(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ウェブプラットフォームは、前記自助製品サポート情報が提示される前記少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、前記製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
前記少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第2の表示とを含む、請求項2に記載のシステム。
前記ウェブプラットフォームは、前記第1の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の医療製品または前記第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、前記第2の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、前記第2の医療製品または前記第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、請求項3に記載のシステム。
前記ウェブプラットフォームは、前記リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストを前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、前記第3の表示は、前記製品サポートスタッフメンバーのリスト内の各製品サポートスタッフメンバーに関連付けられている複数のボタンを提示するように構成されており、前記複数のボタンの各々は、それぞれのボタンに関連付けられている前記製品サポートスタッフメンバーとの前記リアルタイム製品サポート接続を要求するために、前記クライアントデバイスの前記ユーザによって起動されることが可能である、請求項3に記載のシステム。
前記第3の表示は、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示を前記クライアントデバイスにさらに提示し、前記製品サポートスタッフメンバーは、前記指示に関連付けられている、請求項5に記載のシステム。
前記ウェブプラットフォームは、前記自助製品サポート情報が提示される前記少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、前記製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、請求項9に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
前記少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第2の表示とを含む、請求項10に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
前記ウェブプラットフォームは、前記第1の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の医療製品または前記第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、前記第2の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、前記第2の医療製品または前記第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、請求項11に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
前記ウェブプラットフォームは、前記リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストを前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、前記第3の表示は、前記製品サポートスタッフメンバーのリスト内の各製品サポートスタッフメンバーに関連付けられている複数のボタンを提示するように構成されており、前記複数のボタンの各々は、それぞれのボタンに関連付けられている前記製品サポートスタッフメンバーとの前記リアルタイム製品サポート接続を要求するために、前記クライアントデバイスの前記ユーザによって起動されることが可能である、請求項11に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
前記第3の表示は、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示を前記クライアントデバイスにさらに提示し、前記製品サポートスタッフメンバーは、前記指示に関連付けられている、請求項13に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
前記ウェブサーバは、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの他方から前記ウェブプラットフォームの表示をプル配信することを可能にする、請求項16に記載のシステム。
前記ウェブサーバは、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、前記ウェブプラットフォームの表示を前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの他方にプッシュ配信することを可能にする、請求項16に記載のシステム。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示によると、医療製品サポートを手術室内のクライアントデバイスに提供するためのシステムおよび方法が提供される。
【0004】
本開示の側面では、システムは、プロセッサと、プロセッサに関連付けられるメモリとを含み、メモリは、プロセッサによって実行されると、クライアントデバイスから製品サポート要求を受信し、製品サポート要求に応答して、少なくとも1つの表示を含むウェブプラットフォームをクライアントデバイスに伝送するようにプロセッサを構成する、命令を含み、少なくとも1つの表示は、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成され、少なくとも1つの表示はさらに、リアルタイム製品サポート接続を要求するようにクライアントデバイスのユーザによって起動可能なリアルタイム製品サポートオプションを含み、ウェブプラットフォームは、要求に応答して、製品サポートスタッフメンバーとの通信インターフェースを確立するように構成される。
【0005】
本開示のさらなる側面では、ウェブプラットフォームは、自助製品サポート情報が提示される少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成される。
【0006】
本開示のその上さらなる側面では、少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成される第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成される第2の表示とを含む。
【0007】
本開示のさらなる側面では、ウェブプラットフォームは、第1の表示がクライアントデバイスに提示されているとき、要求に応答して、第1の医療製品または第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、第2の表示がクライアントデバイスに提示されているとき、要求に応答して、第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、第2の医療製品または第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成される。
【0008】
本開示のその上さらなる側面では、ウェブプラットフォームは、リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストをクライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、各製品サポートスタッフメンバーはさらに、リアルタイム製品サポート接続を要求するように、クライアントデバイスのユーザによって起動可能である。
【0009】
本開示のさらなる側面では、第3の表示はさらに、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示をクライアントデバイスに提示し、製品サポートスタッフメンバーは、指示に関連付けられている。
【0010】
本開示の別の側面では、通信インターフェースは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを含む。
【0011】
本開示のさらなる側面では、通信インターフェースはさらに、プッシュ配信オプションおよびプル配信オプションのうちの少なくとも1つを含む。
【0012】
本開示の別の側面では、非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が、命令で符号化され、命令は、プロセッサによって実行されると、クライアントデバイスから製品サポート要求を受信し、製品サポート要求に応答して、少なくとも1つの表示を含むウェブプラットフォームをクライアントデバイスに伝送するようにプロセッサを構成する。少なくとも1つの表示は、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成され、少なくとも1つの表示は、リアルタイム製品サポート接続を要求するようにクライアントデバイスのユーザによって起動可能なリアルタイム製品サポートオプションを含み、ウェブプラットフォームは、要求に応答して、製品サポートスタッフメンバーとの通信インターフェースを確立するように構成される。
【0013】
本開示のさらなる側面では、ウェブプラットフォームは、自助製品サポート情報が提示される少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成される。
【0014】
本開示のその上さらなる側面では、少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成される第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報をクライアントデバイスに提示するように構成される第2の表示とを含む。
【0015】
本開示のなおもさらなる側面では、ウェブプラットフォームは、第1の表示がクライアントデバイスに提示されているとき、要求に応答して、第1の医療製品または第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、第2の表示がクライアントデバイスに提示されているとき、要求に応答して、第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、第2の医療製品または第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成される。
【0016】
本開示のその上さらなる側面では、ウェブプラットフォームは、リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストをクライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、各製品サポートスタッフメンバーはさらに、リアルタイム製品サポート接続を要求するように、クライアントデバイスのユーザによって起動可能である。
【0017】
本開示のなおもさらなる側面では、第3の表示はさらに、製品サポートスタッフメンバーが関連付けられる、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示をクライアントデバイスに提示する。
【0018】
本開示のさらなる側面では、通信インターフェースは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを含む。
【0019】
本開示の別の側面では、システムは、プロセッサと、メモリとを含む、ウェブサーバを含み、メモリは、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報を提示するように構成される少なくとも1つの表示を含むウェブプラットフォームを記憶する。システムはさらに、プロセッサと、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、製品サポート要求をウェブサーバに伝送させる命令を記憶するメモリとを含むクライアントデバイスを含み、ウェブサーバはさらに、製品サポート要求を受信し、受信された製品サポート要求に応答して、ウェブプラットフォームをクライアントデバイスに伝送するように構成される。システムはさらに、ウェブサーバを介してクライアントデバイスと通信している製品サポートデバイスであって、クライアントデバイスからリアルタイム製品サポート要求を受信するように、および受信されたリアルタイム製品サポート要求に応答して、リアルタイム製品サポートをクライアントデバイスに提供するように構成される製品サポートデバイスを含む。
【0020】
本開示のさらなる側面では、リアルタイム製品サポートは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを介して、クライアントデバイスに提供される。
【0021】
本開示の別の側面では、リアルタイムサポートは、リアルタイム製品サポート要求に関連する少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、製品サポートスタッフメンバーによって提供される。
【0022】
本開示のさらに別の側面では、ウェブサーバは、クライアントデバイスまたは製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、クライアントデバイスまたは製品サポートデバイスのうちの他方からウェブプラットフォームの表示をプル配信することを可能にする。
【0023】
本開示のなおも別の側面では、ウェブサーバは、クライアントデバイスまたは製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、ウェブプラットフォームの表示をクライアントデバイスまたは製品サポートデバイスのうちの他方にプッシュ配信することを可能にする。
【0024】
本開示の上記の側面および実施形態のうちのいずれかは、本開示の範囲から逸脱することなく、組み合わせられ得る。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
医療製品サポートを手術室内のクライアントデバイスに提供するためのシステムであって、前記システムは、プロセッサと、前記プロセッサに関連付けられているメモリとを備え、
前記メモリは、命令を含み、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
前記クライアントデバイスから製品サポート要求を受信することと、
前記製品サポート要求に応答して、少なくとも1つの表示を含むウェブプラットフォームを前記クライアントデバイスに伝送することと
を行うように前記プロセッサを構成し、
前記少なくとも1つの表示は、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成され、前記少なくとも1つの表示は、リアルタイム製品サポート接続を要求するために前記クライアントデバイスのユーザによって起動可能なリアルタイム製品サポートオプションを含み、前記ウェブプラットフォームは、前記要求に応答して、製品サポートスタッフメンバーとの通信インターフェースを確立するように構成されている、
システム。
(項目2)
前記ウェブプラットフォームは、前記自助製品サポート情報が提示される前記少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、前記製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第2の表示とを含む、項目2に記載のシステム。
(項目4)
前記ウェブプラットフォームは、前記第1の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の医療製品または前記第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、前記第2の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、前記第2の医療製品または前記第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、項目3に記載のシステム。
(項目5)
前記ウェブプラットフォームは、前記リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストを前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、各製品サポートスタッフメンバーは、前記リアルタイム製品サポート接続を要求するために、前記クライアントデバイスの前記ユーザによってさらに起動可能である、項目3に記載のシステム。
(項目6)
前記第3の表示は、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示を前記クライアントデバイスにさらに提示し、前記製品サポートスタッフメンバーは、前記指示に関連付けられている、項目5に記載のシステム。
(項目7)
前記通信インターフェースは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載のシステム。
(項目8)
前記通信インターフェースは、プッシュ配信オプションおよびプル配信オプションのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目7に記載のシステム。
(項目9)
非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体は、命令で符号化されており、前記命令は、プロセッサによって実行されると、
前記クライアントデバイスから製品サポート要求を受信することと、
前記製品サポート要求に応答して、少なくとも1つの表示を含むウェブプラットフォームを前記クライアントデバイスに伝送することと
を行うように前記プロセッサを構成し、
前記少なくとも1つの表示は、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成され、前記少なくとも1つの表示は、リアルタイム製品サポート接続を要求するために、前記クライアントデバイスのユーザによって起動可能なリアルタイム製品サポートオプションを含み、前記ウェブプラットフォームは、前記要求に応答して、製品サポートスタッフメンバーとの通信インターフェースを確立するように構成されている、
非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目10)
前記ウェブプラットフォームは、前記自助製品サポート情報が提示される前記少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、前記製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、項目9に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目11)
前記少なくとも1つの表示は、第1の医療製品または第1の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第1の表示と、第2の医療製品または第2の医療手技のうちの少なくとも1つのための自助製品サポート情報を前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第2の表示とを含む、項目10に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目12)
前記ウェブプラットフォームは、前記第1の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の医療製品または前記第1の医療手技に関連付けられている第1の製品サポートスタッフメンバーを選択し、前記第2の表示が前記クライアントデバイスに提示されているとき、前記要求に応答して、前記第1の製品サポートスタッフメンバーと異なる、前記第2の医療製品または前記第2の医療手技に関連付けられている第2の製品サポートスタッフメンバーを選択するように構成されている、項目11に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目13)
前記ウェブプラットフォームは、前記リアルタイム製品サポートオプションの起動に応答して、製品サポートスタッフメンバーのリストを前記クライアントデバイスに提示するように構成されている第3の表示を含み、各製品サポートスタッフメンバーは、前記リアルタイム製品サポート接続を要求するために、前記クライアントデバイスの前記ユーザによってさらに起動可能である、項目11に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目14)
前記第3の表示は、少なくとも1つの医療製品群の各製品サポートスタッフメンバーのための指示を前記クライアントデバイスにさらに提示し、前記製品サポートスタッフメンバーは、前記指示に関連付けられている、項目13に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目15)
前記通信インターフェースは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを含む、項目9に記載の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(項目16)
医療製品サポートを提供するためのシステムであって、前記システムは、
プロセッサおよびメモリを含むウェブサーバであって、前記メモリは、ウェブプラットフォームを記憶しており、前記ウェブプラットフォームは、少なくとも1つの医療製品または医療手技のための自助製品サポート情報を提示するように構成されている少なくとも1つの表示を含む、ウェブサーバと、
プロセッサと命令を記憶しているメモリとを含むクライアントデバイスであって、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、製品サポート要求を前記ウェブサーバに伝送することを前記プロセッサに行わせ、前記ウェブサーバは、前記製品サポート要求を受信することと、前記受信された製品サポート要求に応答して、前記ウェブプラットフォームを前記クライアントデバイスに伝送することとを行うようにさらに構成されている、クライアントデバイスと、
前記ウェブサーバを介して前記クライアントデバイスと通信している製品サポートデバイスであって、前記製品サポートデバイスは、前記クライアントデバイスからリアルタイム製品サポート要求を受信することと、前記受信されたリアルタイム製品サポート要求に応答して、リアルタイム製品サポートを前記クライアントデバイスに提供することとを行うように構成されている、製品サポートデバイスと
を備えている、システム。
(項目17)
前記リアルタイム製品サポートは、テキストベースのインターフェース、音声ベースのインターフェース、ビデオベースのインターフェース、または視聴覚ベースのインターフェースのうちの少なくとも1つを介して、前記クライアントデバイスに提供される、項目16に記載のシステム。
(項目18)
前記リアルタイムサポートは、前記リアルタイム製品サポート要求に関連する少なくとも1つの医療製品または医療手技に基づいて、製品サポートスタッフメンバーによって提供される、項目16に記載のシステム。
(項目19)
前記ウェブサーバは、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの他方から前記ウェブプラットフォームの表示をプル配信することを可能にする、項目16に記載のシステム。
(項目20)
前記ウェブサーバは、前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの少なくとも一方が、前記ウェブプラットフォームの表示を前記クライアントデバイスまたは前記製品サポートデバイスのうちの他方にプッシュ配信することを可能にする、項目16に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0043】
本開示は、医療製品サポートのためのシステムおよび方法を提供する。一実施形態では、システムは、手術室(OR)を監視しているか、またはORと通信している、OR内の医療スタッフにオンデマンド医療製品関連サポートを提供する。システムならびに方法は、医療製品選択、使用のための医療製品の準備、医療製品使用、および/または医療製品トラブルシューティングに関して医療スタッフが有し得る任意の質問に回答するために、医療スタッフによってアクセス可能であるウェブベースの製品サポートプラットフォームを提供する。このウェブベースのプラットフォームは、任意のコンピュータ、タブレット、または他のインターネット接続デバイスを介して有線もしくは無線のいずれかである病院ネットワークを介してアクセス可能である。製品サポートプラットフォームは、製品特定のリソースおよび手技特定のリソースを含むいくつかのセルフサービスリソースと、要求に応じて、製品の製造業者に関連付けられる1人以上の製品サポートスタッフとテキスト、音声、および/またはビデオ会議リアルタイム製品サポートを開始する能力とを含む。開示される医療製品サポートシステムは、OR内の、またはORに関連付けられる医療スタッフに、ワークフローを効率化する能力を提供し、ORで使用される医療製品の使用の周囲のリアルタイムサポートを通して、向上した患者ケアを提供する。
【0044】
本明細書で使用される場合、「医療スタッフ」という用語は、ORと直接的もしくは間接的に、および/またはORで使用される医療製品と相互作用する、任意の臨床医、看護師、医療専門家、もしくは他のスタッフに関する。システムおよび方法は、OR内の医療製品サポートに向けられているが、本明細書に説明されるシステムおよび方法はまた、本開示の範囲から逸脱することなく、限定されないが、緊急治療室、患者の家庭、医療製品が使用されてサポートされる他の医療関連場所等の非OR関連製品または手技に利用され得ることも想定される。
【0045】
本明細書で使用される場合、「リアルタイム製品サポート」という用語は、製品サポートスタッフとのテキスト、音声、ビデオ会議、および/または任意の他のタイプの直接通信を含む。
【0046】
本開示は、具体的な例証的実施形態に関して説明されるであろうが、本開示の精神から逸脱することなく、種々の修正、再配列、および置換が行われ得ることが、当業者に容易に明白であろう。本開示の範囲は、それに添付された請求項によって定義される。
【0047】
(A.製品サポートシステム)
ここで
図1および2を参照すると、本開示は、概して、クライアントデバイス100と、ウェブサーバ200と、製品サポートデバイス300とを含む医療製品サポートシステム10を対象とする。クライアントデバイス100は、
図2で描写されるように、ディスプレイ102、メモリ104、少なくとも1つのプロセッサ106、カメラ108、ネットワークインターフェース110、入力デバイス112、出力デバイス113、および/または典型的にコンピュータデバイスで見出されるタイプの他の構成要素を有するコンピュータデバイス、例えば、医療ワークステーション、ラップトップ、デスクトップ、タブレット、スマートフォン、もしくは他の類似デバイスであり得る。ディスプレイ102は、タッチセンサ式および/または音声起動型であり、ディスプレイ102が入力デバイス112および出力デバイス113の両方としての機能を果たすことを可能にし得る。入力デバイス112は、例えば、キーボード112、マウス(図示せず)、または他の共通入力デバイスを含み得る。カメラ108はまた、もしくは代替として、入力デバイス112として利用され得、例えば、ユーザのジェスチャが捕捉され、クライアントデバイス100を制御するようにプロセッサ106によって処理され得る。ディスプレイ102は、有線または無線接続を介してクライアントデバイス100に取り付けられるか、もしくはそれと通信している別個のデバイスであり得る。例えば、ディスプレイ102は、コンピュータ画面、ORまたは別の臨床設定内のブーム搭載型ディスプレイ、ORまたは別の臨床設定の壁上に画像を投影するためのプロジェクタ、拡張現実眼鏡等の頭部搭載型ディスプレイ、移動式制御可能ロボットプラットフォームに組み込まれたディスプレイ、ロボット外科手術ディスプレイ、もしくは病院で一般的に利用されている任意の他のタイプのディスプレイを含み得る。出力デバイス113は、例えば、音声出力、視覚出力、または他の類似出力を含み得る。ネットワークインターフェース110は、例えば、ウェブサーバ200および製品サポートデバイス300等の他のソースにデータを伝送し、そこからデータを受信するために、有線または無線接続を介して、分散ネットワークもしくはインターネットに接続され得る。例えば、クライアントデバイス100は、ウェブサーバ200および/または製品サポートデバイス300にデータを伝送し、そこからデータを受信するように、ウェブサーバ200および/または製品サポートデバイス300との接続を開始し得る。
【0048】
メモリ104は、プロセッサ106によって実行可能であり、クライアントデバイス100の動作を制御するデータおよび/またはソフトウェアを記憶するための任意の非一過性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。実施形態では、メモリ104は、フラッシュメモリチップ等の1つ以上のソリッドステート記憶デバイスを含み得る。代替として、もしくは1つ以上のソリッドステート記憶デバイスに加えて、メモリ104は、大容量記憶コントローラ(図示せず)および通信バス(図示せず)を通してプロセッサ106に接続される1つ以上の大容量記憶デバイスを含み得る。本明細書に含まれるコンピュータ読み取り可能な媒体の説明は、ソリッドステート記憶装置を指すが、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサ106によってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得ることが、当業者によって理解されるはずである。すなわち、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等の情報の記憶のための任意の方法もしくは技術で実装される非一過性、揮発性および不揮発性、取り外し可能および非取り外し可能媒体を含む。例えば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、または他のソリッドステートメモリ技術、CD−ROM、DVD、Blu−Ray、または他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、もしくは所望の情報を記憶するために使用されることができ、クライアントデバイス100によってアクセスされることができる、任意の他の媒体を含む。
【0049】
ウェブサーバ200は、メモリ202と、少なくとも1つのプロセッサ204と、ネットワークインターフェース206と、典型的にサーバで見出されるタイプの他の構成要素とを含む。メモリ202およびプロセッサ204は、上で説明されるようなメモリ104およびプロセッサ106と類似し、ここでさらに詳細に説明されないであろう。ネットワークインターフェース206は、クライアントデバイス100および/または製品サポートデバイス300にデータを伝送し、そこからデータを受信するために、有線もしくは無線接続を介して、分散ネットワークまたはインターネットに接続される。ウェブサーバ200は、メモリ202に記憶され、クライアントデバイス100のユーザまたは製品サポートデバイス300を使用する製品サポート代理人にアクセス可能である、ウェブプラットフォーム210を提供する。ウェブプラットフォーム210は、例えば、製品説明、製品使用指示、製品トラブルシューティング、および手技概観等の医療製品情報を含む。ウェブプラットフォーム210はまた、クライアントデバイス100のユーザに、製品サポートデバイス300を使用する代理人とのオンデマンドテキスト、音声、またはビデオ会議製品サポートへのアクセスも提供する。病院、OR内のスタッフによって使用されるか、またはOR内で行われている特定の手技のための医療製品はまた、クライアントデバイス100を介してウェブプラットフォーム210によって追跡され得るRFIDタグもしくは屋内近接性システム(ビーコン)を含み得、ウェブプラットフォーム210は、病院、ORで、または特定の手技のために使用されていない医療デバイスに関連するコンテンツを除去するか、もしくは隠しながら、追跡される医療製品に関連するコンテンツおよび情報をクライアントデバイス100に提示し得る。ウェブプラットフォーム210は、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
【0050】
製品サポートデバイス300は、ディスプレイ302、メモリ304、少なくとも1つのプロセッサ306、カメラ308、ネットワークインターフェース310、入力デバイス312、および/または典型的にコンピュータデバイスで見出されるタイプの他の構成要素を含む、コンピュータデバイスであり得る。製品サポートデバイス300のディスプレイ302、メモリ304、プロセッサ306、カメラ308、ネットワークインターフェース310、入力デバイス312、および出力デバイス313は、クライアントデバイス100のディスプレイ102、メモリ104、プロセッサ106、カメラ108、ネットワークインターフェース110、入力デバイス112、および出力デバイス113と類似し、さらに詳細に説明されないであろう。ネットワークインターフェース310は、クライアントデバイス100および/またはウェブサーバ200にデータを伝送し、そこからデータを受信するために、有線もしくは無線接続を介して、分散ネットワークもまたはインターネットに接続される。
【0051】
(B.ウェブプラットフォーム)
ウェブサーバ200は、ウェブプラットフォーム210を介して、接続されたクライアントデバイス100に製品サポートおよび情報へのアクセスを提供する。例えば、ウェブプラットフォーム210(例えば、ウェブページ、ダウンロード可能なファイル、またはアプリケーション)が、ウェブサーバ200からクライアントデバイス100によってダウンロードもしくはアクセスされ、クライアントデバイス100のユーザのために、クライアントデバイス100のディスプレイ102上に表示される。ここで、ウェブプラットフォーム210が、例えば、
図3のフローチャートに示されるように、ウェブサーバ200および/または製品サポートデバイス300から製品サポートを取得する、クライアントデバイス100との関連で説明されるであろう。
【0052】
最初に、クライアントデバイス100のユーザ、例えば、OR内の、またはORに関連付けられる臨床医もしくは他の医療スタッフが、ステップS400において、ウェブサーバ200にアクセスし、ログイン認証情報を入力するようにユーザに要求するログインページ(図示せず)を提示される。例えば、ユーザは、病院特定のキー、ユーザ名およびパスワード、OR特定のキー、フォブキーのようなユーザによって持ち運ばれるあるタイプの物理的セキュリティトークン、もしくはユーザ、OR、および/または病院の認証ならびに識別のために使用可能な他の類似ログイン認証情報を入力し得る。ログイン認証情報は、ユーザ、OR、および/または病院の場所をウェブサーバ200に認証し、ウェブサーバ200が、認証されたログイン認証情報に基づいて、ウェブプラットフォーム210を介して指図された製品サポートをユーザに提供することを可能にする。簡潔な実施例として、ログイン認証情報は、ウェブプラットフォーム210の製品サポート特徴を特定のユーザ、OR、および/または病院に合わせるために使用され得る。
【0053】
ユーザが認証されると、ウェブプラットフォーム210は、例えば、
図4に示されるように、ユーザに種々の製品サポートオプションを提供する表示500をユーザに提示する。例えば、表示500は、ユーザに自助製品サポートオプション502およびリアルタイム製品サポートオプション504を提供する。別個に説明されるが、ユーザは、同時に自助製品サポートオプション502およびリアルタイム製品サポートオプション504の組み合わせにアクセスし得ることが想定される。
【0054】
自助製品サポートオプション502は、医療製品群506と、医療手技508とを含む。各医療製品群506は、特定のタイプまたは品目の医療製品に関連付けられる医療製品のための製品特定のサポートを提供する。いくつかの医療製品群506の実施例は、外科的ステープリング、血管密閉、超音波解離、ヘルニア解決、手動器具および結紮、電気手術ハードウェアおよび付属品、トロカールおよびアクセス器具、ならびに創傷閉鎖を含む。医療製品群506の上のリストは、実施例のみとして提供され、限定的と見なされるものとしない。さらに、本開示の範囲から逸脱することなく、自助製品サポートが任意の他の医療製品群のために提供され得ることが想定される。ユーザは、医療製品群506のリストにアクセスするために、表示500の「製品」ボタン510を起動し得、または代替として、起動された医療製品群506に関連付けられる医療製品のための製品サポートにアクセスするように、特定の医療製品群506、例えば、外科的ステープリング製品群512を起動し得る。
【0055】
医療手技508は、特定の手技または手技群に関連付けられる医療製品のための製品および手技特定のサポートをユーザに提供する。例えば、ユーザは、本開示の範囲から逸脱することなく、一般的な外科的手技514、特殊外科的手技、または任意の他の種類の外科的手技に関連する自助製品サポートを受信し得る。ユーザは、利用可能な医療手技のリストにアクセスするために、表示500の「手技」ボタン516を起動し得、または代替として、特定の医療手技群に関連付けられる医療手技のための製品および手技特定のサポートにアクセスするように、特定の医療手技群、例えば、一般的な外科的手技514を起動し得る。
【0056】
リアルタイム製品サポートオプション504は、例えば、製品サポートスタッフとのテキスト、音声、ビデオ会議、および/または任意の他のタイプの直接通信を含む、製品サポートスタッフとのオンデマンドリアルタイムサポートをユーザに提供する。リアルタイム製品サポートオプション504は、ウェブプラットフォーム210によって提示される各表示内で持続的に利用可能であり、リアルタイム製品サポートを受信するために、任意の時間にユーザによってアクセス可能である。例えば、ユーザは、リアルタイム製品サポートオプション504にアクセスするために、任意の時間に表示500の「今サポートを呼び出す」ボタン518を起動し得る。リアルタイム製品サポートオプション504はまた、状況依存性であり得、例えば、特定の製品、製品群、手技、または手技群を視認しながら、「今サポートを呼び出す」ボタン518を起動することにより、ユーザが視認している特定の製品、製品群、手技、または手技群を専門にしているリアルタイム製品サポートスタッフメンバーとの接続をユーザに提供し得る。リアルタイム製品サポートオプション504の起動が、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
【0057】
ステップS402では、例えば、ユーザは、表示500の「製品」ボタン510、「手技」ボタン516、特定の医療製品群、例えば、外科的ステープリング製品群512、特定の医療手技群、例えば、一般的な外科的手技514、または「今サポートを呼び出す」ボタン518のうちの1つを起動することによって、自助製品サポートオプション502とリアルタイム製品サポートオプション504との間で選定する。
図4の表示500を参照して説明されているが、「製品」ボタン510および「手技」ボタン516は、ウェブプラットフォーム210によって提示される任意の他の表示から任意の時間に起動され得ることが想定される。
【0058】
「製品」ボタン510または特定の医療製品群506が起動された場合、ウェブプラットフォーム210は、例えば、
図5に示されるように、表示520をユーザに提示する。表示520は、1つ以上の医療製品522を含む1つ以上の医療製品群、例えば、外科的ステープリング製品群512をユーザに提供する。医療製品522は、リスト、サムネイル、または他の類似形式としてユーザに提示され得る。臨床医は、追加の製品群を視認するために表示520をスクロールし得、選択メニュー524を起動し、表示520による提示のために全ての製品群506または特定の製品群を視認することを選定し得る。
【0059】
各医療製品522は、その製品に関する特定の製品サポート情報にアクセスするためにユーザによって起動可能である。ステップS404では、ユーザは、医療製品522、例えば、ENDO GIA
TM超汎用ステープラ524に関する追加の自助製品サポートにアクセスするために、Endo GIA
TM超汎用ステープラ524を起動し得る。代替として、ユーザは、スキャンされた医療製品に関する特定の製品サポート情報にアクセスするために、クライアントデバイス100に関連付けられる符号化された画像および/または他の固有の識別子スキャナを使用して、OR内で手技において使用されるか、もしくはOR内で現在使用中である医療製品上の符号化された画像ならびに/もしくは他の固有の識別子(例えば、QRコード(登録商標)、バーコード、RFIDタグ、またはその他)をスキャンし得る。クライアントデバイス100および/またはウェブプラットフォーム210は、代替として、ユーザによってカメラ108の前で保持される医療製品のタイプを視覚的に検出するために、画像処理を利用し得、他のさらなるユーザ相互作用を伴わずに、検出された医療製品のための製品特定のサポートを提供もしくは起動し得る。加えて、ウェブプラットフォーム210によって提供される特定の製品サポートは、医療製品の外観に基づいて決定され得、例えば、医療製品の構成要素が不正確に機能していると考えられる場合、ウェブプラットフォーム210は、特定の構成要素に関する一般的問題に関連する情報にユーザをダイレクトし得る。リアルタイム製品サポートオプション504は、符号化された画像または他の固有の識別子のスキャン、もしくは医療製品のタイプの視覚的検出時に、ウェブプラットフォーム210によって自動的に起動され得る。
【0060】
医療製品522がステップS404において起動されると、ウェブプラットフォーム210は、ステップS406において、起動された医療製品522に関連する追加の情報をユーザに提供する表示526をユーザに提示する。表示526は、例えば、製品名530、製品群532、および関連製品識別番号534を含む、製品識別情報528をユーザに提示する。表示526はまた、起動された医療製品522、本実施例では、Endo GIA
TM超汎用ステープラに関連する分類された機能情報をユーザに提供するために、ユーザに起動可能であるメニューバー536も含む。メニューバー536は、「情報」タブ538、「設定/使用」タブ540、「よくある質問」タブ542、および「取り扱い説明書」タブ544を含む。各タブ538、540、542、および544は、起動された医療製品522のための製品特定の情報を提示するために、ユーザによって独立して起動可能である。タブ538、540、542、および544の上記リストは、実施例のみとして提供され、限定的と見なされるものとしない。さらに、自助製品サポートは、本開示の範囲から逸脱することなく、上記に列挙されたタブを除去し、または追加のタブを含み得ることが想定される。
【0061】
図6に示されるように、例えば、「情報」タブ538は、例えば、製品の簡潔な説明546、製品の画像もしくは写真を含む製品の関連特徴548、および/または製品の基本的使用ならびに/もしくは装填原理550を含む、起動された医療製品522に関する一般情報をユーザに提供する。
【0062】
図7Aに示されるように、例えば、ユーザが「設定/使用」タブ540を起動すると、ウェブプラットフォーム210は、起動された医療製品522の設定および/または使用に関する特定の情報をユーザに提供する表示552をユーザに提示する。例えば、表示552は、ユーザに特定の製品設定および/または使用指示区分554を提供する。各指示区分554は、例えば、テキスト形態で、写真を伴って、もしくはビデオチュートリアル556の使用を通して、詳細な指示を説明することによって、特定の設定および/または使用ステップ555を行う方法について詳細な指示を提供する。ユーザは、入力デバイス112を使用して、利用可能な指示区分554をスクロールし得る。利用可能な指示区分554のリスト558はまた、ユーザが所望の指示区分554に迅速にアクセスすることを可能にするために、表示552内で提供され得る。ORで使用中である医療製品はまた、クライアントデバイス100と連動され、またはそれに接続され得、例えば、クライアントデバイス100は、医療製品の動作において潜在的問題を検出し、または医療製品からエラーコードを受信し、検出もしくは受信された問題/エラーコードをウェブプラットフォーム210に伝送し得る。次いで、ウェブプラットフォーム210は、自動的に、標的製品サポートのために、ウェブプラットフォーム210内の適切な場所、例えば、ユーザの問題に関する適切な指示区分554にユーザを誘導し得る。
【0063】
「よくある質問」タブ542の起動は、例えば、
図7Bに示されるように、頻繁に尋ねられる質問への回答をユーザに提供する。例えば、表示552は、よくある質問区分541を通して、各特定の製品に関するよくある質問をユーザに提供する。各よくある質問区分541は、各特定の質問519への詳細な回答557を提供する。ユーザは、入力デバイス112を使用して、よくある質問区分541のリストから選択し得る。利用可能なよくある質問541のリスト559も、ユーザが詳細な回答557に迅速にアクセスすることを可能にするために、表示552内で提供され得る。よくある質問541の選択時に、詳細な回答557が以下に表示される。
【0064】
ORで使用中である医療製品はまた、クライアントデバイス100と連動され、またはそれに接続され得、例えば、クライアントデバイス100は、医療製品の動作において潜在的問題を検出し、または医療製品からエラーコードを受信し、検出もしくは受信された問題/エラーコードをウェブプラットフォーム210に伝送し得る。次いで、ウェブプラットフォーム210は、自動的に、標的製品サポートのために、ウェブプラットフォーム210内の適切な場所、例えば、ユーザの問題に関する適切なよくある質問541にユーザを誘導し得る。
【0065】
「取り扱い説明書」タブ544の起動は、起動された医療製品のためのダウンロード可能な製品パンフレットまたは取り扱い説明書をユーザに提供する。
【0066】
「手技」ボタン516または特定の医療手技もしくは医療手技群508が起動された場合、ウェブプラットフォーム210は、例えば、
図8に示されるように、表示560をユーザに提示する。表示560は、1つ以上の医療手技564を含む1つ以上の医療手技群、例えば一般的な外科的手技562をユーザに提供する。医療手技564は、リスト、サムネイル、または他の類似形式としてユーザに提示され得る。臨床医は、追加の医療手技群を視認するために表示560をスクロールし得、選択メニュー566を起動し、選択メニュー524について上で説明されるものに類似する表示560による提示のために、全ての医療手技または特定の医療手技群を視認することを選定し得る。
【0067】
各医療手技564は、起動された医療手技564に関する特定の製品サポート情報にアクセスするために、ユーザによって起動可能である。ステップS408では、ユーザが、起動された医療手技564に関する追加の自助製品サポートにアクセスするために、医療手技564、例えば、VATS右上肺葉切除手技566を起動する。
【0068】
医療手技564がステップS408において起動されると、ウェブプラットフォーム210は、ステップS410において、起動された医療手技564に関連する追加の情報をユーザに提供する表示568(
図9)をユーザに提示する。表示568は、例えば、手技名572、専門分野名574、および方法名576を含む手技識別情報570をユーザに提示する。表示568はまた、起動された医療手技564、本実施例では、VATS右上肺葉切除手技566に関連する機能情報をユーザに提供するために、ユーザによって起動可能であるメニューバー578も含む。メニューバー578は、「概観および生体構造」タブ580と、「ステップ」タブ582と、「関連製品」タブ584とを含む。各タブ580、582、および584は、起動された医療手技564のための手技特定の情報を提示するために、ユーザによって独立して起動可能である。
【0069】
図9に示されるように、例えば、「概観および生体構造」タブ580は、例えば、手技の簡潔な説明586と、医療手技のための関連生体構造588とを含む、起動された医療手技564に関する一般情報をユーザに提供し、関連生体構造の種々の部分を識別する標識とともに、関連生体構造の画像または写真を含み得る。
【0070】
図10に示されるように、例えば、ユーザが「ステップ」タブ582を起動すると、ウェブプラットフォーム210は、起動された医療手技564のステップに関する特定の情報をユーザに提供する表示590をユーザに提示する。例えば、表示590は、ユーザに特定の手技ステップ区分592を提供する。各ステップ区分592は、起動された医療手技564内の特定のステップ594についてのユーザの検討のための詳細な情報を提供し、詳細な情報は、特定のステップ594、および特定のステップ区分594を行うためのサブステップ598のための関連生体構造596の説明図または写真を含む。関連生体構造596の説明図は、生体構造の関連部分を識別するための識別子597を含み得る。ユーザは、入力デバイス112を使用して、ステップ区分592をスクロールし得る。ステップ区分592のリスト600も、ユーザが所望のステップ区分592に迅速にアクセスすることを可能にするために、表示590内に提供され得る。ORで使用されている医療製品がクライアントデバイス100およびウェブプラットフォーム210と連動される場合、ウェブプラットフォーム210は、OR内で起こる動作に基づいて、自動的に手技ステップを更新し得る。例えば、クライアントデバイス100またはウェブサーバ210は、クライアントデバイス100と連動されるか、または関連付けられる腹腔鏡からのビデオフィードを処理し得、他のユーザ相互作用を伴わずに、処理されたビデオフィードに基づいて、ユーザに提示される特定のステップ594もしくはサブステップ598を動的に更新し得る。
【0071】
各ステップ区分592はまた、例えば、
図11に示されるように、どの医療製品604が必要とされるかをユーザに示すか、または特定のステップ区分592に使用され得る関連製品のリスト602を含み得る。各医療製品604は、製品特定の自助サポートについて上で説明されるように、ステップS406において表示526をユーザに提供するために、ステップS412において起動され得る。関連医療製品602を提供することによって、ユーザ、例えば、看護師、外科医、または他の医療スタッフは、ORで行われている特定の外科的手技のためのロードマップを提供される。これは、医療スタッフが、関連医療製品602を先を見越して準備し、それを医療手技の適切なステップにおいて外科医に提示することを可能にする。
【0072】
ユーザが「関連製品」タブ584を起動すると、ウェブプラットフォーム210は、例えば、
図12に示されるように、起動された医療手技564に関連付けられる医療製品610のリスト608をユーザに提供する表示606をユーザに提示する。リスト608は、ユーザに関連医療製品610と関連する情報を提供するために、サムネイル、詳細、または任意の他の形態のディスプレイとして表示され得る。各医療製品610は、製品特定の自助サポートについて上で説明されるように、ステップS406において表示526をユーザに提供するために、ステップS412において起動され得る。
【0073】
ユーザが、表示500、520、526、552、560、568、590、または606のうちのいずれかの「今サポートを呼び出す」ボタン518を起動する場合、ウェブプラットフォーム210は、ステップS414において、現在の表示が一般表示であるか、または製品特定の表示であるかを決定する。一般表示は、1つ以上の製品、製品群、手技、手技群、または他の類似自助情報のリストをユーザに提供する。一般表示の実施例は、例えば、表示500、520、560、568、590、および606を含み得る。製品特定の表示は、特定の製品または製品群の使用についての詳細をユーザに提供する。製品特定の表示の実施例は、例えば、表示526および552を含み得る。例えば、
図6に示されるように、製品特定の表示で見出されるリアルタイム製品サポートオプション504はさらに、特定の医療製品522または医療製品群506(
図5)に関連付けられる一次製品サポートスタッフメンバー505を提供する。例えば、特定の医療製品群506がメニュー524から選択されると、選択された群506に関連付けられる一次リアルタイム製品サポートスタッフメンバー505は、リアルタイム製品サポートオプション504上に表示され得る。
【0074】
ユーザが、一般表示内、例えば、
図4の表示500内の「今サポートを呼び出す」ボタン518を起動する場合、ユーザは、例えば、
図13に示されるように、ステップS416において表示612を提示される。表示612は、ユーザがリアルタイム製品サポートを受信するために連絡し得る1人以上の一次製品サポートスタッフメンバー616を含む、製品サポートスタッフのリスト614をユーザに提供する。一次製品サポートスタッフメンバー616の各々は、名前618、写真620、連絡先情報622、1つ以上の関連製品群624、および特定の一次製品サポートスタッフメンバー616に連絡するためにユーザによって起動可能である「今サポートを呼び出す」ボタン626を含む。
【0075】
ユーザが、製品特定の表示内、例えば、
図6の表示526内の「今サポートを呼び出す」ボタン518を起動する場合、またはユーザが、表示612内の特定の一次製品サポートスタッフメンバー616のための「今サポートを呼び出す」ボタン626を起動する場合、ウェブプラットフォーム210は、ステップS418において起動される、クライアントデバイス100と、製品特定の表示に関連付けられる一次製品サポートスタッフメンバー505、または一次製品サポートスタッフメンバー616に関連付けられる製品サポートデバイス300との間のリアルタイム製品サポート接続を開始しようとする。例えば、リアルタイム製品サポート接続は、ウェブサーバ200を介して開始され、クライアントデバイス100および製品サポートデバイス300の各々が、ウェブサーバ200によってホストされる会議室に接続し得るか、またはリアルタイム製品サポート接続は、クライアントデバイス100と製品サポートデバイス300との間で直接開始され得る。
【0076】
例えば、
図3に示されるように、クライアントデバイス100と製品サポートデバイス300との間の接続の初期化中、ウェブプラットフォーム210またはクライアントデバイス100は、ステップS420において、ベルを鳴らして知らせるか、または、接続が所望される一次製品サポートスタッフメンバー505、616を製品サポートデバイス300に別様に示し得る。ステップS420において、一次製品サポートスタッフメンバー505、616が対応可能であることをウェブプラットフォーム210が決定する場合、例えば、一次製品サポートスタッフメンバー505、616が返答する場合、接続が、ステップS422において、クライアントデバイス100と一次製品サポートスタッフメンバー505、616の製品サポートデバイス300との間で確立され、ウェブインターフェース210が、以下でさらに詳細に説明されるであろう、
図14に示されるような表示628をユーザに提示する。
【0077】
代替として、所定数のベルの音、例えば、2回のベルの音の後に、ステップS420において、一次製品サポートスタッフメンバー505、616が対応可能ではないことをウェブプラットフォーム210が決定する場合、ウェブサーバ210は、特定された医療製品または医療製品群に関連付けられる二次製品サポートスタッフメンバーの製品サポートデバイス300との追加の接続を開始し得る。追加の接続は、元の接続に取って代わり得るか、または代替として、例えば、元の接続と同時に動作し得、一次製品サポートスタッフメンバー505、616に関連付けられる製品サポートデバイス300は、ベルが鳴り続け得る。ウェブプラットフォーム210は、二次製品サポートスタッフメンバーも連絡を受けていることを示すメッセージをユーザに提示し得る。二次製品サポートスタッフメンバーは、例えば、ユーザにとって関心であるその特定の医療製品または医療製品群のある程度の知識を有する、別の医療製品または医療製品群に関連付けられる一次製品サポートスタッフメンバーであり得るか、またはその特定の医療製品または医療製品群の知識を有する、別の製品サポートスタッフメンバーであり得る。
【0078】
ステップS424において、二次製品サポートスタッフメンバーが対応可能であることをウェブプラットフォーム210が決定する場合、例えば、二次製品サポートスタッフメンバーが返答する場合、ステップS426において、二次製品サポートスタッフメンバーの製品サポートデバイス300との接続が確立され、ウェブプラットフォーム210が、以下でさらに詳細に説明されるであろう、
図14に示されるような表示628をユーザに提示する。接続が二次製品サポートスタッフメンバーと確立された後、ウェブプラットフォーム210は、例えば、一次製品サポートスタッフメンバー505、616が対応可能になると、ステップS428において、接続に参加するオプションを一次製品サポートスタッフメンバー505、616に提供し得る。
【0079】
代替として、所定数の追加のベルの音、例えば、さらに2回のベルの音の後(合計4回のベルの音について)、ステップS424において、二次製品サポートスタッフメンバーの製品サポートデバイス300との接続が成功していないことをウェブサーバが決定する場合、ウェブプラットフォーム210は、一般コールセンターに関連付けられる製品サポートデバイス300との追加の接続を開始し得る。追加の接続は、一次および二次製品サポートスタッフメンバーのいずれか一方または両方の製品サポートデバイス300への接続に取って代わり得るか、もしくは代替として、接続と同時に動作し得、例えば、一次または二次製品サポートスタッフメンバーに関連付けられる製品サポートデバイス300は、ベルが鳴り続け得る。ウェブプラットフォーム210は、一般コールセンターも連絡を受けていることを示すメッセージをユーザに提示し得る。
【0080】
ステップS430において、一般コールセンターが対応可能であることをウェブプラットフォーム210が決定する場合、例えば、一般コールセンターの製品サポートスタッフメンバーが返答する場合、ステップS432において、一般コールセンターの製品サポートスタッフメンバーの製品サポートデバイス300との接続が確立され、ウェブプラットフォーム210が、以下でさらに詳細に説明されるであろう、
図14に示されるような表示628をユーザに提示する。接続が一般コールセンター製品サポートスタッフメンバーと確立された後、ウェブプラットフォーム210は、例えば、一次製品サポートスタッフメンバー505、616および/または二次製品サポートスタッフメンバーが対応可能になると、ステップS428およびS434において、接続に参加するオプションを一次製品サポートスタッフメンバー505、616および/または二次製品サポートスタッフメンバーに提供し得る。
【0081】
所定数のベルの音、例えば、3回の追加のベルの音の後(合計7回のベルの音について)、ステップS430において、一般コールセンターに関連付けられる製品サポートデバイス300との接続が成功していないことをウェブプラットフォーム210が決定する場合、ウェブプラットフォーム210は、製品サポートが利用可能でないことを示すメッセージをユーザに提示し得、ステップS436において、退くためのオプションをユーザに提供し得る。例示的な数のベルの音を参照して上で説明されるが、各所定数のベルの音は、ウェブプラットフォーム210によって必要に応じて調節または変更され得ることが想定される。例えば、高活動期中、ステップS420、S424、またはS430のうちのいずれかの間のベルの音の数は、必要に応じて調節され得る。
【0082】
ステップS422、S426、またはS432において、一次製品サポートスタッフメンバー505、616、二次製品サポートスタッフメンバー、もしくは一般コールセンターの製品サポートスタッフメンバーのうちのいずれかの製品サポートデバイス300との接続が確立されると、ウェブプラットフォーム210は、テキストベースの通信インターフェース632、ビデオインターフェース634、制御インターフェース636、および接続された製品サポートスタッフメンバー640を識別するための識別区分638を含む、リアルタイムインターフェース630をユーザに提供する、
図14に示されるような表示628をユーザに提示する。製品サポートスタッフメンバーの各々は、ユーザを支援するために知識の豊富な個人の会議電話シナリオを提供する追加の製品サポートスタッフメンバーを必要に応じて接続する能力を有する。
【0083】
本明細書で使用される場合、
図3Aおよび3Bに示されるような418、420、422、424、426、428、430、432、433、434、436のステップは、「サポート呼び出しツリー」と称される。上で説明されるサポート呼び出しツリーは、カスタマイズの一実施例として提供され、限定的と見なされないものとする。例えば、複数の製品サポートメンバー640が対応可能である場合、サポート呼び出しツリーは、第1に1人の製品サポートスタッフメンバー、第2に2人の製品サポートスタッフメンバー、第3に全ての残りの製品サポートスタッフメンバーを呼び出すようにカスタマイズされることができる。
【0084】
別の実施形態では、ユーザが表示612のどの製品サポートオプションから選択すべきか分からない場合、またはある緊急事態の場合、ユーザは、
図3Bに示されるようなステップS440の緊急応答オプション、および
図13で示されるようなオプション613を選択し得る。緊急応答オプション613の選択時、一次製品サポートスタッフメンバーS422、二次製品サポートスタッフメンバーS426、および一般コールセンターS432の製品サポートスタッフメンバーの各々が、同時に呼び出されるであろう。各製品サポートスタッフメンバーとの接続時、最も知識が豊富な製品サポートスタッフメンバーが、
図3BのS433で示されるように、サポートを提供するために通話にとどまり、または必要に応じて通話をリダイレクトするであろう。最も知識が豊富な個人が通話すると、方法は、ステップS436に戻る。
【0085】
ユーザは、テキストベースの通信インターフェース632を介して、クライアントデバイス100の入力デバイス112ならびに出力デバイス113、例えば、マイクロホン、スピーカ、および/またはヘッドセットを介して口頭で、もしくはカメラ108ならびにビデオインターフェース634を使用して視覚的に、製品サポートスタッフメンバー640と通信し得る。接続が確立されると、製品サポートスタッフメンバー640も、表示628も提示される。簡潔にするために、表示628の特徴は、ユーザを参照して以下で説明されるのみであろうが、以下で説明される特徴の各々はまた、製品サポートスタッフメンバー640によって起動され得る。
【0086】
制御インターフェース638は、種々の製品サポート特徴を制御または起動するための制御ボタンをユーザに提供する。例えば、音声およびビデオ通信は、接続が確立されると、最初、オフにされ得、マイクロホンボタン642もしくはカメラボタン644を起動することによって、ユーザおよび/または製品サポートスタッフメンバー640によってオンにされ得る。ユーザはまた、全画面ボタン646を起動することによって、リアルタイムインターフェース630と全画面モード(図示せず)とを切り替え得る。製品サポート中、ユーザは、プッシュ配信ボタン648を起動することによって、ユーザが現在視認しているウェブプラットフォーム210の現在の表示を、製品サポートスタッフメンバー640の製品サポートデバイス300にプッシュ配信し得、プル配信ボタン650を起動することによって、製品サポートスタッフメンバー640が視認しているウェブプラットフォーム210の現在の表示を、ウェブプラットフォーム210によってユーザに提示するためにクライアントデバイス100にプル配信し得る。製品サポートスタッフメンバー640は、同様に、ウェブプラットフォーム210の表示をクライアントデバイス100にプッシュ配信し、またはそこからプル配信するために、プッシュ配信ボタン648もしくはプル配信ボタン650を起動し得る。この共同ナビゲーション特徴は、より標的化された製品サポートを可能にするために、ユーザおよび製品サポートスタッフメンバー640が、視認されている主題を迅速に一致させることを可能にする。加えて、製品サポートスタッフメンバー640およびユーザは両方とも、互いの間でメディアファイルを転送し得る。
【0087】
ユーザが特定の製品または手技のいずれかのための自助製品サポート、もしくはリアルタイム製品サポートを終了すると、ユーザは、ステップS436において追加の製品サポートが必要とされるかどうかを決定する。追加の製品サポートが必要とされる場合、ユーザは、所望されるサポートのタイプを選択するためにステップS402に戻る。例えば、ウェブプラットフォーム210内のどこで所望の製品サポートが見出されることができるかをユーザが分からない場合、ユーザは、例えば、
図4に示される検索ボックス652に検索クエリを入力し得、ユーザに関連結果656を提供する表示、例えば、
図15に示されるような表示654を提示される。さらなる製品サポートが必要とされない場合、代わりに、ユーザは、ウェブポータル210を終了し得る。
【0088】
検索ボックス652内の検索クエリは、ユーザによって書き込まれるか、または話され得る。ユーザが検索クエリを口述することを決定する場合、マイクロホンボタン653が押され得、ユーザが検索クエリを話し、話された検索をテキストに変換するために音声認識が使用される。話された検索クエリをテキストに変換するために使用される音声認識に加えて、音声起動型コマンドの使用を通して、ハンズフリーモードが開始されることができ、その後、質問も尋ねられ得る。質問を確認し、要求への適切な応答を識別するために、ユーザが応答する一連のプロンプトが提供され得、そのようなハンズフリーシステムは、多くの携帯電話システムならびにBLUETOOTH(登録商標)ハンズフリーシステムにおいて一般的である。
【0089】
検索に続いて、各関連検索結果656、例えば、医療製品658または医療手技660は、特定の結果656の対応するカテゴリ部分664の隣に、インジケータ662、例えば、最良一致のインジケータを含み得る。
図15に示される実施例では、例えば、インジケータ662は、医療製品658のための製品特定の情報の「情報」タブ664に添付され得る。
【0090】
上で説明されるように、製品サポート中、ウェブプラットフォーム210は、製品サポートスタッフメンバーもしくは技術者がプラットフォームを制御すること、診断を実行すること、および/または修復を行うことを可能にするために、クライアントデバイス100とのインターフェースを介して、製品サポートスタッフメンバーもしくは別の技術者に医療製品へのアクセスを提供し得る。代替案として、医療製品が(例えば、病院イントラネットを介して、またはインターネットへのwi−fiを介して)ネットワーク接続されるか、またはネットワークデバイスに接続されるかのいずれかである場合、現在の使用、検出された差し迫った不具合に関するデータ、もしくは他の動作データが、ウェブサーバ200に提供され得る。そのようなデータを収集する1つのそのようなシステムは、とりわけ、医療製品の動作および使用データを収集するCovidien GATEWAY
TMシステムである。ネットワーク医療製品から収集されるこのデータを利用して、ウェブプラットフォームは、予測的に機能し、ユーザの必要性を予想して製品サポートデータをプッシュ配信し得る。例えば、差し迫ったステープラの詰まりが検出された場合、ウェブプラットフォーム210は、詰まりを解決することを詳述するページをユーザに提示し得る。加えて、ウェブプラットフォーム210は、ユーザに差し迫った詰まりを警告し得る。
【0091】
本開示のその上さらなる実施形態では、医療製品に関するリアルタイム使用情報を受信することによって、ウェブプラットフォーム210は、適切な使用に関して推奨を行うことができる。再度、実施例としてステープラを使用して、ステープラが予期されるものと異なる組織を感知するとき、ウェブプラットフォーム210は、この情報を受信し、この差異に対処するためにステープラ装填を交換するための推奨をプッシュ配信することができる。
【0092】
なおもさらに、ウェブプラットフォーム210のページが種々の場所からアクセスされると、このデータは、販売スタッフならびにサポートスタッフにプッシュ配信され得る。例えば、ユーザがステープラのトラブルシューティングに関する特定のページにアクセスする場合、この情報は、販売スタッフおよびサポートスタッフの両方に関連する。サポートスタッフにとって、この情報は、スタッフが準備をし得る潜在的呼び出しを示すので、有用である。販売スタッフにとって、ユーザまたはユーザのグループによる特定のページの反復アクセスは、理解の問題、医療製品の不良バッチ、もしくはユーザがその製品をもはや使用しないことを決定する前に販売スタッフによって最も良好に対処される、ある他の問題を識別し得る。なおもさらに、両方のこれらの個人のグループに提示されている、そのような情報は、ユーザによって訴えられている問題が、不適切な使用、不適切な訓練、または製造欠陥等のある他の懸念の結果であるかどうかを確認することにおいて有用であり得る。販売およびサポートスタッフの警告は、個人に直接テキスト送信すること、Eメール、サポートされたアプリケーションからのポップアップ通知、または販売スタッフ顧客関係管理(CRM)ソフトウェアの一部を形成する定期的に保たれた記録の一部として含む、種々の手段によるものであり得る。
【0093】
実施形態が、例証および説明の目的で、添付図面を参照して詳細に説明されているが、発明のプロセスおよび装置が、それによって限定されると解釈されるものではないことを理解されたい。本開示の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態への種々の修正が行われ得ることが、当業者に明白であろう。