特許第6626462号(P6626462)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6626462無線ネットワークアクセスおよび無線データトラヒックを制御する装置および方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6626462
(24)【登録日】2019年12月6日
(45)【発行日】2019年12月25日
(54)【発明の名称】無線ネットワークアクセスおよび無線データトラヒックを制御する装置および方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/02 20090101AFI20191216BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20191216BHJP
【FI】
   H04W28/02
   H04W84/12
【請求項の数】24
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-573834(P2016-573834)
(86)(22)【出願日】2015年6月22日
(65)【公表番号】特表2017-525226(P2017-525226A)
(43)【公表日】2017年8月31日
(86)【国際出願番号】US2015037004
(87)【国際公開番号】WO2016003690
(87)【国際公開日】20160107
【審査請求日】2018年6月22日
(31)【優先権主張番号】201410318741.4
(32)【優先日】2014年7月4日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511050697
【氏名又は名称】アリババ グループ ホウルディング リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】シュ,チャオ
【審査官】 望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2014/0171078(US,A1)
【文献】 特開2008−160324(JP,A)
【文献】 カナダ国特許出願公開第2736346(CA,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00−H04W99/00
H04B7/24−H04B7/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサ機器により実装され、情報処理機器の無線データトラヒックを制御する方法であって、
Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することと、
前記プロセッサ機器により、前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定することと、
前記決定された機器の種類に従って、前記情報処理機器の前記無線データトラヒックを制御することと、
を含前記制御することが、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記情報処理機器がダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記情報処理機器の前記無線データトラヒックを提供することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索することと、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
無線データトラヒックを制御する装置であって、
メモリデバイスと、
前記メモリデバイスに連通結合されたプロセッサ機器と、
を備え、前記プロセッサ機器が、
Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得し、
前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定し、
前記決定された機器の種類に従って、情報処理機器の前記無線データトラヒックを制御する、
ように構成され、前記制御が、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記情報処理機器がダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記情報処理機器の前記無線データトラヒックを提供することと、
を含む、装置。
【請求項6】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記プロセッサ機器が、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索し、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、
ように構成された、請求項に記載の装置。
【請求項7】
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記プロセッサ機器が、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、請求項に記載の装置。
【請求項8】
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記プロセッサ機器が、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、請求項に記載の装置。
【請求項9】
プロセッサ機器により実装され、無線ネットワークアクセスを制御する方法であって、
クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することと、
前記プロセッサ機器により、前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定することと、
前記決定された機器の種類に従って、前記クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御することと、
を含み、前記制御することが、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記クライアントアプリケーションがダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記クライアントアプリケーションが前記ファイルをダウンロードすることを許可することと、
を含む、方法。
【請求項10】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記認証識別子に基づいて前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索することと、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することと、
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
無線トラヒック制御サービスをクライアントアプリケーションに提供するコンピュータサーバであって、
メモリデバイスと、
前記メモリデバイスに連通結合されたプロセッサ機器と、
を備え、前記プロセッサ機器が、
前記クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得し、
前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定し、
前記決定された機器の種類に従って、前記クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御する、
ように構成され、前記制御が、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記クライアントアプリケーションがダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記クライアントアプリケーションが前記ファイルをダウンロードすることを許可することと、
を含む、コンピュータサーバ。
【請求項14】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記プロセッサ機器が、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索し、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、
ように構成された、請求項13に記載のコンピュータサーバ。
【請求項15】
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記プロセッサ機器が、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、請求項14に記載のコンピュータサーバ。
【請求項16】
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記プロセッサ機器が、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定する、請求項14に記載のコンピュータサーバ。
【請求項17】
機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な1組の命令を格納する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1組の命令が情報処理機器の無線データトラヒックを制御する方法を前記機器に実施させ、前記方法が、
Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することと、
前記プロセッサ機器により、前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定することと、
前記決定された機器の種類に従って、前記情報処理機器の前記無線データトラヒックを制御することと、
を含み、前記制御することが、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記情報処理機器がダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記情報処理機器の前記無線データトラヒックを提供することと、
を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記認証識別子に基づいて前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索することと、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することと、
を含む、請求項17に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記機器製造業者の前記情報に基づいて前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することを含む、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
前記機器の前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な前記1組の命令が、前記機器に、
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することをさらに実施させる、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項21】
機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な1組の命令を格納する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1組の命令が無線ネットワークアクセスを制御する方法を前記機器に実施させ、前記方法が、
クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することと、
前記プロセッサ機器により、前記認証識別子に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器であるかインテリジェント端末機器であるかを決定することと、
前記決定された機器の種類に従って、前記クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御することと、
を含み、前記制御することが、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記インテリジェント端末機器であると決定された場合、既定値を超えるサイズのファイルを前記クライアントアプリケーションがダウンロードすることを禁止することと、
前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であると決定された場合、前記クライアントアプリケーションが前記ファイルをダウンロードすることを許可することと、
を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項22】
前記認証識別子が、前記Wi−Fiホットスポット機器の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み、前記認証識別子に基づいて前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにおいて、前記MACアドレスに対応する機器製造業者の情報を探索することと、
前記機器製造業者の前記情報に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することと、
を含む、請求項21に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項23】
前記機器製造業者の前記情報に基づいて前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することが、
前記機器製造業者の前記情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、前記機器製造業者により提供されたMACアドレスと前記複数種類の前記Wi−Fiホットスポット機器との間の関係に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することを含む、請求項22に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項24】
前記機器の前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な前記1組の命令が、前記機器に、
前記MACアドレスに対応する前記機器製造業者の前記情報が前記OUI配布ライブラリに見つからない場合、前記Wi−Fiホットスポット機器のサービスセット識別子(SSID)に基づいて、前記Wi−Fiホットスポット機器の種類が前記無線ルーティング機器であるか前記インテリジェント端末機器であるかを決定することをさらに実施させる、請求項22に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[001] 本願は、2014年7月4日に出願された中国特許出願第201410318741.4号の優先権の利益を主張するものであり、そのすべての内容を本明細書に援用する。
【0002】
[002] 本願は、通信技術の分野に関し、より詳細には、無線ネットワークアクセスおよび無線データトラヒックを制御する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0003】
[003] 無線通信技術の進歩に伴い、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)ホットスポット機器により共有された無線ネットワークを介して、インテリジェント端末機器(たとえば、スマートフォン、タブレット、ラップトップ等)がインターネットに無線アクセス可能となっている。一般的に、Wi−Fiホットスポット機器には2種類あって、1つ目の種類としては、有線ネットワークの無線ネットワークへの変換に用いられる無線ルータ等の無線ルーティング機器が挙げられる。2つ目の種類としては、使用する通信ネットワーク(たとえば、2G/3G/4Gネットワーク)をスマートフォン、ノートブックコンピュータ等の別のインテリジェント端末機器と共有可能にするWi−Fiホットスポット機能を有するインテリジェント端末機器が挙げられる。
【0004】
[004] インテリジェント端末機器が共有する無線ネットワークを用いて大量のデータをダウンロードすると、データトラヒックに関して過大なコストが発生する可能性がある。このため、類似する状況において、無線データトラヒックを自動制御することにより、過大なコストを防止する解決手段を提供することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
[005] 一態様において、本開示は、情報処理機器の無線データトラヒックを制御する方法を対象とする。この方法は、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することを含んでいてもよい。また、この方法は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定することを含んでいてもよい。さらに、この方法は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、情報処理機器の無線データトラヒックを制御することを含んでいてもよい。
【0006】
[006] 別の態様において、本開示は、無線データトラヒックを制御する装置を対象とする。この装置は、メモリデバイスと、当該メモリデバイスに連通結合されたプロセッサ機器とを備えていてもよい。プロセッサ機器は、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するように構成されていてもよい。また、プロセッサ機器は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定するように構成されていてもよい。さらに、プロセッサ機器は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、情報処理機器の無線データトラヒックを制御するように構成されていてもよい。
【0007】
[007] さらに別の態様において、本開示は、無線ネットワークアクセスを制御する方法を対象とする。この方法は、クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得することを含んでいてもよい。また、この方法は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定することを含んでいてもよい。さらに、この方法は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御することを含んでいてもよい。
【0008】
[008] さらに別の態様において、本開示は、無線トラヒック制御サービスをクライアントアプリケーションに提供するコンピュータサーバを対象とする。このコンピュータサーバは、メモリデバイスと、当該メモリデバイスに連通結合されたプロセッサ機器とを備えていてもよい。プロセッサ機器は、クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するように構成されていてもよい。また、プロセッサ機器は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定するように構成されていてもよい。さらに、プロセッサ機器は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御するように構成されていてもよい。
【0009】
[009] 本開示の別の目的および利点については、以下の詳細な説明に一部を示すが、一部は当該説明から明らかとなるか、または本開示の実施により把握可能となる。本開示の目的および利点は、特に添付の特許請求の範囲に示す要素および組み合わせによって実現および達成されることになる。
【0010】
[010] 上記概要および以下の詳細な説明は、例示として説明を目的としたものに過ぎず、特許請求の範囲に係る本発明を制限するものではないことが了解されるものとする。
【0011】
[011] 本明細書の一部を構成する添付の図面は、複数の実施形態を示しており、記述と併せて、開示の原理を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】[0012]本願の一実施形態に係る、無線データトラヒックを制御する例示的な方法のフローチャートである。
図2】[0013]本願の別の実施形態に係る、無線ネットワークアクセスを制御する例示的な方法のフローチャートである。
図3】[0014]本願の一実施形態に係る、例示的なインテリジェント端末機器の模式図である。
図4】[0015]本願の一実施形態に係る、例示的な無線データトラヒック制御モジュールの機能図である。
図5】[0016]本願の別の実施形態に係る、例示的なコンピュータサーバの模式図である。
図6】[0017]本願の別の実施形態に係る、例示的な無線データトラヒック制御モジュールの機能図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[0018] 以下、本発明の例示的な実施形態を詳しく参照するが、添付の図面には、これらの例を示している。図面の全体を通して、同じ参照番号を必要に応じて使用することにより、同一または同様の部分を表している。
【0014】
[019] 図1は、本願の一実施形態に係る、無線データトラヒックを制御する例示的な方法100のフローチャートである。方法100は、以下の工程を含んでいてもよい。
【0015】
[020] 工程101:インテリジェント端末機器は、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するようにしてもよい。
【0016】
[021] 本実施形態は、Wi−Fiホットスポット機器を介してインターネット等のネットワークリソースにアクセス可能とするWi−Fi接続機能を備えたスマートフォン、タブレットコンピュータ、または他の電子機器等のインテリジェント端末機器に適用可能である。本明細書において、インテリジェント端末機器は、情報処理機器と称する場合もある。インテリジェント端末機器は、たとえばインストールされた特定のアプリケーション(APP)を用いて、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するようにしてもよい。
【0017】
[022] 認証識別子は、媒体アクセス制御(MAC)アドレス、サービスセット識別子(SSID)、および/またはWi−Fiホットスポット機器の種類を認証可能な他の識別子を含んでいてもよい。
【0018】
[023] 工程102:インテリジェント端末機器は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定するようにしてもよい。
【0019】
[024] 本実施形態においては、認証識別子とWi−Fiホットスポット機器の種類との対応付けが事前に格納されていてもよい。Wi−Fiホットスポット機器の種類には、インテリジェント端末機器、無線ルーティング機器等を含んでいてもよい。インテリジェント端末機器は、Wi−Fiホットスポット機器として機能するようになっていてもよい。たとえば、インテリジェント端末機器は、2G/3G/4Gネットワーク等の通信ネットワーク接続を別のインテリジェント端末機器と共有することにより、Wi−Fiホットスポットとして機能するようになっていてもよい。無線ルーティング機器は、有線ネットワークを無線ネットワークに変換することによって、さまざまな機器がインターネット等のネットワークリソースにアクセスするWi−Fiホットスポットとして機能し得る。
【0020】
[025] 工程103:インテリジェント端末機器は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、無線データトラヒックを制御するようにしてもよい。
【0021】
[026] 本実施形態においては、Wi−Fiホットスポット機器の種類と無線データトラヒック制御法との対応付けが事前に格納されていてもよい。たとえば、Wi−Fiホットスポット機器の種類が無線ルーティング機器である場合、インテリジェント端末機器の無線データトラヒックは、制限されなくてもよい。別の例において、Wi−Fiホットスポット機器の種類がインテリジェント端末機器である場合、当該インテリジェント端末機器の無線データトラヒックは、過大なデータコストを防止するため、制限されていてもよい。たとえば、インテリジェント端末機器は、過度に大きなファイルのダウンロードの禁止により、Wi−Fiホットスポットとして機能する当該インテリジェント端末機器に対する過大なデータトラヒックコストの発生を回避するようにしてもよい。
【0022】
[027] 方法100においては、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子が取得され、Wi−Fiホットスポット機器の種類が決定され、さまざまな動作が実行されることにより、さまざまな種類のWi−Fiホットスポット機器に応じて、インテリジェント端末機器の無線データトラヒックが制御されるようになっていてもよい。自身の通信(たとえば、2G/3G/4G)ネットワーク接続を共有してWi−Fiホットスポットを提供しているユーザの場合、Wi−Fiホットスポットを用いてインターネットに接続する1つまたは複数の他の機器の無線データトラヒックは、たとえば過度に大きなファイルのダウンロードが制限されることにより、無線データトラヒックに関するユーザのデータコストが抑えられるようになっていてもよい。
【0023】
[028] 以下、Wi−Fiホットスポットを介してスマートフォンがネットワークリソースにアクセスする例を用いて、一実施形態を説明する。
【0024】
[029] Wi−Fi機能を有効にした後、スマートフォンは、スキャンによって、信号を受信できるすべての利用可能なWi−Fiホットスポットを取得するとともに、SSIDおよび/または基本サービスセット識別情報(BSSID)等、各Wi−Fiホットスポットの情報を取得するようにしてもよい。SSIDは、対応するWi−Fiホットスポットのユーザが編集可能な名称であってもよい。BSSIDは、対応するWi−Fiホットスポット機器の実際のMACアドレスであってもよいし、対応するWi−Fiホットスポット機器の実際のMACアドレスに由来するMACアドレスであってもよい。いずれの場合も、MACアドレスの最初の3バイトは一般的に、Wi−Fiホットスポット機器の製造業者(または、Wi-Fiホットスポット機器に組み込まれたWi-Fiモジュールの製造業者)が電気電子技術者協会(IEEE)の登録認定機関(RA)に登録した後、当該RAによって機器製造業者に配布された機器コードである。特定の製造業者の機器コードは、他の機器製造業者の機器コードと異なる。
【0025】
[030] MACアドレスを用いてWi−Fiホットスポット機器の種類を決定する精度は、比較的高い。好適な一実施態様においては、Wi−Fiホットスポット機器のMACアドレスを取得し、当該MACアドレスに従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定することができる。たとえば、ネットワークを介して、組織固有識別子(OUI)配布ライブラリにアクセスされるようになっていてもよい。MACアドレスの最初の3バイトに対応する機器製造業者の情報については、OUI配布ライブラリを探索し、当該機器製造業者の情報に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定することができる。機器製造業者とWi−Fiホットスポット機器の種類との対応付けは、事前に格納されていてもよい。たとえば、機器製造業者TP−LINKに対応するWi−Fiホットスポット機器の種類は、無線ルーティング機器であってもよく、機器製造業者APPLEに対応するWi−Fiホットスポット機器の種類は、インテリジェント端末機器であってもよい。
【0026】
[031] 機器製造業者の情報が複数種類のWi−Fiホットスポット機器を含む場合、Wi−Fiホットスポット機器の種類は、機器製造業者により提供されたMACアドレスと複数種類のWi−Fiホットスポット機器との間の関係に従って決定されるようになっていてもよい。たとえば、機器製造業者がインテリジェント端末機器および無線ルーティング機器の両方を製造している場合、Wi−Fiホットスポット機器の種類は、機器製造業者により提供されたMACアドレスとWi−Fiホットスポット機器の種類との対応付けに従って決定されるようになっていてもよい。
【0027】
[032] 機器製造業者は、IEEEのRAに登録していない場合もあるため、これらの機器製造業者は、OUI配布ライブラリにおいて見つけられない。この場合、Wi−Fiホットスポット機器の種類は、Wi−FiホットスポットのSSIDに従って決定されるようになっていてもよい。たとえば、Wi−Fiホットスポット機器のSSIDは、ユーザにより修正されるようになっていてもよいし、Wi−Fiホットスポット機器製造業者または機器のオペレーティングシステムにより予め設定されたデフォルト値のままであってもよい。一般的に、デフォルトのSSIDは、機器名またはシステム名に文字列を追加したものである。したがって、Wi−Fiホットスポット機器の種類は、既定の文字列がSSIDに存在するか否かを判定することによって決定されるようになっていてもよい。たとえば、Androidオペレーティングシステムを使用する機器は一般的に、インテリジェント端末機器であり、Androidオペレーティングシステムにより予め設定されたデフォルトのSSIDは一般的に、Androidという文字列を含む。したがって、SSIDにおけるAndroidという文字列とWi−Fiホットスポット機器(たとえば、インテリジェント端末機器)の種類との対応付けが予め設定されていてもよい。別の例示において、製造業者TP−LINKは一般的に、無線ルーティング機器を作製しており、そのデフォルトのSSIDは一般的に、TP−LINKという文字列を含む。このため、SSIDにおけるTP−LINKという文字列とWi−Fiホットスポット機器(たとえば、無線ルーティング機器)の種類との対応付けが予め設定されていてもよい。
【0028】
[033] Wi−Fiホットスポット機器の種類が決定されたら、このWi−Fiホットスポット機器の種類に従って、無線データトラヒックが制御されるようになっていてもよい。たとえば、Wi−Fiホットスポット機器の種類がインテリジェント端末機器である場合は、既定値を超えるサイズのファイルのダウンロードが禁止されるようになっていてもよい。既定値は、開発者またはユーザにより設定されていてもよい。たとえば、既定値は、10Mバイトとして設定されていてもよい。たとえば、無線ネットワークアクセスをスマートフォンに提供しているWi−Fiホットスポット機器が別のインテリジェント端末機器である場合、スマートフォンは、10MBを超えるファイルのダウンロードが禁止されるようになっていてもよい。このようなファイルは、たとえば特定のAPPまたはメディアファイルであってもよい。ダウンロードするファイルサイズを制限することにより、Wi−Fiホットスポットとして機能するインテリジェント端末機器に対する過大なデータトラヒックコストの発生を回避可能である。当業者には当然のことながら、機器による任意のファイルのダウンロードの禁止または他の適当な方法等、無線データトラヒックを制御する他の方法も可能である。
【0029】
[034] 上述の例においては、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子が取得された後、Wi−Fiホットスポット機器の種類が決定され、さまざまな動作が実行されることにより、さまざまな種類のWi−Fiホットスポット機器に応じて、インテリジェント端末機器の無線データトラヒックが制御され得る。自身の通信(たとえば、2G/3G/4G)ネットワーク接続を共有してWi−Fiホットスポットを提供しているユーザの場合、Wi−Fiホットスポットを用いてインターネットに接続する1つまたは複数の他の機器の無線データトラヒックは、たとえば過度に大きなファイルのダウンロードが制限されることにより、無線データトラヒックに関するユーザのデータコストが抑えられるようになっていてもよい。
【0030】
[035] 図2は、本願の別の実施形態に係る、無線ネットワークアクセスを制御する例示的な方法200のフローチャートである。方法200は、以下の工程を含んでいてもよい。
【0031】
[036] 工程201:クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得する。
【0032】
[037] 工程202:認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定する。
【0033】
[038] 工程203:Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御する。
【0034】
[039] 方法200は、コンピュータサーバに適用されるようになっていてもよい。クライアントアプリケーションは、ネットワークを介してコンピュータサーバにアクセスした場合、当該コンピュータサーバからファイルをダウンロードすることができる。
【0035】
[040] たとえば、クライアントアプリケーションがロードされたインテリジェント端末機器は、Wi−Fiホットスポットを介して無線ネットワークにアクセスし、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するようにしてもよい。Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得する方法は、方法100と同様であってもよい。クライアントアプリケーションは、コンピュータサーバと連通している場合、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子をサーバに送信するようにしてもよい。クライアントアプリケーションは、サーバへの接続後にWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を送信するようにしてもよいし、サーバからの要求を受信した後にWi−Fiホットスポット機器の認証識別子をサーバに送信するようにしてもよい。また、認証識別子を送信する他のタイミングおよび方法も使用可能である。
【0036】
[041] クライアントアプリケーションにより送信されたWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得した後、コンピュータサーバは、認証識別子に従ってWi−Fiホットスポット機器の種類を決定し、その後、当該種類に従ってクライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御するようにしてもよい。種類の決定および情報ダウンロードの制御は、方法100と同様に実施されるようになっていてもよい。
【0037】
[042] 本開示は、方法100に対応する無線データトラヒック制御装置の一実施形態をさらに提供する。たとえば、制御機能は、ソフトウェアを用いて実装されていてもよく、無線データトラヒック制御装置の担体として機能するインテリジェント端末機器上で実行されるようになっていてもよい。図3は、無線データトラヒックを制御するように構成された例示的なインテリジェント端末機器300の模式図である。インテリジェント端末機器300は、プロセッサ機器310、バス320、ネットワークインターフェース330、メモリデバイス340、および不揮発性ストレージ350を具備していてもよい。無線データトラヒック制御モジュール345がメモリ340にロードされるようになっていてもよく、プロセッサ310により実行された場合、さまざまな制御機能を実行する。図4は、無線データトラヒック制御モジュール345の機能図である。図4に示すように、無線データトラヒック制御モジュール345は、識別子取得ユニット410、無線ホットスポット種類決定ユニット420、および無線データトラヒック制御ユニット430を具備していてもよい。
【0038】
[043] 識別子取得ユニット410は、たとえばネットワークインターフェース330を介して、Wi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するように構成されていてもよい。
【0039】
[044] 無線ホットスポット種類決定ユニット420は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定するように構成されていてもよい。
【0040】
[045] 無線データトラヒック制御ユニット430は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、インテリジェント端末機器300の無線データトラヒックを制御するように構成されていてもよい。
【0041】
[046] 本開示は、方法200に対応するクライアントアプリケーションに無線トラヒック制御サービスを提供するコンピュータサーバ500の一実施形態をさらに提供する。たとえば、制御機能は、ソフトウェアを用いて実装されていてもよく、コンピュータサーバ500により実行されるようになっていてもよい。図5は、無線トラヒック制御サービスを提供するように構成された例示的なコンピュータサーバ500の模式図である。サーバ500は、プロセッサ機器510、バス520、ネットワークインターフェース530、メモリデバイス540、および不揮発性ストレージ550を具備していてもよい。無線データトラヒック制御モジュール545がメモリ540にロードされるようになっていてもよく、プロセッサ510により実行された場合、さまざまな制御機能を実行する。図6は、無線データトラヒック制御モジュール545の機能図である。図6に示すように、無線データトラヒック制御モジュール545は、取得ユニット610、決定ユニット620、および制御ユニット630を具備していてもよい。
【0042】
[047] 取得ユニット610は、クライアントアプリケーションが無線ネットワークにアクセスするために使用されるWi−Fiホットスポット機器の認証識別子を取得するように構成されていてもよい。
【0043】
[048] 決定ユニット620は、認証識別子に従って、Wi−Fiホットスポット機器の種類を決定するように構成されていてもよい。
【0044】
[049] 制御ユニット630は、Wi−Fiホットスポット機器の種類に従って、クライアントアプリケーションの情報ダウンロードを制御するように構成されていてもよい。
【0045】
[050] 上記装置およびサーバにおけるさまざまなユニットの機能および動作の実装は、対応する方法および工程の実装を参照して得られるようになっていてもよい。
【0046】
[051] 本明細書においては、無線データトラヒックを制御する装置および方法を説明した。図示の工程は、上述の例示的な実施形態を説明するためのものであり、現行の技術開発によって、特定機能の実行方法は変化するものと予想される。したがって、これらの例は、説明を目的として本明細書に提示しており、何ら制限するものではない。たとえば、本明細書に開示の工程またはプロセスは、上述の順序での実行に限定されず、任意の順序で実行されるようになっていてもよく、また、開示の実施形態と矛盾することなく、一部の工程が省略されていてもよい。さらに、本明細書においては、説明の便宜上、機能構成ブロックの境界を任意に規定している。指定の機能およびその関係が適当に実行される限りにおいては、別の境界を規定することも可能である。当業者には、本明細書に含まれる教示内容に基づいて、代替手段(本明細書に記載したものの均等手段、拡張手段、変形手段、派生手段等)が明らかとなるであろう。このような代替手段についても、開示の実施形態の範囲および主旨に含まれる。
【0047】
[052] 本明細書においては、開示の原理の例および特徴を説明しているが、開示の実施形態の主旨および範囲から逸脱することなく、改良、適応、および他の実施態様も可能である。また、単語「備える」、「有する」、「含む」、「具備する」、および他の類似形は、意味的に同等であり、オープンエンドであって、これらの単語のいずれか1つに続く1つまたは複数の項目は、このような1つまたは複数の項目を総記するものでもなければ、記載した1つまたは複数の項目にのみ限定するものでもない。また、本明細書および添付の特許請求の範囲において、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈上別段の明確な指示がない限り、複数表現を含むことに留意する必要がある。
【0048】
[053] さらに、本開示と矛盾しない実施形態の実装には、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体が利用されるようになっていてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサにより読み出し得る情報またはデータを格納可能な任意の種類の物理メモリを表す。したがって、コンピュータ可読記憶媒体は、本明細書に記載の実施形態と矛盾しない工程または段階を1つまたは複数のプロセッサに行わせる命令等、プロセッサが実行する命令を格納するようにしてもよい。用語「コンピュータ可読媒体」は、有形物を含むとともに搬送波および過渡信号を含まないこと、すなわち、持続性であることが了解されるものとする。その例としては、RAM、ROM、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ハードドライブ、CD−ROM、DVD、フラッシュドライブ、ディスク、およびその他任意の既知の物理的記憶媒体が挙げられる。
【0049】
[054] 本開示および例は、ほんの一例に過ぎないと考えるべきであり、開示の実施形態の正確な範囲および主旨は、以下の特許請求の範囲により示される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6