特許第6632170号(P6632170)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 福澤 知裕の特許一覧

<>
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000002
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000003
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000004
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000005
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000006
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000007
  • 特許6632170-ロフト付きワンルーム室内構造 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6632170
(24)【登録日】2019年12月20日
(45)【発行日】2020年1月22日
(54)【発明の名称】ロフト付きワンルーム室内構造
(51)【国際特許分類】
   E04H 1/02 20060101AFI20200109BHJP
【FI】
   E04H1/02
【請求項の数】4
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-23346(P2019-23346)
(22)【出願日】2019年2月13日
【審査請求日】2019年2月20日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519050462
【氏名又は名称】福澤 知裕
(74)【代理人】
【識別番号】100093115
【弁理士】
【氏名又は名称】佐渡 昇
(72)【発明者】
【氏名】福澤 知裕
【審査官】 土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−133649(JP,A)
【文献】 特開2005−113639(JP,A)
【文献】 物件ファン,スキップフロアで高低差の2部屋。さらに、ロフト2つのいい空間。,日本,2017年 6月24日,URL,https://bukkenfan.jp/e/6077898741870756471
【文献】 SWロフトベッド2台の間に階段取り付け 1405002,日本,2014年 8月21日,URL,https://www.hinoki-bed.net/orderbed/2014/08/1405002.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 1/02,1/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平方向において対向する第1,第2ロフト(10,20)と、
これら第1,第2ロフト(10,20)の床をそれぞれ形成する、水平方向において対向して設けられた第1,第2ロフト床部(12,22)と、
これら第1,第2ロフト床部(12,22)の間に設けられた、階段(50)ではない、ワンルーム室内の床とは別の通路(30)を配置するための通路形成スペース(S1)と、
この通路形成スペース(S1)に配置され、前記第1,第2ロフト床部(12,22)の間に階段(50)ではない、ワンルーム室内の床とは別の通路(30)であって、第1または第2ロフト(12または22)に対して荷物を出し入れする際の足場となる通路(30)を形成する通路形成体(40)と、
この通路形成体(40)で形成される前記通路(30)に通じる階段(50)を形成する階段形成体(60)と、
を備え
前記第1,第2ロフト(10,20)の、通路形成体(40)が設けられている側の、少なくとも通路形成体(40)との対向部には安全柵や壁が設けられていないことを特徴とするロフト付きワンルーム室内構造。
【請求項2】
請求項1において、
前記通路形成体(40)および/または階段形成体(60)は、ワンルームの室内空間を部分的に仕切る仕切体を形成することを特徴とするロフト付きワンルーム室内構造。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記通路(30)はロフト(10,20)の床部(12,22)の相対向する縁部(14,24)の間において相対向する縁部(14,24)の長手方向に沿って延び、前記通路形成体(40)により形成される通路面(31)の高さは、前記第1,第2ロフト(10,20)の床面の内の少なくとも一方の床面よりも低いことを特徴とするロフト付きワンルーム室内構造。
【請求項4】
請求項1〜3のうちいずれか一項において、
前記階段形成体(60)の少なくとも一部は、前記通路形成体(40)の内部に収納可能であることを特徴とするロフト付きワンルーム室内構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロフト付きワンルーム室内構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に見られるように、ロフト(17)と、このロフト(17)への昇降手段としての梯子(22)とを備えたロフト付き室内構造が知られている。
【0003】
このロフト付き室内構造は、ロフト(17)への昇降手段が梯子(22)であるため、ロフト(17)を収納スペースとして利用する際には、例えば、片手で荷物を持ち、片手で梯子(22)をつかみながら昇降することとなる。そのため、ロフトの利便性が良くないという難点がある。
【0004】
また、従来、例えば特許文献2(図11)に見られるように、ロフト(S)と、このロフト(S)に通じる階段(U)とを備えたロフト付き室内構造も知られている。
【0005】
このロフト付き室内構造は、階段(U)を備えており、両手で荷物を持って昇降できるので、収納スペースとしてのロフトの利便性は向上する。
しかし、同文献図11のロフト(S)には安全柵が設けられていないので、安全性が低いという難点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−288906号公報
【特許文献2】特許第2959715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、ロフトの利便性及び安全性を向上させることのできるロフト付きワンルーム室内構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
【0009】
【0012】
記課題を解決するために本発明のロフト付きワンルーム室内構造は、
水平方向において対向する第1,第2ロフトと、
これら第1,第2ロフトの床をそれぞれ形成する、水平方向において対向して設けられた第1,第2ロフト床部と、
これら第1,第2ロフト床部の間に設けられた、階段ではない、ワンルーム室内の床とは別の通路を配置するための通路形成スペースと、
この通路形成スペースに配置され、前記第1,第2ロフト床部の間に階段ではない、ワンルーム室内の床とは別の通路であって、第1または第2ロフトに対して荷物を出し入れする際の足場となる通路を形成する通路形成体と、
この通路形成体で形成される前記通路に通じる階段を形成する階段形成体と、
を備え
前記第1,第2ロフトの、通路形成体が設けられている側の、少なくとも通路形成体との対向部には安全柵や壁が設けられていないことを特徴とする。
【0013】
このロフト付きワンルーム室内構造によれば、
第1,第2ロフトが水平方向において対向し、
これら第1,第2ロフトの床をそれぞれ形成する第1,第2ロフト床部が水平方向において対向して設けられ、
これら第1,第2ロフト床部の間に階段ではない通路を配置するための通路形成スペースが設けられ、
この通路形成スペースに、第1,第2ロフト床部の間に階段ではない通路を形成する通路形成体が配置されるので、
この通路形成体によって、第1,第2ロフト床部の間の空間は、少なくとも部分的に塞ぐことができる。
したがって、第1または,第2ロフトから、人や物体が落下するのを防止することが可能となる。
すなわち、このロフト付きワンルーム室内構造によれば、上記通路形成体が設けられている側については、安全柵を設けなくても、人や物体の落下を防止することができるので、安全柵を設けることなく安全性を向上させることができる。
また、上記通路形成体は、第1または,第2ロフトに対して荷物を出し入れする際の足場となるので、ロフトの使い勝手すなわち利便性が向上する。
以上のように、このロフト付きワンルーム室内構造によれば、ロフトの利便性及び安全性を向上させることができる。
さらに、このロフト付きワンルーム室内構造は、
前記通路形成体で形成される前記通路に通じる階段を形成する階段形成体を備えているので、第1または,第2ロフトに対する昇降を、階段形成体および通路形成体を通じて行うことができる。
したがって、ロフトの利便性を一層向上させることができる。
【0014】
このロフト付きワンルーム室内構造においては、
前記通路形成体および/または階段形成体は、ワンルームの室内空間を部分的に仕切る仕切体を形成する構成とすることができる。
このように構成すると、ワンルームの室内空間を通路形成体および/または階段形成体で仕切ることで、ワンルームの室内空間を複数人で利用する場合のプライバシーの確保が容易になる。
【0015】
このロフト付きワンルーム室内構造においては、
前記通路はロフトの床部の相対向する縁部の間において相対向する縁部の長手方向に沿って延び、前記通路形成体により形成される通路面の高さは、前記第1,第2ロフトの床面の内の少なくとも一方の床面よりも低い構成とすることができる。
このように構成すると、通路形成体により形成される通路面よりも高いロフトの床部の縁部を通路の安全柵代わりに利用することも可能となるので、安全性が一層向上する。
【0016】
このロフト付きワンルーム室内構造においては、
前記階段形成体の少なくとも一部は、前記通路形成体の内部に収納可能である構成とすることができる。
このように構成すると、ロフトへの昇降を行わないときの、ワンルームの室内空間を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係るロフト付きワンルーム室内構造の実施の形態の部分斜視図。
図2】同じく部分平面図。
図3】同じく部分側面図。
図4】他の実施の形態の部分斜視図。
図5】同じく部分平面図。
図6】同じく部分側面図。
図7】通路形成体および階段形成体の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図、(c)は展開状態の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係るロフト付きワンルーム室内構造の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
【0019】
図1図3に示すように、この実施の形態のロフト付きワンルーム室内構造1は、
水平方向において対向する第1,第2ロフト10,20と、
これら第1,第2ロフト10,20の床11,21をそれぞれ形成する、水平方向において対向して設けられた第1,第2ロフト床部12,22と、
これら第1,第2ロフト床部12,22の間に設けられた、通路形成スペースS1と、
を備えている。
【0020】
このロフト付きワンルーム室内構造1によれば、
第1,第2ロフト10,20が水平方向において対向し、
これら第1,第2ロフト10,20の床11,21をそれぞれ形成する第1,第2ロフト床部12,22が水平方向において対向して設けられ、
これら第1,第2ロフト床部12,22の間に通路形成スペースS1が設けられているので、
この通路形成スペースS1に、第1,第2ロフト床部12,22の間に配置される通路30を設けることが可能である。
【0021】
この通路30は、第1,第2ロフト床部12,22の間の空間(S1)を少なくとも部分的に塞ぐことができるから、第1ロフト10または,第2ロフト20から、人や物体が落下するのを防止することが可能となる。
【0022】
すなわち、このロフト付きワンルーム室内構造1によれば、上記通路30が設けられている側13,23については、安全柵を設けなくても、人や物体の落下を防止することができるので、安全柵を設けなくても安全性を向上させることができる。
【0023】
また、上記通路30は、第1ロフト10または,第2ロフト20に対して荷物を出し入れする際の足場となるので、ロフト10,20の使い勝手すなわち利便性が向上する。
【0024】
以上のように、このロフト付きワンルーム室内構造1によれば、ロフトの利便性及び安全性を向上させることができる。
【0025】
しかも、第1,第2ロフト床部12,22の間の空間(S1)に通路30があることによって、ロフトが高所である事の不安を大きく和らげることができるとともに、通路30から一跨ぎで二方向のロフト10,20へアクセス出来る。
【0026】
通路30は、通路形成体40で形成されている。
この実施の形態のロフト付きワンルーム室内構造1は、通路形成体40で形成される通路30に通じる階段50を形成する階段形成体60を備えている。
【0027】
このように構成すると、第1ロフト10または,第2ロフト20に対する昇降を、階段形成体60および通路形成体40を通じて行うことができる。
したがって、ロフト10,20の利便性を一層向上させることができる。
【0028】
通路形成体40は、ワンルームの室内空間Sを部分的に仕切る仕切体を形成する。
このように構成すると、ワンルームの室内空間Sを通路形成体40で仕切ることで、ワンルーム室内空間Sを複数人で利用する場合のプライバシーの確保が容易になる。
この実施の形態では、ワンルームの室内空間Sは通路形成体40によって、1階スペースが、2つの空間S2とS3とに、部分的に仕切られている。
【0029】
また、この実施の形態では、通路形成体(仕切体)40を挟んだ両側上部に二つのロフト10,20が構成されるので、ワンルームの室内空間を大きく分けて4つのスペース(S2,S3およびロフト10,20)に区分けすることが可能となり、一時的なプライバシーの確保や行動スペース、及び収納スペースの区分けが容易となる。
【0030】
なお、後述するように、階段形成体60もワンルームの室内空間Sを部分的に仕切る仕切体とすることができる。
【0031】
通路30はロフト10,20の床部12,22の相対向する縁部14,24の間において相対向する縁部14,24の長手方向に沿って延び、通路形成体40により形成される通路面31の高さH1(図3)は、第1,第2ロフト10,20の床面の高さH2よりも低くなっている。
【0032】
このように構成すると、通路形成体40により形成される通路面31よりも高いロフト10,20の床部12,22の縁部14,24を通路30の安全柵代わりに利用することも可能となるので、安全性が一層向上する。
【0033】
また、通路面31の高さH1(図3)を、第1,第2ロフト10,20の床面の高さH2よりも低くすることで、通路面31から天井4までの高さH3(図3)を高くすることができるため、通路30からロフト10,20への荷物の出し入れ作業を容易に行うことができるようになる。
【0034】
しかも、第1,第2ロフト床部12,22の間の空間(S1)に通路30があることによって、ロフトが高所である事の不安を大きく和らげることができると同時に、通路面31の高さH1(図3)を、第1,第2ロフト10,20の床面の高さH2よりも低くすることで、ロフトスペースの天井が低い事による閉塞感も緩和することができる。
【0035】
なお、この実施の形態の第1,第2ロフト10,20の床面の高さ(H2)は同じであるが、第1,第2ロフト10,20の床面の高さが異なる場合、通路形成体40により形成される通路面31の高さH1は、第1,第2ロフト10,20の床面の内の少なくとも一方の床面、すなわち高い方の床面よりも低い構成とすることができる。その場合、高い方の床部の縁部を通路の安全柵代わりとして利用することができる。
【0036】
階段形成体60の少なくとも一部は、通路形成体40の内部に収納可能な構成となっている(図7参照)。
このように構成すると、ロフトへの昇降を行わないときの、ワンルームの室内空間Sを有効利用することが可能となる。
【0037】
図1図3において、2,3はワンルーム室内の内壁面を、図3において、4は天井面を示している。
ロフト10,20はいずれも、公知の適宜の工法で構成可能である。
この実施の形態では、第1ロフト10の床部12はその3辺が、ワンルームの室内壁面2,2,3と一体に構成され、第2ロフト20の床部22は、少なくともその一辺が室内壁面2と一体に構成され、室内壁面とは接合されていない前述した縁部14,24が対向し、その間に、通路形成スペースS1が形成されている。
【0038】
また、この実施の形態では、第2ロフト床部22の、非接合縁部24bと、室内壁面2との間に、階段50のためのスペースS4が形成されている。なお、非接合縁部24b上には、安全柵(図示せず)を設けることが望ましい。
【0039】
通路30の幅W1(図3)は、人が普通に歩くことができる範囲内で適宜設定できるが、通路形成スペースS1すなわち、第1,第2ロフト床部の前述した縁部14,24の間隔と略同じにすることが望ましい。例えば、第1,第2ロフト床部の前述した縁部14,24の間隔に対し、通路30の幅W1は+−20cm程度とする。
【0040】
通路形成体40は、通路形成スペースS1に通路30を形成できればよく、適宜の構造を採用し得る。
この実施の形態では、通路形成体40は、第1,第2箱体(ないし枠体。以下同じ)41,42と、これら第1,第2箱体41,42の上部を連結可能な天板43と、補助天板44とを備えている。
【0041】
図7に示すように、第1,第2箱体41,42は略同じ大きさであるが、第2箱体42は、全体的に略板厚分だけ第1箱体41より小さくなっていて、第1箱体41内に収納可能である。
【0042】
天板43は、図1に示すように、第1,第2箱体41,42にまたがって架設される。第2箱体42が略板厚分だけ第1箱体41より小さくなっているため、通路30に段差が形成されないように、第1箱体41には、天板43の一端部43bを受ける切り欠き41bが設けられている。また、天板43の他端部43cは第2箱体42の端部42cに載置されるが、その段差を解消するために、補助天板44が第2箱体42上に載置される。
【0043】
図1に示すように、この実施の形態では、第1,第2箱体41,42が離間して配置されているため、その間の空間S5を通路として、1階スペースの2つの空間S2とS3との間を行き来することができる。
【0044】
階段形成体60は、通路形成体40で形成される通路30に通じる階段50を形成できる構造であれば、適宜の構造を採用することができる。
【0045】
図1図3、および図7に示すように、この実施の形態の階段形成体60は、前後ないし上下に2分割された、第1階段体61と第2階段体62とを有している。
図1図2に示すように、第1階段体61を前記第2箱体42に連ね、第1階段体61に第2階段体62を連ねることで階段50が形成される。
【0046】
図7に示すように、第1階段体61は、全体的に略板厚分だけ第2箱体42より小さくなっていて、第2箱体42内に収納可能である。
また、第2階段体62は、第1階段体61の約下半分の大きさに対して略板厚分だけ小さくなっていて、第1階段体61の下部61b内に収納可能である。
【0047】
図7に示すように、階段を形成する、第1階段体61の横板61c、および第2階段体62の横板62cはそれぞれ棚板を構成している。したがって、第1階段体61,第2階段体62は、物品収納棚として利用可能である。
【0048】
図4図6は他の実施の形態を示す図である。
この実施の形態が上述した実施の形態と異なる点は、第1,第2ロフト10,20の間であって、ワンルームの室内空間Sの中央部分(壁際以外の部分)に通路形成体40および階段形成体60を配置し、これら通路形成体40および階段形成体60で1階スペースを部分的に、2つの空間S6とS7とに仕切った点にある。
【0049】
この実施の形態によっても、上述した実施の形態と同様の作用効果が得られる。
また、この実施の形態では、第1,第2ロフト床部12,22の前述した縁部14,24の一部(図6の符号24c参照)が階段用の手すりの代わりとしての役割を果たす。
【0050】
図7(c)に示すように、第2箱体42や第1階段体61には、開口42d、61dを設けることもできるが、この実施の形態では、通路形成体40および階段形成体60が仕切り体となっているので、これら開口は設けない方が望ましい。
【0051】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、
【0052】
【0053】
第1箱体41は単体の収納棚として据え置き構造とし、第2箱体42と階段形成体60のみを格納式として構成する事も可能である。
【符号の説明】
【0054】
1: ロフト付きワンルーム室内構造
10: 第1ロフト
20: 第2ロフト
12: 第1ロフト床部
22: 第2ロフト床部
30: 通路
40: 通路形成体
50: 階段
60: 階段形成体
【要約】
【課題】ロフトの利便性及び安全性を向上させることのできるロフト付き室内構造を提供する。
【解決手段】水平方向において対向する第1,第2ロフト10,20と、第1,第2ロフト10,20の床をそれぞれ形成する、水平方向において対向して設けられた第1,第2ロフト床部12,22と、第1,第2ロフト床部12,22の間に設けられた、通路30形成スペースS1と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7