特許6625907IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

排水処理方法および排水処理システム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このように、従来、船舶には、スクラバ排水、バラスト排水の各排水系統に応じた処理施設を備える必要があり、排水処理のために船舶のスペースを割く必要があった。また、バラスト排水の処理に用いられる残留塩素や残留オゾンは海水中に放出されると生物に悪影響を与えるため、中和、無毒化といった施設も必須であった。 このような課題に対し、複数の処理設備を設けることなく、スクラバ排水及びバラスト排水を同時に、かつ効率的に処理する方法及びシステムが求められる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、一実施形態によれば、[1]排水処理方法であって、スクラバにおいて排ガスとスクラバ洗浄水を接触させてなるスクラバ排水に、バラスト排水を、浮遊物質濃度が一定になるように混合する混合工程と、前記混合された排水に磁性粉を添加する処理工程と、前記処理工程で得られた浮遊物質と磁性粉の結合物(磁性フロック)を磁気分離する分離工程とを含む。
【発明の効果】
本発明の排水処理システムによれば、スクラバ排水、バラスト排水が同一の処理施設で、同時に処理可能となるため、処理施設のコンパクト化を図ることが可能となる。また、浮遊物質量の多いスクラバ排水と浮遊物質量の少ないバラスト水を混合することにより、被処理排水中の濁度を安定化させることが可能となり、被処理排水中の浮遊物質濃度を安定化できる。さらに、従来、処理後に放流されていたバラスト水をスクラバ水として再利用可能なため、スクラバ水となる海水を供給するポンプ容量の小型化も可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施形態による排水処理方法及びシステムを示す概念図である。

【図2】本発明の第2実施形態による排水処理方法及びシステムを示す概念図である。

【図3】実験例1による、処理時間と試験用排水の濁度の関係を示すグラフである。

【図4】実験例1による、処理時間と試験用排水の生菌数の関係を示すグラフである。

【図5】実験例2による、処理時間と磁性フロックの平均粒子径の関係を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 スクラバ排水   10 スクラバ   2 バラスト排水   3 混合装置   31 調節弁   32 調節弁   33 浮遊物質濃度測定装置   34 制御装置   4 磁性粉添加装置   41 処理槽   42 磁性粉添加ポンプ   43 磁性粉貯留槽   44 撹拌装置   5 磁気分離装置   61 凝集剤添加装置(ポンプ)   62 凝集剤貯留槽   63 磁場印加装置

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