特許第6626348号(P6626348)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6626348
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】ロール紙取扱装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 19/12 20060101AFI20191216BHJP
【FI】
   B65H19/12 B
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-3553(P2016-3553)
(22)【出願日】2016年1月12日
(65)【公開番号】特開2017-124883(P2017-124883A)
(43)【公開日】2017年7月20日
【審査請求日】2018年11月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】504373093
【氏名又は名称】日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001689
【氏名又は名称】青稜特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 隆
(72)【発明者】
【氏名】山口 学
【審査官】 西本 浩司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−154105(JP,A)
【文献】 特開平04−348971(JP,A)
【文献】 実開昭54−110013(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 19/00 − 19/30
B65H 16/00 − 16/10
B41J 15/00 − 15/24
G03G 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装填されるロール紙を収納する第1の場所と、
該第1の場所から搬送される該ロール紙を、使用に供するために収納する第2の場所と、
該第1の場所と該第2の場所との間に設置された開閉可能な仕切り板と、
該仕切り板を開閉する駆動機構と、
該駆動機構に連動して、該第1の場所にある該ロール紙の側部を両側から押えて保持する保持機構と、を有し、
該第2の場所にある該ロール紙の使用が終了したときに、該保持機構による該ロール紙の保持を解除して、該第1の場所から該第2の場所へ該ロール紙を搬送する
ことを特徴とするロール紙取扱装置。
【請求項2】
該第1の場所に収納された該ロール紙を、該第2の場所に搬送する第1の方向、及び該第1の方向とは逆の第2の方向へ駆動する移動機構を有し、
該第1の場所に装填された該ロール紙を該保持機構で保持する前に、該移動機構を該第2の方向へ駆動して該ロール紙を転がし、
該第2の方向への駆動が終了した後に、該保持機構により該ロール紙を保持する
ことを特徴とする請求項1に記載のロール紙取扱装置。
【請求項3】
前記移動機構は、該ロール紙を載せて移動するベルトと、
該ベルトを該第1の方向及び該第2の方向へ駆動する第1のモータと、
該ベルトの、第2の場所側を上下移動される偏心カムと、該偏心カムを駆動する第2のモータと、を有し、
該第1の場所に収納された該ロール紙を該第2の場所に搬送するとき、該第1のモータが該第1の方向に回転し、かつ該ベルトの第2の場所側を下げる方向に該第2のモータが駆動して該偏心カムを回転させる
ことを特徴とする請求項2に記載のロール紙取扱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール紙取扱装置に係り、特に、現金自動取引装置(ATM)における明細票発行装置に適用されるロール紙取扱装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ATMにおける明細票発行装置は、取引内容を明細票に印刷してユーザに発行する。この明細書発行装置にはロール紙が使用されており、ロール紙は所定の長さの紙片(明細票)に切断され、取引内容が印刷された明細票が発行される。また、ジャーナル用として取引記録を別の1巻のロール紙に印刷するジャーナル印刷装置を備えたATMもある。
【0003】
明細票発行装置を有するATMでは、ロール紙の用紙切れによる運用の停止時間を出来るだけ抑制するのが望ましい。そこで、充填装置に補充用のロール紙を用意しておき、ホッパ内で運用中のロール紙の用紙切れが発生したら、補充用のロール紙を自動的にホッパに搬送する技術が実用化されている。例えば、特許文献1には、ATMで使用されるロール紙の充填装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−154105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
明細票発行装置に使用されるロール紙の巻き付けの径は、明細票発行装置が規定している仕様の範囲内であえば問題が無い。そのため、ATMを運用する金融機関の事情により、様々な径のロール紙がセットされたり、巻き付けの弱いロール紙がセットされることがある。例えば、ロール紙の径が小さい明細票では、補充庫内でロール紙の転がる量が多くなる。補充庫の内でロール紙が転がると、ロール紙9の外周から、巻きたるみ9´が発生する(図7参照)。また、巻き付けの弱いロール紙9ではロール紙先端から巻きがほどけやすく、巻きたるみ9´が発生しやすい。
【0006】
補充庫に待機しているロール紙の巻きたるみ量が多くなった状態で、使用中のロール紙の用紙切れになると、補充庫にある予備のロール紙が印刷装置にセットされる。しかし、ロール紙に巻きたるみがあると、印刷装置へのロール紙のセット時に、巻きたるみの部分が搬送機構で引っ掛かり、ロール紙の搬送異常が発生する恐れがある。
【0007】
本発明の目的は、補充庫内のロール紙の巻きたるみを防止したロール紙取扱装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るロール紙取扱装置は、好ましくは、
装填されるロール紙を収納する第1の場所と、
該第1の場所から搬送される該ロール紙を、使用に供するために収納する第2の場所と、
該第1の場所と該第2の場所との間に設置された開閉可能な仕切り板と、
該仕切り板を開閉する駆動機構と、
該駆動機構に連動して、該第1の場所にある該ロール紙の側部を両側から押えて保持する保持機構と、を有し、
該第2の場所にある該ロール紙の使用が終了したときに、該保持機構による該ロール紙の保持を解除して、該第1の場所から該第2の場所へ該ロール紙を搬送するロール紙取扱装置、として構成される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、補充庫内のロール紙を保持する機構を備えることにより、補充庫内でロール紙が転がるのを防止し、ロール紙のたるみの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】一実施例によるロール紙取扱装置の構成を示す図。
図2】一実施例におけるロール紙の保持機構を示す平面図。
図3A】補充庫内にロール紙の装填の様子を示す図。
図3B】補充庫内に待機中のロール紙の様子を示す図。
図3C】補充庫内のロール紙を保持する様子を示す図。
図3D】補充庫からロール紙を搬送する様子を示す図。
図4】補充庫におけるロール紙の保持機構を示す平面図。
図5】他の実施例による補充庫内のロール紙の様子を示す図。
図6】他の実施例による補充庫におけるロール紙の保持機構を示す平面図。
図7】巻きたるみが発生したロール紙を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、ロール紙取扱装置をATM用の明細票発行装置に適用した例を示す。
まず、明細票発行装置について概略説明する。明細票発行装置は主に、明細票用の予備のロール紙を保管する補充庫10と、補充庫10から送り出されるロール紙92をセットして、明細票発行機構30で作成される明細票用のロール紙の用紙先端を提供する給紙機構部20と、明細票93に取引内容を印字してその明細票を排出する明細票発行機構部30と、から構成される。補充庫10と給紙機構部20との間には、開閉可能に駆動される仕切り板11が配置される。また、明細票発行機構部30にはロール紙が無くなったことを検知する光学センサ31が設けられる。
【0012】
係員が補充庫10に1巻目のロール紙をセットして、自動補充により用紙セット動作を行うと、ロール紙92が給紙機構部20まで搬送された後、搬送されたロール紙2の用紙先端は印字位置まで搬送されて、取引印字待ちの状態で待機する。1巻目のロール紙92が給紙機構部20まで搬送されたことで、補充庫10には2巻目のロール紙91が装填可能となる。仕切り板11が閉じられていることで、2巻目のロール紙91は、補充庫10内で待機する。
【0013】
ATMでユーザが現金の取引を行うと、明細票発行機構部30に搬送されたロール紙92に取引内容が印字され、ロール紙92の先端が所定長の箇所でカッタ(不図示)により切断されて明細票93が作成される。明細票93は放出口から排出されて、ユーザに取得される。
【0014】
次に、補充庫10及び給紙機構部20におけるロール紙の取扱いの構成について説明する。補充庫10は、その入口に扉18が設置され、またその底部にはベルト駆動による移動機構19が設けられている。補充庫10と給紙機構部20の間には仕切り板11が設置され、この仕切り板11は駆動機構によって開閉可能となっている。
【0015】
補充庫10における移動機構19は、図3Bに示すように、モータ191が正方向又は負方向に回転することによりプーリ192が駆動されて、ベルトがE方向又はG方向(図3D)移動する。E方向へ駆動するときにはロール紙91がF方向に回転され、ロール紙91の巻たるみが締る。一方、ロール紙91を補充庫10から給紙機構部20へ送られるときには、ベルトがG方向に駆動することで、ロール紙91が補充庫10から給紙機構部20へ搬送される。また、仕切り版11側には、もう1つのモータ193が配置され、そのモータ193の回転によって偏心カム194が駆動される。偏心カム194の駆動に伴って、ベルトの先端(仕切り版11側)が上下動する。すなわち、ロール紙91を給紙機構部20へ搬送するときには、モータ191によりベルトが矢印G方向へ駆動され、モータ193により偏心カム194が回転して、ベルトの先端がN方向へ下がる(図3D参照)。これにより、ロール紙91はベルト上を転がって、給紙機構部20へ移動できる。
【0016】
給紙機構部20内にある運用中のロール紙92が無くなると、仕切り板11が開状態となり、移動機構19が駆動されて、補充庫10にある予備のロール紙91が給紙機構部20へ送り込まれるが、給紙機構部20に運用中のロール紙92が在る限り、仕切り板11は閉状態であり、補充庫10にある予備のロール紙91は補充庫10内に保持されて待機状態である。
【0017】
次に、補充庫10内におけるロール紙91の保持機構及び給紙機構部への搬送の構成について説明する。主に図2及び図3A図3D図4を参照する。ここで、図3A図3Dは補充庫10及びロール紙91を示し、(a)はその平面図、(b)は側断面図を示す。図4はロール紙91の保持機構の平面図を示す。
【0018】
補充庫10において、ロール紙91が容易に転がって巻きたるみが発生しない様に、ロール紙の巻きたるみ防止機構が設けられる。この防止機構は、図2に示すように、ロール紙91の側部(即ちロール紙の用紙の給紙方向と直角側)の両側から押える押え部13と、この押え部13を固定するアーム17とを有する。両側のアーム17の駆動には工夫が成されている。それは、仕切り板11の開閉動作を行う駆動機構と、アーム17の駆動が連動する機構である。即ち、仕切り板11の駆動機構は、モータ14と、このモータ14の回転軸の回転によって連動する一対のクランク15と、クランク15の軸の回転角に伴って往復移動する開閉板16と、先端が二等辺三角形の開閉板16の先端部分が係合する、仕切り版11に固定された一対の係止部材12を備えて構成される。このように、1つの駆動源であるモータ14を用いて、仕切り板11の開閉動作と、ロール紙の巻たるみ防止機構のアーム17の開閉動作を連動させることで、機構を複雑にすることなく、巻きたるみ防止を実現させている。なお、この巻きたるみ防止機構は、以下の説明から理解されるように、構造的には、ロール紙91をその両側から挟んで保持するので、補充庫におけるロール紙保持機構を言ってもよい。
【0019】
補充庫10にあるロール紙91の給紙機構部20への搬送について言えば、モータ14の回転に伴って、クランク15を介して開閉板16が往復移動(図4の上下方向の移動)すると、係止部材12が、ロール紙91の巻き芯方向に移動する。即ち、仕切り板11が、図4における左右方向(図3AのJ方向と直角方向)へ移動することで、仕切り板11によるロール紙91の支持が解除されて、ロール紙91が給紙機構部20へ搬送される。なお、このとき、モータ191によりベルトが駆動し、更にモータ193により偏心カム194が駆動してベルトの先端が下がって、ロール紙91が容易に給紙機構部20側へ転がり易くなる。このように、開閉板16の移動に応じて、仕切り板11に固定された係止部材12の開き量を可変とすることで、ロール紙91を補充庫10内に装填し、或いはロール紙91を補充庫10から給紙機構部20へ搬送する動作が実現できる。即ち、図4(1)乃至(3)に示すように、モータ14の回転に応じて、開閉板16を3段階に可変制御することで、一対の仕切り板11の間隔、及び一対のアーム17の間隔を3段階に可変させて、ロール紙91の補充庫10への装填(図4(1))、補充庫10内でのロール紙91の保持(図4(3))、及び給紙機構部20への搬送(図4(2))、が実現できる。
【0020】
次に、図3A乃至図3D、及び図4を参照して、補充庫10におけるロール紙91の巻きたるみの防止について詳細に説明する。
【0021】
図3Aは、補充庫10にロール紙91が装填される様子を示す。ロール紙91は、扉18が開いた状態で、人手によって装填される。この場合、補充庫10に装填されるロール紙91が、給紙機構部20へ搬送されないように、仕切り板11は閉じた状態である。このとき、アーム17に固定された一対の押え部13の間隔は、ロール紙91の装填を可能とするために、ロール紙91の幅よりも広く開いた状態である。かつ、仕切り板11の先端部は、ロール紙91の幅よりも狭い状態であり、ロール紙91の外周部に接触して、ロール紙91を補充庫10内に係止させる。
【0022】
図3B及び図4(1)は、補充庫10にロール紙91が待機中の様子を示す。
補充庫10にロール紙91が装填されると、扉8が閉じる。補充庫10に装填されたロール紙91には巻きたるみ91´が発生していることがあるので、ロール紙91の巻取り動作を行うのが好ましい。そこで、ロール紙91が給紙機構部20へ搬送されないように仕切り板11が閉じた状態で、かつ押え部13がロール紙91の両側を保持しない状態で、移動機構19を逆転移動させる。即ち、モータ191を逆転駆動して、ベルトがE方向へ移動し、ロール紙91が矢印F方向へ回転される。この動作により、ロール紙91に発生した巻たるみ91´が巻き取られる。
【0023】
巻きたるみ91´が巻き取られると、モータ191が停止して、モータ14が駆動する。モータ14の駆動により、図3C或いは図4(3)に示すように、開閉板16に連動して、一対のアーム17が最も近距離の位置に移動して、押え部13がロール紙91の両側を押さえる。この動作により、巻たるみ91´が巻き取られたロール紙91は、その両側から保持された状態となるので、その後に巻たるみが発生することが防止される。
【0024】
ロール紙91が保持された状態で、明細票発行機構部30にある光学センサ(不図示)がロール紙の無くなったことを検知すると、モータ14の駆動により仕切り板11が移動して(図3D及び図4(2)参照)、押え部13によるロール紙91の保持が解除される。そして、モータ191及びモータ193が駆動すると、移動機構19がG方向及びN方向へ移動して、補充庫10内のロール紙91は巻たるみが防止された状態で、給紙機構部20へ搬送される。
【0025】
以上説明したように、本実施例によれば、補充庫10内において、比較的簡単な機構によりロール紙91の両側を押さえて保持するので、ロール紙91の径の大小に関係なく、また補充庫10内でのロール紙91の滞留位置に関係なく、ロール紙91の巻きたるみの発生を防止して、ロール紙を保持することができる。また、ロール紙91の紙面ではなく、ロール紙91の側部(ロール紙の芯側)を押えて保持するので、明細票の印字面を汚したり、傷付けたり、ロール紙91を変形させることがない、という利点もある。
【0026】
<他の実施例>
図5及び図6を参照して、他の実施例について説明する。
この実施例では、モータ14、クランク15、開閉板16の構成及び動作は、上記した実施例と同様であるが、開閉板16の移動によって動作されるアーム17、及びその支持機構、アーム17に搭載される押え部13の支持機構、等が異なる。
【0027】
即ち、一対の仕切り板11を固定した一対のアーム17の他端は、軸132に回転可能に支持される。また、押え部13は板バネスプリング131を介して、アーム17に搭載される。開閉板16の移動によって、それに係合する係止部材12が移動すると、アーム17は軸132を中心にして回転する。この回転作用によって、アームは、図6(1)〜(3)に示すように、3段階の位置に移動、停止する。この3段階は、上記したロール紙91の補充庫10への装填、補充庫10内でのロール紙91の保持、及び給紙機構部20への搬送、に対応する。
【0028】
このように、図5及び図6に示すような、ロール紙の保持機構によっても、同様にして、補充庫10内にあるロール紙91の転がりを防止して、巻きたるみ91´の発生を防止できる。
【0029】
以上、本発明の実施例について説明したが、上記した実施例に限定されることなく、種々変形して実施し得る。
【0030】
例えば、ロール紙91の巻きたるみ防止機構ないし保持機構は、仕切り板11の移動機構と、ロール紙の巻きたるみ防止機構が連動する機構であればよく、その構造や機構は上記した実施例に限定されない。
【0031】
更に他の変形例では、図3Bの駆動は必ずしも必要としない例である。元々、巻きたるみ91´が生じた状態のロール紙91が補充庫10に装填されると、巻きたるみ91´のある状態のロール紙91を押え部13で押さえることになるので、図3Bに示したように、移動機構19を逆転させることで、巻たるみ91´を解消して、その後に押え部13でロール紙91の側部を保持するように構成した。しかし、補充庫10の装填されるロール紙91が全て巻たるみ91´のあるものとは限らない。そこで、変形例では、図3Bに示したような、移動機構19を逆転させる動作を省略して、補充庫10に装填されたロール紙91の側部を押え部13で押さえる構成とした。
【符号の説明】
【0032】
10:補充庫 20:給紙機構部 30:明細票発行機構
11:仕切り板 12:係止部材 13:押え部
14:モータ 15:クランク 16:開閉板
17:アーム 18:扉 19:移動機構
91,92:ロール紙 91´:巻たるみ
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図3D
図4
図5
図6
図7