(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下で図面を参照して本発明の実施例に係る「中紙の交換が可能なシステムノート」(以下、「システムノート」という)を説明する。
【0017】
第1実施例
図3は第1実施例に係るシステムノートの構造を示した斜視図であり、
図4は
図3のノートの内部構造を示した斜視図であり、
図5は表紙と中紙を分離した状態を示した分解斜視図であり、
図6は表紙の内側から外側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図であり、
図7は表紙の外側から内側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図である。
【0018】
第1実施例に係るシステムノート100は、一般的なノートと同様に左右に開かれる1つの表紙102の内部に複数の中紙が差し込まれる構造を有する。
【0019】
最も外側の外観を形成する表紙102は、一般的な形態のように、紙やビニール、革、ファブリック、合成皮革材質のうちの1つで作られる。表紙102を半分に折った内側面には、第1中紙104が表紙102と同じ方向に開かれるように結合される。すなわち、第1中紙104の中央の接合部が表紙102の内側面の中央と接することになる。
【0020】
また表紙102の内側面と第1中紙104との間には、第2中紙106と第3中紙108がそれぞれ結合される。説明の便宜のために、システムノート100を開いたときに中央が第1中紙104、左側が第2中紙106、右側が第3中紙108と定義する。
【0021】
本発明で第1中紙104と第2中紙106、第3中紙108は、ユーザが必要な情報を記載できるように白紙又は下線が引かれた状態のノートであることが一般的であるが、内容が印刷された本であってもよい。そして、3つの中紙104、106、108は、異なる種類のものに混合して構成することもできる。
【0022】
本発明のシステムノート100を使用しないときは、表紙102を半分に折って保管するが、表紙102が開かれないように表紙102の外部を巻き付ける固定バンド110を備える。固定バンド110は、弾性のある材質として、表紙102の表面と裏面を同時に巻き付けるように構成される。
【0023】
表紙102の一側端には、ボールペンや鉛筆などの筆記具を差し込んで固定するペンホルダー112が付着される。
【0024】
表紙102を左右に開くと、
図4のように第1中紙104と共に左右両側の第2中紙106と第3中紙108が現れる。第2中紙106は表紙102の表表紙と第1中紙104との間、第3中紙108は表紙102の裏表紙と第1中紙104との間に結合される。
【0025】
表紙102の内側には複数のポケットが形成される。ポケットは表紙102の内側を切開するか、又はカバーを当て重ねて製作する。
【0026】
表紙102の中央の折れる線を基準に隣接した左側と右側にそれぞれ第1ポケット102aと第2ポケット102bを形成し、第1ポケット102aの左側と第2ポケット102bの右側にそれぞれ第3ポケット102cと第4ポケット102dを形成する。そして第3ポケット102cと第4ポケット102dの左側と右側にそれぞれ第5ポケット102eと第6ポケット102fを形成する。第1ポケット102aないし第4ポケット102dは、表紙102の中央の折れる線に近く形成し、第5ポケット102eと第6ポケット102fは表紙102の左右側端に近く形成する。
【0027】
そして、第1中紙104の最初のページにある翼104aと最後のページにある翼104bを第1ポケット102aと第2ポケット102bにそれぞれ差し込む。2つの翼104a、104bの間にある第1筆記部104cは、表紙102の中央の折れる線を中心に左右に開かれる。
【0028】
そして、第2中紙106の最初のページにある翼106aを第3ポケット102cに差し込み、第3中紙108の最後のページにある翼108bを第4ポケット102dに差し込む。これにより、第2中紙106にある第2筆記部106cと第3中紙108の第3筆記部108cは、システムノート100の表側と裏側にそれぞれ位置することになる。そして、第1筆記部104cと第2筆記部106c、第3筆記部108cは、中央の接合部が表紙102の中央の折れる線に近く位置するので、3つの筆記部が同じ方向に開かれる。この場合は
図6に示されたように、3つの筆記部が互いに重なるので、いずれか一面のみを使用することができる。
【0029】
しかし、ユーザが同時に複数の筆記部を使用したいときは、結合するポケットの位置を変えれば良い。
【0030】
図7に示されたように、第2中紙106と第3中紙108の結合方向を変える。すなわち、第2中紙106の最後のページにある翼106bを表紙102の左側端付近にある第5ポケット102eに差し込み、第3中紙108の最初のページにある翼108aを表紙102の右側端付近にある第6ポケット102fに差し込む。
【0031】
この場合、第2中紙106の第2筆記部106cは第1中紙104の左側に開かれ、第3中紙108の第3筆記部108cは第1中紙104の右側に開かれることで、少なくとも4つの面を同時に使用できるようになる。
【0032】
ユーザは、第1中紙104と第2中紙106、第3中紙108を差し込むポケットを変更することにより、所望の位置に筆記面を置いて使用することができる。
【0033】
一方、
図8ないし10は他の実施例に係るポケットの位置を示した斜視図である。
【0034】
第1中紙104と第2中紙106、第3中紙108を別途のポケットにそれぞれ差し込んで使用することもできるが、1つのポケットに2つ以上の中紙を一緒に差し込んで使用することもできる。
【0035】
図8に示されたように、第4ポケット102dを除去し、第2ポケット102bに第1中紙104と第3中紙108を一緒に差し込むことができる。
【0036】
そして
図9に示されたように、第3ポケット102cを除去し、第1ポケット102aに第1中紙104と第2中紙106を一緒に差し込むことができる。
【0037】
また、
図10に示されたように、第3ポケット102cと第4ポケット102dの双方を除去し、第1ポケット102aには第1中紙104と第2中紙106を、第2ポケット102bには第1中紙104と第3中紙108を一緒に差し込むことができる。
【0038】
第2実施例
図11は第2実施例に係るシステムノートの構造を示した斜視図であり、
図12は
図11のノートの前面部の内部構造を示した斜視図であり、
図13は第2中紙と表紙を分離した状態を示した分解斜視図であり、
図14は
図11のノートの後面部の内部構造を示した斜視図であり、
図15は第1中紙と表紙を分離した状態を示した分解斜視図であり、
図16は表紙の中央に中紙を差し込んだ状態を示した断面図であり、
図17は第2中紙を差し込んだ状態を示した断面図である。
【0039】
第2実施例に係るシステムノート200は、一般的なノートと同様に左右に開かれる1つの表紙202の外側に縦に開かれる縦カバー204を追加して連結した構造を有する。縦カバー204は、表紙202の表側又は裏側外面から上方又は下方に開かれるように連結される。一般的には表紙202の表側から上方に開かれるように連結して、簡単なメモや筆記ができるようにする。このために、縦カバー204の下方又は上側端は表紙202の上側又は下側端に連結される。
【0040】
表紙202は第1実施例のように、左右に開かれる構造を有し、一般的な形態のように、紙やビニール、革、ファブリック、合成皮革材質のうちの1つで作られる。表紙202を半分に折った内側面には、第1中紙206が表紙202と同じ方向に開かれるように結合される。すなわち、第1中紙206の中央の接合部が表紙202の内側面の中央と接することになる。
【0041】
このために、表紙202の内側面にはポケットが形成される。第2実施例におけるポケットは、第1実施例におけるポケットと同じ方式で製作される。便宜上、表紙202の中央の折れる線を中心に左側にあるものを第1ポケット202a、右側にあるものを第2ポケット202bとする。第1ポケット202aと第2ポケット202bには第1中紙206が差し込まれる。
【0042】
縦カバー204は、システムノート200の表面に連結されるが、縦カバー204と表紙202との間には第2中紙208が差し込まれる。
【0043】
第2実施例において第1中紙206と第2中紙208は、第1実施例と同様に白紙状態のノート又は特定内容が印刷された本であってもよく、異なる種類のものに混合して構成することもできる。
【0044】
本発明のシステムノート200を使用しないときは、表紙202を半分に折り、縦カバー204も表紙202に重なるように折って保管するが、表紙202と縦カバー204が開かれないように表紙202及び縦カバー204の外部を巻き付ける固定バンド210を備える。固定バンド210は弾性のある材質として、縦カバー204の表面と表紙202の裏面を同時に巻き付けるように構成される。
【0045】
表紙202の一側端には、ボールペンや鉛筆などの筆記具を差し込んで固定するペンホルダー212が付着される。
【0046】
図12のように、表側の縦カバー204を上に開くと、表紙202の表側外面に差し込まれた第2中紙208が現れる。第2中紙208は表紙202の表側外面に形成された第3ポケット202cに固定されるが、第2中紙208を構成する翼208aと第2筆記部208bのうち翼208aが第3ポケット202cに差し込まれて固定される。
【0047】
また表紙202を左右に開くと、
図14のように表紙202の内側に結合された第1中紙206が現れる。第1中紙206を構成する翼206a、206bと第1筆記部206cのうち左右2つの翼206a、206bが第1ポケット202aと第2ポケット202bにそれぞれ差し込まれることで、第1中紙206が表紙202に結合される。2つの翼206a、206bの間にある第1筆記部206cは、表紙202の中央の折れる線を中心に左右に開かれる。
【0049】
図18は第3実施例に係るシステムノートの構造を示した斜視図であり、
図19は
図18のノートの第1表紙の内部構造を示した斜視図であり、
図20は
図18のノートの第2表紙の内部構造を示した斜視図であり、
図21は表紙と中紙を分離した状態を示した分解斜視図であり、
図22は表紙の内側から外側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図であり、
図23は表紙の外側から内側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図である。
【0050】
第3実施例に係るシステムノート300は、第1実施例のシステムノート100のように左右に開かれる第1表紙302の一側端に加えて、第2表紙304が連結される構造を有する。第2表紙304は、第1表紙302と同様に左側又は右側に開かれるので、第1表紙302と第2表紙304の双方を開くと、
図20のように3つの面が横に配置される。
【0051】
本発明の図面では、第1表紙302の右側端に第2表紙304が連結されるものとして説明するが、第2表紙304が左側端に連結されてもよいだろう。
【0052】
第1表紙302の内側中央には第1中紙306が配置され、第1中紙306を中心に左側と右側にはそれぞれ第2中紙308と第3中紙310が配置される。そして第2表紙304には第4中紙312が配置される。第1中紙306と第2中紙308、第3中紙310、第4中紙312は、すべて表紙に形成されたポケットに挿入されて結合される。
【0053】
第1表紙302で中央の折れる線を中心に隣接した左側には第1ポケット302a、右側には第2ポケット302bが形成される。そして、第1ポケット302aの左側と第2ポケット302bの右側には第3ポケット302cと第4ポケット302dが形成される。
【0054】
そして、第1表紙302の左方向の端近くには第5ポケット302eが形成され、右方向の端近くには第6ポケット302fが形成される。
【0055】
第2表紙304では、左側端近くに第7ポケット304aが形成され、右側端近くには第8ポケット304bが形成される。本発明では、第2表紙304の左側端が第1表紙302の右側端に連結されるものとして説明する。
【0056】
第3実施例における表紙と中紙、ポケットの構成や材質、結合方式などは上述した実施例と同じである。
【0057】
ユーザは、第1表紙302のみを開いて第1中紙306と第2中紙308を使用することもでき、第2表紙304まで開いた状態で第3中紙310と第4中紙312を使用することもできる。
【0058】
第1中紙306の表面と裏面にある翼306a、306bは、第1ポケット302aと第2ポケット302bにそれぞれ結合される。そして第2中紙308の最初のページにある翼308aは第3ポケット302cに差し込まれ、第3中紙310の最後のページにある翼310bは第4ポケット302dに差し込まれる。第4中紙312の最後のページにある翼312bは第7ポケット304aに差し込まれる。これにより、
図22に示されたように、第2中紙308と第3中紙310が第1中紙306に重なりながら結合される。
【0059】
もし、第2中紙308の最後のページにある翼308bを第5ポケット302eに差し込み、第3中紙310の最初のページにある翼310aを第6ポケット302fに差し込み、第4中紙312の最初のページにある翼312aを第8ポケット304bに差し込むと、
図23のように、互いに重なる部分を最小化して同時に複数の面を使用できるようになる。
【0060】
本発明のシステムノート300を使用しないときは、第2表紙304を折った状態で第1表紙302を半分に折って保管するが、第1表紙302が開かれないように外部を巻き付ける固定バンド314を備える。固定バンド314は弾性のある材質として、第1表紙302の表面と裏面を同時に巻き付けるように構成される。
【0061】
第1表紙302の一側端には、ボールペンや鉛筆などの筆記具を差し込んで固定するペンホルダー316が付着される。
【0062】
一方、
図24ないし26は他の実施例に係るポケットの位置を示した斜視図である。
【0063】
第1中紙306と第2中紙308、第3中紙310を別途のポケットにそれぞれ差し込んで使用することもできるが、1つのポケットに2つ以上の中紙を一緒に差し込んで使用することもできる。
【0064】
図24に示されたように、第4ポケット302dを除去し、第2ポケット302bに第1中紙306と第3中紙310を一緒に差し込むことができる。
【0065】
そして
図25に示されたように、第3ポケット302cを除去し、第1ポケット302aに第1中紙306と第2中紙308を一緒に差し込むことができる。
【0066】
また
図26に示されたように、第3ポケット302cと第4ポケット302dの双方を除去し、第1ポケット302aには第1中紙306と第2中紙308を、第2ポケット302bには第1中紙306と第3中紙310を一緒に差し込むことができる。
【0067】
第4実施例
図27は第4実施例に係るシステムノートの構造を示した斜視図であり、
図28は
図27のノートの第1表紙の内部構造を示した斜視図であり、
図29は
図27のノートの第2表紙と第3表紙の内部構造を示した斜視図であり、
図30は表紙と中紙を分離した状態を示した分解斜視図であり、
図31は表紙の内側から外側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図であり、
図32は表紙の外側から内側に中紙を差し込んだ状態を示した断面図である。
【0068】
第4実施例に係るシステムノート400は、第1実施例のシステムノート100のように左右に開かれる第1表紙402の左右側端に加えて、第2表紙404と第3表紙406が連結される構造を有する。第2表紙404は、第1表紙402の左側端から左側に開かれ、第3表紙406は、第1表紙402の右側端から右側に開かれるので、第1表紙402と第2表紙404、第3表紙406をすべて開くと、
図28のように4つの面が横に配置される。
【0069】
第1表紙402の内側中央には第1中紙408が配置され、第1中紙408を中心に右側には第2中紙410が配置される。そして左側の第2表紙404には第3中紙412が配置され、右側の第3表紙406には第4中紙414が配置される。すなわち、第1表紙402には第1中紙408と第2中紙410、第2表紙404と第3表紙406には第3中紙412と第4中紙414がそれぞれ結合される。
【0070】
しかし、これらの結合位置はユーザの便宜に応じて変えることができる。例えば、第2中紙410が第1表紙402の内部で右側であることが示されているが、左側に結合することもできる。場合によっては、第1表紙402の内部左右側の双方に追加中紙を結合して使用することもできる。この場合には合計5つの中紙が使用されることになる。
【0071】
第1中紙408ないし第4中紙414は、すべて表紙に形成されたポケットに挿入されて結合される。
【0072】
第1表紙402で中央の折れる線を中心に隣接した左側には第1ポケット402a、右側には第2ポケット402bが形成される。そして、第1ポケット402aの左側と第2ポケット402bの右側には第3ポケット402cと第4ポケット402dが形成される。
【0073】
そして、第1表紙402の左方向の端近くには第5ポケット402eが形成され、右方向の端近くには第6ポケット402fが形成される。
【0074】
第2表紙404では右側端近くに第7ポケット404aが形成され、左側端近くには第8ポケット404bが形成される。また、第3表紙406では左側端近くに第9ポケット406aが形成され、右側端近くには第10ポケット406bが形成される。
【0075】
結局、第1表紙402ないし第3表紙406の内側面には左右側にポケットが一つずつ形成されているので、中紙を結合させる方向をユーザが任意に変更することができる。
【0076】
図28のように、第1表紙402を左右に開くと、中央の第1中紙408が開かれながら、左右側には第2表紙404と第3表紙406がそれぞれ現れる。第2表紙404と第3表紙406は異なる中紙を覆っているが、
図29のように、第2表紙404と第3表紙406を開くと、第1中紙408のすぐ右側には第2中紙412、第1中紙408の左側には第3中紙412、第2中紙412の右側には第4中紙414が開かれる。
【0077】
このような構成になるためには、第1中紙408の左右側にある翼408a、408bを第1ポケット402aと第2ポケット402bにそれぞれ差し込む。そして、第2中紙410の最後のページにある翼410bは第4ポケット402dに差し込み、第3中紙412の最初のページにある翼412aは第2表紙404に形成された第7ポケット404aに差し込む。最後に、第4中紙414の最後のページにある翼414bは第3表紙406に形成された第9ポケット406aに差し込む。
【0078】
この場合には、
図31に示された方向のように、それぞれの中紙が開かれる。
【0079】
場合によっては、ポケットの位置を変えることもできる。
【0080】
第2中紙410の最初のページにある翼410aは第6ポケット402fに差し込み、第3中紙412の最後のページにある翼412bは第8ポケット404bに差し込む。最後に、第4中紙414の最初のページにある翼414aは第10ポケット406bに差し込む。
【0081】
この場合には、
図32に示された方向のように、中紙は反対方向に開かれることになる。
【0082】
このように、それぞれの中紙は翼をどの方向のポケットに差し込むかによって中紙が開かれる方向が変わるが、1つの面に2つのポケットが左右側にそれぞれ形成されているので、ユーザは自分が所望する方向に中紙を差し込んで使用することができる。
【0083】
ちなみに、別に説明しない図面符号408c、410c、412c、414cは、それぞれ第1筆記部、第2筆記部、第3筆記部、第4筆記部に該当する。
【0084】
第4実施例における表紙と中紙、ポケットの構成や材質、結合方式などは上述した実施例と同一である。
【0085】
ユーザは、第1表紙402のみを開いて第1中紙408を使用することもでき、第2表紙404又は第3表紙406を開いて残りの中紙を使用することもできる。
【0086】
本発明のシステムノート400を使用しないときは、第2表紙404と第3表紙406を折った状態で第1表紙402を半分に折って保管するが、第1表紙402が開かれないように外部を巻き付ける固定バンド416を備える。固定バンド416は弾性のある材質として、第1表紙402の表面と裏面を同時に巻き付けるように構成される。
【0087】
第1表紙402の一側端には、ボールペンや鉛筆などの筆記具を差し込んで固定させるペンホルダー418が付着される。
【0088】
一方、
図33ないし35は他の実施例に係るポケットの位置を示した斜視図である。
【0089】
第1中紙408と第2中紙410、第3中紙412、第4中紙414を別途のポケットにそれぞれ差し込んで使用することもできるが、1つのポケットに2つ以上の中紙を一緒に差し込んで使用することもできる。
【0090】
図33に示されたように、第4ポケット402dを除去し、第2ポケット402bに第1中紙408と第2中紙410を一緒に差し込むことができる。
【0091】
そして
図34に示されたすように、第3ポケット402cを除去し、第1ポケット402aに第1中紙408と第3中紙412を一緒に差し込むことができる。
【0092】
また
図35に示されたように、第3ポケット402cと第4ポケット402dの双方を除去し、第1ポケット302aと第2ポケット302bにユーザが所望する中紙を一緒に差し込むことができる。
【0093】
以上、添付された図面を参照して本発明の好適な実施例を説明したが、上述した本発明の技術的構成は、本発明が属する技術分野の当業者が本発明のその技術的思想や必須的特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施され得ることを理解できるだろう。したがって、以上で記述した実施例は、すべての面で例示的なものであり、限定的なものではないものとして理解されるべきであり、本発明の範囲は、上記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求範囲の意味及び範囲そしてその等価概念から導き出されるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。