特許第6625853号(P6625853)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6625853
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】配達管理システム
(51)【国際特許分類】
   B07C 3/14 20060101AFI20191216BHJP
【FI】
   B07C3/14
【請求項の数】3
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-196567(P2015-196567)
(22)【出願日】2015年10月2日
(65)【公開番号】特開2017-64674(P2017-64674A)
(43)【公開日】2017年4月6日
【審査請求日】2018年5月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001634
【氏名又は名称】特許業務法人 志賀国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】瀧口 武
【審査官】 土田 嘉一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−252624(JP,A)
【文献】 特開2001−079500(JP,A)
【文献】 特開2001−113232(JP,A)
【文献】 特開平11−090340(JP,A)
【文献】 特開2001−225027(JP,A)
【文献】 特開2013−212444(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B07C 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配達対象物を宛先に応じた集積部に区分する区分機から、前記宛先が付与された配達対象物を撮像して得られた宛先画像を受信し、前記宛先画像に対してOCR処理を行うことによって前記宛先を認識する処理をOCR装置に依頼する複数のOCR制御装置であって、各OCR制御装置が二以上のVCS制御装置と通信可能に接続された複数のOCR制御装置と、
前記宛先画像を表示部によって表示すると共に前記宛先の入力を受け付ける情報入力装置に、前記OCR装置によって前記宛先を認識できなかった前記宛先画像を送信すると共に、前記情報入力装置から返信された情報を前記OCR制御装置に送信する複数のVCS制御装置であって、各VCS制御装置が二以上の前記OCR制御装置に接続された複数のVCS制御装置と、
を備え、
前記VCS制御装置は、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像が存在するか否かを前記OCR制御装置に問合せ、
前記OCR制御装置は、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像が存在する場合、前記VCS制御装置からの前記問合せに対する応答として、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像を前記VCS制御装置に送信し、
前記VCS制御装置は、前記区分機の区分経路において再搬送を行わない配達対象物を撮像して得られた宛先画像が存在するか否かについての問合せを、前記区分機の区分経路において再搬送を行う配達対象物を撮像して得られた宛先画像が存在するか否かについての問合せよりも優先して前記OCR制御装置に問合せる、
配達管理システム。
【請求項2】
前記VCS制御装置は、前記問合せを行う先のOCR制御装置についての優先順位を設定し、前記複数のVCS制御装置間で、前記優先順位を分散させている
請求項1記載の配達管理システム。
【請求項3】
前記VCS制御装置は、前記情報入力装置からのログインを受け付け、前記VCS制御装置にログインした前記情報入力装置から宛先画像要求を受信したことに応じて、前記OCR制御装置に前記問合せを送信する
請求項1または2に記載の配達管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、配達管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、配送拠点の集中化が進み、複数の配送処理装置を備える配達管理システムが配送拠点内に構築されている。また、これら複数の配送処理装置における、配達対象物の宛先画像のOCR処理(認識処理)およびVC処理(ビデオコーディング処理)は、集中センタにより集中管理されている。
【0003】
しかしながら、例えば集中センタ内の装置が故障した場合、配達管理システム全体の処理が停止してしまう可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−212444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、配達処理の継続性を高めることができる配達管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の配達管理システムは、複数のOCR制御装置と、複数のVCS制御装置とを持つ。前記複数のOCR制御装置は、配達対象物を宛先に応じた集積部に区分する区分機から、前記宛先が付与された配達対象物を撮像して得られた宛先画像を受信し、前記宛先画像に対してOCR処理を行うことによって前記宛先を認識する処理をOCR装置に依頼する。前記各OCR制御装置は、二以上のVCS制御装置と通信可能に接続されている。前記複数のVCS制御装置は、前記宛先画像を表示部によって表示すると共に前記宛先の入力を受け付ける情報入力装置に、前記OCR装置によって前記宛先を認識できなかった前記宛先画像を送信すると共に、前記情報入力装置から返信された情報を前記OCR制御装置に送信する。前記各VCS制御装置は、二以上の前記OCR制御装置に接続されている。前記VCS制御装置は、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像が存在するか否かを前記OCR制御装置に問合せる。前記OCR制御装置は、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像が存在する場合、前記VCS制御装置からの前記問合せに対する応答として、前記OCR装置によって認識できなかった宛先画像を前記VCS制御装置に送信する。前記VCS制御装置は、前記区分機の区分経路において再搬送を行わない配達対象物を撮像して得られた宛先画像が存在するか否かについての問合せを、前記区分機の区分経路において再搬送を行う配達対象物を撮像して得られた宛先画像が存在するか否かについての問合せよりも優先して前記OCR制御装置に問合せる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施形態に係る配達管理システム10の全体構成を示す図。
図2】レター区分機110の詳細構成を示す図である。
図3】小包配送システム200の小包区分機210の部分構成図。
図4】OCR制御装置140および240と、VCS制御装置150および250の詳細構成を示すブロック図。
図5】レター配送システム100の動作を示す図。
図6】VCS制御装置250がビジー状態となった場合における、配達管理システム10の動作を示す図。
図7】VCS制御装置150が故障した場合における、配達管理システム10の動作を示す図。
図8】OCR制御装置140および240の動作を示すフローチャート。
図9】VCS制御装置150および250の動作を示すフローチャート。
図10】第2の実施形態に係る配達管理システム10の動作を示すシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の配達管理システムを、図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る配達管理システム10の全体構成を示す図である。配達管理システム10は、宅配物や、はがき、封筒等の配達対象物を、宛先に応じた区分箇所に区分するシステムである。図1に示されるように、本実施形態の配達管理システム10は、レター配送システム100および小包配送システム200を備える。
【0010】
レター配送システム100は、レター区分機110と、画像管理装置120と、OCR(Optical Character Recognition)装置130と、OCR制御装置140と、VCS(Video Coding System)制御装置150と、情報入力装置160aから160nとを備える。
【0011】
図2は、レター区分機110の詳細構成を示す図である。レター区分機110は、はがきや封筒等の配達対象物105を宛先に応じた集積部(スタッカ)に区分する。レター区分機110は、例えば、供給部111と、取出部112と、排除集積部113と、バーコード読取部114と、宛先読取部115と、OCR依頼部116と、IJP(Ink Jet Printer)117と、区分部118とを備える。
【0012】
供給部111には、例えば作業者による手作業で複数の配達対象物105がセットされる。取出部112は、供給部111にセットされた配達対象物105を1つずつ取出し、搬送路に供給する。この搬送路では、異物が混入している配達対象物105や定型外の配達対象物105が排除され、排除集積部113に集積される。
【0013】
バーコード読取部114は、既にステルスバーコードが印刷された配達対象物105からバーコードを読み込み、ステルスバーコードにエンコードされた情報をデコードする。この時点でステルスバーコードが印刷された配達対象物105とは、例えば、後述するビデオコーディング処理(VC処理)により住所情報が入力されたが、区分先に応じたスタッカへの搬送が行われなかった配達対象物105である。ステルスバーコードが印刷された配達対象物105は、不図示のオフライン用のスタッカに集積される。
【0014】
宛先読取部115は、配達対象物105の宛先106を読み取るカメラ(ラインセンサ)である。宛先読取部115は、読み取った配達対象物105の宛先画像をOCR依頼部116に出力する。OCR依頼部116は、画像管理装置120およびOCR制御装置140に接続されている。OCR依頼部116は、宛先読取部115から出力された宛先画像を画像管理装置120に送信し、OCR制御装置140にOCR要求を送信する。また、OCR依頼部116は、OCR制御装置140からOCR結果(住所情報)を受信し、受信したOCR結果をIJP117および区分部118に出力する。
【0015】
IJP117は、OCR処理またはVC処理によって取得された配達対象物105の住所情報をエンコードしたオブジェクトを、ステルスバーコードとして配達対象物105に印刷する。このステルスバーコードは、IJP117に付設されたバーコード読取部によって読み取られ、ベリファイ処理が行われる。
【0016】
区分部118は、複数のスタッカを備える。区分部118は、OCR依頼部116から出力された配達対象物105の住所情報に基づき、住所情報に対応するスタッカに配達対象物105を搬送する。以上説明したように、レター区分機110は配達対象物105を区分する。
【0017】
図1に示される画像管理装置120は、レター区分機110によって取得された配達対象物105の宛先画像を管理する。OCR装置130は、宛先画像に対してOCR処理を行うことにより、宛先に記載されている住所情報を認識する。住所情報は、例えば、数字によって記載された郵便番号、文字や数字、記号によって記載された住所、またはこれらの組み合わせである。OCR制御装置140は、例えば、画像管理装置120において管理されている宛先画像の識別情報を指定してOCR装置130にOCR要求を送信するとともに、OCR装置130から宛先画像の認識結果を受信する。
【0018】
VCS制御装置150は、情報入力装置160aから160nに打鍵要求を送信する。打鍵要求とは、宛先画像に基づいて作業者に住所情報を入力させる要求である。情報入力装置160aから160nは、VCS制御装置150からの打鍵要求に応じて、OCR装置130が住所情報を認識できなかった宛先画像を表示部によって表示し、作業者の視認により住所情報の認識を補助するビデオコーディングデスク(VCD)である。
【0019】
小包配送システム200は、小包区分機210と、画像管理装置220と、OCR装置230と、OCR制御装置240と、VCS制御装置250と、情報入力装置260aから260nとを備える。小包配送システム200は、レター配送システム100によって取り扱われる配達対象物105(はがきや封筒等)よりもサイズが大きな小包等の配達対象物205を取り扱う。
【0020】
図3は、小包配送システム200の小包区分機210の部分構成図である。図3に示されるように、宛先読取部215は、ベルトコンベア219上を搬送される配達対象物205の宛先206を読み取るカメラである。宛先読取部215は、読み取った配達対象物205の宛先画像をOCR依頼部216に出力する。
【0021】
OCR依頼部216は、宛先読取部215から出力された宛先画像を画像管理装置220に送信し、OCR制御装置240にOCR要求を送信する。画像管理装置220は、OCR依頼部216から送信された配達対象物205の宛先画像を管理する。
【0022】
OCR装置230は、宛先画像に対してOCR処理を行うことにより、宛先に記載されている住所情報を認識する。OCR制御装置240は、OCR装置230にOCR要求を送信するとともに、OCR装置230から宛先画像の認識結果を受信する。
【0023】
VCS制御装置250は、情報入力装置260aから260nに打鍵要求を送信する。情報入力装置260aから260nは、VCS制御装置250からの打鍵要求に応じてVC処理を行うビデオコーディングデスク(VCD)である。VC処理とは、OCR装置230が住所情報を認識できなかった宛先画像を表示し、作業者の視認により住所情報の認識を補助する処理である。
【0024】
図4は、OCR制御装置140および240と、VCS制御装置150および250の詳細構成を示すブロック図である。OCR制御装置140は、ネットワークN1を介してVCS制御装置150と接続され、ネットワークN2を介してVCS制御装置250と接続されている。OCR制御装置240は、ネットワークN3を介してVCS制御装置150と接続され、ネットワークN4を介してVCS制御装置250と接続されている。ネットワークN1からN4は、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等である。
【0025】
OCR制御装置140は、制御部141と、記憶部142と、ポート143と、ポート144とを備える。制御部141は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部142に記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、制御部141は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現されてもよい。
【0026】
記憶部142は、制御部141によって使用されるメモリであり、例えばRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等で実現される。ポート143は、VCS制御装置150と通信を行うためのインターフェースである。ポート144は、VCS制御装置250と通信を行うためのインターフェースである。
【0027】
VCS制御装置150は、制御部151と、記憶部152と、ポート153と、ポート154とを備える。制御部151は、CPU等のプロセッサが、記憶部152に記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、制御部151は、LSIやASIC等のハードウェアにより実現されてもよい。
【0028】
記憶部152は、制御部151によって使用されるメモリであり、例えばRAM、HDD、フラッシュメモリ等で実現される。ポート153は、OCR制御装置140と通信を行うためのインターフェースである。ポート154は、OCR制御装置240と通信を行うためのインターフェースである。
【0029】
OCR制御装置240は、制御部241と、記憶部242と、ポート243と、ポート244とを備える。制御部241は、CPU等のプロセッサが、記憶部242に記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、制御部241は、LSIやASIC等のハードウェアにより実現されてもよい。
【0030】
記憶部242は、制御部241によって使用されるメモリであり、例えばRAM、HDD、フラッシュメモリ等で実現される。ポート243は、VCS制御装置150と通信を行うためのインターフェースである。ポート244は、VCS制御装置250と通信を行うためのインターフェースである。
【0031】
VCS制御装置250は、制御部251と、記憶部252と、ポート253と、ポート254とを備える。制御部251は、CPU等のプロセッサが、記憶部252に記憶されたプログラムを実行することで実現される。なお、制御部251は、LSIやASIC等のハードウェアにより実現されてもよい。
【0032】
記憶部252は、制御部251によって使用されるメモリであり、例えばRAM、HDD、フラッシュメモリ等で実現される。ポート253は、OCR制御装置140と通信を行うためのインターフェースである。ポート254は、OCR制御装置240と通信を行うためのインターフェースである。
【0033】
VCS制御装置150は、ネットワークN5を介して複数の情報入力装置160aから160nと接続されている。VCS制御装置250は、ネットワークN6を介して複数の情報入力装置260aから260nと接続されている。ネットワークN5およびN6は、例えば、WANやLAN等である。
【0034】
図5は、レター配送システム100の動作を示す図である。図5において、複数の情報入力装置160aから160nをまとめて情報入力装置160と示している。レター区分機110は、挟持ベルト等を用いてはがきや封筒等の配達対象物を搬送する。レター区分機110は、配達対象物の宛先画像を、カメラを用いて読み取る。
【0035】
レター区分機110は、カメラによって取得された宛先画像と、宛先画像を識別するための識別情報とを画像管理装置120に送信する(ステップS11)。画像管理装置120は、レター区分機110から受信した宛先画像と識別情報とを関連付けて、不図示の記憶部に格納する。
【0036】
次に、レター区分機110は、OCR要求と、OCR対象の宛先画像を識別するための識別情報とをOCR制御装置140に送信する(ステップS12)。OCR制御装置140は、レター区分機110から受信したOCR要求および識別情報をOCR装置130に送信する(ステップS13)。
【0037】
OCR装置130は、OCR制御装置140から受信した識別情報を画像管理装置120に送信する(ステップS14)。画像管理装置120は、OCR装置130から受信した識別情報に基づき、識別情報に関連付けられた宛先画像を不図示の記憶部から読み出す。画像管理装置120は、読み出した宛先画像をOCR装置130に送信する(ステップS15)。
【0038】
OCR装置130は、画像管理装置120から受信した宛先画像に対してOCR処理を行うことにより、宛先に記載された住所情報を認識する。その後、OCR装置130は、OCR結果をOCR制御装置140に送信する(ステップS16)。例えば、OCR装置130は、宛先画像を認識できた場合、住所情報をOCR結果としてOCR制御装置140に送信する。一方、OCR装置130は、宛先画像を認識できなかった場合、認識できなかった宛先画像をOCR結果としてOCR制御装置140に送信する。
【0039】
OCR装置130が宛先画像を認識できた場合、OCR制御装置140は、OCR装置130から受信したOCR結果(住所情報)をレター区分機110に送信する(ステップS17)。レター区分機110は、OCR制御装置140から受信したOCR結果(住所情報)に基づき、配達対象物を区分する。一方、OCR装置130が宛先画像を認識できなかった場合、OCR制御装置140は、OCR装置130から受信した宛先画像を記憶部142に格納する。
【0040】
一方、情報入力装置160は、VCS制御装置150に宛先画像要求を送信する(ステップS18)。VCS制御装置150は、情報入力装置160から宛先画像要求を受信すると、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在するか否かをOCR制御装置140に問い合わせる(ステップS19)。
【0041】
OCR制御装置140は、VCS制御装置150からの問合せに応じて、記憶部142にOCR装置130が認識できなかった宛先画像が格納されているか否かを判断する。記憶部142にOCR装置130が認識できなかった宛先画像が格納されていない場合、OCR制御装置140は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しない旨をVCS制御装置150に通知する。
【0042】
一方、記憶部142にOCR装置130が認識できなかった宛先画像が格納されている場合、OCR制御装置140は、記憶部142から宛先画像を読み出し、読み出した宛先画像をVCS制御装置150に送信する(ステップS20)。VCS制御装置150は、OCR制御装置140から宛先画像を受信すると、打鍵要求および宛先画像を情報入力装置160に送信する(ステップS21)。
【0043】
情報入力装置160は、VCS制御装置150から打鍵要求および宛先画像を受信すると、宛先画像を表示部に表示し、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスによって作業者による住所情報の入力を受け付ける。情報入力装置160は、作業者による住所情報の入力を受け付けると、入力された住所情報をVCS制御装置150に送信する(ステップS22)。
【0044】
VCS制御装置150は、情報入力装置160から受信した住所情報をOCR制御装置140に送信する(ステップS23)。OCR制御装置140は、VCS制御装置150から受信した住所情報をレター区分機110に送信する(ステップS24)。
【0045】
以上の動作によって、OCR装置130によって認識できなかった配達対象物の住所情報は、情報入力装置160によって入力され、入力された住所情報は、VCS制御装置150およびOCR制御装置を経由してレター区分機110に送信される。この結果、OCR装置130によって住所情報を認識できなかった配達対象物は、正しい区分先に区分される。なお、図5はレター配送システム100の動作を示しているが、小包配送システム200においてもレター配送システム100と同様の動作が行われる。
【0046】
図6は、VCS制御装置250がビジー状態となった場合における、配達管理システム10の動作を示す図である。情報入力装置260aから260nの全てが新たなVC依頼を受け付けることができない場合、VCS制御装置250はビジー状態となる。VCS制御装置250がビジー状態となると、VCS制御装置250側で宛先画像に対するVC処理を受け付けることができなくなる。
【0047】
通常、VCS制御装置150はOCR制御装置140に優先的に問い合わせ、VCS制御装置250はOCR制御装置240に優先的に問い合わせる。しかしながら、VCS制御装置250がビジー状態となった場合、本実施形態のVCS制御装置150は、OCR制御装置140に優先的に問い合わせるが、OCR制御装置140が宛先画像を保持していない場合には、OCR制御装置240にも問い合わせる。以下、VCS制御装置250がビジー状態となった場合における、配達管理システム10の動作について説明する。
【0048】
VCS制御装置150は、例えば、情報入力装置160aから宛先画像要求を受信すると、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在するか否かをOCR制御装置140に問い合わせる(ステップS31)。
【0049】
OCR制御装置140は、VCS制御装置150からの問合せに応じて、記憶部142にOCR装置130が認識できなかった宛先画像が格納されているか否かを判断する。記憶部142にOCR装置130が認識できなかった宛先画像が格納されていない場合、OCR制御装置140は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しない旨をVCS制御装置150に通知する(ステップS32)。
【0050】
次に、VCS制御装置150は、OCR装置230が認識できなかった宛先画像が存在するか否かをOCR制御装置240に問い合わせる(ステップS33)。OCR制御装置240は、VCS制御装置150からの問合せに応じて、記憶部242にOCR装置230が認識できなかった宛先画像が格納されているか否かを判断する。
【0051】
記憶部242にOCR装置230が認識できなかった宛先画像が格納されている場合、OCR制御装置240は、記憶部242から宛先画像を読み出し、読み出した宛先画像をVCS制御装置150に送信する(ステップS34)。VCS制御装置150は、OCR制御装置240から宛先画像を受信すると、打鍵要求および宛先画像を情報入力装置160aに送信する(ステップS35)。
【0052】
情報入力装置160aは、VCS制御装置150から打鍵要求および宛先画像を受信すると、宛先画像を表示部に表示し、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスによって作業者による住所情報の入力を受け付ける。情報入力装置160aは、作業者による住所情報の入力を受け付けると、入力された住所情報をVCS制御装置150に送信する(ステップS36)。VCS制御装置150は、情報入力装置160aから受信した住所情報をOCR制御装置240に送信する(ステップS37)。
【0053】
仮に、OCR制御装置140がビジー状態となっていないVCS制御装置を検索し、検索によって抽出されたVCS制御装置に宛先画像を送信するようにした場合、検索処理に時間がかかってしまい、配達対象物の宛先画像の認識および入力を効率的に行うことができない。
【0054】
これに対し、VCS制御装置150は、OCR装置130によって認識できなかった宛先画像が存在するか否かをOCR制御装置140に問い合わせる。また、OCR制御装置140は、OCR装置130によって認識できなかった宛先画像がある場合、問合せに対する応答として、記憶部142に記憶された宛先画像をVCS制御装置150に送信する。このように、第1の実施形態においては、ビジー状態となっていないVCS制御装置を検索する必要が無いので、配達対象物の宛先画像の認識および入力を効率的に行うことができる。
【0055】
なお、VCS制御装置250がビジー状態から回復し、VCS制御装置150がビジー状態となった場合、VCS制御装置250は、OCR制御装置140に管理されている宛先画像に対するVC処理、およびOCR制御装置240に管理されている宛先画像に対するVC処理の両方を受け付ける。この場合、VCS制御装置250は、図6に示されるVCS制御装置150と同様の動作を行う。
【0056】
以上の動作によって、VCS制御装置150およびVCS制御装置250の一方がビジー状態になった場合であっても、VC処理が停滞することを防止できる。
【0057】
図7は、VCS制御装置150が故障した場合における、配達管理システム10の動作を示す図である。VCS制御装置150が故障すると、ビジー状態となった場合と同様、VCS制御装置150側で宛先画像に対するVC処理を受け付けることができなくなる。
【0058】
前述したように、VCS制御装置150はOCR制御装置140に優先的に問い合わせ、VCS制御装置250はOCR制御装置240に優先的に問い合わせる。しかしながら、VCS制御装置150が故障した場合、本実施形態のVCS制御装置250は、OCR制御装置240に優先的に問い合わせるが、OCR制御装置240が宛先画像を保持していない場合には、OCR制御装置140にも問い合わせる。以下、VCS制御装置150が故障した場合における、配達管理システム10の動作について説明する。なお、図7では問合せに関する記載を省略し、全体的な処理の流れを記載している。
【0059】
OCR制御装置140は、VCS制御装置250からの問合せに応じて、OCR装置130が認識できなかった宛先画像を記憶部142から読み出す。OCR制御装置140は、読み出した宛先画像をVCS制御装置250に送信する(ステップS41)。VCS制御装置250は、OCR制御装置140から宛先画像を受信すると、打鍵要求および宛先画像を情報入力装置260aに送信する(ステップS42)。
【0060】
情報入力装置260aは、VCS制御装置250から打鍵要求および宛先画像を受信すると、宛先画像を表示部に表示し、キーボードやタッチパネル等の入力デバイスによって作業者による住所情報の入力を受け付ける。情報入力装置260aは、作業者による住所情報の入力を受け付けると、入力された住所情報をVCS制御装置250に送信する(ステップS43)。
【0061】
VCS制御装置250は、情報入力装置260aから受信した住所情報をOCR制御装置140に送信する(ステップS44)。OCR制御装置140は、VCS制御装置250から受信した住所情報をレター区分機110に送信する(ステップS45)。
【0062】
このように、OCR制御装置140は、VCS制御装置250からの問合せに応じて、宛先画像をVCS制御装置250に送信する。これによって、OCR制御装置140は故障していないVCS制御装置を検索する必要が無いので、配達対象物の宛先画像の認識および入力を効率的に行うことができる。
【0063】
なお、VCS制御装置150が故障しておらず、VCS制御装置250が故障している場合、VCS制御装置150は、OCR制御装置240に管理されている宛先画像に対するVC処理を受け付ける。この場合、VCS制御装置150は、図7に示されるVCS制御装置250と同様の動作を行う。
【0064】
以上の動作によって、VCS制御装置150およびVCS制御装置250のいずれか一方が故障した場合、またはVCS制御装置150およびVCS制御装置250のいずれか一方の処理負荷が過大となった場合であっても、VC処理が停滞することを防止できる。
【0065】
図8は、OCR制御装置140および240の動作を示すフローチャートである。以下、一例としてOCR制御装置140の動作について説明するが、OCR制御装置240においても同様の動作が行われる。
【0066】
OCR制御装置140は、OCR要求と、OCR対象の宛先画像を識別するための識別情報とを、レター区分機110から受信したかどうかを判定する(ステップS50)。OCR要求および識別情報をレター区分機110から受信していない場合(ステップS50:NO)、OCR制御装置140は、後述のステップS56の処理に進む。一方、OCR要求および識別情報をレター区分機110から受信した場合(ステップS50:YES)、OCR制御装置140は、レター区分機110から受信したOCR要求および識別情報をOCR装置130に送信する(ステップS51)。
【0067】
OCR装置130は、識別情報によって特定された宛先画像に対してOCR処理を行うことにより、宛先に記載された住所情報を認識する。その後、OCR装置130は、OCR結果をOCR制御装置140に送信する。例えば、OCR装置130は、宛先画像を認識できた場合、住所情報をOCR結果としてOCR制御装置140に送信する。一方、OCR装置130は、宛先画像を認識できなかった場合、認識できなかった宛先画像をOCR結果としてOCR制御装置140に送信する。
【0068】
OCR制御装置140は、OCR装置130から送信されたOCR結果を受信する(ステップS52)。その後、OCR制御装置140は、受信したOCR結果に基づき、OCR装置130が宛先画像を認識できたか否かを判定する(ステップS53)。
【0069】
OCR装置130が宛先画像を認識できた場合(ステップS53:YES)、OCR制御装置140は、OCR装置130から受信した住所情報をOCR結果としてレター区分機110に送信する(ステップS54)。一方、OCR装置130が宛先画像を認識できなかった場合(ステップS53:NO)、OCR制御装置140は、OCR装置130から受信した宛先画像を記憶部142に格納する(ステップS55)。
【0070】
次に、OCR制御装置140は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在するか否かの問合せを、VCS制御装置150またはVCS制御装置250から受信したかどうかを判定する(ステップS56)。VCS制御装置150またはVCS制御装置250から問合せを受信していない場合(ステップS56:NO)、OCR制御装置140は、前述のステップS50の処理に戻る。
【0071】
一方、VCS制御装置150またはVCS制御装置250から問合せを受信した場合(ステップS56:YES)、OCR制御装置140は、記憶部142から宛先画像を読み出す。その後、OCR制御装置140は、読み出した宛先画像を、問合せの送信元であるVCS制御装置に送信する(ステップS57)。なお、記憶部142に宛先画像が格納されていない場合、OCR制御装置140は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しない旨をVCS制御装置150に通知する。
【0072】
その後、OCR制御装置140は、VCS制御装置150またはVCS制御装置250から、住所情報を受信する(ステップS58)。OCR制御装置140は、VCS制御装置150またはVCS制御装置250から受信した住所情報をレター区分機110に送信し(ステップS59)、前述のステップS50の処理に戻る。
【0073】
図9は、VCS制御装置150および250の動作を示すフローチャートである。以下、一例としてVCS制御装置150の動作について説明するが、VCS制御装置250においても同様の動作が行われる。
【0074】
VCS制御装置150は、情報入力装置160から宛先画像要求を受信すると、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在するか否かをOCR制御装置140に問い合わせる(ステップS60)。次に、VCS制御装置150は、OCR制御装置140から問合せに対する応答を受信する(ステップS61)。
【0075】
例えば、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在する場合、VCS制御装置150は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像をOCR制御装置140から受信する。一方、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しない場合、VCS制御装置150は、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しない旨の通知をOCR制御装置140から受信する。
【0076】
VCS制御装置150は、OCR制御装置140から受信した応答に基づき、OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在するか否かを判定する(ステップS62)。OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在しないと判定された場合(ステップS62:NO)、VCS制御装置150は、問合せの送信に用いるポートを切り替え(ステップS63)、前述のステップS60の処理に戻る。
【0077】
通常、VCS制御装置150は、OCR制御装置140と接続されたポート153を優先的に使用して問合せを送信する。しかし、OCR制御装置140に宛先画像が存在しない場合、VCS制御装置150は使用するポートを切り替え、ポート154を用いてOCR制御装置240に問合せを送信する。これによって、VCS制御装置150は、OCR制御装置140が有する宛先画像に対するVC処理だけでなく、OCR制御装置240が有する宛先画像に対するVC処理も受け付けることができる。
【0078】
なお、VCS制御装置150が優先的に問合せを送信する送信先(OCR制御装置140)は、VCS制御装置250が優先的に問合せを送信する送信先(OCR制御装置240)とは異ならせている。このように、予めVCS制御装置ごとに優先的に問合せを送信する送信先を分散させて設定することで、問合せが一つのOCR制御装置に集中することを防止することができる。
【0079】
OCR装置130が認識できなかった宛先画像が存在すると判定された場合(ステップS62:YES)、VCS制御装置150は、打鍵要求および宛先画像を情報入力装置160に送信する(ステップS64)。その後、VCS制御装置150は、情報入力装置160から打鍵結果(住所情報)を受信する(ステップS65)。VCS制御装置150は、受信した打鍵結果(住所情報)をOCR制御装置140に送信し(ステップS66)、前述のステップS60の処理に戻る。
【0080】
以上説明したように、第1の実施形態において、配達管理システム10は、宛先画像の認識処理をOCR装置130および230に行わせる複数のOCR制御装置140および240と、情報入力装置160および260によって入力された打鍵結果をOCR制御装置140および240に送信する複数のVCS制御装置150および250とを備える。また、複数のOCR制御装置140および240と、複数のVCS制御装置150および250とは、相互に通信可能に接続されている。これによって、配達処理の継続性を高めることができる。
【0081】
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の配達管理システムは、オフライン打鍵用の宛先画像よりも、オンライン打鍵用の宛先画像を優先してVC処理を行う点で、第1の実施形態と相違する。オンライン打鍵用の宛先画像とは、配達対象物が挟持ベルトまたはベルトコンベアによって搬送されている間に情報入力装置による打鍵を成立させる必要がある宛先画像であり、オフライン打鍵用の宛先画像は、オフライン用のスタッカに一旦集積され、再搬送する予定の配達対象物の宛先画像である。以下、第2の実施形態について第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0082】
図10は、第2の実施形態に係る配達管理システム10の動作を示すシーケンス図である。VCS制御装置150は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在するかどうかを、OCR制御装置140に問い合わせる(ステップS71)。OCR制御装置140は、VCS制御装置150からの問合せに応じて、記憶部142からオンライン打鍵用の宛先画像を読み出す。その後、OCR制御装置140は、読み出したオンライン打鍵用の宛先画像をVCS制御装置150に送信する(ステップS72)。これによって、記憶部142にはオンライン打鍵用の宛先画像が存在しなくなったものとする。
【0083】
次に、VCS制御装置250は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在するかどうかを、OCR制御装置240に問い合わせる(ステップS73)。OCR制御装置240は、VCS制御装置250からの問合せに応じて、記憶部242からオンライン打鍵用の宛先画像を読み出す。その後、OCR制御装置240は、読み出したオンライン打鍵用の宛先画像をVCS制御装置250に送信する(ステップS74)。これによって、記憶部242にはオンライン打鍵用の宛先画像が存在しなくなったものとする。
【0084】
次に、VCS制御装置150は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在するかどうかを、再びOCR制御装置140に問い合わせる(ステップS75)。OCR制御装置140は、記憶部142にオンライン打鍵用の宛先画像が存在しないため、オンライン打鍵用の宛先画像が存在しない旨をVCS制御装置150に通知する(ステップS76)。
【0085】
VCS制御装置150は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在しない旨の通知をOCR制御装置140から受信すると、問合せの送信に使用するポートを切り替える。その後、VCS制御装置150は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在するかどうかを、OCR制御装置240に問い合わせる(ステップS77)。
【0086】
OCR制御装置240は、記憶部242にオンライン打鍵用の宛先画像が存在しないため、オンライン打鍵用の宛先画像が存在しない旨をVCS制御装置150に通知する(ステップS78)。
【0087】
VCS制御装置150は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在しない旨の通知を、OCR制御装置140およびOCR制御装置240の両方から受信している(ステップS76およびS78)。この場合、VCS制御装置150は、問合せの送信に使用するポートを切り替える。その後、VCS制御装置150は、オフライン打鍵用の宛先画像が存在するかどうかを、OCR制御装置140に問い合わせる(ステップS79)。
【0088】
OCR制御装置140は、VCS制御装置150からの問合せに応じて、記憶部142からオフライン打鍵用の宛先画像を読み出す。その後、OCR制御装置140は、読み出したオフライン打鍵用の宛先画像をVCS制御装置150に送信する(ステップS80)。
【0089】
以上のように、第2の実施形態において、VCS制御装置150およびVCS制御装置250は、オンライン打鍵用の宛先画像が存在するか否かについての問合せを、オフライン打鍵用の宛先画像が存在するか否かについての問合せよりも優先してOCR制御装置140およびOCR制御装置240に送信する。これによって、オンライン打鍵用の宛先画像に対して早急にVC処理を行うことができる。
【0090】
なお、第1および第2の実施形態において、情報入力装置160aから160nは、VCS制御装置150に固定的に接続されていることとしたが、これに限られない。例えば、情報入力装置160aから160nは、VCS制御装置150および250のいずれかにログインするようにしてもよい。この場合、VCS制御装置150および250は、情報入力装置160aから160nからのログインを受け付け、ログインした情報入力装置から宛先画像の要求を受信したことに応じて、OCR制御装置に問合せを送信してもよい。
【0091】
同様に、情報入力装置260aから260nは、VCS制御装置250に固定的に接続されていることとしたが、これに限られない。例えば、情報入力装置260aから260nは、VCS制御装置150および250のいずれかにログインするようにしてもよい。この場合、VCS制御装置150および250は、情報入力装置260aから260nからのログインを受け付け、ログインした情報入力装置から宛先画像の要求を受信したことに応じて、OCR制御装置に問合せを送信してもよい。
【0092】
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、配達管理システム10は、複数のOCR制御装置140および240と、複数のVCS制御装置150および250とを持つ。複数のOCR制御装置140および240は、区分機から宛先画像を受信し、宛先画像からOCR処理によって宛先を認識する処理をOCR装置に依頼する。各OCR制御装置140および240は、二以上のVCS制御装置と通信可能に接続される。複数のVCS制御装置150および250は、情報入力装置に、OCR装置によって宛先を認識できなかった宛先画像を送信すると共に、情報入力装置から返信された情報をOCR制御装置に送信する。各VCS制御装置150および250は、二以上のOCR制御装置に接続される。これによって、配達処理の継続性を高めることができる。
【0093】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0094】
10…配達管理システム、110…レター区分機、120…画像管理装置、130…OCR装置、140…OCR制御装置、150…VCS制御装置、160a〜160n…情報入力装置、210…小包区分機、220…画像管理装置、230…OCR装置、240…OCR制御装置、250…VCS制御装置、260a〜260n…情報入力装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10