特許第6636577号(P6636577)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6636577フレキシブル回路フィルムを含むディスプレイ装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6636577
(24)【登録日】2019年12月27日
(45)【発行日】2020年1月29日
(54)【発明の名称】フレキシブル回路フィルムを含むディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20200120BHJP
   H04N 5/64 20060101ALI20200120BHJP
【FI】
   G09F9/00 346Z
   G09F9/00 348A
   G09F9/00 350Z
   H04N5/64 571Z
【請求項の数】14
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-136436(P2018-136436)
(22)【出願日】2018年7月20日
(65)【公開番号】特開2019-28460(P2019-28460A)
(43)【公開日】2019年2月21日
【審査請求日】2018年7月20日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0094025
(32)【優先日】2017年7月25日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100114915
【弁理士】
【氏名又は名称】三村 治彦
(74)【代理人】
【識別番号】100125139
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 洋
(72)【発明者】
【氏名】申 洪 大
【審査官】 中村 直行
(56)【参考文献】
【文献】 再公表特許第2015/198531(JP,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0123710(US,A1)
【文献】 特開2014−006478(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00 − 9/46
H04N 5/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1基板及び前記第1基板と合着される第2基板を含む表示パネルと、
前記表示パネルの前記第2基板上に位置するバックカバーと、
前記表示パネルと電気的に連結され、前記第2基板と前記バックカバーとの間に長手方向に並んで位置する第1フィルム領域及び第2フィルム領域を含むフレキシブル回路フィルムと、
前記フレキシブル回路フィルムの前記第2フィルム領域と前記バックカバーとの間に位置するカバーテープ
を含み、
前記第1フィルム領域は、前記第2フィルム領域より前記第2基板の側面に近く位置
前記カバーテープは、前記フレキシブル回路フィルムの側面上に位置する第1カバーテープ及び前記フレキシブル回路フィルムの前記第2フィルム領域上に位置する第2カバーテープを含む、ディスプレイ装置。
【請求項2】
前記カバーテープは、前記フレキシブル回路フィルム及び前記バックカバーと直接接触する、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記フレキシブル回路フィルムは、前記第2基板と前記バックカバーの間に位置し、ドライバーICが実装される第3フィルム領域をさらに含み、
前記第2フィルム領域は、前記第1フィルム領域と前記第3フィルム領域との間に位置する、
請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記第2基板は金属を含む、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記第2カバーテープは前記フレキシブル回路フィルムの幅方向に伸び、
前記第2カバーテープの長さは前記フレキシブル回路フィルムの幅より大きい、
請求項に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記第2カバーテープは前記第1カバーテープと違う物質を含む、請求項に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記第1カバーテープの厚さは前記フレキシブル回路フィルムの厚さと同一である、請求項に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記第1カバーテープは前記フレキシブル回路フィルムの長手方向に伸びる、請求項に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記第1カバーテープの長さは前記第2基板と前記バックカバーとの間で前記フレキシブル回路フィルムの長さより小さい、請求項に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
第1基板及び前記第1基板と合着される第2基板を含む表示パネルと、
前記表示パネルの前記第2基板上に位置し、前記第2基板の周縁部を露出するカバーテープと、
前記カバーテープ上に位置し、前記表示パネルと重畳する領域を含むバックカバーと、
前記表示パネルと電気的に連結され、前記第2基板と前記カバーテープの間を横切るフレキシブル回路フィルムを含み、
前記カバーテープは、前記フレキシブル回路フィルムの側面上に位置する第1カバーテープ及び前記フレキシブル回路フィルムの前記第2フィルム領域上に位置する第2カバーテープを含む、ディスプレイ装置。
【請求項11】
前記カバーテープと前記バックカバーの間に位置する放熱パッドをさらに含む、請求項10に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記カバーテープは、前記フレキシブル回路フィルムと重畳する第1テープ領域及び前記フレキシブル回路フィルムの間に位置する第2テープ領域を含み、
前記フレキシブル回路フィルムの長手方向への前記第2テープ領域の長さは、前記第1テープ領域の長さより大きい、
請求項10に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
前記第2テープ領域の厚さは、前記第1テープ領域の厚さと同一である、請求項12に記載のディスプレイ装置。
【請求項14】
前記第2基板は縁端に位置するメタルバー(metal burr)を含み、
前記カバーテープは前記メタルバーから離隔する、
請求項10に記載のディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示パネルと電気的に連結され、前記表示パネルの一側表面上に伸びるフレキシブル回路フィルムを含むディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、モニター、TV、ノートブック型パソコン、デジタルカメラのような電子機器は映像を具現するためのディスプレイ装置、例えば、液晶表示装置及び/又は有機発光表示装置を含むことができる。
【0003】
前記ディスプレイ装置は、多数の画素領域が位置する表示パネル及び前記表示パネルに多様な信号を伝達する駆動部を含むことができる。例えば、前記ディスプレイ装置はゲートフレキシブル回路フィルムを介して前記表示パネルと連結されるゲート駆動部及びデータフレキシブル回路フィルムを介して前記表示パネルと連結されるデータ駆動部を含むことができる。前記ゲートフレキシブル回路フィルム及び前記データフレキシブル回路フィルム上にはそれぞれ該当信号を生成するためのドライバーICが実装されることができる。
【0004】
前記ディスプレイ装置の前記フレキシブル回路フィルムは、前記表示パネルの一側表面上に伸びるように形成され得る。例えば、前記ディスプレイ装置の前記表示パネルの第1基板上に位置するパッドと電気的に連結されたフレキシブル回路フィルムは、前記表示パネルの前記第1基板と合着される第2基板の一側面を横切って前記表示パネルの前記第2基板の外側表面上に伸びるように形成され得る。前記ディスプレイ装置は前記フレキシブル回路フィルムを覆うバックカバーをさらに含むことができる。
【0005】
前記ディスプレイ装置では、バックカバーの結合工程又は外部圧力によって表示パネルに押される方向の力が印加されることがある。前記表示パネルにこのような力が印加されれば、前記バックカバーによって前記フレキシブル回路フィルムには前記表示パネル方向に圧力が加わる。これにより、前記ディスプレイ装置においては、外部圧力によってフレキシブル回路フィルムに損傷が発生する問題点がある。特に、前記表示パネルがレーザーを用いて切断された金属基板を含む場合、前記バックカバーは前記金属基板上に位置し、前記フレキシブル回路フィルムは前記金属基板と前記バックカバーの間に伸びるので、レーザー切断工程によって前記金属基板の縁端で生成したメタルバー(metal burr)によって前記フレキシブル回路フィルムの配線が断線する問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、外部圧力によるフレキシブル回路フィルムの損傷を防止することができるディスプレイ装置を提供することである。
【0007】
本発明が解決しようとする他の課題は、表示パネルの側面周縁部上に位置するフレキシブル回路フィルムに加わる圧力を緩和することができるディスプレイ装置を提供することである。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は先に言及した課題に限定されない。ここで言及しなかった課題は下記の記載から通常の技術者に明確に理解可能であろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記解決しようとする課題を達成するための本発明の技術的思想によるディスプレイ装置は表示パネルを含む。表示パネルは、第1基板及び第1基板と合着される第2基板を含む。表示パネルの第2基板上にはバックカバーが位置する。表示パネルはフレキシブル回路フィルムと電気的に連結される。フレキシブル回路フィルムは第2基板とバックカバーの間に位置する第1フィルム領域及び第2フィルム領域を含む。第1フィルム領域及び第2フィルム領域はフレキシブル回路フィルムの長手方向に並んで位置する。フレキシブル回路フィルムの第2フィルム領域とバックカバーの間にはカバーテープが位置する。第1フィルム領域は第2フィルム領域より第2基板の側面に近くに位置する。
【0010】
カバーテープはフレキシブル回路フィルム及びバックカバーと直接接触することができる。
【0011】
第2基板とバックカバーの間で軟性回路フィルムはドライバーICが実装される第3フィルム領域をさらに含むことができる。第2フィルム領域は第1フィルム領域と第3フィルム領域の間に位置することができる。
【0012】
第2基板は金属を含むことができる。
【0013】
カバーテープは、フレキシブル回路フィルムの側面上に位置する第1カバーテープ及びフレキシブル回路フィルムの第2フィルム領域上に位置する第2カバーテープを含むことができる。
【0014】
第2カバーテープはフレキシブル回路フィルムの幅方向に伸びることができる。第2カバーテープの長さはフレキシブル回路フィルムの幅より大きくてもよい。
【0015】
第2カバーテープは第1カバーテープと違う物質を含むことができる。
【0016】
第1カバーテープの厚さはフレキシブル回路フィルムの厚さと同一であってもよい。
【0017】
第1カバーテープはフレキシブル回路フィルムの長手方向に伸びることができる。
【0018】
第1カバーテープの長さは第2基板とバックカバーとの間で軟性回路フィルムの長さより小さくてもよい。
【0019】
前記解決しようとする他の課題を達成するための本発明の技術的思想によるディスプレイ装置は表示パネルを含む。表示パネルは第1基板及び第1基板と合着される第2基板を含む。表示パネルの第2基板上にはカバーテープが位置する。カバーテープは第2基板の周縁部を露出する。カバーテープ上にはバックカバーが位置する。バックカバーは表示パネルと重畳する領域を含む。表示パネルはフレキシブル回路フィルムと電気的に連結される。フレキシブル回路フィルムは第2基板とカバーテープの間を横切る。
【0020】
カバーテープとバックカバーの間には放熱パッドが位置することができる。
【0021】
カバーテープは、フレキシブル回路フィルムと重畳する第1テープ領域及びフレキシブル回路フィルムの間に位置する第2テープ領域を含むことができる。
【0022】
フレキシブル回路フィルムの長手方向への第2テープ領域の長さは第1テープ領域の長さより大きくもよい。
【0023】
第2テープ領域の厚さは第1テープ領域の厚さと同一であってもよい。
【0024】
第2基板は縁端に位置するメタルバー(metal burr)を含むことができる。カバーテープはメタルバーから離隔することができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明の技術的思想によるディスプレイ装置は、フレキシブル回路フィルムとバックカバーの間に位置するカバーテープを用いて、表示パネルの側面周縁部の方向にフレキシブル回路フィルムに加わる圧力を緩和することができる。これにより、本発明の技術的思想によるディスプレイ装置は、外部圧力によるフレキシブル回路フィルムの損傷を防止することができる。よって、本発明の技術的思想によるディスプレイ装置は信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の実施例によるディスプレイ装置を概略的に示した図である。
図2a図1のI−I’線に沿って切断した断面を示した図である。
図2b図1のII−II’線に沿って切断した断面を示した図である。
図2c図2aのP領域を拡大した図である。
図3】本発明の他の実施例によるディスプレイ装置を示した図である。
図4図3のIII−III’線に沿って切断した断面を示した図である。
図5】本発明の別の実施例によるディスプレイ装置を示した図である。
図6】本発明の別の実施例によるディスプレイ装置を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明の前記目的と技術的構成及びこれによる作用効果についての詳細な事項は本発明の実施例を示している図面を参照する以下の詳細な説明によってより明らかに理解可能であろう。ここで、本発明の実施例は当業者に本発明の技術的思想が充分に伝達することができるようにするために提供するものなので、本発明は以下で説明する実施例に限定されないように他の形態に具体化することができる。
【0028】
また、明細書全般にわたって同じ参照番号で表示した部分は同じ構成要素を意味し、図面において層又は領域の長さと厚さは便宜のために誇張して表現されることがある。また、第1構成要素が第2構成要素“上”にあると記載される場合、前記第1構成要素が前記第2構成要素と直接接触する上側に位置するものだけではなく、前記第1構成要素と前記第2構成要素の間に第3構成要素が位置する場合も含む。
【0029】
ここで、前記第1、第2などの用語は多様な構成要素を説明するためのもので、一構成要素を他の構成要素と区別する目的で使う。ただ、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で第1構成要素と第2構成要素は当業者の便宜によって任意に名付けられることができる。
【0030】
本発明の明細書で使用する用語は単に特定の実施例を説明するために使われるもので、本発明を限定しようとする意図ではない。例えば、単数で表現された構成要素は文脈上明白に単数のみを意味しなければ複数の構成要素を含む。また、本発明の明細書において、“含む”又は“有する”などの用語は明細書上に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらの組合せが存在することを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらの組合せなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないことを理解しなければならない。
【0031】
加えて、他に定義しない限り、技術的又は科学的な用語を含めてここで使うすべての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味がある。一般的に使われる予め定義されているような用語は関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味があるものと解釈しなければならなく、本発明の明細書で明らかに定義しない限り、理想的に又は過度に形式的な意味と解釈されない。
【0032】
(実施例)
図1は本発明の実施例によるディスプレイ装置を概略的に示した図である。図2aは図1のI−I’線に沿って切断した断面を示した図である。図2bは図1のII−II’線に沿って切断した断面を示した図である。図2cは図2aのP領域を拡大した図である。
【0033】
図1及び図2a〜図2cを参照すると、本発明の実施例によるディスプレイ装置は表示パネル100を含むことができる。前記表示パネル100は、第1基板110及び前記第1基板110と合着される第2基板120を含むことができる。
【0034】
前記第1基板110は絶縁性物質を含むことができる。前記第1基板110は透明な物質を含むことができる。例えば、前記第1基板110はガラス又はプラスチックを含むことができる。
【0035】
前記第2基板120は前記第1基板110と違う物質を含むことができる。前記第2基板120は一定強度以上の強度を有する物質を含むことができる。例えば、前記第2基板120は金属を含むことができる。
【0036】
前記第2基板120は前記第1基板110より小さな面積を有してもよい。例えば、前記第2基板120は前記第1基板110の周縁部を露出することができる。前記第2基板120によって露出した前記第1基板110の周縁部にはパッド105が位置することができる。
【0037】
前記第1基板110と前記第2基板120の間には画素領域が位置することができる。各画素領域上には発光型素子又は透過率可変素子が位置することができる。例えば、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、図2cに示したように、各画素領域上に薄膜トランジスタ130及び発光構造物150が積層されることができる。前記表示パネル100は各画素領域上に位置する前記薄膜トランジスタ130及び前記発光構造物150を前記パッド105と電気的に連結するための配線をさらに含むことができる。
【0038】
前記薄膜トランジスタ130は、前記第1基板110と前記発光構造物150との間に位置することができる。例えば、前記薄膜トランジスタ130は、半導体パターン131、ゲート絶縁膜132、ゲート電極133、層間絶縁膜134、ソース電極135及びドレイン電極136を含むことができる。
【0039】
前記半導体パターン131は、半導体物質を含むことができる。例えば、前記半導体パターン131は非晶質シリコン又は多結晶シリコンを含むことができる。前記半導体パターン131は酸化物半導体であってもよい。例えば、前記半導体パターン131はIGZOを含むことができる。
【0040】
前記半導体パターン131は、ソース領域、ドレイン領域及びチャネル領域を含むことができる。前記チャネル領域は、前記ソース領域及び前記ドレイン領域の間に位置することができる。前記チャネル領域は、前記ソース領域及び前記ドレイン領域より低い伝導率(conductivity)を有することができる。例えば、前記ソース領域及び前記ドレイン領域は、導電性不純物を含むことができる。
【0041】
前記ゲート絶縁膜132及び前記ゲート電極133は、前記半導体パターン131上に順に積層されることができる。前記ゲート電極133は、前記ゲート絶縁膜132によって前記半導体パターン131に対して絶縁されることができる。前記ゲート電極133は、前記半導体パターン131の前記チャネル領域と重畳することができる。例えば、前記ゲート絶縁膜132は、前記半導体パターン131の前記チャネル領域と前記ゲート電極133の間に位置することができる。
【0042】
前記ゲート絶縁膜132は、絶縁性物質を含むことができる。例えば、前記ゲート絶縁膜132は、シリコン酸化物及び/又はシリコン窒化物を含むことができる。前記ゲート絶縁膜132は、High−K物質を含むことができる。例えば、前記ゲート絶縁膜132は、ハフニウム酸化物(HfO)又はチタン酸化物(TiO)を含むことができる。前記ゲート絶縁膜132は、多重層構造であってもよい。
【0043】
前記ゲート電極133は、導電性物質を含むことができる。例えば、前記ゲート電極133は、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、銅(Cu)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)を含むことができる。
【0044】
前記層間絶縁膜134は、前記半導体パターン131及び前記ゲート電極133上に位置することができる。前記層間絶縁膜134は、前記半導体パターン131の外側に伸びることができる。例えば、各画素領域上に位置する層間絶縁膜134は、隣接した画素領域上に位置する層間絶縁膜134と連結されることができる。前記半導体パターン131及び前記ゲート電極133は、前記層間絶縁膜134によって取り囲まれることができる。
【0045】
前記層間絶縁膜134は、絶縁性物質を含むことができる。例えば、前記層間絶縁膜134は、シリコン酸化物を含むことができる。
【0046】
前記ソース電極135及び前記ドレイン電極136は、前記層間絶縁膜134上に位置することができる。前記ソース電極135は、前記半導体パターン131の前記ソース領域と電気的に連結されることができる。前記ドレイン電極136は、前記半導体パターン131の前記ドレイン領域と電気的に連結されることができる。前記ドレイン電極136は、前記ソース電極135から離隔することができる。例えば、前記層間絶縁膜134は、前記半導体パターン131の前記ソース領域の少なくとも一部領域を露出するコンタクトホール及び前記半導体パターン131の前記ドレイン領域の少なくとも一部領域を露出するコンタクトホールを含むことができる。
【0047】
前記ソース電極135及び前記ドレイン電極136は、導電性物質を含むことができる。例えば、前記ソース電極135及び前記ドレイン電極136は、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、銅(Cu)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)及びタングステン(W)を含むことができる。前記ドレイン電極136は前記ソース電極135と同一の物質を含むことができる。前記ゲート電極133は、前記ソース電極135及び前記ドレイン電極136とは違う物質を含むことができる。
【0048】
前記薄膜トランジスタ130と前記発光構造物150の間には、オーバーコート層140が位置することができる。前記オーバーコート層140は、前記薄膜トランジスタ130による段差を除去することができる。例えば、前記第2基板120に向かう前記オーバーコート層140の表面は、平面(flat surface)であってもよい。前記オーバーコート層140は、絶縁性物質を含むことができる。例えば、前記オーバーコート層140は、有機絶縁物質を含むことができる。
【0049】
前記発光構造物150は、前記オーバーコート層140と前記第2基板120との間に位置することができる。前記発光構造物150は、特定の色を示す光を生成することができる。例えば、前記発光構造物150は、順に積層された下部電極151、発光層152及び上部電極153を含むことができる。
【0050】
前記発光構造物150は、前記薄膜トランジスタ130によって制御されることができる。例えば、前記発光構造物150の前記下部電極151は、前記薄膜トランジスタ130の前記ドレイン電極136と電気的に連結されることができる。前記オーバーコート層140は、前記薄膜トランジスタ130の前記ドレイン電極136を部分的に露出するコンタクトホールを含むことができる。
【0051】
前記下部電極151は、導電性物質を含むことができる。前記下部電極151は、透明電極であってもよい。例えば、前記下部電極151はITO及び/又はIZOを含むことができる。
【0052】
前記発光層152は、前記下部電極151と前記上部電極153間の電圧差に対応する輝度の光を生成することができる。例えば、前記発光層152は、発光物質を含む発光物質層(Emission Material Layer;EML)を含むことができる。前記発光物質は、有機物質、無機物質又はハイブリッド物質を含むことができる。例えば、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、有機発光層を含む有機発光表示装置であってもよい。
【0053】
前記発光層152は、発光効率を高めるために多重層構造であってもよい。例えば、前記発光層152は、正孔注入層(Hole Injection Layer;HIL)、正孔輸送層(Hole Transport Layer;HTL)、電子輸送層(Electron Transport Layer;ETL)及び電子注入層(Electron Injection Layer;EIL)の少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0054】
前記上部電極153は、導電性物質を含むことができる。前記上部電極153は、前記下部電極151と違う物質を含むことができる。例えば、前記上部電極153は、金属を含むことができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、前記発光層152によって生成した光が前記第1基板110を通じて外部に放出されることができる。前記上部電極153はアルミニウム(Al)及び銀(Ag)のような反射率の高い金属を含むことができる。よって、本発明の実施例によるディスプレイ装置は発光構造物150の発光効率を向上させることができる。
【0055】
本発明の実施例によるディスプレイ装置は、各画素領域上に位置する発光構造物150が独立的に駆動されることができる。例えば、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、下部電極151の周縁部がバンク絶縁膜160によって覆われることができる。前記発光層152及び前記上部電極153は、前記バンク絶縁膜160によって露出した前記下部電極151上に積層されることができる。前記バンク絶縁膜160は、絶縁性物質を含むことができる。例えば、前記バンク絶縁膜160は、有機絶縁物質を含むことができる。前記バンク絶縁膜160は、前記オーバーコート層140と違う物質を含むことができる。
【0056】
前記発光層152及び前記上部電極153は、前記バンク絶縁膜160上に伸びることができる。例えば、各発光構造物150の発光層152及び上部電極153は、隣接した発光構造物150の発光層152及び上部電極153と連結されることができる。前記上部電極153上には、上部保護膜170が位置することができる。前記上部保護膜170は、外部衝撃及び水分から前記発光構造物150を保護することができる。前記上部保護膜170は、絶縁性物質を含むことができる。前記上部保護膜170は、多重層構造であってもよい。例えば、前記上部保護膜170は、無機絶縁物質を含む無機絶縁膜の間に位置する有機絶縁物質を含む有機膜を含む構造であってもよい。
【0057】
前記上部保護膜170と前記第2基板120との間には、封止層180が位置することができる。前記第2基板120は、前記封止層180と直接接触することができる。前記第2基板120は、前記封止層180によって前記薄膜トランジスタ130及び前記発光構造物150が形成された前記第1基板110と合着されることができる。
【0058】
前記封止層180は、外部から水分の浸透を防止することができる。例えば、前記封止層180は、吸湿物質180Pを含むことができる。
【0059】
前記封止層180は多重層構造であってもよい。例えば、前記封止層180は、前記上部保護膜170上に順に積層された第1封止層181及び第2封止層182を含むことができる。前記吸湿物質180Pは、前記第2封止層182内に位置することができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、吸湿物質180Pの膨脹によって発光構造物150に加わる応力(stress)を第1封止層181によって緩和することができる。前記第1封止層181は、前記第2封止層182と違う物質を含むことができる。
【0060】
前記表示パネル100は、データ駆動部200及びゲート駆動部300と電気的に連結されることができる。前記データ駆動部200は、前記表示パネル100にデータ信号を印加することができる。例えば、前記データ駆動部200は、前記パッド105を介して前記表示パネル100と電気的に連結されるソースフレキシブル回路フィルム210及び各ソースフレキシブル回路フィルム210上に実装されたソースドライバーIC220を含むことができる。前記データ駆動部200は、前記ソースフレキシブル回路フィルム210を介して前記表示パネル100と連結されるソースプリント基板230をさらに含むことができる。前記ゲート駆動部300は、前記表示パネル100にゲート信号を印加することができる。例えば、前記ゲート駆動部300は、前記パッド105を介して前記表示パネル100と電気的に連結されるゲートフレキシブル回路フィルム310及び各ゲートフレキシブル回路フィルム310上に実装されたゲートドライバーIC320を含むことができる。
【0061】
前記ソースフレキシブル回路フィルム210及び前記ゲートフレキシブル回路フィルム310は、前記第2基板120の外側表面上に伸びることができる。例えば、前記ソースドライバーIC220及び前記ゲートドライバーIC320は、前記第2基板120の前記外側表面上に位置することができる。前記ソースプリント基板230は前記第2基板120の前記外側表面上に位置することができる。
【0062】
前記フレキシブル回路フィルム210、310は、それぞれ前記第2基板120の前記外側表面上に位置する第1フィルム領域A1、第2フィルム領域A2及び第3フィルム領域A3を含むことができる。前記第1フィルム領域A1、第2フィルム領域A2及び前記第3フィルム領域A3は、該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向に並んで位置することができる。例えば、該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向に前記第2フィルム領域A2は、前記第1フィルム領域A1と前記第3フィルム領域A3の間に位置することができる。前記フレキシブル回路フィルム210、310は、それぞれ前記第2基板120の一側面を横切ることができる。前記第1フィルム領域A1は、該当フレキシブル回路フィルム210、310が横切る前記第2基板120の側面に近く位置することができる。前記第2フィルム領域A2は、前記第2基板120の周縁部から一定距離だけ離隔することができる。前記第3フィルム領域A3上には、該当フレキシブル回路フィルム210、310のドライバーIC220、320が実装されることができる。
【0063】
前記データ駆動部200及び前記ゲート駆動部300上には、バックカバー400が位置することができる。前記バックカバー400は、外部衝撃による前記表示パネル100、前記データ駆動部200及び前記ゲート駆動部300の損傷を防止することができる。例えば、前記バックカバー400は、前記表示パネル100と重畳する領域を含むことができる。前記ソースドライバーIC220、前記ゲートドライバーIC320及び前記ソースプリント基板230は、前記第2基板120と前記バックカバー400との間に位置することができる。前記バックカバー400は、前記表示パネル100の側面上に位置する領域を含むことができる。例えば、前記第2基板120の側面は、前記バックカバー400によって取り囲まれることができる。
【0064】
前記バックカバー400は、絶縁性物質を含むことができる。前記バックカバー400は、一定強度以上の強度を有する物質を含むことができる。例えば、前記バックカバー400は、プラスチックを含むことができる。
【0065】
前記フレキシブル回路フィルム210、310と前記バックカバー400との間には、カバーテープ500が位置することができる。各フレキシブル回路フィルム210、310は、前記第2基板120と該当カバーテープ500の間を横切ることができる。各カバーテープ500は、前記第2基板120の一側面に沿って伸びることができる。例えば、前記第2基板120の同じ側面を横切るフレキシブル回路フィルム210、310は、一つのカバーテープ500と交差することができる。各カバーテープ500は、前記フレキシブル回路フィルム210、310と重畳する第1テープ領域501及び前記フレキシブル回路フィルム210、310の間に位置する第2テープ領域502を含むことができる。
【0066】
前記第1テープ領域501は、該当フレキシブル回路フィルム210、310及び前記バックカバー400と直接接触することができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、外部圧力が加わってもフレキシブル回路フィルム210、310とバックカバー400との間の間隔を維持することができる。前記第1テープ領域501は、各フレキシブル回路フィルム210、310の前記第2フィルム領域A2と前記バックカバー400との間に位置することができる。すなわち、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、各カバーテープ500が前記フレキシブル回路フィルム210、310と重畳する前記第2基板120の周縁部を露出することができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、外部圧力によってフレキシブル回路フィルム210、310が表示パネル100の方向に密着しても、前記表示パネル100の側面周縁部上に位置するフレキシブル回路フィルム210、310に加わる圧力をカバーテープ500によって緩和させることができる。よって、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、切断工程によって第2基板120の周縁部で生成したメタルバー(metal burr;MB)のような副産物によるフレキシブル回路フィルム210、310の損傷を防止することができる。
【0067】
前記第2テープ領域502は、該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向に伸びることができる。例えば、前記第2テープ領域502は該当フレキシブル回路フィルム210、310の前記第1フィルム領域A1及び前記第3フィルム領域A3の側面上に伸びることができる。該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向への前記第2テープ領域502の長さは、前記第1テープ領域501の長さより長くてもよい。該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向への前記第2テープ領域502の長さは、前記第2基板120と前記バックカバー400の間で該当フレキシブル回路フィルム210、310の長さより短くてもよい。例えば、各フレキシブル回路フィルム210、310の周辺でカバーテープ500は、‘H’字形又は‘I’字形を有することができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、外部衝撃によるフレキシブル回路フィルム210、310の損傷を充分に防止するとともに、カバーテープ500によるドライバーIC220、320の損傷及び誤動作を防止することができる。
【0068】
前記第2テープ領域502は、前記第1テープ領域501と同一の厚さを有することができる。例えば、前記第2テープ領域502は、前記第2基板120と直接接触し、前記バックカバー400から離隔することができる。これにより、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500のミスアライン時にも第2基板120とバックカバー400間の距離及びフレキシブル回路フィルム210、310とバックカバー400間の距離を維持することができる。すなわち、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500の付着工程に対する工程マージンを増加させることができる。
【0069】
結果的に、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、第2基板120上に位置するとともに前記第2基板120の周縁部を露出するカバーテープ500をフレキシブル回路フィルム210、310とバックカバー400との間に配置することにより、外部圧力が加わったときに生じ得る、表示パネル100の側面周縁部による前記フレキシブル回路フィルム210、310の損傷を防止することができる。よって、本発明の実施例によるディスプレイ装置は、信頼性を向上させることができる。
【0070】
本発明の実施例によるディスプレイ装置は、各カバーテープ500の第2テープ領域502が該当フレキシブル回路フィルム210、310の第1フィルム領域A1及び第3フィルム領域A3上に伸びるものとして説明した。しかし、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、各カバーテープ500が該当フレキシブル回路フィルム210、310の第1フィルム領域A1又は第3フィルム領域A3上に伸びる第2テープ領域502を含むことができる。例えば、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、各フレキシブル回路フィルム210、310の周辺でカバーテープ500が‘こ’字形又は‘コ’字形を有することができる。
【0071】
本発明の実施例によるディスプレイ装置は、第2基板120の同じ側面を横切るフレキシブル回路フィルム210、310を単一カバーテープ500が横切るものとして説明した。しかし、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、多様な形態のカバーテープ500を使うことができる。例えば、図3及び4に示したように、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、各カバーテープ500が一側方向に伸びる第1カバーテープ510及び前記第1カバーテープ510と交差する第2カバーテープ520を含むことができる。
【0072】
前記第1カバーテープ510は、前記フレキシブル回路フィルム210、310の側面上に位置することができる。前記第1カバーテープ510は、該当フレキシブル回路フィルム210、310から離隔することができる。例えば、前記第1カバーテープ510の一部は、前記フレキシブル回路フィルム210、310の間に位置することができる。前記第1カバーテープ510は該当フレキシブル回路フィルム210、310の長手方向に伸びることができる。例えば、前記第1カバーテープ510の長さは、前記第2基板120と前記バックカバー400の間で前記フレキシブル回路フィルム210、310の長さより短くてもよい。
【0073】
前記第2カバーテープ520は、前記第1カバーテープ510と交差することができる。例えば、前記第2カバーテープ520は、前記第2基板120の一側面に沿って伸びることができる。前記第2カバーテープ520は、前記第2基板120の一側面を横切るフレキシブル回路フィルム210、310と交差することができる。前記第2カバーテープ520は、前記第2基板120の周縁部を露出することができる。例えば、前記第2カバーテープ520は、前記フレキシブル回路フィルム210、310の前記第2フィルム領域A2上で該当フレキシブル回路フィルム210、310の幅方向に伸びることができる。すなわち、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、フレキシブル回路フィルム210、310の側面上に第1カバーテープ510が付着された後、該当フレキシブル回路フィルム210、310及び該当第1カバーテープ510と交差する第2カバーテープ520が付着されることができる。これにより、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500のミスアラインを減少させることができる。
【0074】
前記第1カバーテープ510の厚さは、前記第2カバーテープ520の厚さと違ってもよい。例えば、前記第1カバーテープ510の厚さは、該当フレキシブル回路フィルム210、310の厚さと同一であってもよい。これにより、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置はカバーテープ500による総厚さの増加を防止することができる。前記第1カバーテープ510は、前記第2カバーテープ520と違う物質を含むことができる。
【0075】
本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、一つの第2カバーテープ520が第2基板120の一側面を横切るフレキシブル回路フィルム210、310と交差するものとして説明した。しかし、図5に示したように、本発明のさらに他の実施例によるディスプレイ装置は、第2基板120の一側面を横切るフレキシブル回路フィルム210、310上に分離された第2カバーテープ520が位置することができる。すなわち、本発明のさらに他の実施例によるディスプレイ装置は、各フレキシブル回路フィルム210、310が該当第2カバーテープ520と交差することができる。これにより、本発明のさらに他の実施例によるディスプレイ装置は、各フレキシブル回路フィルム210、310上に付着される第2カバーテープ520の位置を容易に調節することができる。したがって、本発明のさらに他の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500のミスアラインを減少させることができる。
【0076】
本発明の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500がバックカバー400と直接接触するものとして説明した。しかし、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500とバックカバー400との間に機能性層が位置することができる。例えば、図6に示したように、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、カバーテープ500とバックカバー400との間に位置する放熱パッド600をさらに含むことができる。前記放熱パッド600は、前記カバーテープ500の外側に伸びることができる。これにより、本発明の他の実施例によるディスプレイ装置は、外部衝撃によるフレキシブル回路フィルム210、310の損傷を効果的に防止することができる。
【符号の説明】
【0077】
110 第1基板
120 第2基板
200 ソースプリント基板
210 ソースフレキシブル回路フィルム
220 ソースドライバーIC
310 ゲートフレキシブル回路フィルム
320 ゲートドライバーIC
400 バックカバー
500 カバーテープ
図1
図2a
図2b
図2c
図3
図4
図5
図6