特許第6625313号(P6625313)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6625313
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】ブロー成形方法および複合プリフォーム
(51)【国際特許分類】
   B29C 49/22 20060101AFI20191216BHJP
   B29B 11/14 20060101ALI20191216BHJP
   B29C 49/06 20060101ALI20191216BHJP
   B29C 49/24 20060101ALI20191216BHJP
【FI】
   B29C49/22
   B29B11/14
   B29C49/06
   B29C49/24
【請求項の数】14
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-137101(P2013-137101)
(22)【出願日】2013年6月28日
(65)【公開番号】特開2015-9487(P2015-9487A)
(43)【公開日】2015年1月19日
【審査請求日】2016年4月25日
【審判番号】不服-16054(P-16054/J1)
【審判請求日】2018年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082991
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100127465
【弁理士】
【氏名又は名称】堀田 幸裕
(74)【代理人】
【識別番号】100141830
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 卓久
(72)【発明者】
【氏名】須 賀 勇 介
(72)【発明者】
【氏名】宮 脇 琢 磨
【合議体】
【審判長】 加藤 友也
【審判官】 植前 充司
【審判官】 須藤 康洋
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭64−30729(JP,A)
【文献】 実開平3−88728(JP,U)
【文献】 特開2009−210781(JP,A)
【文献】 特公昭56−16051(JP,B2)
【文献】 特開平7−149332(JP,A)
【文献】 特開昭56−24132(JP,A)
【文献】 特開2003−170941(JP,A)
【文献】 特公平5−52251(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C49/22
B29C49/06
B29C49/24
B29B11/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複合容器を成形するためのブロー成形方法において、
ポリエチレンテレフタレート製の射出成形品であるプリフォームを準備する工程と、
プリフォームとは別部材から構成され、少なくとも長手方向の一端が開口した筒状の熱収縮性材料からなる外側収縮部材を準備する工程と、
プリフォームが筒状の内側ラベル部材および前記筒状の外側収縮部材の内部に嵌め込まれるように、プリフォームの外側に前記筒状の内側ラベル部材を設けるとともに、内側ラベル部材の外側に、外側収縮部材を装着する工程と、
プリフォーム、内側ラベル部材および外側収縮部材を第1の加熱装置によって加熱することにより、外側収縮部材を熱収縮させ、プリフォームと、プリフォームの外側に密着された内側ラベル部材と、内側ラベル部材の外側に密着して設けられた外側収縮部材とを有する複合プリフォームを作製する工程と、
複合プリフォームを第2の加熱装置によって加熱するとともにブロー成形金型内に挿入する工程と、
ブロー成形金型内で複合プリフォームに対してブロー成形を施すことにより、複合プリフォームのプリフォーム、内側ラベル部材および外側収縮部材を一体として膨張させる工程とを備えたことを特徴とするブロー成形方法。
【請求項2】
プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部と底部とを覆うように設けられることを特徴とする請求項1記載のブロー成形方法。
【請求項3】
プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部および底部のうちその一部を覆うように設けられることを特徴とする請求項1記載のブロー成形方法。
【請求項4】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、光線バリア性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のブロー成形方法。
【請求項5】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方に、予めデザイン又は印字が施されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のブロー成形方法。
【請求項6】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、プリフォームを構成するポリエチレンテレフタレートよりも保温性又は保冷性の高い材料からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のブロー成形方法。
【請求項7】
外側収縮部材は、プリフォームを構成するポリエチレンテレフタレートよりも滑りにくい材料からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載のブロー成形方法。
【請求項8】
複合プリフォームにおいて、
ポリエチレンテレフタレート製の射出成形品であるプリフォームと、
プリフォームの外側に密着して設けられた内側ラベル部材と、
内側ラベル部材の外側に密着して設けられた、熱収縮性をもつ材料からなる外側収縮部材とを備え、
外側収縮部材は、少なくとも長手方向の一端が開口した筒状の部分を有し、
外側収縮部材は、プリフォームの外面および内側ラベル部材の外面に接着されることなく取付けられており、プリフォームに対して熱収縮された状態でプリフォームの外側に密着されていることを特徴とする複合プリフォーム。
【請求項9】
プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部と底部とを覆うように設けられることを特徴とする請求項8記載の複合プリフォーム。
【請求項10】
プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部および底部のうちその一部を覆うように設けられることを特徴とする請求項8記載の複合プリフォーム。
【請求項11】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、光線バリア性を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項記載の複合プリフォーム。
【請求項12】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方に、予めデザイン又は印字が施されていることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項記載の複合プリフォーム。
【請求項13】
外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、プリフォームを構成するポリエチレンテレフタレートよりも保温性又は保冷性の高い材料からなることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項記載の複合プリフォーム。
【請求項14】
外側収縮部材は、プリフォームを構成するポリエチレンテレフタレートよりも滑りにくい材料からなることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一項記載の複合プリフォーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として飲食品等の内容液を収容する複合容器を成形するためのブロー成形方法および複合プリフォームに関する。
【背景技術】
【0002】
近時、飲食品等の内容液を収容するボトルとして、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチックボトルには内容液が収容される。
【0003】
このような内容液を収容するプラスチックボトルは、金型内にプリフォームを挿入し、2軸延伸ブロー成形することにより製造される。
【0004】
ところで、従来の2軸延伸ブロー成形法では、例えばPETやPP等の単層材料、多層材料又はブレンド材料等を含むプリフォームを用いて容器形状に成形している。しかしながら、従来の2軸延伸ブロー成形法においては、単にプリフォームを容器形状に成形するだけであるのが一般的である。このため、容器に対して様々な機能や特性(バリア性や保温性等)を持たせる場合、例えばプリフォームを構成する材料を変更する等、その手段は限定されてしまう。とりわけ、容器の部位(例えば胴部や底部)に応じて、異なる機能や特性を持たせることは難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−241526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また従来、容器に対して内容液を充填した後、キャップを用いて容器を密栓し、ラベラーを用いて容器の周囲にラベルを付与することが行われている。しかしながら、ラベラーを設置してラベルを付与することにより、製造コストが増加したり、歩留まりが低下したりすることが課題となっている。
【0007】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、ラベラーによってラベルを付与する工程を不要とすることが可能な、ブロー成形方法および複合プリフォームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、複合容器を成形するためのブロー成形方法において、プラスチック材料製のプリフォームを準備する工程と、プリフォームの外側に内側ラベル部材を設けるとともに、内側ラベル部材の外側に、外側収縮部材を設ける工程と、プリフォーム、内側ラベル部材および外側収縮部材を加熱することにより、プリフォームと、プリフォームの外側に密着された内側ラベル部材と、内側ラベル部材の外側に密着して設けられた外側収縮部材とを有する複合プリフォームを作製する工程と、複合プリフォームを加熱するとともにブロー成形金型内に挿入する工程と、ブロー成形金型内で複合プリフォームに対してブロー成形を施すことにより、複合プリフォームのプリフォーム、内側ラベル部材および外側収縮部材を一体として膨張させる工程とを備えたことを特徴とするブロー成形方法である。
【0009】
本発明は、プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部と底部とを覆うように設けられることを特徴とするブロー成形方法である。
【0010】
本発明は、プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部および底部のうちその一部を覆うように設けられることを特徴とするブロー成形方法である。
【0011】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、ガスバリア性又は光線バリア性を有することを特徴とするブロー成形方法である。
【0012】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方に、予めデザイン又は印字が施されていることを特徴とするブロー成形方法である。
【0013】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、プリフォームを構成するプラスチック材料よりも保温性又は保冷性の高い材料からなることを特徴とするブロー成形方法である。
【0014】
本発明は、外側収縮部材は、プリフォームを構成するプラスチック材料よりも滑りにくい材料からなることを特徴とするブロー成形方法である。
【0015】
本発明は、複合プリフォームにおいて、プラスチック材料製のプリフォームと、プリフォームの外側に密着して設けられた内側ラベル部材と、内側ラベル部材の外側に密着して設けられた外側収縮部材とを備えたことを特徴とする複合プリフォームである。
【0016】
本発明は、プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部と底部とを覆うように設けられることを特徴とする複合プリフォームである。
【0017】
本発明は、プリフォームは、口部と胴部と底部とを有し、内側ラベル部材および外側収縮部材は、プリフォームの胴部および底部のうちその一部を覆うように設けられることを特徴とする複合プリフォームである。
【0018】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、ガスバリア性又は光線バリア性を有することを特徴とする複合プリフォームである。
【0019】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方に、予めデザイン又は印字が施されていることを特徴とする複合プリフォームである。
【0020】
本発明は、外側収縮部材および内側ラベル部材のうち少なくとも一方は、プリフォームを構成するプラスチック材料よりも保温性又は保冷性の高い材料からなることを特徴とする複合プリフォームである。
【0021】
本発明は、外側収縮部材は、プリフォームを構成するプラスチック材料よりも滑りにくい材料からなることを特徴とする複合プリフォームである。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、ブロー成形金型内で複合プリフォームに対してブロー成形を施すことにより、複合プリフォームのプリフォーム、内側ラベル部材および外側収縮部材を一体として膨張させる。このためプリフォームを用いて複合容器を製造する段階で予め複合容器に内側ラベル部材を設けておくことができ、容器を密栓した後、ラベラーによってラベルを付与する工程を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、複合容器を示す部分垂直断面図。
図2図2は、複合容器を示す水平断面図(図1のII−II線断面図)。
図3図3は、本発明の一実施の形態による複合プリフォームを示す垂直断面図。
図4図4(a)〜(g)は、本発明の一実施の形態によるブロー成形方法を示す概略図。
図5図5は、複合容器の変形例を示す部分垂直断面図。
図6図6は、複合プリフォームの変形例を示す垂直断面図。
図7図7(a)〜(g)は、ブロー成形方法の変形例を示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0024】
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明の一実施の形態を示す図である。
【0025】
まず、図1および図2により、本実施の形態によるブロー成形方法によって作製される複合容器の概要について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ複合容器10Aを正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
【0026】
図1および図2に示す複合容器10Aは、後述するように、ブロー成形金型50を用いてプリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40を含む複合プリフォーム70(図3参照)に対して2軸延伸ブロー成形を施すことにより、複合プリフォーム70のプリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40を一体として膨張させて得られたものである。
【0027】
このような複合容器10Aは、内側に位置するプラスチック材料製の容器本体10と、容器本体10の外側に密着して設けられた内側ラベル部材60と、内側ラベル部材60の外側に密着して設けられた外側収縮部材40とを備えている。
【0028】
このうち容器本体10は、口部11と、口部11下方に設けられた首部13と、首部13下方に設けられた肩部12と、肩部12下方に設けられた胴部20と、胴部20下方に設けられた底部30とを備えている。
【0029】
一方、内側ラベル部材60は、容器本体10の外面に密着されており、容器本体10に対して容易に移動又は回転しないほどに密着されている。
【0030】
また、外側収縮部材40は、容器本体10の外面かつ内側ラベル部材60の外面に密着されており、容器本体10に対して容易に移動又は回転しないほどに密着されている。
【0031】
外側収縮部材40は、その少なくとも一部が半透明又は透明であることが考えられ、この場合、この半透明又は透明な部分を介して、内側ラベル部材60を外方から視認できる。なお、外側収縮部材40は、その全体が半透明又は透明であっても良く、あるいは不透明な部分と半透明又は透明な部分(例えば窓部)とを有していても良い。なお、本実施の形態では外側収縮部材40の全体が透明である場合を例にとって説明する。
【0032】
次に容器本体10について詳述する。容器本体10は、上述したように口部11と、首部13と、肩部12と、胴部20と、底部30とを有している。
【0033】
このうち口部11は、図示しないキャップに螺着されるねじ部14と、ねじ部14下方に設けられたフランジ部17とを有している。なお、口部11の形状は、従来公知の形状であっても良い。
【0034】
首部13は、フランジ部17と肩部12との間に位置しており、略均一な径をもつ略円筒形状を有している。また、肩部12は、首部13と胴部20との間に位置しており、首部13側から胴部20側に向けて徐々に径が拡大する形状を有している。
【0035】
さらに、胴部20は、全体として略均一な径をもつ円筒形状を有している。しかしながら、これに限られるものではなく、胴部20が四角形筒形状や八角形筒形状等の多角形筒形状を有していても良い。あるいは、胴部20が上方から下方に向けて均一でない水平断面をもつ筒形状を有していても良い。また、本実施の形態において、胴部20は、凹凸が形成されておらず、略平坦な表面を有しているが、これに限られるものではない。例えば、胴部20にパネル又は溝等の凹凸が形成されていても良い。
【0036】
一方、底部30は、中央に位置する凹部31と、この凹部31周囲に設けられた接地部32とを有している。なお、底部30の形状についても特に限定されるものではなく、従来公知の底部形状(例えばペタロイド底形状や丸底形状等)を有していても良い。
【0037】
また胴部20における容器本体10の厚みは、これに限定されるものではないが、例えば50μm〜250μm程度に薄くすることができる。さらに、容器本体10の重量についても、これに限定されるものではないが、10g〜20gとすることができる。このように容器本体10の肉厚を薄くすることにより、容器本体10の軽量化を図ることができる。
【0038】
このような容器本体10は、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォーム10a(後述)を二軸延伸ブロー成形することにより作製することができる。なおプリフォーム10a、すなわち容器本体10の材料としては熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用することが好ましい。
【0039】
また、容器本体10は、2層以上の多層成形ボトルとして形成することもできる。すなわち射出成形により、例えば、中間層をMXD6、MXD6+脂肪酸塩、PGA(ポリグリコール酸)、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)又はPEN(ポリエチレンナフタレート)等のガスバリア性及び遮光性を有する樹脂(中間層)として3層以上からなるプリフォーム10aを成形後、ブロー成形することによりガスバリア性及び遮光性を有する多層ボトルとして形成しても良い。
【0040】
このような容器本体10は、例えば満注容量が150ml〜1500mlのボトルからなっていても良い。
【0041】
次に内側ラベル部材60について説明する。内側ラベル部材60は後述するようにプリフォーム10aの外側に設けられ、このプリフォーム10aおよび外側収縮部材40と一体となって加熱され、2軸延伸ブロー成形されることにより得られたものである。
【0042】
内側ラベル部材60は容器本体10の外面に接着されることなく取付けられており、容器本体10に対して移動又は回転しないほどに密着されている。図2に示すように、内側ラベル部材60は、容器本体10を取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、略円形状の水平断面を有している。
【0043】
この場合、内側ラベル部材60は、容器本体10のうち、口部11および首部13を除く、肩部12、胴部20および底部30を覆うように設けられている。これにより、容器本体10の肩部12、胴部20および底部30に所望の文字、画像等を付与し、複合容器10Aに対して装飾性をもたせたり、情報を表示させたりすることができる。
【0044】
なお、内側ラベル部材60は、容器本体10のうち口部11以外の全域又は一部領域に設けられていても良い。例えば、内側ラベル部材60は、容器本体10のうち、口部11を除く、首部13、肩部12、胴部20および底部30の全体を覆うように設けられていても良い。さらに、内側ラベル部材60は1つに限らず、複数設けても良い。なお、内側ラベル部材60は、外側収縮部材40と同一の領域に設けられていても良く、外側収縮部材40よりも狭い領域に設けられていても良い。後者の場合、内側ラベル部材60は外側収縮部材40によって完全に覆われることが好ましい。
【0045】
また内側ラベル部材60の厚みは、これに限定されるものではないが、容器本体10に取り付けられた状態で例えば50μm〜500μm程度とすることができる。
【0046】
次に外側収縮部材40について説明する。外側収縮部材40は後述するように内側ラベル部材60の外側に設けられ、プリフォーム10aおよび内側ラベル部材60と一体となって加熱され、2軸延伸ブロー成形されることにより得られたものである。
【0047】
外側収縮部材40は内側ラベル部材60の外面に接着されることなく取付けられており、容器本体10に対して移動又は回転しないほどに密着されている。図2に示すように、外側収縮部材40は、容器本体10を取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、略円形状の水平断面を有している。
【0048】
この場合、外側収縮部材40は、容器本体10のうち、口部11および首部13を除く、肩部12、胴部20および底部30を覆うように設けられている。これにより、容器本体10の肩部12、胴部20および底部30に対して所望の機能や特性を付与することができる。
【0049】
なお、外側収縮部材40は、容器本体10のうち口部11以外の全域又は一部領域に設けられていても良い。例えば、外側収縮部材40は、容器本体10のうち、口部11を除く、首部13、肩部12、胴部20および底部30の全体を覆うように設けられていても良い。さらに、外側収縮部材40は1つに限らず、複数設けても良い。例えば、2つの外側収縮部材40を肩部12の外面および底部30の外面にそれぞれ設けても良い。
【0050】
このような外側収縮部材40としては、プリフォーム10aに対して収縮する作用をもつものであれば良い。なお、外側収縮部材40は、それ自体が収縮性ないし弾力性を持ち、外的な作用を加えることなく収縮可能なものであっても良い。あるいは、外側収縮部材40は、外的な作用(例えば熱)が加えられた際、プリフォーム10aに対して収縮(例えば熱収縮)するものであっても良い。
【0051】
また外側収縮部材40の厚みは、これに限定されるものではないが、容器本体10に取り付けられた状態で例えば50μm〜500μm程度とすることができる。
【0052】
次に図3により、本実施の形態による複合プリフォームの構成について説明する。
【0053】
図3に示すように、複合プリフォーム70は、プラスチック材料製のプリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に密着して設けられた内側ラベル部材60と、内側ラベル部材60の外側に密着して設けられた外側収縮部材40とを備えている。
【0054】
このうちプリフォーム10aは、口部11aと、口部11aに連結された胴部20aと、胴部20aに連結された底部30aとを備えている。このうち口部11aは、上述した容器本体10の口部11に対応するものであり、口部11と略同一の形状を有している。また、胴部20aは、上述した容器本体10の首部13、肩部12および胴部20に対応するものであり、略円筒形状を有している。底部30aは、上述した容器本体10の底部30に対応するものであり、略半球形状を有している。
【0055】
内側ラベル部材60は、プリフォーム10aの外面に密着されており、プリフォーム10aに対して容易に移動又は回転しない状態で密着されている。内側ラベル部材60は、プリフォーム10aを取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、略円形状の水平断面を有している。
【0056】
内側ラベル部材60には、予めデザイン又は印字が施されていても良い。例えば、図柄や商品名等のほか、内容液の名称、製造者、原材料名等の文字情報が記載されていても良い。この場合、ブロー成形後に容器本体10に対して別途ラベル等を付与することなく、複合容器10Aに画像や文字を表示することが可能となる。例えば、プリフォーム10aのうち胴部20aの全部又は一部に内側ラベル部材60を設け、成形後に容器本体10の胴部20に画像や文字が表示されるようにしても良い。これにより、容器を密栓した後、ラベラーを用いてラベルを付与する工程が不要となるので、製造コストを抑制することができるとともに、歩留まりが低下することを防止することができる。
【0057】
このような内側ラベル部材60としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、フッ素系樹脂などの未延伸フィルムを用いることができる。内側ラベル部材60は、容器本体10(プリフォーム10a)および/または外側収縮部材40と同一の材料からなっていても良く、異なる材料からなっていても良い。
【0058】
また、内側ラベル部材60として、以下に説明する各種材料を用いることもできる。
【0059】
例えば内側ラベル部材60は、酸素バリア性又は水蒸気バリア性等のガスバリア性を有する材料からなっていても良い。この場合、プリフォーム10aとして多層プリフォームやブレンド材料を含むプリフォーム等を用いることなく、複合容器10Aのガスバリア性を高め、酸素や水蒸気によって内容液が劣化することを防止することができる。このような材料としては、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、MXD−6(ナイロン)、またはこれらの材料に脂肪酸塩などの酸素吸収材を混ぜることも考えられる。
【0060】
また内側ラベル部材60は、紫外線等の光線バリア性を有する材料からなっていても良い。この場合、プリフォーム10aとして多層プリフォームやブレンド材料を含むプリフォーム等を用いることなく、複合容器10Aの光線バリア性を高め、紫外線等により内容液が劣化することを防止することができる。このような材料としては、ブレンド材料、またはPETやPE、PPに遮光性樹脂を添加した材料が考えられる。
【0061】
また内側ラベル部材60は、容器本体10(プリフォーム10a)を構成するプラスチック材料よりも保温性又は保冷性の高い材料(熱伝導性の低い材料)からなっていても良い。この場合、容器本体10そのものの厚みを厚くすることなく、内容液の温度が複合容器10Aの表面まで伝達しにくくすることが可能となる。これにより、複合容器10Aの保温性又は保冷性が高められる。このような材料としては、発泡化したポリウレタン、ポリスチレン、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ユリア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などが考えられる。
【0062】
一方、外側収縮部材40は、内側ラベル部材60の外面に接着されることなく取付けられており、プリフォーム10aに対して移動又は回転しないほどに密着されている。外側収縮部材40は、プリフォーム10aを取り囲むようにその周方向全域にわたって設けられており、略円形状の水平断面を有している。
【0063】
この場合、内側ラベル部材60および外側収縮部材40は、胴部20aのうち容器本体10の首部13に対応する部分13aを除く全域と、底部30aの全域とを覆うように設けられている。
【0064】
なお、内側ラベル部材60および外側収縮部材40は、口部11a以外の全域又は一部領域に設けられていても良い。例えば、内側ラベル部材60および外側収縮部材40は、口部11aを除く、胴部20aおよび底部30aの全体を覆うように設けられていても良い。さらに、内側ラベル部材60および外側収縮部材40はそれぞれ1つに限らず、複数設けても良い。例えば、2つの内側ラベル部材60および外側収縮部材40を胴部20aの外側2箇所にそれぞれ設けても良い。
【0065】
このような外側収縮部材40としては、プリフォーム10aに対して収縮する作用をもつものであれば良い。なお、外側収縮部材40は、外的な作用(例えば熱)が加えられた際、プリフォーム10aに対して収縮(例えば熱収縮)するものが用いられることが好ましい。
【0066】
外側収縮部材40としては、以下に説明するように、各種材料を用いることができる。
【0067】
例えば、外側収縮部材40が容器本体10(プリフォーム10a)と同一の材料からなっていても良い。この場合、複合容器10Aのうち、例えば強度を高めたい部分に重点的に外側収縮部材40を配置し、当該箇所の強度を選択的に高めることができる。例えば、容器本体10の肩部12周辺および底部30周辺に外側収縮部材40を設け、この部分の強度を高めても良い。このような材料としては、熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を挙げることができる。
【0068】
また外側収縮部材40は、酸素バリア性又は水蒸気バリア性等のガスバリア性を有する材料からなっていても良い。この場合、プリフォーム10aとして多層プリフォームやブレンド材料を含むプリフォーム等を用いることなく、複合容器10Aのガスバリア性を高め、酸素や水蒸気によって内容液が劣化することを防止することができる。例えば、容器本体10のうち、肩部12、首部13、胴部20および底部30の全域に外側収縮部材40を設け、この部分のガスバリア性を高めても良い。このような材料としては、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、MXD−6(ナイロン)、またはこれらの材料に脂肪酸塩などの酸素吸収材を混ぜることも考えられる。
【0069】
また外側収縮部材40は、紫外線等の光線バリア性を有する材料からなっていても良い。この場合、プリフォーム10aとして多層プリフォームやブレンド材料を含むプリフォーム等を用いることなく、複合容器10Aの光線バリア性を高め、紫外線等により内容液が劣化することを防止することができる。例えば、容器本体10のうち、肩部12、首部13、胴部20および底部30の全域に外側収縮部材40を設け、この部分の紫外線バリア性を高めても良い。このような材料としては、ブレンド材料、またはPETやPE、PPに遮光性樹脂を添加した材料が考えられる。
【0070】
また外側収縮部材40は、容器本体10(プリフォーム10a)を構成するプラスチック材料よりも保温性又は保冷性の高い材料(熱伝導性の低い材料)からなっていても良い。この場合、容器本体10そのものの厚みを厚くすることなく、内容液の温度が複合容器10Aの表面まで伝達しにくくすることが可能となる。これにより、複合容器10Aの保温性又は保冷性が高められる。例えば、容器本体10のうち胴部20の全部又は一部に外側収縮部材40を設け、胴部20の保温性又は保冷性を高めても良い。また、使用者が複合容器10Aを把持した際、熱すぎたり冷たすぎたりすることにより複合容器10Aを持ちにくくなることが防止される。このような材料としては、発泡化したポリウレタン、ポリスチレン、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、ユリア樹脂、シリコーン、ポリイミド、メラミン樹脂などが考えられる。
【0071】
また外側収縮部材40は、容器本体10(プリフォーム10a)を構成するプラスチック材料よりも滑りにくい材料からなっていても良い。この場合、容器本体10の材料を変更することなく、使用者が複合容器10Aを把持しやすくすることができる。例えば、容器本体10のうち胴部20の全部又は一部に外側収縮部材40を設け、胴部20を持ちやすくしても良い。
【0072】
さらに、外側収縮部材40には、予めデザイン又は印字が施されていても良い。例えば、図柄や商品名等のほか、内容液の名称、製造者、原材料名等の文字情報が記載されていても良い。
【0073】
次に図4(a)〜(g)により、本実施の形態によるブロー成形方法(複合容器10Aの製造方法)について説明する。
【0074】
まず、プラスチック材料製のプリフォーム10aを準備する(図4(a)参照)。この場合、例えば図示しない射出成形機を用いて、射出成形法によりプリフォーム10aを作製しても良い。
【0075】
次に、プリフォーム10aの外側に内側ラベル部材60を設けるとともに、内側ラベル部材60の外側に外側収縮部材40を設ける(図4(b)参照)。この場合、内側ラベル部材60は、全体として有底円筒形状からなり、円筒状の胴部61と、胴部61に連結された底部62とを有している。また、外側収縮部材40は、全体として有底円筒形状からなり、円筒状の胴部41と、胴部41に連結された底部42とを有している。この外側収縮部材40は、胴部20aのうち容器本体10の首部13に対応する部分を除く全域と、底部30aの全域とを覆うように装着される。この外側収縮部材40は、その少なくとも一部が半透明又は透明になっていても良い。
【0076】
この場合、予め内側ラベル部材60の周囲に外側収縮部材40を設けておき、これら内側ラベル部材60および外側収縮部材40を一体としてプリフォーム10aの外側に装着しても良い。あるいは、プリフォーム10aの外側に内側ラベル部材60を設け、その後、内側ラベル部材60の外側に外側収縮部材40を設けてもよい。
【0077】
次に、プリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40は、第1の加熱装置55によって加熱される(図4(c)参照)。このとき、プリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40の加熱温度は、例えば50℃乃至150℃としても良い。
【0078】
外側収縮部材40が加熱されることにより、外側収縮部材40が熱収縮し、プリフォーム10aの外側に密着する。これにより、プリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に密着された内側ラベル部材60と、内側ラベル部材60の外側に密着された外側収縮部材40とを有する複合プリフォーム70が得られる(図4(c)参照)。
【0079】
このように、第1の加熱装置55を用いて予めプリフォーム10aおよび内側ラベル部材60の外側に外側収縮部材40を加熱密着させ、複合プリフォーム70を作製しておくことにより、複合プリフォーム70を作製する一連の工程(図4(a)〜(c))と、複合容器10Aをブロー成形により作製する一連の工程(図4(d)〜(g))とを別々の場所(工場等)で実施することが可能になる。
【0080】
次に、複合プリフォーム70は、第2の加熱装置51によって加熱される(図4(d)参照)。このとき、複合プリフォーム70は、口部11aを下に向けた状態で回転しながら、第2の加熱装置51によって周方向に均等に加熱される。この加熱工程におけるプリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40の加熱温度は、例えば90℃乃至130℃としても良い。
【0081】
続いて、第2の加熱装置51によって加熱された複合プリフォーム70は、ブロー成形金型50に送られる(図4(e)参照)。
【0082】
複合容器10Aは、このブロー成形金型50を用いて成形される。この場合、ブロー成形金型50は互いに分割された一対の胴部金型50a、50bと、底部金型50cとからなる(図4(e)参照)。図4(e)において、一対の胴部金型50a、50b間は互いに開いており、底部金型50cは上方に上がっている。この状態で一対の胴部金型50a、50b間に、複合プリフォーム70が挿入される。
【0083】
次に図4(f)に示すように、底部金型50cが下がったのちに一対の胴部金型50a、50bが閉鎖され、一対の胴部金型50a、50bおよび底部金型50cにより密閉されたブロー成形金型50が構成される。次にプリフォーム10a内に空気が圧入され、複合プリフォーム70に対して2軸延伸ブロー成形が施される。
【0084】
このことにより、ブロー成形金型50内でプリフォーム10aから容器本体10が得られる。この間、胴部金型50a、50bは30℃乃至80℃まで加熱され、底部金型50cは5℃乃至25℃まで冷却される。この際、ブロー成形金型50内では、複合プリフォーム70のプリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40が一体として膨張される。これにより、プリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40は、一体となってブロー成形金型50の内面に対応する形状に賦形される。
【0085】
このようにして、容器本体10と、容器本体10の外面に設けられた内側ラベル部材60と、内側ラベル部材60の外側に設けられた外側収縮部材40とを備えた複合容器10Aが得られる。
【0086】
次に図4(g)に示すように、一対の胴部金型50a、50bおよび底部金型50cが互いに離れ、ブロー成形金型50内から複合容器10Aが取出される。
【0087】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ブロー成形金型50内で複合プリフォーム70に対してブロー成形を施すことにより、複合プリフォーム70のプリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40を一体として膨張させ、容器本体10と内側ラベル部材60と外側収縮部材40とを備えた複合容器10Aを作製する。このためプリフォーム10aを用いて複合容器10Aを製造する段階で、予め複合容器10Aに内側ラベル部材60を設けておくことができる。したがって、複合容器10Aに内容液を充填して密栓した後、ラベラーによってラベルを付与する工程を設ける必要がない。これにより、最終製品を製造するための製造コストを抑制することができる。また、ラベラーの不具合等により最終製品を製造する際に歩留まりが低下することを防止することができる。
【0088】
また本実施の形態によれば、プリフォーム10a(容器本体10)と外側収縮部材40とを別部材から構成することができる。したがって、外側収縮部材40の種類や形状を適宜選択することにより、複合容器10Aに様々な機能や特性を自在に付与することができる。
【0089】
また、本実施の形態によれば、複合容器10Aを作製する際、一般的なブロー成形装置をそのまま用いることができるので、複合容器10Aを作製するための新たな成形設備を準備する必要が生じない。
【0090】
実施例
次に本実施の形態の具体的実施例について説明する。
【0091】
まず射出成形法により18.3gのPET単層プリフォームからなるプリフォーム10aを製作した。
【0092】
次に、このプリフォーム10aに対して内側ラベル部材60および外側収縮部材40を設置し、これらを80℃に加熱することにより、プリフォーム10a、内側ラベル部材60および外側収縮部材40を有する複合プリフォーム70を作製した。続いて、このようにして得られた複合プリフォーム70に対して2軸延伸ブロー成形を実施することにより、容量180mLの複合容器10Aを作製した。内側ラベル部材60および外側収縮部材40としては、ポリオレフィンを用いた。
【0093】
変形例
次に図5図6および図7(a)〜(g)により本発明の変形例について説明する。
【0094】
図5図6および図7(a)〜(g)に示す変形例は、内側ラベル部材60および外側収縮部材40として胴部と底部とを有するものではなく、円筒状の内側ラベル部材60および外側収縮部材40を用いたものである。この内側ラベル部材60および外側収縮部材40は図5に示すように、容器本体10の肩部12から胴部20の下方部分まで延びているが、底部30まで達していない。また、図6に示す複合プリフォーム70において、内側ラベル部材60および外側収縮部材40はプリフォーム10aの胴部20aのみを覆うように密着されており、より詳細には、胴部20aのうち容器本体10の首部13に対応する部分13aと胴部20aの下部に対応する部分とを除く領域を覆っている。
【0095】
図5図6および図7(a)〜(g)において他の構成は、図1乃至図4に示す実施の形態と略同一である。図5図6および図7(a)〜(g)に示す変形例において、図1乃至図4に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0096】
このほか、複合容器10Aの構成および製造方法、ならびに複合プリフォーム70の構成および製造方法については、図1乃至図4に示す実施の形態と略同様であるので、詳細な説明を省略する。
【符号の説明】
【0097】
10 容器本体
10A 複合容器
10a プリフォーム
11 口部
11a 口部
12 肩部
13 首部
20 胴部
20a 胴部
30 底部
30a 底部
40 外側収縮部材
50 ブロー成形金型
60 内側ラベル部材
70 複合プリフォーム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7