特許6625802IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

原子力発電所で用いられる各種機器の放射線遮蔽冷却システム及び放射線遮蔽冷却方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように、原子力発電所の想定事故として、従来考えられていた設計基準としての冷却材喪失事故(LOCA)よりもさらに厳しい重大事故(SA)を想定すると、設置環境はさらに厳しくなり、従来の設計仕様では各種機器の性能を保つことが困難となる。 例えば、原子炉建屋内において原子炉格納容器近傍に設置される機器の環境条件は、SA時において温度70℃、積算放射線量5,000Gyとなることが想定される。この環境条件下では、計測機器等の各種機器内の内蔵部品や電子機器の標準使用上限温度及び許容放射線量を超え、計測機器等が正常に動作できなくなる可能性がある。 計測機器等の各種機器は、SA時であっても原子力発電所の内部の状況を把握するために正常に機能することが求められているが、特許文献1に示す遮蔽手段は、SA時において施設内の機器を許容放射線強度以下に遮蔽するものであるが、機器の周囲温度を低減する手段は施されておらず、機器が許容温度以上になり正常に動作しなくなる可能性がある。 課題を解決するためになされたもので、SA等の事故時において各種機器を許容温度以下に冷却するとともに、許容放射線強度以下に遮蔽する放射線遮蔽冷却システム及び放射線遮蔽冷却方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明の原子力発電所の放射線遮蔽冷却システムは、機器が収納される内部空間と、前記内部空間の周囲に形成され冷却水が収容される空間と、を有する水密容器と、前記水密容器に給水配管を介して冷却水を前記空間に供給する冷却水タンクと、前記水密容器の上部空間に吸引配管を介して接続される吸引ポンプと、を備えた原子力発電所の放射線遮蔽冷却システムであって、前記原子力発電・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の実施形態によれば、SA等の事故時において各種機器を許容温度以下に冷却するとともに、許容放射線強度以下に遮蔽することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

【図2】第2の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

【図3】第3の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

【図4】第4の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

【図5】第5の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

【図6】第6の放射線遮蔽冷却システムの構成図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、1a〜1d…水密容器、2、2a〜2d…機器、3…冷却水、4…吸引ポンプ、5a…吸引配管、5b…給水配管、6…冷却水タンク、7…上部空間、8…内部空間、9…熱交換器、10…移動車、11…排気ポンプ、12…加熱装置、13…制御弁、14…連通管、15…建屋    

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