(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
固定子組立装置は、さらに、固定子真円度修正装置の下流に設置され、絶縁昇降板、波形検出プローブ、伸縮押出ロッド、昇降位置決め柱を含む波形検出装置を含み、昇降位置決め柱の高さは調整することができ、昇降位置決め柱の外径は固定子鉄心の内径に等しく、伸縮押出ロッドの数はA個であり、昇降位置決め柱の周方向に沿って均一に配置され、伸縮押出ロッドの昇降位置決め柱に向ける一側には刃先の鋭利な刃物が設置され、固定子鉄心が昇降位置決め柱の外周に嵌装された場合、伸縮押出ロッドの刃先の鋭利な刃物は固定子鉄心の底部の枠に嵌合することができ、波形検出プローブの数は各固定子におけるターミナルの数に等しく、昇降位置決め柱の外周に嵌装された固定子鉄心におけるターミナルの位置に対応し、すべての波形検出プローブはいずれも絶縁昇降板に固定され、絶縁昇降板の高さは昇降することができ、波形検出プローブの他端は波形検出器に接続されている、ことを特徴とする、請求項1に記載の電食防止用モータの自動生産ライン。
固定子組立装置は、さらに、波形検出装置の下流に設置され、回転盤、ハーネス制限部品、ハーネス固定クランプおよびはんだ付け装置を含む配線装置を含み、回転盤は回転することができ、はんだ付け装置は回転盤の一側に固設され、回転盤には周方向に沿って複数の固定子鉄心載置溝および固定子鉄心載置溝の数に等しいハーネス制限部品が設置され、ハーネス制限部品は固定子鉄心載置溝に1対1対応し、ハーネス制限部品にはハーネス固定クランプが設置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の電食防止用モータの自動生産ライン。
固定子組立装置は、さらに、配線装置の下流に設置され、2つの射出成形金型および密封スライドレールを含む固定子ハウジング射出成形機を含み、密封スライドレールは固定子ハウジング射出成形機の真下を通過し、2つの射出成形金型は密封スライドレールに摺接される、
ことを特徴とする、請求項3に記載の電食防止用モータの自動生産ライン。
さらに、回転子鉄心射出成形機、回転軸圧入装置および回転軸供給装置を含み、回転子鉄心射出成形機および回転軸供給装置はいずれも回転軸圧入装置の供給側に設置され、回転子鉄心射出成形機は回転子内鉄心および回転子外鉄心を一体に射出成形し、回転軸供給装置は同期ベルト、制限バッフルおよび歯車を含み、同期ベルトは回転することができ、同期ベルトと制限バッフルは平行且つ並列に設置され、同期ベルトの外面および制限バッフルにはいずれも噛合可能な歯車が設置され、回転軸圧入装置は昇降押え板、上圧入ヘッド、下台座、圧入高さ検出装置および電磁チャックを含み、電磁チャックは回転子鉄心射出成形機における射出成形された回転子鉄心を吸着して下台座の頂部に載置し、電磁チャックの頂部は機械的なアームに接続され、電磁チャックの底部の中央には伸縮案内ロッドが設置され、下台座の頂部には電磁石が被嵌され、下台座は中空収容室を有し、下台座の底部はスライドレールに摺接され高さは昇降可能であり、下台座は回転軸供給装置の供給位置に摺動することができ、上圧入ヘッドの頂部は昇降押え板に着脱可能に接続され、上圧入ヘッドの底部にはソケットが設置され、ソケットは回転軸の反負荷側の外周に嵌装可能であり、圧入高さ検出装置は昇降押え板の下面に平行且つ並列に設置され底部の高さが等しい2つの高度センサーを含み、そのうち1つの高度センサーは自体から回転軸の頂部までの距離を検出するのに用いられ、もう1つの高度センサーは自体から内回転子の上面までの距離を検出するのに用いられる、ことを特徴とする、請求項1に記載の電食防止用モータの自動生産ライン。
上圧入ヘッドは中空ソケットであり、ソケット内には位置決めネジが設置され、位置決めネジの外周は上圧入ヘッドの中空室に螺合され、位置決めネジの底部は圧入平面である、ことを特徴とする、請求項7に記載の電食防止用モータの自動生産ライン。
永久磁石回転子は、さらに、回転子鉄心および磁性鋼を含み、回転子鉄心は回転軸に被嵌された回転子内鉄心および回転子内鉄心の外周に嵌装された回転子外鉄心を含み、磁性鋼は回転子外鉄心の外周に均一に被嵌され、回転子内鉄心と回転子外鉄心の間には絶縁接続層が充填され、磁性鋼は射出成形プラスチックにより回転子外鉄心と一体構造に射出形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の電食防止用モータの自動生産ラインにより製造される電食防止用モータ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、自動化レベルが高く、人件費を節約でき、さらには、モータ全体の効率が高く、原材料の利用率が高い電食防止用モータの自動生産ラインを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的と達成するための本発明に係る電食防止用モータの自動生産ラインは、
固定子鉄心搬送ラインおよび固定子鉄心搬送ラインに沿って順に配置された固定子プレス機、固定子枠射出成形機、枠耐電圧検出工具、ターミナル組立機、巻線機、ターミナル溶接装置、ターミナル矯正装置、固定子耐電圧検出装置、固定子真円度接合装置、固定子真円度修正装置を含む固定子組立装置を含む。
【0011】
固定子鉄心搬送ラインは、A個の固定子鉄心歯を有する帯状固定子鉄心を自動搬送することに用いられ、Aは3の倍数である。
【0012】
固定子プレス機は、帯状固定子鉄心を自動プレス成形することに用いられ、固定子プレス機の材料排出端は固定子鉄心搬送ラインの材料供給端に接続されている。
【0013】
固定子枠射出成形機は、帯状固定子鉄心における枠の射出成形に用いられ、各固定子鉄心歯には1つの枠が射出成形されている。
【0014】
固定子枠射出成形機はマニピュレータを含み、マニピュレータは固定子鉄心搬送ラインの材料供給端に位置する固定子鉄心を掴んで固定子枠射出成形機の型穴に入れることができ、さらに固定子枠射出成形機の型穴に位置する射出成形された固定子鉄心を掴んで固定子枠射出成形機の下流に位置する固定子鉄心搬送ラインに入れることができる。
【0015】
枠耐電圧検出工具は、昇降板、金属インサート、耐電圧プローブおよび伸縮押え板を含み、昇降板は固定子鉄心搬送ラインの真上に設置されており、昇降板の高さは昇降可能且つ導電可能であり、金属インサートの数はA+1個であり、いずれも昇降板の下面に設置されており、昇降板は耐電圧試験機の正極に接続されており、昇降板が下がる際、金属インサートは順に対応する巻線室に挿着可能であり、耐電圧プローブは固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、かつ伸縮可能であり、耐電圧プローブの伸縮端は射出成形された固定子鉄心の金属の外面と接触することができ、耐電圧プローブの他端は耐電圧試験機の負極に接続されている。
【0016】
ターミナル組立機はターミナル供給ビン、横方向付勢ロッド、縦方向付勢ロッドおよび摺動板を含み、摺動板は固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、摺動板は固定子鉄心搬送ラインおよび固定子鉄心搬送ラインと垂直である方向に沿って摺動でき、摺動板は組み立てようとする固定子鉄心を遮断しターミナルの組み立て位置を位置定めすることができ、ターミナル供給ビンは固定子鉄心搬送ラインの上方に設置されて固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、ターミナルは一列に整然とターミナル供給ビンに配列され、横方向付勢ロッドはターミナル供給ビンの末端に設置されており、ターミナル供給ビンにおけるターミナルを前へ付勢し、ターミナル供給ビンの先端の底部には材料排出口が設置されており、材料排出口は固定子鉄心搬送ラインにおけるターミナル組立位置に対応し、縦方向付勢ロッドは材料排出口の真上に設置されており、材料排出口に位置するターミナルを材料排出口からターミナル組立位置に位置する固定子鉄心枠まで付勢できる。
【0017】
巻線機は少なくとも2台あり、全ての巻線機は固定子鉄心搬送ラインに沿って並列に設置されており、各巻線機にはいずれも1つの光電子センサーおよび1つの伸縮バッフルが対応するように設置されており、光電子センサーは巻線機に対応する巻線ステーションに巻線しようとする固定子鉄心があるか否かを検出し、伸縮バッフルは巻線しようとする固定子鉄心を制限且つ遮断し、光電子センサーおよび伸縮バッフルに対する制御により、全ての巻線機の同時または交互の巻線を実現する。
【0018】
ターミナル溶接装置は、はんだポット、反転クランプ板、可動クランプ爪、制限バッフルを含み、反転クランプ板ははんだポットの真上に設置されており、反転クランプ板は巻線後の固定子鉄心をクランプすることができ、180°反転することができ、制限バッフルは反転クランプ板の上流および下流の固定子鉄心搬送ラインに設置されており、可動クランプ爪は固定子鉄心搬送ラインの方向に沿って往復摺動することができ、よって巻線後の固定子鉄心を反転クランプ板に載置し、さらにターミナルがはんだ付けされた固定子鉄心を下流の固定子鉄心搬送ラインに載置する。
【0019】
ターミナル矯正装置は昇降ブロックと、昇降ブロックの下面に固設された矯正ヘッドとを含み、昇降ブロックは固定子鉄心搬送ラインの上方に設置され、高さを昇降することができ、矯正ヘッドの数は各固定子におけるターミナルの数に等しく、各矯正ヘッドはいずれも固定ソケットおよび固定ソケット内部に同軸に嵌設された矯正スリーブを含み、矯正スリーブは円筒形を呈し固定ソケットの内壁面に沿って自由に回転することができ、矯正スリーブの内径はターミナルの外径より大きい。
【0020】
固定子巻線耐電圧検出装置は高さ昇降可能な検出プローブを含み、検出プローブの一端はいずれも耐電圧試験機に接続され、検出プローブの他端はそれぞれ矯正後の固定子鉄心におけるターミナルに接続されている。
【0021】
固定子真円度接合装置はC型溝治具、弧形溝治具、中心柱および可動グリッパを含み、中心柱は固定子鉄心搬送ラインの一側に設置され、固定子鉄心搬送ラインの1つの側遮断面を構成し、固定子鉄心搬送ラインのもう1つの側遮断面は伸縮側バッフルであり、高さを昇降することができ、C型溝治具と弧形溝治具はそれぞれ中心柱の両側に設置され、いずれも固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、C型溝治具と弧形溝治具はいずれも固定子鉄心搬送ラインと垂直である方向に沿って往復摺動することができ、C型溝治具は伸縮側バッフルの外側に摺動することができ、C型溝治具と弧形溝治具は接合により中心柱を円心とする接合円を形成することができ、可動グリッパは2本のクランプ可能な指を有し、真円度接合後の固定子鉄心を固定子真円度接合装置に移動させることができ、C型溝治具と弧形溝治具の中央にはそれぞれ挿入穴が設置され、挿入穴は可動グリッパにおける指に挿着することができる。
【0022】
固定子真円度修正装置は、伸縮チャック、伸縮位置決め柱、中央位置決めクランプ爪および溶接ガンを含み、伸縮位置決め柱は円柱形を呈し、高さを昇降することができ、伸縮チャックの数はA個であり、伸縮位置決め柱の周方向に沿って均一に配置され、各伸縮チャックは伸縮位置決め柱に向ける一側にいずれも固定子鉄心における固定子歯の外面に嵌合する弧面が設置され、中央位置決めクランプ爪は内位置決め面およびクランプ爪を含み、内位置決め面は円柱形を呈し、内位置決め面の外径は固定子鉄心の内径に等しく、内位置決め面の頂部は機械的なアームに接続され、クランプ爪は内位置決め面の底部に設置され、クランプ爪は真円度修正後の固定子鉄心の内穴を係止して移動させ、溶接ガンの高さは調節可能であり、溶接ガンの先端は固定子鉄心の接合シームを指向している。
【0023】
固定子組立装置は、さらに、固定子真円度修正装置の下流に設置され、絶縁昇降板、波形検出プローブ、伸縮押出ロッド、昇降位置決め柱を含む波形検出装置を含み、昇降位置決め柱の高さは調整することができ、昇降位置決め柱の外径は固定子鉄心の内径に等しく、伸縮押出ロッドの数はA個であり、昇降位置決め柱の周方向に沿って均一に配置され、伸縮押出ロッドの昇降位置決め柱に向ける一側には刃先の鋭利な刃物が設置され、固定子鉄心が昇降位置決め柱の外周に嵌装された場合、伸縮押出ロッドの刃先の鋭利な刃物は固定子鉄心の底部の枠に嵌合することができ、波形検出プローブの数は各固定子におけるターミナルの数に等しく、昇降位置決め柱の外周に嵌装された固定子鉄心におけるターミナルの位置に対応し、すべての波形検出プローブはいずれも絶縁昇降板に固定され、絶縁昇降板の高さは昇降することができ、波形検出プローブの他端は波形検出器に接続されている。
【0024】
固定子組立装置は、さらに、波形検出装置の下流に設置され、回転盤、ハーネス制限部品、ハーネス固定クランプおよびはんだ付け装置を含む配線装置を含み、回転盤は回転することができ、はんだ付け装置は回転盤の一側に固設され、回転盤には周方向に沿って複数の固定子鉄心載置溝および固定子鉄心載置溝の数に等しいハーネス制限部品が設置され、ハーネス制限部品は固定子鉄心載置溝に1対1対応し、ハーネス制限部品にはハーネス固定クランプが設置されている。
【0025】
ハーネス制限部品はハーネス載置溝またはハーネス巻線ロッドである。
【0026】
固定子組立装置は、さらに、配線装置の下流に設置され、2つの射出成形金型および密封スライドレールを含む固定子ハウジング射出成形機を含み、密封スライドレールは固定子ハウジング射出成形機の真下を通過し、2つの射出成形金型は密封スライドレールに摺接されている。
【0027】
固定子組立装置は、さらに、密封スライドレールの一側に設置された溶接機を含む。
【0028】
さらに、回転子鉄心射出成形機、回転軸圧入装置および回転軸供給装置を含み、回転子鉄心射出成形機および回転軸供給装置はいずれも回転軸圧入装置の供給側に設置され、回転子鉄心射出成形機は回転子内鉄心および回転子外鉄心を一体に射出成形し、回転軸供給装置は同期ベルト、制限バッフルおよび歯車を含み、同期ベルトは回転することができ、同期ベルトと制限バッフルは平行且つ並列に設置され、同期ベルトの外面および制限バッフルにはいずれも噛合可能な歯車が設置され、回転軸圧入装置は昇降押え板、上圧入ヘッド、下台座、圧入高さ検出装置および電磁チャックを含み、電磁チャックは回転子鉄心射出成形機における射出成形された回転子鉄心を吸着して下台座の頂部に載置し、電磁チャックの頂部は機械的なアームに接続され、電磁チャックの底部の中央には伸縮案内ロッドが設置され、下台座の頂部には電磁石が被嵌され、下台座は中空収容室を有し、下台座の底部はスライドレールに摺接され高さは昇降可能であり、下台座は回転軸供給装置の供給位置に摺動することができ、上圧入ヘッドの頂部は昇降押え板に着脱可能に接続され、上圧入ヘッドの底部にはソケットが設置され、ソケットは回転軸の反負荷側の外周に嵌装可能であり、圧入高さ検出装置は昇降押え板の下面に平行且つ並列に設置され底部の高さが等しい2つの高度センサーを含み、そのうち1つの高度センサーは自体から回転軸の頂部までの距離を検出するのに用いられ、もう1つの高度センサーは自体から内回転子の上面までの距離を検出するのに用いられる。
【0029】
上圧入ヘッドは中空ソケットであり、ソケット内には位置決めネジが設置され、位置決めネジの外周は上圧入ヘッドの中空室に螺合され、位置決めネジの底部は圧入平面である。
【0030】
上記の目的と達成するための本発明に係る電食防止用モータの自動生産ラインにより製造される電食防止用モータは、固定子、永久磁石回転子、プラスチックパッキン体、反負荷側エンドカバー、負荷側エンドカバー、金属導線、金属ナットおよび金属ねじを含む。
【0031】
固定子は永久磁石回転子の外周に同軸に嵌装され、プラスチックパッキン体は固定子の外周に同軸に嵌装されている。
【0032】
永久磁石は回転軸を含み、反負荷側エンドカバーおよび負荷側エンドカバーはそれぞれ固定子の両側に位置する回転軸に嵌装されている。
【0033】
負荷側エンドカバーは回転軸に嵌装された端面覆設部および端面覆設部の周りに設置されたエッジ曲げ部を含む。
【0034】
金属導線は固定子とプラスチックパッキン体との間に設置されており、金属導線の一端は反負荷側エンドカバーに溶接されており、金属導線の他端は金属ナットに接続されている。
【0035】
金属ナットは金属導線に溶接された水平端およびねじ穴が設置されている垂直端を含む。
【0036】
金属ねじは順に負荷側エンドカバー、垂直端におけるねじ穴および負荷側の固定子端面を貫通しており、金属ナットを負荷側エンドカバーの内側に固定しており、金属ナットの位置が固定された後、金属ナットの垂直端は端面覆設部の内面と接触し、金属ナットの水平端はエッジ曲げ部の内面と接触している。
【0037】
永久磁石回転子は、さらに、回転子鉄心および磁性鋼を含み、回転子鉄心は回転軸に被嵌された回転子内鉄心および回転子内鉄心の外周に嵌装された回転子外鉄心を含み、磁性鋼は回転子外鉄心の外周に均一に被嵌され、回転子内鉄心と回転子外鉄心の間には絶縁接続層が充填され、磁性鋼は射出成形プラスチックにより回転子外鉄心と一体構造に射出形成されている。
【発明の効果】
【0038】
本発明は以下のような有益な効果を奏する。
本発明によれば、金属導線を通じて両側のエンドカバーを接続し、金属導線はプラスチックパッキン体に内蔵され、安全性が高い。同時に、金属導線は両側のエンドカバーに確実に電気的に接続され、軸受の電食防止性能に優れる。電食防止用モータにおけるモータを自動で組み立てることができ、自動化レベルが高く、人件費を削減し、また、モータ全体の効率が高く、原材料の利用率が高い。
【発明を実施するための形態】
【0040】
以下、図面および具体的な好ましい実施形態に合わせて、本発明についてさらに詳細に説明する。
図14〜
図17に示すように、電食防止用モータは、固定子4、永久磁石回転子、プラスチックパッキン体5、反負荷側エンドカバー1、反負荷側軸受2、負荷側エンドカバー8、負荷側軸受10、金属導線3、金属ナット6および金属ねじ7を含む。
【0041】
固定子は永久磁石回転子の外周に同軸に嵌装され、プラスチックパッキン体は固定子の外周に同軸に嵌装されている。永久磁石回転子は、回転軸9、回転子鉄心および磁性鋼13を含む。回転子鉄心は、回転軸に嵌装された回転子内鉄心12および回転子内鉄心の外周に嵌設された回転子外鉄心11を含む。
【0042】
回転子内鉄心と回転子外鉄心との間には間隙が設置されていることが好ましく、間隙内には絶縁接続層14が充填されている。絶縁接続層は射出成形ゴムであることが好ましい。絶縁接続層を設置することにより、電流回路を遮断することができ、電流が回転軸を通じて軸受へ流れることを防止することによって、軸受の電食を防止することができる。また、振動と騒音を減らすこともできる。
【0043】
磁性鋼は回転子外鉄心の外周に均一に被嵌され、磁性鋼は射出成形プラスチックを通じて回転子外鉄心と一体構造に射出成形されることが好ましい。
【0044】
反負荷側エンドカバーおよび反負荷側軸受は反負荷側に位置する回転軸に嵌装され、負荷側エンドカバーおよび負荷側軸受は負荷側に位置する回転軸に嵌装される。
【0045】
図15に示すように、負荷側エンドカバーは回転軸に嵌装された端面覆設部81および端面覆設部の周りに設置されたエッジ曲げ部82を含む。
【0046】
金属導線は固定子とプラスチックパッキン体との間に設置され、金属導線は耐温度性金属導線であることが好ましい。
【0047】
金属導線の一端は反負荷側エンドカバーに溶接され、突き合わせ溶接が好ましい。金属導線の他端は金属ナットに接続される。
【0048】
金属ナットはL型またはU型を呈することが好ましく、本発明において、L型を選択する。
【0049】
金属ナットは金属導線に溶接された水平端61およびねじ穴621が設置された垂直端62を含む。
【0050】
金属ねじは順に負荷側エンドカバー、垂直端におけるねじ穴および負荷側の固定子端面を貫通し、金属ナットを負荷側エンドカバーの内側に固定する。
【0051】
上記水平端61は2つの好ましい実施例を有することが好ましい。
【0052】
(実施例1)
図15に示すように、水平端は垂直端と一体に設置された1つの金属固定板である。金属ナットの位置が固定された後、金属ナットの垂直端は端面覆設部の内面と接触し、金属ナットの水平端はエッジ曲げ部の内面と接触する。
【0053】
(実施例2)
図17に示すように、水平端は固定部611、金属ばね612および金属シート613を含むことが好ましく、金属シートは固定部とエッジ曲げ部の間に設置され、金属シートは金属ばねを通じて固定部に接続され、固定部と垂直端は一体に設置され、金属導線は固定部または金属シートに溶接される。
【0054】
金属ナットの位置が固定された後、金属シートは金属ばねの弾力の作用で、エッジ曲げ部の内面に圧接する。
【0055】
さらに、上記金属ナットは銅材料で製造されてなることが好ましい。
【0056】
さらに、金属ナットは負荷側の固定子端面に被嵌され、金属ナットの垂直端の外面は負荷側の固定子端面と同一平面である。
【0057】
さらに、金属ねじは止めねじであることが好ましい。
【0058】
電食防止用モータの自動生産ラインは、固定子組立装置、回転子鉄心射出成形機、回転軸圧入装置220および回転軸供給装置230を含む。
【0059】
図1に示すように、固定子組立装置は、固定子鉄心搬送ライン100および固定子鉄心搬送ラインに沿って順に配置された固定子プレス機101、固定子枠射出成形機105、枠耐電圧検出工具110、ターミナル組立機120、巻線機130、ターミナル溶接装置140、ターミナル矯正装置150、固定子耐電圧検出装置159、固定子真円度接合装置160、固定子真円度修正装置170、波形検出装置180、配線装置185および固定子ハウジング射出成形機190を含む。
【0060】
固定子鉄心搬送ラインは、3の倍数であるA個の固定子鉄心歯を有する帯状固定子鉄心102の自動搬送に用いられる。固定子鉄心搬送ラインは帯状搬送ベルトであることが好ましく、帯状搬送ベルトの両側にはバッフルが設置され、帯状凹溝を形成することにより、帯状固定子鉄心の自動搬送を制限する。
【0061】
本発明の電食防止用モータは、8極のモータであることが好ましく、帯状固定子鉄心は12個の固定子鉄心歯を有することが好ましい。
【0062】
固定子プレス機は帯状固定子鉄心を自動でプレス成形するのに用いられ、固定子プレス機は従来技術であり、プレス金型は帯状金型に交換され、固定子プレス機の材料排出端は固定子鉄心搬送ラインの材料供給端に突合せることにより、帯状固定子鉄心を自動で本発明の固定子鉄心搬送ラインに搬送する。
【0063】
固定子枠射出成形機は帯状固定子鉄心における枠103を射出成形するのに用いられ、固定子枠射出成形機も従来技術であり、各固定子鉄心歯には枠が射出成形され、隣接する2つの枠の間の巻線室104は、
図2に示すように、巻線室の面積が大きく、巻線室の溝形を最大化し、巻線を最も多くすることができる。
【0064】
本発明は固定子鉄心を従来の円形打抜方式から帯状打抜方式に変更し、原材料の利用率を大幅に向上させ、製造コストを削減する一方、隣接する2つの枠の間の巻線室の面積が大きいため、巻線しやすいとともに巻線の巻数を増加させることができ、巻線の巻数を増加させることにより、モータ全体の効率を元の50%から70%以上に向上させることができる。
【0065】
固定子枠射出成形機は、マニピュレータを有し、マニピュレータは固定子鉄心搬送ラインの材料供給端に位置する固定子鉄心を掴んで固定子枠射出成形機の型穴に入れることができ、さらに固定子枠射出成形機の型穴に位置する既に射出成形された固定子鉄心を掴んで固定子枠射出成形機の下流に位置する固定子鉄心搬送ラインに入れることができる。マニピュレータは機械的なアームに接続されることが好ましく、マニピュレータは
図2に示すような2本のクランプ指であることが好ましいが、
図5の示すような可動クランプ爪の構造などを採用することもできる。
【0066】
図3に示すように、枠耐電圧検出工具は昇降板111、金属インサート112、耐電圧プローブ113及び伸縮押え板114を含む。昇降板は、固定子鉄心搬送ラインの真上に設置され、昇降板の高さは昇降でき、導電可能であり、金属インサートの数はA+1個であり、いずれも昇降板の下面に設置され、昇降板は耐電圧試験機115の正極に接続される。
【0067】
本発明において、金属インサートの数は13個であり、中央に位置する11個の金属インサートは両側に位置する金属インサートよりも大きい。
【0068】
代替案として、隣接する金属インサートの間に電気的に直列接続された後、耐電圧試験機の正極に直接接続されることも、本発明の保護範囲に属する。
【0069】
昇降板が下降する際、金属インサートは順に対応する巻線室に挿着されることができ、耐電圧プローブは固定子鉄心搬送ラインと垂直で、伸縮可能であり、耐電圧プローブの伸縮端は射出成形された固定子鉄心の金属の外面と接触し、耐電圧プローブの他端は耐電圧試験機の負極と接続することができる。
【0070】
枠耐電圧検出工具には光電子センサおよび上流に位置する制限バッフルが設置されることが好ましい。光電子センサにより固定子鉄心が該ステーションに入ったことを検出した際、制限バッフルは固定子鉄心を遮断し、伸縮押え板は延びて、固定子鉄心を圧着固定し、金属インサートが各巻線室に挿入されるとともに、耐電圧プローブは射出成形された固定子鉄心の金属外面と接触し、耐電圧検出を行う。検出が完了した後、金属インサート、伸縮押え板および耐電圧プローブは復帰し、制限バッフルが開き、耐電圧検出に合格した場合、前へ流れ続け、耐電圧検出に合格していない場合、下流に位置する伸縮付勢ロッドにより固定子鉄心搬送ラインから離れるように押し付ける。
【0071】
図4に示すように、ターミナル組立機はターミナル供給ビン121、横方向付勢ロッド122、縦方向付勢ロッド123、摺動板125を含む。
【0072】
摺動板は、固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、摺動板は固定子鉄心搬送ライン及び固定子鉄心搬送ラインと垂直である方向に沿って摺動し、即ち、摺動板は2方向における自由度を有する。
【0073】
2方向における自由度に対する制御により、摺動板は組み立てようとする固定子鉄心を遮断しターミナル124の組み立て位置を位置決めすることができる。
【0074】
具体的には、ターミナル組立機における光電子センサにより固定子鉄心(ワークとも呼ばれる)が該プロセスに入ったことを検出した場合、摺動板は固定子鉄心搬送ラインの垂直方向に沿って摺動し、即ち、伸び、ワークを遮断する。さらに、ターミナル組立機の上流にもバッフルが設置されていることが好ましく、ターミナル組立機のステーションにワークがある場合、次のワークが入ることを遮断する。
【0075】
続いて、ターミナルの挿設位置要求に基づき、摺動板は移動することによりワークを異なる距離に移動するように駆動し、全てのターミナルの組み立てを実現する。
【0076】
本発明において、各固定子鉄心枠には4本のターミナルを挿設しなければならないため、摺動板を前へ4回移動しなければならず、4本のターミナルの挿設が完了した後、元の位置に復元し、上流のバッフルが開き、次のワークのターミナルの組み立てを行う。
【0077】
ターミナル供給ビンは固定子鉄心搬送ラインの上方に設置され固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、ターミナルは整然とターミナル供給ビンに1列に配列され、横方向付勢ロッドはターミナル材料供給ビンの末端に設置され、ターミナル供給ビンにおけるターミナルを前へ付勢する。
【0078】
ターミナル材料供給ビンの先端の底部には材料排出口が設置され、材料排出口は固定子鉄心搬送ラインにおけるターミナルの組み立て位置に対応し、縦方向付勢ロッドは材料排出口の真上に設置され、材料排出口に位置するターミナルを材料排出口からターミナル組み立て位置における固定子鉄心の枠へ付勢する。
【0079】
巻線機は少なくとも2台があり、全ての巻線機は固定子鉄心搬送ラインに沿って並列に設置され、各巻線機にはいずれも1つの光電子センサおよび1つの伸縮バッフルが対応するように設置され、光電子センサは巻線機に対応する巻線ステーションに巻線しようとする固定子鉄心があるか否かを検出し、伸縮バッフルは巻線しようとする固定子鉄心を制限し遮断するのに用いられ、光電子センサおよび伸縮バッフルを制御することにより、全ての巻線機の同時または交互の巻線を実現する。
【0080】
本発明における巻線機は3台であることが好ましく、3台の巻線機は同時に巻線することが好ましいため、巻線速度を向上させ、後続の待機時間を短縮する。
【0081】
巻線する際、光電子センサおよび伸縮バッフルによる遮断制御により、ワークの自動巻線を実現する。例えば、下流に位置する光電子センサによりワークが入ったことを検出した場合、下流の伸縮バッフルは伸びて遮断し、その後、下流の光電子センサの指示灯が消灯し、巻線過程が始まる。
【0082】
下流の光電子センサの指示灯が消灯すると同時に、上流の光電子センサが動作し、上流の巻線機にワークが入った場合、上流の伸縮バッフルは伸びて遮断し、その後、上流の光電子センサの指示灯が消灯し、巻線過程が始まる。
【0083】
順に循環し、全ての巻線機の同時または交互の巻線を実現する。本発明において、好ましくは、毎回3つのワークが同時に3台の巻線機に入って巻線するように制御し、巻線が完了した後、次の3つのワークの自動巻線を行う。
【0084】
本発明において、3台の巻線機の上流および下流にはそれぞれ1つの制限バッフルが設置されることが好ましく、制限バッフルは自動搬送ラインにおいて、一般的な部品に属し、後続のプロセスの一部の説明を省略する。
【0085】
図5に示すように、ターミナル溶接装置は、はんだポット141、反転クランプ板142、可動クランプ爪143および制限バッフル145を含む。
【0086】
反転クランプ板ははんだポットの真上に設置され、反転クランプ板は巻線後の固定子鉄心をクランプすることができ、180°反転することができる。反転クランプ板が通常通りに水平状態であり、ワークが反転クランプ板に入った後、まずワークをクランプし、続いて、下へ180°反転させ、ワークのターミナルに対するはんだ付けを行わせる。溶接が完了した後、反転クランプ板は再び上へ180°反転し、クランプ状態から解除され、可動クランプ爪により掴まれることを待機する。
【0087】
反転クランプ板の構造は、好ましくは、
図5に示すように、頂部が開口する引き出し筐体であり、引き出し筐体の底部は機械的なアームに接続されることが好ましく、180°の回転を実現する。
【0088】
引き出し筐体は固定子鉄心載置溝を有し、鉄心載置溝の両側の2つの長側板(即ち、固定子鉄心搬送ラインの搬送方向に沿う)にはいずれもクランプ切り込み144が設置されることが好ましく、可動クランプ爪による固定およびクランプに便利である。
【0089】
2つの長側板にはいずれもクランプヘッド(図示せず)が設置されることが好ましく、クランプヘッドの一端は対応する長側板から貫通しシリンダに接続され、伸縮可能であり、クランプヘッドの他端(即ち、長側板の内側端)は帯状固定子鉄心をクランプすることができる。
【0090】
制限バッフルは反転クランプ板の上流および下流の固定子鉄心搬送ラインに設置され、上流および下流の固定子鉄心搬送ラインにはいずれも
図5に示すようなクランプ切り込み144が設置され、可動クランプ爪による固定およびクランプに便利である。
【0091】
可動クランプ爪は固定子鉄心搬送ラインの方向に沿って往復摺動することができ、よって巻線後の固定子鉄心を反転クランプ板に載置し、さらにはんだ付け後の固定子鉄心を下流の固定子鉄心搬送ラインに載置する。
【0092】
可動クランプ爪は、
図5に示すように、頂板および頂板の下面に設置されたクランプ板を含み、クランプ板は固定子鉄心搬送ラインと垂直である方向に沿って往復摺動することができるため、帯状固定子鉄心をクランプし固定する。
【0093】
図6に示すように、ターミナル矯正装置は昇降ブロック151および昇降ブロックの下面に固設された矯正ヘッドを含む。
【0094】
昇降ブロックは固定子鉄心搬送ラインの上方に設置され、高さを昇降するように調整することができ、矯正ヘッドの数は各固定子におけるターミナル数に等しく、4つであることが好ましい。
【0095】
図7に示すように、各矯正ヘッドはいずれも固定ソケット152および固定ソケットの内部に同軸に嵌設された矯正スリーブ153を含み、矯正スリーブは円筒形を呈し固定ソケットの内壁面に沿って自由に回転することができ、矯正スリーブの内径はターミナルの外径より大きい。
【0096】
ターミナル矯正装置における光電子センサによりワークが該ステーションに入ったことを検出した場合、昇降ブロックは矯正ヘッドを高さが下がるように駆動し、矯正スリーブは対応するターミナルの上端に嵌装され、矯正ヘッドの下降に伴って、矯正スリーブは自由に回転し、ターミナルに対する矯正を実現し、ターミナルを垂直状態にし、歪みによる変形を防止する。
【0097】
固定子巻線耐電圧検出装置は高さの昇降可能な検出プローブを含み、検出プローブの一端はいずれも耐電圧試験機に接続され、検出プローブの他端はそれぞれ矯正後の固定子鉄心におけるターミナルに接続される。
【0098】
固定子巻線耐電圧検出装置における光電子センサによりワークが入ったことを検出した後、制限バッフルにより遮断し、検出プローブの高さが下がり、ターミナルに嵌合して、耐電圧検出を行う。固定子巻線耐電圧検出装置の具体的な検出方法は従来技術であり、ここで繰り返した説明を省略する。
【0099】
図8に示すように、固定子真円度接合装置は、C型溝治具161、弧形溝治具162、中心柱163および可動グリッパ164を含む。
【0100】
中心柱は固定子鉄心搬送ラインの一側に設置され、固定子鉄心搬送ラインの1つの側遮断面を構成し、固定子鉄心搬送ラインの別の側遮断面は伸縮側バッフル165であり、高さは昇降可能である。
【0101】
C型溝治具と弧形溝治具はそれぞれ中心柱の両側に設置され、いずれも固定子鉄心搬送ラインと垂直であり、C型溝治具と弧形溝治具はいずれも固定子鉄心搬送ラインと垂直である方向に沿って往復摺動することができ、C型溝治具は伸縮側バッフル板の外側に摺動することができる。C型溝治具と弧形溝治具は接合により中心柱を円心とする接合円を形成することができ、接合円の直径は固定子鉄心の外径に等しいことが好ましい。
【0102】
可動グリッパはクランプ可能な2本の指を有し、真円度接合後の固定子鉄心を固定子真円度修正装置に移動することができ、C型溝治具と弧形溝治具の中央にはそれぞれ挿入穴が設置され、挿入穴は可動グリッパにおける指に挿着することができる。
【0103】
真円度接合方法として、C型溝治具は伸縮側バッフルの外側に摺動し、伸縮側バッフルの高さを上げ、ワークが入った後、制限バッフルにより遮断してから、伸縮側バッフルの高さを固定子鉄心搬送ラインの下方に下げ、C型溝治具は中心柱へ摺動し、C型溝治具の摺動に従って、ワークも中心柱を中心として、中心柱へ曲げられ、U型を形成し、その後、弧形溝治具は中心柱の方向へ摺動し、弧形溝治具による遮断および位置決めにより、ワークは円形に曲げられる。その際、ワークの接合シームは弧形溝治具における挿入穴の位置に対応する。最後に、可動グリッパの高さが下がり、挿入穴に挿入され、真円度接合後のワークを固定子真円度修正装置に移動させる。
【0104】
図9に示すように、固定子真円度修正装置は伸縮チャック171、伸縮位置決め柱172、中央位置決めクランプ爪173および溶接ガン174を含む。
【0105】
伸縮位置決め柱は円柱形を呈し高さが昇降可能であり、伸縮チャックの数はA個であり、1つであることが好ましく、伸縮位置決め柱の周方向に沿って均一に配置されている。
【0106】
各伸縮チャックの伸縮位置決め柱に向ける一側にはいずれも固定子鉄心における固定子歯の外面に嵌合する弧面が設置されている。
【0107】
中央位置決めクランプ爪は内位置決め面1731およびクランプ爪を含み、内位置決め面は円柱形を呈し、内位置決め面の外径は固定子鉄心の内径に等しく、内位置決め面の頂部は機械的なアームに接続され、クランプ爪は内位置決め面の底部に設置され、クランプ爪は真円度修正後の固定子鉄心を内穴に係止して移行させることができ、溶接ガンの高さは昇降することができ、溶接ガンの先端は固定子鉄心の接合シームを指向している。
【0108】
真円度修正方法は具体的に以下のようなステップを含むことが好ましい。
【0109】
(ステップ1)
伸縮位置決め柱をまず上げ、可動グリッパにより真円度の接合が完了したワークを入れるまで待機し、ワークを伸縮位置決め柱の外周に入れた場合、光電子センサによりワークを検出する。
【0110】
(ステップ2)
中央位置決めクランプ爪の高さを下げ、クランプ爪が伸縮位置決め柱と接触した後、伸縮位置決め柱を台座面の下方に下げ、中央位置決めクランプ爪の高さを下げ続け、内位置決め面をワーク内面と接触させる。
【0111】
(ステップ3)
伸縮チャックを伸ばしてワークの外面を位置決めする。伸縮チャックの伸びる順番は、
図9に示された(1)〜(6)の順番に従って行う。即ち、まず接合シームを離れる2つの伸縮チャックが同時に伸びて、ワークの外金属面に密着し、続いて、伸びた2つの伸縮チャックに隣接する2つの伸縮チャックが再び同時に伸びて、ワークの外金属面に密着し、さらに続いて、接合シームに隣接する2つの伸縮チャックが同時に伸びて、ワークの外金属面に密着し、その後、その他の伸縮チャックが対称する方式で接合シームを離れるところから接合シームの方向へ徐々に伸び位置決めし始める。
【0112】
ステップ3において、溶接ガンは上から下へ、接合シームに対しレーザーによる溶接を行う。
【0113】
上記真円度修正方法は、固定子鉄心真円度修正の真円度をより正確にし、接合された後、波形検出合格率が高い。
図10に示すように、波形検出装置は絶縁昇降板181、波形検出プローブ182、伸縮押出ロッド183および昇降位置決め柱184を含む。
【0114】
昇降位置決め柱の高さは昇降可能であり、昇降位置決め柱の外径は固定子鉄心の内径に等しく、伸縮押出ロッドの数はA個であり、即ち12個であり、昇降位置決め柱の周方向に沿って均一に配置され、伸縮押出ロッドの昇降位置決め柱に向ける一側には刃先の鋭利な刃物が設置されている。
【0115】
固定子鉄心が昇降位置決め柱の外周に嵌装される場合、伸縮押出ロッドの刃先の鋭利な刃物は固定子鉄心の底部の枠のシームに嵌合することができ、頂部の高さは固定子鉄心の金属の下面より低く、固定子鉄心の金属面と接触しない。
【0116】
波形検出プローブの数は各固定子におけるターミナルの数に等しく、即ち4つであり、昇降位置決め柱の外周に嵌装された固定子鉄心におけるターミナルの位置に対応し、全ての波形検出プローブはいずれも絶縁昇降板に固定され、絶縁昇降板の高さは昇降可能であり、波形検出プローブの他端は波形検出装置に接続されている。
【0117】
検出方法は固定子巻線耐電圧検出方法と同じであり、ここで繰り返した説明を省略する。
【0118】
図11に示すように、配線装置は波形検出装置の下流に設置され、配線装置は回転盤186、ハーネス制限部品187、ハーネス固定クランプ188およびはんだ付け装置189を含む。
【0119】
回転盤は回転することができ、はんだ付け装置は回転盤の一側に固設され、回転盤には周方向に沿って複数の固定子鉄心載置溝1861および固定子鉄心載置溝の数が等しいハーネス制限部品が設置され、ハーネス制限部品は固定子鉄心載置溝に1対1対応し、ハーネス制限部品にはハーネス固定クランプが設置されている。
【0120】
ハーネス制限部品はハーネス載置溝またはハーネス巻線ロッドであることが好ましく、使用する前に、まずハーネスをハーネス固定溝に載置しまたはハーネス巻線ロッドに巻き付け、ハーネス固定クランプを使用して溶接しようとするハーネス先端の位置を固定し、次に、可動グリッパまたは可動クランプ爪などを採用して、波形の検出が完了したワークを回転盤における固定子載置溝に入れ溶接する。溶接精度が高く、溶接効率を向上させる。
【0121】
図12に示すように、固定子ハウジング射出成形機は2つの射出成形金型191および密封スライドレール193を含み、密封スライドレールは固定子ハウジング射出成形機の真下から通過し、2つの射出成形金型は密封スライドレールに摺接され、溶接機は密封スライドレールの一側に設置され、突き合わせ溶接機であることが好ましい。
【0122】
射出成形時間が長く、さらに準備時間が必要であるため、射出成形効率を大幅に低下させる。2つの射出成形金型を再利用することができ、待機時間を減少させ、製造効率を大幅に向上させる。
【0123】
各射出成形金型内にはいずれも4本の位置決めピン192が設置されていることが好ましく、4本の位置決めピンはプラスチック接続層における4つのねじボルトの位置に対応する。
【0124】
射出成形する際、1つの射出成形金型により射出成形し、もう1つの射出成形金型は予備素材の待機中であり、その際、まず金属導線が溶接された金属ナットをそのうち1本の位置決めピンに嵌装し、次にプラスチック接続層を載置し、プラスチック接続層の4つのねじボルトを4本の位置決めピンに嵌装させ、さらに配線し波形検出に合格した後の固定子鉄心を載置し、最後に反負荷側エンドカバーを載置し、次に、予備素材待機中の射出成形金型を突き合わせ溶接機のところに摺動するように移動し、反負荷側エンドカバーと金属導線の溶接を行い、素材準備が完了し、循環射出成形を待機する。代替案として、前もって金属ナット、金属導線および反負荷側エンドカバーを一体形成するように溶接することもできる。
【0125】
回転子鉄心射出成形機と回転軸供給装置はいずれも回転軸圧入装置の供給側に設置されている。
【0126】
回転子鉄心射出成形機は回転子内鉄心と回転子外鉄心を一体に射出成形する。
【0127】
図13に示すように、回転軸供給装置230は同期ベルト231、制限バッフル232および歯車233を含む。同期ベルトは回転可能であり、同期ベルトは制限バッフルと平行且つ並列に設置され、同期ベルトと制限バッフルの間の間隔は回転軸圧入箇所の直径より小さいことが好ましく、同期ベルトの外面および制限バッフルにはいずれも噛合する歯車が設置され、同期ベルトの歯車と制限バッフルの歯車の間には回転軸載置切り欠きが形成されている。
【0128】
回転軸は
図13における右側から入って左側から排出され、即ち、右側は材料供給口であり、左側は材料排出口である。回転軸の負荷側部分の直径は負荷側端および回転軸圧入箇所の直径より小さい。そのため、回転軸の反負荷側端および回転軸圧入箇所は回転軸載置切り欠きの上方に位置し、回転軸の負荷側端は回転軸載置切り欠きの下方に位置する。同期ベルトの時計回りの回転に伴って、制限バッフルの位置を固定するため、回転軸を垂直姿勢で前へ付勢する。
【0129】
回転軸圧入装置220は、昇降押え板221、上圧入ヘッド222、下台座223、圧入高さ検出装置および電磁チャック225を含む。
【0130】
電磁チャックは、回転子鉄心射出成形機における射出成形された回転子鉄心を吸着して下台座の頂部に載置し、電磁チャックの頂部は機械的なアームに接続され、電磁チャックの底部中央には伸縮案内ロッドが設置され、ばね案内ロッドであることが好ましく、通常の場合、伸縮案内ロッドは伸びた状態である。
【0131】
下台座の頂部には電磁石2232が被嵌され、下台座は中空収容室2231を有し、下台座の底部はスライドレール226に摺接され高さを昇降することができ、下台座は回転軸供給装置の材料供給ポジションに摺動することができる。
【0132】
上圧入ヘッドの頂部は昇降押え板に着脱可能に接続され、ねじ山による接続であることが好ましい。上圧入ヘッドの底部にはソケットが設置され、ソケットは回転軸の反負荷側の外周に着装可能である。
【0133】
圧入高さ検出装置は、昇降押え板の下面に平行且つ並列に設置され、底部の高さが等しい2つの高度センサを含み、そのうち1つの高度センサは自体から回転軸の頂部までの距離を検出するのに用いられ、もう1つの高度センサは自体から内回転子の上面までの距離を検出するのに用いられる。
【0134】
上圧入ヘッドは中空ソケット2222であることが好ましく、ソケット内には位置決めネジ2221が設置され、位置決めネジの外周は上圧入ヘッドの中空室に螺合され、位置決めネジの底部は圧入平面である。位置決めネジの位置を調整することにより、さらに回転軸の圧入高さを調整することができる。
具体的な好ましい圧入方法は、下記のようなステップを含む。
【0135】
(ステップ1)
電磁チャックが機械的なアームに駆動され、回転子鉄心射出成形機のステーションに移動し、電磁チャックの高さが降下し、伸縮案内ロッドが回転子鉄心の内穴に入り、電磁チャックに電源が投入され、回転子鉄心を吸着し、下台座の上面に移動する。好ましくは、伸縮案内ロッドの伸びた長さが回転子鉄心の高さより大きいため、伸縮案内ロッドはまず下台座の中空収容室に入って案内し位置決めする。続いて、下台座における電磁石に電源が投入され、回転子鉄心を吸着する。同時に、電磁チャックの電源が切られ、下台座を離れる。
【0136】
(ステップ2)
下台座は回転子鉄心をともに回転軸供給装置の排出口の箇所まで摺動するように駆動し、回転軸の負荷側と接触し、その後、下台座の高さが上がり、回転軸の負荷側を回転子鉄心の内穴および下台座の中空収容室に入るようにする。
【0137】
(ステップ3)
下台座の高さが下がり上圧入ヘッドの真下に摺動し、上圧入ヘッドの高さが下がり、ソケットは回転軸の反負荷側の外周に嵌装され、上圧入ヘッドの高さが設定の高さに下がって、圧入を完了する。
【0138】
(ステップ4)
下台座は右または左へ高度センサーの真下に摺動し、2つの高度センサが作動し、2つの高度センサにより検出された高度差の値が圧入の高さである。圧入の高さが十分でない場合、高度センサーの検出値に基づき、下台座はステップ3を繰り返し、再度圧入作業を行う。
【0139】
以上、本発明の好ましい実施形態を詳しく説明したが、本発明は上記実施形態における具体的な細部に限定されず、本発明の技術的構想範囲内で、本発明の技術的解決手段に対し様々な等価変換を行うことができ、これらの等価変換はいずれも本発明の保護範囲に属する。
【解決手段】電食防止用モータは、固定子4、永久磁石回転子、プラスチックパッキン体5、反負荷側エンドカバー1、負荷側エンドカバー2、金属導線3、金属ナット6および金属ねじ7を含む。自動生産ラインは、固定子鉄心搬送ライン100および固定子鉄心搬送ライン100に沿って順に配置された固定子プレス機101、固定子枠射出成形機105、枠耐電圧検出工具110、ターミナル組立機120、巻線機130、ターミナル溶接装置140、ターミナル矯正装置150、固定子耐電圧検出装置159、固定子真円度接合装置160、固定子真円度修正装置170を含む固定子組立装置を含む。金属導線を通じて両側のエンドカバーを接続し、金属導線はプラスチックパッキン体に内蔵され、安全性が高い。同時に、金属導線は両側のエンドカバーに確実に電気的に接続され、軸受の電食防止性能に優れる。電食防止用モータにおけるモータを自動で組み立てることができ、自動化レベルが高く、人件費を削減し、また、モータ全体の効率が高く、原材料の利用率が高い。