(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6618259
(24)【登録日】2019年11月22日
(45)【発行日】2019年12月11日
(54)【発明の名称】商品ページ作成支援プログラムおよびシステム
(51)【国際特許分類】
G06F 13/00 20060101AFI20191202BHJP
G06F 17/21 20060101ALI20191202BHJP
G06F 17/22 20060101ALI20191202BHJP
G06F 17/24 20060101ALI20191202BHJP
【FI】
G06F13/00 560A
G06F17/21 620
G06F17/22 647
G06F17/24 680
【請求項の数】1
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-27762(P2015-27762)
(22)【出願日】2015年2月16日
(65)【公開番号】特開2016-151814(P2016-151814A)
(43)【公開日】2016年8月22日
【審査請求日】2018年2月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】502126622
【氏名又は名称】有限会社アテンション
(74)【代理人】
【識別番号】100081949
【弁理士】
【氏名又は名称】神保 欣正
(72)【発明者】
【氏名】中尾 匠
(72)【発明者】
【氏名】上本 祥人
【審査官】
木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】
特開平09−330360(JP,A)
【文献】
特開2012−093953(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/085615(WO,A1)
【文献】
米国特許第08356277(US,B1)
【文献】
特開2004−326209(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 17/21
G06F 17/22
G06F 17/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーから入力された情報に基づいて、インターネット上の洋服の販売に関する通信販売のモデルが着用した商品の画像と商品情報とサイズ表からなるホームページの商品ページを構成するHTML文書を作成するプログラムにおいて、
入力する情報として、
商品情報を記述した文書、
HTML文書で呼び出す画像のURLまたはリンク先のURL、またはこれら双方、
商品のサイズの種類、
を少なくとも要し、
上記の情報をブラウザ上の入力フォームに入力することにより、商品の画像と商品情報とサイズ表からなるホームページの商品ページを構成するHTML文書を作成するに際し、
情報入力後にホームページを閲覧するパソコン、モバイル携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末を含む端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージを作成しユーザーに提示する手段を有する商品ページ作成支援プログラムにして、
ユーザーが商店主端末のブラウザ画面上の入力フォームに商品ページ作成に必要なデータを入力する手順、
前記データを端末機器の種類別に用意されるHTML文書に組み込む手順、
端末機器の種類別のHTML文書を作成する手順、
端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージを表示する手順、
ユーザーが作成したHTML文書が正しいか正しくないかを選択する手順、
正しくないと判断した場合はブラウザ画面上のリセットボタンをクリックすることにより再度入力フォームに戻る手順、
作成したHTML文書を端末機器の種類別に表示する手順、
を有することを特徴とする商品ページ作成支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はインターネット上の通信販売のホームページの商品ページを構成するHTML文書の作成を支援するプログラムおよびシステムに関し、より詳細にはHTML知識が無い商店主や、実店舗とホームページを運営している商店主など、多忙で商品ページを作る時間が無い商店主に、商品登録の編集合理化と時間短縮を図ることを可能とするプログラムおよびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットを利用した通信販売が広く行われている。これらの形態としては、商店主(販売者)自身がネット上の仮想店舗のホームページを構築する通信販売サイトの他、多数の商店主の店舗の集合体からなるショッピングモールサイトがある。
【0003】
前者の場合、ホームページを構築するにはインターネットに関する通信の知識や、ウエブページを構成するためのHTML文書、特にタグに関する知識や経験を要し、また、サイトの保守も必要となり商店主自身が手軽に構築できるものではなく、専門の作成代行業者に依頼するのが通常であった。
【0004】
前記に関しては、仮想店舗のホームページ用のHTML文書の作成支援システムが提案されており、例えば特許文献1においては構成要素記憶部が、ホームページを作成するのに必要な複数の雛形の構成要素を記憶しており、処理部が、作成者が入力する命令に対応する構成要素を選択することにより、外枠のホームページを構築し、さらに、処理部は、作成者が入力する情報をHTML言語で記述した後、その情報をホームページの外枠に組み込むことにより、ホームページを完成するホームページ作成装置が提案されている。
【0005】
一方、近年主流となっている、多数の商店主の店舗の集合体からなるショッピングモールサイトにおいてはサイト運営者が予め各仮想店舗のホームページの枠組みを作成し、そこに出店を希望する商店主が販売を希望する商品情報を写真やリンク先情報とともに組み込んで商品ページを完成させていた(特許文献1)。この場合、その具体的作業はサイト運営者が予め用意したホームページの枠組み中に商店主が商品ページを構成するHTML文書を入力してサイト運営者に対し商品登録をすることによって行っており、基本的には商品画像、商品説明などの商品情報、商品サイズなどのスペック紹介、関連商品のリンクなどが商品ページ内に表現される。
【0006】
しかしながら、この場合であっても、商店主にとって商品ページを構成するHTML文書を作成しなければならない作業は必須であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平11−134338
【特許文献2】特開2008−282098
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記のショッピングモールサイトは多数の仮想店舗の集合からなる、いわゆるワンストップサービスであり、販売者が個別にホームページを持つ場合に比し、高い集客効果が期待できた。
【0009】
また、ホームページを構築する場合に比し、より簡単に自身の通販ページを持つこともできた。
【0010】
しかしながら、前記したように商店主は最低限、商品ページを構成するHTML文書を作成しなくてはならないので、HTML文書の知識や経験を要し、初心者の商店主、作成スタッフを抱えていない商店主、作成する時間をとれない商店主にとって大きな負担となっていた。特に商品の詳細情報である商品のサイズスペックなどを消費者にとって分かりやすく表現するには、サイズ表や表題等を商品ページに記載することが望ましいが、そのためのHTML文書の作成は技術を要し時間と手間がかかった。
【0011】
また、現代は消費者が通信販売のホームページを閲覧する端末機器は狭くパソコンにとどまらず、モバイル携帯電話やスマートフォン、タブレット型端末、インターネット機能付きテレビなどがあるが、それぞれ画面の見え方が異なる。そのため、消費者へのより高い宣伝効果を発揮するにはそれぞれの端末機器での画面の見え方を考慮したHTML文書を作成しなくてはならなかった。例えば、表示エリアが大きいパソコンの場合は多数の画像を盛り込むことが効果的であるが、表示エリアが小さいインターネット機能付き携帯電話の場合はそれが逆効果になってしまい視認し難くなってしまうこともあった。
【0012】
従って、商品ページは最低でもパソコン、モバイル携帯電話、スマートフォン用のものを作成しなくてはならず、時間と手間がかかり、一方、それが実際にどのようにこれらの画面に表れるかはサイト運営者に対し商品登録を行った後でないと確認できないので、その結果が予想したものではない場合は修正に時間と手間がかかる問題があった。
【0013】
この発明は以上の問題点に鑑みて創作されたものであり、商品ページを構成するHTML文書の作成を誰でも容易に行うことを可能としたプログラムおよびシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
すなわち、この発明の商品ページ作成支援プログラムは、
ユーザーから入力された情報に基づいて、インターネット上の通信販売のホームページの商品ページを構成するHTML文書を作成するプログラムにおいて、
入力する情報として、
商品情報を記述した文書、
HTML文書で呼び出す画像のURLまたはリンク先のURL、またはこれら双方、
商品のサイズの種類、
を少なくとも要し、
上記の情報をブラウザ上の入力フォームに入力することにより、商品の画像と商品情報とサイズ表からなるホームページの商品ページを構成するHTML文書を作成するに際し、
情報入力後にホームページを閲覧する端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージを作成しユーザーに提示することを特徴とする。
【0015】
次に、請求項2記載の発明は前記の商品ページ作成支援プログラムにおいて、予め端末機器の種類別に用意したHTML文書のテンプレートに入力フォームから入力された情報をデータとして組み込むことにより商品ページを構成するHTML文書を作成することを特徴とする。
【0016】
次に、請求項3記載の発明は前記の商品ページ作成支援プログラムにおいて、商品ページのプレビューイメージを作成しユーザーに提示する端末機器の種類にはパソコン、モバイル携帯電話、スマートフォンを含むことを特徴とする。
【0017】
また、この発明の商品ページ作成支援システムは前記の商品ページ作成支援プログラムが、ユーザーの端末がネットワークを介して接続されるサーバに格納され、サーバサイドアプリケーションまたはクライアントアプリケーションとして実行されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
この発明の商品ページ作成支援プログラムによれば、ユーザーは商品情報を記述した文書、HTML文書で呼び出す画像のURLやリンク先のURL、商品のサイズの種類などの情報をブラウザ上の入力フォームに入力するだけで、商品ページを構成するHTML文書を作成することできる。
【0019】
そして、この場合、ホームページを閲覧する端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージが情報入力後に作成し提示されるので、ユーザーは例えばパソコン、モバイル携帯電話やスマートフォンなどそれぞれ画面の見え方が異なる商品ページの構成をその場で把握することができ、入力情報の調整とプレビューイメージの確認を繰り返すことにより消費者に対しより高い宣伝効果を発揮する商品ページを特別な知識や経験がなくても短時間で簡単に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】この発明の商品ページ作成支援プログラムの手順の流れを示すフローチャート
【
図2】同上、ブラウザ画面上の入力フォームの正面図。
【
図3】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージの正面図。
【
図4】同上、ブラウザ画面上の入力フォーム中の商品情報入力フォームの正面図。
【
図5】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品情報のスマートフォン用プレビューイメージの正面図。
【
図6】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品情報のパソコン用プレビューイメージの正面図。
【
図7】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品情報のモバイル携帯電話用プレビューイメージの正面図。
【
図8】同上、ブラウザ画面上の入力フォーム中の商品画像入力フォームの正面図。
【
図9】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品画像のスマートフォン用プレビューイメージの正面図。
【
図10】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品画像のパソコン用プレビューイメージの正面図。
【
図11】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品画像のモバイル携帯電話用プレビューイメージの正面図。
【
図12】同上、ブラウザ画面上の入力フォーム中の商品サイズ入力フォームの正面図。
【
図13】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品サイズのスマートフォン用プレビューイメージの正面図。
【
図14】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品サイズのパソコン用プレビューイメージの正面図。
【
図15】同上、ブラウザ画面上のプレビューイメージ中の商品サイズのモバイル携帯電話用プレビューイメージの正面図。
【
図16】同上、ブラウザ画面上の商品ページのHTML文書の表示欄の正面図。
【
図17】この発明の商品ページ作成支援システムのブロック図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。ここでは商品ページ作成支援システムの説明をもって、併せて商品ページ作成支援プログラムの説明も行うこととする。
【0022】
図17はこの発明の商品ページ作成支援システムのブロック図である。図中符号1は商品ページ作成支援サーバである。このサーバ1にはこの発明の商品ページ作成支援プログラムが格納され、ユーザー(商店主)はインターネット2を通じて接続される商店主端末3から前記プログラムを使用して商品ページのHTML文書を作成する。この場合、商品ページ作成支援プログラムは商品ページ作成支援サーバ1上で実行し、その結果を商店主端末3ブラウザ画面に表示するサーバサイドアプリケーションとして実行しても、商品ページ作成支援サーバーから商店主端末に送信し、商店主端末で実行するクライアントサイドアプリケーションとして実行してもよい。
【0023】
図中符号4はインターネット2を通じて需要者端末が接続される通信販売ホームページサーバであり、ユーザーは商品ページ作成支援サーバ1に格納された商品ページ作成支援プログラムを用いて作成され、商店主端末3のブラウザ画面上に表示される商品ページのHTML文書をコピーまたはダウンロードし、インターネット2を通じて通信販売ホームページサーバ4から提供される自身の仮想店舗のホームページの枠組み中の商品ページ箇所にペーストし、仮想店舗のホームページを完成させたり、更新する。
【0024】
図中符号5はインターネット2を通じて通信販売ホームページサーバ4に接続される買い物客の需要者端末である。需要者端末5としては、パソコン、モバイル携帯電話、スマートフォンなどが一般的であるが、タブレット型端末やインターネット機能付きテレビも想定できる。
【0025】
図1は商品ページ作成支援プログラムの手順の流れを示すフローチャートである。このプログラムは、端末機器の種類別に用意される商品ページのHTML文書のテンプレートと、前記テンプレートへ組み込むためのデータを入力するためのブラウザ画面上の入力フォームが用意され、次の手順の流れに沿って実行される。
(1) ユーザーが商店主端末のブラウザ画面上の入力フォームに商品ページ作成に必要なデータを入力する手順(S1〜S2)。
(2) 前記データを端末機器の種類別に用意されるHTML文書に組み込む手順(S3)。
(3) 端末機器の種類別のHTML文書を作成する手順(S4)。
(4) 端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージを表示する手順(S5〜S6)。
(5) ユーザーが作成したHTML文書が正しいか正しくないかを選択する手順(S7)。
(6) 作成したHTML文書を端末機器の種類別に表示する手順(S8〜S9)。
【0026】
以上の手順により作成された各端末機器の種類別の商品ページのHTML文書はユーザーがコピーして、インターネットを通じて通信販売ホームページサーバから提供される仮想店舗のホームページの枠組み中の商品ページ箇所にペーストされる(S10〜S12)。
【0027】
以下、前記の手順の流れを商店主端末3のブラウザ画面上の表示に沿って詳説する。
【0028】
図2はブラウザ画面上の入力フォームを示す図である、この実施例では作成する商品ページとして洋服の販売に関するものを例にとっている。図中符号10は商品情報を記述した文書を入力するための入力フォーム、20はHTML文書で呼び出す画像のURLまたはリンク先のURLを入力するための入力フォーム、30は商品のサイズの種類を入力するための入力フォームである。
【0029】
図4は前記の商品情報を記述した文書を入力するための入力フォーム10の詳細を示す図である。ここでは入力する項目として、
(1) 商品名(項目1)、
(2) ブランド(項目2)、
(3) 素材(項目3)、
(4) 商品説明(項目4)、
(5) モデル(項目5)、
(6) 備考(項目6)、
を用意し、それぞれ入力フォーム10の商品名欄11、ブランド欄12、素材欄13、商品説明欄14、モデル欄15、備考欄16にユーザーが入力する。なお、以上の項目は任意であり増やすこともできる。
【0030】
図8は前記の商品画像を入力するための入力フォーム20の詳細を示す図である。ここでは画像入力欄21にユーザーがHTML文書で呼び出す画像のURLやリンク先のURLを入力する。
【0031】
図12は前記の商品のサイズの種類を入力するための入力フォーム30の詳細を示す図である。ここでは入力する項目として、
(1) サイズ画像のURL(画像がある場合)、
(2) サイズ表項目の種類の選択(トップかボトムか)、
(3) サイズの対象となる商品の部分、
(4) サイズ表記、
(5) 対象となる商品の部分のサイズ、
を用意し、それぞれ入力フォーム30のサイズ画像31、サイズ表項目の種類欄32、商品の部分欄33、サイズ表記欄34、サイズ欄35にユーザーが入力する。
【0032】
以上の入力作業が完了することにより、端末機器の種類別のHTML文書が作成され、さらにユーザーがプレビューボタン42をクリックすることにより、商店主端末3のブラウザ画面上に端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージが表示される(
図3参照)。図中符号P1はスマートフォン用商品ページのプレビューイメージ、P2はパソコン用商品ページのプレビューイメージ、P3はモバイル携帯電話用商品ページのプレビューイメージである。
【0033】
図5〜7は前記のプレビューイメージ中の商品情報の各端末機器のプレビューイメージの詳細を示す図である。
【0034】
図5においてはスマートフォン用の商品情報のプレビューイメージ10Aが示されており、「商品名」として前記の入力フォーム10の項目1として入力された商品名が、同じく「ブランド」として前記の入力フォーム10の項目2として入力されたブランド名が、同じく「素材」として前記の入力フォーム10の項目3として入力された素材が、同じく「商品説明」として前記の入力フォーム10の項目4として入力された商品説明が、同じく「モデル」として前記の入力フォーム10の項目5として入力されたモデルデータが、同じく「備考」として前記の入力フォーム10の項目6として入力された備考が表示される。
【0035】
図6においてはパソコン用の商品情報のプレビューイメージ10Bが示されており、「商品名」として前記の入力フォーム10の項目1として入力された商品名が、同じく「ブランド」として前記の入力フォーム10の項目2として入力されたブランド名が、同じく「素材」として前記の入力フォーム10の項目3として入力された素材が、同じく「商品説明」として前記の入力フォーム10の項目4として入力された商品説明が、同じく「モデル」として前記の入力フォーム10の項目5として入力されたモデルデータが、同じく「備考」として前記の入力フォーム10の項目6として入力された備考が表示される。
【0036】
図7においてはモバイル携帯電話の商品情報のプレビューイメージ10Bが示されており、「商品名」として前記の入力フォーム10の項目1として入力された商品名が、同じく「ブランド」として前記の入力フォーム10の項目2として入力されたブランド名が、同じく「素材」として前記の入力フォーム10の項目3として入力された素材が、同じく「商品説明」として前記の入力フォーム10の項目4として入力された商品説明が、同じく「モデル」として前記の入力フォーム10の項目5として入力されたモデルデータが、同じく「備考」として前記の入力フォーム10の項目6として入力された備考が表示される。
【0037】
図9〜11は前記のプレビューイメージ中の商品画像の各端末機器のプレビューイメージの詳細を示す図である。
【0038】
図9においてはスマートフォン用の商品画像のプレビューイメージ20Aが示されており、ここでは前記の入力フォーム20で入力した画像の全てが表示される。スマートフォンの場合は画面サイズの関係で入力した画像の全てを一画面で表示できないが、画面をスクロールさせることにより順次表示させることができる。
【0039】
図10においてはパソコン用の商品画像のプレビューイメージ20Bが示されており、ここでは前記の入力フォーム20で入力した画像の全てが表示される。
【0040】
図11においてはモバイル携帯電話用のプレビューイメージ20Cが示されているが、モバイル携帯電話の場合は画像を盛り込むと商品情報が読み難くなってしまうので、画像は表示しないか、一部に範囲を区切って表示する。
【0041】
図13〜15は前記のプレビューイメージ中の商品のサイズの種類のプレビューイメージの詳細を示す図である。
【0042】
図13においてはスマートフォン用の商品のサイズのプレビューイメージ30Aが示されており、ここではサイズ表記毎のサイズの対象となる商品の部分のサイズが順番に表示される。
【0043】
図14においてはパソコン用の商品のサイズのプレビューイメージ30Bが示されており、ここではサイズ表記を行方向に、サイズ表記毎のサイズの対象となる商品の部分のサイズを列方向に表したサイズ表が生成されて表示される。このサイズ表は入力項目の数に応じて拡縮される。
【0044】
図11においてはモバイル携帯電話用の商品のサイズのプレビューイメージ30Cが示されており、ここではサイズ表記毎のサイズの対象となる商品の部分のサイズが順番に表示される。
【0045】
図16は商店主端末のブラウザ画面上の商品ページのHTML文書の表示欄50を示す図である。ブラウザ画面上の入力フォームに商品ページ作成に必要なデータを入力したユーザーは前記の端末機器の種類別の商品ページのプレビューイメージを閲覧し、それが正しいと判断した場合にタグ作成ボタン41をクリックすることによりこのHTML文書の表示欄50が表示される。一方、正しくないと判断した場合はリセットボタン43をクリックすることにより再度入力フォームに戻ることができる。
【0046】
前記HTML文書の表示欄50には、モバイル携帯電話用のHTML文書51A、スマートフォン用のHTML文書51B、パソコン用のHTML文書51Cが表示され、それぞれのコピーボタン51、52、53をクリックすることによりそれぞれのHTML文書を一時記憶または保存することができる。
【符号の説明】
【0047】
1 商品ページ作成支援サーバ
2 インターネット
3 商店主端末
4 通信販売ホームページサーバ
5 需要者端末
10 商品情報を記述した文書を入力するための入力フォーム
10A スマートフォン用の商品情報のプレビューイメージ
10B パソコン用の商品情報のプレビューイメージ
10C モバイル携帯電話用の商品情報のプレビューイメージ
20 商品画像を入力するための入力フォーム
20A スマートフォン用の商品画像のプレビューイメージ
20B パソコン用の商品画像のプレビューイメージ
20C モバイル携帯電話用の商品画像のプレビューイメージ
30 商品のサイズの種類を入力するための入力フォーム
30A スマートフォン用の商品のサイズのプレビューイメージ
30B パソコン用の商品のサイズのプレビューイメージ
50 HTML文書の表示欄