技術分野
電子機器内のプリント基板を、樹脂製の絶縁板を介して金属製ねじにて金属筐体に固定するプリント基板絶縁構造
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
した図3に記載のプリント基板絶縁構造では、プリント基板固定ねじ34の電位は、金属筐体32と同じ電位である。金属筐体32は、電位を固定するために、例えばFG(frame ground:フレームグランド)に接続される。
この時、プリント基板固定ねじ34の周囲は、ねじ34のワッシャ外周に対し絶縁距離(IEC(International Electro-technical Commission )国際電気標準会議)やUL(Underwriters Laboratories Inc.)が認定を行っている、アメリカにおいて主に電気製品に対する安全規格)で規定される規格)及び設計マージン分の配線パターン禁止領域36を設定する必要があり、特に、プリント基板回路の動作電圧が高電圧の場合、非常に配線パターン禁止領域36が大きくなり、それにより配線パターン領域や部品実装面積が減ってしまって、ひいては電子機器が大型化してしまう、という課題があった。
また図4に記載の従来のプリント基板絶縁構造では、市販の絶縁サポート43自体が比較的大きく、やはり電子機器が大型化してしまう、という課題があった。
そこで本発明の目的は、プリント基板及び金属筐体を絶縁板を介して、横方向にずらして配置された第1のねじと第2のねじで固定することで電子機器の小型化を実現する電子機器のプリント基板絶縁構造を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するために請求項1記載の発明は、電子機器内のプリント基板を、樹脂製の絶縁板を介して金属製ねじにて金属筐体に固定するプリント基板絶縁構造であって、
前記金属製ねじとして、前記プリント基板を前記絶縁板の第1の面に固定するための第1のねじと、前記金属筐体を前記絶縁板の前記第1の面とは反対側の第2の面に固定するための第2のねじとを備え、前記第1のねじは、前記絶縁板に前記第1の面側か・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、プリント基板上の第1のねじ(プリント基板側固定ねじ)周囲の絶縁距離を小さくすることができ、その結果、配線パターン領域や部品実装スペースが増えることで電子機器の小型化を実現することができる。
また本発明の樹脂製の絶縁板は直方体で構成され、該絶縁板が前記プリント基板及び前記金属筐体の長辺の形状に合わせて配置されるため、プリント基板の中央側に設けられる配線パターン領域や実装される部品領域には外気が流れる構造となり、実装部品の放熱を実現することも可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の電子機器のプリント基板絶縁構造を示す図である。
【図2A】 本発明の固定ねじの配置例を示す図である。
【図2B】 図2Aに示した固定ねじの配置例に対する比較例を示す図である。
【図3】 従来の電子機器のプリント基板絶縁構造を示す図である。
【図4】 従来の電子機器のプリント基板絶縁構造の他の例を示す図である。
11、21 プリント基板
12、22 金属筐体
13、23 絶縁板
14、24 プリント基板側固定ねじ(第1のねじ)
15、25 筐体側固定ねじ(第2のねじ)
261 ヘリサート(ネジインサート)(第1のヘリサート)
262 ヘリサート(ネジインサート)(第2のヘリサート)
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