特許第6622980号(P6622980)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6622980
(24)【登録日】2019年11月29日
(45)【発行日】2019年12月18日
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 25/00 20060101AFI20191209BHJP
   F25D 17/08 20060101ALI20191209BHJP
【FI】
   F25D25/00 N
   F25D17/08 307
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-83545(P2015-83545)
(22)【出願日】2015年4月15日
(65)【公開番号】特開2016-205641(P2016-205641A)
(43)【公開日】2016年12月8日
【審査請求日】2018年3月20日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100163393
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 康臣
(74)【代理人】
【識別番号】100189393
【弁理士】
【氏名又は名称】前澤 龍
(74)【代理人】
【識別番号】100203091
【弁理士】
【氏名又は名称】水鳥 正裕
(72)【発明者】
【氏名】劉 揚
(72)【発明者】
【氏名】磯野 啓博
【審査官】 笹木 俊男
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−107032(JP,A)
【文献】 特開平02−242062(JP,A)
【文献】 特開2008−267789(JP,A)
【文献】 実開昭62−154393(JP,U)
【文献】 特開平11−063785(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 11/00 〜 11/02
F25D 17/04 〜 17/08
F25D 23/00
F25D 25/00 〜 25/02
A47B 67/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室内において、前方へ引き出し可能に設けられた第1容器と、
前記第1容器とは独立し、前方へ引き出し可能に設けられた第2容器と、
を有し、
前記第1容器の底部の左右方向において、前記底部が上底面板と、前記上底面板より下方にある下底面板とからなり、
前記第1容器の前記上底面板の下方には、前記第2容器を収納するための収納空間が形成され、
前記第1容器の前面と前記第2容器の前面とが上下に重なり、
前記上底面板と前記下底面板の間の段差板の外側には中レールが前後方向に突出し、
前記第2容器の側面には、前記中レールと係合するレールが設けられている、
冷蔵庫。
【請求項2】
前記第2容器の底面が、前記貯蔵室の底部に載置され、
前記第1容器の前記下底面が、前記貯蔵室の底部に載置されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記第1容器の下部右側、下部左側、又は下部中央部に前記収納空間が形成されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記第1容器の前面に設けられ、下方が開口した上手掛け部と、
前記第2容器の前面に設けられ、上方が開口した下手掛け部と、
を有し、
前記上手掛け部と前記下手掛け部が上下に重なっている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記上手掛け部の下端中央部に上切欠き部が形成され、
前記下手掛け部の上端中央部に下切欠き部が形成されている、
請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記貯蔵室が冷蔵室であり、
前記第1容器と前記第2容器が、前記冷蔵室内のチルド室内部に配されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記第1容器の背面に対応した前記チルド室の背面に吹き出し口が開口し、
前記第1容器の上面と前記第2容器の上面が開口し、
前記第2容器に対応する前記第1容器の底面に冷気流通孔が開口している、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記チルド室の天井板の前端部から前記第1容器の前面の上方へ、蓋が開閉自在に配されている、
請求項7に記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、冷蔵庫の冷蔵室には、肉や魚などの収納を行うためのチルド室が設けられ、このチルド室には、上下2段の容器が引き出し自在に配されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−330361号公報
【特許文献2】特開2003−329362号公報
【特許文献3】特開2009−47384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような冷蔵庫であると、高さの低い容器が上下に配されているだけであるため、高さの高い食品を収納できないという問題点があった。
【0005】
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、高さの低い食品及び高さの高い食品でも収納することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態は、貯蔵室と、前記貯蔵室内において、前方へ引き出し可能に設けられた第1容器と、前記第1容器とは独立し、前方へ引き出し可能に設けられた第2容器と、を有し、前記第1容器の底部の左右方向において、前記底部が上底面板と、前記上底面板より下方にある下底面板とからなり、前記第1容器の前記上底面板の下方には、前記第2容器を収納するための収納空間が形成され、前記第1容器の前面と前記第2容器の前面とが上下に重なり、前記上底面板と前記下底面板の間の段差板の外側には中レールが前後方向に突出し、前記第2容器の側面には、前記中レールと係合するレールが設けられている、冷蔵庫である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施形態を示す冷蔵庫の正面図。
図2】冷蔵庫の右側から見た縦断面図。
図3】チルド室の正面図。
図4】チルド室の正面から見た縦断面図。
図5】第1容器と第2容器の斜視図。
図6】第1容器と第2容器が上下に重なっている部分の縦断面図。
図7】第1容器の縦断面。
図8】第1容器と第2容器を収納した状態の一部拡大縦断面。
図9】第1容器を引き出した状態の一部拡大縦断面。
図10】第2容器を引き出した状態の一部拡大縦断面。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、一実施形態の冷蔵庫10について図1図10に基づいて説明する。
【0009】
(1)冷蔵庫10の構造
冷蔵庫10の構造について図1図2に基づいて説明する。図1は冷蔵庫10の正面図、図2は冷蔵庫10の側面から見た縦断面図である。
【0010】
冷蔵庫10のキャビネット12は断熱箱体であって、内箱と外箱とより形成され、その間に断熱材が充填されている。このキャビネット12内部は、上から順番に冷蔵室14、野菜室16、小型冷凍室18及び冷凍室20を有し、小型冷凍室18の横には製氷室21が設けられている。野菜室16と小型冷凍室18及び製氷室22の間には水平な断熱仕切体36が設けられている。冷蔵室14と野菜室16とは水平な仕切体38によって仕切られている。冷蔵室14の前面には、観音開き式の扉14a,14bが設けられ、野菜室16、小型冷凍室18、冷凍室20及び製氷室21にはそれぞれ引出し式の扉16a,18a,20a,21aが設けられている。
【0011】
冷蔵室14内には、複数の棚40が水平に設けられ、下部にはチルド室42が設けられている。このチルド室42は低温室であって、第1容器60と第2容器62に肉や魚を収納する。チルド室42については、後から詳しく説明する。冷蔵室14の扉14aの背面には複数のドアポケット44が設けられている。野菜室16には、引出し式の野菜容器46、48が設けられている。
【0012】
冷蔵室14の背面下部から野菜室16の背面において、冷蔵用蒸発器(以下、「Rエバ」という)28が設けられ、その下方には冷蔵用送風機(以下、「Rファン」という)30が設けられている。Rエバ28とRファン30とは、エバカバー15で囲まれたRエバ室17に配されている。
【0013】
小型冷凍室18、製氷室21の背面から冷凍室20の背面にかけてのFエバ室29には、冷凍用蒸発器(以下、「Fエバ」という)32が設けられ、その上方には冷凍用送風機(以下、「Fファン」という)34が設けられている。Fエバ32の下方には、不図示の除霜ヒータが設けられている。
【0014】
図2に示すようにRエバ28で冷却された冷気は、Rファン30によって冷蔵室14、チルド室42及び野菜室16に送風される。Fエバ32で冷却された冷気は、Fファン34によって小型冷凍室18、製氷室21、冷凍室20に送風される。
【0015】
キャビネット12の背面底部には、機械室22が設けられ、冷凍サイクル62を構成する圧縮機24などが載置されている。この機械室22の背面上部には、制御板26が設けられている。
【0016】
(2)チルド室42の構造
チルド室42の構造について図3図10に基づいて説明する。図3に示すように、冷蔵室14の下部に設けられたチルド室42は、冷蔵室14の右側に設けられ、チルド室42の左側にはタンク50が配されている。タンク50は、製氷室21に設けられている製氷装置の製氷皿に水を供給するために配されている。
【0017】
チルド室42は、図5に示すように天井板52と、タンク50との境界に設けられた左壁板54と、冷蔵室14の右側面を構成している右壁板56と、冷蔵室14の背面を構成している背壁板58と、冷蔵室14の底面を構成している仕切体38により囲まれ、チルド室42内部には引き出し式の第1容器60と第2容器62が配されている。天井板52の前端部から第1容器60の前端部の間には、ヒンジ70によって回動自在の蓋64が吊り下げられている。
【0018】
第1容器60は、図4図5に示すように、上面が開口した箱形であって、底部が上底面板604と下底面板637とを有している。下底面板637は、段差板635を介して上底面板604よりも下方に水平に配されている。上底面板604の左側部から左側面板602が立設され、下底面板637の右側部から右側面板636が立設されている。右側面板636の高さ寸法は、左側面板602より段差板635の高さだけ高い寸法を有する。左側面板602、上底面板604、下底面板637、段差板635、右側面板636の後部には背面板603が形成され、前部には前面板601が形成されている。前面板601の左側、左側面板602、背面板603の左側により、上小型空間72が形成されている。前面板601の右側、下底面板637、右側面板636、背面板603の右側、段差板635により、上小型空間72よりも高さ寸法が大きい上大型空間74が形成されている。上底面板604の下方と段差板635の左側には前後方向に長い収納空間77が形成されている。この収納空間77には、第2容器62が引き出し自在に収納される。
【0019】
第1容器60の前面板601の前部には、図6図8に示すように、上手掛け部605が形成されている。上手掛け部605は下部が開口し、上部が閉塞し、上手掛け部605の下端部中央よりやや左側には左切欠き部606が四角状に切り欠かれている。すなわち、第1容器60の前面板601の前方に上手掛け部605が上から被さるように設けられ、前面板601と上手掛け部605の間に手が挿入できる挿入空間615が形成されている。前面板601の左側下部は段部608が形成されている。この段部608は、上手掛け部605の下方から指をより挿入し易くするためである(図9参照)。上手掛け部605の前面は階段状に形成され光散乱面607が形成されている。前面板601と上底面板604の合わさっている角部には、図8図10に示すように複数のスリット状の冷気流通孔609が幅方向に所定間隔に複数開口している。第1容器60の下底面板637に対応した背面板603には、複数の冷気の吹き出し口620が開口している。
【0020】
図6に示すように、第1容器60の左側面板602と右側面板636には、前部から中央部に行くほど上方に膨らむ膨らみ部614がそれぞれ形成されている。膨らみ部614は、蓋64を押し上げるためのものである。
【0021】
図4図5に示すように、第1容器60の左側面板602の外側には左レール610が前後方向に突条に突出している。右側面板636の上部には右上レール611が前後方向に突条に突出し、下部には右下レール616が前後方向に突条に突出している。図4に示すように、段差板635の外側には中レール618が前後方向に突条に突出している。一方、図4に示すように、左レール610に対応して左壁板54には左上レール受け612が前後方向に形成され、右上レール611に対応して右壁板56には右上レール受け613が前後方向に形成されている。右壁板56の下部には右下レール616に対応して右下レール受け617が前後方向に形成されている。下底面板637に対応した仕切体38の上面には、左右一対の載置突条619が突出している。
【0022】
第2容器62は、図4図6に示すように、第1容器60の左下方にある収納空間77に収納され、仕切体38に対し引き出し自在に配されている。第2容器62内部には、高さの低い下空間76が形成されている。また、図4に示すように、仕切体38の上面右側には、左右一対の載置突条619,619が前後方向に突出し、この上に第1容器60の下底面板637が載置されている。第2容器62は、前面板621、左右一対の側面板622、背面板623、底面板624より構成され、上面が開口している。また、前面板621の前部には下手掛け部625が形成されている。下手掛け部625は、下部が閉塞し、上部が開口し、下手掛け部625の上端部中央やや右側には下切欠き部626が四角状に切り欠かれている。すなわち、第2容器62の前面板621の前方に下手掛け部625が下から被さるように形成され、前面板621と下手掛け部625の間に手が挿入できる挿入空間630が形成される。図8に示すように、第2容器62が、第1容器60の収納空間77に収納された状態で、上手掛け部605の右側の下端部は、第2容器62の下手掛け部625の上端よりもM=1mm〜5mm前方に突出している。
【0023】
図4図5に示すように、仕切板38の上面には左右一対の載置突条627が前後方向に突出し、この上に第2容器62が載置されている。図4図5に示すように、第2容器62の左右一対の側面板622,622には左右一対の突条のレール628がそれぞれ突出している。左側のレール628に対応したレール受け629がチルド室42の左壁板54に前後方向に形成され、また、右側のレール628と、第1容器60の段差板635の中レール618が係合している。図4に示すように、第2容器62の前部下部が底上げ状態になっているのは、仕切体38の前部が上方に膨らんでいるため、第2容器62を前方に引き出した場合にその膨らみに対応させるためである。
【0024】
図4図5に示すように、Rエバ28で冷却された冷気をチルド室42に送風するために、チルド室42の背面58の上部には、吹き出し口66が開口している。Rエバ28によって冷却された冷気が、吹き出し口66からチルド室42内に吹き出されて第1容器60に侵入し、第1容器60内部の肉や魚を冷却する。第1容器60の上大型空間73を冷却した冷気は、第1容器60の背面板603に開口した吹き出し口620から外部に排出される。図5図8に示すように、第1容器60の上小型空間72を冷却した冷気は、第1容器60の左側の前面下部にある複数の冷気流通孔609を通って第2容器62に流れ込む。第1容器60から流れ込んだ冷気は、第2容器62内部の肉や魚を冷却し、第2容器62の背面板623に開口した吹き出し口632から外部に排出される。この場合に、Rエバ28から最も近い位置の吹き出し口66から冷気が吹き出されるため、チルド室42内部は、冷蔵室14の他の部分よりも冷却され、肉や魚に適した冷蔵温度(0℃〜2℃)となる。
【0025】
蓋61の左端部には、押圧片68が形成されている。これにより、蓋64は、図9に示すように、第1容器60を前方に引き出すと左側面板602、右側面板636の前端部と膨らみ部614によって押圧片68が押圧されてヒンジ70を中心に上方に回転して蓋61が開き、第1容器62の引き出しの障害とならない。
【0026】
(3)効果
本実施形態の冷蔵庫10によれば、図4に示すように、高さのある食品は、第1容器60の上大型空間74に収納でき、高さの低い食品は第1容器60の上小型空間72又は第2容器62の下空間76に収納できる。
【0027】
また、図9に示すように、ユーザは、下部が開口した上手掛け部605の左側の上切欠き部606に下方から手を入れて前方に引き出すと、第1容器60の左レール610は左レール受け612に沿って移動し、右上レール610は右上レール受け613に沿って移動し、右下レール616は右下レール受け617に沿って移動し、第1容器60の下底面板637が載置突条619に載置された状態で移動し、第1容器60を簡単に引き出すことができる。また、左右一対の側面板602の前端部と膨らみ部614が蓋64を押し上げる。
【0028】
また、図10に示すように、ユーザは、上方が開口した下手掛け部625の下切欠き部626に上方から手を入れて前方に引き出すと、第2容器62の左側のレール628がレール受け629に沿って移動し、右側のレール628が中レール618に沿って移動し、第2容器62の底面板624が載置突条627に載置された状態で移動し、第2容器62を簡単に引き出すことができる。このときユーザは、図10に示すように、上方から下手掛け部625に手を入れるため、冷蔵室14の底面に相当する仕切体38に手が当たることがない。
【0029】
また、図8に示すように、第1容器60の上手掛け部605の前面が光散乱面607となっているため、ユーザに第1容器60と第2容器62内部が見えない。
【0030】
また、図8に示すように、チルド室42に収納された状態で第1容器60の上手掛け部605の下端が第2容器62の下手掛け部625の上端よりもMだけ前方に位置しているため、下手掛け部625の上端面がユーザに見えることなく意匠的に優れたものとなる。
【0031】
また、図4図8に示すように、第1容器60の前面板601から底面板604にかけて冷気通風孔609が開口しているため、第1容器60に侵入した冷気が冷気流通孔609を経て第2容器62内部に侵入しやすい。
【0032】
また、図6に示すように、チルド室42の天井板52に回動自在に吊り下げられた蓋64が、第1容器60の前面板601の上部まで垂れ下がり、チルド室42を閉塞し冷気が冷蔵室14の他の部分に逃げ出すことがない。
【0033】
(4)変更例
上記実施形態では、第1容器60の下部左側部に収納空間77を設けたが、これに代えて第1容器60下方右側部、又は、中央部に収納空間77を設けて第2容器62を前方に引き出し可能なように収納してもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、チルド室42に第1容器60と第2容器62を設けたが、これに限らず他の貯蔵室に設けてもよい。
【0035】
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0036】
10・・・冷蔵庫、14・・・冷蔵室、38・・・仕切体、42・・・チルド室、60・・・第1容器、62・・・第2容器、77・・・収納空間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10