特許第6636316号(P6636316)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6636316
(24)【登録日】2019年12月27日
(45)【発行日】2020年1月29日
(54)【発明の名称】管部材
(51)【国際特許分類】
   F16L 11/115 20060101AFI20200120BHJP
   F02M 35/10 20060101ALI20200120BHJP
【FI】
   F16L11/115
   F02M35/10 101H
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-249538(P2015-249538)
(22)【出願日】2015年12月22日
(65)【公開番号】特開2017-115924(P2017-115924A)
(43)【公開日】2017年6月29日
【審査請求日】2017年10月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000135209
【氏名又は名称】株式会社ニフコ
(74)【代理人】
【識別番号】100095337
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100095061
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 恭介
(74)【代理人】
【識別番号】100174425
【弁理士】
【氏名又は名称】水崎 慎
(72)【発明者】
【氏名】半田 和也
(72)【発明者】
【氏名】品田 雅史
【審査官】 二階堂 恭弘
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2007/0267012(US,A1)
【文献】 実公昭27−007857(JP,Y1)
【文献】 特開2007−060754(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0226394(US,A1)
【文献】 特開昭57−190571(JP,A)
【文献】 特公昭53−008044(JP,B1)
【文献】 実開平01−130019(JP,U)
【文献】 実開昭59−150931(JP,U)
【文献】 特開昭62−088893(JP,A)
【文献】 米国特許第03578777(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 11/11 − 11/118
F16L 27/111
F02M 35/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
隆起部と沈降部とが交互に連接された蛇腹形状の管本体部が備えられた管部材において、
隣接する前記隆起部同士を連接するリブを有し、前記隆起部を介して隣接した複数の前記リブからなる一群が、前記管本体部の軸方向に向けられると共に、個々の前記リブが、前記軸方向に対して傾斜し、
前記リブが、隣接する前記隆起部同士の一方側に連接された一方端部と、隣接する前記隆起部同士の他方側に連接された他方端部と、前記一方端部と前記他方端部とが前記沈降部で連接された中央部と、から構成され、
前記リブにおいて、前記管本体部材の周方向における一方の側面が、前記一方端部から前記中央部に至った短片と、前記中央部から前記他方端部に至った長片とから構成され、かつ、前記リブにおいて、前記管本体部材の周方向における他方の側面が、前記一方端部から前記中央部に至った長片と、前記中央部から前記他方端部に至った短片とから構成されたことで、前記中央部が、前記一方端部および前記他方端部よりも薄く形成された、
ことを特徴とする管部材。
【請求項2】
前記管本体部の外面において、前記リブが、前記管本体部の周方向に間隔を空けて複数形成された、
ことを特徴とする請求項1に記載された管部材。
【請求項3】
前記管本体部の内面において、前記リブが、前記管本体部の周方向に間隔を空けて複数形成された、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された管部材。
【請求項4】
前記管本体部の外面における外面側隆起部同士の間に形成された前記リブと、前記管本体部の内面における内面側隆起部同士の間に形成された前記リブとが、前記管本体部の周方向においてずれて配置された、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された管部材。
【請求項5】
前記リブが、前記隆起部の高さよりも低く形成された、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された管部材。
【請求項6】
隆起部と沈降部とが交互に連接された蛇腹形状の管本体部が備えられた管部材において、
隣接する前記隆起部同士を連接するリブを有し、このリブが、隣接する前記隆起部同士の一方側に連接された一方端部と、隣接する前記隆起部同士の他方側に連接された他方端部と、前記一方端部と前記他方端部とが前記沈降部で連接された中央部と、から構成され、
前記リブにおいて、前記管本体部材の周方向における一方の側面が、前記一方端部から前記中央部に至った短片と、前記中央部から前記他方端部に至った長片とから構成され、かつ、前記リブにおいて、前記管本体部材の周方向における他方の側面が、前記一方端部から前記中央部に至った長片と、前記中央部から前記他方端部に至った短片とから構成されたことで、前記中央部が、前記一方端部および前記他方端部よりも薄く形成され
前記隆起部を介して隣接した複数の前記リブからなる一群が、前記管本体部の軸方向に向けられると共に、個々の前記リブの前記一方端部と前記他方端部とが前記管本体部の周方向においてずれている、
ことを特徴とする管部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば高圧用のダクトなどを接続する際に用いられる管部材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動車の内燃機関などにおいて、タービンで吸気された空気をインタークーラーに送るためのターボダクトは、ターボダクトの寸法の違いに対応できる可撓性と、高圧による膨張を抑える高い剛性とを実現するため、蛇腹構造の接続管によって接続されている。例えば、下記特許文献1に記載されたエンジン用エアダクトホースは、蛇腹構造のうちの蛇腹隆起部同士を連結する補強リブが形成されている。この補強リブによって、高い剛性が実現されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公平3−25495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されたエンジン用エアダクトホースは、上記したとおり補強リブによって高い剛性が実現されるが、一方で、伸縮し、または曲げられる際の可撓性が、補強リブによって損なわれる場合がある。
【0005】
本発明は、この様な実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、優れた可撓性と高い剛性とを実現することができる管部材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る管部材は、隆起部と沈降部とが交互に連接された蛇腹形状の管本体部が備えられた管部材において、隣接する前記隆起部同士を連接するリブが、前記管本体部の軸方向に対して傾斜した、ことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る管部材は、前記管本体部の外面において、前記リブが、前記管本体部の軸方向に複数形成されると共に、前記管本体部の周方向に間隔を空けて複数形成された、ことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る管部材は、前記管本体部の内面において、前記リブが、前記管本体部の軸方向に複数形成されると共に、前記管本体部の周方向に間隔を空けて複数形成された、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る管部材は、前記管本体部の外面における外面側隆起部同士の間に形成された前記リブと、前記管本体部の内面における内面側隆起部同士の間に形成された前記リブとが、前記管本体部の周方向においてずれて配置された、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る管部材は、前記リブが、前記隆起部の高さよりも低く形成された、ことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る管部材は、前記リブの中央が、前記隆起部に連接された端部よりも薄く形成された、ことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る管部材は、隆起部と沈降部とが交互に連接された蛇腹形状の管本体部が備えられた管部材において、隣接する前記隆起部同士を連接するリブが、隣接する前記隆起部同士の一方側に連接された一方端部と、隣接する前記隆起部同士の他方側に連接された他方端部とから構成され、前記一方端部と前記他方端部とが前記管本体部の周方向においてずれている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る管部材は上記した構成である。すなわち、リブが管本体部の軸方向に対して傾斜しているため、軸方向からの外力が、リブと交差する方向に加えられる。そのため、リブは、傾斜している方向に撓みやすく、優れた可撓性を実現することができる。また、高圧によって膨張させようとする外力に対してリブに応力が作用する際、リブが管本体部の軸方向に対して傾斜している分、隣接する隆起部同士が、周方向に広い範囲で繋ぎ留められ、高い剛性を実現することができる。
【0014】
なお、仮にリブが管本体部の軸方向と同じ向きに形成されている場合、軸方向からの外力が、リブと同一直線上に加えられるため、撓み辛い。また、リブが管本体部の軸方向と同じ向きである分、リブを傾斜させた場合と比較してリブの体積が少なく、隣接する隆起部同士が繋ぎ留められる範囲が周方向において狭いため、高い剛性を実現することができない。
【0015】
本発明に係る管部材は、管本体部の外面(または内面)において、リブが、管本体部の軸方向に複数形成されると共に、管本体部の周方向に間隔を空けて複数形成されている。したがって、管本体部の全体に対して優れた可撓性と、高い剛性を実現することができる。
【0016】
本発明に係る管部材は、管本体部の外面における外面側隆起部同士の間に形成されたリブと、管本体部の内面における内面側隆起部同士の間に形成されたリブとが、管本体部の周方向においてずれて配置されている。このように、内面および外面におけるリブの位置を、成形方法に応じて適宜選択することができる。
【0017】
本発明に係る管部材は、リブが隆起部の高さよりも低く形成されている。すなわち、隆起部の頂点同士の間を開放させることで、適度な剛性を実現することができる。
【0018】
本発明に係る管部材は、リブの中央が、隆起部に連接された端部よりも薄く形成されている。この構成により、リブは、端部よりも薄い中央が撓みやすく、優れた可撓性を実現することができる。
【0019】
本発明に係る管部材は、隣接する隆起部同士を連接するリブが、隣接する隆起部同士の一方側に連接された一方端部と、隣接する隆起部同士の他方側に連接された他方端部とから構成され、一方端部と他方端部とが管本体部の周方向においてずれている。すなわち、リブの各端部が周方向にずれていることから、リブが隆起部に対して傾斜しているため、外力がリブと交差する方向に加えられる。そのため、リブは、傾斜している方向に撓みやすく、優れた可撓性を実現することができる。また、高圧によって膨張させようとする外力に対してリブに応力が作用する際、リブが隆起部に対して傾斜している分、隣接する隆起部同士が、周方向に広い範囲で繋ぎ留められ、高い剛性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施形態に係る管部材の外観斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る管部材の外観が示され、(a)は軸方向の上方から視した上面図、(b)は側方から視した側面図、(c)はA−A縦断面図、(d)はリブの拡大図である。
図3】本発明の実施形態に係る管部材の側面が示され、(a)は部分縦断面図、(b)はリブの断面拡大図である。
図4】本発明の実施形態に係る管部材の使用状態の概略が示された使用状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本発明の実施形態に係る管部材を図面に基づいて説明する。図1および図2は、本発明の実施形態に係る管部材10の外観が示されている。
【0022】
例えば、熱可塑性エラストマーなどの樹脂で成形された管部材10は、図1および図2に示されているとおり、円筒状であり、互いに平行な隆起部と沈降部とが軸方向に交互に連接された蛇腹形状の管本体部11が備えられている。すなわち、管本体部11は側面が蛇腹形状の円筒であるため、隆起部および沈降部が外面および内面にそれぞれ形成されており、管本体部11の外面側である外面側隆起部12および外面側沈降部13の内側に、管本体部11の内面側である内面側沈降部15および内面側隆起部14がそれぞれ形成されている。また、管本体部11の上下両端のそれぞれは、環状の溝などによって形成された接続部16が備えられている。なお、以下の説明では、図1を基準として、円筒状の管部材10の長手方向を軸方向とし、管部材10の円周方向を周方向とする。また、軸方向の一方を上方とし、他方を下方とする。
【0023】
管本体部11は、隣接する各隆起部12同士、14同士の間にリブが形成されている。詳説すれば、隣接する外面側隆起部12同士を連接すると共に外面側沈降部13に形成された外面リブ17と、隣接する内面側隆起部14同士を連接すると共に内面側沈降部15に形成された内面リブ18とがある。外面リブ17は、管本体部11の外面において、軸方向に同一線上に揃えられて各外面側隆起部12同士の間に形成され、この複数の外面リブ17の一群が、周方向に等しく間隔を空けて四方に形成されている。同様に、内面リブ18は、管本体部11の内面において、軸方向に同一線上に揃えられて各内面側隆起部14同士の間に形成され、この複数の内面リブ18の一群が、周方向に等しく間隔を空けて四方に形成されている。
【0024】
外面リブ17と内面リブ18とは、周方向において等間隔にずれて配置されている。詳説すれば、外面リブ17は、360度の外周面を4分割して90度ごとにそれぞれ形成され、同様に、内面リブ18は、360度の内周面を4分割して90度ごとにそれぞれ形成されている。外面リブ17と内面リブ18とは、周方向に45度ずれており、内面リブ17と外面リブ18とが周方向において交互に配置されている。なお、リブの数や、配置および間隔は任意である。また、リブは、外面のみ、または内面のみに形成されていてもよい。
【0025】
ここで、リブについて、図面に基づいてさらに詳説する。図3は、本発明の実施形態に係る管部材10の外面リブ17の断面が示されている。なお、外面リブ17と内面リブ18とは同じ構成であるため、以下の説明では、外面リブ17についてのみ説明する。
【0026】
図2および図3に示されているとおり、外面リブ17は軸方向に対して傾斜している。詳説すれば、図2(d)に示されているとおり、外面リブ17は、隣接する外面側隆起部12において、一方側である上方の外面側隆起部12に連接された一方端部としての上端部19、および他方側である下方の外面側隆起部12に連接された他方端部としての下端部20と、この各端部19,20同士が外面側沈降部13において連接された中央部21とから形成されている。
【0027】
上端部19と下端部20とは、周方向にずれており、上下の外面側隆起部12に対して鋭角に連接されているため、外面リブ17は軸方向に対して傾斜している。なお、各隆起部が軸方向に対して傾斜した螺旋状である場合、この傾斜した各隆起部に対してリブが傾斜していればよい。
【0028】
中央部21は、各端部19,20の周方向における幅よりも薄く形成され、各端部19,20は、中央部21よりも幅が広く形成されている。
【0029】
外面リブ17は、図3(b)に示されているとおり、外面側隆起部12の高さよりも低く形成され、外面側隆起部12の頂点同士の間が開放されている。
【0030】
上記のとおり形成された管部材10は、ダクトホースに接続される。ここで、管部材10をダクトホースに接続した状態を図面に基づいて説明する。図4は、本発明の実施形態に係る管部材10の使用状態の概略が示されている。
【0031】
図4に示されているとおり、接続部16にアッパーダクトホース1およびロウアーダクトホース2がそれぞれ嵌合して接続され、このことによって各ダクトホース1,2が管部材10を介して連結される。なお、接続部16の形状は任意であり、接続部16と各ダクトホース1,2との接続構造に応じて適宜変更される。接続構造は、例えば、機械式の嵌合、溶着、結束バンドによる圧着などであってもよい。
【0032】
各ダクト1,2の寸法が多少異なる場合であっても、管部材10が撓むことで寸法の違いに対応することができる。また、各リブ17,18によって、高圧による膨張が抑えられる。
【0033】
次に、本実施形態の効果を説明する。
【0034】
上記したとおり、本実施形態によれば、隣接する外面側隆起部12同士を連接すると共に外面側沈降部13に形成された外面リブ17と、隣接する内面側隆起部14同士を連接すると共に内面側沈降部15に形成された内面リブ18とが形成されている。各リブ17,18は、隣接する外面側隆起部12(または内面側隆起部14)において、上方の外面側隆起部12(または内面側隆起部14)に連接された上端部19、および下方の外面側隆起部12(または内面側隆起部14)に連接された下端部20と、この各端部19,20同士が外面側沈降部13(または内面側沈降部15)において連接された中央部21とから形成されている。上端部19と下端部20とは、周方向にずれており、上下の外面側隆起部12(または内面側隆起部14)に対して鋭角に連接されているため、各リブ17,18は軸方向に対して傾斜している。
【0035】
すなわち、各端部19,20が周方向にずれ、各リブ17,18が軸方向に対して傾斜しているため、軸方向からの外力が、各リブ17,18と交差する方向に加えられる。そのため、各リブ17,18は、傾斜している方向に撓みやすく、優れた可撓性を実現することができる。また、高圧によって膨張させようとする外力に対して各リブ17,18に応力が作用する際、各リブ17,18が軸方向に対して傾斜している分、隣接する外面側隆起部12(または内面側隆起部14)同士が、周方向に広い範囲で繋ぎ留められ、高い剛性を実現することができる。
【0036】
本実施形態によれば、外面リブ17および内面リブ18は、管本体部11の外面および内面において、軸方向に同一線上に揃えられて各外面側隆起部12同士および各内面側隆起部14同士の間に形成され、この複数の各リブ17,18の各一群が、周方向に等しく間隔を空けて四方に形成されている。したがって、管本体部11の全体に対して、均一に万遍なく優れた可撓性と、高い剛性を実現することができる。
【0037】
本実施形態によれば、外面リブ17および内面リブ18は、360度の外周面および内周面を4分割して90度ごとにそれぞれ形成され、周方向に45度ずれており、内面リブ17と外面リブ18とが周方向において交互に配置されている。このように、各リブ17,18の位置を、成形方法に応じて適宜選択することができる。
【0038】
本実施形態によれば、各リブ17,18は、各隆起部12,14の高さよりも低く形成され、外面側隆起部12の頂点同士、および内面側隆起部14の頂点同士の間が開放されている。すなわち、各隆起部12,14の各頂点同士の間を開放させることで、過度な剛性を抑えて適度な剛性を実現することができる。
【0039】
本実施形態によれば、各リブ17,18は、中央部21が各端部19,20の周方向における幅よりも薄く形成され、各端部19,20の幅が中央部21よりも広く形成されている。この構成により、各リブ17,18は、各端部19,20よりも薄い中央部21が撓みやすく、優れた可撓性を実現することができる。
【0040】
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、液体類の配管や、耐圧ホースなどの接続構造に用いられる。
【符号の説明】
【0041】
1 アッパーダクトホース
2 ロウアーダクトホース
10 管部材
11 管本体部
12 外面側隆起部(隆起部)
13 外面側沈降部(沈降部)
14 内面側隆起部(隆起部)
15 内面側沈降部(沈降部)
16 接続部
17 外面リブ(リブ)
18 内面リブ(リブ)
19 上端部(一方端部)
20 下端部(他方端部)
21 中央部
図1
図2
図3
図4