特許第6626393号(P6626393)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6626393ロータス管取付け方法及びロータス管取付け具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6626393
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】ロータス管取付け方法及びロータス管取付け具
(51)【国際特許分類】
   H02G 1/06 20060101AFI20191216BHJP
   F16L 5/00 20060101ALI20191216BHJP
   H02G 9/06 20060101ALI20191216BHJP
【FI】
   H02G1/06
   F16L5/00 A
   H02G9/06
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-69669(P2016-69669)
(22)【出願日】2016年3月30日
(65)【公開番号】特開2017-184501(P2017-184501A)
(43)【公開日】2017年10月5日
【審査請求日】2018年11月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002174
【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100134544
【弁理士】
【氏名又は名称】森 隆一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100147267
【弁理士】
【氏名又は名称】大槻 真紀子
(74)【代理人】
【識別番号】100152272
【弁理士】
【氏名又は名称】川越 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】人見 誠一
(72)【発明者】
【氏名】鈴鹿 正治
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼田 剛
(72)【発明者】
【氏名】栗栖 忠臣
(72)【発明者】
【氏名】新井 克己
【審査官】 久保 正典
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−101512(JP,A)
【文献】 特開2009−268195(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 1/06
H02G 9/00−9/12
F16L 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端部が地中に配置された管状部材をロータス管のさや管ダクトスリーブ内に挿通させて前記管状部材に前記ロータス管を取付けるロータス管取付け方法であって、
前記管状部材内にロータス管取付け具の前記管状部材の内面に摺動する弾性部材が外面に取付けられた小径部を挿通するとともに、前記ロータス管取付け具における前記管状部材の外径に略等しい外径を有する大径部の少なくとも一部を前記地中から突出した状態にする治具取付け工程と、
前記ロータス管の前記さや管ダクトスリーブ内に前記ロータス管取付け具の前記大径部を挿通させる挿通工程と、
前記管状部材から前記ロータス管取付け具の小径部を取外す治具取外し工程と、
を行うことを特徴とするロータス管取付け方法。
【請求項2】
予め支持部材に取付けられ、前記さや管ダクトスリーブ内に前記管状部材が挿通されている前記ロータス管に対して、前記さや管ダクトスリーブ内に前記ロータス管取付け具を挿通させて前記治具取付け工程を行うことを特徴とする請求項1に記載のロータス管取付け方法。
【請求項3】
前記小径部は、弾性を有する材料で形成された軸状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロータス管取付け方法。
【請求項4】
端部が地中に配置された管状部材をロータス管のさや管ダクトスリーブ内に挿通させて前記管状部材に前記ロータス管を取付けるロータス管取付け具であって、
前記管状部材の管路に挿通可能とされ、前記管状部材の内面に摺動する弾性部材が外面に取付けられた小径部と、
前記小径部の軸線方向に位置をずらして前記小径部に連なるように形成され、前記管状部材の外径に略等しい外径を有する大径部と、
を備えることを特徴とするロータス管取付け具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータス管取付け方法及びロータス管取付け具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電力線や信号線を地中に埋設して、道路等の外観を向上させることが行われている。このために、特許文献1に記載されたハンドホールやロータス管が用いられている。
【0003】
ハンドホールは、道路等に沿って間隔を空けて地中に埋設されている。ハンドホールの側壁から地中に延びるように、ロータス管が配置されている。ロータス管は、複数のさや管ダクトスリーブと、この複数のさや管ダクトスリーブの端部に取付けられた固定板とを備える。各さや管ダクトスリーブ内には収容管(管状部材)が挿通され、この収容管内に電力線等が配置される。
収容管の端部はハンドホール内に突出していなく、収容管の端部は地中に配置されている。ハンドホールは、電力線等の分岐やメンテナンス等に利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第5787814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、各さや管ダクトスリーブ内に収容管が挿通された状態で、ロータス管に不具合が見つかること等により、複数の収容管からロータス管を取外すことがある。この場合、複数の収容管からロータス管を取外した後で、このロータス管を修理したり、このロータス管を新しいロータス管に取り換えたりする。再び、ロータス管の各さや管ダクトスリーブ内に収容管を挿通させようとしても、収容管の端部が地中に配置されているため、作業が困難になっている。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、管状部材の端部が地中に配置されている場合でも、さや管ダクトスリーブ内に管状部材を容易に挿通させることができるロータス管取付け方法及びロータス管取付け具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のロータス管取付け方法は、端部が地中に配置された管状部材をロータス管のさや管ダクトスリーブ内に挿通させて前記管状部材に前記ロータス管を取付けるロータス管取付け方法であって、前記管状部材内にロータス管取付け具の前記管状部材の内面に摺動する弾性部材が外面に取付けられた小径部を挿通するとともに、前記ロータス管取付け具における前記管状部材の外径に略等しい外径を有する大径部の少なくとも一部を前記地中から突出した状態にする治具取付け工程と、前記ロータス管の前記さや管ダクトスリーブ内に前記ロータス管取付け具の前記大径部を挿通させる挿通工程と、前記管状部材から前記ロータス管取付け具の小径部を取外す治具取外し工程と、を行うことを特徴としている。
【0008】
また、本発明のロータス管取付け具は、端部が地中に配置された管状部材をロータス管のさや管ダクトスリーブ内に挿通させて前記管状部材に前記ロータス管を取付けるロータス管取付け具であって、前記管状部材の管路に挿通可能とされ、前記管状部材の内面に摺動する弾性部材が外面に取付けられた小径部と、前記小径部の軸線方向に位置をずらして前記小径部に連なるように形成され、前記管状部材の外径に略等しい外径を有する大径部と、を備えることを特徴としている。
【0009】
これらの発明によれば、管状部材内にロータス管取付け具の小径部を挿通させると、ロータス管取付け具の大径部の少なくとも一部が地中から突出する。大径部は地中から突出しているため、この大径部をさや管ダクトスリーブ内に挿通させることは容易である。管状部材の外径と大径部の外径とが略等しいため、大径部の外面に沿ってさや管ダクトスリーブを移動させると、さや管ダクトスリーブ内に管状部材が挿通される。
また、管状部材と小径部との間に作用する摩擦力により、管状部材にロータス管取付け具を確実に取付けることができる。
【0010】
また、上記のロータス管取付け方法において、予め支持部材に取付けられ、前記さや管ダクトスリーブ内に前記管状部材が挿通されている前記ロータス管に対して、前記さや管ダクトスリーブ内に前記ロータス管取付け具を挿通させて前記治具取付け工程を行ってもよい。
この発明によれば、予め支持部材に取付けられているロータス管を支持部材から取外してから、さや管ダクトスリーブ内に管状部材を容易に挿通させることができる。
【0011】
また、上記のロータス管取付け方法において、前記ロータス管取付け具の小径部の外面には、前記管状部材の内面に摺動する弾性部材が取付けられていてもよい。
この発明によれば、管状部材と弾性部材との間に作用する摩擦力により、管状部材にロータス管取付け具を確実に取付けることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のロータス管取付け方法及びロータス管取付け具によれば、管状部材の端部が地中に配置されている場合でも、さや管ダクトスリーブ内に管状部材を容易に挿通させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態のロータス管取付け具が用いられるロータス管及び収容管の側面の断面図である。
図2】同ロータス管の正面図である。
図3】同ロータス管取付け具の一部を破断した側面図である。
図4】本発明の一実施形態のロータス管取付け方法を説明する断面図である。
図5】同ロータス管取付け方法を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係るロータス管取付け具(以下、取付け具と略称する)の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態の取付け具は、図1及び図2に示すように、端部51aが地中Gに配置された収容管(管状部材)51をロータス管61のさや管ダクトスリーブ62内に挿通させて収容管51にロータス管61を取付けるためのものである。本実施形態では、説明の便宜のために、ロータス管61が2本のさや管ダクトスリーブ62を備える場合を例にとって説明する。しかし、ロータス管61が備えるさや管ダクトスリーブ62の数は特に限定されず、1本以上であれば何本でもよい。
【0016】
収容管51は、ポリエチレン等の硬質の樹脂で形成されている。収容管51は、地面との間に作用する摩擦力、及び収容管51同士の間に作用する摩擦力等により、地中Gに対して自身の長手方向に移動しにくくなっている。収容管51の端部51aは、後述するハンドホール71内に突出していなく、さや管ダクトスリーブ62内に配置されている。収容管51の外径は、例えば数十mm程度である。
ロータス管61は公知の構成のものであり、例えば円板状の固定板63と、この固定板63に形成された複数の貫通孔63aに挿通された複数のさや管ダクトスリーブ62と、を備えている。複数のさや管ダクトスリーブ62は、さや管ダクトスリーブ62の径方向に並べて配置されている。複数のさや管ダクトスリーブ62の第一の端部62aが固定板63に図示しない接着剤等で固定されている。すなわち、複数のさや管ダクトスリーブ62は、互に略平行(平行も含む)になるように配置されている。
さや管ダクトスリーブ62及び固定板63は、硬質の樹脂や金属等で形成することができる。
【0017】
このロータス管61は、予めハンドホール(支持部材)71の側壁72に取付けられていて、ロータス管61の各さや管ダクトスリーブ62内に収容管51が挿通されている。より詳しくは、側壁72に固定されているダクトスリーブ73に、ロータス管61の固定板63が図示しないボルト等で取付けられている。
さや管ダクトスリーブ62の第一の端部62aは、ハンドホール71内で突出している。さや管ダクトスリーブ62の第一の端部62aから収容管51の端部51aまでの距離L1は、例えば数百mm程度である。
ハンドホール71はコンクリート等で上方が開口された箱状に形成されている。この開口には、図示しない蓋が取付けられる。作業者は、ハンドホール71から蓋を取外し、ハンドホール71内で必要な作業を行う。
【0018】
図3に示すように、本実施形態の取付け具1は、収容管51の管路に挿通可能な小径部11と、小径部11の軸線C方向に位置をずらして小径部11に連なるように形成された大径部12と、を備えている。
小径部11は、ゴムや樹脂等の弾性を有する材料で円筒状又は円柱状に形成されている。言い換えると、小径部11は、軸線Cを中心軸線とする軸状部材であり、小径部11の外径に比べて小径部11の軸線C方向の長さの方が長い。小径部11の外径は、収容管51の内径に等しいか収容管51の内径よりも小さい。
【0019】
小径部11における大径部12が接続された端部とは異なる端部11aは、先端に向かうほど外径が小さくなる円錐状に形成されている。小径部11における端部11a以外の部分の軸線C方向の長さL2は、10mm以上であることが好ましく、300mm以上であることがより好ましい。
小径部11の外面には、全周にわたり溝部11bが形成されている。この溝部11bにOリング(弾性部材)13が配置されている。すなわち、小径部11の外面にはOリング13が取付けられている。Oリング13の外径は、小径部11の外径よりも大きい。Oリング13の外径は、収容管51の内径に等しいか収容管51の内径よりも大きい。
【0020】
大径部12は、樹脂や金属等により円筒状又は円柱状に形成されている。大径部12は、収容管51の外径に略等しい外径を有する。より詳しくは、大径部12の外径は、収容管51の外径に等しいか収容管51の外径よりも大きい。大径部12の外径は、小径部11の外径及び収容管51の内径よりも大きく、さや管ダクトスリーブ62の内径よりも小さい。大径部12の軸線C方向の長さは、前述の距離L1よりも長い。
【0021】
このように構成された取付け具1を製造するには、例えば前述の収容管51を用いることができる。すなわち、大径部12には収容管51を適切な長さに切断したものを用いる。小径部11には、収容管51を縦割りにしたうえで周方向の長さを短くしたものを、接着剤等により円筒状に形成したものを用いる。形成した大径部12と小径部11とを接着剤等により接合することで、取付け具1が製造される。
【0022】
次に、前述の取付け具1を用いて収容管51をロータス管61のさや管ダクトスリーブ62内に挿通させて収容管51にロータス管61を取付ける本実施形態のロータス管取付け方法(以下、取付け方法と略称する)について説明する。
まず、図4に示すように、予めハンドホール71に取付けられているロータス管61に対して、さや管ダクトスリーブ62内に取付け具1を挿通させて後述する治具取付け工程(ステップS1)を行う。
【0023】
治具取付け工程S1では、各収容管51内に取付け具1の小径部11を挿通するとともに、各取付け具1の大径部12の少なくとも一部を地中Gからハンドホール71内に突出した状態にする。すなわち、取付け具1により収容管51をハンドホール71内まで延長する。
このとき、Oリング13が収容管51の内面に摺動する(擦れながら移動する)。収容管51とOリング13との間に作用する摩擦力により、収容管51に取付け具1を確実に取付けられる。小径部11は弾性を有する材料で形成されているため、収容管51と小径部11との間に作用する摩擦力により、収容管51に取付け具1を確実に取付けられる。小径部11が円錐状の端部11aを有することで、収容管51の管路に小径部11を挿入しやすい。
収容管51の端面に取付け具1の大径部12の端面を当接させる。複数の収容管51に対して、取付け具1を取付ける。
【0024】
次に、図5に示すように、収容管51及び取付け具1に対してロータス管61を、収容管51の第二の端部62bから第一の端部62aへ向かう方向に相対的に移動させる(ロータス管具取外し工程S3)を行う。これにより、取付け具1のさや管ダクトスリーブ62内から収容管51及び取付け具1を取外す。予めハンドホール71に取付けられているロータス管61がハンドホール71から取外される。ロータス管61を取外す前に、対応するさや管ダクトスリーブ62及び取付け具1に同一の番号(数字)等の指標を付けることが好ましい。
ここで、取外したロータス管61を修理したり、取外したロータス管61を別の新しいロータス管61に交換したりする。
【0025】
次に、図5に示すように、修理したロータス管61又は別の新しいロータス管61であるロータス管61Aのさや管ダクトスリーブ62の第二の端部62b内に各取付け具1の大径部12を挿通させる(挿通工程S5)。各取付け具1の大径部12は地中Gから突出しているため、この大径部12をさや管ダクトスリーブ62内に挿通させることは容易である。前述の指標等を参考にして取付け具1とさや管ダクトスリーブ62とを対応付けることにより、取付け具1へのさや管ダクトスリーブ62の差し間違いが抑えられる。取付け具1を介して収容管51の中心軸とさや管ダクトスリーブ62の中心軸とを合わせやすい。
【0026】
図4に示すように、収容管51及び取付け具1に対してロータス管61Aを、さや管ダクトスリーブ62の第一の端部62aから第二の端部62bへ向かう方向に相対的に移動させる。収容管51の外径と大径部12の外径とが略等しいため、大径部12の外面に沿ってさや管ダクトスリーブ62を移動させると、収容管51と大径部12との間に形成される段差にさや管ダクトスリーブ62が係止されることを抑えて、さや管ダクトスリーブ62内に収容管51が挿通される。
必要に応じて、ダクトスリーブ73にロータス管61Aの固定板63を図示しないボルト等で取付ける。
【0027】
次に、図1に示すように、収容管51から各取付け具1の小径部11を取外す(治具取外し工程S7)。
以上の工程により、ハンドホール71に取付けられているロータス管61が取外された後で、取付け方法の各工程が終了し、ハンドホール71にロータス管61Aが取付けられる。
【0028】
以上説明したように、本実施形態の取付け具1及び取付け方法によれば、収容管51内に取付け具1の小径部11を挿通させると、取付け具1の大径部12の少なくとも一部が地中Gから突出する。大径部12は地中Gから突出しているため、この大径部12をさや管ダクトスリーブ62内に挿通させることは容易である。収容管51の外径と大径部12の外径とが略等しいため、大径部12の外面に沿ってさや管ダクトスリーブ62を移動させると、さや管ダクトスリーブ62内に収容管51が挿通される。
したがって、収容管51の端部51aが地中Gに配置されている場合でも、取付け具1により収容管51をハンドホール71内まで延長することで、さや管ダクトスリーブ62内に収容管51を容易に挿通させることができる。
【0029】
予めハンドホール71に取付けられているロータス管61に対してさや管ダクトスリーブ62内に取付け具1を挿通させて治具取付け工程S1を行う。これにより、予めハンドホール71に取付けられているロータス管61をハンドホール71から取外してから、ロータス管61Aのさや管ダクトスリーブ62内に収容管51を容易に挿通させることができる。
小径部11の外面にOリング13が取付けられているため、収容管51とOリング13との間に作用する摩擦力により、収容管51に取付け具1を確実に取付けることができる。小径部11は弾性を有する材料で形成されているため、収容管51と小径部11との間に作用する摩擦力により、収容管51に取付け具1を確実に取付けることができる。
Oリング13が取付けられていること、及び小径部11は弾性を有する材料で形成されていることにより、収容管51から取付け具1が外れ難くすることができる。
【0030】
なお、本実施形態ではハンドホール71にロータス管61が取付けていない状態で、前述の治具取付け工程S1、挿通工程S5、及び治具取外し工程S7を行って収容管51にロータス管61Aを取付けてもよい。
小径部11にOリング13が取付けられていていなくてもよい。また、小径部11は弾性を有する材料で形成されていなくてもよい。このように構成しても、取付け具1により収容管51を延長させることで、さや管ダクトスリーブ62内に収容管51を容易に挿通させることができる。
【0031】
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、取付け具1の大径部12を円筒状に形成してもよい。この場合、一対の取付け具1の一方の取付け具1の大径部12の筒孔に、他方の取付け具1の小径部11を挿入して、一対の取付け具1を長手方向に連結して、取付け方法に用いてもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 取付け具(ロータス管取付け具)
11 小径部
12 大径部
13 Oリング(弾性部材)
51 収容管(管状部材)
51a 端部
61、61A ロータス管
62 さや管ダクトスリーブ
C 軸線
G 地中
S1 治具取付け工程
S5 挿通工程
S7 治具取外し工程
図1
図2
図3
図4
図5