【実施例】
【0063】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0064】
なお、
図1−3において、配合における各原料の数値は、小麦粉100重量部に対する値として示される。
【0065】
(実施例A)
本実施例では、ストレート法によって山型食パンを製造した。下述の炊き種生地調製、生地熟成保存、本捏、発酵、焼成工程の条件下で、製パン実験を行った。なお、比較例として、従来法による2種の湯種生地を用いた同条件下での製パン実験も行った。
【0066】
1)炊き種生地及び湯種生地(比較例)の調製条件
製パン実施例1−2で用いる炊き種生地1−2及び比較例1−2で用いる湯種生地1−2を、以下の通り調製した。
【0067】
・炊き種生地1:炊飯器の釜に小麦粉(市販外麦強力粉)100部、水500部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)の入った炊飯器をおかゆモードに設定し、100〜102℃で50分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地2:炊飯器の釜に小麦粉(市販外麦強力粉)100部、水800部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)の入った炊飯器をおかゆモードに設定し、100〜102℃で50分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・湯種生地1:小麦粉100部をミキサーボールに入れ、98℃に加温しておいた熱水100部を小麦粉を混捏しながら徐々に添加し、5分間混捏し湯種生地を調製した。
・湯種生地2:小麦粉100部をミキサーボールに入れ、50℃に加温しておいた温水100部を小麦粉を混捏しながら徐々に添加し、混捏と同時にミキサーボールを85度前後の熱水で加熱し、5分間混捏後の生地温度が63℃前後になるようにして湯種生地を調製した。
【0068】
2)生地熟成保存条件
上記の炊き種生地1−2及び湯種生地1−2(比較例)を、いずれも5℃の冷蔵庫で15時間保存することで生地熟成を行った。
【0069】
3)本捏生地調製条件
熟成保存後の炊き種生地1−2及び湯種生地1−2(比較例)を用いて、表1の配合で、小型のピン型ミキサーによって最適時間ミキシングを行い、本捏生地を調製した。
なお、製パン実施例1では、炊き種生地1は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地1中の小麦粉8重量部の量で配合されている。
また、製パン実施例2では、炊き種生地2は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地2中の小麦粉8重量部の量で配合されている。
また、比較例1では、湯種生地1は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地1中の小麦粉20重量部の量で配合されている。
また、比較例2では、湯種生地2は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地2中の小麦粉20重量部の量で配合されている。
・本捏生地ミキシング条件・捏上温度
表1の全原料をミキサーボールに入れ、以下の条件でミキシングを行った。ミキシング時のピンミキサーの電力量の変化を指標に電力量ピークを少し過ぎるまで高速でミキシングを行った。
捏上温度:27℃
【0070】
4)発酵、焼成条件
次いで、以下の条件で、常法により発酵、焼成して山型食パンを製造した。
第一発酵時間:30℃、70分
分割、丸目:生地量100gずつ手分割、丸目
ベンチタイム:30℃、15分
成形:モルダーにて成形し、パン型に入れる
最終発酵:38℃、湿度85%、60分
焼成:180℃、25分
【0071】
製パン評価については、5人のパネラーによる製パン時生地状態、外観、内相、食感、風味、見た目の体積により行った。なお、外観、内相、食感、風味、見た目の体積の評価は、1時間常温で冷却したパンについて行った。保存後のパンの老化の評価として、ポリエチレン袋中で20℃で保存したパンについて、食感、風味の評価(2日後)とクラム部分の硬さ(2日後)の評価を行った。パンの硬さは、山型食パンを2cmにスライスし、中央部の合計3枚のパン片のクラムの中央を3cm×3cmにカットし、そのカットクラムを半分の厚さまで1mm/sのスピードで圧縮した時の最大応力によって評価した。パン3枚の数値の平均値をデータとして示した。
【0072】
結果を
図1に示す。製パン実施例1−2の製パン性は、同量の湯種生地を用いた比較例1−2の生地に比べて総合的に良好な結果を示し、生地の分割、成形時の状態、パンの外観、内相、食感、風味の総合的評価が高く、良好な体積を示した。また、保存後の老化の評価においても、比較例1−2に比べて製パン実施例1−2のパンは明らかに食感、風味が良好でモチモチでさっくりした食感を維持しており、硬さのデータについても同等かそれ以上のソフトさを有するという結果を示した。
【0073】
以上の結果から、本実施例の製パン法では、炊き種生地の少量の添加によって、製パン性を低下させることなく、従来の湯種法によるパンよりも高品質のパンを容易に製造できることが明らかになった。また、本実施例によるパンは、保存中の老化も非常に遅く、炊き種生地の独特のご飯のような良好な風味とモチモチ、さっくり、しっとり食感が、保存中、長い時間にわたって維持されることがわかった。
【0074】
(実施例B)
本実施例では、ノータイム法によってバターロールを製造した。下記の炊き種生地調製、生地熟成保存、本捏、発酵、焼成工程の条件下で製パン実験を行った。なお、比較例として、従来法による2種の湯種生地を用いた同条件下での製パン実験も行った。
【0075】
1)炊き種生地及び湯種生地(比較例)の調製条件
製パン実施例3−6で用いる炊き種生地3−6を以下の通り調製した。なお、比較例3では実施例Aと同様の湯種生地1を用い、比較例4では実施例Aと同様の湯種生地2を用いた。
・炊き種生地3:炊飯器の釜に小麦粉100部、水600部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)の入った炊飯器をおかゆモードに設定し、100〜102℃で40分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地4:ステンレス容器に小麦粉100部、水600部、味噌(調合みそ味噌蔵めぐり、赤出し、合資会社八丁味噌製)20部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後調製した生地(懸濁液)をオートクレーブ用の密閉ガラス容器に入れ、オートクレーブで120℃、40分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地5:ステンレス容器に小麦粉100部、水600部、醤油(こいくちしょうゆ(本醸造)(しぼりたて丸大豆本醸造生しょうゆ)、キッコーマン食品株式会社販売)30部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後調製した生地(懸濁液)をオートクレーブ用の密閉ガラス容器に入れ、オートクレーブで120℃、40分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地6:ステンレス容器に小麦粉100部、水600部、粉末だし(品名:風味調味料(ほんだし、こんぶだし、和風だしの素)、味の素株式会社販売)10部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後調製した生地(懸濁液)をオートクレーブ用の密閉ガラス容器に入れ、オートクレーブで120℃、40分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
【0076】
2)生地熟成保存条件
上記の炊き種生地3−6及び湯種生地1−2(比較例)を、いずれも0℃の冷蔵庫で24時間保存することで生地熟成を行った。
【0077】
3)本捏生地調製条件
熟成保存後の炊き種生地3−6及び湯種生地1−2(比較例)を用いて、
図2の配合で、小型のピン型ミキサーによってミキシングを行い、本捏生地を調製した。
なお、製パン実施例3では、炊き種生地3は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地3中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
また、製パン実施例4では、炊き種生地4は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地4中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
なお、製パン実施例5では、炊き種生地5は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地5中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
また、製パン実施例6では、炊き種生地6は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地6中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
また、比較例3では、湯種生地1は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地1中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
また、比較例4では、湯種生地2は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地2中の小麦粉3重量部の量で配合されている。
・生地ミキシング条件・捏上温度
図2の全原料をミキサーボールに入れ、ミキシング時のピンミキサーの電力量の変化を指標に電力量ピークを少し過ぎるまで高速でミキシングを行った。
捏上温度:27℃
【0078】
4)発酵、焼成条件
次いで、以下の条件で、常法により発酵、焼成してバターロールを製造した。
分割、丸目:ミキシング終了後即生地量40gずつ手分割、丸目
ベンチタイム:30℃、20分
成形:バターロール形状に手成形
最終発酵:38℃、湿度85%、50分
焼成:200℃、10分
【0079】
製パン評価は、5人のパネラーによって実施例Aと同様に行った。また、保存後のパンの老化の評価として、ポリエチレン袋中で20℃で2日間保存したパンについて、食感、風味と硬さの評価を行った。硬さの評価は直径5mmの円形プランジャーを1mm/sのスピードでバターロールの上部の山の部分に1cmまで押しつけた時の最大応力によって行った。3つのパンの測定結果の平均値をデータとした。
【0080】
結果を
図2に示す。製パン実施例3−6の製パン性は、従来の湯種生地を用いた比較例3−4の生地に比べ非常に良好な結果を示し、生地の分割、成形時の状態、総合的にパンの外観、内相、食感、風味の評価が高く、大きなパン体積を示した。また、保存後の老化の評価においても、比較例3−4に比べて製パン実施例3−6のバターロールは、明らかに食感、風味が良好でモッチリ、さっくり、しっとり食感を維持しており、保存中の老化が遅く、ソフトさ、モチモチ食感が維持されていることがわかった。また、製パン実施例3−6のいずれのバターロールも、炊き種生地の独特のご飯の様な良好な風味を呈し、比較例3−4に比べ明らかに優れた風味を呈した。特に、味噌を添加して製造した製パン実施例4のバターロール及び粉末だしを添加して製造した製パン実施例6のバターロールは、特にその風味が良好で、良好な炊き込みご飯風の風味を呈した。また、味噌、醤油、粉末だしを各々添加して製造した製パン実施例4−6では、保存2日後の食感に優れており、味噌、粉末だしを各々添加して製造した製パン実施例4、6では、さらに保存2日後の風味においても優れていた。
【0081】
以上の結果から、本実施例の製パン法は、バターロールのようなリッチな配合のパンにおいても適用可能であり、炊き種生地の少量の添加によって、製パン性を低下させることなく、従来の湯種法によるバターロールよりも高品質のバターロールを製造できることが明らかになった。また、本実施例によるバターロールは、保存中の老化も非常に遅く、炊き種生地の独特のご飯のような良好な風味とモチモチ、しっとり食感が、保存中、長い時間にわたって維持されることがわかった。
【0082】
(実施例C)
本実施例では、小麦粉としてやや低アミロースの国産小麦粉を用いたストレート法によって、発酵ドーナツを製造した。下記の炊き種生地調製、生地熟成保存、本捏、発酵、揚げ工程の条件下で製パン実験を行った。なお、比較例として、従来法の2種の湯種生地(市販強力粉を使用)を用いた同条件下での製パン実験も行った。
【0083】
1)炊き種生地及び湯種生地(比較例)の調製条件
製パン実施例7−9で用いる炊き種生地7−9を以下の通り調製した。なお、比較例5では実施例Aと同様の湯種生地1を用い、比較例6では実施例Aと同様の湯種生地2を用いた。
・炊き種生地7:炊飯器の釜にキタノカオリ小麦粉100部、水500部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)の入った炊飯器をおかゆモードに設定し、100〜102℃で50分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地8:炊飯器の釜にキタノカオリ小麦粉100部、水500部、醤油(こいくちしょうゆ(本醸造)(しぼりたて丸大豆本醸造生しょうゆ)、キッコーマン食品株式会社販売)30部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)の入った炊飯器をおかゆモードに設定し、100〜102℃で50分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
・炊き種生地9:ステンレス容器にキタノカオリ小麦粉100部、水500部、粉末だし(品名:風味調味料(ほんだし、こんぶだし、和風だしの素)、味の素株式会社販売)20部を添加し、泡立て器を用いて均一に混合し懸濁液を作成した。その後、調製した生地(懸濁液)をオートクレーブ用の密閉ガラス容器に入れ、オートクレーブで120℃、40分加熱し、炊き種生地を調製した。得られた炊き種生地は、十分混合し均一にした。
【0084】
2)生地熟成保存条件
上記の炊き種生地7−9及び湯種生地1−2(比較例)を、いずれも10℃の冷蔵庫で24時間保存することで生地熟成を行った。
【0085】
3)本捏生地調製条件
熟成保存後の炊き種生地7−9及び湯種生地1−2(比較例)を用いて、
図3の配合で、小型のピン型ミキサーによってミキシングを行い、本捏生地を調製した。
なお、製パン実施例7では、炊き種生地7は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地7中の小麦粉5重量部の量で配合されている。
また、製パン実施例8では、炊き種生地8は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地8中の小麦粉5重量部の量で配合されている。
なお、製パン実施例9では、炊き種生地9は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、炊き種生地9中の小麦粉5重量部の量で配合されている。
また、比較例5では、湯種生地1は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地1中の小麦粉20重量部の量で配合されている。
また、比較例6では、湯種生地2は、最終生地(本捏生地)中の小麦粉100重量部に対して、湯種生地2中の小麦粉20重量部の量で配合されている。
・生地ミキシング条件・捏上温度
図3の全原料をミキサーボールに入れ、ミキシング時のピンミキサーの電力量の変化を指標に電力量ピークを少し過ぎるまで高速でミキシングを行った。
捏上温度:27℃
【0086】
4)発酵、焼成条件
次いで、以下の条件で、常法により発酵、焼成して発酵ドーナツを製造した。
第一発酵時間:30℃、30分
分割、丸目:生地量50gずつ手分割、丸目
ベンチタイム:30℃、10分
成形:円盤状に手成形
最終発酵:35℃、湿度75%、25分
(最終発酵終了後、ホイロから出し生地表面を常温で5分程度乾燥させる。)
揚げ:170℃の大豆白絞油で片面80秒ずつ両面を揚げる。
【0087】
製パン評価は、実施例Aと同様に行った。
【0088】
結果を
図3に示す。小麦粉としてやや低アミロースの国産小麦粉(キタノカオリ小麦粉)を炊き種生地に使用し、その他の小麦粉は国産小麦粉(ゆめちから小麦粉、きたほなみ小麦粉)を用いて製造した製パン実施例7−9の製パン性は、従来の湯種生地を用いた比較例5−6の生地に比べ良好な結果を示し、生地の分割、成形時の状態、パンの外観、内相、食感、風味の評価が高く、良好な見た目の体積を示した。また、製パン実施例7−9の発酵ドーナツは、非常に良好なモチモチ、さっくり、しっとり食感と炊き種独特の風味を呈し、これは、やや低アミロースの国産小麦粉の特性が品質に良い影響を与えたものと考えられた。保存後の老化の評価においても、比較例5−6に比べて製パン実施例7−9の発酵ドーナツは、明らかに食感、風味が良好でモチモチ、しっとり食感を維持しており、硬さの結果についても比較例5−6と同様にソフトであり、保存中のパンの老化の進行が抑制されることがわかった。これについても、やや低アミロースの国産小麦粉の特性が良く発揮されている結果であると推察された。また、醤油を添加して製造した製パン実施例8では、製パン性に特に優れており、さらに保存1日後の風味においても優れていた。
【0089】
以上の結果から、やや低アミロースの国産小麦粉を用いた本実施例の製パン法により、製パン性を低下させることなく、従来の湯種法による発酵ドーナツよりも高品質の発酵ドーナツを製造できることが明らかになった。また、本試験例による発酵ドーナツは、炊き種生地及びやや低アミロースの国産小麦粉の使用の相乗効果により、従来の湯種法による発酵ドーナツ以上の品質を有し、炊き種生地特有の良風味とモチモチ、さっくり、しっとり食感がさらに向上し、その特性は、保存中、長い時間にわたって維持されることがわかった。
【0090】
現在、日本国内ではパン適性の高い、優れたパン用小麦品種が続々と育成され、それらの普及も着実に進んでおり、国内のパン用小麦の生産量も近年急激に増加している。これらの育成品種のほとんどが、Wx−B1タンパク質を欠失しているアミロース含量がやや低い小麦品種である。本実施例の結果から、これらの小麦粉を用いて本実施例の方法で発酵ドーナツを製造した場合、これらの小麦品種の良い特性が引き出され、従来の湯種法による発酵ドーナツよりもはるかに優れた品質の発酵ドーナツを製造できることが示された。現在、ドーナツは、大手コンビニ業界も参入を決めて大々的に販売を開始しており、今後販売量が急拡大する可能性が期待できる。そのため、本実施例の方法によって高品質の発酵ドーナツを生産することにより、国内のパン用小麦の需要拡大に多大な貢献をすることが期待できる。