特許第6624640号(P6624640)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6624640
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】無線LAN通信装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 84/12 20090101AFI20191216BHJP
   H04W 88/08 20090101ALI20191216BHJP
   H04Q 9/00 20060101ALI20191216BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20191216BHJP
   H05B 37/02 20060101ALI20191216BHJP
【FI】
   H04W84/12
   H04W88/08
   H04Q9/00 331Z
   H04M11/00 301
   H05B37/02 C
   H05B37/02 E
   H05B37/02 F
【請求項の数】9
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2016-53551(P2016-53551)
(22)【出願日】2016年3月17日
(65)【公開番号】特開2017-169094(P2017-169094A)
(43)【公開日】2017年9月21日
【審査請求日】2019年2月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】永田 有里恵
【審査官】 野村 潔
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−112505(JP,A)
【文献】 特開2006−318173(JP,A)
【文献】 特開2009−232307(JP,A)
【文献】 特開2004−229210(JP,A)
【文献】 特開2005−210422(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0065383(US,A1)
【文献】 特開2015−211020(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
H04M 11/00
H04Q 9/00
H05B 37/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明装置を有する建物内に設けられる無線LAN通信装置であって、
接続端末と通信を行う通信部と、
前記接続端末の通信内容を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記通信内容と、前記照明装置の照明状況とに基づいて、前記照明装置による照明を制御する制御部と、
を備え
前記制御部は、前記取得部によって取得された前記通信内容が、所定の時間より長い時間の通信を要する通信内容である場合、前記照明装置を点灯させる制御を行う、無線LAN通信装置。
【請求項2】
前記無線LAN通信装置は、時間と前記時間における前記照明装置による照明の設定とを対応付けた時間照明情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記時間照明情報に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項1に記載の無線LAN通信装置。
【請求項3】
前記無線LAN通信装置は、前記建物に設けられたセンサと通信可能に接続されており、
前記制御部は、前記センサによる検出結果をさらに用いて、前記照明装置による照明を制御する、請求項1に記載の無線LAN通信装置。
【請求項4】
前記センサは、人を検出可能なセンサであり、
前記制御部は、前記センサの前記検出結果が人を検出したことを示す場合、前記照明装置を点灯させる制御を行い、前記センサの前記検出結果が人を検出しなかったことを示す場合、前記取得部によって取得された前記通信内容に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項3に記載の無線LAN通信装置。
【請求項5】
前記無線LAN通信装置は、前記建物内に設けられ、且つ、前記接続端末と通信可能な中継器と通信可能に接続されており、
前記制御部は、前記センサの前記検出結果に基づいて、前記中継器と対応関係にある前記照明装置による照明を制御する、請求項3又は4に記載の無線LAN通信装置。
【請求項6】
前記無線LAN通信装置は、時間と前記時間における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記照明設定情報に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
【請求項7】
前記無線LAN通信装置は、前記接続端末の通信内容と前記通信内容における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記取得部によって取得された前記通信内容と、前記照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
【請求項8】
前記無線LAN通信装置は、前記接続端末の種類と前記接続端末の種類における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記接続端末の種類と、前記照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
【請求項9】
前記建物は複数の部屋を備え、
前記無線LAN通信装置は、前記部屋の種類と、前記部屋の種類における前記照明装置の照明を制御するか否かについての情報と、を対応付けた部屋照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記部屋に設けられた前記センサの前記検出結果が人を検出したことを示す場合、当該部屋の種類と、前記部屋照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、請求項4に記載の無線LAN通信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LAN通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物内の複数の部屋にアクセスポイントを配置し、当該複数の部屋のうち、1つの部屋に通信機器を所持した人が入室すると当該通信機器とアクセスポイントとの間で無線通信を行い、当該無線通信の有無により人の入室を検出して、当該部屋の電灯を点灯させる制御を行うホームゲートウェイが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−232307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のホームゲートウェイでは、人の入室のみに基づいて照明を点灯させる。そのため、例えば、就寝時等、照明の点灯が不要な場合であっても、当該人の所持する通信機器とアクセスポイントとの間の無線通信によって照明が点灯されてしまう等、人の行動に適した照明装置の点灯制御がなされているとは限らない。
【0005】
本発明の目的は、人の行動により適した照明装置の点灯制御が行える無線LAN通信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる無線LAN通信装置は、照明装置を有する建物内に設けられる無線LAN通信装置であって、接続端末と通信を行う通信部と、前記接続端末の通信内容を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記通信内容と、前記照明装置の照明状況とに基づいて、前記照明装置による照明の制御を行う制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
人の行動により適した照明装置の点灯制御が行える無線LAN通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステムを示す模式図である。
図2】実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステムを示すブロック図である。
図3】実施の形態1にかかる時間帯制御設定テーブルを示す図である。
図4】実施の形態1にかかる通信内容制御設定テーブルを示す図である。
図5】実施の形態1にかかるホームゲートウェイにおける制御を説明するフローチャートである。
図6】実施の形態2にかかるホームゲートウェイシステムを示すブロック図である。
図7】実施の形態2にかかる部屋・人検知制御設定テーブルを示す図である。
図8】実施の形態2にかかるホームゲートウェイにおける制御を説明するフローチャートである。
図9】実施の形態3にかかる照度制御設定テーブルを示す図である。
図10】実施の形態3にかかるホームゲートウェイにおける制御を説明するフローチャートである。
図11】実施の形態4にかかる照度制御設定テーブルを示す図である。
図12】実施の形態5にかかる照度制御設定テーブルを示す図である。
図13】実施の形態6にかかる照度制御設定テーブルを示す図である。
図14】実施の形態7にかかるホームゲートウェイシステムを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステム100を示す模式図である。図1に示すように、本発明の実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステム100は、無線LAN通信装置としてのホームゲートウェイ(HGW:Home Gate Way)1、接続端末2としてのスマートフォン21、照明装置31、外部ネットワーク通信網ワールドワイドウェブ4(以下、「外部ネットワーク4」と称する。)等を備える。
【0010】
図1に示すように、ホームゲートウェイ1は、建物B内に設けられている。また、建物B内には、照明装置31が設けられている。また、ホームゲートウェイ1は、通信部としてのWLAN接続ポート11、取得部としてのスヌーピング機能部131、制御部17等を備える。
そして、ホームゲートウェイ1は、WLAN接続ポート11を介して、建物B内に存在するスマートフォン21と無線LANを介して通信を行う。
また、スヌーピング機能部131は、スマートフォン21の通信内容を取得する。
また、制御部17は、スヌーピング機能部131によって取得された通信内容と、照明装置31の照明状況とに基づいて、照明装置31による照明を制御する。
【0011】
実施の形態1にかかるホームゲートウェイ1について、図2を参照しながら、より詳細に説明する。図2は、実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステム100を示すブロック図である。図2に示すように、ホームゲートウェイシステム100は、スマートフォン21等である接続端末2、ホームゲートウェイ1、照明装置31等である室内照明3、外部ネットワーク4の4つのブロックに分けられる。そして、ホームゲートウェイ1は、図2に示すように、WLAN接続ポート11、データ送受信部12、接続端末制御部13、WAN接続ポート14、データ送受信部15、室内照明制御部16、制御部17等を備える。
【0012】
そして、データ送受信部12は、WLAN接続ポート11を介して、接続端末2のスマートフォン21と、ホームゲート1との間で、データの送受信を行う。
【0013】
また、接続端末制御部13は、図2に示すように、スヌーピング機能部131、時計132、記憶部133等を備える。より具体的には、接続端末制御部13は、図示しないCPUをさらに備える。そして、CPUが記憶部133に格納されているプログラムを実行することにより、接続端末制御部13における処理が実現する。
また、接続端末制御部13の記憶部133に格納されるプログラムは、CPUに実行されることにより、接続端末制御部13のそれぞれにおける処理を実現するためのコードを含む。なお、記憶部133は、例えば、このプログラムや、接続端末制御部13における処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
【0014】
具体的には、CPUが記憶部133に格納されているプログラムを実行することによって、接続端末制御部13は、スヌーピング機能部131が取得した通信内容を、制御部17に出力する。また、CPUが記憶部133に格納されているプログラムを実行することによって、接続端末制御部13は、時計132によって計数された時間に関する情報を制御部17に出力する。すなわち、接続端末制御部13による全ての各種制御処理は、CPUと記憶部133に格納されているプログラムとが協働した具体化手段によって実現される。
【0015】
また、スヌーピング機能部131は、データ送受信部12におけるデータの送受信を監視することにより、スマートフォン21の通信内容を取得する。
【0016】
データ送受信部15は、WAN接続ポート14を介して、外部ネットワーク4と、ホームゲート1との間で、データの送受信を行う。
【0017】
室内照明制御部16は、図2に示すように、無線接続ポート161、データ送受信部162、照明監視部163、記憶部164等を備える。より具体的には、室内照明制御部16は、図示しないCPUをさらに備える。そして、CPUが記憶部164に格納されているプログラムを実行することにより、室内照明制御部16における処理が実現する。
また、室内照明制御部16の記憶部164に格納されるプログラムは、CPUに実行されることにより、室内照明制御部16のそれぞれにおける処理を実現するためのコードを含む。なお、記憶部164は、例えば、このプログラムや、室内照明制御部16における処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
【0018】
具体的には、CPUが記憶部164に格納されているプログラムを実行することによって、室内照明制御部16は、照明監視部163によって取得された照明装置31の照明状況を制御部17に出力する。CPUが記憶部164に格納されているプログラムを実行することによって、室内照明制御部16は、制御部17から入力された制御信号に従って、照明装置31による照明を制御する。すなわち、室内照明制御部16による全ての各種制御処理は、CPUと記憶部164に格納されているプログラムとが協働した具体化手段によって実現される。
【0019】
また、データ送受信部162は、無線接続ポート161を介して、照明装置31と、ホームゲート1との間で、データの送受信を行う。
【0020】
また、照明監視部163は、図示しない明るさセンサを備え、照明装置31が備えられる空間の照明状況を監視する。換言すれば、照明監視部163は、照明装置31の照明状況を取得する。当該明るさセンサは、例えば、照明装置31の照明範囲内等、照明装置31が備えられる空間の任意の場所に設けられる。
【0021】
制御部17は、記憶部171等を備える。また、制御部17は、図示しないCPUをさらに備える。そして、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することにより、制御部17における処理が実現する。
また、制御部17の記憶部171に格納されるプログラムは、CPUに実行されることにより、制御部17のそれぞれにおける処理を実現するためのコードを含む。なお、記憶部171は、例えば、このプログラムや、制御部17における処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
【0022】
具体的には、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することによって、制御部17は、接続端末制御部13から入力された時間に関する情報と、記憶部171に格納されている時間照明情報としての時間帯制御設定テーブル172と、に基づいて、照明装置31による照明を制御する。また、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することによって、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容と、室内照明制御部16から入力された照明装置31の照明状況と、に基づいて、照明装置31による照明を制御する。その他、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することによって、制御部17は、例えば、図5に示すような、各種制御処理を行う。すなわち、制御部17による全ての各種制御処理は、CPUと記憶部171に格納されているプログラムとが協働した具体的手段によって実現される。
【0023】
記憶部171は、例えば、図3に示す時間帯制御設定テーブル172(時間照明情報)と、図4に示す通信内容制御設定テーブル173等を格納している。
【0024】
図3に示すように、時間帯制御設定テーブル172は、時間帯と、当該時間帯における照明装置31による照明の設定とが対応付けられたテーブルである。図3に示す、時間帯制御設定テーブル172では、照明装置31の照明の設定として、「有効」及び「無効」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を点灯させることを意味し、「無効」とは、照明装置31を点灯させないことを意味する。
【0025】
また、図4に示すように、通信内容制御設定テーブル173は、通信内容と、当該通信内容における照明装置31の照明の設定とが対応付けられたテーブルである。図4に示す、通信内容制御設定テーブル173では、照明装置31の照明の設定として、「有効」及び「無効」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を点灯させることを意味し、「無効」とは、照明装置31を点灯させないことを意味する。具体的には、通信内容制御設定テーブル173では、所定時間より長い時間の通信を要する通信内容、例えば、「動画」、「ゲーム・アプリ」等、に対応する照明の設定として「有効」と規定している。ここで、所定時間とは、例えば、5分等である。
【0026】
次に、図5を参照しながら、本実施の形態1にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。図5は、実施の形態1にかかるホームゲートウェイ1における制御を説明するフローチャートである。
まず、図5に示すように、制御部17は、スマートフォン21と、ホームゲートウェイ1との間の通信の有無に基づいて、スマートフォン2が操作されているか否かを判断する(ステップS1)。
【0027】
ステップS1において、制御部17が、スマートフォン2が操作されていないと判断した場合(ステップS1;No)、制御部17は、図5の処理を終了する。
ステップS1において、制御部17が、スマートフォン2が操作されたと判断した場合(ステップS1;Yes)、制御部17は、時間帯制御設定テーブル172を参照して、照明装置31を点灯させるか否かを判断する(ステップS2)。より具体的には、制御部17は、接続端末制御部13から入力された時間に関する情報に基づいて、記憶部171に格納されている時間帯制御設定テーブル172を参照し、当該時間が含まれる時間帯の照明の設定を抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の設定が「有効」である場合に、照明装置31を点灯させると判断し、当該照明の設定が「無効」である場合に、照明装置31を点灯させないと判断する。
【0028】
ステップS2において、制御部17が、照明装置31を点灯させないと判断した場合(ステップS2;No)、制御部17は、図5の処理を終了する。
ステップS2において、制御部17が、照明装置31を点灯させると判断した場合(ステップS2;Yes)、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容を確認する(ステップS3)。
【0029】
次に、制御部17は、通信内容制御設定テーブル173を参照して、照明装置31を点灯させるか否かを判断する(ステップS4)。より具体的には、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容に基づいて、記憶部171に格納されている通信内容制御設定テーブル173を参照し、当該通信内容に対応付けられた照明の設定を抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の設定が「有効」である場合に、照明装置31を点灯させると判断し、当該照明の設定が「無効」である場合に、照明装置31を点灯させないと判断する。
【0030】
ステップS4において、制御部17が、照明装置31を点灯させないと判断した場合(ステップS4;No)、制御部17は、図5の処理を終了する。
ステップS4において、制御部17が、照明装置31を点灯させると判断した場合(ステップS4;Yes)、制御部17は、室内照明制御部16から入力された照明状況に基づいて、照明装置31が点灯しているか否かを判断する(ステップS5)。
【0031】
ステップS5において、制御部17が、照明装置31が点灯していると判断した場合(ステップS5;Yes)、制御部17は、図5の処理を終了する。
ステップS5において、制御部17が、照明装置31が点灯していないと判断した場合(ステップS5;No)、制御部17は、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して(ステップS6)、図5の処理を終了する。
なお、ステップS5における照明装置31が点灯しているか否かを判断する処理は、ステップS1又はステップS2の前に行われてもよい。これにより、既に照明装置31が点灯している場合には、ステップS1〜ステップS4の処理を行わずに済む。
【0032】
また、実施の形態1では、ホームゲートウェイ1と通信を行う接続端末2として、スマートフォン21を例に挙げたが、接続端末2は、ホームゲートウェイ1に接続可能な端末であればよく、ゲーム機、テレビ等でもよい。また、ホームゲートウェイ1と接続端末2との間の無線通信の規格は何であってもよい。また、ホームゲートウェイ1は、接続端末2としてのパソコン等の電気機器と有線で通信可能に接続されていてもよい。
【0033】
また、ホームゲートウェイ1と室内照明3との間の無線通信の規格は何であってもよい。また、照明装置31が赤外線通信に対応している場合、照明装置31とホームゲートウェイ1との間の通信は、ネットワーク赤外線センサを介して、赤外線通信を用いて行われてもよい。
【0034】
以上に説明した実施の形態1にかかるホームゲートウェイ1では、制御部17は、スヌーピング機能部131によって取得された通信内容と、照明装置31の照明状況とに基づいて、照明装置31による照明を制御する。より具体的には、接続端末制御部13から入力された通信内容に基づいて、記憶部171に格納されている通信内容制御設定テーブル173を参照し、当該通信内容に対応付けられた照明の設定を抽出する。そのため、例えば、図4の通信内容制御設定テーブル173に示すように、通信内容が「メール」や「検索サイト」等、通信時間が比較的短い通信内容である場合には照明装置31を点灯せず、通信内容が「動画」や「ゲーム・アプリ」等、通信時間が比較的長い通信内容である場合には照明装置31を点灯させる、等のように、制御部17は、人の行動により適した照明装置31の点灯制御を行うことができる。
【0035】
また、制御部17は、接続端末制御部13から入力された時間に関する情報と、記憶部171に格納されている時間照明情報としての時間帯制御設定テーブル172と、に基づいて、照明装置31による照明を制御する。これにより、制御部17は、通信内容だけでなく、時間帯も考慮して、照明装置31による照明を制御することができる。
【0036】
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2にかかるホームゲートウェイシステム200について説明する。図6は、実施の形態2にかかるホームゲートウェイシステム200を示すブロック図である。図6に示すように、実施の形態2にかかるホームゲートウェイシステム200は、照明装置31にセンサとしての人感センサ32を備える点、室内照明制御部16がセンサ監視部165を備える点、及び、記憶部171が部屋照明設定情報としての部屋・人検知制御設定テーブル174を格納している点が、実施の形態1にかかるホームゲートウェイシステム100と異なる。そのため、同一の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0037】
人感センサ32は、例えば、照明装置31に備えられ、建物B内の当該照明装置31が備えられた部屋(空間)に人がいる場合に、その人を検出する。人感センサ32は、赤外線、超音波、可視光等、又はこれらの組み合わせを用いて、人を検出する。また、人感センサ32とホームゲートウェイ1とは、通信可能に接続されている。そして、人感センサ32は検出結果をホームゲートウェイ1の室内照明制御部16のセンサ監視部165に出力する。なお、人感センサ32は、照明装置31以外の場所に備えられていてもよい。また、建物B内に複数の照明装置31及び複数の人感センサ32がある場合、照明装置31と人感センサ32とは対応付けられている。
【0038】
センサ監視部165は、人感センサ32の検出結果を監視し、当該検出結果を制御部17に出力する。また、建物B内に複数の部屋があり、それぞれの部屋の照明装置31に人感センサ32が備えられている場合には、センサ監視部165は、部屋毎に人感センサ32の検出結果を監視し、当該部屋の種類及び当該部屋の人感センサ32の検出結果を制御部17に出力する。
【0039】
記憶部171は、部屋照明設定情報としての部屋・人検知制御設定テーブル174を格納している。図7に、部屋・人検知制御設定テーブル174を示す。図7に示すように、部屋・人検知制御設定テーブル174は、部屋の種類と、人感センサ32の有無と、照明装置31による照明の設定と、が対応付けられたテーブルである。図7に示す、部屋・人検知制御設定テーブル174では、照明装置31の照明の設定として、「有効」、「無効」、及び、「除外」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を制御部17によって制御することを意味し、「無効」とは、照明装置31を制御部17によって制御しないことを意味する。また、「除外」とは、当該部屋の照明装置31を制御部17によって制御しないことを意味する。
【0040】
そして、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することによって、制御部17は、人感センサ32による検出結果をさらに用いて、照明装置31による照明を制御する。具体的には、制御部17は、人感センサ32の検出結果が人を検出したことを示す場合、照明装置31を点灯させる制御を行い、人感センサ32の検出結果が人を検出しなかったことを示す場合、スヌーピング機能部131によって取得された通信内容に基づいて、照明装置31による照明を制御する。より具体的には、制御部17は、センサ監視部165から入力された部屋の種類及び当該部屋の人感センサ32の検出結果と、記憶部171に格納されている部屋・人検知制御設定テーブル174とに基づいて、照明装置31による照明を制御する。
【0041】
次に、図8を参照しながら、実施の形態2にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。図8は、実施の形態2にかかるホームゲートウェイ1における制御を説明するフローチャートである。図8に示すホームゲートウェイ1における照明装置31の制御は、ステップS101、ステップS102の処理のみが、図5に示すホームゲートウェイ1における照明装置31の制御と異なる。換言すれば、図8のステップS103〜ステップS108の処理は、図5のステップS1〜ステップS6の処理と同一である。そのため、同一の処理については、その説明を省略する。
【0042】
図8に示すように、まず、制御部17は、センサ監視部165から入力された検出結果に基づいて、人感センサ32が人を検出したか否かを判断する(ステップS101)。
ステップS101において、制御部17が、人感センサ32が人を検出していないと判断した場合(ステップS101;No)、制御部17は、図8の処理を終了する。
ステップS101において、制御部17が、人感センサ32が人を検出したと判断した場合(ステップS101;Yes)、制御部17は、センサ監視部165から入力された部屋の種類に基づいて、部屋・人検知制御設定テーブル174を参照して、当該部屋の種類に対応付けられた照明の設定を抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の設定が「有効」であるか否かを判断する(ステップS102)。
【0043】
ステップS102において、制御部17が、当該照明の設定が「無効」又は「除外」であると判断した場合(ステップS102;No)、制御部17は、図8の処理を終了する。
ステップS102において、制御部17が、当該照明の設定が「有効」であると判断した場合(ステップS102;No)、制御部17は、ステップS103の処理に進む。
【0044】
以上に説明した実施の形態2にかかるホームゲートウェイ1によれば、建物B内に複数の照明装置31がある場合であっても、当該照明装置31に設けられた人感センサ32による検出結果に基づいて、照明装置31による照明を制御するため、制御部17は、どの照明装置31の照明を制御するかを判断することができる。
【0045】
また、記憶部171は、部屋・人検知制御設定テーブル174を格納し、制御部17は、センサ監視部165から入力された部屋の種類及び当該部屋の人感センサ32の検出結果と、記憶部171に格納されている部屋・人検知制御設定テーブル174とに基づいて、照明装置31による照明を制御する。そのため、制御部17は、部屋毎に、照明装置31の照明を制御することができる。例えば、図7の部屋・人検知制御設定テーブル174において、リビングの照明の設定は「除外」となっており、映画をリビングで見る際等、あえて照明を暗くしたい場合にも、ホームゲートウェイ1による照明装置31の制御は対応することができる。
【0046】
実施の形態3
次に、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1について説明する。実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1は、記憶部171が時間帯制御設定テーブル172の代わりに照度制御設定テーブル175を格納している点が、実施の形態1又は実施の形態2にかかるホームゲートウェイ1と異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0047】
記憶部171は、照明設定情報としての照度制御設定テーブル175を格納している。図9に、照度制御設定テーブル175を示す。図9に示すように、照度制御設定テーブル175は、時間帯と、当該時間帯における照明装置31による照明の設定と、当該照明装置31による照明の明るさ(照度)とが対応付けられたテーブルである。図9に示す、照度制御設定テーブル175では、照明装置31の照明の設定として、「有効」及び「無効」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を点灯させることを意味し、「無効」とは、照明装置31を点灯させないことを意味する。また、照度制御設定テーブル175では、照明装置31による照明の明るさとして、「明るく」及び「半分明るく」が規定されている。ここで「明るく」とは、所定の照度以上の明るさで照明装置31を点灯させることを意味する。また、「半分明るく」とは、当該所定の照度の半分の照度(明るさ)で照明装置31を点灯させることを意味する。
【0048】
次に、図10を参照しながら、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。図10は、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1における制御を説明するフローチャートである。図10に示すホームゲートウェイ1における照明装置31の制御は、ステップS206の処理のみが、図5又は図8に示すホームゲートウェイ1における照明装置31の制御と異なる。換言すれば、図10のステップS201〜ステップS205の処理は、図5のステップS1〜ステップS5の処理又は図8のステップS103〜ステップS107の処理と同一である。そのため、同一の処理については、その説明を省略する。
【0049】
ステップS205において、制御部17が、照明装置31が点灯していないと判断した場合(ステップS205;No)、制御部17は、照度制御設定テーブル175に基づいて、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して(ステップS206)、図10の処理を終了する。具体的には、制御部17は、接続端末制御部13から入力された時間に関する情報に基づいて、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175を参照し、当該時間が含まれる時間帯の照明の明るさを抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の明るさで照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して、図10の処理を終了する。
【0050】
以上に説明した実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1によれば、制御部17は、接続端末制御部13から入力された時間に関する情報と、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175とに基づいて、照度を調節して照明装置31を点灯させるように制御する。そのため、例えば、図9に示すように、制御部17は、深夜など、急に明るくなると目が眩んでしまう時間帯「24:00〜4:00」については、「半分明るく」なるように、照明装置31を点灯させることができる。
【0051】
なお、照明装置31の明るさ(照度)の調節は、例えば、照明装置31が複数の発光部材からなる場合、当該複数の発光部材を間引いて点灯させることによって行われてもよい。ここで、発光部材とは、例えば、電球、蛍光灯、LED等である。
【0052】
また、照度制御設定テーブル175は、曜日、月日等のカレンダー情報毎、又は、天気情報若しくは気候情報若しくは季節情報毎に、照明装置31の照明の明るさを規定していてもよい。これにより、同じ時間帯(例えば、16:00〜17:00)であっても季節によって周囲環境の明るさが異なる場合にも、制御部17は、照明装置31を適切な明るさで点灯させることができる。
【0053】
実施の形態4
次に、実施の形態4にかかるホームゲートウェイ1について説明する。実施の形態4にかかるホームゲートウェイ1は、記憶部171が、時間帯制御設定テーブル172を格納し、照度制御設定テーブル175の代わりに照度制御設定テーブル175Aを格納している点、及び、図10のステップS206における制御部17の処理が、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1と異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0054】
記憶部171は、照明設定情報としての照度制御設定テーブル175Aを格納している。図11に、照度制御設定テーブル175Aを示す。図11に示すように、照度制御設定テーブル175Aは、通信内容と、当該通信内容に対応する照明装置31による照明の設定と、当該照明装置31による照明の明るさ(照度)とが対応付けられたテーブルである。図11に示す、照度制御設定テーブル175Aでは、通信内容として、「〜5分」、「5〜15分」、「15分〜」が規定されている。ここで、「〜5分」とは、通信に必要と予想される時間が5分未満の通信内容を意味し、「5〜15分」とは、通信に必要と予想される時間が5分以上15分未満の通信内容を意味し、「15分〜」とは、通信に必要と予想される時間が15分以上の通信内容を意味する。また、照度制御設定テーブル175Aでは、照明装置31の照明の設定として、「有効」及び「無効」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を点灯させることを意味し、「無効」とは、照明装置31を点灯させないことを意味する。また、照度制御設定テーブル175Aでは、照明装置31による照明の明るさとして、「明るく」及び「半分明るく」が規定されている。ここで「明るく」とは、所定の照度以上の明るさで照明装置31を点灯させることを意味する。また、「半分明るく」とは、当該所定の照度の半分の照度(明るさ)で照明装置31を点灯させることを意味する。
【0055】
次に、実施の形態4にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。実施の形態4にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御は、ステップS206の処理のみが、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御と異なる。そのため、同一の処理については、その説明を省略する。
【0056】
ステップS205において、制御部17が、照明装置31が点灯していないと判断した場合(ステップS205;No)、制御部17は、照度制御設定テーブル175Aに基づいて、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して(ステップS206)、図10の処理を終了する。具体的には、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容に基づいて、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Aを参照し、当該通信内容に対応する照明の明るさを抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の明るさで照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して、図10の処理を終了する。
【0057】
以上に説明した実施の形態4にかかるホームゲートウェイ1によれば、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容と、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Aとに基づいて、照度を調節して照明装置31を点灯させるように制御する。そのため、例えば、図11に示すように、制御部17は、接続端末制御部13から入力された通信内容が、通信に必要と予想される時間が5分未満の通信内容である場合には照明装置31を点灯させず、接続端末制御部13から入力された通信内容が、通信に必要と予想される時間が5分以上15分未満の通信内容である場合には照明装置31を「半分明るく」なるように照明装置31を点灯させる等、通信にかかる時間に合わせて、照明装置31を点灯させることができる。これにより、例えば、就寝前に5分未満の通信時間でスマートフォン21を操作する場合に、照明装置31を点灯させるのを防ぐことができ、目に負担をかけることが無いように照明装置31を制御することができる。
【0058】
実施の形態5
次に、実施の形態5にかかるホームゲートウェイ1について説明する。実施の形態5にかかるホームゲートウェイ1は、記憶部171が、時間帯制御設定テーブル172を格納し、照度制御設定テーブル175の代わりに照度制御設定テーブル175Bを格納している点、及び、図10のステップS206における制御部17の処理が、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1と異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0059】
記憶部171は、照明設定情報としての照度制御設定テーブル175Bを格納している。図12に、照度制御設定テーブル175Bを示す。図12に示すように、照度制御設定テーブル175Bは、接続端末2のMACアドレスと、接続端末2の種類と、当該接続端末2を使用する使用者と、当該接続端末の種類に対応する照明装置31による照明の明るさ(照度)と、当該使用者に対応する当該照明装置31の照度の変動値とが対応付けられたテーブルである。図12に示す、照度制御設定テーブル175Bでは、照明装置31による照明の明るさ(照度)として、「閾値未満」、「閾値以上」が規定されている。ここで、「閾値未満」とは、所定の閾値未満の照度(明るさ)で照明装置31を点灯させることを意味する。また、「閾値以上」とは、所定の閾値以上の照度(明るさ)で照明装置31を点灯させることを意味する。また、照度制御設定テーブル175Bでは、照明装置31の照度の変動値として、「所定値以下」、「なし」を規定している。ここで、「所定値以下」とは、制御部17が照明装置31を制御する場合、照明装置31の照度の変化量を所定値以下に抑えるように制御することを意味する。また、「なし」とは、制御部17が照明装置31を任意の照度の変化量で制御することを意味する。なお、図12において、MACアドレスと接続端末2の種類とは紐づけられている。また、図12における使用者とは、対応する接続端末2を多用する使用者であり、当該接続端末2に対応するMACアドレスによって特定される。
【0060】
次に、実施の形態5にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。実施の形態5にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御は、ステップS206の処理のみが、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御と異なる。そのため、同一の処理については、その説明を省略する。
【0061】
ステップS205において、制御部17が、照明装置31が点灯していないと判断した場合(ステップS205;No)、制御部17は、照度制御設定テーブル175Bに基づいて、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して(ステップS206)、図10の処理を終了する。具体的には、制御部17は、接続端末制御部13から入力されたMACアドレスに基づいて、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Bを参照し、当該MACアドレスに対応する照明の設定を抽出する。また、制御部17は、照度制御設定テーブル175Bを参照し、当該MACアドレスによって特定される使用者に対応する照明装置31の照度の変動値を抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の設定及び照度の変動値で照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して、図10の処理を終了する。より具体的には、例えば、MACアドレスに対応する照明の設定が「閾値未満」であり、当該MACアドレスによって特定される使用者に対応する照度の変動値が「所定値以下」であった場合、制御部17は、照明装置31の照度の変動値が「所定値以下」となるように、且つ、照明装置31の照度(明るさ)が「閾値未満」となるように、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力する。
【0062】
以上に説明した実施の形態5にかかるホームゲートウェイ1によれば、制御部17は、接続端末制御部13から入力されたMACアドレスと、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Bとに基づいて、照度を調節して照明装置31を点灯させるように制御する。また、MACアドレスと接続端末2の種類とは紐づけられており、MACアドレスによって当該接続端末2を多用する使用者が特定される。そのため、例えば、図12に示すように、接続端末2の種類及びその接続端末2を多用する使用者に応じて、照明装置31を点灯させることができる。具体的には、図12に示すように、接続端末2が「スマートフォン」で使用者が「母」の場合には、制御部17は、照明装置31の照度の変動値が「所定値以下」となるように、且つ、照明装置31の照度(明るさ)が「閾値未満」となるように、照明装置31を点灯させるように制御する。また、接続端末2が「タブレット」又は「ゲーム機」で使用者が「父」又は「子供」の場合には、制御部17は、照明装置31の照度(明るさ)が「閾値以上」となるように、照明装置31を点灯させるように制御する。すなわち、接続端末2の画面の大きさによって照明装置31の照度(明るさ)を制御することができるとともに、使用者の目が照度の変動に不慣れであるか否かも考慮して照明装置31の照度(明るさ)を制御することができる。
【0063】
実施の形態6
次に、実施の形態6にかかるホームゲートウェイ1について説明する。実施の形態6にかかるホームゲートウェイ1は、記憶部171が、時間帯制御設定テーブル172を格納し、照度制御設定テーブル175の代わりに照度制御設定テーブル175Cを格納している点、及び、図10のステップS206における制御部17の処理が、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1と異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0064】
記憶部171は、照明設定情報としての照度制御設定テーブル175Cを格納している。図13に、照度制御設定テーブル175Cを示す。図13に示すように、照度制御設定テーブル175Cは、照明装置31が備えられた空間(建物B又は建物B内の部屋)の照明状況と、照明装置31による照明の設定と、当該照明装置31による照明の明るさ(照度)とが対応付けられたテーブルである。図13に示す、照度制御設定テーブル175Cでは、照明装置31が備えられた空間の照明状況として、「明るい」、「暗い」が規定されている。ここで、「明るい」とは、照明監視部163によって取得された照明装置31が備えられた空間の照明状況としての照度(明るさ)が所定値以上であることを意味する。また、「暗い」とは、照明監視部163によって取得された照明装置31が備えられた空間の照明状況としての照度(明るさ)が所定値未満であることを意味する。また、照度制御設定テーブル175Cでは、照明装置31による照明の設定として、「有効」、「無効」が規定されている。ここで、「有効」とは、照明装置31を点灯させることを意味し、「無効」とは、照明装置31を点灯させないことを意味する。また、照度制御設定テーブル175では、照明装置31による照明の明るさ(照度)として、「明るく」が規定されている。ここで「明るく」とは、所定の照度以上の明るさで照明装置31を点灯させることを意味する。
【0065】
次に、実施の形態6にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御について説明する。実施の形態6にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御は、ステップS206の処理のみが、実施の形態3にかかるホームゲートウェイ1における照明装置31の制御と異なる。そのため、同一の処理については、その説明を省略する。
【0066】
ステップS205において、制御部17が、照明装置31が点灯していないと判断した場合(ステップS205;No)、制御部17は、照度制御設定テーブル175Cに基づいて、照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して(ステップS206)、図10の処理を終了する。具体的には、制御部17は、照明監視部163から入力された照明装置31の照明状況に基づいて、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Cを参照し、当該照明状況に対応する照明の設定及び照明の明るさ(照度)を抽出する。そして、制御部17は、抽出した照明の設定が「有効」である場合、抽出した照明の明るさ(照度)で照明装置31を点灯させるように制御信号を室内照明制御部16に出力して、図10の処理を終了する。
【0067】
以上に説明した実施の形態6にかかるホームゲートウェイ1によれば、制御部17は、照明監視部163から入力された照明装置31の照明状況と、記憶部171に格納されている照度制御設定テーブル175Cとに基づいて、照明装置31を点灯させるように制御する。そのため、例えば、図13に示すように、すでに、照明装置31が備えられた空間の照明状況が「明るい」場合には、制御部17は照明装置31を点灯させず、照明装置31が備えられた空間の照明状況が「暗い」場合にのみ、制御部17は照明装置31を点灯させることができる。これにより、日中など窓からの入射光で照明装置31が備えられる空間が十分に明るい場合には、無駄に、照明装置31を点灯させずに済む。
【0068】
実施の形態7
次に、実施の形態7にかかるホームゲートウェイ1について説明する。実施の形態7にかかるホームゲートウェイ1は、中継器としての複数のアクセスポイント5を介して、接続端末2と通信可能に接続される点が実施の形態2乃至6にかかるホームゲートウェイ1と異なる。そのため、同一の構成については、同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
【0069】
図14は、本発明の実施の形態7にかかるホームゲートウェイシステム300を示す模式図である。ホームゲートウェイ1は、例えば、図14に示すように、第1のアクセスポイント5Aを介して、接続端末2としての第1のスマートフォン21A又は第2のスマートフォン21Bと通信可能に接続される。また、ホームゲートウェイ1は、第2のアクセスポイント5Bを介して、第1のスマートフォン21A又は第2のスマートフォン21Bと通信可能に接続される。なお、ホームゲートウェイシステム300に備えられるアクセスポイント5の数、接続端末2の種類及び数は、図14に限定されるものではない。
【0070】
アクセスポイント5は、図14に示すように、建物B内に設けられている。そして、ホームゲートウェイ1は、無線LANを用いて、アクセスポイント5を介して、スマートフォン2と通信を行う。また、建物B内に複数の部屋がある場合、アクセスポイント5は、部屋毎に配置されていてもよい。
【0071】
また、アクセスポイント5は、照明装置31と対応付けられている。例えば、図14に示すように、第1のアクセスポイント5Aは、第1の照明装置31Aと対応付けられており、第2のアクセスポイント5Bは、第2の照明装置31Bと対応付けられている。なお、一のアクセスポイント5は、複数の照明装置31と対応付けられていてもよいし、一の照明装置31は、複数のアクセスポイント5と対応付けられていてもよい。
【0072】
また、実施の形態2で説明したように、照明装置31と人感センサ32とは対応付けられている。また、人感センサ32は、照明装置31に備えられていてもよい。例えば、図14に示すように、第1の照明装置31Aには第1の人感センサ32Aが備えられ、第2の照明装置31Bには第2の人感センサ32Bが備えられている。そして、人感センサ32は、対応する照明装置31が備えられた部屋(空間)に人がいる場合に、その人を検出する。また、1つの部屋に複数の照明装置31が備えられている場合、人感センサ32は、対応する照明装置31の照明範囲(空間)に人がいる場合に、その人を検出する。
【0073】
そして、CPUが記憶部171に格納されているプログラムを実行することによって、制御部17は、人感センサ32の検出結果に基づいて、アクセスポイント5と対応関係にある照明装置31による照明を制御する。具体的には、制御部17がアクセスポイント5にスマートフォン21が接続したという接続結果を当該アクセスポイント5から取得した際に、検出結果が当該アクセスポイント5と対応関係にある照明装置31が備えられた部屋(空間)に人を検出しなかったということを示している場合、制御部17は当該アクセスポイント5と対応関係にある照明装置31の点灯制御を行わない。ここで、点灯制御とは、図5図8、又は、図10で示した、制御部17による照明装置31の制御を意味する。
【0074】
より具体的には、例えば、制御部17が第1のアクセスポイント5Aに第1のスマートフォン21Aが接続したという接続結果を第1のアクセスポイント5Aから取得した際、制御部17は、第1の人感センサ32A及び第2の人感センサ32Bの検出結果を取得する。そして、第1の人感センサ32Aの検出結果が第1のアクセスポイント5Aと対応関係にある第1の照明装置31Aの照明範囲(空間)に人を検出しなかったということを示している場合、制御部17は第1の照明装置31Aの点灯制御を行わない。一方、第2の人感センサ32Bの検出結果が第2のアクセスポイント5Bと対応関係にある第2の照明装置31Bの照明範囲(空間)に人を検出したということを示している場合、制御部17は第2の照明装置31Bの点灯制御を行う。
【0075】
これにより、例えば、第1のスマートフォン21Aを操作する人が第1のアクセスポイント5A付近で通信を開始して、第2の照明装置31Bの照明範囲に移動したが、第1のアクセスポイント5Aと第2のアクセスポイント5Bとが近接している等の理由により、第1のスマートフォン21Aと第1のアクセスポイント5Aとの通信が維持されている場合でも、制御部17は、第1のスマートフォン21Aを操作する人がどの照明装置31の照明範囲内にいるかに基づいて、適切な照明装置31の点灯制御を行うことができる。
【0076】
以上に説明した実施の形態7にかかるホームゲートウェイ1によれば、建物B内に複数のアクセスポイント5が備えられた場合でも、人感センサ32の検出結果に基づいて、アクセスポイント5と対応関係にある照明装置31による照明を制御する。そのため、例えば、制御部17が一のアクセスポイント5にスマートフォン21が接続したという接続結果を当該一のアクセスポイント5から取得した際に、人感センサ32の検出結果が当該一のアクセスポイント5と対応関係にある照明装置31の照明範囲(空間)に人を検出しなかったということを示している場合、制御部17は当該一のアクセスポイント5と対応関係にある照明装置31の点灯制御を行わない。一方、人感センサ32の検出結果が他のアクセスポイント5と対応関係にある照明装置31の照明範囲(空間)に人を検出したことを示している場合、制御部17は当該他のアクセスポイントと対応関係にある照明装置31の点灯制御を行う。よって、人の行動により一層適した照明装置の点灯制御が行える。
【0077】
なお、実施の形態7において、人感センサ32が配置されていなくてもよい。その場合、制御部17は、アクセスポイント5に接続端末2が接続したという接続結果に基づいて、当該アクセスポイント5と対応関係にある照明装置31の点灯制御を行う。この場合、制御部17は、アクセスポイント5への接続端末2の接続結果に基づいて、接続端末2がどの照明装置31が備えられた部屋(空間)にいるのか判断できる。
【0078】
また、実施の形態7において、制御部17は、アクセスポイント5への接続端末2の接続結果及び人感センサ32の検出結果、又は、アクセスポイント5への接続端末2の接続結果のみに基づいて、接続端末2がどの照明装置31が備えられた部屋(空間)にいるのか判断できる。そして、制御部17は、図7を参照して、各部屋の種類に適した照明装置31の点灯制御を行うことができる。
【0079】
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、スマートフォン21等の接続端末2側に、ロック画面状態からホーム画面に移行した場合等、スリープ状態を解除した場合や、アラーム機能が作動した場合等に、ホームゲートウェイ1に通知を行うことによって、ホームゲートウェイ1が照明装置31を点灯させることも可能である。
「付記1」
照明装置を有する建物内に設けられる無線LAN通信装置であって、
接続端末と通信を行う通信部と、
前記接続端末の通信内容を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記通信内容と、前記照明装置の照明状況とに基づいて、前記照明装置による照明を制御する制御部と、
を備える無線LAN通信装置。
「付記2」
前記無線LAN通信装置は、時間と前記時間における前記照明装置による照明の設定とを対応付けた時間照明情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記時間照明情報に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記1に記載の無線LAN通信装置。
「付記3」
前記制御部は、前記取得部によって取得された前記通信内容が、所定の時間より長い時間の通信を要する通信内容である場合、前記照明装置を点灯させる制御を行う、付記1又は2に記載の無線LAN通信装置。
「付記4」
前記無線LAN通信装置は、前記建物に設けられたセンサと通信可能に接続されており、
前記制御部は、前記センサによる検出結果をさらに用いて、前記照明装置による照明を制御する、付記1に記載の無線LAN通信装置。
「付記5」
前記センサは、人を検出可能なセンサであり、
前記制御部は、前記センサの前記検出結果が人を検出したことを示す場合、前記照明装置を点灯させる制御を行い、前記センサの前記検出結果が人を検出しなかったことを示す場合、前記取得部によって取得された前記通信内容に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記4に記載の無線LAN通信装置。
「付記6」
前記無線LAN通信装置は、前記建物内に設けられ、且つ、前記接続端末と通信可能な中継器と通信可能に接続されており、
前記制御部は、前記センサの前記検出結果に基づいて、前記中継器と対応関係にある前記照明装置による照明を制御する、付記4乃至5の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
「付記7」
前記無線LAN通信装置は、時間と前記時間における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記照明設定情報に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記1乃至6の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
「付記8」
前記無線LAN通信装置は、前記接続端末の通信内容と前記通信内容における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記取得部によって取得された前記通信内容と、前記照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記1乃至6の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
「付記9」
前記無線LAN通信装置は、前記接続端末の種類と前記接続端末の種類における前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記接続端末の種類と、前記照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記1乃至6の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
「付記10」
前記建物は複数の部屋を備え、
前記無線LAN通信装置は、前記部屋の種類と、前記部屋の種類における前記照明装置の照明を制御するか否かについての情報と、を対応付けた部屋照明設定情報を格納する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記部屋に設けられた前記センサの前記検出結果が人を検出したことを示す場合、当該部屋の種類と、前記部屋照明設定情報と、に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記5に記載の無線LAN通信装置。
「付記11」
前記記憶部は、前記照明装置が備えられた空間の照明状況と前記照明装置による照明の照度とを対応付けた照明設定情報をさらに格納し、
前記制御部は、前記照明設定情報に基づいて、前記照明装置による照明を制御する、付記2乃至6の何れか一項に記載の無線LAN通信装置。
【符号の説明】
【0080】
1 ホームゲートウェイ(無線LAN通信装置)
11 WLAN接続ポート(通信部)
131 スヌーピング機能部(取得部)
17 制御部
171 記憶部
172 時間帯制御設定テーブル(時間照明情報)
173 通信内容制御設定テーブル
174 部屋・人検知制御設定テーブル(部屋照明設定情報)
175、175A、175B、175C 照度制御設定テーブル(照明設定情報)
2 接続端末
3 室内照明
31 照明装置
32 人感センサ(センサ)
4 外部ネットワーク通信網www.
5 アクセスポイント(中継器)
100、200、300 ホームゲートウェイシステム
B 建物
図1
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