特許6626303IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

磁気モジュレータに関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

微細な樹脂ビーズのような粒子に限らず、遺伝子を構成するDNA、糖鎖、脂質、細胞等を所定の間隔で整列させることや、基材の所定位置に固定する技術が望まれている。例えば、DNAを用いることによりバイオ反応をリアルタイムで検出するセンサを製造することを想定すると、基材上の決まった位置にDNAを配置することが必要となる。 このように微細な整列対象物を、例えば、基材上の決まった位置に、決まったパターンで配列するためには、特許文献や非特許文献に記載されるように磁化率が異なる物質を交互に配置して磁気モジュレータを作製し、これに対して外部から磁界を印加する必要がある。 しかしながら、特許文献や非特許文献に記載されるように、磁束密度の粗密パターンを作り出すには、磁化率が異なる物質を交互に配置した磁気モジュレータの他に、強い磁界を作用させる手段が必要となるため、装置の大型化を招くものであった。 即ち、基材の表面に対して整列対象物を整列し得る磁気モジュレータの小型化が求められる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の磁気モジュレータの特徴は、強磁性体で成る基材の表面に対し、前記基材上に配置させる整列対象物のサイズに対応したサブミクロンオーダの幅の凹部を有する凹凸部を形成し、前記凹部からの漏れ磁束により前記基材の表面に所定の磁気分布を形成し、隣り合う前記凹部の中間の凸部が滑らかに先細り状に突出する形状であっても良い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】磁気モジュレータの一部を拡大した斜視図である。

【図2】磁気モジュレータの凹部と凸部とを示す断面図である。

【図3】凹部を形成するためレジストを表面に形成した基材の断面図である。

【図4】凹部を形成するレジストとモールドとの断面図である。

【図5】凹部を形成するためレジストにモールドを押し付けた状態の断面図である。

【図6】凹部を形成するためレジストからモールドを分離した状態の断面図である。

【図7】凹部を形成するためドライエッチングの後の基材の断面図である。

【図8】凹部を形成するためアッシング後の基材の断面図である。

【図9】磁区を模式的に示す図である。

【図10】ポリスチレン粒子に作用する架橋力を示す図である。

【図11】磁気モジュレータで整列するポリスチレン粒子を示す断面図である。

【図12】基材表面を磁気力顕微鏡で観察した画像である。

【図13】凹部が形成された基材表面を電子顕微鏡で観察した画像である。

【図14】凹部が形成された基材表面を磁気力顕微鏡で観察した画像である。

【図15】凹部が形成されない基材表面の粒子を電子顕微鏡で観察した画像である。

【図16】凹部が形成された基材表面の粒子を電子顕微鏡で観察した画像である。

【図17】パーマロイで成る基材表面を磁気力顕微鏡で観察した画像である。

【図18】凹部が形成された鉄製の基材表面を磁気力顕微鏡で観察した画像である。

【図19】凹部が形成されたパーマロイ製の基材表面を磁気力顕微鏡で観察した画像である。

【図20】磁気モジュレータをセンサに用いた応用例の断面図である。

【図21】別実施形態(a)の磁気モジュレータの断面図である。

【図22】別実施形態(b)の磁気モジュレータと外部刺激部とを示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 基材   1G 凹部   1P 凸部   1S 表面   5 レジスト・レジスト膜   6P 突起   12 外部刺激部   15 基板(シリコン基板)   L 幅(溝幅)    

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