認証された後でクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するように構成される通信確立ユニット12と、通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプルするように構成されるグループプルユニット13であって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、グループプルユニット13と、第1のユーザによってソーシャルグループにおいて、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を受信しかつ表示するように構成される第1の受信ユニット14とをさらに含み、ディスプレイユニット11は、第2のマルチメディア情報を表示するように構成され、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0098】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループではない任意の人々によってプッシュされる情報ではないことに留意されたい。蘇寧電器の秘書がユーザのソーシャルグループ(たとえば、友人サークル)における友人ではないとしても、たとえば、いくつかのソーシャルプラットフォーム、たとえば、Microblog上で、蘇寧電器の秘書はいくつかの推奨情報をユーザにプッシュしてもよい。本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされるバックグラウンドサーバによってレビューされる特定の情報である。利点は、友人サークルではないユーザによってプッシュされるハラスメント情報が回避されることと、バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報は、友人サークル内のユーザの行動が記録され、収集され、かつ分析された後に取得される結果であることである。したがって、本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、情報のプッシュと共有の正確なユーザのポジショニングに対する要求を満たすことが可能である。
【0099】
バックグラウンドサーバ側の所定のポリシーに対して、広告をプッシュするための所定のポリシーは以下のコンテンツを含む。
【0100】
第1に、所定のポリシーにおいてサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理について、1)ユーザが「興味なし」をクリックしたとき、広告に対していいねまたはコメントがあるかどうかにかかわらず、広告が消滅する。2)広告が消滅した後にメッセージプロンプトを見るための論理は、ローカルにおける消滅処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィードにおけるフローティングレイヤにプロンプトされる場合に、プロンプトがクリックされた後、メッセージのアイテムのいずれもがクリック可能ではなくかつサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入った場合、クライアントが消滅処理メカニズムを実行するための責任を有してもよい。3)ユーザが「興味なし」をクリックした後、同じ広告は再度ユーザにプッシュされない場合がある。4)同じ広告者の広告コンテンツは、2週間以内にユーザにプッシュされるべきでない。5)ユーザがこの産業の広告を見る重みが減少し、重みの増加または減少は、オペレータを用いて記録されてもよい。6)ユーザが広告者の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、広告者の広告はユーザに引き続きプッシュされない場合がある。7)ユーザがある産業の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、第2のクリックの後、この産業の広告は、1か月以内にユーザにプッシュされない場合がある。
【0101】
第2に、所定のポリシーにおける優先的なプッシュのためにどのように第1のラウンドのユーザをフィルタリングするかについて、シードユーザが選択される。広告がソーシャルノードユーザ(シードユーザ)に最初にプッシュされてもよい。2種類のユーザがシードユーザの定義に適合する。A.アクティブユーザ:毎日8時間よりも長くWeChatにログインし、毎日50よりも多いメッセージを送信し、かつ500人よりも多い友人を有する。B.オピニオンリーダ:モーメンツにおける各メッセージが30より多いいいねを受け取り、毎日平均して10より多くいいねをしている。これらの人々は所定のシードユーザとして事前に定義され、サーバはこれらのユーザに広告を優先的にプッシュしてもよい。
【0102】
第3に、所定のポリシーにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される広告上で関係リンクに基づく友人サークルにおいて行われるソーシャルシャッフリングのシーケンス表示について、友人サークルにおける広告の主要な特徴はソーシャルプロパゲーションである。ユーザが広告に対して対話した後、ユーザの友人が対話に付随する広告を引き続き見るとき、広告は友人により大きな影響を有する場合がある。したがって、ポリシーについて、ユーザAが広告Xを見て、広告にいいねまたはコメントをした場合、ユーザAの友人が広告Xを引き続き見る確率は増加し、他の広告と競合しているときに広告AはユーザAの友人により容易に表示される。ユーザBがモーメンツに入り、ユーザBの友人がいいねまたはコメントした複数の広告がある場合、最も多い量のいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに表示された重みが最大である。
【0103】
ソーシャルシャッフリングのシーケンス表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用されてもよい。
【0104】
ソーシャルシャッフリング:ユーザがモーメンツに入ったときに広告の出現条件に達した場合、3つの広告があり、3つの広告すべてがユーザAの志向を満たしていると仮定すると、どの広告がユーザAにプッシュされるかは、以下のルールにしたがって決定される(志向は一致すると仮定する):露出重み=(各広告へユーザの友人によって与えられたいいねの量*0.5+友人によって与えられた広告への第1のコメントの量*0.35+広告の合計いいね率(いいねの合計量/露出した人々の合計量)*0.15)*補正因子R。補正因子Rは以下のように定義される。友人が広告に50よりも多いコメントをした場合、あまりに多くのいいねおよびコメントがあり、広告の露出率が高すぎ、出現確率が減少するため、R=0.5である。別のモーメンツでは、R=1である。
【0105】
第4に、所定のポリシーにおける他の論理について、1)たとえば、広告の出現機会について、同一のユーザへの広告の露出の時間の量を制限するために、以下のように設定される:ユーザがモーメンツを訪問したときに、4つ以上の新しいコンテンツがあったとき、1つの広告がプッシュされ、1つの広告が48時間ごとにユーザにプッシュされ、タイムインターバルは柔軟に調整されてもよい。2)たとえば、広告の出現位置について、4つ以上の新しいコンテンツが生成されたとき、広告は第4のコンテンツに続く位置に出現してもよく(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)、広告が生成されると、広告は常に第5のコンテンツの位置になくてもよく、新しいメッセージが現れると、広告は徐々に下に下がっていく(たとえば、最初に5つのコンテンツがあり、その後何人かの友人が5つのコンテンツをモーメンツにプッシュし、この場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)。3)たとえば、消滅ポリシーについて、ユーザが広告を見たとき、ユーザが広告にいいねまたはコメントをした場合、広告はユーザのモーメンツにおいて留まり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしなかった場合、ユーザが広告を最初に見た6時間後に、広告はユーザのモーメンツから消滅してもよい。
【0106】
第4の論説に含まれるポリシーは、サーバ側で、またはクライアント側で実装されてもよいことに留意されたい。以下の実装方式がある。
【0107】
実装方式1:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の特定の実装は以下の通りである。
【0108】
ディスプレイユニット11、通信確立ユニット12、グループプルユニット13、および第1の受信ユニット14に加え、本発明のこの実施形態におけるクライアントは、
検出結果を取得するために、第1の所定の条件が満たされたかどうかを検出するように構成される第1の検出ユニットであって、第1の所定の条件は、第1のユーザによって第2のマルチメディア情報を能動的にプルすることのトリガ機会を表すために使用される、第1の検出ユニットと、
ソーシャルグループにおける第1のユーザによって受信しかつ表示された第2のマルチメディア情報が第1の閾値以上であるときに、検出結果が第1の所定の条件が満たされたというものである場合、第1のユーザによって、第2のマルチメディア情報を能動的にプルするように構成される第1の処理実行ユニットと
をさらに含む。
【0109】
第1の閾値は、受信しかつ表示された4つの新しいコンテンツであってもよい。
【0110】
実装方式2:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の別の特定の実装は、以下の通りである。
【0111】
ディスプレイユニット11、通信確立ユニット12、グループプルユニット13、および第1の受信ユニット14に加え、本発明のこの実施形態におけるクライアントは、
検出結果を取得するために、第2の所定の条件が満たされたかどうかを検出するように構成される第2の検出ユニットであって、第2の所定の条件は、第1のユーザによって能動的かつ周期的に第2のマルチメディア情報をプルすることのトリガ機会を表すために使用される、第2の検出ユニットと、
第1のユーザが第2のマルチメディア情報をプルするタイムインターバルが、第2の閾値において特定されるタイムインターバルに到達したときに、検出結果が第2の所定の条件が満たされたというものである場合、第1のユーザによって、第2のマルチメディア情報を能動的にプルするように構成される第2の処理実行ユニットと
をさらに含む。
【0112】
第2の閾値において特定されるタイムインターバルは、48時間であってもよい。
【0113】
実装方式3:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現位置の特定の実装は、以下の通りである。
【0114】
ディスプレイユニット11、通信確立ユニット12、グループプルユニット13、および第1の受信ユニット14に加え、本発明のこの実施形態におけるクライアントは、
検出結果を取得するために、第3の所定の条件が満たされたかどうかを検出するように構成される第3の検出ユニットであって、第3の所定の条件は、フィードにおける第2のマルチメディア情報の出現位置を設定するための条件である、第3の検出ユニットと、
フィードにおける第2のマルチメディア情報の出現位置が第3の閾値において特定される第1の表示位置以上であるときに、検出結果が第3の所定の条件が満たされたというものである場合、第1の表示位置において第2のマルチメディア情報を表示するように構成される第3の処理実行ユニットと
さらに含む。
【0115】
第3の閾値において特定される第1の表示位置は、第4の新しいコンテンツに続く第5のコンテンツの位置であってもよい。
【0116】
本発明のこの実施形態の実装方式において、ディスプレイユニットは、ソーシャルグループにおいて新しい情報が受信されかつ表示されるように、第2の表示位置において、第1の表示位置において表示される第2のマルチメディア情報を表示するようにさらに構成され、第2の表示位置は第1の表示位置より大きい。たとえば、第2の表示位置は第10のコンテンツの表示位置であり、第1の表示位置は、第5のコンテンツ表示位置である。
【0117】
実装方式4:第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の消滅ポリシーの特定の実装は、以下の通りである。
【0118】
ディスプレイユニット11、通信確立ユニット12、グループプルユニット13、および第1の受信ユニット14に加え、本発明のこの実施形態におけるクライアントは、
検出結果を取得するために、第4の所定の条件が満たされたかどうかを検出するように構成される第4の検出ユニットであって、第4の所定の条件は、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを設定するための条件である第4の検出ユニットと、
第4の閾値において特定される時間期間内にソーシャルグループにおけるユーザが第2のマルチメディア情報にフィードバックしないときに、検出結果が第4の所定の条件が満たされたというものである場合、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを可能にするように構成される第4の処理実行ユニットと
をさらに含む。
【0119】
第4の閾値において特定される時間期間は、6時間であってもよい。
【0120】
第4の閾値において特定される時間期間の開始時点は、第2のマルチメディアが情報フィードにおいて出現し、かつ第1のユーザが第2のマルチメディア情報を最初にフォローしたときの時間である。
【0121】
本発明のこの実施形態の実装方式において、第2のマルチメディア情報のコンテンツは、サーバによってレビューされ、かつ第3のユーザによってカスタマイズされ、第3のユーザは、公式アカウントを介してサーバに登録される個別のユーザまたは集合的ユーザを含む。
【0122】
本発明のこの実施形態の実装方式において、ディスプレイユニットは、第2のマルチメディア情報をクライアントのユーザインターフェース上に表示するようにさらに構成され、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザのみにオープンである。
【0123】
本発明のこの実施形態の実装方式において、ディスプレイユニットは、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を受信したときに形成される第1のフィードバック情報および/または少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関して対話したときに形成される第2のフィードバック情報をクライアントのユーザインターフェース上に表示するようにさらに構成される。第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報は、第1の状態において表示され、表示することは、ユーザ操作なしに拡張され、第1の状態は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザが相互のフィードバックを直接見ることが可能であることを表すために使用される。
【0124】
したがって、クライアントは、第1のユーザによってソーシャルグループにおいて、第1のマルチメディア情報を送信しかつ表示するように構成され、かつ第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を送信するように構成される送信ユニットをさらに含んでもよく、その結果サーバは、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を分析し、かつ第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することが可能である。
【0125】
本発明のこの実施形態の実装方式において、
第2の受信ユニットは、第1のユーザによって、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信するようにさらに構成され、
ディスプレイユニットは、第1のプロンプト情報をクライアントのユーザインターフェース上に表示するようにさらに構成され、第1のプロンプト情報は、ソーシャルグループにおける第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザのみにオープンであり、第1のプロンプト情報は、第2のマルチメディア情報に関係する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。
【0126】
本発明のこの実施形態の実装方式において、クライアントは、第1のプロンプト情報に作用する第1のユーザ操作を受信するように構成される第3の受信ユニットと、第1のユーザ操作に応答して、クライアントのユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入るように構成される第1の応答ユニットであって、第1のプロンプトページは、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関する対話をしたことを表すために使用される、生成された推奨情報を含む、第1の応答ユニットと、推奨情報に作用する第2のユーザ操作を受信するように構成される第4の受信ユニットと、第2のユーザ操作に応答して、第2のマルチメディア情報のコンテンツ情報を取得するように構成される第2の応答ユニットとをさらに含み、その結果フォワーディングモードが有効になったことが検出されたとき、第1のユーザが第2のマルチメディア情報をフォワードする。
【0127】
方法の実施形態4
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図5に示すように、本方法はクライアントとサーバとの間の対話処理であり、本方法は、以下のステップを含む。
【0128】
ステップ401:第1のユーザは、クライアントにログインし、かつ第1の要求を送信する。
【0129】
ステップ402:サーバは、第1の要求を受信し、第1の要求を認証する。
【0130】
ステップ403:認証後、クライアントとサーバとの間の通信接続を確立し、かつ通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループを送信する。
【0131】
第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する。
【0132】
ステップ404:第1のユーザは、ソーシャルグループにおける第1のマルチメディア情報を送信しかつ表示する。
【0133】
このステップはオプションのステップであり、かつ必須のステップではない。
【0134】
ステップ405:所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュする。
【0135】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0136】
方法の実施形態5
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態における情報処理方法において、所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするステップは、以下を含む。
【0137】
ステップ501:所定のポリシーからシードユーザに対応する第1のフィルタリング基準を抽出し、シードユーザは、ユーザがアクティブかどうか、および/またはユーザがオピニオンリーダかどうかを検出することによって取得される。
【0138】
ステップ502:第1のフィルタリング基準にしたがって少なくとも1人の第2のユーザからシードユーザを検出し、かつシードユーザと第2のマルチメディア情報との間の第1の対話関係を確立するために、第2のマルチメディア情報をシードユーザにプッシュする。
【0139】
ステップ503:対話が第1の対話関係に基づいて行われた後に形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュする。
【0140】
シードユーザは、広告情報などのプロモーション情報が最初にプッシュされる、ソーシャルノードユーザである。2種類のユーザがシードユーザの第1のフィルタリング基準に適合する:1)ユーザが能動的にログインするかどうか、ユーザが十分なファンを有しているかどうか、およびユーザが大量の情報を送信するかどうか、2)Microblogによって検証されたオピニオンリーダまたは有名なVIPユーザなどのユーザである。プロモーション情報は、サーバの所定のポリシーにしたがってシードユーザに優先的に露出され、その後シードユーザは対話関係を確立するためにプロモーション情報についての対話を行い、かつプロモーション情報の共有を続け、その結果プロモーション広告への別のユーザの注意は大きく増加し、ユーザへ情報を正確にプッシュするための基礎を提供する。
【0141】
方法の実施形態6
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態における情報処理方法において、所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするステップは、以下を含む。
【0142】
ステップ601:所定のポリシーにしたがってソーシャルグループからの第1のユーザと所定の属性を有するターゲットユーザに対応する、第2のフィルタリング基準を抽出し、ターゲットユーザは、第1のユーザと類似のまたは関連する分野においてユーザがフォローまたは対話しているかどうかを検出することによって取得される。
【0143】
ステップ602:第2のフィルタリング基準にしたがって、少なくとも1人の第2のユーザから第1のユーザと所定の属性を有するターゲットユーザを検出し、かつターゲットユーザと第2のマルチメディア情報との間の第2の対話関係を確立するために第2のマルチメディア情報をターゲットユーザにプッシュする。
【0144】
ステップ603:プッシュのための複数の第2のマルチメディア情報が競合したとき、対話が第2の対話関係に基づいて行われた後に形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を複数の第2のマルチメディア情報から取得し、かつ第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュする。
【0145】
第1のユーザと所定の属性を有するターゲットユーザは、類似性および親交において第1のユーザと関連するユーザであってもよい。ターゲットユーザと第1のユーザとの間のこの関連性により、プロモーション情報の認識およびプロモーション情報への注意は別のユーザへのそれらとは異なり、ユーザへ情報を正確にプッシュするための基礎を提供する。さらに、多数のプロモーション情報が存在するとき、多数のプロモーション情報のうちの1つは、第2のフィルタリング基準にしたがって優先的にプッシュされる。たとえば、広告Aと広告Bとがプッシュのために競合しているとき、ユーザEとユーザFとの関係がユーザEとユーザGとの関係よりも親密である場合、広告Aよりもむしろ広告Bが、ユーザGと広告Bとの間の対話関係にしたがってユーザEに優先的にプッシュされる。
【0146】
方法の実施形態7
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態における情報処理方法において、所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするステップは、以下を含む。
【0147】
ステップ701:所定のポリシーから、クライアント上の複数の第2のマルチメディア情報を表示するために使用されるソーシャルシャッフルポリシーを、以下の数式(1)に示すように抽出する。
【0148】
ステップ702:第1のユーザによって送信される第1のフィードバック情報と、少なくとも1人の第2のユーザによって送信される第2のフィードバック情報の少なくとも一部とを受信する。
【0149】
ステップ703:複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを取得するために、第1のフィードバック情報および/または第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子ならびに補正因子をソーシャルシャッフルポリシーに入力する。
【0150】
露出重み=(各広告へユーザの友人によって与えられたいいねの量*0.5+友人によって与えられた広告への第1のコメントの量*0.35+広告の合計いいね率(いいねの合計量/露出した人々の合計量)*0.15)*補正因子R・・・数式(1)
【0151】
パラメータ制御因子は、いいね、コメント、および数式(1)の合計の集合的な名称である。補正因子Rは以下のように定義される。友人が広告に50よりも多いコメントをした場合、出現確率が減少し、R=0.5である。別のモーメンツは、R=1である。
【0152】
ステップ704:露出重みの降順にしたがって第1のユーザに、露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を降順でプッシュする。
【0153】
サーバの実施形態1
本発明の実施形態は、サーバを提供する。図6に示すように、サーバ2は、
第1のユーザがクライアントにログインしたときに第1のユーザによって送信された第1の要求を受信し、かつ第1の要求が認証された後にクライアントとサーバとの間の通信接続を確立するように構成される認証ユニット21と、通信接続に基づいて、第1のユーザと少なくとも1人の第2のユーザとによって形成されるソーシャルグループをプッシュするように構成されるグループプッシュユニット22であって、第2のユーザと第1のユーザとは同じソーシャルグループに属する、グループプッシュユニット22と、所定のポリシーにしたがって第1のユーザへ、第3のユーザによって伝えられた第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報をプッシュするように構成される情報プッシュユニット23と
を含む。
【0154】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。
【0155】
本発明のこの実施形態の実装方式において、情報プッシュユニットは、所定のポリシーからシードユーザに対応する第1のフィルタリング基準を抽出するように構成される第1の抽出サブユニットであって、シードユーザは、ユーザがアクティブかどうか、および/またはユーザがオピニオンリーダかどうかを検出することによって取得される、抽出サブユニットと、第1のフィルタリング基準にしたがって少なくとも1人の第2のユーザからシードユーザを検出し、かつシードユーザと第2のマルチメディア情報との間の第1の対話関係を確立するために、第2のマルチメディア情報をシードユーザにプッシュするように構成される第1の検出サブユニットと、対話が第1の対話関係に基づいて行われた後に形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュするように構成される第1のプッシュサブユニットとをさらに含む。
【0156】
本発明のこの実施形態の実装方式において、情報プッシュユニットは、所定のポリシーからソーシャルグループにおける第1のユーザと所定の属性を有するターゲットユーザに対応する第2のフィルタリング基準を抽出するように構成される第2の抽出ユニットであって、ターゲットユーザは、ユーザがフォローしているか、および/または第1のユーザと類似のまたは関連する分野において対話しているかどうかを検出することによって取得される第2の抽出ユニットと、第2のフィルタリング基準にしたがって少なくとも1人の第2のユーザから第1のユーザと所定の属性を有するターゲットユーザを検出し、かつターゲットユーザと第2のマルチメディア情報との間の第2の対話関係を確立するために第2のマルチメディア情報をターゲットユーザにプッシュするように構成される第2の検出サブユニットと、プッシュのための複数の第2のマルチメディア情報が競合したとき、複数の第2のマルチメディア情報から、対話が第2の対話関係に基づいて行われた後に形成された、y第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュするように構成される第2のプッシュサブユニットとをさらに含む。
【0157】
本発明のこの実施形態の実装方式において、サーバは、ソーシャルグループにおける第1のユーザによって送信されかつ表示される第1のマルチメディア情報を受信するように構成され、かつ第1のユーザによって送信される第1のフィードバック情報と、少なくとも1人の第2のユーザによって送信される第2のフィードバック情報の少なくとも一部とを受信するように構成される情報受信ユニットをさらに含む。
【0158】
したがって、情報プッシュユニットは、所定のポリシーから、クライアント上で複数の第2のマルチメディア情報を表示するためのソーシャルシャッフルポリシーを抽出するように構成される第3の抽出サブユニットと、複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを取得するために、第1のフィードバック情報および/または第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子ならびに補正因子をソーシャルシャッフルポリシーに入力するように構成される動作サブユニットと、露出重みの降順にしたがって第1のユーザに、露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を降順でプッシュするように構成される第3のプッシュサブユニットとをさらに含む。
【0159】
以下に、実際のアプリケーションシナリオを例として使用することによって本発明の実施形態が説明される。
【0160】
アプリケーションシナリオ1
図7に示すように、クライアントおよびサーバによって形成されるユーザシナリオの実施形態は、S11〜S15によって形成される友人サークルを含む。ユーザS11〜S15は、異なるクライアント、たとえば携帯電話、PAD、またはノートブックコンピュータをそれぞれ備えている。ユーザS11は上述の実施形態において説明された第1のユーザであり、ユーザS12〜S15は上述の実施形態において説明された少なくとも1人の第2のユーザであり、ユーザS31は、公式アカウントに基づいてプロモーション情報Eを共有する広告者である。サーバS21〜S23は様々なサーバである。プロモーション情報Eが処理される、たとえば、様々なサーバ、たとえばコンテンツサーバ、マルチメディアサーバ、ソーシャルグループサーバ、動作サーバ、およびデータベースによってレビューされる。たとえば、所定のポリシーは、様々な処理がユーザS11のクライアント1のユーザインターフェース上にプロモーション情報をどのように表示するかが構成される。レビューされたプロモーション情報E、およびユーザS11によってプッシュされ、かつレビューされていない情報は、所定のポリシーにしたがって同じ表示モードでクライアント1のユーザインターフェース上に表示される。クライアント1のユーザインターフェースは、少なくとも2つの部分の情報、a.ユーザS31によってカスタマイズされ、レビューされ、かつユーザS11のモーメンツにおいてプッシュされるプロモーション情報E、b.カスタマイズされ、レビューされ、かつユーザS11のモーメンツにおいてプッシュされるプロモーション情報EへのユーザS11の友人サークルにおける友人によって与えられたいいねまたはコメントなどの対話、を含む。
【0161】
既存の技術と本発明の実施形態を使用したアプリケーションシナリオとの間の比較は、以下の通りである。
【0162】
既存の技術におけるMicroblogおよび例としてのこのアプリケーションシナリオにおけるWeChatにおけるフィード広告のプッシュおよび表示を使用することによって説明が行われる。Microblogは、その上にフィード広告がより早く現れるモバイル最終製品である。ソーシャルアプリケーションとして、Microblogは製品属性におけるWeChatのモーメンツと類似しており、ユーザはコンテンツを発行することが可能であり、対話および議論がユーザによって送信されたコンテンツ上で行われる。このアプリケーションシナリオにおけるモーメンツにおける広告プッシュと、製品設計の視点からのMicroblogにおける広告プッシュとの差異は、主に以下のようなものである。
【0163】
1)Microblogにおけるコメント、フォワード、およびいいねはオープンである。すなわち、別のユーザがユーザAの友人かどうかにかかわらず、ユーザAは広告にコメントし、別のユーザは、ユーザAのコメントの内容、返信およびいいねを見ることが可能であり、ユーザAの個人情報を直接的にチェックすることが可能であり、かつ広告へのコメントに返信する。このソーシャルフォームはオープンであり、かつたとえば、ユーザの元のコンテンツが非常に豊富であり、大きな範囲における議論がより容易に行われるという利点を有する。しかしながら、ユーザが不安(insecure)に感じるかもしれず、広告に対して対話を行うためのユーザの心理的閾値が増加するという不利益が存在する。1つのホットな広告は何百万人ものユーザによって見られる場合があり、ユーザのコメントは、ユーザの友人ではない非常に多くの人々に露出するため、ユーザがプライバシーの漏えいについて心配する可能性があり、かつ自由に遠慮なく話さないかもしれない。モーメンツにおける広告に対して、広告に対するコメント、いいね、および返信は秘密である。広告に対するユーザAのコメントは、1次元の(one-dimensional)ユーザAの友人によってのみ見られることが可能であり、ユーザAの友人ではない人は、ユーザのコメントAを見ることができず、さらにユーザAと対話することができない。したがって、ユーザAのプライバシーが効果的に保護され、広告に対して対話するためのユーザの心理的閾値が減少し、サークルにおける対話を促進する。
【0164】
2)図8に示すように、既存のソーシャルアプリケーション(たとえば、Microblog)上のコメントが撤回(retract)され、一方このアプリケーションシナリオにおいて、ソーシャルアプリケーション(たとえば、WeChat)上の広告へのコメントは、図9に示すように外部に表示される。Microblogにおいて、広告へのコメントを見たい場合、広告へのすべてのユーザのコメントを見るために、ユーザは、広告をクリックするか、またはクリックページ上のボタン「コメント(comments)」をクリックする必要がある。1ステップの追加は、何人かのユーザの損失を引き起こす可能性があり、多くの価値のあるコメントがユーザによって見られない可能性がある。モーメンツにおける広告において、ユーザは広告の下の友人のコメントを直接的に見ることができ、ユーザが多くの友人のいいねおよびコメントした広告を見たとき、この広告へのユーザの注意はより高くなる場合がある。
【0165】
3)モーメンツにおける広告がフォワードされることができず、一方Microblog広告がフォワードされてもよい。ユーザがMicroblogをブラウズし、関心のある広告を見たとき、ユーザは広告をフォワードしてもよい。設定の利点は、広告が広い範囲に伝えられることであり、欠点は、広告の伝播が制御できず、フィードにおける元のコンテンツの割合を削減し、かつソーシャルプラットフォームの環境に影響を及ぼすことである。モーメンツの広告において、このアプリケーションシナリオにおけるソーシャルアプリケーション(たとえば、WeChat)における広告のフォワーディング機能は限定される。第1に、フィード広告の外部レイヤに広告は設定されない。図10または図11に示すように、ユーザが「詳細をチェック」をクリックしたとき、ユーザは広告者のプロモーションページに入ってもよい。このページ上で、ユーザは右上隅でボタン「…」をクリックすることによって広告をフォワードしてもよい。この場合、フォワーディングのための閾値がしたがって増加する。さらに、オプションの機能として、フォワーディング機能はプラットフォームによって制御される。広告中、ボタンがデザインされる。フォワーディングのために適切ではないいくつかの広告は、フォワーディング許可を得られない場合がある。
【0166】
本比較から理解可能なように、1)このアプリケーションシナリオにおいて、ソーシャルアプリケーション(たとえば、WeChat)のモーメンツにおけるフィード広告は、全ての人々よりもむしろ友人サークルの秘密グループに基づいてプロモートされる。したがって、正確な広告プッシュ位置の約束の下で、ユーザと広告との間の対話のための閾値が増加する。たとえば、ソーシャルプラットフォーム(たとえば、MicroblogおよびFacebook)上で、ユーザが広告にコメントまたはいいねをし、ユーザの友人および友人ではない人の両方がコメントおよびいいねを見る場合がある。この場合、ユーザによって作成されたコンテンツは秘密ではなく、オープンな環境におけるコメントおよびいいねを与えるための閾値は、比較的高い。モーメンツにおける広告において、全てのコメントおよびいいねが友人によってのみ見られることが可能であり、プライバシーが、人々が広告に対して簡単に対話を行ってよいことを保証することが可能であり、それにより対話における情報共有のセキュリティを向上する。2)ユーザと広告との間の対話はユーザの友人に影響を与えてもよい。ユーザがモーメンツにおける広告へいいねまたはコメントした後、ユーザの友人は、コメントおよびいいねについての情報を外部レイヤで直接的に見る。友人の対話は広告への注意を惹く場合がある。類似性および親交という2つの側面において友人は他人より良いため、2つの側面の効果の下で、ユーザは広告へのコメントおよび態度において友人を信頼する場合があり(肯定的または否定的な厳しいコメントを取得する場合がある)、ブランド広告に対する印象を容易に得る場合があり、それにより注意を増大する。注意は、広告プッシュの正確なポジショニングのための基準となる基礎を提供する。3)ユーザと広告との間の対話は、ソーシャル関係リンクにおける広告の伝播に影響する。これは、WeChatのモーメンツにおけるソーシャル関係の伝播の核心である。先に、Microblogにおける広告に対して、ユーザ属性とコンテキストとの両方について、どの広告がユーザにプッシュされるかは、人々または環境の因子にしたがって決定される。WeChatのモーメンツにおける広告に対して、ユーザの友人が優先的に対話する広告が、ソーシャルシャッフリングにしたがってユーザにプッシュされる。したがって、ユーザはが価値ある情報を見落とさない場合があり、価値ある情報を取得する確率が増加し、莫大なフィードにおいて価値ある情報を探すことによって引き起こされるヒューマンコストの浪費を回避することが可能である。
【0167】
結論として、このアプリケーションシナリオを用いて、一態様において、広告プッシュの正確なポジショニングによって、秘密情報の共有が安全であり、大量の無効な情報がプッシュされることが回避される。したがって、あまり多くのネットワークリソース帯域幅が占有されず、フォアグラウンドクライアントが妥当なマルチメディア情報をプルする成功率が増加、たとえば、50個のマルチメディア情報がプルされ、48個の情報がユーザに有益であり、その結果フォアグラウンドクライアントのシステムリソースの占有および浪費が回避される。別の態様において、第2のマルチメディア情報がすべてのユーザに共有される適時性(timeliness)が増加するため、共有は時間内であり、ユーザの情報への注意および認識は高く、その結果価値ある情報が莫大なフィードに埋もれないであろう。さらに、価値ある情報の露出時間が制御可能である。したがって、ユーザは、価値ある情報を取得する確率および機会を失わない場合があり、ヒューマンコストが削減され、フォアグラウンドクライアントの電力消費が浪費されず、処理リソース、たとえば、フォアグラウンドクライアントのCPUまたはバッファが占有されない場合がある。
【0168】
アプリケーションシナリオ2
アプリケーションシナリオ1におけるクライアントのユーザインターフェース上に広告を表示するための形態は、以下で述べられ、以下のいくつかの部分に分割される。
【0169】
1.広告フォームについて、広告フォームはモーメンツにおけるフィードの形態と一致する。図10に示すように、テキスト+画像のフォームがサポートされてもよい。「WeChatプロモーション」が右上隅にマークされており、アイコン「プロモーション」が「いいねおよびコメント」の右側に表示され、広告者のニックネームの中央に配置されている。広告を見た後、ユーザは、広告へいいねまたはコメントをしてもよい。
【0170】
2.モーメンツに表示される広告者のアバターおよびニックネームの設定のため、モーメンツにおいて広告をプッシュする広告者は、公式アカウントを開設する必要があり、公式アカウントは検証される(Microblog検証は受け付けられず、検証は公式アカウント検証であるべきである)必要があり、画像におけるアバターおよび広告者の名前がクリックされた後、公式アカウントの登録情報が直接的にプルされる。図12に示すように、アバターおよびニックネームはクリック可能であり、アバターまたはニックネームをクリックした後、ユーザは、公式アカウントのプロフィールページに入る。ページのボタンは、ユーザが公式アカウントを既にフォローしているかどうかにしたがって、「フォロー」または「公式アカウントに入る(Enter the official account)」である。ボタン「フォロー」をクリックすると、処理は、公式アカウントのフォローの既存の処理と同一である。クライアントによってサポートされるシステムがAndroidシステムである例を使用して、トーストレイヤ「追加(adding)」が表示される。図13に示すように、ユーザが公式アカウントのフォローに成功した場合、ユーザは広告者の公式アカウントのインターフェースに直接的に入ってよい。ユーザが公式アカウントを既にフォローしている場合、ユーザはボタン「公式アカウントに入る」を直接的にクリックする。さらに、長押しがアバターおよびニックネーム上で実施されたとき、応答が必要でないように設定されてもよい。
【0171】
3.「詳細をチェック」について、「詳細をチェック」のリンクが、広告の画像およびテキストの下に設けられる。3つの単語が編集不可能に設定されてもよい。スイッチがプッシュの終わりで露出してもよく、「詳細をチェック」がオプションとして使用されてもよい。長押しが「詳細をチェック」で行われた後、応答はない。広告の画像およびテキストがあまりに長く、6行を超える場合、「詳細をチェック」は、「フルテキスト」に引き込まれる場合がある。クリック後、ユーザはプロモーションページに入る。外部リンクの場合、WeChatの組み込みブラウザが右上隅でボタン「…」を用いて呼び出される。フォワーディングをサポートするかどうかのスイッチが設定されてもよく、かつプッシュの終わりによって制御される。プッシュの終わりがスイッチを無効化することを選択した場合、右上隅にボタン「…」は存在せず、プッシュの終わりがスイッチを有効化することを選択した場合、ボタン「…」が右上隅に出現する。ユーザがボタン「…」をクリックした後、メニューが出現し、フォームは既存のシステムのフォームと一致する。
【0172】
4.画像テキスト広告に表示されることが可能な画像について、1〜9個の画像がサポートされる。オペレータ側は、3、4、または6個の画像を含むフォームを奨励してもよい。画像をクリックしたときのエクスペリエンスは、通常のフィードと同一である。ユーザが画像をクリックした後、ユーザはより大きな画像を見る場合がある。より多くの画像を見るために、左側へのフリックがサポートされる。ユーザが画像を長押ししたとき、収集の動作が提供されてもよい。ユーザが画像をクリックし、より大きな画像を見た後、ユーザが画像を長押しした場合、3つのオプション、「友人に送る」、「携帯電話に保存」、および「収集」がポップアップしてもよい。
【0173】
5.アイコン「プロモーション」について、アイコンはクリック可能である。英語のシステムである場合、スポンサーが表示されてよく、背景色の長さがテキストの長さに適合してもよい。アイコン「プロモーション」の右のボタンがクリックされた後、図14に示すプルダウンレイヤが出現してもよく、レイヤ上のコンテンツは「興味なし」である。アニメーションについては、セッションページの右上隅にあるプラスアニメーションを参照されたい。
【0174】
ボタン「興味なし」がクリックされた後の応答ポリシーについて、広告全体が消滅し、広告が消滅したときに表示されるアニメーションは、モーメンツを消去したときのアニメーションと同一である。モーメンツにおいてちょうど新しいメッセージプロンプトが存在する場合、ユーザが今まさにボタン「興味なし」をクリックした場合、広告が消滅するが、関連するメッセージプロンプトは、まだそこにある。ユーザがメッセージリストページに入り、メッセージプロンプトをクリックした後、応答はない。ユーザが広告に対して「興味なし」を既にクリックしている場合、ユーザはモーメンツの個人ページを介して「メッセージリスト」に入り、ユーザは広告に関連するメッセージプロンプトが削除されることを期待する。
【0175】
アプリケーションシナリオ3
アプリケーションシナリオ1における所定のポリシーにしたがって広告をプッシュするためのポリシーは以下で説明され、以下のいくつかの部分に分割される。
【0176】
第1に、所定のポリシーにおいてサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理について、1)ユーザが「興味なし」をクリックしたとき、広告に対していいねまたはコメントがあるかどうかにかかわらず、広告が消滅する。2)広告が消滅した後にメッセージプロンプトを見るための論理は、ローカルにおける消滅処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィードにおけるフローティングレイヤにプロンプトされる場合に、プロンプトがクリックされた後、メッセージのアイテムのいずれもがクリック可能ではなくかつサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入った場合、クライアントが消滅処理メカニズムを実行するための責任を有してもよい。3)ユーザが「興味なし」をクリックした後、同じ広告は再度ユーザにプッシュされない場合がある。4)同じ広告者の広告コンテンツは、2週間以内にユーザにプッシュされるべきでない。5)ユーザがこの産業の広告を見る重みが減少し、重みの増加または減少は、オペレータを用いて記録されてもよい。6)ユーザが広告者の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、広告者の広告はユーザに引き続きプッシュされない場合がある。7)ユーザがある産業の広告に対して「興味なし」を2度クリックした場合、第2のクリックの後、この産業の広告は、1か月以内にユーザにプッシュされない場合がある。
【0177】
第2に、所定のポリシーにおける優先的なプッシュのためにどのように第1のラウンドのユーザをフィルタリングするかについて、シードユーザが選択される。広告がソーシャルノードユーザ(シードユーザ)に最初にプッシュされてもよい。2種類のユーザがシードユーザの定義に適合する。A.アクティブユーザ:毎日8時間よりも長くWeChatにログインし、毎日50よりも多いメッセージを送信し、かつ500人よりも多い友人を有する。B.オピニオンリーダ:モーメンツにおける各メッセージが30より多いいいねを受け取り、毎日平均して10より多くいいねをしている。これらの人々は所定のシードユーザとして事前に定義され、サーバはこれらのユーザに広告を優先的にプッシュしてもよい。
【0178】
第3に、所定のポリシーにおいてクライアントのユーザインターフェース上に表示される広告上で関係リンクに基づく友人サークルにおいて行われるソーシャルシャッフリングのシーケンス表示について、友人サークルにおける広告の主要な特徴はソーシャルプロパゲーションである。ユーザが広告に対して対話した後、ユーザの友人が対話に付随する広告を引き続き見るとき、広告は友人により大きな影響を有する場合がある。したがって、ポリシーについて、ユーザAが広告Xを見て、広告にいいねまたはコメントをした場合、ユーザAの友人が広告Xを引き続き見る確率は増加し、他の広告と競合しているときに広告AはユーザAの友人により容易に表示される。ユーザBがモーメンツに入り、ユーザBの友人がいいねまたはコメントした複数の広告がある場合、最も多い量のいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに表示された重みが最大である。
【0179】
ソーシャルシャッフリングのシーケンス表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用されてもよい。
【0180】
ソーシャルシャッフリング:ユーザがモーメンツに入ったときに広告の出現条件に達した場合、3つの広告があり、3つの広告すべてがユーザAの志向を満たしていると仮定すると、どの広告がユーザAにプッシュされるかは、以下のルールにしたがって決定される(志向は一致すると仮定する):露出重み=(各広告へユーザの友人によって与えられたいいねの量*0.5+友人によって与えられた広告への第1のコメントの量*0.35+広告の合計いいね率(いいねの合計量/露出した人々の合計量)*0.15)*補正因子R。補正因子Rは以下のように定義される。友人が広告に50よりも多いコメントをした場合、あまりに多くのいいねおよびコメントがあり、広告の露出率が高すぎ、出現確率が減少するため、R=0.5である。別のモーメンツでは、R=1である。
【0181】
第4に、所定のポリシーにおける他の論理について、1)たとえば、広告の出現機会について、同一のユーザへの広告の露出の時間の量を制限するために、以下のように設定される:ユーザがモーメンツを訪問したときに、4つ以上の新しいコンテンツがあったとき、1つの広告がプッシュされ、1つの広告が48時間ごとにユーザにプッシュされ、タイムインターバルは柔軟に調整されてもよい。2)たとえば、広告の出現位置について、4つ以上の新しいコンテンツが生成されたとき、広告は第4のコンテンツに続く位置に出現してもよく(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)、広告が生成されると、広告は常に第5のコンテンツの位置になくてもよく、新しいメッセージが現れると、広告は徐々に下に下がっていく(たとえば、最初に5つのコンテンツがあり、その後何人かの友人が5つのコンテンツをモーメンツにプッシュし、この場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)。3)たとえば、消滅ポリシーについて、ユーザが広告を見たとき、ユーザが広告にいいねまたはコメントをした場合、広告はユーザのモーメンツにおいて留まり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしなかった場合、ユーザが広告を最初に見た6時間後に、広告はユーザのモーメンツから消滅してもよい。
【0182】
アプリケーションシナリオ4
このアプリケーションシナリオにおけるソーシャルアプリケーション(たとえば、WeChat)上のモーメンツは、ユーザが画像、テキスト、ビデオ、およびいいねを友人と共有するソーシャルアプリケーションである。友人は、いいねまたはコメントを与えることによって互いに対話してもよい。モーメンツにおける広告は、WeChatモーメンツのソーシャル属性およびWeChatのデータ蓄積物と組み合わされる。ユーザが関心のある広告コンテンツはユーザに推奨され、ユーザの友人からのより多くのいいねおよびコメントを受信するコンテンツは、ユーザの友人関係にしたがってユーザに推奨される。モーメンツにおけるフィード広告の製品フォームは、ユーザの元のフィードのフォームと類似し、かつWeChatモーメンツのスタイルと一致する。図16に示すように、公式アカウントは広告者である。図16におけるVIVOの広告から理解されるように、広告の送信者は、VIVOの公式アカウントである。ユーザがモーメンツにおいてメッセージを送信したとき、友人はコンテンツの本体であり、それに対応して、広告の本体は広告者の公式アカウントである。
【0183】
ユーザが広告者の公式アカウントのアバターおよびニックネームをクリックした後、ユーザは公式アカウントのプロフィールページに入ってもよい。図18に示すように、ユーザはアカウントをフォローし、かつ公式アカウントのプロフィールページのメッセージ履歴(historical message)を見てもよい。広告の基本的な形式は、テキスト、画像、ビデオ、レコーディングファイルなどである。広告のフォーマットは、ユーザの元のメッセージのフォーマットと一致し、かつテキスト+画像、またはビデオの形式をサポートする。デザインフォーマットの利点は以下である。モーメンツにおけるフィードのエクスペリエンスは継続し、ユーザは広告をより容易に受け入れる場合があり、画像+テキストの形式およびビデオの形式は、価値ある情報を最大限まで送信する場合がある。それぞれの画像をクリックした後、ユーザは、ブラウザインターフェース上でより大きな画像を見てもよく、左側へのフリックを用いてより多くの画像を見てもよい。1〜9枚の画像が送信されてもよく、それぞれの画像はクリック可能である。
【0184】
モーメンツにおける友人リンクに基づく広告に対する対話は、コメントおよび/またはいいねを含む。図16に示すように、ユーザはモーメンツ内の広告にいいねおよびコメントしてもよく、いいねおよびコメントのコンテンツはプライベートであり、かつ1次元のユーザの友人のみによって見られることが可能である。ユーザの友人ではない人は、広告に対してユーザの対話を見ることができない。広告者は、バックグラウンドでユーザ間のいいね、コメント、および相互の返信を見る場合がある。プライバシーポリシーは、モーメンツにおける元のフィードのプライバシーポリシーと一致する。
【0185】
ユーザAが広告にいいねおよびコメントをしたとき、対話メカニズムを用いて接続がユーザと広告との間で確立されてもよい。引き続き、ユーザAの友人が広告にいいねおよびコメントした場合、ユーザAはメッセージプロンプトを受信してもよく、メッセージプロンプトをクリックした後、ユーザはメッセージ詳細ページ上でメッセージに返信してもよく、または図18に示すように公式アカウントのプロフィールページに入るために、図17に示すようにユーザは「詳細をチェック」をクリックする。アイコン「プロモーション」がクリックされてもよく、フローティングレイヤが出現してもよい。フローティングレイヤは、情報が広告であることを示す。ユーザは、広告を隠す(shield)ために「興味なし」をクリックしてもよく、ユーザが「興味なし」をクリックした後、広告は消滅してもよく、広告は同一のユーザに引き続き表示されない場合がある。一方、ユーザに広告者の広告を表示する確率は減少する。広告者の広告がユーザに連続で3回表示された後、広告者の広告は、ユーザに再度表示されない場合がある。
【0186】
モーメンツにおける広告は、リンクへのジャンプをサポートすることに留意されたい。モーメンツにおける広告と通常のユーザの元のフィードとの間の違いは、外部リンクへのジャンプをサポートすることである。広告者は事前にプロモーションページをデザインしてもよく、広告へのプロモーションページを構成する。ユーザが「詳細をチェック」をクリックしたとき、ユーザは、広告者が送信したいコンテンツを学習するために対応するページに入ってもよい。
【0187】
本発明のこの実施形態における集積モジュールは、ソフトウェア機能モジュールの形式で実装され、かつ独立した製品として販売または使用されるとき、集積モジュールは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、当業者は、本発明の実施形態が方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されてもよいことを理解すべきである。したがって、本開示は、全体がハードウェアの実施形態、全体がソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアおよびハードウェアを組み合わせた実施形態の形式を取ってもよい。さらに、本開示は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータ使用可能記憶媒体上に実装されたコンピュータプログラム製品の形式を取ってもよく、記憶媒体は、限定はしないが、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(ROM)、磁気記憶デバイス、CD-ROM、および光記憶デバイスを含む。
【0188】
本開示は、本発明の実施形態にしたがう方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令は、フローチャートおよび/またはブロック図における各処理および/または各ブロック、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図における処理および/またはブロックの組み合わせを実装するために使用されてもよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するための汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサのために設けられてもよく、その結果コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャートにおける1つまたは複数の処理における、および/またはブロック図における1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
【0189】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスに特定の方式において作動することを命令することが可能なコンピュータ可読メモリ内に記憶されてもよく、その結果コンピュータ可読メモリ内に記憶された命令は、命令装置を含む人工物(artifact)を生成する。命令装置は、フローチャートにおける1つまたは複数の処理における、および/またはブロック図における1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
【0190】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイス上にロードされてもよく、その結果一連の動作およびステップは、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行され、それによりコンピュータで実装された処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイスで実行される命令は、フローチャートにおける1つまたは複数の処理における、および/またはブロック図における1つまたは複数のブロックにおける特定の機能を実装するためのステップを提供する。
【0191】
好適な本発明の実施形態が説明されてきたが、当業者が基本的な創造的な思想を知れば、これらの実施形態へ他の変更および改良を行うことが可能である。したがって、以下の特許請求の範囲は、例示的な実施形態を保護するように解釈されることが意図され、全ての変更および改良が本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
【0192】
本発明の実施形態は、コンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ実行可能命令は、情報処理方法を実行するために使用される。
【0193】
産業上の利用可能性
【0194】
本発明の実施形態を使用することにより、ソーシャルグループにおいて共有される情報に対するフィードバックは比較的厳しく、ソーシャルグループは、フィードバックが制限なしに自由に行われてよいオープンな公共の環境とは異なる。したがって、1)一態様において、後続のフィードバック情報は、第2のマルチメディア情報を取得するために、サーバに提供され、かつポリシーを修正するためにパラメータ制御因子として使用され、第2のマルチメディア情報は、十分に正確なフィードバック情報分析によりクライアントにより正確にプッシュされ、2)別の態様において、ソーシャルグループにおいて共有される情報はモーメンツに基づき、たとえば友人は類似の種類の価値ある情報をフォローしてもよい。したがって、第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループにおける少なくとも1人の第2のユーザの対話に基づいて形成された、伝えられた第2のマルチメディア情報は、ユーザからのより多くの注意および信頼度を得る場合がある。したがって、ユーザによって価値ある情報を取得する確率および機会が増加し、既存の技術における課題が解決される。さらに、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループにおける任意のユーザによって共有される第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の所定のポリシーに適合しかつプッシュされる特定の情報であり、第2のマルチメディア情報と第1のマルチメディア情報とは同じモードにおいて表示される。この場合、一様なユーザインターフェーススタイルが形成されてもよく、機能の使用およびユーザの表示習慣に干渉が引き起こされない。
【符号の説明】
【0195】
11…ディスプレイユニット
12…通信確立ユニット
13…グループプルユニット
14…第1の受信ユニット
21…認証ユニット
22…グループプッシュユニット
23…情報プッシュユニット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18