特許第6622401号(P6622401)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6622401
(24)【登録日】2019年11月29日
(45)【発行日】2019年12月18日
(54)【発明の名称】スクリーンオフ表示方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/3218 20190101AFI20191209BHJP
   G06F 1/3287 20190101ALI20191209BHJP
【FI】
   G06F1/3218
   G06F1/3287
【請求項の数】12
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2018-519311(P2018-519311)
(86)(22)【出願日】2017年5月22日
(65)【公表番号】特表2019-522249(P2019-522249A)
(43)【公表日】2019年8月8日
(86)【国際出願番号】CN2017085345
(87)【国際公開番号】WO2018213984
(87)【国際公開日】20181129
【審査請求日】2018年4月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】特許業務法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李 国盛
【審査官】 佐賀野 秀一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−288087(JP,A)
【文献】 特開2013−114452(JP,A)
【文献】 特開2016−186811(JP,A)
【文献】 特開2016−126572(JP,A)
【文献】 特開2016−081365(JP,A)
【文献】 特開2017−076257(JP,A)
【文献】 特開2014−102836(JP,A)
【文献】 特開2007−017161(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/26− 1/3296
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクリーンオフ表示方法であって、
スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得することと、
スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得することと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することと、
を含み、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することと、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得することと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示することと、
を含むことを特徴とする前記スクリーンオフ表示方法。
【請求項2】
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
前記基準時間を取得してから計時を開始し、前記基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得ることと、
現在時刻に、前記スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、前記基準時間を、前記現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、前記現在時刻のシステム時間を得ることと、
前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示することと、
さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスクリーンオフ表示方法。
【請求項3】
前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示することは、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得することと、
取得された内容要素を前記フォーマット情報に従って表示することと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のスクリーンオフ表示方法。
【請求項4】
前記基準時間を取得した後に、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回に前記APより取得されたシステム時間を取得することと、
取得されたシステム時間に基づいて、前記基準時間を更新し、改めて前記基準時間の更新時刻から計時を開始することと、
を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のスクリーンオフ表示方法。
【請求項5】
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示することは、
前記基準時間に基づいて、前記通知メッセージの受信時間を確定することと、
前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージのメッセージ内容、及び前記通知メッセージの受信時間を表示することと、
を含むことを特徴とする請求項に記載のスクリーンオフ表示方法。
【請求項6】
スクリーンオフ表示装置であって、
スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得するように構成される第1取得モジュールと、
スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得するように構成される第2取得モジュールと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示するように構成される表示モジュールと、
を含み、
前記表示モジュールは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定するように構成される確定サブモジュールと、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得するように構成される取得サブモジュールと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示するように構成される第2表示サブモジュールと、
を含むことを特徴とする前記スクリーンオフ表示装置。
【請求項7】
前記表示モジュールは、
前記基準時間を取得してから計時を開始し、前記基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得るように構成される計時サブモジュールと、
現在時刻に、前記スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、前記基準時間を、前記現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、前記現在時刻のシステム時間を得るように構成される計算サブモジュールと、
前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示するように構成される第1表示サブモジュールと、
さらに含むことを特徴とする請求項に記載のスクリーンオフ表示装置。
【請求項8】
第1表示サブモジュールは、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得し、
取得された内容要素を前記フォーマット情報に従って表示する、
ように構成されることを特徴とする請求項に記載のスクリーンオフ表示装置。
【請求項9】
前記スクリーンオフ表示装置は、さらに、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回に前記APより取得されたシステム時間を取得するように構成される第3取得モジュールと、
取得されたシステム時間に基づいて、前記基準時間を更新し、改めて前記基準時間の更新時刻から計時を開始するように構成される更新モジュールと、
ことを含むことを特徴とする請求項又はに記載のスクリーンオフ表示装置。
【請求項10】
前記第2表示サブモジュールは、
前記基準時間に基づいて、前記通知メッセージの受信時間を確定し、
前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージのメッセージ内容、及び前記通知メッセージの受信時間を表示する、
ように構成されることを特徴とする請求項に記載のスクリーンオフ表示装置。
【請求項11】
スクリーンオフ表示装置であって、
請求項1〜のいずれか1項に記載の方法のステップを実行するように構成されるプロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するための記憶装置と、
を含むことを特徴とする前記スクリーンオフ表示装置。
【請求項12】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に、プロセッサによって実行される時に、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する命令が記憶されている前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理分野に関し、特にスクリーンオフ表示方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン、タブレット等のようなスマート端末の大きく広まりに伴い、ユーザはますますスマート端末に依存することになった。統計によれば、ユーザは毎日約150回にスクリーンを点灯することを通してスマートフォンを確認しており、その中大分のユーザは、単に時間と通知メッセージだけを確認するために、スマートフォンを確認する。したがって、ユーザが便利に時間と通知メッセージを取得するために、スクリーンオフ表示方法が現れた。
【0003】
従来技術において、スマート端末は時間と通知メッセージを表示させるために、スクリーンの一部だけにおいて常時点灯を保持することが可能である。ここで、スマート端末は、1分おきにアプリケーションプロセッサ(AP:Application Processor)を通して現在の正確な時間を取得することができ、取得された時間及び事前に設定されている表示フォーマットに基づいて描画し、現在の表示画面が得られ、さらに得られた現在表示画面に基づいて表示する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術のスクリーンオフ表示における消費電力の大きい問題を克服するために、本発明はスクリーンオフ表示方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の第1態様に基づいて、スクリーンオフ表示方法を提供し、前記方法は、
スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得することと、
スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得することと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することと、
を含む。
【0006】
選択肢として、前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
前記基準時間を取得してから計時を開始し、前記基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得ることと、
現在時刻に、前記スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、前記基準時間を、前記現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、前記現在時刻のシステム時間を得ることと、
前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示することと、
を含む。
【0007】
選択肢として、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示することは、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得することと、
取得された内容要素を前記フォーマット情報に従って表示することと、
を含む。
【0008】
選択肢として、前記基準時間を取得した後に、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回に前記APより取得されたシステム時間を取得することと、
取得されたシステム時間に基づいて、前記基準時間を更新し、改めて前記基準時間の更新時刻から計時を開始することと、
をさらに含む。
【0009】
選択肢として、前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することと、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得することと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示することと、
を含む。
【0010】
選択肢として、前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示することは、
前記基準時間に基づいて、前記通知メッセージの受信時間を確定することと、
前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージのメッセージ内容、及び前記通知メッセージの受信時間を表示することと、
を含む。
【0011】
本発明の実施例の第2態様に基づいて、スクリーンオフ表示装置を提供し、前記装置は、
スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得するための第1取得モジュールと、
スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得するための第2取得モジュールと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示するための表示モジュールと、
を含む。
【0012】
選択肢として、前記表示モジュールは、
前記基準時間を取得してから計時を開始し、前記基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得るための計時サブモジュールと、
現在時刻に、前記スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、前記基準時間を、前記現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、前記現在時刻のシステム時間を得るための計算サブモジュールと、
前記フォーマット情報、及び前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記現在時刻のシステム時間を表示するように構成される第1表示サブモジュールと、
を含む。
【0013】
選択肢として、第1表示サブモジュールは、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得し、
取得された内容要素を前記フォーマット情報に従って表示する、
ように用いられる。
【0014】
選択肢として、前記装置はさらに、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回に前記APより取得されたシステム時間を取得するための第3取得モジュールと、
取得されたシステム時間に基づいて、前記基準時間を更新し、改めて前記基準時間の更新時刻から計時を開始するための更新モジュールと、
ことを含む。
【0015】
選択肢として、前記表示モジュールは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定するための確定サブモジュールと、
前記スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、前記通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得するための取得サブモジュールと、
前記基準時間に基づいて、前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージを表示するための第2表示サブモジュールと、
を含む。
【0016】
選択肢として、前記第2表示サブモジュールは、
前記基準時間に基づいて、前記通知メッセージの受信時間を確定し、
前記フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、前記スクリーンオフ表示機能によって前記通知メッセージのメッセージ内容、及び前記通知メッセージの受信時間を表示する、
ように用いられる。
【0017】
本発明の実施例の第3態様に基づいて、スクリーンオフ表示装置を提供し、前記装置は、
上記の第1態様の中のいずれか一つの方法のステップを実行するように構成されるプロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するための記憶装置と、
を含む。
【0018】
本発明の実施例の第4態様に基づいて、コンピュータの読み取り可能な記憶媒体を提供し、プロセッサによって実行される時に、上記第1態様に記載されているいずれか一つの方法のステップを実現するための命令が記憶されている。
【発明の効果】
【0019】
本発明の実施例に提供されている技術案は下記のような効果がある。本発明の実施例において、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得することができ、スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより確定された基準時間を取得する。これによって、スクリーンがオフになった後に、取得された基準時間、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に基づいて、直接に表示することができ、現在の正確な時間を取得するために、1分おきにAPをウェイクアップさせる必要がなくなり、1分おきに取得された時間に基づいて一回に描画させる必要もなく、消費電力を省く目的を果たす。
【0020】
上記の一般的な説明と後述の詳細説明は、単なる例示的な、説明するためのものであると理解すべきであり、本発明の開示を制限することができない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートである。
図2】例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートである。
図3】例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートである。
図4A】例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示装置のブロック図である。
図4B】例示的な実施例によって示されている表示モジュールのブロック図である。
図4C】例示的な実施例によって示されているもう一つのスクリーンオフ表示装置のブロック図である。
図4D】例示的な実施例によって示されているもう一つの表示モジュールのブロック図である。
図5】例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
上記の図面は明細書の一部として明細書に組み込まれ、本発明の実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を解釈することに用いられる。
【0023】
本発明の目的、技術案と利点をより明確にさせるために、下記において、図面を結合して本発明の実施形態をさらに詳しく説明する。
【0024】
本発明の実施例を詳しく説明する前に、本発明の実施例の応用場面をまず紹介する。現在、スマートフォン、タブレットなどのようなスマート端末は日常生活に広く応用されている。ユーザは、スマート端末を介して様々な情報を取得することができ、ユーザがスマート端末を使用していない時に、指定されているキー操作でスマート端末のスクリーンをオフにすることができる。スマート端末のスクリーンがオフの状態にある場合、ユーザはスマート端末を通して現在時間を取得しようとする可能性がある。又は、スマート端末のスクリーンがオフの状態にある場合、スマート端末が通知メッセージを受信し、ユーザは該通知メッセージを確認しようとする可能性がある。本発明の実施例に提供されているスクリーンオフ表示方法は、上記の場面に適用することが可能であり、スマート端末のスクリーンがオフの状態にある場合、ユーザが随時に確認するために、スマート端末は、本発明の実施例により提供されているスクリーンオフ表示方法を用いて、スクリーンの一部において常時点灯を保持することによって時間と通知メッセージを表示する。
【0025】
先行技術において、スクリーンオフ表示を行う時に、現在の正確な時間を取得するために、スマート端末が1分おきにAPをウェイクアップさせる必要があり、しかも取得された時間及び事前に設定されている表示フォーマットに基づいてリアルタイム的に描画する必要があるため、スマート端末のスクリーンオフ表示を行う消費電力が高い。
【0026】
上記の技術課題を解決するために、本発明の実施例は、スクリーンオフ表示方法を提供し、これから下記の実施例を通して、図面を結合して該スクリーンオフ表示方法を詳しく説明する。
【0027】
図1は例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートであり、図1に示すように、該スクリーンオフ表示の方法はスマート端末に用いられ、下記のステップ101〜103を含む。
【0028】
ステップ101において、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得する。
【0029】
ステップ102において、基準時間を取得する。該基準時間はスクリーンがオフになった時にAPより取得したシステム時間を指す。
【0030】
ステップ103において、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示する。
【0031】
選択肢として、該基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
基準時間を取得してから計時を開始し、基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得ることと、
現在時刻に、スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、基準時間を、現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、現在時刻のシステム時間を得ることと、
フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示することと、
を含む。
【0032】
選択肢として、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示することは、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得することと、
取得された内容要素をフォーマット情報に従って表示することと、
を含む。
【0033】
選択肢として、基準時間を取得した後に、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回にAPより取得されたシステム時間を取得することと、
取得されたシステム時間に基づいて、基準時間を更新し、改めて基準時間の更新時刻から計時を開始することと、
を含む。
【0034】
選択肢として、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することと、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得することと、
基準時間に基づいて、フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示することと、
を含む。
【0035】
選択肢として、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示することは、
基準時間に基づいて、通知メッセージの受信時間を確定することと、
フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージのメッセージ内容、及び通知メッセージの受信時間を表示することと、
を含む。
【0036】
上記の技術案の各選択肢は、全て任意に結合されて本発明の選択可能な実施例を実現することができ、本発明の実施例においてそれ以上述べない。
【0037】
通常、スマート端末はスクリーンオフ表示機能によって表示される情報内容は下記の2種類を含み、一つは時間で、もう一つは通知メッセージである。ここで、スマート端末は、時間だけを表示しても良く、通知メッセージだけを表示しても良く、さらに時間と通知メッセージを同時に表示しても良い。表示する情報内容の種類の相違によって、スマート端末は、異なるスクリーンオフ表示方法を通して表示することができ、以下において、図面を結合して、スクリーンオフでの時間表示、及びスクリーンオフでの通知メッセージ表示の方法をそれぞれ詳しく説明する。
【0038】
本発明の実施例において、まず図2を結合して、スクリーンオフでの時間表示の方法を説明する。図2は、例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートであり、図2に示すように、該方法はステップ201〜204を含む。
【0039】
ステップ201において、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得する。
【0040】
通常、全てのスマート端末は、AP、及びディスプレイドライバ集積回路(DDIC:Display Driver Integrated Circuit)を含み、当然、タッチセンサと表示機能を一体に集成したスマート端末には、DDICを含まず、タッチディスプレイドライバ集積(TDDI:Touch Display Driver Integration)を含むことになっている。先行技術において、スクリーンオフの状態で、スクリーンオフ表示をする時に、スマート端末のAPはシステム時間を取得することができ、該システム時間は現在の正確な時間であり、その後、スマート端末のAPは取得したシステム時間に基づいてリアルタイム的に描画する。スマート端末は、1分おきの時間変更には、APを一回ウェイクアップして、システム時間の取得と描画をする必要があり、そのため、スマート端末の消費電力が大きい。
【0041】
本発明の実施例において、スマート端末は、スクリーンオフ表示機能が起動されていることを検出した後に、スクリーンオフ表示機能によって表示させる必要のある情報内容のフォーマット情報と、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素とをDDIC又はTDDIに記憶する。これによって、スマート端末は、スクリーンがオフになった後、スクリーンオフ表示の時に、DDIC又はTDDIに記憶されているフォーマット情報と内容要素に基づいて、直接に対応される情報内容を表示することができ、再びAPをウェイクアップしてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、スマート端末の消費電力を減少することができるようになる。本発明の実施例において、DDICを通してスクリーンオフ表示の実現を説明して行こう。スマート端末内にTDDIを含む場合、TDDIによってスクリーンオフ表示を行う方法が、DDICによってスクリーンオフ表示を行う方法と同じであり、本発明の実施例においては、それに対して個別に説明しないようにする。
【0042】
なお、スクリーンオフ表示機能によって表示させる必要のある情報内容のフォーマット情報は、ユーザがスマート端末を通して自分で設定したものであっても良く、また、スクリーンオフ表示機能によって表示させる必要のある情報内容も、ユーザより選択しても良い。それに対してスマート端末は、ユーザより選択された情報内容を基づいて、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素を確定する。当然、該フォーマット情報及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素は、スマート端末のデフォルト的なものであっても良い。
【0043】
例えば、ユーザがスクリーンオフ表示機能によって時間だけを表示しようとしたら、このような場合において、ユーザは、スマート端末によって、時間表示、及び時間表示時のフォーマット情報だけを選択しても良い。その後、スマート端末は、ユーザより選択された、表示する必要のある情報内容とフォーマット情報に基づいて、選択されたフォーマット情報で時間を表示する時に必要とする内容要素を確定し、該フォーマット情報、及び確定された内容要素をスマート端末のDDICに記憶する。
【0044】
さらに、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素は、0−9、a−z、A−Z、午前午後、曜日、年、月、日などを含み、このような内容要素は画像データであっても良く、冗長データを除いたオリジナル画像データであっても良い。また、記憶スペースを省くために、スマート端末は、フォーマット情報とスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を圧縮してDDICに記憶することも可能である。
【0045】
ステップ202において、スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得する。
【0046】
スマート端末のDDICは、フォーマット情報とスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得した後に、DDICがスクリーンオフ表示の時に、システム時間を取得することができないため、スマート端末はスクリーンがオフになったことを検出した場合、スマート端末のAPは、システム時間を取得し、取得されたシステム時間をスマート端末のDDICに出力することが可能である。スマート端末のDDICは、該システム時間を基準時間とし、後続のステップで説明される方法によって、対応される情報内容を表示する。
【0047】
なお、スマート端末のAPよりDDICに出力される基準時間は、時分秒を含むことができるだけではなく、午前又は午後の時間情報、及び年月日のような日付情報なども含むことが可能である。
【0048】
ステップ203において、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示する。
【0049】
スマート端末のDDICがフォーマット情報、内容要素、及び基準時間を取得した後に、スマート端末のDDICは、取得された基準時間から計時を開始し、時間経過値を得ることができる。該時間経過値は、基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すことに用いられる。現在時刻に、スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示させる必要のある時に、該基準時間を、現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、現在時刻のシステム時間を得る。フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示する。
【0050】
ここで、スマート端末のDDICは、自分の水晶発振器によって計時することができる。DDICは、基準時間を取得してから計時を開始する。これによって、現在時刻にシステム時間を表示する必要がある場合、DDICは、基準時間から現在時刻までの経過した時間の長さを得ることができる。言い換えれば、基準時間から現在時刻までの時間経過値である。この時に、DDICは該時間経過値を基準時間と加算し、現在時刻のシステム時間を得ることができる。
【0051】
現在時刻のシステム時間を確定した後に、DDICは、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、現在時刻のシステム時間と対応する内容要素を取得し、取得した内容要素をフォーマット情報に従って表示することができる。
【0052】
なお、DDICに、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素、及びフォーマット情報が記憶されているため、現在時刻のシステム時間を確定した後に、DDICは、現在時刻のシステム時間に基づいて、記憶されている内容要素から、現在時刻のシステム時間を表示するために必要とする内容要素を直接に取得し、取得した内容要素に基づいて、記憶されているフォーマット情報に従い、現在時刻のシステム時間を表示する。これによって、スマート端末は、APをウェイクアップして現在時刻のシステム時間を取得する必要がなくなり、現在時刻のシステム時間に基づいてリアルタイム的に描画をする必要もなく、スマート端末の消費電力を減少することができるようになる。
【0053】
例えば、仮に取得した基準時間が9:00である場合、DDICは、9:00から計時を開始し、1分後に、DDICが得られた時間経過値は1分であり、この時に、DDICが9:00に1分を加算し、現在時刻のシステム時間9:01を得る。この時に、DDICは、現在時刻のシステム時間に基づいて、記憶されている内容要素から9、0、1を取得することができ、記憶されているフォーマット情報に従って、現在時刻のシステム時間を9:01と表示する。
【0054】
さらに、DDICより取得された基準時間に、午前又は午後、及び年月日などの情報も含まれている場合、DDICは、現在時刻のシステム時間に基づいて、現在が午前かそれとも午後かを確定することができ、対応されている、午前又は午後を示すための内容要素を取得し、年月日の日付情報に対して、DDICは、取得された年月日に基づいて、対応されている内容要素を直接に取得して表示することができる。当然、現在時刻のシステム時間を00:00と検出した場合、DDICは、取得された基準時間内の年月日の日付情報に1日を加算することができる。又は、スマート端末は、00:00を検出した時に、APを自動的にウェイクアップして一回にシステム時間を取得し、取得されたシステム時間に基づいて、基準時間を更新することもできる。
【0055】
ステップ204において、事前に設定されている時間間隔毎に、一回にAPより取得されたシステム時間を取得し、取得されたシステム時間に基づいて、基準時間を更新し、改めて基準時間の更新時刻から計時を開始する。
【0056】
DDICの自分自身の水晶発振器によって計時する場合、DDICの自分自身の水晶発振器の計時があまり正確ではないため、一定の誤差が存在する可能性がある。そのため、長時間でのスクリーンオフ表示において、累計された誤差によって、得られる時間経過値が正確ではない可能性があり、そして計算して得られた現在時刻のシステム時間の精度に影響を及ぼす。このような場合、誤差の累計の拡大に起因する、現在時刻のシステム時間との乖離の過大を防ぐために、事前に設定されている時間間隔毎に、スマート端末は、APをウェイクアップして一回の正確なシステム時間を取得し、取得された正確なシステム時間をDDICと同期させ、DDICが更新後のシステム時間を取得してから、取得されたシステム時間に基づいて、現在の記憶されている基準時間を更新し、また、時間経過値を取得するため、更新後の基準時間から改めて計時をする。
【0057】
ここで、事前に設定されている時間間隔の長さは、DDICの水晶発振器の特性に基づいて設定することができ、DDICの水晶発振器の計時が誤差が大きい場合、事前に設定されている該時間間隔をそれに応じて短く設定しても良く、逆の場合、事前に設定されている該時間間隔を長く設定しても良い。例えば、事前に設定されている該時間間隔は、3時間又は10時間であっても良い。本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0058】
本発明の実施例において、スマート端末のDDICは、事前に設定されている、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素、及びスクリーンがオフになった時にAPより取得された正確な基準時間を取得することができる。これによって、スマート端末のスクリーンがオフになった後に、DDICは、自分自身の水晶発振器によって計時することができ、現在時刻のシステム時間を計算し、1分おきにAPを一回にウェイクアップしてシステム時間を取得する必要がなくなり、システムの消費電力を減少することができるようになる。DDICが現在時刻のシステム時間を計算して得てから、DDICは、取得された内容要素から表示に必要とする内容要素を確定し、取得された内容要素に基づいて、フォーマット情報に従って表示する。即ち、スマート端末は、APをウェイクアップしてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、システムの消費電力を一層に下げることになる。
【0059】
本発明の実施例において、上記の実施例を通して、図2を結合してスクリーンオフ表示機能によって時間を表示させる実現方式を説明した。下記において、図3を結合して、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示する具体的な実現方法について説明する。図3は、例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示方法のフローチャートであり、該方法はスマート端末に用いられ、図3に示すように、該方法は、ステップ301〜304を含む。
【0060】
ステップ301において、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得する。
【0061】
本ステップの実現方式は、上記の実施例のステップ201の実現方式を参照することが可能である。また、ユーザの選択した、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容に通知メッセージを含む場合、スマート端末のDDICに記憶されたスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に、電話、ショートメール、頻繁に使うアプリケーションの通知アイコンなどの内容要素を含むことも可能である。
【0062】
ステップ302において、スクリーンがオフになった時にアプリケーションプロセッサAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得する。
【0063】
本ステップの実現方式は、ステップ202内の関連の実現方式を参考しても良く、実施例において、それ以上述べない。
【0064】
ステップ303において、該基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示する。
【0065】
フォーマット情報、内容要素及び基準時間を取得した後に、通知メッセージを受信した場合、スマート端末は、該通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することができ、該通知メッセージは、新しい情報を受信したことを知らせるためのメッセージを指す。スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、該通知メッセージの属されているメッセージタイプと対応する内容要素を取得する。前記基準時間、フォーマット情報、及び取得された内容要素に基づいて、スクリーンオフ表示機能によって該通知メッセージを表示する。ここで、新しい情報は、基準時間の後に受信された情報であっても良く、閲覧されていない情報であっても良い。即ち、該新しい情報は、スマート端末のスクリーンがオフになった後に受信された情報であっても良く、スマート端末のスクリーンがオフになる前に、既に受信され、まだ閲覧されていない情報であっても良い。
【0066】
ここで、スクリーンオフ表示を行う時に、新しい情報を受信した場合、スマート端末は、該新しい情報に基づいて通知メッセージを生成することが可能であり、通知メッセージをDDICに送り、DDICが該通知メッセージを受け取ってから、該通知メッセージの属しているメッセージタイプを確定することが可能であり、該通知メッセージの属しているメッセージタイプを確定した後に、DDICは、該メッセージタイプに基づいて、記憶されている内容要素から、該通知メッセージのメッセージタイプに対応される内容要素を取得することが可能であり、フォーマット情報に従って、取得された内容要素を表示する。
【0067】
例えば、仮に現在スマート端末は新しいショートメールを受信したとした場合、スマート端末は、該新しいショートメールに基づいて、ショートメールの通知メッセージを生成することが可能であり、該通知メッセージのメッセージタイプはショートメールであり、スマート端末は、該ショートメールの通知メッセージをDDICに送り、DDICは、記憶されている内容要素からショートメールの通知アイコンを取得し、フォーマット情報に従い、ショートメールの通知アイコンを表示する。
【0068】
さらに、DDICが通知メッセージを受け取った場合、基準時間に基づいて、該通知メッセージの受信時間を確定することが可能であり、フォーマット情報及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって該通知メッセージのメッセージ内容、及び該通知メッセージの受信時間を表示する。
【0069】
DDICが通知メッセージを受け取った場合、DDICは、基準時間から、通知メッセージを受け取った時刻までの時間経過値を確定することができ、該時間経過値を基準時間と加算し、該通知メッセージを受信した受信時間を得る。また、DDICは、受信された通知メッセージの属されているメッセージタイプに基づいて、記憶されている内容要素から、対応されている通知アイコンを取得することができる。その後、DDICは、該通知メッセージの受信時間、該通知メッセージのメッセージ内容、及び該通知メッセージに対応されている通知アイコンを、フォーマット情報に従って表示することができる。
【0070】
ステップ304において、事前に設定されている時間間隔毎に、一回に前記APより取得されたシステム時間を取得し、取得されたシステム時間に基づいて、前記基準時間を更新し、改めて前記基準時間の更新時刻から計時を開始する。
【0071】
本ステップの実現方式は、ステップ202内の相関な実現方式を参考しても良く、実施例においてそれ以上述べない。
【0072】
本発明の実施例において、スマート端末が新しい情報を受信した後に、該新しい情報に基づいて、通知メッセージを生成することができ、その後、スマート端末は、該通知メッセージをDDICに送ることができ、DDICは該通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定し、記憶されている内容要素から、該メッセージタイプに対応されている通知アイコンを直接に取得し、その後、DDICは、記憶されているフォーマット情報の基づいて、該通知アイコンを表示することができる。即ち、通知メッセージをスクリーンオフ表示する時に、スマート端末のAPは、通知メッセージに基づいてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、通知メッセージの属されているメッセージタイプに基づいて、対応される内容要素を取得して表示することができ、消費電力を減少する。
【0073】
なお、スマート端末は、スクリーンオフ表示を行う時に、時間だけを表示しても良く、通知メッセージだけを表示することも可能であり、当然、時間と通知メッセージを同時に表示することも可能である。時間と通知メッセージを同時に表示するとした場合、上記の時間表示と通知メッセージ表示の実施例に記載されている実現方式を同時に参考することが可能であり、関連のステップを合わせて、時間と通知メッセージの同時表示を実現する。
【0074】
本発明の実施例に提供されている方法を説明した後に、これから、本発明の実施例に提供されている装置を説明する。
【0075】
図4Aは、例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示装置のブロック図である。図4Aを参照すると、該装置は、第1取得モジュール401、第2取得モジュール402、及び表示モジュール403を含む。
【0076】
第1取得モジュール401は、スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得することに用いられる。
【0077】
第2取得モジュール402は、基準時間を取得することに用いられ、該基準時間はスクリーンがオフになった時にAPより取得したシステム時間である。
【0078】
表示モジュール403は、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することに用いられる。
【0079】
選択肢として、図4Bを参照すると、表示モジュール403は、
基準時間を取得してから計時を開始し、基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得ることに用いられる計時サブモジュール4031と、
現在時刻に、スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、基準時間を、現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、現在時刻のシステム時間を得ることに用いられる計算サブモジュール4032と、
フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示することに用いられる第1表示サブモジュール4033と、
を含む。
【0080】
選択肢として、第1表示サブモジュール4033は、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得し、
取得された内容要素をフォーマット情報に従って表示する、
ことに用いられる。
【0081】
選択肢として、図4Cを参照すると、該装置400はさらに、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回にAPより取得されたシステム時間を取得することに用いられる第3取得モジュール404と、
取得されたシステム時間に基づいて、基準時間を更新し、改めて基準時間の更新時刻から計時を開始することに用いられる更新モジュール405と、
を含む。
【0082】
選択肢として、図4Dを参照すると、表示モジュール403は、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することに用いられる確定サブモジュール4034と、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得することに用いられる取得サブモジュール4035と、
基準時間に基づいて、フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示することに用いられる第2表示サブモジュール4036と、
を含む。
【0083】
選択肢として、第2表示サブモジュール4036は、
基準時間に基づいて、通知メッセージの受信時間を確定し、
フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージのメッセージ内容、及び通知メッセージの受信時間を表示する、
ことに用いられる。
【0084】
本発明の実施例において、スマート端末のDDICは、事前に設定されているスクリーンオフ表示機能によって表示する情報内容のフォーマット情報、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素、及びスクリーンがオフになった時にAPより取得した正確な基準時間を取得することができる。これによって、スマート端末のスクリーンがオフになった後に、DDICは、自分自身の水晶発振器によって計時することができ、現在時刻のシステム時間を計算し、1分おきにAPを一回にウェイクアップしてシステム時間を取得する必要がなくなり、システムの消費電力を減少することができるようになる。DDICが現在時刻のシステム時間を計算して得てから、DDICは、取得された内容要素から、表示に必要とする内容要素を確定し、取得された内容要素に基づいて、フォーマット情報に従って表示する。即ち、スマート端末は、APをウェイクアップしてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、システムの消費電力を一層に下げることになる。
【0085】
また、本発明の実施例において、スマート端末が新しい情報を受信したとした場合、スマート端末は、該新しい情報に基づいて、通知メッセージを生成することができ、その後、スマート端末は、該通知メッセージをDDICに送ることができ、DDICは該通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定し、記憶されている内容要素から、該メッセージタイプに対応されている通知アイコンを直接に取得し、その後、DDICは、記憶されているフォーマット情報の基づいて、該通知アイコンを表示することができる。即ち、通知メッセージをスクリーンオフ表示する時に、スマート端末のAPは、通知メッセージに基づいてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、通知メッセージの属されているメッセージタイプに基づいて、対応される内容要素を取得して表示することができ、消費電力を減少する。
【0086】
上記実施例内の装置について、その中の各モジュールの実行される操作の具体的な方式は、既に関連の該方法の実施例において詳しく説明しており、ここで詳しく説明しない。
【0087】
図5は、例示的な実施例によって示されているスクリーンオフ表示装置のブロック図である。例えば、装置500は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコントローラ、タブレット装置、医療機器、トレーニング設備、携帯情報端末等であっても良い。
【0088】
図5を参照すると、装置500は、下記の一つ又は複数のコンポーネントを含むことが可能である。
【0089】
処理コンポーネント502は、通常、装置500の全体操作、例えば、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作及び記録操作と関係する操作を制御する。処理コンポーネント502は、上記の全部又は一部のステップを完成させるように、一つ又は複数のプロセッサ520を含んで命令を実行することが可能である。それ以外、処理コンポーネント502は、処理コンポーネント502とその他のコンポーネントとのインタラクションのために、一つ又は複数のモジュールを含むことが可能である。例えば、マルチメディアコンポーネント508と処理コンポーネント502とのインタラクションのために、処理コンポーネント502はマルチメディアモジュールを含んでも良い。
【0090】
記憶装置504は、装置500の操作をサポートするために各種タイプのデータを記憶するように構成される。これらのデータは、例示的に、装置500で操作するためのあらゆるアプリケーション又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオなどを含む。記憶装置504は、任意の揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置、又はそれらの組み合わせで実現することが可能であり、例えば、静的なランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能、プログラム可能な読み取り専用な記憶装置(EEPROM)、消去可能、プログラム可能な読み取り専用な記憶装置(EPROM)、プログラム可能な読み取り専用な記憶装置(PROM)、読み取り専用な記憶装置(ROM)、磁気記憶装置、フラッシュ記憶装置、磁気ディスク又は光ディスクである。
【0091】
電源コンポーネント506は、装置500の各種のコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント506は、電源管理システム、一つ又は複数の電源、及び装置500への電力の生成、管理及び割り当てと関連のその他のコンポーネントを含むことが可能である。
【0092】
マルチメディアコンポーネント508は、前記装置500とユーザとの間における出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。幾つかの実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレー(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受けるために、スクリーンはタッチスクリーンとして実現することが可能である。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネル上での手振りを感知するために、1個又は複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチ或いはスライドの動作の境界を感知することができるだけではなく、前記タッチ或いはスライドの操作に関連する持続時間と圧力も感知する。幾つかの実施例において、マルチメディアコンポーネント508は、一つの前置撮影カメラ及び/又は後置撮影カメラを含む。装置500が操作モード、例えば、撮影モード又はビデオモードである場合、前置撮影カメラ及び/又は後置撮影カメラは、外部マルチメディアのデータを受け取ることができる。個々の前置撮影カメラ及び後置撮影カメラは、一つの固定の光学レンズシステムであっても良く、又はフォーカルレングス及び光学可変焦点の能力を備える。
【0093】
オーディオコンポーネント510は、オーディオ信号を入力及び/又は出力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント510は、一つのマイク(MIC)を含み、装置500が操作モードである場合、例えばコールモード、記録モード及び音声認識モードである場合、マイクは、外部オーディオ信号を受け取るように構成される。受け取られたオーディオ信号は、さらに記憶装置504に記憶され、又は通信コンポーネント516を介して送信することができる。幾つかの実施例において、オーディオコンポーネント510はさらに、一つのスピーカーを含み、オーディオ信号を出力するように用いられる。
【0094】
I/Oインターフェース512は、処理コンポーネント502と周辺インターフェースモジュールとの間に、インターフェースを提供し、上記の周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであっても良い。これらのボタンは、ホームページのボタン、ボリュームボタン、起動ボタン及びロックボタンを含むことが可能であるが、それらを限定しない。
【0095】
センサコンポーネント514は、1個又は複数のセンサを含み、装置500に各種の状態評価を提供するために用いられる。例えば、センサコンポーネント514は、装置500の開/閉状態、コンポーネントの相対定位を検出することができ、例えば、前記コンポーネントが装置500のディスプレイとキーボードである。センサコンポーネント514はさらに、装置500又は装置500の一つのコンポーネントの位置変化、ユーザと装置500とのタッチがあるか否か、装置500の位置又は加速/減速、及び装置500の温度変化も検出することができる。センサコンポーネント514は、近接センサを含むことができ、いずれの物理的な接触をせずに、周囲の物体の存在を検出するために用いられるように構成される。センサコンポーネント514はさらに光センサ、例えばCMOS又はCCD画像センサを含むことができ、撮像アプリケーションで使用することに用いられる。幾つかの実施例において、該センサコンポーネント514はさらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを含むことが可能である。
【0096】
通信コンポーネント516は、装置500とその他のデバイスとの間に有線又は無線方式の通信を有利にさせるように構成される。装置500は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2G又は3G、或いはそれらの組み合わせにアクセスすることができる。一つの例示的な実施例において、通信コンポーネント516は、ブロードキャストチャネルを介して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号を受信し、又は相関情報をブロードキャストする。一つの例示的な実施例において、前記通信コンポーネント516はさらに、近距離無線通信(NFC)モジュールを含み、短距離通信を促進させる。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ通信(IrDA)技術、超広帯域無線(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術及びその他の技術に基づいて実現されることが可能である。
【0097】
例示的な実施例において、装置500は、1個又は複数のアプリケーション専用集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能なロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー又はその他の回路によって実現されることが可能であり、上記の図2図3に示されている実施例によって提供される方法を実行することに用いられる。
【0098】
例示的な実施例において、さらに、命令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、命令を含む記憶装置504を提供し、上記命令は、装置500のプロセッサ520によって実行され、上記方法を完成させる。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光学データ記憶装置などであっても良い。
【0099】
非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体内の命令はスマート端末のプロセッサによって実行される場合、スマート端末がスクリーンオフ表示方法を実行するすることができるようにし、前記方法は、
スクリーンオフ表示機能によって表示する必要のある情報内容のフォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素を取得することと、
スクリーンがオフになった時にAPより取得したシステム時間を意味している基準時間を取得すると、
基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することと、
を含む。
【0100】
選択肢として、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
基準時間を取得してから計時を開始し、基準時間を取得してから経過した時間の長さを示すための時間経過値を得ることと、
現在時刻に、スクリーンオフ表示機能によってシステム時間を表示する必要のある時に、基準時間を、現在時刻に計時して得られる時間経過値と加算し、現在時刻のシステム時間を得ることと、
フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示することと、
を含む。
【0101】
選択肢として、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって現在時刻のシステム時間を表示することは、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、現在時刻のシステム時間に対応される内容要素を取得することと、
取得された内容要素をフォーマット情報に従って表示することと、
を含む。
【0102】
選択肢として、基準時間を取得した後に、
事前に設定されている時間間隔毎に、一回にAPより取得されたシステム時間を取得することと、
取得されたシステム時間に基づいて、基準時間を更新し、改めて基準時間の更新時刻から計時を開始することと、
を含む。
【0103】
選択肢として、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及びスクリーンオフ表示に必要とする内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって情報内容を表示することは、
新しい情報を受信したことを知らせるための通知メッセージを受信した時に、通知メッセージの属されているメッセージタイプを確定することと、
スクリーンオフ表示に必要とする内容要素から、通知メッセージの属されているメッセージタイプに対応される内容要素を取得することと、
基準時間に基づいて、フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示することと、
を含む。
【0104】
選択肢として、基準時間に基づいて、フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージを表示することは、
基準時間に基づいて、通知メッセージの受信時間を確定することと、
フォーマット情報、及び取得された内容要素に従い、スクリーンオフ表示機能によって通知メッセージのメッセージ内容、及び通知メッセージの受信時間を表示することと、
を含む。
【0105】
本発明の実施例において、スマート端末のDDICは、事前に設定されているスクリーンオフ表示機能によって表示する情報内容のフォーマット情報、スクリーンオフ表示に必要とする内容要素、及びスクリーンがオフになった時にAPより取得した正確な基準時間を取得することができる。これによって、スマート端末のスクリーンがオフになった後に、DDICは、自分自身の水晶発振器によって計時することができ、現在時刻のシステム時間を計算し、1分おきにAPを一回にウェイクアップしてシステム時間を取得する必要がなくなり、システムの消費電力を減少することができるようになる。DDICが現在時刻のシステム時間を計算して得てから、DDICは、取得された内容要素から、表示に必要とする内容要素を確定し、取得された内容要素に基づいて、フォーマット情報に従って表示する。即ち、スマート端末は、APをウェイクアップしてリアルタイム的に描画する必要がなくなり、システムの消費電力を一層に下げることになる。
【0106】
当業者は、明細書を考慮し、及びここで開示されている発明を実施した後、本発明のその他の実施形態を容易に想到し得ることになる。本出願は、本発明のいずれの変形、用途又は適切な変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途、又は適切な変化は、本発明の一般性の原理に従い、そして本発明の開示されていない本技術分野における技術常識又は慣用技術も含む。明細書と実施例は、単なる例示的なものと見なされ、本発明の範囲と精神は特許請求範囲によって示される。
【0107】
なお、本発明は、上記に記載されて、図面に示されている明確な構成に限らず、その範囲を逸脱せず各種の改修と変形を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求範囲のみによって制限される。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図5