【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の実施形態は、ユーザ機器、アクセスネットワークデバイス、ならびにフィードバック情報送信および受信方法を提供し、それによって、より多くのフィードバック情報ビットがフィードバックされるときにオーバーヘッドをどのように低減するかの課題を解決する。
【0014】
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は、
受信モジュールであって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成されている受信モジュールと、
処理モジュールであって、データチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するように構成され、データチャネルは受信モジュールによって受信されるデータチャネルであり、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、
処理モジュールはチャネルリソースを決定するようにさらに構成され、チャネルリソースは第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、処理モジュールと、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するように構成され、チャネルリソースは処理モジュールによって決定されたチャネルリソースであり、チャネルフォーマットはp-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEはp-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットはq-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEはq-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、pおよびqは自然数であり、p>qである、送信モジュールとを含む、ユーザ機器を提供する。
【0015】
この実施形態において、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットまたはq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、チャネルフォーマットが、最大pまたはqのコードブックサイズのフィードバック情報(ACK/NACKなど)のフィードバックをサポートすることができることを意味し得る。コードブックサイズは、元の符号化されていないACK/NACKビットの量を指している。具体的には、pコードブックサイズは、第1の部分集合に対応し、qコードブックサイズは、第2の部分集合に対応する。すなわち、pコードブックサイズは、第1の部分集合内のダウンリンクサブフレームの量に従って決定され、qコードブックサイズは、第2の部分集合内のダウンリンクサブフレームの量に従って決定される。
【0016】
任意選択で、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって占有されるチャネルリソースは、n個のリソース要素を含み、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって占有されるチャネルリソースは、m個のリソース要素を含み、mおよびnは、自然数であり、mは、n以上である。このようにして、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、また、n-リソース-要素チャネルフォーマットとしてみなされてよく、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、また、m-リソース-要素チャネルフォーマットとしてみなされてよい。mがnよりも大きいときに、m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマットに基づき次の実施形態は、pコードブックサイズおよびqコードブックサイズのこの解決策に完全に適用可能であり、詳細は以下では繰り返し説明されない。続く実施形態において、m-リソース-要素チャネルフォーマットは、単に、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる必要があり、n個のリソース要素は、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットに対応する、すなわち、n-リソース-要素チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる。
【0017】
p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し得る、すなわち、mはnに等しくてよいことに留意すべきである。具体的には、同じ量のリソース要素が配置される時間周波数リソースは、重なり合う場合も重なり合わない場合もある。重なり合う場合、時間周波数リソースは、部分的にまたは完全に重なり合う場合がある。したがって、一例としてすべての続く実施形態は、m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマット(mはnよりも大きい)を使用することによって説明されているが、本発明はそれに限定されず、mはnに等しくてよい。
【0018】
任意選択で、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さよりも大きい。
【0019】
前述の任意選択の解決策について、第1の態様による実施形態で提供されるユーザ機器は、
受信モジュールであって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成されている受信モジュールと、
処理モジュールであって、受信モジュールによって受信されるデータチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、処理モジュールと、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは、自然数であり、m>nである、送信モジュールとを含む。
【0020】
第1の態様の第1の可能な実装方式において、受信モジュールは、次の方式で、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信する、すなわち、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成され、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである。
【0021】
第1の態様の第2の可能な実装方式において、受信モジュールは、次の方式で、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信する、すなわち、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成され、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである。
【0022】
前述の第1の可能な実装方式および前述の第2の可能な実装方式は、第1の態様による前述の実施形態から独立して、第2の態様および第3の態様などの、別の解決策として使用され得る。
【0023】
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、
受信モジュールであって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信し、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成されている、受信モジュールと、
処理モジュールであって、受信モジュールによって受信されるデータチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、処理モジュールと、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは、自然数であり、m>nである、送信モジュールとを含む、ユーザ機器を提供する。
【0024】
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、
受信モジュールであって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信し、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するように構成されている、受信モジュールと、
処理モジュールであって、受信モジュールによって受信されるデータチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、処理モジュールと、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは、自然数であり、m>nである、送信モジュールとを含む、ユーザ機器を提供する。
【0025】
第3の態様の可能な実装方式において、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第3のアップリンクチャネルリソースであり、送信モジュールは、処理モジュールの制御の下で、第3のアップリンクチャネルリソース上でk-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を送信するように構成され、kは、自然数であり、m>kである。
【0026】
第3のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースと同じであってよく、この場合k=nである。
【0027】
第1の態様の可能な実装方式は、第2の態様および第3の態様の可能な実装方式として使用され得ることに留意すべきである。簡潔さのため、詳細はここで繰り返し説明しない。第2の態様および第3の態様は、第1の態様と同じであってよく、すなわち、m-リソース-要素チャネルフォーマットをq-コードブック-サイズチャネルフォーマットと、n-リソース-要素チャネルフォーマットをp-コードブック-サイズチャネルフォーマットと置き換えることによって新しい実施形態として使用され得る。
【0028】
第1の態様、または第2の態様、または第3の態様の、第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式において、ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、リソース指示情報に従って、フィードバック情報を搬送するために使用されるチャネルリソースを決定するように構成される。
【0029】
第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に、アクセスネットワークデバイスによって構成される第2のアップリンクチャネルリソース集合を取得するようにさらに構成され、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソース集合に含まれる複数のアップリンクチャネルリソース内の各アップリンクチャネルリソースの一部は第1のアップリンクチャネルリソース集合を構成し、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである。
【0030】
第1の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式において、処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、
処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、
リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースを決定し、第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースから決定するか、または
第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から決定するか、または
リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソースを決定する、ように構成され、第1のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースの一部である。
【0031】
第1の態様の第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式において、処理モジュールが次の方式でチャネルリソースを決定する、すなわち、
ユーザ機器の識別情報または事前構成されている情報に従って、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定するように構成され、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである。
【0032】
任意選択で、処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、
処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、第2のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から決定するように構成される。
【0033】
第1の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に、アクセスネットワークデバイスによって事前構成される第1のアップリンクチャネルリソース集合および第2のアップリンクチャネルリソース集合を取得するようにさらに構成され、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである。
【0034】
第1の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式において、リソース指示情報の第1の状態集合は第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、リソース指示情報の第2の状態集合は第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差しない。
【0035】
第1の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式において、
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報の第1の状態集合内の状態に従って第1のアップリンクチャネル集合から決定するように構成されるか、または
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、フィードバック情報に対する第2のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報の第2の状態集合内の状態に従って第2のアップリンクチャネル集合から決定するように構成される。
【0036】
第1の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式において、リソース指示情報の状態は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースおよび/または第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0037】
第1の態様の第8の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式において、
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、
リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第3のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第4のアップリンクチャネルリソースを決定し、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合であると決定し、第3のアップリンクチャネルリソースが第1のアップリンクチャネルリソースであると決定するか、もしくは
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合であると決定し、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第1のアップリンクチャネルリソースを決定するように構成されるか、または
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、
リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第5のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第6のアップリンクチャネルリソースを決定し、第2のダウンリンクサブフレーム集合が、第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含むと決定し、第6のアップリンクチャネルリソースが第2のアップリンクチャネルリソースであると決定するか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が、第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含むと決定し、リソース指示情報の状態に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するか、または
リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第5のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第6のアップリンクチャネルリソースを決定し、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まないと決定し、第6のアップリンクチャネルリソースが第2のアップリンクチャネルリソースであると決定するか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まないと決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するように構成される。
【0038】
この実装方式における各パラメータの構成および各ステップの実行について、上記の実装方式の説明を参照することに留意すべきである。
【0039】
第1の態様の第12の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に、アクセスネットワークデバイスによって事前構成される第1のアップリンクチャネルリソース集合および第2のアップリンクチャネル集合を取得するようにさらに構成され、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、
ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報の状態は、第1の状態集合および第2の状態集合を含み、第1の状態集合は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第2の状態集合は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差せず、
処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するように構成される。
【0040】
第1の態様、または第1の態様の第1から第12の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第13の可能な実装方式において、
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースと重なり合うか、または
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースであり、
時間周波数リソースが重なり合うn-リソース-要素チャネルフォーマットおよびm-リソース-要素チャネルフォーマットは、直交符号を使用する。
【0041】
第1の態様、または第1の態様の第1から第13の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第14の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に事前構成に従って第1の部分集合および第2の部分集合を決定するようにさらに構成される。
【0042】
第1の態様の第14の可能な実装方式を参照して、第15の可能な実装方式において、
事前構成は、異なるアップリンクサブフレームに対して独立して実行される。
【0043】
第4の態様によれば、本発明の一実施形態は、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように構成されている、送信モジュールと、
処理モジュールであって、ダウンリンク制御情報をUEに送信するように送信モジュールを制御し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように送信モジュールを制御し、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、処理モジュールと、
受信モジュールであって、アップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成され、チャネルリソースは、処理モジュールによって決定され、チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、pおよびqは、自然数であり、p>qである、受信モジュールとを含む、アクセスネットワークデバイスを提供する。
【0044】
前述の実施形態と同様に、p-コードブック-サイズチャネルフォーマット、q-コードブック-サイズチャネルフォーマット、およびコードブックサイズの意味については、前述の実施形態の説明を参照されたい。m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマットに基づき以下の実施形態は、pコードブックサイズおよびqコードブックサイズのこの解決策に完全に適用可能であり、詳細は以下では繰り返し説明されない。続く実施形態において、m-リソース-要素チャネルフォーマットは、単に、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる必要があり、n-リソース-要素チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる。
【0045】
p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し得る、すなわち、mはnに等しくてよいことに留意すべきである。具体的には、同じ量のリソース要素が配置される時間周波数リソースは、重なり合う場合も重なり合わない場合もある。重なり合う場合、時間周波数リソースは、部分的にまたは完全に重なり合う場合がある。したがって、一例としてすべての続く実施形態は、m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマット(mはnよりも大きい)を使用することによって説明されているが、本発明はそれに限定されず、mはnに等しくてよい。
【0046】
任意選択で、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さよりも大きい。
【0047】
前述の任意選択の解決策について、第4の態様による実施形態で提供されるアクセスネットワークデバイスは、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように構成されている、送信モジュールと、
処理モジュールであって、ダウンリンク制御情報をUEに送信するように送信モジュールを制御し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように送信モジュールを制御し、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、処理モジュールと、
受信モジュールであって、処理モジュールによって決定されたアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは、自然数であり、m>nである、受信モジュールとを含む。
【0048】
第4の態様の第1の可能な実装方式において、送信モジュールは、次の方式で、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信する、すなわち、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するように構成され、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである。
【0049】
第4の態様の第2の可能な実装方式において、送信モジュールは、次の方式で、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信する、すなわち、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するように構成され、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである。
【0050】
前述の第1の可能な実装方式および前述の第2の可能な実装方式は、第4の態様による前述の実施形態から独立して、第5の態様および第6の態様などの、別の解決策として使用され得る。
【0051】
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信し、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するように構成されている、送信モジュールと、
処理モジュールであって、ダウンリンク制御情報をUEに送信するように送信モジュールを制御し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように送信モジュールを制御し、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は、少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は、第2の部分集合の真部分集合であり、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、処理モジュールと、
受信モジュールであって、処理モジュールによって決定されたアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは自然数であり、m>nである、受信モジュールとを含む、アクセスネットワークデバイスを提供する。
【0052】
第6の態様によれば、本発明の一実施形態は、
送信モジュールであって、処理モジュールの制御の下で、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信し、第2のダウンリンクサブフレーム集合内に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するように構成されている、送信モジュールと、
処理モジュールであって、ダウンリンク制御情報をUEに送信するように送信モジュールを制御し、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するように送信モジュールを制御し、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定し、チャネルリソースを決定するように構成され、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合であり、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、処理モジュールと、
受信モジュールであって、処理モジュールによって決定されたアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成され、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは自然数であり、m>nである、受信モジュールとを含む、アクセスネットワークデバイスを提供する。
【0053】
第6の態様の可能な実装方式において、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第3のアップリンクチャネルリソースであり、送信モジュールは、処理モジュールの制御の下で、第3のアップリンクチャネルリソース上でk-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を送信するように構成され、kは自然数であり、m>kである。
【0054】
第3のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースと同じであってよく、この場合k=nである。
【0055】
第4の態様の可能な実装方式は、第5の態様および第6の態様の可能な実装方式として使用され得ることに留意すべきである。簡潔さのため、詳細はここで繰り返し説明されない。第5の態様および第6の態様は、第4の態様と同じであってよく、すなわち、m-リソース-要素チャネルフォーマットをq-コードブック-サイズチャネルフォーマットと、n-リソース-要素チャネルフォーマットをp-コードブック-サイズチャネルフォーマットと置き換えることによって新しい実施形態として使用され得る。
【0056】
第4の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式において、ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報は、フィードバック情報を搬送するために使用される第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースを指示するために使用される。
【0057】
第4の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に、送信モジュールを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース集合に関する情報をUEに送信するようにさらに構成され、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソース集合内の複数のアップリンクチャネルリソース内の各アップリンクチャネルリソースの一部は第1のアップリンクチャネルリソース集合を構成し、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである。
【0058】
第4の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式において、
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、第1のアップリンクチャネルリソースを含むアップリンクチャネルリソースを指示するか、またはリソース指示情報は第1のアップリンクチャネルリソース集合内の第1のアップリンクチャネルリソースを指示するか、または
処理モジュールによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内の第2のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0059】
第4の態様の第5の可能な実装方式を参照して、6の可能な実装方式において、リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、第1のアップリンクチャネルリソースを含むアップリンクチャネルリソースを指示し、
処理モジュールがチャネルリソースを次の方式で決定する、すなわち、
UEの識別情報または事前構成されている情報に従って、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定するように構成される。
【0060】
第4の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に、第1のアップリンクチャネルリソース集合に関する情報および第2のアップリンクチャネル集合に関する情報をUEに送信するように送信モジュールを制御するようにさらに構成され、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである。
【0061】
第4の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式において、リソース指示情報の第1の状態集合は第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、リソース指示情報の第2の状態集合は第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差しない。
【0062】
第4の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式において、リソース指示情報の状態は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースおよび/または第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0063】
第4の態様の第4から第7までの可能な実装方式、または第9の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第10の可能な実装方式において、
受信モジュールは、次の方式でフィードバック情報を受信する、すなわち、アップリンクサブフレーム内のリソース指示情報によって指示されている第2のアップリンクチャネルリソース上で、m-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成される。
【0064】
第4の態様の第11の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式において、
処理モジュールは、UEの識別情報または事前構成されている情報に従って、第2のアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定し、第1のアップリンクチャネルリソース上で、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように受信モジュールを制御するようにさらに構成されるか、または
処理モジュールは、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定し、第1のアップリンクチャネルリソース上で、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するように受信モジュールを制御するようにさらに構成される。
【0065】
第4の態様、または第4の態様の第1から第11の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第12の可能な実装方式において、
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースと重なり合うか、または
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースであり、
時間周波数リソースが重なり合うn-リソース-要素チャネルフォーマットおよびm-リソース-要素チャネルフォーマットは、直交符号を使用する。
【0066】
第4の態様の第1から第12の可能な実装方式のいずれか1つを参照して、第13の可能な実装方式において、処理モジュールは、チャネルリソースを決定する前に事前構成に従って第1の部分集合および第2の部分集合を決定する。
【0067】
第4の態様の第13の可能な実装方式を参照して、第14の可能な実装方式において、
事前構成は、異なるアップリンクサブフレームに対して独立して実行される。
【0068】
第7の態様によれば、本発明の一実施形態は、
ユーザ機器UEによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信するステップと、
UEによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップと、
UEによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップであって、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、ステップと、
UEによって、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、pおよびqは自然数であり、p>qである、ステップとを含む、フィードバック情報送信方法を提供する。
【0069】
前述の実施形態と同様に、p-コードブック-サイズチャネルフォーマット、q-コードブック-サイズチャネルフォーマット、およびコードブックサイズの意味については、前述の実施形態の説明を参照されたい。m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマットに基づき以下の実施形態は、pコードブックサイズおよびqコードブックサイズのこの解決策に完全に適用可能であり、詳細は以下では繰り返し説明されない。続く実施形態において、m-リソース-要素チャネルフォーマットは、単に、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる必要があり、n-リソース-要素チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる。
【0070】
p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し得る、すなわち、mはnに等しくてよいことに留意すべきである。具体的には、同じ量のリソース要素が配置される時間周波数リソースは、重なり合う場合も重なり合わない場合もある。重なり合う場合、時間周波数リソースは、部分的にまたは完全に重なり合う場合がある。したがって、一例としてすべての続く実施形態は、m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマット(mはnよりも大きい)を使用することによって説明されているが、本発明はそれに限定されず、mはnに等しくてよい。
【0071】
任意選択で、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さよりも大きい。
【0072】
前述の任意選択の解決策について、第7の態様による実施形態において提供されるフィードバック情報送信方法は、
ユーザ機器UEによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信するステップと、
UEによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップと、
UEによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップであって、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、ステップと、
UEによって、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、m-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む。
【0073】
第7の態様の第1の可能な実装方式において、
UEによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップは、UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップであって、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、UEによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップを含む。
【0074】
第7の態様の第2の可能な実装方式において、UEによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップは、UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップであって、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、UEによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップを含む。
【0075】
前述の第1の可能な実装方式および前述の第2の可能な実装方式は、第4の態様による前述の実施形態から独立して、第5の態様および第6の態様などの、別の解決策として使用され得る。
【0076】
第8の態様によれば、本発明の一実施形態は、
ユーザ機器UEによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信するステップと、
UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップと、
UEによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップであって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、UEによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップと、
UEによって、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、m-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む、フィードバック情報送信方法を提供する。
【0077】
第9の態様によれば、本発明の一実施形態は、
ユーザ機器UEによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク制御情報を受信するステップと、
UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを受信するステップと、
UEによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を送信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップであって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、UEによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、UEによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップと、
UEによって、チャネルフォーマットを使用することによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、UEは、m-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む、フィードバック情報送信方法を提供する。
【0078】
第7の態様の可能な実装方式において、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第3のアップリンクチャネルリソースであり、送信モジュールは、処理モジュールの制御の下で、第3のアップリンクチャネルリソース上でk-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を送信するように構成され、kは自然数であり、m>kである。
【0079】
第3のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースと同じであってよく、この場合k=nである。
【0080】
第7の態様の可能な実装方式は、第8の態様および第9の態様の可能な実装方式として使用され得ることに留意すべきである。簡潔さのため、詳細はここで繰り返し説明されない。第8の態様および第9の態様は、第7の態様と同じであってよく、すなわち、m-リソース-要素チャネルフォーマットをq-コードブック-サイズチャネルフォーマットと、n-リソース-要素チャネルフォーマットをp-コードブック-サイズチャネルフォーマットと置き換えることによって新しい実施形態として使用され得る。
【0081】
第7の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式において、ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、UEによって、リソース指示情報に従って、フィードバック情報を搬送するために使用されるチャネルリソースを決定するステップを含む。
【0082】
第7の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式において、この方法は、UEによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、
UEによって、アクセスネットワークデバイスによって構成される第2のアップリンクチャネルリソース集合を取得するステップであって、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソース集合に含まれる複数のアップリンクチャネルリソース内の各アップリンクチャネルリソースの一部は第1のアップリンクチャネルリソース集合を構成し、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップをさらに含む。
【0083】
第7の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式において、UEによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、
UEによって、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースを決定し、UEによって、第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースから決定するステップ、または
UEによって、第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から決定するステップ、または
UEによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソースを決定するステップであって、第1のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースの一部である、ステップを含む。
【0084】
第7の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式において、UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、
UEによって、UEの識別情報または事前構成されている情報に従って、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定するステップであって、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップを含む。
【0085】
任意選択で、UEによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、第2のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から決定するステップを含む。
【0086】
第7の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式において、この方法は、UEによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、
UEによって、アクセスネットワークデバイスによって事前構成される第1のアップリンクチャネルリソース集合および第2のアップリンクチャネル集合を取得するステップであって、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップをさらに含む。
【0087】
第7の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式において、リソース指示情報の第1の状態集合は第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、リソース指示情報の第2の状態集合は第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差しない。
【0088】
第7の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式において、
UEによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、UEによって、第1のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報の第1の状態集合内の状態に従って第1のアップリンクチャネル集合から決定するステップを含むか、または
UEによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、UEによって、フィードバック情報に対する第2のアップリンクチャネルリソースを、リソース指示情報の第2の状態集合内の状態に従って第2のアップリンクチャネル集合から決定するステップを含む。
【0089】
第7の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式において、リソース指示情報の状態は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースおよび/または第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0090】
第7の態様の第8の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式において、UEによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、
UEによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第3のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第4のアップリンクチャネルリソースを決定し、UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合であると決定し、UEによって、第3のアップリンクチャネルリソースが第1のアップリンクチャネルリソースであると決定するステップ、もしくは
UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合であると決定し、UEによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第1のアップリンクチャネルリソースを決定するステップを含み、または
UEによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、
UEによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第5のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第6のアップリンクチャネルリソースを決定し、UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含むと決定し、UEによって、第6のアップリンクチャネルリソースが第2のアップリンクチャネルリソースであると決定するステップ、または
UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含むと決定し、UEによって、リソース指示情報の状態に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するステップ、または
UEによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第5のアップリンクチャネルリソースを決定し、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第6のアップリンクチャネルリソースを決定し、UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まないと決定し、UEによって、第6のアップリンクチャネルリソースが第2のアップリンクチャネルリソースであると決定するステップ、または
UEによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まないと決定し、UEによって、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するステップを含む。
【0091】
この実装方式における各パラメータの構成および各ステップの実行について、上記の実装方式の説明を参照することに留意すべきである。
【0092】
第7の態様の第12の可能な実装方式において、この方法は、UEによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、
UEによって、アクセスネットワークデバイスによって事前構成される第1のアップリンクチャネルリソース集合および第2のアップリンクチャネル集合を取得するステップであって、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップをさらに含み、
ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報の状態は、第1の状態集合および第2の状態集合を含み、第1の状態集合は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第2の状態集合は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差せず、
UEによって、チャネルリソースを決定するステップは、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、UEによって、リソース指示情報に従って第2のアップリンクチャネルリソース集合から、リソース指示情報によって指示される第2のアップリンクチャネルリソースを決定するステップを含む。
【0093】
第7の態様、または第7の態様の第1から第12の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第13の可能な実装方式において、
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースと重なり合うか、または
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースであり、
時間周波数リソースが重なり合うn-リソース-要素チャネルフォーマットおよびm-リソース-要素チャネルフォーマットは、直交符号を使用する。
【0094】
第7の態様、または第7の態様の第1から第13の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第14の可能な実装方式において、この方法は、UEによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、UEによって、事前構成に従って第1の部分集合および第2の部分集合を決定するステップをさらに含む。
【0095】
第7の態様の第14の可能な実装方式を参照して、第15の可能な実装方式において、
事前構成は、異なるアップリンクサブフレームに対して独立して実行される。
【0096】
第10の態様によれば、本発明の一実施形態は、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップであって、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第1のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信するか、またはチャネルフォーマットは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットであり、UEは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットを使用することによって第2のアップリンクチャネルリソース上でフィードバック情報を送信し、pおよびqは自然数であり、p>qである、ステップとを含む、フィードバック情報受信方法を提供する。
【0097】
前述の実施形態と同様に、p-コードブック-サイズチャネルフォーマット、q-コードブック-サイズチャネルフォーマット、およびコードブックサイズの意味については、前述の実施形態の説明を参照されたい。m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマットに基づき以下の実施形態は、pコードブックサイズおよびqコードブックサイズのこの解決策に完全に適用可能であり、詳細は以下では繰り返し説明されない。続く実施形態において、m-リソース-要素チャネルフォーマットは、単に、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる必要があり、n-リソース-要素チャネルフォーマットは、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットで置き換えられる。
【0098】
p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し得る、すなわち、mはnに等しくてよいことに留意すべきである。具体的には、同じ量のリソース要素が配置される時間周波数リソースは、重なり合う場合も重なり合わない場合もある。重なり合う場合、時間周波数リソースは、部分的にまたは完全に重なり合う場合がある。したがって、一例としてすべての続く実施形態は、m-リソース-要素チャネルフォーマットおよびn-リソース-要素チャネルフォーマット(mはnよりも大きい)を使用することによって説明されているが、本発明はそれに限定されず、mはnに等しくてよい。
【0099】
任意選択で、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットおよびq-コードブック-サイズチャネルフォーマットは、同じ量のリソース要素を占有し、p-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さは、q-コードブック-サイズチャネルフォーマットによって使用される直交符号の長さよりも大きい。
【0100】
前述の任意選択の解決策について、第10の態様による実施形態において提供されるフィードバック情報受信方法は、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップであって、チャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースであり、第1のアップリンクチャネルリソースは第1の部分集合に対応し、第2のアップリンクチャネルリソースは第2の部分集合に対応する、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む。
【0101】
第10の態様の第1の可能な実装方式において、アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップは、アクセスネットワークデバイスによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するステップであって、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップを含む。
【0102】
第10の態様の第2の可能な実装方法において、アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップは、アクセスネットワークデバイスによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルを送信するステップであって、
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または
第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップを含む。
【0103】
前述の第1の可能な実装方式および前述の第2の可能な実装方式は、第10の態様による前述の実施形態から独立して、第11の態様および第12の態様などの、別の解決策として使用され得る。
【0104】
第11の態様によれば、本発明の一実施形態は、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップであって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む、アクセスネットワークデバイスを提供する。
【0105】
第12の態様によれば、本発明の一実施形態は、
アクセスネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報をユーザ機器UEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、第2のダウンリンクサブフレーム集合に含まれるダウンリンクサブフレームで、ダウンリンク制御情報を使用することによってスケジュールされたデータチャネルをUEに送信するステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、データチャネルに対応するフィードバック情報を受信するために使用されるアップリンクサブフレームを決定するステップであって、アップリンクサブフレームに関連付けられている第1のダウンリンクサブフレーム集合は第1の部分集合および第2の部分集合を含み、第1の部分集合は少なくとも2つのダウンリンクサブフレームを含み、第1の部分集合は第2の部分集合の真部分集合である、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップであって、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合の部分集合である場合に、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであるか、または第2のダウンリンクサブフレーム集合が第1の部分集合内のダウンリンクサブフレーム、および第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合には属していないダウンリンクサブフレームを含むが、第1の部分集合または第2の部分集合に含まれていないダウンリンクサブフレームを含まない場合、アクセスネットワークデバイスによって決定されたチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースである、ステップと、
アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップであって、チャネルフォーマットは、n-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第1のアップリンクチャネルリソースは、n-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送するか、またはチャネルフォーマットは、m-リソース-要素チャネルフォーマットであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を搬送し、mおよびnは自然数であり、m>nである、ステップとを含む、アクセスネットワークデバイスを提供する。
【0106】
第12の態様の可能な実装方式において、第2のダウンリンクサブフレーム集合が第2の部分集合内にあるが、第1の部分集合に属していないダウンリンクサブフレームのみを含む場合、処理モジュールによって決定されたチャネルリソースは、第3のアップリンクチャネルリソースであり、送信モジュールは、処理モジュールの制御の下で、第3のアップリンクチャネルリソース上でk-リソース-要素チャネルフォーマットのフィードバック情報を送信するように構成され、kは自然数であり、m>kである。
【0107】
第3のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースと同じであってよく、この場合k=nである。
【0108】
第10の態様の可能な実装方式は、第11の態様および第12の態様の可能な実装方式として使用され得ることに留意すべきである。簡潔さのため、詳細はここで繰り返し説明されない。第11の態様および第12の態様は、第10の態様と同じであってよく、すなわち、m-リソース-要素チャネルフォーマットをq-コードブック-サイズチャネルフォーマットと、n-リソース-要素チャネルフォーマットをp-コードブック-サイズチャネルフォーマットと置き換えることによって新しい実施形態として使用され得る。
【0109】
第10の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式において、ダウンリンク制御情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報は、フィードバック情報を搬送するために使用される第1のアップリンクチャネルリソースまたは第2のアップリンクチャネルリソースを指示するために使用される。
【0110】
第10の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式において、この方法は、アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、
アクセスネットワークデバイスによって、第2のアップリンクチャネルリソース集合に関する情報をUEに送信するステップであって、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソース集合内の複数のアップリンクチャネルリソース内の各アップリンクチャネルリソースの一部は第1のアップリンクチャネルリソース集合を構成し、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップをさらに含む。
【0111】
第10の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式において、
アクセスネットワークデバイスによって決定されるチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソースであり、リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、第1のアップリンクチャネルリソースを含むアップリンクチャネルリソースを指示するか、またはリソース指示情報は第1のアップリンクチャネルリソース集合内の第1のアップリンクチャネルリソースを指示するか、または
アクセスネットワークデバイスによって決定されるチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソースであり、リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内の第2のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0112】
第10の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式において、
リソース指示情報は、第2のアップリンクチャネルリソース集合内にあり、第1のアップリンクチャネルリソースを含むアップリンクチャネルリソースを指示し、
アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップは、
アクセスネットワークデバイスによって、UEの識別情報または事前構成されている情報に従って、リソース指示情報によって指示されるアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定するステップを含む。
【0113】
第10の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式において、この方法は、アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、
アクセスネットワークデバイスによって、第1のアップリンクチャネルリソース集合に関する情報および第2のアップリンクチャネル集合に関する情報をUEに送信するステップであって、第1のアップリンクチャネルリソースは、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースであり、第2のアップリンクチャネルリソースは、第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースである、ステップをさらに含む。
【0114】
第10の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式において、リソース指示情報の第1の状態集合は第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、リソース指示情報の第2の状態集合は第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示し、第1の状態集合は、第2の状態集合と交差しない。
【0115】
第10の態様の第7の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式において、リソース指示情報の状態は、第1のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースおよび/または第2のアップリンクチャネルリソース集合内のアップリンクチャネルリソースを指示する。
【0116】
第10の態様の第4から第7の可能な実装方式、または第9の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第10の可能な実装方式において、
アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップは、アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のリソース指示情報によって指示されている第2のアップリンクチャネルリソース上で、m-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップを含む。
【0117】
第10の態様の第11の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方法において、
この方法は、アクセスネットワークデバイスによってアップリンクサブフレーム内のチャネルリソース上で、チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップの後に、
アクセスネットワークデバイスによって、UEの識別情報または事前構成されている情報に従って、第2のアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定し、第1のアップリンクチャネルリソース上で、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップ、または
アクセスネットワークデバイスによって、リソース指示情報に従って第1のアップリンクチャネルリソース内の第1のアップリンクチャネルリソースを決定し、第1のアップリンクチャネルリソース上で、n-リソース-要素チャネルフォーマットを使用することによって送信されたフィードバック情報を受信するステップをさらに含む。
【0118】
第10の態様、または第10の態様の第1から第11の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第12の可能な実装方式において、
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースと重なり合うか、または
n-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第1のアップリンクチャネルリソースの時間周波数リソースは、m-リソース-要素チャネルフォーマットに対応する第2のアップリンクチャネルリソースのいくつかの時間周波数リソースであり、
時間周波数リソースが重なり合うn-リソース-要素チャネルフォーマットおよびm-リソース-要素チャネルフォーマットは、直交符号を使用する。
【0119】
第10の態様の第1から第12の可能な実装方式のいずれか1つを参照して、第13の可能な実装方式において、この方法は、アクセスネットワークデバイスによって、チャネルリソースを決定するステップの前に、アクセスネットワークデバイスによって、事前構成に従って第1の部分集合および第2の部分集合を決定するステップをさらに含む。
【0120】
第10の態様の第13の可能な実装方式を参照して、第14の可能な実装方式において、
事前構成は、異なるアップリンクサブフレームに対して独立して実行される。
【0121】
前述の実施形態によれば、アップリンクサブフレームに対応するダウンリンクサブフレーム集合は、少なくとも2つの部分集合に分割され、第1の部分集合は、第2の部分集合の真部分集合であり、対応するアップリンクチャネルリソースは、その2つの部分集合について構成される。大きい部分集合については、フィードバック情報は、大きいリソースフォーマットを使用することによって送信され、小さい部分集合については、フィードバック情報は、小さいリソースフォーマットを使用することによって送信され、それによって、より多くのキャリアが構成されるときにフィードバック情報をどのように送信するかの課題を解決する。それに加えて、少量の瞬時にスケジュールされたキャリアがあるときに、フィードバック情報は、フォールバック・スモール・リソース・フォーマットを使用することによって送信され得る。したがって、本発明の実施形態において、リソースオーバーヘッドは、ACK/NACKなどのフィードバック情報がフィードバックされるときに低減されることが可能である。