特許第6625905号(P6625905)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6625905
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】トレッドミル
(51)【国際特許分類】
   A63B 22/02 20060101AFI20191216BHJP
【FI】
   A63B22/02
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-43952(P2016-43952)
(22)【出願日】2016年3月7日
(65)【公開番号】特開2017-158664(P2017-158664A)
(43)【公開日】2017年9月14日
【審査請求日】2018年9月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】594201630
【氏名又は名称】株式会社大武ルート工業
(74)【代理人】
【識別番号】100110319
【弁理士】
【氏名又は名称】根本 恵司
(74)【代理人】
【識別番号】100111442
【弁理士】
【氏名又は名称】小原 英一
(72)【発明者】
【氏名】太田 義武
【審査官】 宮本 昭彦
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3102526(JP,U)
【文献】 特開2006−346239(JP,A)
【文献】 米国特許第05476430(US,A)
【文献】 登録実用新案第3187853(JP,U)
【文献】 特開平10−146369(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 1/00 − 26/00
A61H 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動ベルトの走行面の両側に位置する水平側面フレームを備えたトレッドミルにおいて、
前記水平側面フレームの上面の長手方向にレール部を設け、
該レール部内側の一方の側壁に当接する支柱ベース部と、他方の側壁に当接するクランプバーとからなる支柱固定部材を前記レール部の所望の位置に固定するものであって、
該固定する固定手段は、前記支柱ベース部と前記クランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設け、該偏心カム部材を作動させることによって、前記支柱ベース部と前記クランプバーとをレール部の両側面に圧接して支柱固定部材を固定し、該レール部の任意の位置で手摺部又は吊下装置をトレッドミル本体に着脱自在に固定又は解除できることを特徴とするトレッドミル。
【請求項2】
移動ベルトの走行面の両側に位置する水平側面フレームと、トレッドミル本体の前面に立設したサイド支柱フレームを備えたトレッドミルにおいて、
前記水平側面フレームの上面の長手方向、及び、サイド支柱フレームの内側側面の長手方向にレール部を設け、
該レール部内側の一方の側壁に当接する支柱ベース部と、他方の側壁に当接するクランプバーとからなる支柱固定部材を前記レール部の所望の位置に固定するものであって、
該固定する固定手段は、前記支柱ベース部と前記クランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設け、該偏心カム部材を作動させることによって、前記支柱ベース部と前記クランプバーとをレール部の両側面に圧接して支柱固定部材を固定し、該レール部の任意の位置で手摺部又は吊下装置をトレッドミル本体に着脱自在に固定又は解除できることを特徴とするトレッドミル。
【請求項3】
前記水平側面フレームと前記サイド支柱フレームのレール部の断面形状に表われる溝部の幅と形状を同じにしたことを特徴とする請求項2に記載のトレッドミル。
【請求項4】
前記支柱ベース部の中央部には手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には該柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のトレッドミル。
【請求項5】
前記支柱ベース部の中央部には手摺取付補助部材を介在させて前記手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したことを特徴とする請求項に記載トレッドミル。
【請求項6】
前記手摺取付補助部材は、前記支柱ベース部の柱部に嵌合して、該柱部に対して直角方向で回動自在にして、上下方向に傾ける傾斜機構を設けた第2柱部を設けたことを特徴する請求項5に記載トレッドミル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
種々の用途に用いられるトレッドミルにおいて、使用者が把持する手摺部を、用途に応じて種々の位置及び形状に簡単に着脱可能であり、歩行訓練者を上方に吊り上げる装置が簡単に着脱可能なトレッドミルを提供しようとするものである。
【背景技術】
【0002】
従来のトレッドミルは、スポーツ用のランニングマシーンや、リハビリ用の低速の装置や、冠動脈の動脈硬化の診断に用いられる装置等と様々な用途に用いられているが、特に使用者が使用に際して把持する手摺部は用途別にかなり大きさや形状が異なり、スポーツ用のランニングマシーン用のトレッドミルは、特許文献1に示すように、前面の左右の支柱から前方手摺りが設けられているだけで、トレッドミルの両側面には走行に邪魔ならないように手摺部は設けられていない。
これに対して、リハビリ用の低速の装置や運動負荷試験トレッドミルは、特許文献2に示すように、歩行訓練者が常に掴まれる水平部分がある把持部がトレッドミルの側面に設けられ、また、歩行訓練者を上方に吊り上げる装置がフレームに配置されている。
また、特許文献3に示されるように、一方の側面には水平部を有する取手と、前方にはV字状の把持部を設けた多機能ランニングマシンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−5368号公報
【特許文献2】特開2005−134136号公報
【特許文献3】特開2007−525301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前掲の特許文献1や2は、通常、専用機であることから、簡単には把持部や歩行訓練者を上方に吊り上げる装置をフレームに簡単には着脱自在に交換することができないといった問題点があった。また、特許文献3のトレッドミルは、多機能ではあるが、単機能専用装置で比べると使い勝手が劣るといった問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡単に手摺部が交換可能で、用途に応じた専用トレッドミルに改造することができ、スポーツ用のランニングマシーンやジョギングに適したトレッドミルや、医療用や歩行訓練用のトレッドミル等の専用機に簡単に変えるトレッドミルを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、移動ベルトの走行面の両側に位置する水平側面フレームを備えたトレッドミルにおいて、 前記水平側面フレームの上面の長手方向にレール部を設け、該レール部内側の一方の側壁に当接する支柱ベース部と、他方の側壁に当接するクランプバーとからなる支柱固定部材を前記レール部の所望の位置に固定するものであって、前記固定には、前記支柱ベース部と前記クランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設け、該偏心カム部材を作動させることによって、前記支柱ベース部と前記クランプバーとをレール部の両側面に圧接して支柱固定部材を固定し、レール部の任意位置で手摺部又は吊下装置をトレッドミル本体に着脱自在に固定又は解除できることを特徴とするトレッドミルである。
【0006】
請求項2の発明は、移動ベルトの走行面の両側に位置する水平側面フレームと、トレッドミル本体の前面に立設したサイド支柱フレームを備えたトレッドミルにおいて、 前記水平側面フレームの上面の長手方向、及び、サイド支柱フレームの内側側面の長手方向にレール部を設け、該レール部内側の一方の側壁に当接する支柱ベース部と、他方の側壁に当接するクランプバーとからなる支柱固定部材を前記レール部の所望の位置に固定するものであって、前記固定には、前記支柱ベース部と前記クランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設け、該偏心カム部材を作動させることによって、前記支柱ベース部と前記クランプバーとをレール部の両側面に圧接して支柱固定部材を固定し、任意の位置で手摺部又は吊下装置をトレッドミル本体に着脱自在に固定又は解除できることを特徴とするトレッドミルである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載のトレッドミルにおいて、前記水平側面フレームと前記サイド支柱フレームのレール部の断面積での溝部の幅と形状を同じにしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3に記載のトレッドミルにおいて、前記支柱ベース部の中央部には手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には該柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2又は3又は4に記載トレッドミルにおいて、前記支柱ベース部の中央部には手摺取付補助部材を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5のトレッドミルにおいて、前記手摺取付補助部材は、前記支柱ベース部の柱部に嵌合して、該柱部に対して直角方向で回動自在にして、上下方向に傾ける傾斜機構を設けた第2柱部を設けたことを特徴する。
【発明の効果】
【0008】
請求項1のトレッドミルの発明によれば、トレッドミルの水平側面フレームの長手方向にレール部を設けて、そのレール部内側に嵌合する支柱固定部材を着脱自在に設けたので、各フレームの所望の位置に支柱固定部材に固定でき、その着脱機構も複数の偏心カム部材とクランプバーとの組み合わせによって大きな加重にも耐えることができるので、不意の大きな加重が加わる手摺部の固定に適しており、スポーツ用やリハビリ用等の用途に合ったいろいろな形状の手摺部や、手摺部と同等の歩行訓練者を上方に吊り上げる装置を簡単に取り替えることができる。
【0009】
請求項2のトレッドミルの発明によれば、請求項1の水平側面フレームに加えて、トレッドミル本体の前面に立設したサイド支柱フレームにも内側側面の長手方向にレール部を設け、請求項1と同様にレール部内側の一方の側壁に当接する支柱ベース部と、他方の側壁に当接するクランプバーとを設けて支柱ベース部とクランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設けた固定手段を設けたので、請求項1の効果に加えて、水平側面フレームとサイド支柱フレームに亘って、手摺部等を取り付けることができる。
【0010】
請求項3のトレッドミルの発明によれば、前記水平側面フレームと前記サイド支柱フレームの両レール部の断面形状に表われる溝部の幅と形状を同じにしたので、両レール部用の支柱ベース部やクランプバー等の固定部材を共通化でき、部品点数を減らすことができる。
請求項4のトレッドミルの発明によれば、支柱ベース部の中央部には手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には該柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したので、支柱の位置が安定し正確な方向に固定され、支柱ベースが偏らず強固に固定できる。
請求項5のトレッドミルの発明によれば、前記支柱ベース部の中央部には手摺取付補助部材を介在させて前記手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したので、支柱の位置が安定し正確な方向に固定され、支柱ベースが偏らず強固に固定できる。
請求項6のトレッドミルの発明によれば、手摺取付補助部材は、支柱ベース部の柱部に嵌合して、該柱部に対して直角方向で回動自在にして、上下方向に傾ける傾斜機構を設けた第2柱部を用いたので、手摺部等の取付け方向を変えることが簡単にでき、特に、前面に位置するサイド支柱フレームの内側側面の長手方向にレール部を設けた場合には、簡単に手摺部等の位置を上下に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明における実施例1のトレッドミルの全体斜視図、
図2図1の移動走行ベルト駆動部のカバーを外した状態の全体斜視図、
図3図2の移動走行ベルト駆動部の側断面図、
図4図3の斜め右上方からの外観斜視図、
図5図4のA部分の拡大図で、水平側面フレームの端部とその近傍での手摺部の支柱固定部材の分解斜視図、
図6】支柱固定部材の拡大分解斜視図、
図7】水平側面フレームに支柱固定部材を組み込んだ平面図、
図8】水平側面フレームでの支柱固定部材の作動を説明する説明図、
図9】水平側面フレームでの支柱固定部材の解除(アンロック)状態の断面図、
図10】水平側面フレームでの支柱固定部材ので固定(ロック)状態の断面図、
図11図4のB部分の拡大図で、サイド支柱フレームでの回動の支柱固定部材と手摺取付補助部材の分解斜視図、
図12】サイド支柱フレームで回動のための支柱固定部材の作動を説明する説明図、
図13】サイド支柱フレームでの回動のための支柱固定部材のでアンロック状態の断面図、
図14】回動のための支柱固定部材と手摺取付補助部材の取り付けが完成した斜視図
図15】本実施例の操作部と表示部を配置した上部フレームの斜視図、
図16】本発明の実施例2の主にリハビリ用のトレッドミルの全体斜視図、
図17】本発明の実施例3のスポーツ用とリハビリ用兼用のトレッドミルの全体斜視図、
図18】本発明の実施例4の主にランニング用のトレッドミルの全体斜視図、
図19】本発明の実施例5で、歩行訓練用の訓練者を吊り下げる吊下装置を設けたトレッドミルの全体斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のトレッドミルの実施例を図に沿って説明する。
[実施例1]
図1は、実施例1のトレッドミルの全体図であるが、主に、歩行訓練、或いは、医療診断用のトレッドミルである。大凡、トレッドミル本体1は、移動走行ベルト2と、その走行面21の左右両側に位置する水平側面フレーム3と、ベルト駆動部22と、トレッドミル本体1の前面に立設した一対のサイド支柱フレーム5と、サイド支柱フレーム5の上部51で両サイド支柱フレーム5を掛け渡した上部フレーム8、該上部フレーム8の中央部に配設された表示部81及び操作部82から構成されている。
実施例1では、図1及び図2に示すように、水平側面フレーム3に設けた側面の(手摺)支柱固定部材4と、前面の(回動)支柱固定部材6の手摺取付補助部材7とに手摺部9として歩行訓練用手摺部91を掛け渡して固定し歩行訓練用のトレッドミルとしている。
【0013】
[移動走行ベルト]
図2は、図1でのベルト駆動部22のカバー23を取り除いた状態の図で、その詳細は図3に示すように、移動走行ベルト2はエンドレスで、フロントローラ25によって移動され、かつ、圧着ローラ26を設けて、走行面21をより低くして使用者が走行面21に乗りやすくしており、また、走行面21の下には走行板24が設けられ不必要に下方に沈まないようにしている。フロントローラ25自体は、駆動モータ27からタイミングベルト28を介して駆動される。
このような、圧着ローラ26の用いた構成により、本実施例では、移動走行ベルト2の上面での床からの高さを3.5cm以下にすることができ、体力のないリハビリ中の使用者での容易に移動走行ベルト2に乗れるようにしている。
【0014】
図4に示すように、水平側面フレーム3の上面31には長手方向に同間隔を維持したレール部32を設けられ、このレール部32にの内側の側壁331に手摺支柱固定部材4をレール部32での所望の箇所の固定する。他方、図5に示すように、トレッドミル本体1の前面に立設したサイド支柱フレーム5の内側側面51にも長手方向に同間隔を維持したレール部52が設けられ、このレール部52の前面の支柱固定部材6をレール部52の側壁331での所望の箇所に固定する。これらの支柱固定部材4、6に歩行訓練用手摺部91を掛け渡して固定する。もっとも、歩行訓練用手摺部91を掛け渡してから、支柱固定部材4、6を固定したほうが取り付けが容易である。
【0015】
ここで、先ず、図5から図10に添って、水平側面フレーム3に固定する側面の手摺の支柱固定部材4について説明する。
[手摺の固定機構]
この水平側面フレーム3の手摺を取り付ける支柱固定部材4は、図4に示すように、歩行訓練用手摺部91の下側の末端を水平側面フレーム3に固定するものであるが、水平側面フレーム3は、トレッドミル本体1の移動走行ベルト2の両側には細い水平側面フレーム3が平行に設けられ、図5に示すように、この水平側面フレーム3の上面31の長手方向にレール部32が設けられ、そのレール部32の断面は図9図10に示すように、幅広の溝部33が長手方向に先端から末端まで設けられ、両側壁331は内側に食い込むような斜面が形成されている。
この溝部33には、(手摺)支柱ベース部41とクランプバー42が嵌合するが、支柱ベース部41には、一辺がレール部32の一方の側壁331に嵌合すべく嵌合斜面411を形成し、他方はクランプバー42に圧接する圧接面412を形成しており、ベース部41のほぼ中央部には歩行訓練用手摺部91に嵌合してネジで固定するための支柱411が支柱ベース部41に立設されている。
一方、クランプバー42は長細い断面がほぼ矩形で、一辺は手摺支柱ベース部41の圧接面412に対応する圧接面422を形成し、反対側は他方の側壁331に嵌合すべく嵌合斜面421を形成している。
【0016】
手摺の支柱ベース部41のクランプバー42に圧接する圧接面412の近傍には、手摺支柱413を挟むように一対の偏心カム414が配置され、この偏心カム414は図8のA状態のように矢印Aの反時計方向に回動した状態では、カム面が前記の圧接面412から突出することはないが、B状態のように矢印Bの時計方向に回動した状態では、カム面が前記の圧接面412から突出し、クランプバー42をレール部32の一方の傾斜面を有する側壁331側に押し出すように作用する。このように、固定された手摺の支柱ベース部41の手摺支柱413に所望の手摺部9(歩行訓練用手摺部91)の手摺持パイプ911を嵌合してネジ9111(図9図10参照)等で止めればよい。
なお、偏心カム414のほぼ中央にはドライバーで回動可能な回動溝部415が設けられ、組み立て時にはドライバー等を回動溝部415に嵌合して固定や解体作業が簡単にできる。また、このような構成の固着(ロック)は強固であり、トレッドミルの使用者では手摺りに150kgの加重が加わることもあるが、200kgの加重が加わっても外れることはなかった。
【0017】
手摺の固定機構は、以上のような構成であるので、図10に示すように、水平側面フレーム3の所望の位置に(手摺)支柱固定部材4を固定する場合には、支柱ベース部41の圧接面412に、クランプバー42の圧接面422を当て、水平側面フレーム3のレール部32の断面形状に表われる溝部33に嵌め、一対の偏心カム414の回動溝部415により偏心カム414をそのカム面4141が圧接面422から突出するように回動して、結果として、支柱ベース部41の嵌合斜面411がレール部32の一方の側壁331に接圧するとともに、クランプバー42の嵌合斜面421がレール部32の他方の側壁331に接圧して、両圧接面422、612と対向箇所には隙間が生じて、逆に、両嵌合斜面411,421は両側壁331に外側に加圧してレール部32の溝部33に固着する。
この際、両嵌合斜面411、421は、互いに外側に押されるので、レール部32での両側壁331の楔形の底部に向かって押されるので、両側壁331の底に食い込むように強固に固着されるようになる。
なお、レール部32での支柱固定部材4が無い箇所には必要に応じてフレームカバー36を設ければよいが、この場合には、必要な長さのフレームカバー36を用意して予め嵌めておいてもよく、また、柔軟質の合成樹脂や合成ゴム等のフレームカバー36を後から嵌め込んでもよい。また、水平側 面フレーム3のレール部32の末端には、リアエンド35を嵌めて使用可能状態にする。
【0018】
逆に、水平側面フレーム3から(手摺)支柱固定部材4を取り外す場合は、図9に示すように、一対の偏心カム414の回動溝部415により偏心カム414をそのカム面4141が圧接面422から後退するように回動して、両圧接面412、422の対向する箇所は隙間が小さくなり、支柱ベース部41の嵌合斜面411がレール部32の一方の側壁331に接圧を解除するとともに、クランプバー42の嵌合斜面421がレール部32での他方の側壁331の接圧を解除して、レール部32から支柱固定部材4をルーズにして、支柱固定部材4をレール部32の溝部33から取り外すことができる。
すなわち、本実施例で使用する偏心カム414は、円盤状で回動中心は心動溝部415で、この回動中心から外周までの距離の突出する側の距離x1(図8)は、後退する側の距離x2(図8)よりも長い。このような偏心カム414に偏心した円盤を用いたのは、固定(ロック)状態するのがスムーズで、かつ強固にロック状態にできる。勿論、強固にロックできるのであれば、他の形状のカム機構でもよい。
【0019】
次に、図11から図14に沿って、歩行訓練用手摺部91の一方の歩行訓練用手摺部91を取り付ける(回動)支柱固定部材6について説明する。
[手摺取付補助部材7の固定機構]
前述した図4において、歩行訓練用手摺部91の一端を前述した水平側面フレーム3のレール部32を取り付けるが、他端はトレッドミル本体1の前方に位置するサイド支柱フレーム5のレール部52に回動支柱固定部材6に手摺取付補助部材7を介して取り付ける。
このサイド支柱フレーム5のレール部52の詳細は、図11図13に示すように、サイド支柱フレーム5の断面は外側はかまぼこ型で、内側には水平側面フレーム3と同様にレール部52には幅広の溝部53(断面形状で表われる溝部33と同型)が設けられている。
(回動)支柱固定部材6も水平側面フレーム3の(手摺)支柱固定部材4の構造は、基本的に同じであるが、図12に示すように、サイド支柱フレーム5の内側側面51にはレール部52が設けられ、このレール部52には溝部53が設けられ、この溝部53には(回動)支柱ベース部61とクランプバー62が嵌合し、支柱ベース部61には、一辺がレール部52の一方の傾斜面を有する側壁531に嵌合すべく嵌合斜面611を形成し、他方はクランプバー62に圧接する圧接面612を形成している。支柱ベース部61のほぼ中央部には手摺取付補助部材7の嵌合孔71に嵌合する回動支柱614が設けられている。
なお、レール部52の支柱固定部材6が無い箇所には必要に応じてフレームカバー54を設ければよいが、この場合には、予め必要な長さのフレームカバー54を用意し予め嵌めておいてもよく、また、柔軟質の合成樹脂や合成ゴム等のフレームカバー54を後から嵌め込んでもよい。
【0020】
一方、クランプバー62は長細い断面がほぼ矩形で、一辺は(回動)支柱ベース部61の圧接面612に対応する圧接面622を形成し、反対側は他方の側壁531に嵌合すべく嵌合斜面621を形成している。
支柱ベース部61のクランプバー62に圧接する圧接面612の近傍には、手摺支柱613を挟むように一対の偏心カム614が配置され、この偏心カム614は、図12図13に示すように、偏心カム614を回動して(手摺)支柱ベース部41の圧接面412から突出させたり、逆に、圧接面412から後退させて、ロック状態/ロック解除状態に操作する。これは前記の偏心カムの動作と同じであるが、固定(ロック)状態では、支柱ベース部61及びクランプバー62をレール部52の両側壁531側に押し出すように作用し、支柱固定部材6を強固に固定する。
すなわち、本実施例で使用する偏心カム614は、円盤状で回動中心は心動溝部615で、この回動中心から外周までの距離の突出する側の距離x1(図12)は、後退する側の距離x2(図12)よりも長い。このような偏心カム614に偏心した円盤を用いたのは、前述したように、固定(ロック)状態にするのがスムーズで、かつ強固にロック状態にできるからである。
また、水平側面フレーム3のレール部32やサイド支柱フレーム5のレール部52と、支柱固定部材4,6との固定(ロック)に偏心カム414、614を用いた偏心カム機構を用いたのは、レール部32、52の任意位置(箇所)に固定できるからである。これらを組み立てて完了した状態が図14である。
【0021】
更に、本実施例では、水平側面フレーム3でのレール部32の断面図での溝部33の幅y1と形状(図8参照)を、サイド支柱フレーム5でのレール部52での断面図の溝部53の幅y2と形状(図12参照)を同じにしたので、手摺用の支柱ベース部41と、手摺取付補助部材7の回動用の支柱ベース部61とを同じ部材することができ共通部材となって部品点数を減らすことができ、水平側面フレーム3から立設したサイド支柱フレーム5までのどの箇所でも、(手摺)支柱固定部材4、或いは、(回動)支柱固定部材を固着することが出来る。
もっとも、本実施例の場合には、手摺用の支柱ベース部41での手摺支柱413のパイプの直径z1が、回動用の支柱ベース部61の回動支柱61のパイプの直径z2より大きいが、直径z2をz1と同じにして、嵌合孔7の直径を大きくするように設計変更をすればよく、或いは、回動支柱61に、図12の2点鎖線に示すように、外径がz1の筒状アダプタ95(図12参照)を嵌めて、回動支柱61の外径をz1にすれば、1つの支柱ベース部だけで水平側面フレーム3とサイド支柱フレーム5とに支柱ベース部41、61やクランプバー42、62等の部品を共通化することができ、部品点数を減らすことができる。
なお、手摺支柱413や回動支柱613の大きさや形は、嵌合する手摺部やフレームに合わせて適宜設計変更すればよく、或いは、逆に、手摺や回動の支柱(413、613)を共通にして、種々のアダプタを作成して支柱と手摺部や他の装置のフレームとを緊密に嵌合して固定するようにすればよい。
【0022】
[傾斜機構]
(回動)支柱固定部材6の(手摺)支柱固定部材4との大きな違いは、手摺取付補助部材7を介在させて手摺部9を取付けることである。
このため、手摺部9の末端を嵌合させるために、支柱413に手摺取付補助部材7を軸支するための回動支柱613とし、回動支柱613は小径にして、手摺取付補助部材7は嵌合孔71を設け、回動支柱613を中心に回動可能に軸支持し、手摺取付補助部材7の適所には歩行訓練用手摺部91の末端を取り付ける第2支柱部72が設けられる。
また、手摺取付補助部材7は、後述するように、回動支柱613に対して直角方向で回動自在にし、角度規定孔63等からなる上下方向に傾ける傾斜機構が設けられている。
本第1実施例では手摺部9は水平方向だけであるが、第2実施例のトレッドミルのように前方にコ字状の手摺部9を設ける場合には、リハビリ用では手摺部9を水平でなく上下に移動する必要が生じる場合があり、また、スポーツ用では高くする必要が生じる場合もあり、これに対応させるためである。
【0023】
このための傾斜機構は、図11に示すように、手摺取付補助部材7の所定の箇所には支柱ベース部61まで届く貫通孔73が設けられ、この貫通孔73に挿入する固定ノブ741付き先端にネジを有する操作棒74を挿入し、この操作棒74は、対応する支柱ベース部61の所定の角度規定孔63に係止する。この角度規定孔63は回動支柱613を中心に円弧状に複数配置され、これらの内の所望の角度規定孔63を選択すれば手摺取付補助部材7が所定角度に固定でき、固定ノブを回して手摺部9を所定の角度に固定する。なお、円弧状の長孔は案内孔64で、手摺取付補助部材7の支柱ベース部61に接する面には案内突起75が嵌合して手摺取付補助部材7をスムーズに回動する。
【0024】
[操作部/表示部]
サイド支柱フレーム5の上部51に掛け渡した上部フレーム8には表示部81及び操作82が配置されているが、この表示部81及び操作部82を含む上部フレーム8を図15に沿って説明する。
図15において、上部フレーム8の上面の左右にはドリンクホルダー83が配置され、中央部の手前には操作部82が配置され、操作部82の中央にはトレッドミル稼働の開始・停止スイッチ821が配置され、右側には移動走行ベルト2の速度可変スイッチ822が、左側には移動走行ベルト2の傾斜可変スイッチ823が配置されている。また、操作部82の上部には表示部81が配置され、表示部81の下右側には速度の表示811が、下左側には傾斜の表示812が、中央には歩数・消費カロリー・脈拍等の表示813が左側の表示切り替えボタン814によってなされ、右側にはリセットボタン815が配置され、上右側には経過時間の表示816が、上左側には走行距離の表示817が配置されている。
なお、表示部81や操作部82の全部又は一部を手摺部9に設けてもよく(例えば、実施例3を参照)、この場合は、表示部81や操作部82に接続されたリード線を、水平側面フレーム3やサイド支柱フレーム5のレール部32、52の背後に設けた空間を利用して配線すればよく、手摺部9への配線は支柱固定部材4、6の適所に案内孔を設けて利用すればよい。
最後に、手摺取付補助部材7に所望の手摺部9(歩行訓練用手摺部91)の手摺支持パイプ911の末端を、第2支柱部72嵌合してネジ9111で止めれば完成する。
【0025】
[作用・効果]
本実施例1のトレッドミルの発明によれば、トレッドミルの水平側面フレームとサイド支柱フレームの長手方向にレール部を設けて、そのレール部内側に嵌合する支柱固定部材を着脱自在に設けたので、各フレームの所望の位置に支柱固定部材に固定でき、その着脱機構も複数の偏心カム部材とクランプバーとの組み合わせによって大きな加重にも耐えることができるので、不意の大きな加重が加わる手摺部の固定に適しており、スポーツ用やリハビリ用等の用途に合ったいろいろな形状の手摺部や、手摺部と同等の介護用部材に簡単に取り替えることができる。
また、支柱ベース部の中央部には手摺部を取付ける柱部を設け、前記支柱ベース部側には該柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したので、支柱の位置が安定し正確な方向に固定され、支柱ベースが偏らず強固に固定でき、支柱ベース部の中央部には手摺取付補助部材を取付ける柱部を設け、支柱ベース部側には柱部を挟んで一対の偏心カム部材を配置したので、支柱の位置が安定し正確な方向に固定され、支柱ベースが偏らず強固に固定できる。
ここで、本発明の着脱自在の支柱固定部材は、通常「手摺」に用いても良いことは勿論、以上の記載から判るように、リハビリの使用者の歩行を補助する身体吊下げフレームの取付けにも用いることができる。したがって、「手摺部」とは通常の「手摺」や「把持部」は勿論のこと、実施例5に示すように、リハビリの使用者の歩行を補助する身体吊下げフレームにも用いることもできる。
【0026】
[実施例2]
実施例2は、図16に示すように、主にリハビリ用のトレッドミルであるが、実施例1と異なるのは、両側の水平側面フレーム3の前後に、支柱固定部材4を用いて一対の手摺支持パイプ911を直立に取り付け、その手摺り支持パイプ911に進退自在の高さ調整パイプ912を取り付け、調整パイプ912の頂部913に水平手摺パイプ914を掛け渡し、任意の高さに調整ネジ915で固定したものである。
また、両側のサイド支柱フレーム5には支柱固定部材6及び手摺取付補助部材7を用いて、コ字型のコ字手摺部93を取り付け、固定ノブ741によって、コ字手摺部93を使用者の要望により、上下の任意の位置に固定する。
もっとも、水平手摺パイプ914を取り払い、コ字手摺部93をとすれば、主にスポーツ用のトレッドミルの専用機とすることができる。
このように、実施例2では、手摺取付補助部材7が支柱ベース部61の回動柱部613に嵌合して、回動柱部613に対して直角方向で回動自在にして、上下方向に傾ける傾斜機構を設けた第2支柱部72を用いたので、手摺部9等の取付け方向を変えることが簡単にでき、前面でのサイド支柱フレーム5の内側側面51の長手方向にレール部52を設けたので、簡単に手摺部9の位置を上下に調整することができる。
【0027】
[実施例3]
実施例3は、図17に示すように、スポーツ用とリハビリ用に兼用できるトレッドミルであるが、実施例1と異なるのは、実施例1でのトレッドミル本体の前面に立設したサイド支柱フレームを取り払ったもので、主に、請求項1に対応するものであるが、手摺支持パイプ911に進退自在の高さ調整パイプ912を取り付け、調整パイプ912の頂部913に水平部の先方部にパイプを配した全体がコ字状の水平手摺パイプ916を掛け渡し、任意の高さに調整ネジ915で固定したものである。
そして、表示部81や操作部82を水平手摺パイプ916に設けたもので、全体がすっきりとしたデザインとすることができ、部品点数も少なくすることができる。
作用・効果も実施例1と同様に、支柱ベース部とクランプバーとを設けて、支柱ベース部とクランプバーとの間隔を広げる少なくとも複数の偏心カム部材を設けた固定手段であるので、水平手摺パイプ914をトレッドミル本体1の水平側面フレーム3に強固に固定することができる。
【0028】
[実施例4]
実施例4は、図18に示すように、主にスポーツ用のトレッドミルであり、実施例1や実施例2と異なるのは、両側の水平側面フレーム3には手摺部9を組み込まないで、両側のサイド支柱フレーム5にのみランニング用手摺部92(U字状の把持部)を設けたものである。
ランニング用手摺部92は、図18に示すように、大きな輪状把持部921であり、上端部922、下端部923は、(回動)支柱固定部材6に設けられた手摺取付補助部材7の第2支柱部72に嵌合して取り付けられ、この支柱固定部材6には前述したように一対の偏心カム614を用いた固定機構を有していて、強固にランニング用手摺部92が両側のサイド支柱フレーム5に固定される作用・効果は実施例1と同様である。
【0029】
[実施例5]
実施例5は、図19に示すように、歩行訓練用トレッドミルであり、水平側面フレーム3のレール部32に吊下げ装置フレーム941を固定するが、支柱固定部材4を用いて一対のフレーム支持パイプ942を直立に取り付け、そのフレーム支持パイプ942に進退自在の高さ調整パイプ943を取り付け、調整パイプ943の頂部944に天井フレーム945を掛け渡し、任意の高さに調整ネジ946で固定する。
この天井フレーム945のほぼ中央部には訓練者吊下具948用の吊具用パイプ947を設け、この吊具用パイプ947に、脳卒中や脊髄損傷などで歩行が困難な歩行訓練者が倒れないように上方に吊り下げ、体重を免荷する訓練者吊下具948を吊り下げ、歩行訓練をおこなう装置である。
この訓練者吊下具948は公知のものを用いればよく、詳細は省略するが、支柱固定部材4が強固に水平側面フレーム3に固着でき、強度も大きいことを利用したものである。
【0030】
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、前述した実施例に限定されないことは勿論であり、例えば、手摺部の形状も実施例4の輪状把持部921に代えて、サイド支柱フレーム5に単純に一対の棒状の把持部を使用者側に向けて突き出すタイプや、「く」の字状の把持部だけにしてもよく、また、実施例2で、サイド支柱フレーム5のコ字は把持部93を除いてもよい。また、この場合の実施例2での水平手摺パイプ914等に代えて矩形或いは逆U字型(実施例4の手摺部を立てた形状)の手摺部だけにしてもよい。
【符号の説明】
【0031】
1・・トレッドミル本体
2・・移動走行ベルト、21・・走行面、22・・ベルト駆動部、
23・・カバー、24・・走行板、25・・フロントローラ、
26・・圧着ローラ、27・・駆動モータ、28・・タイミングベルト
3・・水平側面フレーム、31・・上面、32・・レール部、
33・・溝部、331・・側壁、35・・リアエンド、
36・・フレームカバー、
4・・(手摺)支柱固定部材、
41・・(手摺)支柱ベース部、411・・嵌合斜面、412・・圧接面、
413・・手摺支柱、414・・偏心カム、4141・・カム面、
415・・回動溝部
42・・クランプバー、421・・嵌合斜面、422・・圧接面
5・・サイド支柱フレーム、51・・内側側面、52・・レール部、
53・・溝部、531・・側壁、54・・フレームカバー
6・・(回動)支柱固定部材、
61・・(回動)支柱ベース部、611・・嵌合斜面、612・・圧接面、
613・・回動支柱、614・・偏心カム、6141・・カム面、
615・・回動溝部、
62・・クランプバー、621・・嵌合斜面、622・・圧接面、
63・・角度規定孔、64・・案内孔、
7・・手摺取付補助部材、71・・嵌合孔、72・・第2支柱部
73・・貫通孔、74・・操作棒、741・・固定ノブ、75・・案内突起、
8・・上部フレーム、
81・・表示部、811・・速度の表示、812・・傾斜の表示、
813・・歩数・消費カロリー・脈拍等の表示、
814・・表示切り替えボタン、815・・リセットボタン、
816・・経過時間の表示、817・・走行距離の表示、
82・・操作部、821・・開始・停止スイッチ、822・・速度可変スイッチ、823・・傾斜可変スイッチ、
83・・ドリンクホルダー、
9・・手摺部、91・・歩行訓練用手摺部、911・・手摺支持パイプ、
912・・高さ調整パイプ、913・・頂部、
914、916・・水平手摺パイプ、915・・調整ネジ、
92・・ランニング用手摺部、921・・輪状把持部、
922・・上端部、923・・下端部、
93・・コ字手摺部
94・・歩行訓練用吊下げ装置、941・・吊下げ装置フレーム、
942・・フレーム支持パイプ、943・・高さ調整パイプ、944・・頂部、
945・・天井フレーム、946・・調整ネジ、947・・吊具用パイプ、
948・・訓練者吊下具、
95・・筒状アダプタ
図1
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