(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6638905
(24)【登録日】2020年1月7日
(45)【発行日】2020年1月29日
(54)【発明の名称】柱梁接合構造および柱梁接合方法
(51)【国際特許分類】
E04B 1/26 20060101AFI20200120BHJP
E04B 1/58 20060101ALI20200120BHJP
【FI】
E04B1/26 G
E04B1/58 508L
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-15256(P2016-15256)
(22)【出願日】2016年1月29日
(65)【公開番号】特開2017-133277(P2017-133277A)
(43)【公開日】2017年8月3日
【審査請求日】2019年1月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002299
【氏名又は名称】清水建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】貞広 修
(72)【発明者】
【氏名】木村 誠
(72)【発明者】
【氏名】田村 淳一
(72)【発明者】
【氏名】濱 智貴
(72)【発明者】
【氏名】河内 武
(72)【発明者】
【氏名】津畑 慎哉
(72)【発明者】
【氏名】藤原 進一郎
【審査官】
土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−218464(JP,A)
【文献】
特開平06−173343(JP,A)
【文献】
米国特許第04863305(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/26,1/30
E04B 1/38 − 1/61
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
木質の柱部材と木質の梁部材とを木材よりも硬質の材料からなる仕口部材を介して接合してなる柱梁接合構造であって、
仕口部材の側端面に設けられ、梁部材と接続するための突出金物と、仕口部材とその上下にそれぞれ設けられる上側柱部材および下側柱部材とを接続するために上下方向に挿入配置される鋼棒とを備え、
鋼棒は異形鉄筋部とネジ形状のネジ部とからなり、ネジ部は上側柱部材および下側柱部材に挿入配置されてここに付着固定され、異形鉄筋部は仕口部材に挿入配置されて鉄筋継手に接合されることを特徴とする柱梁接合構造。
【請求項2】
上側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合される鉄筋継手に、下側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合されることを特徴とする請求項1に記載の柱梁接合構造。
【請求項3】
鋼棒は、異形鉄筋の長手方向の片側をネジ形状に切削加工したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の柱梁接合構造。
【請求項4】
仕口部材は、鉄筋コンクリートで構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の柱梁接合構造。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一つに記載の柱梁接合構造を構築する柱梁接合方法であって、
予め鉄筋継手が設けられた仕口部材の上下に、鋼棒の異形鉄筋部が突出した上側柱部材および下側柱部材を配置した後、異形鉄筋部と鉄筋継手とを接合することを特徴とする柱梁接合方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、木質の柱部材と木質の梁部材とを接合した柱梁接合構造および柱梁接合方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、木質の柱部材と木質の梁部材、あるいは鋼材を内蔵した木製の梁部材とを接合する場合、引きボルトとドリフトピンを併用した鋼板挿入2面剪断型の柱梁接合構造が一般的に用いられている(例えば、特許文献1、2を参照)。
図3に示すように、この従来の柱梁接合構造は、木質の柱部材1に水平に挿通配置した複数の通しボルト2(引きボルト)およびナット2aを介して平面視でT字状断面の梁部材接続用の金物3のベースプレート3aを柱1の側面の凹部1aに取り付ける一方、梁部材接続用の金物3のガセットプレート3bを木質の梁部材4の端面の凹溝部4aに挿入配置し、ガセットプレート3bと梁部材4とをドリフトピン5などの接合具にて接続したものである。なお、図の例では、梁部材4の上面にラグスクリューボルト6を介してスラブコンクリート7が設けられ、ドリフトピン5の端部側に木栓8が埋め込み配置され、柱部材1の側面の凹部1aの縁部にモルタルバーなどの断熱材9が配置された例を示している。
【0003】
しかしながら、こうした柱梁接合構造においては、接合に起因する剛性や耐力の低下が大きく、接合効率が低いことが問題となっていた。また、一定階数以上の架構を計画する場合、通し柱以外にも対応可能な汎用ディテールが必要となる。上記の問題に対しては、例えばRC(鉄筋コンクリート)接合部などの木材よりも硬質の材料からなる仕口部材を採用することで、接合効率を大幅に上昇させることができる(例えば、特許文献3を参照)。この場合、仕口部材と、仕口部材の上端面に配置される上側柱部材と、仕口部材の下端面に配置される下側柱部材との接続に、既往技術のグルードインロッド(以下、GIRということがある。)接合を用いることが有効であるが、以下のような問題があった。
【0004】
図4(a)に示すように、異形鉄筋A1を木材A2(集成材)に挿入し、エポキシ系接着剤A3にて定着させるタイプのGIR接合は、適用事例も多く一般的であるが、鉄筋A1の節部に集中的に木材A2を押し広げる力が作用するため、割裂破壊しやすく脆性的な性状を有する。
【0005】
図4(b)に示すように、ネジ部A41と丸鋼部A42からなる鋼棒A4(転造ねじアンカーボルト)のネジ部A41を木材A2に挿入し、エポキシ系接着剤A3にて定着させるタイプのGIR接合は、鋼棒A4が十分に塑性変形するまで割裂破壊しにくく、
図5に示すように靱性的な破壊形式となることが実験的に確認されている。なお、
図5は、断面寸法が150mm×150mmの木材に鋼棒(異形鉄筋、転造ねじアンカーボルト)をGIR接合にて500mmの長さだけ定着させた場合の引張試験結果である。
【0006】
耐火仕上材を有する柱の場合には特に、GIRのエポキシ系接着剤の注入作業を現場にて行うことは仕上の後遣り工程が増え、労力を要する。そこで、既に工場もしくはサイトにてGIR鋼棒を挿入した木質の柱部材を用意し、建方時には接合部内にて上下の柱部材から突出した鋼棒を接合するのみとすることが現実的である。しかしながら、上記の靱性的なネジ形状の鋼棒を用いる場合、上下の柱部材にそれぞれ固定された鋼棒同士の接合に対する汎用的な手段がないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2015−218463号公報
【特許文献2】特開2012−219559号公報
【特許文献3】特開2012−219560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このため、木質の柱部材と梁部材の柱梁接合構造において、接合部の上下の柱部材にそれぞれ固定された鋼棒同士を容易に一体化接合することのできる施工性に優れた技術が求められていた。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接合部の上下の柱部材にそれぞれ固定された鋼棒同士を容易に一体化接合することのできる施工性に優れた柱梁接合構造および柱梁接合方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る柱梁接合構造は、木質の柱部材と木質の梁部材とを木材よりも硬質の材料からなる仕口部材を介して接合してなる柱梁接合構造であって、仕口部材の側端面に設けられ、梁部材と接続するための突出金物と、仕口部材とその上下にそれぞれ設けられる上側柱部材および下側柱部材とを接続するために上下方向に挿入配置される鋼棒とを備え、鋼棒は異形鉄筋部とネジ形状のネジ部とからなり、ネジ部は上側柱部材および下側柱部材に挿入配置されてここに付着固定され、異形鉄筋部は仕口部材に挿入配置されて鉄筋継手に接合されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造は、上述した発明において、上側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合される鉄筋継手に、下側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合されることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造は、上述した発明において、鋼棒は、異形鉄筋の長手方向の片側をネジ形状に切削加工したものであることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造は、上述した発明において、仕口部材は、鉄筋コンクリートで構成されることを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る柱梁接合方法は、上述した柱梁接合構造を構築する柱梁接合方法であって、予め鉄筋継手が設けられた仕口部材の上下に、鋼棒の異形鉄筋部が突出した上側柱部材および下側柱部材を配置した後、異形鉄筋部と鉄筋継手とを接合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る柱梁接合構造によれば、木質の柱部材と木質の梁部材とを木材よりも硬質の材料からなる仕口部材を介して接合してなる柱梁接合構造であって、仕口部材の側端面に設けられ、梁部材と接続するための突出金物と、仕口部材とその上下にそれぞれ設けられる上側柱部材および下側柱部材とを接続するために上下方向に挿入配置される鋼棒とを備え、鋼棒は異形鉄筋部とネジ形状のネジ部とからなり、ネジ部は上側柱部材および下側柱部材に挿入配置されてここに付着固定され、異形鉄筋部は仕口部材に挿入配置されて鉄筋継手に接合されるので、上側柱部材および下側柱部材にそれぞれ付着固定された鋼棒同士を容易に一体化接合することのできる施工性に優れた柱梁接合構造を提供することができるという効果を奏する。
【0016】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、上側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合される鉄筋継手に、下側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合されるので、鉄筋継手の数量を低減することができるという効果を奏する。
【0017】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、鋼棒は、異形鉄筋の長手方向の片側をネジ形状に切削加工したものであるので、柱梁接合構造を比較的安価に実現することができるという効果を奏する。
【0018】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、仕口部材は、鉄筋コンクリートで構成されるので、柱梁接合構造を比較的安価に実現することができるという効果を奏する。
【0019】
また、本発明に係る柱梁接合方法によれば、上述した柱梁接合構造を構築する柱梁接合方法であって、予め鉄筋継手が設けられた仕口部材の上下に、鋼棒の異形鉄筋部が突出した上側柱部材および下側柱部材を配置した後、異形鉄筋部と鉄筋継手とを接合するので、上述した柱梁接合構造を比較的簡易に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】
図1は、本発明に係る柱梁接合構造および柱梁接合方法の実施の形態を示す側断面図である。
【
図3】
図3は、従来の柱梁接合構造の一例を示す分解斜視図である。
【
図4】
図4は、GIR接合を示す側断面図であり、(a)は異形鉄筋の場合、(b)はネジ形状の鋼棒の場合である。
【
図5】
図5は、鋼棒種類の違いによる荷重−変形関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本発明に係る柱梁接合構造および柱梁接合方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0022】
図1に示すように、本発明に係る柱梁接合構造10は、木質の角型断面の柱部材12と木質の角型断面の梁部材14とを、RCで構成された仕口部材16を介して接合してなる構造である。仕口部材16の側端面には梁部材14と接続するためのウェブ16A(突出金物)が設けられている。
【0023】
仕口部材16の上下にはベースモルタル32を介して上側柱部材12Aおよび下側柱部材12Bが配置される。仕口部材16、上側柱部材12A、下側柱部材12Bの平面視で4隅側には、それぞれ鋼棒22が上下方向に挿入配置される。図の例ではGIR接合の場合を示している。鋼棒22は異形鉄筋部22Bとネジ形状のネジ部22Aとからなる切削鉄筋であり、ネジ部22Aは上側柱部材12Aおよび下側柱部材12Bに挿入配置されてエポキシ系接着剤等を介してここに付着固定され、異形鉄筋部22Bは仕口部材16に主筋として挿入配置されて鉄筋継手18、20に接合される。鉄筋継手18、20の間には異形鉄筋24が配置されている。仕口部材16の内部の異形鉄筋部22Bの周囲には複数のフープ筋28が巻回配置されている。
【0024】
このように、本実施の形態では、柱部材12と仕口部材16との接続に際し、GIRの鋼棒22に切削鉄筋を用いる。切削鉄筋は、
図2に示すように異形鉄筋の片側をネジ形状に切削加工したものである。切削鉄筋からなる鋼棒22のネジ部22A側を柱部材12内に挿入配置することで木材の割裂破壊を防止して靱性的な性状を確保する。一方の異形鉄筋部22B側を仕口部材16内に挿入配置することで通常のPC(プレキャストコンクリート)用スリーブ系の鉄筋継手18、20(例えばスリーブジョイント)の利用が可能となり、建方時には仕口部材16内にて上側柱部材12Aおよび下側柱部材12Bから突出した切削鉄筋の異形鉄筋部22Bを接合するのみとすることができる。この方法によれば現位置でのエポキシ系接着剤の注入作業は生じない。なお、
図1の例では鉄筋継手18、20を仕口部材16内の上下2か所に設けているが、例えば下側柱部材12Bから上方に突出する異形鉄筋部22Bを仕口部材16内の上方まで延長すれば鉄筋継手を上部の1か所に低減することができる。
【0025】
仕口部材16と梁部材14との接合は、引きボルト34とドリフトピン38を併用した鋼板挿入2面剪断型接合ディテール(
図3を参照)を用いる。なお、
図1において、符号36はナット、符号40はベースプレートである。仕口部材16がRCであることから引きボルト34部分に起因する接合効率の低下を防止することができ、引きボルト34との一体性が高まるため、一般的な木質接合部にて同様のディテールを採用した場合と比較して接合効率の増大を期待することができる。仕口部材16内の引きボルト34の付着性能を高めるため、引きボルト34には全ネジボルト、あるいは
図2に示したような方法で両端をネジ加工した切削鉄筋を用いることもできる。
【0026】
上記の実施の形態において、仕口部材16はPC化(プレキャストコンクリート化)したものを用いてもよい。その場合、予め鉄筋継手18、20が設けられた仕口部材16の上下に、鋼棒22の異形鉄筋部22Bが突出した上側柱部材12Aおよび下側柱部材12Bを配置した後、異形鉄筋部22Bと鉄筋継手18、20とを接合することで、上記の柱梁接合構造10を構築することもできる。なお、上述したように仕口部材16の内部に鉄筋継手を1か所しか設けない場合は、仕口部材16内に上下方向の主筋(異形鉄筋部22B)を通すための孔を開けておき、異形鉄筋部22Bを挿入後にグラウト充填すればよい。
【0027】
このように、本実施の形態によれば、柱部材12と仕口部材16との接続を、切削鉄筋からなる鋼棒22を用いたGIR接合とすることで、靱性を有し、かつ施工性に優れたディテールを実現することができる。これにより柱梁接合構造10の剛性、耐力、靱性を確保することで、ラーメン架構以外の耐震要素を減少させ、高い空間自由度を実現することができると同時に意匠性に優れた木質空間を提供することが可能である。
【0028】
また、切削鉄筋については、通常の異形鉄筋に対して十分な長さのネジ切削加工を施す技術が存在している。本発明においては、その他のディテールも全て既存技術にて構成することが可能なため、施工性に優れ、かつ低コストの柱梁接合構造を実現することができる。また、接合部の取合が明快なため、被覆等の耐火仕様の納りも容易となる。
【0029】
以上説明したように、本発明に係る柱梁接合構造によれば、木質の柱部材と木質の梁部材とを木材よりも硬質の材料からなる仕口部材を介して接合してなる柱梁接合構造であって、仕口部材の側端面に設けられ、梁部材と接続するための突出金物と、仕口部材とその上下にそれぞれ設けられる上側柱部材および下側柱部材とを接続するために上下方向に挿入配置される鋼棒とを備え、鋼棒は異形鉄筋部とネジ形状のネジ部とからなり、ネジ部は上側柱部材および下側柱部材に挿入配置されてここに付着固定され、異形鉄筋部は仕口部材に挿入配置されて鉄筋継手に接合されるので、上側柱部材および下側柱部材にそれぞれ付着固定された鋼棒同士を容易に一体化接合することのできる施工性に優れた柱梁接合構造を提供することができる。
【0030】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、上側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合される鉄筋継手に、下側柱部材に挿入配置された鋼棒の異形鉄筋部が接合されるので、鉄筋継手の数量を低減することができる。
【0031】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、鋼棒は、異形鉄筋の長手方向の片側をネジ形状に切削加工したものであるので、柱梁接合構造を比較的安価に実現することができる。
【0032】
また、本発明に係る他の柱梁接合構造によれば、仕口部材は、鉄筋コンクリートで構成されるので、柱梁接合構造を比較的安価に実現することができる。
【0033】
また、本発明に係る柱梁接合方法によれば、上述した柱梁接合構造を構築する柱梁接合方法であって、予め鉄筋継手が設けられた仕口部材の上下に、鋼棒の異形鉄筋部が突出した上側柱部材および下側柱部材を配置した後、異形鉄筋部と鉄筋継手とを接合するので、上述した柱梁接合構造を比較的簡易に構築することができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上のように、本発明に係る柱梁接合構造および柱梁接合方法は、木質の柱部材と木質の梁部材との接合に有用であり、特に、接合部の上下の柱部材にそれぞれ固定された鋼棒同士を容易に一体化接合するのに適している。
【符号の説明】
【0035】
10 柱梁接合構造
12 柱部材
12A 上側柱部材
12B 下側柱部材
14 梁部材
16 仕口部材
16A ウェブ(突出金物)
18,20 鉄筋継手
22 鋼棒
22A ネジ部
22B 異形鉄筋部
24 異形鉄筋
28 フープ筋
32 ベースモルタル
34 引きボルト
36 ナット
38 ドリフトピン
40 ベースプレート