特許第6618207号(P6618207)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6618207情報処理方法、端末、およびコンピュータストレージ媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6618207
(24)【登録日】2019年11月22日
(45)【発行日】2019年12月11日
(54)【発明の名称】情報処理方法、端末、およびコンピュータストレージ媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20191202BHJP
   G06Q 50/00 20120101ALI20191202BHJP
【FI】
   G06F13/00 560A
   G06F13/00 540P
   G06Q50/00 300
【請求項の数】18
【全頁数】42
(21)【出願番号】特願2017-536276(P2017-536276)
(86)(22)【出願日】2016年1月28日
(65)【公表番号】特表2018-511096(P2018-511096A)
(43)【公表日】2018年4月19日
(86)【国際出願番号】CN2016072475
(87)【国際公開番号】WO2016145948
(87)【国際公開日】20160922
【審査請求日】2017年7月7日
(31)【優先権主張番号】201510120987.5
(32)【優先日】2015年3月19日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】506379493
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】TENCENT TECHNOLOGY(SHENZHEN)COMPANY LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】幺 迅
(72)【発明者】
【氏名】林 ▲倩▼雅
(72)【発明者】
【氏名】翁 ▲楽▼▲騰▼
(72)【発明者】
【氏名】唐 拯
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲楊▼斌
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲書▼苑
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲伝▼▲ユ▼
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲ハオ▼
(72)【発明者】
【氏名】杜 娟
(72)【発明者】
【氏名】林 瑾
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 斌
【審査官】 今川 悟
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2013/106467(WO,A1)
【文献】 特開2014−075006(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/133948(WO,A1)
【文献】 特表2007−528030(JP,A)
【文献】 特開2014−102759(JP,A)
【文献】 特表2015−505109(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0114739(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06Q 50/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遠隔サーバに通信可能に接続された端末で実行される情報処理方法であって、
第1のユーザアカウントを有する前記端末上のソーシャルアプリケーションにログインするステップと、
前記第1のユーザアカウントによって、前記遠隔サーバから、ソーシャルグループの少なくとも1つの第1のユーザアカウントまたは少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって公開された第1のマルチメディア情報をプルするステップであって、前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが、前記ソーシャルグループのメンバーである、ステップと、
第2のマルチメディア情報が予め設定された前記遠隔サーバのポリシーを満たす場合、前記第1のユーザアカウントによって、前記遠隔サーバから第3のユーザアカウントによって伝搬された第2のマルチメディア情報を受信するステップ、かまたは、前記第3のユーザアカウントによって伝搬された第2のマルチメディア情報と前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報との対話を実行することで生成されるインタラクション情報とを受信するステップ、であって、前記第3のユーザアカウントは前記ソーシャルグループのメンバーではないが前記遠隔サーバに登録されて前記遠隔サーバに認証される、ステップと、
前記第1のユーザアカウントについての前記ソーシャルグループのユーザインターフェース上に、前記第1のマルチメディア情報及び前記第2のマルチメディア情報、または前記第1のマルチメディア情報、前記第2のマルチメディア情報、及び前記インタラクション情報を表示するステップと、
前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信された第1のプロンプト情報を前記第1のユーザアカウントによって受信し、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に前記第1のユーザアカウントに関する前記第1のプロンプト情報を表示するステップとを含み、
前記第1のプロンプト情報は、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースによって、前記第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに前記第1のユーザアカウントが入ることをトリガするために使用され、
前記第2のマルチメディア情報および前記第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される、方法。
【請求項2】
前記第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を前記第1のユーザアカウントから受信するステップと、
前記第1のユーザ操作に応答して、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースを介して前記第1のプロンプトページに入るステップであって、前記第1のプロンプトページが、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報と前記対話を実行することを表すために生成される推薦情報を含み、前記推薦情報は前記第2のマルチメディア情報を推薦するために用いられる、ステップと、
前記推薦情報に対する第2のユーザ操作を前記第1のユーザアカウントから受信するステップと、
前記第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報を転送するように、前記第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第1のプロンプト情報の少なくとも一部を予め設定された閾値を超える複数回使用することによって互いにインタラクションするときに、前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる回数を検出するステップと、
前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる前記回数が予め設定された規則を満たすかどうかを検出するステップと、
前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる前記回数が前記予め設定された規則を満たすときに、前記遠隔サーバが予め設定されたポリシーに従って前記第3のユーザアカウントに課金しないように、前記遠隔サーバに検出結果を報告するステップと
をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
第1の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するステップであって、前記第1の予め設定された条件が、前記ソーシャルグループ内で前記第1のユーザアカウントによって受信され、表示された前記第1のマルチメディア情報の個数が第1の閾値以上であり、前記第1の予め設定された条件が満たされる場合に、前記第2のマルチメディア情報が能動的にプルされる、ステップ、
をさらに含むか、または、
第2の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するステップであって、前記第2の予め設定された条件が、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報をプルする時間間隔が第2の閾値で指定された時間間隔に達するものであり、前記第2の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報が能動的にプルされるステップ、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第3の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するステップであって、前記第3の予め設定された条件が、前記第1のユーザアカウントと関連付けられた情報フィード内の前記第2のマルチメディア情報の出現場所のセットが第3の閾値で指定された第1の表示場所以降である、ステップをさらに含み、
前記第3の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報は、前記第3の閾値中に指定された前記第1の表示場所のソーシャルグループに表示される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ソーシャルグループ内で新たな第1のマルチメディア情報が受信され、表示されるとき、前記第1の表示場所に表示された前記第2のマルチメディア情報を第2の表示場所へ移動するステップであって、前記第2の表示場所が、前記第1の表示場所以降である、ステップ
をさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
第4の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するステップであって、前記第4の予め設定された条件が、前記ソーシャルグループ内のどのユーザアカウントも第4の閾値で指定された時間の期間内に前記第2のマルチメディア情報にフィードバックをしないものである、ステップと、
前記第4の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報が情報フィードから消えることを可能にするステップと
をさらに含み、
前記第4の閾値で指定される前記時間の期間の開始時点は、前記第2のマルチメディア情報が前記情報フィード内に現れて、前記第1のユーザアカウントが初めて前記第2のマルチメディア情報をフォローする時点である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のマルチメディア情報のコンテンツが、前記遠隔サーバによって精査され、前記第3のユーザアカウントによってカスタマイズされ、
前記第3のユーザアカウントが、前記遠隔サーバに登録され、前記遠隔サーバによって認証される個人ユーザアカウントまたは共同ユーザアカウントを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
端末であって、
ディスプレイユニットを含み、
第1のユーザアカウントを有する前記端末上のソーシャルアプリケーションにログインし、前記端末に接続された遠隔サーバから、ソーシャルグループの少なくとも1つの第1のユーザアカウントまたは少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって公開された第1のマルチメディア情報をプルし、前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントは前記ソーシャルグループのメンバーである、グループプルユニットと、
第2のマルチメディア情報が前記遠隔サーバの予め設定されたポリシーを満たす場合に、第3のユーザアカウントによって伝搬された第2のマルチメディア情報、または第3のユーザアカウントによって伝搬された第2のマルチメディア情報及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって前記第2のマルチメディア情報との対話を実行することで生成されるインタラクション情報を前記遠隔サーバから受信するように構成され、前記第3のユーザアカウントは前記ソーシャルグループのメンバーではないが前記遠隔サーバに登録されて前記遠隔サーバに認証される、受信ユニットと、
前記第1のユーザアカウントについての前記ソーシャルグループのユーザインターフェース上に、前記第1のマルチメディア情報及び前記第2のマルチメディア情報、または前記第1のマルチメディア情報、前記第2のマルチメディア情報、及び前記インタラクション情報を表示するように構成された表示ユニットと、
前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントによって送信された第1のプロンプト情報を前記第1のユーザアカウントによって受信し、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェース上に前記第1のユーザアカウントについての前記第1のプロンプト情報を表示するように構成された第2の受信ユニットであって、前記第1のプロンプト情報が、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースによって、前記第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに前記第1のユーザアカウントが入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である、第2の受信ユニットと
をさらに含み、
前記第2のマルチメディア情報および前記第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される、端末。
【請求項10】
前記第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を前記第1のユーザアカウントから受信するように構成された第3の受信ユニットと、
前記第1のユーザ操作に応答して、前記ソーシャルグループの前記ユーザインターフェースを介して前記第1のプロンプトページに入るように構成された第1の応答ユニットであって、前記第1のプロンプトページが、前記第2のマルチメディア情報に関して、前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報と前記対話を実行することを表すために生成される推薦情報を含み、前記推薦情報は前記第2のマルチメディア情報を推薦するために用いられる、第1の応答ユニットと、
前記推薦情報に対する第2のユーザ操作を前記第1のユーザアカウントから受信するように構成された第4の受信ユニットと、
前記第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報を転送するように、前記第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得するように構成された第2の応答ユニットと
をさらに含む、請求項9に記載の端末。
【請求項11】
前記第1のユーザアカウントおよび前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントが前記第1のプロンプト情報の少なくとも一部を予め設定された閾値を超える複数回使用することによって互いにインタラクションするときに、前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる回数を検出するように構成された検出トリガユニットと、
前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる前記回数が予め設定された規則を満たすかどうかを検出し、前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウント及び前記少なくとも1つの第2のユーザアカウントに対して見せられる前記回数が前記予め設定された規則を満たすときに、前記遠隔サーバが予め設定されたポリシーに従って前記第3のユーザアカウントに課金しないように、前記遠隔サーバに検出結果を報告するように構成された検出および報告ユニットと
をさらに含む、請求項9または10に記載の端末。
【請求項12】
第1の検出ユニットと、第1の処理実行ユニットとをさらに含み、
前記第1の検出ユニットは、第1の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するように構成され、前記第1の予め設定された条件が、前記ソーシャルグループ内で前記第1のユーザアカウントによって受信され、表示された前記第1のマルチメディア情報の個数が第1の閾値以上であり、
前記第1の予め設定された条件が満たされる場合に、前記第2のマルチメディア情報が能動的にプルされるように構成される、請求項9または10に記載の端末。
【請求項13】
第2の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するように構成された第2の検出ユニットであって、前記第2の予め設定された条件が、前記第1のユーザアカウントが前記第2のマルチメディア情報をプルする時間間隔が第2の閾値で指定された時間間隔に達するものであり、
前記第2の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報が能動的にプルされるように構成される、請求項9または10に記載の端末。
【請求項14】
第3の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するように構成された第3の検出ユニットであって、前記第3の予め設定された条件が、前記第1のユーザアカウントと関連付けられた情報フィード内の前記第2のマルチメディア情報の出現場所のセットが第3の閾値で指定された第1の表示場所以降であり、
前記第3の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報を前記第3の閾値中に指定された前記第1の表示場所のソーシャルグループに表示するように構成された第3の処理実行ユニットと、
をさらに含む、請求項9または10に記載の端末。
【請求項15】
前記ディスプレイユニットが、前記ソーシャルグループ内で新たな第1のマルチメディア情報が受信され、表示されるとき、第1の表示場所に表示された前記第2のマルチメディア情報を第2の表示場所に移動するようにさらに構成され、
前記第2の表示場所は、前記第1の表示場所以降である、請求項9または10に記載の端末。
【請求項16】
第4の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出するように構成された第4の検出ユニットであって、前記第4の予め設定された条件が、前記ソーシャルグループ内のどのユーザアカウントも第4の閾値で指定された時間の期間内に前記第2のマルチメディア情報にフィードバックをしないものである、第4の検出ユニットと、
前記第4の閾値で指定される前記時間の期間の開始時点が、前記第2のマルチメディア情報が情報フィード内に現れて、前記第1のユーザアカウントが初めて前記第2のマルチメディア情報をフォローする時点であり、前記第4の予め設定された条件が満たされるときに、前記第2のマルチメディア情報が前記第1のユーザアカウントと関連付けられた前記情報フィードから消えることを可能にするように構成された第4の処理実行ユニットと、
をさらに含む、請求項9または10に記載の端末。
【請求項17】
前記第2のマルチメディア情報のコンテンツが、前記遠隔サーバによって精査され、前記第3のユーザアカウントによってカスタマイズされ、
前記第3のユーザアカウントが、前記遠隔サーバに登録され、前記遠隔サーバによって認証される個人ユーザアカウントまたは共同ユーザアカウントを含む、請求項9または10に記載の端末。
【請求項18】
請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実行するために使用されるコンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータストレージ媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術に関し、特に、情報処理方法、端末、およびコンピュータストレージ媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明の実施態様の技術的な解決策を実装するプロセスにおいて、本開示の発明者は、既存の技術が少なくとも以下の技術的な問題を有することを発見した。
【0003】
インターネット技術の発展とともに、ビッグデータの時代の情報の爆発的増大が次々に起きている。公的情報の多様な共有の要件を考えると、一部のマルチメディア情報は、多様な共有の要件に適合するように、現在の情報処理技術によってWeChat、Microblog、Video、およびGameなどの様々な端末アプリケーション上で共有される可能性がある。たとえば、映像が第1のマルチメディア情報として現れるTV再生映像のセグメントにおいては、ユーザが映像自体の他に多様な情報を取得するように、TV再生映像に関連する第2のマルチメディア情報、たとえば、新しいブランドのノートブックコンピュータが共有される可能性がある。
【0004】
WeChatおよびMicroblogなどのソーシャルアプリケーションを例として用いると、ユーザは、精査されていない関連する第1のマルチメディア情報、たとえば、ユーザによって読まれた秀逸な一節、またはユーザが使用し、ユーザが友達もしくはその他の人に推薦したい製品を共有する可能性がある。精査され、指定される予め定義された第2のマルチメディア情報が、ソーシャルアプリケーションによってさらに共有される可能性がある。
【0005】
しかし、現在の情報処理技術における情報共有に存在する問題は、以下の通りである。
【0006】
1) 情報が一般大衆の間で広く共有される必要があることを考えて、すべてのユーザが情報を共有することができる。しかし、第2のマルチメディア情報がユーザに共有されるとき、不適格な位置決めが原因で、ユーザに対する妨害が引き起こされる可能性がある。結果として、ユーザインターフェースが役に立たない情報でいっぱいになり、ユーザによる機能の正常な使用に影響を与える。さらに、バックグラウンドサーバが大量の第2のマルチメディア情報をプッシュするが、情報はユーザにとってあまり役に立たない。大量の妥当性のないマルチメディア情報が、バックグラウンドサーバとフォアグラウンド端末との間のインタラクション中にネットワークリソース帯域幅を占有する。さらに、フォアグラウンド端末が妥当なマルチメディア情報を取得する成功率が影響を受ける。ときには、端末は、50を超えるマルチメディア情報を取得するが、ほんのいくつかしかユーザの役に立たない。この場合、フォアグラウンド端末の大量のシステムリソースが占有され、無駄にされる。
【0007】
2) 第2のマルチメディア情報がすべてのユーザに共有されるので、共有が十分に時宜にかなっておらず、情報に対する人々の注目および支持が高くない。結果として、大量の有用な情報が、膨大なフィードの中に埋もれてしまう。ユーザが価値のある情報を見逃し、膨大なフィードを手動で検索しなければならず、フィードをリフレッシュし、閲覧するので、人のコストが無駄にされる。フィードのリフレッシュが原因でスクリーンがいつもオンであり、フォアグラウンド端末の電力消費が無駄にされる。その間に、フォアグラウンド端末の処理リソース、たとえば、CPUまたはバッファが占有される。
【0008】
しかし、関連する技術においては、上述の問題に対する効果的な解決策が存在しない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
これを考慮して、本発明の実施態様は、既存の技術の上述の問題を解決するために情報処理方法、端末、およびコンピュータストレージ媒体を提供する。
【0010】
本発明の実施態様は、端末に適用される情報処理方法を提供し、方法は、
第1のユーザによって端末にログインし、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループをプルするステップであって、第2のユーザおよび第1のユーザが、同じソーシャルグループに属する、ステップと、
第1のユーザによってソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示するステップと、
少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を第1のユーザによって受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示するステップとを含み、
第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報であり、
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0011】
本発明の実施態様は、端末を提供し、端末は、ディスプレイユニットを含み、
第1のユーザによって端末にログインし、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループをプルするように構成されたグループプルユニットであって、第2のユーザおよび第1のユーザが、同じソーシャルグループに属する、グループプルユニットと、
第1のユーザによってソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示するように構成された第1の受信ユニットと、
少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を第1のユーザによって受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示するように構成された第2の受信ユニットであって、第1のプロンプト情報が、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である、第2の受信ユニットとをさらに含み、
ディスプレイユニットは、第2のマルチメディア情報を表示するように構成され、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0012】
処理を実行するとき、グループプルユニット、第1の受信ユニット、第2の受信ユニット、およびディスプレイユニットは、中央演算処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)である可能性がある。
【0013】
本発明の実施態様は、コンピュータが実行可能な命令を記憶するコンピュータストレージ媒体をさらに提供し、コンピュータが実行可能な命令は、情報処理方法を実行するために使用される。
【0014】
本発明の実施態様の情報処理方法は、第1のユーザによって端末にログインし、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループをプルするステップであって、第2のユーザおよび第1のユーザが、同じソーシャルグループに属する、ステップと、第1のユーザによってソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示するステップと、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を第1のユーザによって受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示するステップとを含み、第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報であり、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0015】
本発明の実施態様によって、プルされ、ユーザが属する同じソーシャルグループに基づいて、共有がソーシャルグループ内で秘密裏に実行されるメカニズムが使用される。第1のユーザは、ソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示する。ソーシャルグループ内の共有された情報へのフィードバックは、比較的重大であり、それは、完全に開かれた公の環境内で制約なしに自由に送信され得る場合とは異なる。したがって、1) 一態様においては、その後のフィードバック情報がサーバに提供され、第2のマルチメディア情報を得るためにポリシーを修正するためのパラメータ制御因子として使用され、第2のマルチメディア情報がフィードバック情報の十分に正確な分析のおかげで端末により正確に狙ってプッシュされ、2) 別の態様においては、ソーシャルグループ内で共有された情報がモーメント(moments)に基づき、たとえば、友達が同様の種類の価値ある情報をフォローする可能性があり、したがって、第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報が、より高い注目および信頼性を得る可能性があり、この場合、ユーザによって価値ある情報を得る可能性および機会が、大きく高められ、さらに、情報の共有中に、メッセージプロンプトメカニズムが、ユーザインターフェース上のフィードが情報コンテンツを表示するために占有されるのではなく、情報コンテンツを取得するためにユーザによって情報共有の詳細のページに入ることをトリガするために使用され、したがって、情報の共有中にユーザインターフェース上のあまりに多くのフィードが占有される問題と、既存の技術の2つの問題とが、解決される。加えて、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。この場合、統一されたユーザインターフェースのスタイルが形成される可能性があり、ユーザの機能の使用および表示の習慣に対する妨害が引き起こされない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の方法の実施形態1による概略的な実施の流れ図である。
図2】本発明の方法の実施形態2による概略的な実施の流れ図である。
図3】本発明の方法の実施形態3による概略的な実施の流れ図である。
図4】本発明の端末の実施形態1による概略的な構造図である。
図5】本発明の方法の実施形態4による概略的な実施の流れ図である。
図6】本発明のサーバの実施形態1による概略的な構造図である。
図7】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオの概略図である。
図8】既存の技術において情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図9】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図10】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図11】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図12】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図13】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図14】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図15】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図16】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図17】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
図18】本発明の実施形態が適用される応用のシナリオにおいて情報が端末のユーザインターフェース上に表示されることを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
方法の実施形態1
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図1に示されるように、方法は、端末に適用され、以下のステップを含む。
【0018】
ステップ101: 第1のユーザが、端末にログインし、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループをプルし、第2のユーザおよび第1のユーザは、同じソーシャルグループに属する。
【0019】
第1のユーザは、端末にログインし、第1の要求を送信する可能性があり、第1の要求が認証された後、端末とサーバとの間の通信接続を確立する。第1の要求は、ログイン要求である可能性がある。第1のユーザは、最初にアカウントおよびパスワードを使用することによって正常にログインし、端末から抜け出ない場合、その後、端末を使用するときに、ログインする必要がなく、確立された通信接続を使用することによって端末とサーバとの間のインタラクションを直接確立し得る。この場合、このステップは、省略され得る。
【0020】
ソーシャルグループは、友達のリンクによって形成された友達のサークルを指す。端末は、バックグラウンドでソーシャルグループをプルし、端末のユーザインターフェース上にソーシャルグループを表示する。たとえば、WeChatにおいて、ソーシャルグループは、WeChatの友達のサークルである可能性がある。2つ以上のWeChatの友達のサークルが存在する可能性があり、複数のWeChatの友達のサークルが、ユーザの要件に応じて、たとえば、同様の習慣に基づいて、または大学/クラスメートの関係に基づいて、または仕事の技術分野に基づいて確立される可能性がある。
【0021】
第2のユーザは、ユーザの複数の友達のサークル内の任意の1人または複数のユーザを指す。
【0022】
ステップ102: 第1のユーザが、ソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示する。
【0023】
このステップは、友達のサークル内での共有に基づいて、ならびに/または友達のサークル内の友達のいいね(like)および/もしくはコメントなどのインタラクションに基づいて第2のマルチメディア情報を共有することである可能性がある。
【0024】
第3のユーザは、個人のアカウントまたは共同アカウントである可能性がある公式アカウント、たとえば、Bayerische Motoren Werkeなどの広告主を指す。第3のユーザは、仮想的な友達である。ソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示する方法は、以下の通りである。広告主が、公式アカウントに基づいて、サーバによって精査される第2のマルチメディア情報をプッシュし、第1のユーザの仮想的な友達として、モーメント内の広告コンテンツの推薦の中で第2のマルチメディア情報を共有する。これは、直接的な推薦の方法である。
【0025】
第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて伝搬される第2のマルチメディア情報を形成する方法は、モーメントに基づく広告コンテンツ推薦方法であり、友達とモーメント内の広告との間のインタラクションの関係に基づいて広告コンテンツを間接的に取得する方法である。
【0026】
ステップ103: 第1のユーザが、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示する。
【0027】
このステップにおいて、第1のプロンプト情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。たとえば、第1のプロンプト情報がメッセージプロンプト「新しいメッセージがあります(You have a new message)」であるとき、メッセージプロンプトは、友達のサークル内の人によってのみ見られ得る。
【0028】
ステップ104: 第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。
【0029】
Step105: 第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0030】
第2のマルチメディア情報はソーシャルグループ内にいないいかなる人によってプッシュされた情報でもないことに留意されたい。たとえば、何らかのソーシャルプラットフォーム、たとえば、SINA Microblog上で、たとえSu'ning applianceの秘書(Su'ning appliance secretary)がユーザのソーシャルグループ(たとえば、友達のサークル)内の友達ではないとしても、Su'ning applianceの秘書がユーザに何らかの推薦情報をプッシュする可能性がある。本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、バックグラウンドサーバによって精査され、バックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報である。利点は、友達のサークル内にいないユーザによってプッシュされる迷惑情報が防止されること、およびバックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報が、友達のサークル内のユーザの振る舞いが記録され、収集され、分析された後で取得された結果であることである。したがって、本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、情報のプッシュおよび共有の正確なユーザの位置決めの要件を満たすことができる。
【0031】
本発明のこの実施形態の実装方法において、方法は以下をさらに含む。
【0032】
a1: 第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を受信する。
【0033】
a2: 第1のユーザ操作に応答して、端末のユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入る。
【0034】
a3: 第1のプロンプトページが、第2のマルチメディア情報に関して、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うことを表すために使用される生成された推薦情報を含む。
【0035】
a4: 推薦情報に対する第2のユーザ操作を受信する。
【0036】
a5: 第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を転送するように、第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得する。
【0037】
本発明のこの実施形態の実装方法において、方法は以下をさらに含む。
【0038】
b1: 第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザが第1のプロンプト情報の少なくとも一部を複数回使用することによって互いにインタラクションし、閾値が到達されるときに、第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられる回数を検出することをトリガする。
【0039】
b2: 第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられる回数が予め設定された規則を満たすかどうかを検出して、検出結果を得る。
【0040】
b3: 検出結果が第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられる回数が予め設定された規則を満たすことであるときに、サーバがポリシーに従って第3のユーザに課金しないように、サーバに検出結果を報告する。
【0041】
ステップ106におけるバックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに関して、広告をプッシュすることに関する予め設定されたポリシーは、以下の内容を含むことに留意されたい。
【0042】
第1に、予め設定されたポリシー内でサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理に関しては、1) ユーザが「興味がありません(Not interested)」をクリックするとき、広告に関するいいねまたはコメントが存在するかどうかにかかわらず、広告が消え、2) 広告が消えた後にメッセージプロンプトを見るための論理が、ローカルの消失処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィード内のフローティングレイヤ上にプロンプト表示される場合、プロンプトがクリックされた後、メッセージのどのアイテムもクリックされ得ず、それはサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入る場合、端末が消失処理メカニズムを実行する責任を負う可能性があり、3) ユーザが「興味がありません」をクリックした後、同じ広告がユーザに再びプッシュされず、4) 同じ広告主の広告コンテンツが、2週間以内はユーザにプッシュされない可能性があり、5) ユーザがこの産業の広告を見る重みが減らされ、重みの増加または減少が事業者によって記録される可能性があり、6) ユーザが広告主の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、広告主の広告が、その後、ユーザにプッシュされない可能性があり、7) ユーザが産業の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、第2のクリックの後、この産業の広告が、1ヶ月以内はユーザにプッシュされない可能性がある。
【0043】
第2に、予め設定されたポリシーにおいて優先的プッシュ(preferential pushing)のためにユーザの第1ラウンド(first round)をどのようにしてフィルタリングすべきかに関して、シードユーザ(seed user)が選択される。広告は、始めにソーシャルノードユーザ(シードユーザ)にプッシュされる可能性がある。次の2種類のユーザが、シードユーザの定義に当てはまる。A.アクティブユーザ: 毎日9回以上WeChatにログインし、毎日50を超えるメッセージを送信し、500人を超える友達を有する。B.オピニオンリーダー: モーメント内の各メッセージが30を超えるいいねを受け取り、毎日平均で10を超えるいいねをする。これらの人は、シードユーザとして予め定義され、サーバは、これらのユーザに広告を優先的にプッシュする可能性がある。
【0044】
第3に、予め設定されたポリシー内で端末のユーザインターフェース上に表示される広告に対して、関係のリンクに基づく友達のサークル内で実行されるソーシャルシャッフル(social shuffling)の順序立てられた表示に関して、友達のサークル内の広告の大きな特徴は、ソーシャル伝搬(social propagation)である。ユーザが広告に関するインタラクションを行った後、ユーザの友達がインタラクションを伴う広告をその後見るとき、広告は、友達に対してより大きな影響を有する可能性がある。したがって、ポリシーに関して、ユーザAが広告Xを見て、広告に対していいねするかまたはコメントする場合、ユーザAの友達による広告Xのその後の閲覧の可能性が高められ、広告Aは、その他の広告と競合するときにユーザAの友達に対してより表示されやすい。ユーザBがモーメントに入り、ユーザBの友達がいいねするかまたはコメントする複数の広告が存在する場合、最も多くのいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに対して表示される重みが最も大きい。
【0045】
ソーシャルシャッフルの順序立てられた表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用される可能性がある。
【0046】
ソーシャルシャッフル: ユーザがモーメントに入るとき、広告の出現条件が達せられる場合、3つの広告があり、3つすべての広告がユーザAの方向性を満たすと仮定して、どの広告がユーザAにプッシュされるかが、以下の規則(方向性が一定であると仮定する)、すなわち、露出重み=(各広告にユーザの友達によって与えられたいいねの数*0.5+広告に友達によって与えられた第1のコメントの数*0.35+広告の総いいね率(いいねの総数/見せられる人の総数)*0.15)*補正因子Rによって決定される。補正因子Rは、友達が広告に50を超えるコメントを与える場合、いいねおよびコメントが多すぎ、広告の露出率が高すぎるので、出現確率が下げられ、R=0.5であるように定義される。別のモーメントにおいては、R=1である。
【0047】
第4に、予め設定されたポリシー内のその他の論理に関して、1) たとえば、広告の出現機会に関しては、同じユーザに対する広告の露出の回数を制限するために、それは、ユーザがモーメントを訪問するとき、4つ以上の新たなコンテンツがあるときにのみ、1つの広告がプッシュされるように設定され、1つの広告が、48時間毎にユーザにプッシュされ、時間間隔が、柔軟に調整される可能性があり、2) たとえば、広告の出現位置に関しては、4つ以上の新たなコンテンツが生成されるとき、広告が、第4のコンテンツ(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)の後の位置に現れる可能性があり、広告が生成されると、広告は、いつも第5のコンテンツの位置にあるとは限らない可能性があり、新たなメッセージが現れるとき、広告は徐々に下がり(たとえば、始めに5つのコンテンツが存在し、それから、何人かの友達がモーメント内で5つのコンテンツをプッシュし、その場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)、3) たとえば、消失ポリシーに関しては、ユーザが広告を見るとき、ユーザが広告にいいねするかまたはコメントする場合、広告は、ユーザのモーメント内に残る可能性があり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしない場合、広告は、ユーザが初めて広告を見た後6時間後にユーザのモーメントから消える可能性がある。
【0048】
第4の条項に含まれる予め設定されたポリシーは、サーバ側または端末側で実施される可能性があることに留意されたい。以下の実装方法が存在する。
【0049】
実装方法1: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の特定の実装は、以下の通りである。
【0050】
本発明のこの実施形態の情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0051】
A1: 第1の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して、検出結果を得る。
【0052】
A2: 第1の予め設定された条件が、第1のユーザによる第2のマルチメディア情報の能動的なプルのトリガの機会を表すために使用される。
【0053】
A3: 検出結果が、ソーシャルグループ内で第1のユーザによって受信され、表示された第2のマルチメディア情報が第1の閾値以上であるときに第1の予め設定された条件が満たされることである場合に、第1のユーザが、第2のマルチメディア情報を能動的にプルする。
【0054】
第1の閾値は、4つの新たなコンテンツが受信され、表示されることである可能性がある。
【0055】
実装方法2: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の別の特定の実装は、以下の通りである。
【0056】
本発明のこの実施形態の情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0057】
B1: 第2の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して、検出結果を得る。
【0058】
B2: 第2の予め設定された条件が、第1のユーザによる第2のマルチメディア情報の能動的な周期的プルのトリガの機会を表すために使用される。
【0059】
B3: 検出結果が、第1のユーザが第2のマルチメディア情報をプルする時間間隔が第2の閾値で指定された時間間隔に達するときに第2の予め設定された条件が満たされることである場合に、第1のユーザが、第2のマルチメディア情報を能動的にプルする。
【0060】
第2の閾値で指定された時間間隔は、48時間である可能性がある。
【0061】
実装方法3: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現位置の特定の実装は、以下の通りである。
【0062】
本発明のこの実施形態の情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0063】
C1: 第3の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して、検出結果を得る。
【0064】
C2: 第3の予め設定された条件は、フィード内の第2のマルチメディア情報の出現位置を設定するための条件である。
【0065】
C3: 検出結果が、フィード内の第2のマルチメディア情報の出現位置が第3の閾値で指定された第1の表示位置以上であるときに第3の予め設定された条件が満たされることである場合に、第2のマルチメディア情報を第1の表示位置に表示する。
【0066】
第3の閾値で指定される第1の表示位置は、第4の新たなコンテンツの後の第5のコンテンツの位置である可能性がある。
【0067】
本発明のこの実施形態の実装方法において、方法は以下をさらに含む。ソーシャルグループ内で新たな情報が受信され、表示されるとき、第1の表示位置に表示された第2のマルチメディア情報を第2の表示位置に表示し、第2の表示位置は、第1の表示位置よりも後である。たとえば、第2の表示位置は、第10のコンテンツの表示位置であり、第1の表示位置は、第5のコンテンツの表示位置である。
【0068】
実装方法4: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の消失ポリシーの特定の実装は、以下の通りである。
【0069】
本発明のこの実施形態の情報処理方法は、以下をさらに含む。
【0070】
D1: 第4の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して、検出結果を得る。
【0071】
D2: 第4の予め設定された条件は、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを設定するための条件である。
【0072】
D3: 検出結果が、ソーシャルグループ内のどのユーザも第4の閾値で指定された時間の期間内に第2のマルチメディア情報にフィードバックをしないときに第4の予め設定された条件が満たされることである場合に、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを可能にする。
【0073】
第4の閾値で指定された時間の期間は、6時間である可能性がある。
【0074】
D4: 第4の閾値で指定される時間の期間の開始時点は、第2のマルチメディア情報がフィード内に現れて、第1のユーザが初めて第2のマルチメディア情報をフォローする時点である。
【0075】
本発明のこの実施形態の実装方法においては、第2のマルチメディア情報のコンテンツが、サーバによって精査され、第3のユーザによってカスタマイズされ、第3のユーザは、公式アカウントを介してサーバに登録される個人ユーザまたは共同ユーザ(collective user)を含む。
【0076】
方法の実施形態2
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図2に示されるように、方法は、端末に適用され、以下のステップを含む。
【0077】
ステップ201: 第1のユーザが、端末にログインし、第1の要求を送信し、第1の要求が認証された後、端末とサーバとの間の通信接続を確立する。
【0078】
第1の要求は、ログイン要求である可能性がある。第1のユーザは、最初にアカウントおよびパスワードを使用することによって正常にログインし、端末から抜け出ない場合、その後、端末を使用するときに、ログインする必要がなく、確立された通信接続を使用することによって端末とサーバとの間のインタラクションを直接確立し得る。この場合、このステップは、省略され得る。
【0079】
ステップ202: 第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループを通信接続に基づいてプルし、第2のユーザおよび第1のユーザは、同じソーシャルグループに属する。
【0080】
ソーシャルグループは、友達のリンクによって形成された友達のサークルを指す。端末は、バックグラウンドでソーシャルグループをプルし、端末のユーザインターフェース上にソーシャルグループを表示する。たとえば、WeChatにおいて、ソーシャルグループは、WeChatの友達のサークルである可能性がある。2つ以上のWeChatの友達のサークルが存在する可能性があり、複数のWeChatの友達のサークルが、ユーザの要件に応じて、たとえば、同様の習慣に基づいて、または大学/クラスメートの関係に基づいて、または仕事の技術分野に基づいて確立される可能性がある。
【0081】
第2のユーザは、ユーザの複数の友達のサークル内の任意の1人または複数のユーザを指す。
【0082】
ステップ203: 第1のユーザが、ソーシャルグループ内で第1のマルチメディア情報を送信し、表示する。
【0083】
ステップ203は、任意のステップであり、必須のステップではない。第1のマルチメディア情報は、ユーザによって編集された画像-テキスト情報であり、または映像、録音などのオーディオなどである可能性がある。情報は、ユーザインターフェース上に表示される前にサーバによって精査される必要がない。
【0084】
ステップ204: 第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を端末のユーザインターフェース上に表示し、伝搬された第2のマルチメディア情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。
【0085】
本発明のこの実施形態の実装方法においては、第1のユーザが、第2のマルチメディア情報に関する少なくとも1人の第2のユーザの前のインタラクションについての情報を直接見ることができるように、第2のマルチメディア情報が、外部表示方法で端末のユーザインターフェース上に直接表示される。インタラクション情報は、ステップ207における第1のフィードバック情報および/または第2のフィードバック情報を含む。
【0086】
第3のユーザは、個人のアカウントまたは共同アカウントである可能性がある公式アカウント、たとえば、Bayerische Motoren Werkeなどの広告主を指す。第3のユーザは、仮想的な友達である。ソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示する方法は、以下の通りである。広告主が、公式アカウントに基づいて、サーバによって精査される第2のマルチメディア情報をプッシュし、第1のユーザの仮想的な友達として、モーメント内の広告コンテンツの推薦の中で第2のマルチメディア情報を共有する。これは、直接的な推薦の方法である。
【0087】
第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて伝搬される第2のマルチメディア情報を形成する方法は、モーメントに基づく広告コンテンツ推薦方法であり、友達とモーメント内の広告との間のインタラクションの関係に基づいて広告コンテンツを間接的に取得する方法である。
【0088】
ステップ205: 第1のユーザが、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示する。
【0089】
このステップにおいて、第1のプロンプト情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。たとえば、第1のプロンプト情報がメッセージプロンプト「新しいメッセージがあります」であるとき、メッセージプロンプトは、友達のサークル内の人によってのみ見られ得る。
【0090】
ステップ206: 第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。
【0091】
ステップ207: 第2のマルチメディア情報、および/または少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うときに形成された第2のフィードバック情報を第1のユーザが受信した後に形成された第1のフィードバック情報を端末のユーザインターフェース上に表示する。
【0092】
たとえば、第1のユーザはユーザAであり、第2のユーザはユーザBおよびユーザCである。Bayerische Motoren Werkeの広告情報コンテンツなどの第2のマルチメディア情報にユーザBおよびユーザCによって与えられたいいねおよび/コメントは、第2のフィードバック情報と呼ばれる。ユーザAも、Bayerische Motoren Werkeの広告情報コメントにいいねまたはコメントする可能性があり、いいねおよび/またはコメントは、第1のフィードバック情報と呼ばれる。
【0093】
ステップ208: 第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を第1の状態で表示し、表示は、ユーザの操作なしに拡張され、第1の状態は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザがお互いのフィードバックを直接見ることができることを表すために使用される。
【0094】
ステップ205およびステップ206は、友達のサークル内での共有に基づいて、ならびに/または友達のサークル内の友達のいいねおよびコメントなどのインタラクションに基づいて第2のマルチメディア情報を共有する際のメッセージプロンプトメカニズムを形成することに留意されたい。図11に示されるように、ステップ207およびステップ208は、友達のサークル内での共有に基づいて、ならびに/または友達のサークル内の友達のいいねおよびコメントなどのインタラクションに基づいて第2のマルチメディア情報を共有する際にインタラクション情報を表示するための外部表示メカニズムを形成する。第2のマルチメディア情報が共有された後、第2のマルチメディア情報に関するユーザの間のインタラクションに基づいて取得される第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報が、外部に表示される。たとえば、図9に示されるBayerische Motoren Werkeの広告においては、ユーザのインタラクション中のユーザのいいねおよびコメントが、モーメント内に直接表示され得る。これに比べて、図8に示されるように、Sina Microblogにおけるフィードバック情報の表示は、ユーザのさらなる操作を必要とし、たとえば、ユーザは、2つの新しいコメントがあるというプロンプトを見た後に、次のレベルのページに入り、それから、特定のフィードバック情報を見ることができる。
【0095】
ステップ209: 第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0096】
本発明のこの実施形態の実装方法において、方法は、サーバが第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を分析し、第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することができるように、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を端末によって送信することをさらに含む。
【0097】
方法の実施形態3
方法の実施形態1または方法の実施形態2に基づいて、本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図3に示されるように、方法は、端末に適用され、以下のステップを含む。
【0098】
ステップ301: 第1のユーザが、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示し、第1のプロンプト情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。
【0099】
第1のプロンプト情報は、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。たとえば、第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェース上に表示される新たなメッセージプロンプトである可能性があり、たとえば、「One new message」が、図11に示される第1のページに表示される。
【0100】
ステップ302: 第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を受信する。
【0101】
ステップ303: 第1のユーザ操作に応答して、端末のユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入る。
【0102】
第1のプロンプトページは、第2のマルチメディア情報に関して、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うことを表すために使用される生成された推薦情報、たとえば、図11に示される第2のページ上の「Zhiling is nice」を含む。
【0103】
ステップ304: 推薦情報に対する第2のユーザ操作を受信する。
【0104】
ステップ305: 第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を転送するように、第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得する。
【0105】
この実施形態の例は、端末のユーザインターフェース上にユーザAのモーメントの情報共有シナリオを表示し、ユーザB、ユーザAの1つの友達のサークル内の友達が、1つの第2のマルチメディア情報、たとえば、化粧品ブランドのプロモーションについての情報にコメントするか、または図11に示されるようにLin Zhilingによって表されたLonginesのプロモーション情報にコメントする場合、図11に示されるように、「new message prompt」が、ユーザAのユーザインターフェース上に表示される可能性があり、ユーザAが、新たなメッセージプロンプトをクリックしてユーザBのコメントの内容に入り、ユーザBのコメントの内容の中のプロモーション情報エントリをクリックしてプロモーション情報の提示ページに入る。提示ページは、少なくともアイコン「プロモーション(Promotion)」およびプロンプト情報「詳細を見る(Check the details)」を含む。アイコン「プロモーション」がクリックされた後、ユーザAが興味があるかどうかをプロンプト表示するために、図15に示されるように、「プロモーション情報は広告情報です(The promotion information is advertisement information)」がポップアップする可能性がある。ユーザAが興味がない場合、それは閉じられ、プッシュポリシーを最適化するためにユーザの振る舞いがサーバに報告されるように、関心がないユーザAのユーザの振る舞いが記録される。プロンプト情報「詳細を見る」をクリックした後、ユーザは、プロモーション情報の、画像-テキスト、映像、または記録ファイルの形態で表示される特定のコンテンツに入る。プロモーション情報に関して転送モードが有効化されるとき、ユーザAは、プロモーション情報を転送する可能性がある。
【0106】
まとめると、本発明のこの実施形態においては、転送をサポートするプロモーション情報の転送機能が隠されるとき、プロモーション情報が、複数のユーザ操作の後で転送される可能性があり、プロモーション情報の特定のコンテンツは、ユーザのフィードが占有され、ユーザによる機能の正常な使用が影響を受けることを避けるために、画像-テキスト、映像、または記録ファイルの形態で端末のユーザインターフェース上に直接表示されない。方法の実施形態2と比較して、方法の実施形態2においては、プロモーション情報に関するユーザのいいねおよびコメントが、端末のユーザインターフェース上に直接表示される可能性があり、その結果、ユーザは、いいねおよびコメントを直接見ることができ、プロモーションに関するユーザの注目を高める。
【0107】
方法の実施形態1、方法の実施形態2、および方法の実施形態3に基づいて、第2のマルチメディア情報は、テキスト、写真、映像、またはオーディオのうちの少なくとも1つを含む。
【0108】
端末の実施形態1
本発明のこの実施形態は、端末を提供する。図4に示されるように、端末1は、ディスプレイユニット11を含む。端末は、第1のユーザによって端末にログインし、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループをプルするように構成されたグループプルユニット12であって、第2のユーザおよび第1のユーザが、同じソーシャルグループに属する、グループプルユニット12と、第1のユーザによってソーシャルグループ内で、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を受信し、表示するように構成された第1の受信ユニット13と、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示するように構成された第2の受信ユニット14であって、第1のプロンプト情報が、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である、第2の受信ユニット14とをさらに含み、ディスプレイユニット11は、第2のマルチメディア情報を表示するように構成され、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0109】
第2のマルチメディア情報はソーシャルグループ内にいないいかなる人によってプッシュされた情報でもないことに留意されたい。たとえば、何らかのソーシャルプラットフォーム、たとえば、SINA Microblog上で、たとえSu'ning applianceの秘書がユーザのソーシャルグループ(たとえば、友達のサークル)内の友達ではないとしても、Su'ning applianceの秘書がユーザに何らかの推薦情報をプッシュする可能性がある。本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、バックグラウンドサーバによって精査され、バックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報である。利点は、友達のサークル内にいないユーザによってプッシュされる迷惑情報が防止されること、およびバックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報が、友達のサークル内のユーザの振る舞いが記録され、収集され、分析された後で取得された結果であることである。したがって、本発明のこの実施形態における第2のマルチメディア情報は、情報のプッシュおよび共有の正確なユーザの位置決めの要件を満たすことができる。
【0110】
端末の実施形態2
端末の実施形態1に基づいて、端末は、
第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を受信するように構成された第3の受信ユニットと、
第1のユーザ操作に応答して、端末のユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入るように構成された第1の応答ユニットであって、第1のプロンプトページが、第2のマルチメディア情報に関して、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うことを表すために使用される生成された推薦情報を含む、第1の応答ユニットと、
推薦情報に対する第2のユーザ操作を受信するように構成された第4の受信ユニットと、
第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を転送するように、第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得するように構成された第2の応答ユニットとをさらに含む。
【0111】
端末の実施形態3
端末の実施形態1に基づいて、端末は、
第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザが第1のプロンプト情報の少なくとも一部を複数回使用することによって互いにインタラクションし、閾値が到達されるときに、第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられた回数を検出することをトリガするように構成された検出トリガユニットと、
第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられる回数が予め設定された規則を満たすかどうかを検出して、検出結果を取得し、検出結果が第2のマルチメディア情報がユーザに対して見せられる回数が予め設定された規則を満たすことであるときに、サーバがポリシーに従って第3のユーザに課金しないように、サーバに検出結果を報告するように構成された検出および報告ユニットとをさらに含む。
【0112】
上述の実施形態におけるバックグラウンドサーバ側の予め設定されたポリシーに関して、広告をプッシュすることに関する予め設定されたポリシーは、以下の内容を含む。
【0113】
第1に、予め設定されたポリシー内でサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理に関しては、1) ユーザが「興味がありません」をクリックするとき、広告に関するいいねまたはコメントが存在するかどうかにかかわらず、広告が消え、2) 広告が消えた後にメッセージプロンプトを見るための論理が、ローカルの消失処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィード内のフローティングレイヤ上にプロンプト表示される場合、プロンプトがクリックされた後、メッセージのどのアイテムもクリックされ得ず、それはサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入る場合、端末が消失処理メカニズムを実行する責任を負う可能性があり、3) ユーザが「興味がありません」をクリックした後、同じ広告がユーザに再びプッシュされず、4) 同じ広告主の広告コンテンツが、2週間以内はユーザにプッシュされない可能性があり、5) ユーザがこの産業の広告を見る重みが減らされ、重みの増加または減少が事業者によって記録される可能性があり、6) ユーザが広告主の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、広告主の広告が、その後、ユーザにプッシュされない可能性があり、7) ユーザが産業の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、第2のクリックの後、この産業の広告が、1ヶ月以内はユーザにプッシュされない可能性がある。
【0114】
第2に、予め設定されたポリシーにおいて優先的プッシュのためにユーザの第1ラウンドをどのようにしてフィルタリングすべきかに関して、シードユーザが選択される。広告は、始めにソーシャルノードユーザ(シードユーザ)にプッシュされる可能性がある。次の2種類のユーザが、シードユーザの定義に当てはまる。A.アクティブユーザ: 毎日9回以上WeChatにログインし、毎日50を超えるメッセージを送信し、500人を超える友達を有する。B.オピニオンリーダー: モーメント内の各メッセージが30を超えるいいねを受け取り、毎日平均で10を超えるいいねをする。これらの人は、シードユーザとして予め定義され、サーバは、これらのユーザに広告を優先的にプッシュする可能性がある。
【0115】
第3に、予め設定されたポリシー内で端末のユーザインターフェース上に表示される広告に対して、関係のリンクに基づく友達のサークル内で実行されるソーシャルシャッフルの順序立てられた表示に関して、友達のサークル内の広告の大きな特徴は、ソーシャル伝搬である。ユーザが広告に関するインタラクションを行った後、ユーザの友達がインタラクションを伴う広告をその後見るとき、広告は、友達に対してより大きな影響を有する可能性がある。したがって、ポリシーに関して、ユーザAが広告Xを見て、広告に対していいねするかまたはコメントする場合、ユーザAの友達による広告Xのその後の閲覧の可能性が高められ、広告Aは、その他の広告と競合するときにユーザAの友達に対してより表示されやすい。ユーザBがモーメントに入り、ユーザBの友達がいいねするかまたはコメントする複数の広告が存在する場合、最も多くのいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに対して表示される重みが最も大きい。
【0116】
ソーシャルシャッフルの順序立てられた表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用される可能性がある。
【0117】
ソーシャルシャッフル: ユーザがモーメントに入るとき、広告の出現条件が達せられる場合、3つの広告があり、3つすべての広告がユーザAの方向性を満たすと仮定して、どの広告がユーザAにプッシュされるかが、以下の規則(方向性が一定であると仮定する)、すなわち、露出重み=(各広告にユーザの友達によって与えられたいいねの数*0.5+広告に友達によって与えられた第1のコメントの数*0.35+広告の総いいね率(いいねの総数/見せられる人の総数)*0.15)*補正因子Rによって決定される。補正因子Rは、友達が広告に50を超えるコメントを与える場合、いいねおよびコメントが多すぎ、広告の露出率が高すぎるので、出現確率が下げられ、R=0.5であるように定義される。別のモーメントにおいては、R=1である。
【0118】
第4に、予め設定されたポリシー内のその他の論理に関して、1) たとえば、広告の出現機会に関しては、同じユーザに対する広告の露出の回数を制限するために、それは、ユーザがモーメントを訪問するとき、4つ以上の新たなコンテンツがあるときにのみ、1つの広告がプッシュされるように設定され、1つの広告が、48時間毎にユーザにプッシュされ、時間間隔が、柔軟に調整される可能性があり、2) たとえば、広告の出現位置に関しては、4つ以上の新たなコンテンツが生成されるとき、広告が、第4のコンテンツ(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)の後の位置に現れる可能性があり、広告が生成されると、広告は、いつも第5のコンテンツの位置にあるとは限らない可能性があり、新たなメッセージが現れるとき、広告は徐々に下がり(たとえば、始めに5つのコンテンツが存在し、それから、何人かの友達がモーメント内で5つのコンテンツをプッシュし、その場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)、3) たとえば、消失ポリシーに関しては、ユーザが広告を見るとき、ユーザが広告にいいねするかまたはコメントする場合、広告は、ユーザのモーメント内に残る可能性があり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしない場合、広告は、ユーザが初めて広告を見た後6時間後にユーザのモーメントから消える可能性がある。
【0119】
第4の条項に含まれる予め設定されたポリシーは、サーバ側または端末側で実施される可能性があることに留意されたい。以下の実装方法が存在する。
【0120】
実装方法1: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の特定の実装は、以下の通りである。
【0121】
ディスプレイユニット11、グループプルユニット12、第1の受信ユニット13、および第2の受信ユニット14に加えて、本発明のこの実施形態の端末は、
第1の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して検出結果を取得するように構成された第1の検出ユニットであって、第1の予め設定された条件が、第1のユーザによる第2のマルチメディア情報の能動的なプルのトリガの機会を表すために使用される、第1の検出ユニットと、
検出結果が、ソーシャルグループ内で第1のユーザによって受信され、表示された第2のマルチメディア情報が第1の閾値以上であるときに第1の予め設定された条件が満たされることである場合に、第1のユーザによって第2のマルチメディア情報を能動的にプルするように構成された第1の処理実行ユニットとをさらに含む。
【0122】
第1の閾値は、4つの新たなコンテンツが受信され、表示されることである可能性がある。
【0123】
実装方法2: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現機会の別の特定の実装は、以下の通りである。
【0124】
ディスプレイユニット11、グループプルユニット12、第1の受信ユニット13、および第2の受信ユニット14に加えて、本発明のこの実施形態の端末は、
第2の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して検出結果を取得するように構成された第2の検出ユニットであって、第2の予め設定された条件が、第1のユーザによる第2のマルチメディア情報の能動的な周期的プルのトリガの機会を表すために使用される、第2の検出ユニットと、
検出結果が、第1のユーザが第2のマルチメディア情報をプルする時間間隔が第2の閾値で指定された時間間隔に達するときに第2の予め設定された条件が満たされることである場合に、第1のユーザによって第2のマルチメディア情報を能動的にプルするように構成された第2の処理実行ユニットとをさらに含む。
【0125】
第2の閾値で指定された時間間隔は、48時間である可能性がある。
【0126】
実装方法3: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の出現位置の特定の実装は、以下の通りである。
【0127】
ディスプレイユニット11、グループプルユニット12、第1の受信ユニット13、および第2の受信ユニット14に加えて、本発明のこの実施形態の端末は、
第3の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して検出結果を取得するように構成された第3の検出ユニットであって、第3の予め設定された条件が、フィード内の第2のマルチメディア情報の出現位置を設定するための条件である、第3の検出ユニットと、
検出結果が、フィード内の第2のマルチメディア情報の出現位置が第3の閾値で指定された第1の表示位置以上であるときに第3の予め設定された条件が満たされることである場合に、第2のマルチメディア情報を第1の表示位置に表示するように構成された第3の処理実行ユニットとをさらに含む。
【0128】
第3の閾値で指定される第1の表示位置は、第4の新たなコンテンツの後の第5のコンテンツの位置である可能性がある。
【0129】
好ましくは、ディスプレイユニットは、ソーシャルグループ内で新たな情報が受信され、表示されるとき、第1の表示位置に表示された第2のマルチメディア情報を第2の表示位置に表示するようにさらに構成され、第2の表示位置は、第1の表示位置よりも後である。たとえば、第2の表示位置は、第10のコンテンツの表示位置であり、第1の表示位置は、第5のコンテンツの表示位置である。
【0130】
実装方法4: 第2のマルチメディア情報(たとえば、広告情報)の消失ポリシーの特定の実装は、以下の通りである。
【0131】
ディスプレイユニット11、グループプルユニット12、第1の受信ユニット13、および第2の受信ユニット14に加えて、本発明のこの実施形態の端末は、
第4の予め設定された条件が満たされるかどうかを検出して検出結果を取得するように構成された第4の検出ユニットであって、第4の予め設定された条件が、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを設定するための条件である、第4の検出ユニットと、
検出結果が、ソーシャルグループ内のどのユーザも第4の閾値で指定された時間の期間内に第2のマルチメディア情報にフィードバックをしないときに第4の予め設定された条件が満たされることである場合に、第2のマルチメディア情報がフィードから消えることを可能にするように構成された第4の処理実行ユニットとをさらに含む。
【0132】
第4の閾値で指定された時間の期間は、6時間である可能性がある。
【0133】
第4の閾値で指定される時間の期間の開始時点は、第2のマルチメディア情報がフィード内に現れて、第1のユーザが初めて第2のマルチメディア情報をフォローする時点である。
【0134】
本発明のこの実施形態の実装方法においては、第2のマルチメディア情報のコンテンツが、サーバによって精査され、第3のユーザによってカスタマイズされ、第3のユーザは、公式アカウントを介してサーバに登録される個人ユーザまたは共同ユーザを含む。
【0135】
本発明のこの実施形態の実装方法において、ディスプレイユニットは、端末のユーザインターフェース上に第2のマルチメディア情報を表示するようにさらに構成され、第2のマルチメディア情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。
【0136】
本発明のこの実施形態の実装方法において、ディスプレイユニットは、第2のマルチメディア情報、および/または少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うときに形成された第2のフィードバック情報を第1のユーザが受信した後に形成された第1のフィードバック情報を端末のユーザインターフェース上に表示するようにさらに構成される。第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報は、第1の状態で表示され、表示は、ユーザの操作なしに拡張され、第1の状態は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザがお互いのフィードバックを直接見ることができることを表すために使用される。
【0137】
したがって、端末は、第1のユーザによってソーシャルグループ内で第1のマルチメディア情報を送信し、表示するように構成され、サーバが第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を分析し、第2のマルチメディア情報のプッシュポリシーを最適化することができるように、第1のフィードバック情報および第2のフィードバック情報を送信するように構成された送信ユニットをさらに含み得る。
【0138】
本発明のこの実施形態の実装方法においては、
第2の受信ユニットが、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を第1のユーザによって受信するようにさらに構成され、
ディスプレイユニットは、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示するようにさらに構成され、第1のプロンプト情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれており、第1のプロンプト情報は、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。
【0139】
本発明のこの実施形態の実装方法において、端末は、第1のプロンプト情報に対する第1のユーザ操作を受信するように構成された第3の受信ユニットと、第1のユーザ操作に応答して、端末のユーザインターフェースを介して第1のプロンプトページに入るように構成された第1の応答ユニットであって、第1のプロンプトページが、第2のマルチメディア情報に関して、少なくとも1人の第2のユーザが第2のマルチメディア情報に関するインタラクションを行うことを表すために使用される生成された推薦情報を含む、第1の応答ユニットと、推薦情報に対する第2のユーザ操作を受信するように構成された第4の受信ユニットと、第2のユーザ操作に応答して、転送モードが有効化されることが検出されるときに、第1のユーザが第2のマルチメディア情報を転送するように、第2のマルチメディア情報の情報コンテンツを取得するように構成された第2の応答ユニットとをさらに含む。
【0140】
方法の実施形態4
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図5に示されるように、方法は、端末とサーバとの間のインタラクションプロセスであり、以下のステップを含む。
【0141】
ステップ401: 第1のユーザが、端末にログインし、第1の要求を送信する。
【0142】
ステップ402: サーバが、第1の要求を受信し、第1の要求を認証する。
【0143】
ステップ403: 認証の後、端末とサーバとの間の通信接続を確立し、通信接続に基づいて、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されたソーシャルグループを送信する。
【0144】
第2のユーザおよび第1のユーザは、同じソーシャルグループに属する。
【0145】
ステップ404: 第1のユーザが、ソーシャルグループ内で第1のマルチメディア情報を送信し、表示する。
【0146】
このステップは、任意のステップであり、必須のステップではない。
【0147】
ステップ405: 第1のユーザが、少なくとも1人の第2のユーザによって送信された第1のプロンプト情報を受信し、端末のユーザインターフェース上に第1のプロンプト情報を表示する。
【0148】
このステップにおいて、第1のプロンプト情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。たとえば、第1のプロンプト情報がメッセージプロンプト「新しいメッセージがあります」であるとき、メッセージプロンプトは、友達のサークル内の人によってのみ見られ得る。
【0149】
ステップ406: 第1のプロンプト情報は、端末のユーザインターフェースによって、第2のマルチメディア情報に関連する第1のプロンプトページに入ることをトリガするために使用されるプロンプト情報である。
【0150】
ステップ407: 第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を、予め設定されたポリシーに従って第1のユーザにプッシュし、端末のユーザインターフェース上に表示され、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれるようにプッシュされた第2のマルチメディア情報を制御する。
【0151】
第2のマルチメディア情報が外部表示方法で端末のユーザインターフェース上に直接表示される可能性があり、第1のユーザが第2のマルチメディア情報に関する少なくとも1人の第2のユーザの前のインタラクションについての情報を直接見る可能性があるように、第2のマルチメディア情報は、サーバの構成または端末の構成に応じて実装される可能性があり、第2のマルチメディア情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。
【0152】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0153】
ステップ401からステップ407の順序は、この実施形態の説明に限定されず、要件に従って調節され得る。
【0154】
方法の実施形態5
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態の情報処理方法において、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を、予め設定されたポリシーに従って第1のユーザにプッシュすることは、以下を含む。
【0155】
ステップ501: 予め設定されたポリシーからシードユーザに対応する第1のフィルタリング基準を抽出し、シードユーザは、ユーザがアクティブであるかどうかどうかおよび/またはユーザがオピニオンリーダーであるかどうかを検出することによって得られる。
【0156】
ステップ502: 第1のフィルタリング基準に従って少なくとも1人の第2のユーザからシードユーザを検出し、シードユーザと第2のマルチメディア情報との間の第1のインタラクションの関係を確立するためにシードユーザに第2のマルチメディア情報をプッシュする。
【0157】
ステップ503: 第1のインタラクションの関係に基づいてインタラクションが行われた後に形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュする。
【0158】
シードユーザは、広告情報などのプロモーション情報が最初にプッシュされるソーシャルノードユーザである。2種類のユーザが、シードユーザの第1のフィルタリング基準、すなわち、1) ユーザが活発にログインするかどうか、ユーザが十分なファンを有するかどうか、およびユーザが大量の情報を送信するかどうか、2) オピニオンリーダーまたはSina Microblogによって確認された有名なVIPユーザなどのユーザに合致する。プロモーション情報は、サーバの予め設定されたポリシーに従ってシードユーザに優先的に見せられ、それから、シードユーザは、プロモーション情報に関するインタラクションを行ってインタラクションの関係を確立し、プロモーション情報を共有し続け、その結果、プロモーション広告への別のユーザの注目が、大幅に高められ、ユーザに情報を正確にプッシュする基礎を提供する。
【0159】
方法の実施形態6
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態の情報処理方法において、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を、予め設定されたポリシーに従って第1のユーザにプッシュすることは、以下を含む。
【0160】
ステップ601: 予め設定されたポリシーに従ってソーシャルグループからの第1のユーザと予め設定された属性を有する目標ユーザに対応する第2のフィルタリング基準を抽出し、目標ユーザは、ユーザが第1のユーザをフォローするかまたは第1のユーザと同様のもしくは関連する分野でインタラクションを行うかどうかを検出することによって得られる。
【0161】
ステップ602: 第2のフィルタリング基準に従って少なくとも1人の第2のユーザから第1のユーザと予め設定された属性を有する目標ユーザを検出し、目標ユーザと第2のマルチメディア情報との間の第2のインタラクションの関係を確立するために目標ユーザに第2のマルチメディア情報をプッシュする。
【0162】
ステップ603: 複数の第2のマルチメディア情報がプッシュに関して競合するときに、第2のインタラクションの関係に基づいてインタラクションが行われた後に形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を複数の第2のマルチメディア情報から取得し、第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュする。
【0163】
第1のユーザと予め設定された属性を有する目標ユーザは、類似性および親密さの点で第1のユーザに関連付けられるユーザである可能性がある。目標ユーザと第1のユーザとの間のこの関連付けが原因で、プロモーション情報の認識およびプロモーション情報に対する注目は、別のユーザのプロモーション情報の認識およびプロモーション情報に対する注目と異なっていて、ユーザに情報を正確にプッシュするための基礎を提供する。さらに、複数のプロモーション情報が存在するとき、複数のプロモーション情報のうちの1つが、第2のフィルタリング基準に従って優先的にプッシュされる。たとえば、広告Aと広告Bとがプッシュに関して競合するとき、ユーザEとユーザFとの間の関係がユーザEとユーザGとの間の関係よりも親密である場合、広告Aよりも広告Bが、ユーザGと広告Bとの間のインタラクションの関係に従ってユーザEに優先的にプッシュされる。
【0164】
方法の実施形態7
方法の実施形態4に基づいて、本発明のこの実施形態の情報処理方法において、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を、予め設定されたポリシーに従って第1のユーザにプッシュすることは、以下を含む。
【0165】
ステップ701: 下の式(1)に示されるように、端末上で複数の第2のマルチメディア情報を表示するために使用されるソーシャルシャッフルポリシーを予め設定されたポリシーから抽出する。
【0166】
ステップ702: 第1のユーザによって送信された第1のフィードバック情報および少なくとも1人の第2のユーザによって送信された少なくとも1つの第2のフィードバック情報を受信する。
【0167】
ステップ703: 第1のフィードバック情報および/または第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子および補正因子をソーシャルシャッフルポリシーに入力して、複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを得る。
【0168】
露出重み=(各広告にユーザの友達によって与えられたいいねの数*0.5+広告に友達によって与えられた第1のコメントの数*0.35+広告の総いいね率(いいねの総数/見せられる人の総数)*0.15)*補正因子R 式(1)
【0169】
パラメータ制御因子は、いいね、コメント、および式(1)内の合計の集合的な名前である。補正因子Rは、友達が広告に50を超えるコメントを与える場合、出現確率が下げられ、R=0.5であるように定義される。別のモーメントにおいては、R=1である。
【0170】
ステップ704: 降順の露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を露出重みの降順に第1のユーザにプッシュする。
【0171】
サーバの実施形態1
本発明の実施形態は、サーバを提供する。図6に示されるように、サーバ2は、
第1のユーザが端末にログインした後に第1のユーザによって送信された第1の要求を受信し、第1の要求が認証された後に端末とサーバとの間の通信接続を確立するように構成された認証ユニット21と、第1のユーザおよび少なくとも1人の第2のユーザによって形成されるソーシャルグループを通信接続に基づいてプッシュするように構成されたグループプッシュユニット22であって、第2のユーザおよび第1のユーザが、同じソーシャルグループに属する、グループプッシュユニット22と、第3のユーザによって伝搬された第2のマルチメディア情報、および/または第2のマルチメディア情報に関するソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を、予め設定されたポリシーに従って第1のユーザにプッシュし、端末のユーザインターフェース上に表示され、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれるようにプッシュされた第2のマルチメディア情報を制御するように構成された情報プッシュユニット23とを含む。第2のマルチメディア情報が外部表示方法で端末のユーザインターフェース上に直接表示される可能性があり、第1のユーザが第2のマルチメディア情報に関する少なくとも1人の第2のユーザの前のインタラクションについての情報を直接見る可能性があるように、第2のマルチメディア情報は、サーバの構成または端末の構成に応じて実装される可能性があり、第2のマルチメディア情報は、第1のユーザおよびソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザにのみ開かれている。
【0172】
第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。
【0173】
本発明のこの実施形態の実装方法において、情報プッシュユニットは、予め設定されたポリシーからシードユーザに対応する第1のフィルタリング基準を抽出するように構成された第1の抽出サブユニットであって、シードユーザが、ユーザがアクティブであるかどうかどうかおよび/またはユーザがオピニオンリーダーであるかどうかを検出することによって得られる、第1の抽出サブユニットと、第1のフィルタリング基準に従って少なくとも1人の第2のユーザからシードユーザを検出し、シードユーザと第2のマルチメディア情報との間の第1のインタラクションの関係を確立するためにシードユーザに第2のマルチメディア情報をプッシュするように構成された第1の検出サブユニットと、第1のインタラクションの関係に基づいてインタラクションが行われた後に形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュするように構成された第1のプッシュサブユニットとさらに含む。
【0174】
本発明のこの実施形態の実装方法において、情報プッシュユニットは、予め設定されたポリシーからソーシャルグループ内の第1のユーザと予め設定された属性を有する目標ユーザに対応する第2のフィルタリング基準を抽出するように構成された第2の抽出ユニットであって、目標ユーザが、ユーザが第1のユーザをフォローするおよび/または第1のユーザと同様のもしくは関連する分野でインタラクションを行うかどうかを検出することによって得られる、第2の抽出ユニットと、第2のフィルタリング基準に従って少なくとも1人の第2のユーザから第1のユーザと予め設定された属性を有する目標ユーザを検出し、目標ユーザと第2のマルチメディア情報との間の第2のインタラクションの関係を確立するために目標ユーザに第2のマルチメディア情報をプッシュするように構成された第2の検出サブユニットと、複数の第2のマルチメディア情報がプッシュに関して競合するときに、第2のインタラクションの関係に基づいてインタラクションが行われた後に形成された伝搬された第2のマルチメディア情報を複数の第2のマルチメディア情報から取得し、第2のマルチメディア情報を第1のユーザに優先的にプッシュするように構成された第2のプッシュサブユニットとをさらに含む。
【0175】
本発明のこの実施形態の実装方法において、サーバは、ソーシャルグループ内で第1のユーザによって送信され、表示される第1のマルチメディア情報を受信するように構成され、第1のユーザによって送信された第1のフィードバック情報および少なくとも1人の第2のユーザによって送信された少なくとも1つの第2のフィードバック情報を受信するようにさらに構成された情報受信ユニットをさらに含む。
【0176】
したがって、情報プッシュユニットは、端末上で複数の第2のマルチメディア情報を表示するためのソーシャルシャッフルポリシーを予め設定されたポリシーから抽出するように構成された第3の抽出サブユニットと、第1のフィードバック情報および/または第2のフィードバック情報によって形成されるパラメータ制御因子および補正因子をソーシャルシャッフルポリシーに入力して、複数の第2のマルチメディア情報に対応する露出重みを得るように構成された操作サブユニットと、降順の露出重みに対応する複数の第2のマルチメディア情報を露出重みの降順に第1のユーザにプッシュするように構成された第3のプッシュサブユニットとをさらに含む。
【0177】
以下で、実際の応用のシナリオを例として使用することによって本発明の実施形態を説明する。
【0178】
応用のシナリオ1
図7に示されるように、端末およびサーバによって形成されるユーザのシナリオの実施形態は、ユーザS11からS15によって形成される友達のサークルを含む。ユーザS11からS15は、異なる端末、たとえば、モバイル電話、PAD、またはノートブックコンピュータをそれぞれ備えている。ユーザS11は、上述の実施形態において説明された第1のユーザであり、ユーザS12からS15は、上述の実施形態において説明された少なくとも1人の第2のユーザであり、ユーザS31は、公式アカウントに基づいてプロモーション情報Eを共有する広告主である。サーバS21からS23は、様々なサーバである。プロモーション情報Eは、様々なサーバ、たとえば、コンテンツサーバ、マルチメディアサーバ、ソーシャルグループサーバ、オペレーションサーバ、およびデータベースによって処理、たとえば、精査される。たとえば、予め設定されたポリシーが構成され、様々な処理はユーザS11の端末1のユーザインターフェース上にプロモーション情報を表示する方法である。精査されたプロモーション情報Eと、ユーザS11によってプッシュされ、精査されない情報とが、予め設定されたポリシーに従って同じ表示モードで端末1のユーザインターフェース上に表示される。端末1のユーザインターフェースは、情報の少なくとも2つの部分、すなわち、a.ユーザS31によってカスタマイズされ、精査され、ユーザS11のモーメントにおいてプッシュされるプロモーション情報E、b.カスタマイズされ、精査され、ユーザS11のモーメントにおいてプッシュされるプロモーション情報EにユーザS11の友達のサークル内の友達によって与えられたいいねまたはコメントなどのインタラクションを含む。
【0179】
既存の技術と本発明の実施形態を使用する応用のシナリオとの間の比較は、以下の通りであり。
【0180】
説明は、既存の技術のSina Microblogおよびこの応用のシナリオのWeChatにおけるフィード広告のプッシュおよび表示を例として用いることによって行われる。Sina Microblogは、フィード広告が先に現れるモバイル最終製品である。ソーシャルアプリケーションとして、Microblogは、製品属性がWeChatのモーメントに似ている。ユーザは、コンテンツを公開することができ、インタラクションおよび議論が、ユーザによって送信されたコンテンツに対して成される。製品設計の観点から見たこの応用のシナリオのモーメントにおける広告のプッシュとSina Microblogにおける広告のプッシュとの間の差は、主に以下の点にある。
【0181】
1) Sina Microblogにおけるコメント、転送、およびいいねは、開かれている。つまり、ユーザAが広告にコメントし、別のユーザがユーザAの友達であろうがなかろうが、別のユーザは、ユーザAのコメント、返信、およびいいねの内容を見ることができ、ユーザAの個人情報を直接調べることができ、広告に対するコメントに返信する。このソーシャルフォームは開かれており、利点を有し、たとえば、ユーザの元のコンテンツが非常に豊かであり、より広範な議論がより容易に行われる。しかし、欠点があり、ユーザが不安を感じる可能性があり、広告に関するインタラクションをするユーザの心理的な閾値が上げられる。1つの人気を集めている広告は数百万人のユーザによって見られる可能性があり、ユーザのコメントはユーザの友達ではない非常に多くの人に見せられるので、ユーザは、プライバシーの漏洩を心配する可能性があり、自由に堂々と発言しない可能性がある。モーメント内の広告に関しては、広告に関するコメント、いいね、および返信は秘密である。広告に関するユーザAのコメントは、ユーザAの1次元の友達(one-dimensional friend)によってのみ見られる可能性があり、ユーザAの友達ではない人達は、ユーザAのコメントを見ることができず、さらに、ユーザAとインタラクションすることができない。したがって、ユーザAのプライバシーが効果的に保護され、広告に関するインタラクションを行うユーザの心理的な閾値が下げられ、サークル内のインタラクションを促進する。
【0182】
2) 図8に示されるように、Sina Microblogにおけるコメントが折りたたまれる一方、この応用のシナリオでは、図9に示されるように、WeChatにおける広告に対するコメントが外部に表示される。Sina Microblogにおいては、あなたが広告に対するコメントを見たい場合、ユーザは、広告に対するすべてのユーザのコメントを見るために、広告をクリックするか、またはページ上のボタン「Comment」をクリックする必要がある。1つのステップの追加が、一部のユーザの損失を引き起こす可能性があり、多くの価値あるコメントが、ユーザによって見られ得ない。モーメント内の広告において、ユーザは、広告の下の友達のコメントを直接見る可能性があり、多くの友達がいいねし、コメントする広告をユーザが見るとき、この広告に対するユーザの注目は、より高い可能性がある。
【0183】
3) モーメント内の広告は転送され得ず、一方、Sina Microblogの広告は転送される可能性がある。ユーザは、Sina Microblogを閲覧し、興味深い広告を見るとき、広告を転送する可能性がある。設定の利点は、広告がより広い範囲に伝搬される可能性があることであり、欠点は、広告の伝搬が制御され得ず、フィード内の元のコンテンツの割合を減らし、ソーシャルプラットフォームの環境に影響を与えることである。モーメント内の広告においては、広告の転送機能が制限される。第1に、広告が、フィード広告の外側のレイヤに設定されない。図10または図11に示されるように、ユーザは、「詳細を見る」をクリックするとき、広告主のプロモーションページに入る可能性がある。このページ上で、ユーザは、右上の角のボタン「...」をクリックすることによって広告を転送し得る。この場合、転送の閾値が、それに応じて上げられる。加えて、任意の機能として、転送機能はプラットフォームによって制御される。広告をしている間に、ボタンが設計される。転送に適さない一部の広告は、転送の許可を得られない可能性がある。
【0184】
比較から分かるように、1) この応用のシナリオにおいては、WeChatのモーメント内のフィード広告が、すべての人ではなく友達のサークルの秘密のグループに基づいてプロモーションされる。したがって、正確な広告のプッシュの位置決めの前提の下で、ユーザと広告との間のインタラクションの閾値が上げられる。たとえば、Sina MicroblogおよびFacebookなどのソーシャルプラットフォーム上で、ユーザは、広告にコメントするかまたはいいねし、ユーザの友達と友達以外の両方が、コメントおよびいいねを見る可能性がある。この場合、ユーザによって生成されたコンテンツが秘密ではなく、開かれた環境内でコメントおよびいいねをする閾値は比較的高い。モーメント内の広告においては、すべてのコメントおよびいいねが、友達によってのみ見られる可能性があり、プライバシーが、人が広告に関するインタラクションを容易に行い得ることを保証することができ、それによって、インタラクションにおける情報共有のセキュリティを向上させる。2) ユーザと広告との間のインタラクションが、ユーザの友達に対する影響を引き起こす可能性がある。ユーザがモーメント内の広告にいいねまたはコメントをした後、ユーザの友達は、コメントおよびいいねについての情報を外側のレイヤ上で直接見る。友達のインタラクションは、広告に対するあなたの注目を引きつける可能性がある。友達は2つの点、すなわち、類似性および親密さの点で赤の他人よりも優れているので、2つの点の影響の下で、ユーザは、広告に対するコメントおよび態度において友達を信じる可能性があり(重大なコメントを肯定的にまたは否定的に得る可能性があり)、ブランドの広告に対する印象を容易に持つ可能性があり、それによって、注目を高める。注目は、広告のプッシュの正確な位置決めのための参考の基礎を提供する。3) ユーザと広告との間のインタラクションが、ソーシャルな関係のリンク内での広告の伝搬に影響を与える。これは、WeChatのモーメント内のソーシャルな関係の伝搬の中核である。既に、Sina Microblogにおける広告に関して、ユーザの属性と状況(context)との両方のために、どの広告がユーザにプッシュされるかが、人または環境の要因に応じて決定される。WeChatのモーメント内の広告に関しては、ユーザの友達がインタラクションする広告が、ソーシャルシャッフルによってユーザに優先的にプッシュされる。したがって、ユーザが価値ある情報を見逃さない可能性があり、価値ある情報を取得する確率が高められ、膨大なフィード内で価値ある情報を探すことによって生み出される人のコストの無駄が避けられる可能性がある。
【0185】
図11に示されるように、広告の詳細は隠されることに留意されたい。新たなメッセージプロンプトをクリックすることによって広告の詳細ページに入ることは、ユーザが広告に関するインタラクションを行った後に生成された新たなメッセージプロンプトのメカニズムを使用することによってユーザが詳細ページに入るシナリオになる。1) ユーザAがモーメント内の広告を見た後、広告にいいねまたはコメントをする場合、ユーザが広告に関するインタラクションを行い、その後、ユーザAの友達が広告にコメントするかまたはユーザAのコメントに返信するときに、ユーザAがメッセージプロンプトを受信する可能性があることが考えられると仮定する。メッセージプロンプトのフォーマットは、モーメント内のメッセージプロンプトと一貫している。2) 広告に関してユーザによって行われたインタラクションは、ユーザの友達によってのみ見られる可能性があり、したがって、ユーザの友達ではない別のユーザは、ユーザのインタラクションメッセージを見ることができず、ユーザは、プライベートなグループ内で広告に対するコメントを共有することができる。3) 見せる回数が制御される。特に、ユーザが複数回メッセージプロンプトを使用することによって友達とインタラクションするとき、広告がユーザに見せられる回数は多すぎる。課金制限が、サーバエンドに設定される。ユーザが7日以内に広告を見るとき、広告主は、露出の回数に応じて最大でも8回分課金される。この方法によって、広告主の利益がより上手く保護される。
【0186】
結論として、この応用のシナリオによって、一態様においては、広告のプッシュの正確な位置決めのおかげで、秘密の情報の共有が安全であり、大量の妥当性のない情報がプッシュされることが避けられる。したがって、それほど多くのネットワークリソース帯域幅が占有されず、フォアグラウンド端末が妥当なマルチメディア情報をプルする成功率が高められ、たとえば、50個のマルチメディア情報がプルされ、48個の情報がユーザにとって有用であり、その結果、フォアグラウンド端末のシステムリソースの占有および無駄が避けられる。別の態様においては、第2のマルチメディア情報がすべてのユーザに共有される適時性が高められるので、共有が遅れずに行われ、情報に対するユーザの注目および認識が高く、したがって、価値ある情報が膨大なフィードの中に埋もれない可能性がある。加えて、価値ある情報の露出時間は、制御可能である。したがって、ユーザは、価値ある情報を取得する確率および機会を見逃さない可能性があり、人のコストが削減され、フォアグラウンド端末の電力消費が無駄にされず、フォアグラウンド端末の処理リソース、たとえば、CPUまたはバッファが占有されない可能性がある。さらに、情報の共有中に、メッセージプロンプトメカニズムが、ユーザインターフェース上のフィードが情報コンテンツを表示するために直接占有されるのではなく、情報コンテンツを取得するためにユーザによって情報共有の詳細のページを開くことをトリガするために使用される。したがって、情報共有中に情報がユーザインターフェース上の多くのフィードを占有するという問題が避けられ、情報が多くのフィードを占有することなく共有される。露出を制御するポリシーは、ユーザと広告主との両方にとって有益である。広告の露出の回数が制御されるとき、ユーザは、同じ広告を複数回見ない可能性があり、広告主は、広告の露出の回数が閾値に達するとき、課金されない可能性がある。
【0187】
応用のシナリオ2
応用のシナリオ1における端末のユーザインターフェース上に広告を表示するための形態は、以下の通り説明され、下のいくつかの部分に分割される。
【0188】
1. 広告の形態に関して、広告の形態は、モーメント内のフィードの形態と一貫している。図10に示されるように、テキストに写真を加えた形態がサポートされる可能性がある。「WeChat promotion」が右上の角に示され、アイコン「プロモーション」が「likes and comments」の右側と位置を揃えられ、広告主の愛称と中心を揃えられている。広告を見た後、ユーザは、広告にいいねおよびコメントをする可能性がある。
【0189】
2. モーメント内に表示される広告主のアバターおよび愛称の設定に関して、モーメント内の広告をプッシュする広告主は、公式アカウントを開く必要があり、公式アカウントは、確認される必要があり(Microblogの確認は認められ得ず、確認は公式アカウントの確認であり)、写真内の広告主のアバターおよび名前がクリックされた後、公式アカウントの登録情報が直接プルされる。図12に示されるように、アバターおよび愛称はクリック可能であり、アバターまたは愛称をクリックした後、ユーザは、公式アカウントのプロファイルページに入る。ページ上のボタンは、ユーザが公式アカウントを既にフォローするかどうかに応じて「フォローする(follow)」または「オフィシャルアカウントに入る(Enter the official account)」である。ボタン「フォローする」をクリックするとき、プロセスは、公式アカウントをフォローする既存のプロセスと同じである。端末によってサポートされるシステムがAndroidシステムである例を用いると、トーストレイヤ「追加しています(adding)」が表示される。図13に示されるように、ユーザは、公式アカウントを成功裏にフォローする場合、広告主の公式アカウントのインターフェースに直接入り得る。ユーザは、公式アカウントを既にフォローする場合、ボタン「オフィシャルアカウントに入る」を直接クリックする。さらに、アバターおよび愛称に対して長押しが実行されるとき、応答が必要とされないことが設定される可能性がある。
【0190】
3. ボタン「詳細を見る」に関して、広告の写真およびテキストの下にリンク「詳細を見る」が設けられる。3つの単語は、編集不可能であるように設定される可能性がある。プッシュする末端(pushing end)にスイッチが配置される可能性があり、「詳細を見る」はオプションとして使用される。「詳細を見る」に対して長押しが実行された後、反応はない。広告の写真およびテキストが長すぎ、6行を超える場合、「詳細を見る」は、「全文(Full text)」へと折りたたまれる可能性がある。クリックの後、ユーザは、プロモーションページに入る。それが外部リンクである場合、WeChatの組み込みブラウザが、右上の角のボタン「...」によって呼び出される。転送をサポートすべきかどうかのスイッチが設定される可能性があり、プッシュする末端によって制御される。プッシュする末端がスイッチを無効にすることを選択する場合、右上の角のボタン「...」は存在せず、プッシュする末端がスイッチを有効にすることを選択する場合、ボタン「...」が右上の角に現れる。ユーザがボタン「...」をクリックした後、メニューが現れ、形態が既存のシステムの形態と一貫している。
【0191】
4. 画像-テキスト広告内に表示され得る写真に関しては、1から9枚の写真がサポートされる。事業者側は、3枚、4枚、または6枚の写真を含む形態を奨励する可能性がある。写真をクリックする体験は、通常のフィードの体験と同じである。ユーザは、写真をクリックした後、より大きな写真を見る可能性がある。さらなる写真を見るために左右にフリックすることも、サポートされる。ユーザが写真を長押しするとき、収集の動作が提供される可能性がある。ユーザが写真をクリックした、より大きな写真を見た後、写真を長押しする場合、3つのオプション、すなわち、「Send to friends」、「Save into the phone」、および「Collect」がポップアップする可能性がある。
【0192】
アイコン「プロモーション」に関して、アイコンはクリック可能である。それがEnglishシステム(English system)である場合、Sponsoredが表示される可能性があり、背景色の長さがテキストの長さに適応する可能性がある。アイコン「プロモーション」の右のボタンがクリックされた後、図14に示されるプルダウンレイヤが現れる可能性があり、レイヤ上の内容は「興味がありません」である。アニメーションに関しては、セッションページの右上の角のプラスアニメーション(plus animation)を参照されたい。
【0193】
ボタン「興味がありません」がクリックされた後の応答ポリシーに関しては、広告全体が消え、広告が消えるときに表示されるアニメーションはモーメントを削除するときのアニメーションと同じである。新たなメッセージプロンプトがモーメント内にあるだけである場合、ユーザがボタン「興味がありません」を今クリックする場合、広告は消えるが、関連するメッセージプロンプトはまだそこにある。ユーザがメッセージリストページに入り、メッセージプロンプトをクリックした後、応答は存在しない。ユーザは、広告に関して「興味がありません」を既にクリックする場合、モーメントの個人ページを介して「message list」に入り、広告に関連するメッセージプロンプトが削除されることを期待する。
【0194】
応用のシナリオ3
応用のシナリオ1における予め設定されたポリシーに従って広告をプッシュするためのポリシーは、以下の通り説明され、下のいくつかの部分に分けられる。
【0195】
第1に、予め設定されたポリシー内でサーバ上で構成される関連するバックグラウンドプッシュ論理に関しては、1) ユーザが「興味がありません」をクリックするとき、広告に関するいいねまたはコメントが存在するかどうかにかかわらず、広告が消え、2) 広告が消えた後にメッセージプロンプトを見るための論理が、ローカルの消失処理メカニズムと同様であり、メッセージがフィード内のフローティングレイヤ上にプロンプト表示される場合、プロンプトがクリックされた後、メッセージのどのアイテムもクリックされ得ず、それはサーバによって制御され、ユーザが個人ページを介してメッセージプロンプトリストに入る場合、端末が消失処理メカニズムを実行する責任を負う可能性があり、3) ユーザが「興味がありません」をクリックした後、同じ広告がユーザに再びプッシュされず、4) 同じ広告主の広告コンテンツが、2週間以内はユーザにプッシュされない可能性があり、5) ユーザがこの産業の広告を見る重みが減らされ、重みの増加または減少が事業者によって記録される可能性があり、6) ユーザが広告主の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、広告主の広告が、その後、ユーザにプッシュされない可能性があり、7) ユーザが産業の広告に関して「興味がありません」を2回クリックする場合、第2のクリックの後、この産業の広告が、1ヶ月以内はユーザにプッシュされない可能性がある。
【0196】
第2に、予め設定されたポリシーにおいて優先的プッシュのためにユーザの第1ラウンドをどのようにしてフィルタリングすべきかに関して、シードユーザが選択される。広告は、始めにソーシャルノードユーザ(シードユーザ)にプッシュされる可能性がある。次の2種類のユーザが、シードユーザの定義に当てはまる。A.アクティブユーザ: 毎日9回以上WeChatにログインし、毎日50を超えるメッセージを送信し、500人を超える友達を有する。B.オピニオンリーダー: モーメント内の各メッセージが30を超えるいいねを受け取り、毎日平均で10を超えるいいねをする。これらの人は、シードユーザとして予め定義され、サーバは、これらのユーザに広告を優先的にプッシュする可能性がある。
【0197】
第3に、予め設定されたポリシー内で端末のユーザインターフェース上に表示される広告に対して、関係のリンクに基づく友達のサークル内で実行されるソーシャルシャッフルの順序立てられた表示に関して、友達のサークル内の広告の大きな特徴は、ソーシャル伝搬である。ユーザが広告に関するインタラクションを行った後、ユーザの友達がインタラクションを伴う広告をその後見るとき、広告は、友達に対してより大きな影響を有する可能性がある。したがって、ポリシーに関して、ユーザAが広告Xを見て、広告にいいねするかまたはコメントする場合、ユーザAの友達による広告Xのその後の閲覧の可能性が高められ、広告Aは、その他の広告と競合するときにユーザAの友達に対してより表示されやすい。ユーザBがモーメントに入り、ユーザBの友達がいいねするかまたはコメントする複数の広告が存在する場合、最も多くのいいねおよびコメントを有する広告がユーザBに対して表示される重みが最も大きい。
【0198】
ソーシャルシャッフルの順序立てられた表示の設計原理に基づいて、以下のメカニズムが実装のために使用される可能性がある。
【0199】
ソーシャルシャッフル: ユーザがモーメントに入るとき、広告の出現条件が達せられる場合、3つの広告があり、3つすべての広告がユーザAの方向性を満たすと仮定して、どの広告がユーザAにプッシュされるかが、以下の規則(方向性が一定であると仮定する)、すなわち、露出重み=(各広告にユーザの友達によって与えられたいいねの数*0.5+広告に友達によって与えられた第1のコメントの数*0.35+広告の総いいね率(いいねの総数/見せられる人の総数)*0.15)*補正因子Rによって決定される。補正因子Rは、友達が広告に50を超えるコメントを与える場合、いいねおよびコメントが多すぎ、広告の露出率が高すぎるので、出現確率が下げられ、R=0.5であるように定義される。別のモーメントにおいては、R=1である。
【0200】
第4に、予め設定されたポリシー内のその他の論理に関して、1) たとえば、広告の出現機会に関しては、同じユーザに対する広告の露出の回数を制限するために、それは、ユーザがモーメントを訪問するとき、4つ以上の新たなコンテンツがあるときにのみ、1つの広告がプッシュされるように設定され、1つの広告が、48時間毎にユーザにプッシュされ、時間間隔が、柔軟に調整される可能性があり、2) たとえば、広告の出現位置に関しては、4つ以上の新たなコンテンツが生成されるとき、広告が、第4のコンテンツ(ユーザによってプッシュされたコンテンツはカウントされない)の後の位置に現れる可能性があり、広告が生成されると、広告は、いつも第5のコンテンツの位置にあるとは限らない可能性があり、新たなメッセージが現れるとき、広告は徐々に下がり(たとえば、始めに5つのコンテンツが存在し、それから、何人かの友達がモーメント内で5つのコンテンツをプッシュし、その場合、広告は第10のコンテンツの位置に表示される)、3) たとえば、消失ポリシーに関しては、ユーザが広告を見るとき、ユーザが広告にいいねするかまたはコメントする場合、広告は、ユーザのモーメント内に残る可能性があり、ユーザが6時間以内に広告にいいねまたはコメントをしない場合、広告は、ユーザが初めて広告を見た後6時間後にユーザのモーメントから消える可能性がある。
【0201】
応用のシナリオ4
WeChatのモーメントは、ユーザが友達と写真、テキスト、ビデオなどを共有するソーシャルアプリケーションである。友達は、いいねまたはコメントをすることによって互いにインタラクションし得る。モーメント内の広告は、WeChatのモーメントのソーシャル属性(social attribute)とWeChatのデータの蓄積とを組み合わせる。ユーザが興味のある可能性がある広告コンテンツが、ユーザに推薦され、ユーザの友達からより多くのいいねおよびコメントを受け取るコンテンツが、ユーザの友達の関係に従ってユーザに推薦される。モーメント内のフィード広告の製品形態は、ユーザの元のフィードの製品形態と同様であり、WeChatのモーメントのスタイルと一貫している。図16に示されるように、公式アカウントは広告主である。図16のVIVOの広告から分かるように、広告の送信者は、VIVOの公式アカウントである。ユーザがモーメント内でメッセージを送信するとき、友達は、コンテンツの本体であり、それに対応して、広告の本体は、広告主の公式アカウントである。
【0202】
ユーザは、広告主の公式アカウントのアバターおよび愛称をクリックした後、公式アカウントのプロファイルページに入る可能性がある。図18に示されるように、ユーザは、アカウントをフォローし、公式アカウントのプロファイルページ上で履歴的なメッセージを見る可能性がある。広告の基本的形態は、テキスト、写真、映像、記録ファイルなどである。広告のフォーマットは、ユーザの元のメッセージのフォーマットと一貫しており、テキストと写真を合わせた形式、または映像の形式をサポートする。設計フォーマットの利点は、モーメント内のフィードの体験が継続することであり、ユーザは、広告をより容易に受け入れる可能性があり、写真とテキストを合わせた形態および映像の形態は、価値ある情報を最大限に送信し得る。それぞれの写真をクリックした後、ユーザは、ブラウザインターフェース上でより大きな写真を見る可能性があり、左右にフリックすることによってより多くの写真を見る可能性がある。1から9枚の写真が送信される可能性があり、各写真はクリック可能である。
【0203】
モーメント内の友達のリンクに基づく広告に関するインタラクションは、コメントおよび/またはいいねを含む。図16に示されるように、ユーザは、モーメント内の広告にいいねおよびコメントする可能性があり、いいねおよびコメントの内容は、プライベートであり、ユーザの1次元の友達によってのみ見られる可能性がある。ユーザの友達ではない人は、広告に関するユーザのインタラクションを見ることができない。広告主は、背景のユーザ間のいいね、コメント、および相互の返信を見る可能性がある。プライバシーポリシーは、モーメント内の元のフィードのプライバシーポリシーと一貫している。
【0204】
ユーザAが広告にいいねおよびコメントをするとき、インタラクションメカニズムによってユーザと広告との間に接続が確立され得る。その後、ユーザAの友達が広告にいいねおよびコメントをする場合、ユーザAは、メッセージプロンプトを受信する可能性があり、メッセージプロンプトをクリックした後、ユーザは、メッセージ詳細ページ上でメッセージに返信する可能性があり、またはユーザは、図17に示されるように、「詳細を見る」をクリックして、図18に示されるように、公式アカウントのプロファイルページに入る。アイコン「プロモーション」がクリックされ、フローティングレイヤが現れる可能性がある。フローティングレイヤは、情報が広告であることを示す。ユーザは、「興味がありません」をクリックして広告を隠す可能性があり、ユーザが「興味がありません」をクリックした後、広告は、消える可能性があり、その後、同じユーザに対して表示されない可能性がある。一方、広告主の広告をユーザに対して表示する確率は、下げられる。広告主の広告がユーザに対して連続的に3回表示された後、広告主の広告は、ユーザに対して再び表示されない可能性がある。
【0205】
モーメント内の広告はリンクへのジャンプをサポートすることに留意されたい。モーメント内の広告と通常のユーザの元のフィードとの間の違いは、外部リンクへのジャンプをサポートすることである。広告主は、前もってプロモーションページを設計する可能性があり、プロモーションページを広告へと構成する。ユーザは、「詳細を見る」をクリックするとき、広告主が送信したい内容を知るために対応するページに入る可能性がある。
【0206】
本発明のこの実施形態の統合されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、独立した製品として販売されるかまたは使用されるとき、統合されたモジュールは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、当業者は、本発明の実施形態が方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供される可能性があることを理解するはずである。したがって、本開示は、すべてハードウェアの実施形態、すべてソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアとを組み合わせる実施形態の形態をとる可能性がある。加えて、本開示は、コンピュータが使用可能なプログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータが使用可能なストレージ媒体上に実装されたコンピュータプログラム製品の形態をとる可能性があり、ストレージ媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気式ストレージデバイス、CD-ROM、および光学式ストレージデバイスを含むがこれらに限定されない。
【0207】
本開示は、本発明の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品の流れ図および/またはブロック図を参照して説明されている。流れ図および/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロックと、流れ図および/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組合せとを実装するためにコンピュータプログラム命令が使用され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは任意のその他のプログラミング可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が流れ図の1つもしくは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロックの特定の機能を実装するための装置を生成するようにマシンを生成するために多目的コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意のその他のプログラミング可能なデータ処理デバイスのプロセッサのために提供される可能性がある。
【0208】
また、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶された命令が指示装置を含む製品を生成するように、特定の方法で働くようにコンピュータまたは任意のその他のプログラミング可能なデータ処理デバイスに命令し得るコンピュータ可読メモリに記憶される可能性がある。指示装置は、流れ図の1つもしくは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロックの特定の機能を実装する。
【0209】
また、これらのコンピュータプログラム命令は、一連の動作およびステップがコンピュータまたは別のプログラミング可能なデバイス上で実行され、それによって、コンピュータによって実施される処理を生成するようにコンピュータまたは別のプログラミング可能なデータ処理デバイスにロードされる可能性がある。したがって、コンピュータまたは別のプログラミング可能なデバイス上で実行される命令が、流れ図の1つもしくは複数のプロセスおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロックの特定の機能を実施するためのステップを提供する。
【0210】
本発明の好ましい実施形態が説明されたが、当業者は、基本的な創造的概念を知ると、これらの実施形態に対するその他の変更および修正を行い得る。したがって、添付の請求項は、例示的な実施形態と、本開示の範囲内に入るすべての変更および修正とを包含するものと解釈されるように意図される。
【0211】
本発明の実施形態は、コンピュータが実行可能な命令を記憶するコンピュータストレージ媒体をさらに提供し、コンピュータが実行可能な命令は、情報処理方法を実行するために使用される。
【産業上の利用可能性】
【0212】
本発明の実施形態を使用することによって、ソーシャルグループ内で共有された情報に関するフィードバックが比較的重大であり、ソーシャルグループはフィードバックが制限なしに自由に行われ得る開かれた公の環境とは異なる。したがって、1) 一態様においては、その後のフィードバック情報がサーバに提供され、第2のマルチメディア情報を得るためにポリシーを修正するためのパラメータ制御因子として使用され、第2のマルチメディア情報が十分に正確なフィードバック情報分析のおかげで端末により正確にプッシュされ、2) 別の態様においては、ソーシャルグループ内で共有された情報がモーメントに基づき、たとえば、友達が同様の種類の価値ある情報をフォローする可能性がある。したがって、第2のマルチメディア情報に関してソーシャルグループ内の少なくとも1人の第2のユーザのインタラクションに基づいて形成された伝搬された第2のマルチメディア情報が、ユーザからより多くの注目および信頼性を得る可能性がある。したがって、ユーザによって価値ある情報を取得する可能性および機会が増やされる。さらに、情報の共有中に、メッセージプロンプトメカニズムが、ユーザインターフェース上のフィードが情報コンテンツを表示するために占有されるのではなく、情報コンテンツを取得するためにユーザによって情報共有の詳細のページに入ることをトリガするために使用され、したがって、情報の共有中にユーザインターフェース上のあまりに多くのフィードが占有される問題と、既存の技術の問題とが、解決される。加えて、第2のマルチメディア情報は、ソーシャルグループ内のどのユーザによっても共有された第1のマルチメディア情報とは異なり、第2のマルチメディア情報は、サーバ側の予め設定されたポリシーに準拠し、プッシュされる指定された情報であり、第2のマルチメディア情報および第1のマルチメディア情報は、同じモードで表示される。この場合、統一されたユーザインターフェースのスタイルが形成される可能性があり、ユーザの機能の使用および表示の習慣に対する妨害が引き起こされない。
【符号の説明】
【0213】
1 端末
11 ディスプレイユニット
12 グループプルユニット
13 第1の受信ユニット
14 第2の受信ユニット
2 サーバ
21 認証ユニット
22 グループプッシュユニット
23 情報プッシュユニット
E プロモーション情報
S11,S12,S13,S14,S15 ユーザ
S21,S22,S23 サーバ
S31 ユーザ
図1
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