(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(第1実施形態)
<案内支援システム100の全体構成>
最初に、案内支援システム100の処理の概要を説明する。
図1は、第1実施形態に係る案内支援システム100の概要を示す図である。
【0010】
案内支援システム100は、案内者Bの企業が使用するものであり、例えば、展示会やショールーム等の来場者Aに対する案内支援に用いるシステムである。
案内支援システム100では、まず、来場者Aの名刺6に基づいて、名刺データ(来場者情報)を案内支援装置1に取り込む(#1)。
次に、案内支援装置1は、名刺データを用いて来場者Aに対する案内を支援するための案内データ(案内情報)を、情報提示装置5に対して出力する(#2)。情報提示装置5は、例えば、スマートフォンに代表される携帯情報端末5Aや、ロボット5Bである。また、案内データは、案内者Bの自社の会社情報に関するデータである。
展示会やショールーム等で来場者Aを案内する案内者Bは、情報提示装置5が出力した案内データを参照する(#3)。
そして、案内者Bは、案内データを参考にして、来場者Aとコミュニケーションを行う(#4)。
【0011】
このように、案内支援システム100は、来場者Aに関する情報である名刺6に基づいて、案内支援装置1が名刺データに基づく案内データを情報提示装置5に出力する。出力された案内データは、以下に説明するが、来場者Aのバックグラウンドが反映されたものになる。そこで、案内者Bは、案内データを参考にして、来場者Aとコミュニケーションを行うことができる。
【0012】
次に、案内支援システム100の構成について説明する。
以下の説明では、案内データを、携帯情報端末5Aに出力するものとする。
図2は、第1実施形態に係る案内支援システム100の機能ブロック図である。
図3は、第1実施形態に係る案内支援システム100の各DBの例を示す図である。
図2に示すように、案内支援システム100は、案内支援装置1と、携帯情報端末5Aと、キーワードDB(データベース)7と、案内データDB8とが、通信ネットワークNを介して接続されている。
【0013】
<案内支援装置1>
案内支援装置1は、名刺データを受け付けて、名刺データに含まれるキーワードに類似した案内データを出力する装置である。
案内支援装置1は、制御部10と、記憶部20と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、案内支援装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているOS(オペレーティングシステム)や、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、名刺データ受付部11(受付手段)と、キーワード抽出部12(キーワード抽出手段)と、類似度算出部13(類似度算出手段)と、案内データ取得部14(案内取得手段)と、案内データ提示部15(案内提示手段)とを備える。
【0014】
名刺データ受付部11は、名刺データを受け付ける制御部である。名刺データ受付部11は、例えば、図示しない光学式文字読取装置(OCR)が名刺6を読み取ることで、OCRから名刺データを受け付けてもよい。また、名刺データ受付部11は、例えば、来場者Aが、案内支援装置1に対して入力可能な図示しない入力装置から手入力をすることによって、名刺データを受け付けてもよい。名刺データは、来場者Aの所属情報を含むものである。
キーワード抽出部12は、キーワードDB7を参照して、名刺データに含まれるキーワードを抽出する制御部である。
類似度算出部13は、キーワード抽出部12が抽出したキーワードと、案内データDB8に記憶された案内データとの類似度を算出する制御部である。
案内データ取得部14は、類似度算出部13が算出した類似度に基づいて、キーワードごとに類似度が高い案内データを取得する制御部である。
案内データ提示部15は、案内データ取得部14が取得した案内データを、携帯情報端末5Aに出力する制御部である。
なお、これらの各機能の詳細については、後述する。
【0015】
記憶部20は、案内支援装置1の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、案内支援装置1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部20は、プログラム記憶部21を備える。
プログラム記憶部21は、プログラムを記憶するための記憶領域である。プログラム記憶部21は、案内支援プログラム21aを記憶している。
案内支援プログラム21aは、制御部10の各種機能を実行するためのプログラムである。
なお、記憶部20は、類似度算出のために一時的に使用する一時記憶領域等も有する。
通信インタフェース部29は、通信ネットワークNを介して各種DBや携帯情報端末5Aとの通信を行うためのインタフェースである。
【0016】
なお、案内支援装置1を構成するハードウェアの数に制限はない。必要に応じて、1又は複数で構成してもよい。また、案内支援装置1のハードウェアは、必要に応じてWebサーバ、DBサーバ、アプリケーションサーバ等の各種サーバを含んで構成してもよく、1台のサーバで構成しても、それぞれ別のサーバで構成してもよい。
【0017】
<DB>
キーワードDB7は、キーワードを記憶した辞書DBである。
図3(A)に示すように、キーワードDB7は、キーワードを記憶している。キーワードDB7に記憶されるキーワードは、一般的な単語というよりは、名刺データに含まれる、来場者Aの所属情報等のバックグラウンドが把握できるような、ビジネス寄りの単語である。
案内データDB8は、案内データを記憶するDBである。
図3(B)に示すように、案内データDB8は、製品テーブル8aと、部署テーブル8bとを含む。製品テーブル8aは、自社の製品の製品名と、その説明文とを対応付けて記憶する。部署テーブル8bは、自社の部署名と、その説明文とを対応付けて記憶する。
【0018】
<携帯情報端末5A>
図1に戻り、携帯情報端末5Aは、案内者Bが使用する端末である。携帯情報端末5Aは、その他、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)や、タブレット端末等で構成することができる。図示していないが、携帯情報端末5Aは、制御部、記憶部、表示部、通信インタフェース部等を備える。
通信ネットワークNは、案内支援装置1と、携帯情報端末5Aと、キーワードDB7と、案内データDB8との間のネットワークであり、例えば、インターネット回線等の通信網である。
【0019】
<案内支援処理>
次に、案内支援装置1で行う処理について説明する。
図4は、第1実施形態に係る案内支援装置1での案内支援処理を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係る案内支援装置1での案内支援処理を説明するための図である。
図6は、第1実施形態に係る案内支援装置1での類似度算出処理を示すフローチャートである。
図7は、第1実施形態に係る案内支援装置1での類似度算出例を示す図である。
【0020】
図4のステップS(以下、単に「S」という。)10において、案内支援装置1の制御部10(名刺データ受付部11)は、名刺データを受け付ける。
S11において、制御部10(キーワード抽出部12)は、キーワードDB7を参照して、名刺データに含まれるキーワードを抽出する。
例えば、
図1に示す名刺6に基づく名刺データを受け付けた場合、制御部10は、名刺データと、キーワードDB7(
図3(A))とを照合する。そして、制御部10は、名刺データに含まれる単語のうち、キーワードDB7に含まれるキーワードを抽出する。
図5(A)は、名刺6と、キーワード群30とを示す。キーワード群30に含まれる各キーワードは、
図4のS11の処理によって、名刺6をデータ化した名刺データから抽出されたものである。
図4に戻り、S12において、制御部10(類似度算出部13)は、類似度算出処理を行う。
【0021】
ここで、類似度算出処理について、
図6に基づき説明する。
図6のS20において、制御部10は、案内データDB8を参照し、説明文を1つ抽出する。この説明文の抽出は、案内データDB8の製品テーブル8aでも、部署テーブル8bでもどちらでもよく、抽出する順序も、どのような順序であってもよい。
S21において、制御部10は、
図4のS11で抽出したキーワード群30(
図5(A)参照)の中から1つのキーワードを選択する。
S22において、制御部10は、S20で抽出した説明文と、S21で選択したキーワードとを用いてコサイン類似度を算出する。コサイン類似度とは、文書間の類似度を算出する手法である。コサイン類似度は、「1」に近づくほど、両文書が類似していることを表し、「0」に近づくほど、両文書が類似していないことを表す。
【0022】
ここで、コサイン類似度の算出例について、
図7に基づき説明する。
まず、説明文側の処理について説明する。
図6のS20で、「○○センサ」の説明文を抽出した場合、S30において、制御部10は、説明文から単語を抽出する。ここでの単語とは、例えば、名詞、形容詞、動詞、キーワードDB7に含まれるキーワードをいう。しかし、この処理で抽出する単語は、上述のものは一例であって、これらの品詞に特に限定するものではない。この処理により、単語群40が抽出される。
【0023】
次に、S31において、制御部10は、TF−IDF法により、各単語のTF−IDF値を計算し、文書ベクトルdを生成する。ここで、TF−IDF法により算出されるものは、文書中の単語に関する重みの一種である。そして、TF−IDF値は、単語の出現頻度を表すTF(Term Frequency)と、逆文書頻度を表すIDF(Inverse Document Frequency)の2つの指標に基づいて算出する。
ここで、単語tのTFであるtf(t)、IDFであるidf(t)、TF−IDF値であるtfidf(t)は、各々次の式によって算出する。
【0024】
【数1】
そして、文書ベクトルdは、式41に示すようなベクトルで表される。ここで、ベクトルの各成分は、S30で抽出した各単語のTF−IDF値である。
【0025】
次に、キーワード側の処理について説明する。
図6のS21にて、キーワード群30から「ヘルスケア」というキーワードを抽出した場合、S32において、制御部10は、文書ベクトルqを生成する。文書ベクトルqは、「ヘルスケア」が1回だけ出現していることを表現するものであり、式42に示すようなベクトルで表される。
S33において、制御部10は、文書ベクトルqと、文書ベクトルdとを用いて、コサイン類似度cos(q,d)を算出する。
コサイン類似度cos(q,d)は、次の式によって算出する。
【0026】
【数2】
ここで、nは、文書ベクトルの次元数(単語の種類数)である。
【0027】
このようにして、制御部10は、キーワード「ヘルスケア」と、「○○センサ」の説明文との類似度を算出できる。上述の式にて算出したキーワード「ヘルスケア」と、「○○センサ」の説明文との類似度は、対応表43に示すものになる。
図6に戻り、S23において、全てのキーワードについてコサイン類似度を算出したか否かを判断する。全てのキーワードについてコサイン類似度を算出した場合(S23:YES)には、制御部10は、処理をS25に移す。他方、全てのキーワードについてコサイン類似度を算出していない場合(S23:NO)には、制御部10は、処理をS24に移す。
【0028】
S24において、制御部10は、キーワード群30から未選択のキーワードを1つ選択する。その後、制御部10は、処理をS22に移し、コサイン類似度を算出する処理を、全てのキーワードについて行うまで繰り返す。
この処理によって、制御部10は、1つの説明文と、各キーワードとのコサイン類似度を算出することができる。
S25において、制御部10は、案内データDB8の全ての説明文に対してコサイン類似度を算出したか否かを判断する。全ての説明文に対してコサイン類似度を算出した場合(S25:YES)には、制御部10は、本処理を終了し、処理を
図4に移す。他方、全ての説明文に対してコサイン類似度を算出していない場合(S25:NO)には、制御部10は、処理をS26に移す。
S26において、制御部10は、案内データDB8から未抽出の説明文を1つ抽出する。その後、制御部10は、処理をS21に移し、コサイン類似度を算出する処理を、全ての説明文について行うまで繰り返す。
【0029】
図5(B)は、この類似度算出処理によって作成された類似度テーブル33の例を示す。類似度テーブル33は、各キーワードと、案内データDB8の各説明文との類似度を示す。
図7で例示したキーワード「ヘルスケア」と、「○○センサ」の説明文との類似度は、レコード33aに示すものになる。
この処理によって、制御部10は、案内データDB8の全ての説明文の各々に対して、各キーワードとのコサイン類似度を算出することができる。
図4に戻り、S13において、制御部10(案内データ取得部14)は、キーワードごとに類似度が最も高い案内データを取得する。
S14において、制御部10(案内データ提示部15)は、取得した案内データを、携帯情報端末5Aに出力する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
【0030】
このように、第1実施形態によれば、案内支援装置1は、以下のような効果がある。
(1)名刺データを受け付けて、名刺データに基づいて案内データを提示する。よって、来場者Aの来場時に取得できる名刺データを活用して、来場者Aに適した案内データを提示できる。
提示する案内データは、案内者B側の会社情報を含むので、来場者Aに、例えば、案内者B側の製品や部署等を提示できる。よって、案内者B側にとって来場者Aとのコミュニケーションを活性化させるための情報を提示できる。
(2)名刺データから抽出した様々なキーワードの各々に関連付いた案内データとして、キーワードごとに類似度の高いものを取得するので、提示する案内データを偏りがないものにできる。
名刺データそのものではなく、名刺データから抽出したキーワードを用いることで、より効果的に案内データとの類似度を算出できる。
【0031】
(第2実施形態)
第2実施形態では、ロボットが案内支援装置として機能するものを説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0032】
<案内支援システム200の全体構成>
図8は、第2実施形態に係る案内支援システム200の概要を示す図である。
案内支援システム200では、ロボット型の案内支援装置201を用いる。そして、まず、案内支援装置201自身が、来場者Aの名刺6を受け取ることで、名刺データを案内支援装置201に取り込む(#201)。
案内支援装置201では、名刺データを用いて来場者Aに対する案内を支援するための案内データ(案内情報)を、音声出力する(#203)。
そして、案内者Bは、案内データを参考にして、来場者Aとコミュニケーションを行う(#4)。
【0033】
次に、案内支援システム200の構成について説明する。
図9は、第2実施形態に係る案内支援システム200の機能ブロック図である。
案内支援システム200は、案内支援装置201と、キーワードDB7と、案内データDB8とが、通信ネットワークNを介して接続されている。
【0034】
<案内支援装置201>
案内支援装置1は、名刺6を読み取ることで名刺データを受け付け、名刺データに含まれるキーワードに類似した案内データを音声出力するロボット型の装置である。
案内支援装置201は、制御部210と、記憶部220と、カメラ223(読取部)と、スピーカ224(音声出力部)と、センサ部225と、モータ部226と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部210は、名刺データ受付部211と、キーワード抽出部12と、類似度算出部13と、案内データ取得部214と、案内データ提示部215とを備える。
名刺データ受付部211は、カメラ223を介して名刺6を読み取ることで、名刺データを受け付ける制御部である。
案内データ取得部214は、類似度算出部13が算出した類似度に基づいて、全ての類似度の中から高い案内データを取得する制御部である。
案内データ提示部215は、案内データ取得部214が取得した案内データを、スピーカ224を介して音声出力する制御部である。
【0035】
記憶部220は、プログラム記憶部221を備える。プログラム記憶部221は、案内支援プログラム221aを記憶している。
案内支援プログラム221aは、制御部210の各種機能を実行するためのプログラムである。
カメラ223は、名刺6を読み取るための撮影装置である。カメラ223は、例えば、案内支援装置201の目に対応する位置に設けられている。
スピーカ224は、音声を出力する装置である。スピーカ224は、案内支援装置201の口に対応する位置に設けられている。
センサ部225は、例えば、空間を遮る紙(名刺6)を検出する装置である。
センサ部225は、右手センサ225aと、左手センサ225bとを備える。右手センサ225a及び左手センサ225bは、案内支援装置201の両手の手のひらに対応する位置に設けられている。
モータ部226は、案内支援装置201に動作をさせるためのモータである。モータ部226は、例えば、頭部モータ、右手モータ、左手モータ等を備えてもよい。
【0036】
<案内支援処理>
次に、案内支援装置201で行う処理について説明する。
図10は、第2実施形態に係る案内支援装置201での案内支援処理を示すフローチャートである。
S210において、案内支援装置201の制御部210は、センサ部225により、名刺6を検出する。
S211において、制御部210は、モータ部226を制御して、カメラ223の位置を名刺6が撮影可能な位置になるように、頭部、右手及び左手等を動作させる。
S212において、制御部210(名刺データ受付部211)は、カメラ223を起動させて名刺6を読み取る。
S213において、制御部210(名刺データ受付部211)は、読み取った名刺6から名刺データを生成することで、名刺データを受け付ける。制御部210は、案内支援プログラム221aが実行可能な文字認識処理によって、名刺6から名刺データを生成することができる。
【0037】
S214及びS215の処理は、
図4(第1実施形態)のS11及びS12の処理と同様である。
S216において、制御部210(案内データ取得部214)は、類似度が高い案内データを1つ以上取得する。
S217において、制御部210(案内データ提示部215)は、取得した案内データを、スピーカ224を介して音声出力する。
【0038】
このように、第2実施形態によれば、案内支援装置201は、以下のような効果がある。
ロボット型の案内支援装置201によって案内データを提示できる。よって、案内支援装置201が来場者Aから名刺6を受けることで、制御部210は、その名刺6から名刺データを生成して案内データを提示するので、案内支援装置201の自然な振る舞いの中で、案内データを提示できる。
取得する案内データは、キーワードごとではなく、全ての対象から類似度が上位のものであるので、例えば、キーワードに偏りがある特化した案内データを提示できる。
【0039】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
【0040】
(変形形態)
(1)各実施形態では、名刺から名刺データを受け付けるものとして説明したが、これに限定されない。名刺でなくても、来場者の情報を有するものであればよい。また、第1実施形態においては、名刺データの受付方法についても限定しない。
(2)各実施形態では、名刺データと、案内データとの類似度を算出するのにコサイン類似度を用いる例を説明したが、これに限定されない。各文書の類似度を算出する手法であれば、他の手法を用いてもよい。
(3)各実施形態では、キーワードごとに類似度が高い案内データを提示するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、キーワードごとに限定せず、全体で類似度が高いデータを1以上提示するものであってもよい。
【0041】
(4)各実施形態では、キーワードDBと、案内データDBとを備えるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、キーワードDBに予め類似度が高い案内データを関連付けておけば案内データDBを有さなくてもよい。
(5)各実施形態では、案内データDBに製品テーブルと、部署テーブルとを有するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、その他に製品部署対応テーブル等を備えてもよい。製品部署対応テーブルを備えることで、案内データとして、類似度が高い製品に関する説明のみならず、その部署の説明をも提示できる。また、製品テーブルと、部署テーブルとを分けなくてもよい。
(6)各実施形態では、キーワードDBと、案内データDBとを、案内支援装置に通信可能に接続された外部に有するものとして説明したが、これに限定されない。案内支援装置内に有してもよい。