特許第6624649号(P6624649)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6624649
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】支持装置、固定具及び支持方法
(51)【国際特許分類】
   H05K 7/18 20060101AFI20191216BHJP
【FI】
   H05K7/18 L
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-69960(P2017-69960)
(22)【出願日】2017年3月31日
(65)【公開番号】特開2018-174179(P2018-174179A)
(43)【公開日】2018年11月8日
【審査請求日】2018年7月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100134544
【弁理士】
【氏名又は名称】森 隆一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162868
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 英輔
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 亮
【審査官】 鹿野 博司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−176098(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0286680(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/18
H05K 7/14
H05K 5/02
G06F 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被支持体をラックに固定するための支持装置であって、
前記ラックに固定され、前記被支持体を支える支持体と、
前記被支持体の挿抜方向にスライドすることによって、前記ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材と、
前記位置調整部材に連結されることによって前記被支持体を前記ラックに固定する連結部材と、を具備し、
前記支持体は、上下方向に向けて配置された柱状のラックに前後方向に沿うように固定されて、被支持体をインナーレールに沿って移動自在に支持するマウントレールであって、上下方向に所定間隔をおいて複数設けられ、
前記位置調整部材は、前記マウントレールに固定されかつ前後方向に向く案内穴を有する取付部材と、該取付部材の案内穴を貫通して前後方向にスライド自在に設けられたスライド部材と、を有し、
前記ラックには、前記マウントレールに対応して所定の間隔をおいて複数のラック貫通孔が設置されており、
このラック貫通孔には、前記支持体が支持されるとともに、前記スライド部材が貫通され、
前記連結部材は前記ラック貫通孔を貫通した前記スライド部材の前端部に連結されることを特徴とする支持装置。
【請求項2】
前記支持体は、少なくとも一対設けられており、これら支持体の間にて前記被支持体の両側部が前後方向にスライド自在に支持されることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記ラックは少なくとも前後左右に少なくとも4本が設置されており、
前記ラック貫通孔及び前記連結部材は、前側でかつ左右に位置する少なくとも2本のラックに設置されることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の支持装置。
【請求項4】
前記取付部材には前記スライド部材を案内穴に固定するための固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の支持装置。
【請求項5】
前記固定手段はネジからなる締結手段により構成されることを特徴とする請求項4に記載の支持装置。
【請求項6】
前記固定手段は、前記スライド部材を付勢力により保持するばね部材により構成されることを特徴とする請求項4に記載の支持装置。
【請求項7】
被支持体をラックに固定するための固定具であって、
前記被支持体の挿抜方向にスライドすることによって、前記ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材と、
前記位置調整部材に連結されることによって、前記被支持体を前記ラックに固定する連結部材と、を具備し、
前記被支持体を支える支持体は、上下方向に向けて配置された柱状のラックに前後方向に沿うように固定されて、被支持体をインナーレールに沿って移動自在に支持するマウントレールであって、上下方向に所定間隔をおいて複数設けられ、
前記位置調整部材は、前記マウントレールに固定されかつ前後方向に向く案内穴を有する取付部材と、該取付部材の案内穴を貫通して前後方向にスライド自在に設けられたスライド部材と、を有し、
前記マウントレールに対応して所定の間隔をおいて前記ラックに複数形成されたラック貫通孔には、前記支持体が支持されるとともに、前記スライド部材が貫通され、
前記連結部材は前記ラック貫通孔を貫通した前記スライド部材の前端部に連結されることを特徴とする固定具。
【請求項8】
被支持体をラックに固定する支持方法であって
前記被支持体の挿抜方向にスライド可能とすることによって、前記ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材の位置を調整するステップと、
前記位置調整部材に連結部材を連結することによって前記被支持体を前記ラックに固定するステップと、
上下方向に向けて配置された柱状のラックに前後方向に沿うように固定されたインナーレールに沿って移動自在に前記被支持体を支持するステップと、を有し、
前記位置調整部材は、マウントレールに固定されかつ前後方向に向く案内穴を有する取付部材と、該取付部材の案内穴を貫通して前後方向にスライド自在に設けられたスライド部材と、を有し、
前記ラックには、前記マウントレールに対応して所定の間隔をおいて複数のラック貫通孔が設置されており、
このラック貫通孔には、前記被支持体を支える支持体が支持されるとともに、前記スライド部材が貫通され、
前記連結部材は前記ラック貫通孔を貫通した前記スライド部材の前端部に連結されることを特徴とする支持方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ等の電子機器をラックに支持するための支持装置、固定具及び支持方法に関する。
【背景技術】
【0002】
サーバ等の電子機器を所定の配置で複数台支持し、あるいは収容するため、ラックが用いられることがある。
例えば、特許文献1に示されるラックは、上下(鉛直)方向に沿うように配置された柱状のラックに前後方向に沿うように固定されたマウントレールを有し、このマウントレールに、シャーシ側金具を介して電子機器を支持させているものである。
また、電子機器とラックとの連結は、電子機器側のガイドピンをラック側の篏合孔に締結することにより行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平3−59677号公報
【特許文献2】特開2007−108528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に示されるラック構造では、複数台ある電子機器の前面の位置が不揃いである場合、又は1台の電子機器の前面が大きく飛び出している場合、これを調整することは困難である。すなわち、所定の規格で製作されたラックに収容することができる電子機器の外形寸法には制限がある。
一方、特許文献2には、固定具となる長尺の腕部に沿うように形成された長孔に、電子機器を支持するスライド部材をスライド自在に設けるとともに、該長孔の所定位置にてスライド部材を腕部に締結する技術が示されている。
しかしながら、特許文献2は、単に、電子機器を支持するスライド部材を前方又は後方にスライドさせるだけの技術であり、例えば、特許文献1に示されるラック構造にいかなるスライド構造を適用して前記不揃い等の不具合を解消するかを示すものではなく、この点において新たな技術が期待されていた。
【0005】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ラックやこれに支持される被支持体全体を設計変更することなく、少数の部品を取り付けることにより、ラック構造に支持された被支持体となる電子機器を、個別に前後方向にスライドさせることができ、これにより電子機器の前面の位置の不揃いを容易に解消することができる支持装置、固定具及び支持方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1形態に示される支持装置では、ラックに固定されて被支持体を支えるレール部材と、前記被支持体の挿抜方向にスライドすることによって、前記ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材と、前記ラックを介して、前記位置調整部材及び前記被支持体を固定する連結部材と、を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明の第2形態に示される固定具では、被支持体の挿抜方向にスライドすることによって、ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材と、前記ラックを介して、前記位置調整部材及び前記被支持体を固定する連結部材と、を具備することを特徴とする。
【0008】
本発明の第3形態に示される支持方法では、被支持体の挿抜方向にスライド可能とすることによって、前記ラックにおける前記被支持体の固定位置を調整する位置調整部材の位置を調整するステップと、前記ラックを介して前記位置調整部材と被支持体とを固定するステップと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、既存のラック構造への適用により、大規模な構造変更を行うことなく、ラックに収容される電子機器の前面の不揃いを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係る支持装置100を示す図である。
図2】本発明の第1実施形態に係る支持装置101を示す図である。
図3】本発明の第2実施形態に係る支持装置102を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の支持装置100の最少構成について、図1を参照して説明する。
図1に符号1で示すものは柱状のラックであって、一方向(実施形態では、矢印a−b方向)に沿うように、少なくとも4本が配置されている。
これら柱状のラック1には、被支持体Sの挿抜方向(実施形態では、矢印c−d方向に沿う被支持体Sの引き出し、挿入方向)に沿うように支持体となるマウントレール2が固定されている。
このマウントレール2の内側には被支持体Sを移動自在に支持するインナーレール3が設けられている。
【0012】
また、このマウントレール2には、被支持体Sの挿抜方向(矢印c−d方向)にスライドすることによりラック1における被支持体Sの固定位置を調整する位置調整部材4と、ラック1を介して位置調整部材4及び被支持体Sを固定する連結部材5と、が設けられている。
そして、以上のように構成された支持装置100では、これら位置調整部材4と連結部材5とを介して、被支持体Sとなる例えば電子機器を、ラック1に対して前後方向(矢印c−d方向)に移動可能とすることができる。
【0013】
この結果、本発明の支持装置100では、被支持体Sが左右に複数あり、かつこれら被支持体Sの前面が不揃いである場合、又は1台の被支持体Sの前面が大きく飛び出している場合であっても、これら不具合を修正して被支持体Sの前面を同一面とすることが可能となる。
すなわち、本発明に示される支持装置100では、既存の一般的な構造のラックに適用することによって、ラックあるいは被支持体全体の構造を大規模に設計変更することなく、ラック1に収容される被支持体Sである電子機器の前面の不揃いを容易に調整することが可能となる。
【0014】
なお、この支持装置100は、『被支持体Sの挿抜方向(矢印c−d方向)にスライド可能とすることによって、ラック1における被支持体Sの固定位置を調整する位置調整部材4の位置を調整するステップと、ラック1を介して位置調整部材4と被支持体Sとを固定するステップと、を有する支持方法』が採用されている。
また、上述した位置調整部材4と連結部材5とにより、ラック1の固定具6が構成される。
【0015】
(第1実施形態)
本発明をさらに具体化した第1実施形態の支持装置101について、図2を参照して説明する。
図2に符号11で示すものは柱状のラックであって、図1と同様に、上下方向(矢印a−b方向)に沿うように少なくとも4本が配置されている。
これらラック11は、前後左右に間隔をおいて配置されており、前後に配置された一対のラック11間に被支持体Sである電子機器が設置される。
【0016】
これら柱状のラック11には、締結手段12Aを介してマウントレール12が前後方向(矢印c−d方向)に沿うように固定されている。
マウントレール12は、前後に配置されたラック11間に配置されたものであって、図示の場合、互いに平行に2本設置されている。
また、マウントレール12の内側に位置するラックマウント面12Bには、被支持体Sである電子機器(の筐体)の側部に係合し、かつ該電子機器を前後方向(矢印c−d方向)に移動自在に支持するためのインナーレール(図示略)が設けられている。
【0017】
このマウントレール12の外側には、前後方向(矢印c−d方向)に向く案内穴14を有する取付部材15が固定されている。
この取付部材15は、案内穴14を貫通するように設置されたスライド部材16を、前後方向(矢印c−d方向)にスライド自在に支持するものであって、前後に位置するラック11間に位置している。
このスライド部材16は、図2のc−d方向から見た断面の形状が四角形状に形成されており、これに対応して該スライド部材16を支持する案内穴14も同図のc−d方向から見て四角形の中空状に形成されている。
【0018】
また、取付部材15には、スライド部材16を案内穴14に固定するための固定手段(図2の例では雄ねじを有するボルト)20が設けられている。
この固定手段20はねじ部21にねじ込まれる締結手段であって、該固定手段20を取付部材15のねじ部21にねじ込むことにより、このねじ部21を経由してスライド部材16の案内穴14内に突出する。このように固定手段20をねじ込んでスライド部材16の表面に圧接することにより、取付部材15とスライド部材16とが一体に連結される。
なお、案内穴14を有する取付部材15及びスライド部材16により、位置調整部材10が構成される。
【0019】
また、スライド部材16の前端部には、被支持体Sをスライド部材16に連結するための連結部材17が設置されている。
この連結部材17は、被支持体Sと一体に形成されて、被支持体Sの両側方へ突出する突部30(図2では右側のみを示し左側を省略している)を貫通するボルト31を有し、該ボルト31をスライド部材16の前端部のねじ穴32に締結することにより、被支持体Sとスライド部材16とを連結する。
【0020】
また、前側に位置するラック11は、連結部材17と取付部材15との間に配置されており、該ラック11には、スライド部材16を前後方向(矢印c−d方向)に挿通する複数のラック貫通孔40が設置されている。
これらラック貫通孔40は、ラック11の長さ方向(図示例では鉛直方向)に沿って、所定の配列ピッチで複数設置されており、互いに隣接する3つのラック貫通孔40の中の2つに締結手段12Aを介してマウントレール12が固定され、1つにスライド部材16が挿通されている。そして、いずれのラック貫通孔40を選択してマウントレール12を挿通させるかにより、被支持体Sの高さ寸法に応じて、複数の被支持体Sを所定の上下間隔でラック11に支持させることができる。
また、これらラック貫通孔40と案内穴14とをスライド部材16が通過することから、ラック貫通孔40に合わせて、四角形状の断面形状にスライド部材16が形成されている。
【0021】
そして、以上のように構成された第1実施形態の支持装置101では、ラック11の前後方向(矢印c−d方向)に設置されかつレール部に沿って被支持体Sを移動自在に支持するマウントレール12に、前後方向に向く案内穴14を有する取付部材15を固定した。
この取付部材15には、案内穴14を貫通して前後方向にスライド自在なスライド部材16を配置し、さらにこのスライド部材16には、連結部材17を介して、被支持体Sとなる装置、例えばサーバ等の電子機器を連結した。さらに、取付部材15には、スライド部材16を取付部材15の案内穴14に固定するためのねじ部21にねじ込まれる固定手段20(図示の場合はボルト)が設けられている。
なお、前記固定手段20による固定個所は、図示のように複数であっても、単数であっても良い。
【0022】
これにより、第1実施形態の支持装置101では、マウントレール12に固定される取付部材15に対して、被支持体Sが連結されるスライド部材16を前後方向(矢印c−d方向)に移動可能に固定することができる。
この結果、第1実施形態の支持装置101では、被支持体Sが上下及び/または左右に複数存在し、かつこれら被支持体Sの前面が不揃いである場合、又は1台の被支持体Sの前面が大きく飛び出している場合であっても、取付部材15に対してスライド部材16を図2のc―d方向へ相対的に移動させながら、c−d方向への位置を調整することにより、これらの不具合を修正して被支持体Sの前面をラックの前側から見て同一面とすることが可能となる。
すなわち、第1実施形態に示される支持装置101では、既存のラック構造に適用することで、大規模な構造変更を行うことなく、ラック11に収容される被支持体Sである電子機器の前面の不揃いを容易に調整することが可能となる。
なお、上述した位置調整部材10と連結部材17とにより、ラック11の固定具50が構成される。
【0023】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の支持装置102について、図3を参照して説明する。
第2実施形態の支持装置102が、第1実施形態の支持装置101と構成と異にする点は、取付部材15の案内穴14にスライド部材16を固定するための固定手段20´の構成である。
すなわち、第2実施形態の固定手段20´では、第1実施形態の固定手段20に代えて板バネ22が設けられている。この板バネ22は、取付部材15の上面に配置されるもので、基端部22aが取付部材15の上面に固定されて上方へ曲がりながら弾性変形ようになっている。また、前記板バネ22の先端は、折り曲げられて、突起部22bが形成されている。この突起部22bは、固定部の前端より前方で下向きに突出し、案内穴14内に挿入されたスライド部材16の上面に所定の相互間隔で配置された複数の係合穴16aに択一的に挿入されるようになっている。
【0024】
これにより、第2実施形態の支持装置102では、前記板バネ22の先端を持ち上げるように(矢印c方向へ)弾性変形させて、突起部22bを係合孔16aから抜き出すことにより、スライド部材16が案内穴14内をスライド移動自在となり、最適な位置に位置決めした後、前記板バネ22の保持をやめることによって板バネ22が矢印d方向へ弾性復帰し、先端の突起部22bが係合穴16aに挿入される。前記複数の係合穴16aのいずれかに突起部22bを挿入することによって、スライド部材16がその長さ方向へ位置決めされる。
その際、第2実施形態の支持装置102では、板バネ22を変形させて突起部22bを係合穴16aから抜き、板バネ22を弾性復帰させて突起部22bを係合穴16aに挿入する操作によってスライド部材16を所定の位置に固定できることから、第1実施形態のねじ部21と比較して、取付時の作業性を向上させることができる。
この結果、第2実施形態の支持装置102では、被支持体Sが左右に複数あり、かつこれら被支持体Sの前面が不揃いである場合、又は1台の被支持体Sの前面が大きく飛び出している場合であっても、これら不具合を容易に修正して被支持体Sの前面を同一面とすることが可能となる。
すなわち、第2実施形態に示される支持装置102においても、第1実施形態と同様、既存のラック構造に適用することで、大規模な構造変更を行うことなく、ラック11に収容される被支持体Sである電子機器の前面の不揃いを容易に調整することが可能となる。
【0025】
なお、上記実施形態の支持装置101,102では、1つの被支持体Sを支持する場合を図示しているが、実際には、上下及び/又は左右に多数個の被支持体Sが並ぶことを想定している。
このとき、上下及び/又は左右に多数個の被支持体Sを配置する場合には、該被支持体S間に配置されるラック11を共用しても良いし、被支持体S毎に4本を一単位とした個別のラック11を設けても良い。
【0026】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明は、サーバ等の電子機器をラックに支持するための支持装置に関する。
【符号の説明】
【0028】
1 ラック
2 マウントレール
3 インナーレール
4 位置調整部材
5 連結部材
6 固定具
10 位置調整部材
11 ラック
12 マウントレール
14 案内穴
15 取付部材
16 スライド部材
16a 係合穴
17 連結部材
20 固定手段
20´固定手段
21 ねじ部
22 板バネ
22a 基端部
22b 突起部
50 固定具
100 支持装置
101 支持装置
102 支持装置
S 被支持体
図1
図2
図3