【実施例】
【0104】
(実施例)
下記の各々の化合物の化学名は、ChemBioOfficeソフトウェアによって作成される。
【表3】
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【0105】
(1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタンの調製のための一般的手順)
(方法A:)
【化34】
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(工程A: tert-ブチル 3-オキソシクロブチルカルバメート)
3-オキソシクロブタンカルボン酸(10g、88mmol)の0℃の無水DCM(60mL)溶液に、SOCl
2(2
0mL)を滴加した。混合物を1.5時間加熱還流させ、その後、真空中で蒸発させた。得られ
た混合物をトルエン(2×8mL)で2回共蒸発させ、残渣をアセトン(30mL)に溶解させ、次に
、NaN
3(12g、185.0mmol)の0℃のH
2O(35mL)溶液に滴加した。添加後、混合物をさらに1時
間撹拌し、その後、氷(110g)でクエンチした。得られた混合物をEt
2O(2×100mL)で抽出し
た。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Mg
2SO
4上で乾燥させ、約15mLの溶液にまで
濃縮した。トルエン(2×30mL)を残渣に添加し、混合物を2回共蒸発させて、Et
2Oを除去し
た(爆発を避けるために、毎回約30mLの溶液を残した)。N
2の発生が止むまで、得られたト
ルエン溶液を90℃に加熱した。次に、40mLのt-BuOHを反応混合物に添加し、得られた混合
物を90℃で一晩撹拌した。該混合物を冷却し、濃縮した。残渣を、石油エーテル/EtOAc(V
:V、7:1〜5:1)を溶離剤として用いるカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望
の生成物が白色の固体として得られた。MS: 186.1(M+1)
+。
【0106】
(工程B: tert-ブチル 3,3-ジフルオロシクロブチルカルバメート)
tert-ブチル-3-オキソシクロ-ブチルカルバメート(oxocyclo-butylcarbamate)(2.56g、
111.07mmol)の無水DCM(190mL)溶液に、DAST(三フッ化ジエチルアミノ硫黄)(41.0mL、222.
14mmol)を、N
2の雰囲気下、0℃で滴加した。その後、混合物を室温にまで温めておき、一
晩撹拌した。得られた混合物を予め冷却しておいた飽和水性NaHCO
3溶液にゆっくりと添加
し、DCM(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4上で乾燥
させ、真空中で濃縮した。残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、15:1)を溶離剤として用い
るカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。
【化35】
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【0107】
(工程C: N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)ホルムアミド)
MeOH(170mL)及びCH
3COCl(65mL)の溶液に、tert-ブチル 3,3-ジフルオロ-シクロブチル
カルバメート(12.1g、58.42mmol)を0℃で一度に滴加した。反応混合物を0℃で20分間撹拌
し、その後、室温にまで温めておき、さらに1.5時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、H
2O
(200mL)に溶解させた。得られた混合物をEt
2O(150mL)により抽出し、水層を固体Na
2CO
3で
pH=11に調整し、DCM(2×150mL)により抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4上で乾燥さ
せ、濾過し、冷水浴(<20℃)を用いて真空中で濃縮した。残渣をHCOOEt(90mL)に溶解させ
、密閉圧力管に移した。この反応混合物を80℃に加熱し、一晩撹拌した。溶媒を除去し、
残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、1:1〜1:3)を溶離剤として用いるカラムクロマトグラ
フィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 136.1(M+1)
+。
【0108】
(工程D: 1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン)
N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-ホルムアミド(2.0g、14.81mmol)及びPPh
3(4.27g、16
.29mmol)のDCM(35mL)溶液に、CCl
4(1.43mL、14.81mmol)及びTEA(2.06mL、14.81mmol)を添
加した。反応混合物を、N
2雰囲気下、45℃で一晩撹拌した。得られた混合物を、真空中、
0℃で蒸発させた。残渣をEt
2O(25mL)に0℃で30分間懸濁させ、その後、濾過した。濾液を
、減圧下、0℃で、約5mLにまで蒸発させた。残渣を、Et
2Oを溶離剤として用いるカラムク
ロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得られ、これを次の工程で直接使用
した。
【0109】
(方法B:)
【化36】
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(工程A:ベンジル 3-オキソシクロブタンカルボキシレート)
アセトン(50mL)中の3-オキソシクロブタンカルボン酸(5g、44mmol)、炭酸カリウム(12g
、88mmol)、及び臭化ベンジル(11.2g、66mmol)の混合物を16時間還流させた。その後、溶
媒を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチルと水に分配した。合わせた有機層を無水MgSO
4上
で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、100%ヘキサン〜96%ヘキサン/EtOAcの勾配で
溶出させるシリカゲルクロマトグラフィーで精製すると、所望の化合物が得られた。
【化37】
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【0110】
(工程B:ベンジル 3,3-ジフルオロシクロブタンカルボキシレート)
ベンジル 3-オキソシクロブタンカルボキシレート(1.23g、6.03mmol)のDCM(35mL)溶液
に、窒素下でDAST(0.8mL、6.03mmol)を滴加した。混合物を室温で16時間撹拌し、その後
、DCMで希釈した。飽和重炭酸ナトリウム、1N水性塩酸、及びブラインで連続的に洗浄し
た後、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物を、93%
ヘキサン/EtOAcを溶離剤として用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、
所望の化合物が油状物として得られた。
【化38】
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【0111】
(工程C: 3,3-ジフルオロシクロブタンカルボン酸)
ベンジル 3,3-ジフルオロシクロブタンカルボキシレート(0.84g、3.72mol)をエタノー
ル(40mL)に溶解させ、約0.02gのパラジウム活性炭を添加した。混合物を、H
2の雰囲気下
、室温で12時間撹拌し、その後、セライトのパッドに通して濾過した。濾液を濃縮し、真
空中で乾燥させると、所望の化合物が得られた。
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0112】
(工程D: tert-ブチル 3,3-ジフルオロシクロブチルカルバメート)
ベンジル 3,3-ジフルオロシクロブタンカルボン酸(3.7g、27.3mmol)、DPPA(7.87g、27m
mol)、及びTEA(2.87g、28.4mmol)をt-BuOH(25mL)に溶解させた。混合物を5時間還流させ
、その後、酢酸エチル(約200mL)で希釈した。有機相を、それぞれ、5%クエン酸及び飽和
炭酸水素ナトリウムで2回洗浄し、無水Mg
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣
を、50%ヘキサン/EtOAcを用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製すると、所望
の生成物が得られた。MS: 208.1(M+1)
+。
【0113】
(工程E: 3,3-ジフルオロシクロブタンアミン塩酸塩)
冷えたMeOH(170mL)及びCH
3COCl(65mL)の溶液に、tert-ブチル 3,3-ジフルオロシクロブ
チルカルバメート(12.1g、58.4mmol)を0℃で滴加した。添加が終了した後、混合物を0℃
で20分間撹拌し、その後、室温にまで温めておいた。反応混合物をさらに1.5時間撹拌し
、その後、濃縮すると、粗生成物が得られ、これをエーテル中で沈殿させると、所望の生
成物が白色の固体として得られた。MS: 108.1(M+1)
+。
【0114】
(工程F: N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)ホルムアミド)
HCOOEt(90mL)中の3,3-ジフルオロシクロブタンアミン塩酸塩(6.5g、60.7mmol)及びTEA(
3当量)の混合物を、密閉圧力管中、80℃で一晩撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残渣を
、50%石油エーテル/EtOAc〜25%石油エーテル/EtOAcを用いるカラムクロマトグラフィー
により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化40】
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【0115】
(工程G: 1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン)
該化合物を、上記の方法Aの工程Dに概説されている通りに合成した。
【0116】
(1-フルオロ-3-イソシアノシクロブタンの調製のための一般的手順)
【化41】
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(工程A: tert-ブチル 3-ヒドロキシシクロブチルカルバメート)
tert-ブチル 3-オキソシクロブチルカルバメート(2g、10.8mmol、2当量)のEtOH(20mL)
溶液に、NaBH
4(204mg、1当量)を0℃で添加した。その後、混合物を室温にまで温めておき
、30分間撹拌した。該混合物を真空中で濃縮し、残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、2:1
〜純粋なEtOAc)を溶離剤として用いるカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望
の生成物が白色の固体として得られた。MS: 188.1(M+1)
+。
【0117】
(工程B: tert-ブチル 3-フルオロシクロブチルカルバメート)
tert-ブチル 3-ヒドロキシシクロブチル-カルバメート(hydroxycyclobutyl-carbamate)
(1g、5.35mmol)の-70℃の無水DCM(20mL)溶液に、N
2の雰囲気下、DAST(1g、0.85mL、1.17
当量)を滴加した。その後、混合物を室温にまでゆっくりと温め、一晩撹拌した。得られ
た混合物を希釈した水性NaHCO
3で洗浄した。有機層を無水Mg
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した
。残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、20:1〜2:1)を溶離剤として用いるフラッシュクロマ
トグラフィーにより精製すると、白色の固体が所望の生成物として得られた。MS: 190.1(
M+1)
+。
【0118】
(工程C: 3-フルオロシクロブタンアミン)
該化合物を、上記の方法Aの工程Eに概説されている通りに合成した。
【0119】
(工程D: N-(3-フルオロシクロブチル)ホルムアミド)
該化合物を、上記の方法Aの工程Fに概説されている通りに合成した。
【化42】
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【0120】
(工程E: 1-フルオロ-3-イソシアノシクロブタン)
該化合物を、一般的手順により、上記の方法Aの工程Gの通りに合成した。
【0121】
(1,1-ジフルオロ-4-イソシアノシクロヘキサンの調製のための一般的手順)
【化43】
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(工程A: tert-ブチル 4-ヒドロキシシクロヘキシルカルバメート)
4-アミノシクロヘキサノール(23g、0.2mol)及びEt
3N(60g、0.6mol)のTHF(230mL)溶液に
、(Boc)
2O(87g、0.4mol)を添加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下
で除去し、残渣をEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×200mL)及びブラ
イン(200mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を、DCM/MeOH(V:V、20:
1)を用いるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物
が白色の固体として得られた。MS: 216.2(M+1)
+。
【0122】
(工程B: tert-ブチル 4-オキソシクロヘキシルカルバメート)
tert-ブチル 4-ヒドロキシシクロヘキシル-カルバメート(hydroxycyclohexyl-carbamat
e)(10.0g、46.5mmol)のDCM(100mL)溶液に、デス-マーチンペルヨージナン(39.4g、92.9mm
ol)を少しずつ添加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌し、水性Na
2S
2O
3溶液でクエンチ
し、DCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×100mL)及びブライン(100mL)で洗
浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、10:1)を
用いるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が白
色の固体として得られた。
【0123】
(工程C: tert-ブチル 4,4-ジフルオロシクロヘキシルカルバメート)
tert-ブチル 4-オキソシクロ-ヘキシルカルバメート(oxocyclo-hexylcarbamate)(2.13g
、10mmol)の無水DCM(25mL)溶液に、DAST(2.58g、16mmol)を、窒素下、-5℃で滴加した。
添加後、反応混合物を室温で一晩撹拌した。該反応混合物を氷水にゆっくりと注ぎ入れ、
DCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を2N水性NaHCO
3及びブライン洗浄し、無水Na
2
SO
4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、石油エーテル/EtOAc(V:V、5:1)
を溶離剤として用いるカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物(〜70%)
及び副生成物tert-ブチル 4-フルオロシクロヘキサ-3-エニルカルバメート(〜30%)の混
合物が薄黄色の固体として得られた。
【0124】
DCM(25mL)中の上記の混合物(2.52g、10.7mmol)に、内部温度を5℃未満に維持しながら
、m-CPBA(2.20g、12.9mmol)を0℃で少しずつ添加した。添加後、反応混合物を室温で一晩
撹拌した。該反応混合物に、飽和水性Na
2S
2O
3(8.0mL)を0℃で添加した。得られた混合物
を0℃で40分間撹拌し、その後、DCM(3×5.0mL)により抽出した。合わせた有機層をブライ
ンで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で蒸発させた。残渣を、それ以上精製する
ことなく、次の工程で直接使用した。
【0125】
MeOH(15mL)中の上記の残渣に、NaBH
4(0.202g、5.35mmol)を0℃で添加した。反応混合物
を室温で一晩撹拌した。水(0.38g)を滴加して、反応液を0℃でクエンチした。得られた混
合物を0℃で30分間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を、DCMを溶離剤として用いるカラム
クロマトグラフィーにより精製すると、純粋な化合物が白色の固体として得られた。
【化44】
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【0126】
(工程D: 4,4-ジフルオロシクロヘキサンアミン塩酸塩)
tert-ブチル 4,4-ジフルオロシクロ-ヘキシルカルバメート(difluorocyclo-hexylcarba
mate)(6.0g、25.5mmol)及び6N HCl/MeOH(60mL)の混合物を室温で2時間撹拌した。反応混
合物を濃縮すると、粗生成物が得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程で
直接使用した。
【化45】
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【0127】
(工程E: N-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ホルムアミド)
4,4-ジフルオロシクロヘキサンアミン(粗製物3.4g、25.2mmol)、TEA(3当量)、及びギ酸
エチル(35mL)の混合物を、密閉槽中、110℃で一晩撹拌した。溶媒を除去し、残渣を、DCM
/MeOH(V:V、10:1)を溶離剤として用いるカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所
望の生成物が得られた。
【化46】
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【0128】
(工程F: 1,1-ジフルオロ-4-イソシアノシクロヘキサン)
N-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-ホルムアミド(2.5g、15.3mmol)、PPh
3(4.4g、16.8
mmol)、CCl
4(2.3g、15.1mmol)、Et
3N(1.5g、14.9mmol)、及びDCM(50mL)の混合物を45℃に
加熱し、一晩撹拌した。得られた混合物を真空中で蒸発させ、残渣をEt
2O(125mL)に0℃で
懸濁させた。濾液を濃縮し、残渣を、Et
2Oで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマト
グラフィーにより精製すると、所望の生成物が黄色の油状物として得られ、これを次の工
程で直接使用した。
【0129】
(2-(3-アミノフェノキシ)エタノールの調製のための一般的手順)
【化47】
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(工程A: 2-(3-ニトロフェノキシ)エタノール)
3-ニトロフェノール(1g、7.2mmol)、2-ブロモエタノール(1.2g、9.6mmol)、及びK
2CO
3(
2g、14.4mmol)のMeCN(12mL)懸濁液を90℃で一晩撹拌した。沈殿物を濾過により回収する
と、生成物の第1のバッチが得られた。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー
により精製すると、所望の生成物の別のバッチが黄色の固体として得られた。
【0130】
(工程B: 2-(3-アミノフェノキシ)エタノール)
2-(3-ニトロフェノキシ)エタノール(500mg、2.7mmol)及びNH
4Cl(720mg、13.5mmol)のEt
OH(10mL)溶液に、鉄粉(900mg、16.2mmol)を室温で添加した。その後、反応液を90℃で2時
間撹拌し、その後、冷却した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。得られた残渣をカラム
クロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が黄色の固体として得られた。MS:
154.1(M+1)
+。
【0131】
(3-(1H-ピラゾール-4-イル)アニリンの調製のための一般的手順)
【化48】
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(工程A: tert-ブチル 4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピ
ラゾール-1-カルボキシレート)
4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(500mg、2.
57mmol)及び(Boc)
2O(672mg、3.08mmol)のDMF(1.0mL)溶液に、DMAP(63mg、0.52mmol)を一
度に添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、その後、EtOAcと飽和水性NH
4Clに分配した。
有機層を分離し、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮すると、粗生成物が
得られた。
【0132】
(工程B: 4-(3-ニトロフェニル)-1H-ピラゾール)
N
2下のtert-ブチル 4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピ
ラゾール-1-カルボキシレート(300mg、0.82mmol)、1-ブロモ-3-ニトロベンゼン(137mg、0
.68mmol)、及びNa
2CO
3(216mg、2.04mmol)のDME/H
2O(5mL/1mL)溶液に、Pd(PPh
3)
2Cl
2(24mg
、0.034mmol)を添加した。混合物を85℃で一晩撹拌し、その後、H
2Oでクエンチした。得
られた混合物をEtOAc(3×25mL)で抽出した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製する
と、所望の生成物が得られた。MS: 190.2(M+1)
+。
【0133】
(工程C: 3-(1H-ピラゾール-4-イル)アニリン)
鉄粉(296mg、5.30mmol)を4-(3-ニトロフェニル)-1H-ピラゾール(200mg、1.06mmol)のAc
OH/EtOH(2mL/3mL)溶液に添加した。反応混合物を90℃で2時間撹拌し、その後、室温に冷
却した。反応混合物をセライトに通して濾過した。濾過ケーキをH
2Oで洗浄した。濾液を1
N NaOHでpH=8に中和し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄
し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーによ
り精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 160.2(M+1)
+。
【0134】
(2-(3-アミノフェニル)プロパン-2-オールの調製のための一般的手順)
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A:エチル 3-(ジベンジルアミノ)ベンゾエート2)
エチル 3-アミノベンゾエート(2g、0.012mmol)及びEt
3N(5.26mL、0.036mmol)のCH
3CN(3
0mL)溶液に、BnBr(4.32mL、0.036mmol)を一度に添加した。反応混合物を18時間加熱還流
させ、その後、室温に冷却した。該混合物を真空中で濃縮乾固させ、残渣を、カラムクロ
マトグラフィー(PE:EtOAc=10:1溶離剤とする)により精製すると、所望の生成物が白色の
固体として得られた。MS: 346.1(M+1)
+。
【0135】
(工程B: 2-(3-(ジベンジルアミノ)フェニル)プロパン-2-オール)
窒素雰囲気下、0℃のエチル 3-(ジベンジルアミノ)ベンゾエート(1.85g、5.58mmol)の
無水THF(15mL)溶液に、MeMgBr(THF中の3M溶液、5.58mL、16.7mmol)を30分かけて滴加した
。反応液を室温で一晩撹拌し、飽和NH
4Clの添加によりクエンチした。得られた混合物を
酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を、NaHCO
3、水、及びブラインで洗浄
し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、その後、濃縮乾固させた。残渣を、カラムクロマ
トグラフィー(PE:EtOAc=2:1を溶離剤とする)により精製すると、所望の生成物が無色の
油状物として得られた。MS: 332.1(M+1)
+。
【0136】
(工程C: 2-(3-アミノフェニル)プロパン-2-オール)
2-(3-(ジベンジルアミノ)フェニル)プロパン-2-オール(268mg、0.81mmol)のMeOH(5mL)
溶液に、10%Pd/C(27mg)を一度に添加した。反応混合物を、水素雰囲気下、室温で一晩水
素下した。触媒をセライトに通して濾過除去し、濾液を濃縮乾固させた。残渣を、カラム
クロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:2を溶離剤とする)により精製すると、所望の生成物が
黄色の固体として得られた。MS: 152.1(M+1)
+。
【0137】
(2-(3-アミノ-5-フルオロフェニル)プロパン-2-オールの調製のための一般的手順)
【化50】
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(工程A.メチル 3-フルオロ-5-ニトロベンゾエート)
塩化チオニル(488mg、4.1mmol)を、窒素雰囲気下、0℃で、3-フルオロ-5-ニトロ安息香
酸(500mg、2.7mmol)の無水メタノール(10mL)溶液に滴加した。反応液を室温に温め、6時
間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮すると、対応するメチルエステル塩酸塩がろう状
の固体として得られ、これを次の工程で直接使用した。MS: 200(M+1)
+。
【0138】
(工程B.メチル 3-アミノ-5-フルオロベンゾエート)
メチル 3-フルオロ-5-ニトロベンゾエート(400mg、2mmol)のエタノール(10mL)溶液に、
鉄粉(560mg、10mmol)及び塩化アンモニウム(540mg、10mmol)を一度に添加した。反応混合
物を80℃で1時間撹拌した。反応液を冷却した後、混合物をセライトに通して濾過した。
濾液を減圧下で濃縮すると、所望の生成物が得られた。MS: 170(M+1)
+。
【0139】
(工程C.メチル 3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロベンゾエート)
メチル 3-アミノ-5-フルオロベンゾエート(440mg、2.6mmol)の無水DMF(10mL)溶液に、N
aH(187mg、7.8mmol)を少しずつ添加し、次に、臭化ベンジル(1.1g、6.5mmol)を添加した
。反応混合物を40℃で16時間撹拌し、濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 350(M+1)
+。
【0140】
(工程D. 2-(3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロフェニル)プロパン-2-オール)
臭化メチルマグネシウム(THF中1M、2.4mL、2.4mmol)をTHF(5mL)に溶解させ、氷水浴に
置いた。その後、THF(5mL)中のメチル 3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロベンゾエート(2
80mg、0.8mmol)を反応混合物にゆっくりと添加した。内部温度を15〜25℃の範囲に維持し
ながら、この混合物を3時間撹拌した。その後、該混合物を0℃に冷却し、塩化アンモニウ
ム溶液で処理し、その後、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィ
ーにより精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 350(M+1)
+。
【0141】
(工程E. 2-(3-アミノ-5-フルオロフェニル)プロパン-2-オール)
2-(3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロフェニル)プロパン-2-オール(150mg、0.43mmol)
のエタノール(5mL)溶液に、水素雰囲気下で10%Pd/C(15mg)を添加した。反応混合物を室
温で16時間撹拌した。その後、懸濁液をセライトに通して濾過し、濾液を真空中で濃縮し
た。残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。MS :
170(M+1)
+。
【0142】
(エチル 1-(3-アミノフェニル)シクロプロパノールの調製のための一般的手順)
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A.エチル 3-(ジベンジルアミノ)ベンゾエート)
エチル 3-アミノベンゾエート(2g、0.012mmol)及びEt
3N(5.26mL、0.036mmol)のCH
3CN(3
0mL)溶液に、BnBr(4.32mL、0.036mmol)を一度に添加した。反応混合物を18時間加熱還流
させ、室温にまで冷却した。該混合物を真空中で濃縮し、得られた残渣をカラムクロマト
グラフィーにより精製すると、所望の生成物が白色の固体として得られた。MS: 346.1(M+
1)
+。
【0143】
(工程B. 1-(3-(ジベンジルアミノ)フェニル)シクロプロパノール)
N
2下、室温のエチル 3-(ジベンジルアミノ)ベンゾエート(1.85g、5.58mmol)の無水THF(
20mL)溶液に、チタンテトライソプロポキシド(0.25mL、0.84mmol)を10分間かけて滴加し
た。1時間撹拌した後、EtMgBr(THF溶液、4.1mL、12.3mmol)を30分間かけて滴加した。反
応混合物を室温で3時間撹拌した。得られた混合物を飽和水性NH
4Clの添加によりクエンチ
し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を、NaHCO
3、水、及びブラインで
洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィ
ー(PE:EtOAc=5:1を溶離剤とする)により精製すると、所望の生成物が無色の油状物とし
て得られた。
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0144】
(工程C.エチル 1-(3-アミノフェニル)シクロプロパノール)
1-(3-(ジベンジルアミノ)フェニル)シクロプロパノール(1.8g、5.45mmol)の室温のMeOH
(10mL)溶液に、10%Pd/C(200mg)を一度に添加した。反応混合物を、水素雰囲気下、室温
で一晩撹拌した。懸濁液をセライトに通して濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を、
カラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1を溶離剤とする)により精製すると、所望の生
成物が黄色の固体として得られた。
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0145】
(3-フルオロ-5-(メチルチオ)アニリンの調製のための一般的手順)
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A.(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)(メチル)スルファン)
3-フルオロ-5-ニトロアニリン(200mg、1.28mmol)、1,2-ジメチルジスルファン(121mg、
1.29mmol)、及びCH
3CN(3mL)の溶液を30℃で撹拌した。ニートの亜硝酸イソアミル(150mg
、1.28mmol)をシリンジで5分間かけてゆっくりと添加した。反応混合物を10分間かけてゆ
っくりと加熱還流させ、N
2の発生が止むまで(30〜60分)、穏やかな還流状態で維持した。
反応混合物を冷却し、溶媒を真空中で除去すると、色の濃い油状物が得られた。得られた
油状物をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が淡黄色の固体とし
て得られた。
【0146】
(工程B: 3-フルオロ-5-(メチルチオ)アニリン)
(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)(メチル)スルファン(90mg、0.48mmol)のMeOH(10mL)溶
液に、10%Pd/C(9mg)を一度に添加した。得られた混合物をH
2で3回パージし、室温で1時
間撹拌した。懸濁液をセライトに通して濾過し、濾過ケーキをMeOH(5mL)で洗浄した。濾
液を真空中で濃縮すると、所望の生成物が得られ、これを次の工程で直接使用した。MS:
158.0(M+1)
+。
【0147】
((S)-2-オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボン酸の調製のための一般的手順)
【化55】
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0℃の(S)-2-アミノ-4-ヒドロキシブタン酸(10g、84.0mmol)と250mLの水性NaOH(2mol/L
、20.4g、510mmol)の混合物に、トリホスゲンのジオキサン溶液(125mLのジオキサン中、2
5.3g)を1時間かけて滴加した。添加中、内部温度を5℃未満に維持した。その後、混合物
を室温で2日間撹拌した。その後、反応混合物を真空中で濃縮し、次に、200mLのCH
3CNを
添加した。その後、得られた混合物を60℃に加熱し、0.5時間激しく撹拌した。熱い混合
物をすぐに濾過した。その後、濾液を100mLにまで濃縮し、所望の生成物を沈殿させた。
粗生成物を濾過により回収し、それ以上精製することなく、次の工程で直接使用した。MS
: 146.0(M+1)
+。
【0148】
((S)-4-(tert-ブトキシカルボニル)-6-オキソピペラジン-2-カルボン酸の調製のための一
般的手順)
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A:(S)-3-アミノ-2-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)プロパン酸)
MeCN(20mL)、EtOAc(20mL)、及びH
2O(10mL)中の(S)-4-アミノ-2-(((ベンジルオキシ)カ
ルボニル)アミノ)-4-オキソブタン酸(3g、11.3mmol)の混合物に、PIAD(4.38g、13.5mmol)
を一度に添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。得られた混合物を濾過し、濾液を
真空中で濃縮すると、所望の生成物が得られた。MS: 239.1(M+1)
+。
【0149】
(工程B:(S)-メチル 3-アミノ-2-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)プロパノエート
塩酸塩)
MeOH(50mL)の撹拌溶液に、SOCl
2(5mL)を0℃で滴加した。得られた混合物を0℃で0.5時
間撹拌し、その後、(S)-3-アミノ-2-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)プロパン酸(
2.6g、10mmol)を添加した。その後、反応混合物を室温で一晩撹拌し、真空中で濃縮する
と、所望の生成物が得られた。MS: 253.1(M+1)
+。
【0150】
(工程C:(S)-メチル 3-((2-ベンジルオキシ)-2-オキソエチル)アミノ)-2-(((ベンジルオキ
シ)カルボニル)アミノ)プロパノエート(pro-paneate))
(S)-メチル 3-アミノ-2-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)プロパノエート塩酸塩
(2.6g、0.01mol)のTHF(40mL)溶液に、DIPEA(4.0g、0.03mol)を0℃で添加した。混合物を0
℃で5分間撹拌し、次に、ベンジル 2-ブロモアセテート(4.7g、0.02mol)を添加した。そ
の後、混合物を室温にまで温めておき、一晩撹拌した。反応混合物をH
2Oの添加によりク
エンチし、その後、EtOAc(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無
水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製
すると、所望の生成物が得られた。MS: 401.2(M+1)
+。
【0151】
(工程D:(S)-メチル 3-((2-(ベンジルオキシ)-2-オキソエチル)(tert-ブトキシカルボニル
)アミノ)-2-(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)プロパノエート)
(S)-メチル 3-((2-(ベンジルオキシ)-2-オキソエチル)アミノ)-2-(((ベンジルオキシ)
カルボニル)アミノ)プロパノエート(3.0g、7.5mmol)のTHF(40mL)溶液に、DIPEA(2.9g、22
.5mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で5分間撹拌し、次に、ジ-tert-ブチルジカルボネ
ート(3.27g、15mmol)を添加した。その後、混合物を室温にまで温めておき、一晩撹拌し
た。飽和NaHCO
3溶液でクエンチした後、得られた混合物をEtOAc(3×60mL)で抽出し、濃縮
した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得ら
れた。MS: 501.2(M+1)
+。
【0152】
(工程E:(S)-2-((2-アミノ-3-メトキシ-3-オキソプロピル)(tert-ブトキシカルボニル)ア
ミノ)酢酸)
(S)-メチル 3-((2-(ベンジルオキシ)-2-オキソエチル)(tert-ブトキシカルボニル)アミ
ノ)-2-(((ベンジル-オキシ(benzyl-oxy))カルボニル)アミノ)プロパノエート(2.5g、5mmo
l)のMeOH(30mL)溶液に、10%Pd/C(250mg)を添加した。混合物を、水素雰囲気下、室温で
一晩撹拌した。得られた懸濁液をセライトに通して濾過し、濾液を真空中で濃縮すると、
所望の生成物が得られた。MS: 277.1(M+1)
+。
【0153】
(工程E:(S)-1-tert-ブチル 3-メチル 5-オキソピペラジン-1,3-ジカルボキシレート)
(S)-2-((2-アミノ-3-メトキシ-3-オキソプロピル)(tert-ブトキシカルボニル)アミノ)
酢酸(1.2g、4mmol)のDCM(100mL)溶液に、DCC(1.34g、6mmol)を5℃で添加した。混合物を1
0℃で4時間撹拌し、次に、Et
3N(0.88g、8mmol)を添加した。得られた混合物を室温で18時
間撹拌し、その後、濃縮した。残渣をEtOAc(20mL)に添加し、沈殿物を濾過した。濾液を
濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。
MS: 259.1(M+1)
+。
【0154】
(工程F:(S)-4-(tert-ブトキシカルボニル)-6-オキソピペラジン-2-カルボン酸)
MeOH(20mL)及びTHF(20mL)中の(S)-1-tert-ブチル 3-メチル 5-オキソピペラジン-1,3-
ジカルボキシレート(500mg、1.9mmol)の混合物に、LiOH・H
2O(159mg、3.8mmol)のH
2O(10m
L)溶液を0℃で添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、その後、EtOAc(25mL)とH
2Oに分配
した。水層を2N HClでpH 3〜4に酸性化し、その後、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせ
た有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮すると、所望の生成物が得ら
れ、これを次の反応で直接使用した。MS: 245.1(M+1)
+。
【0155】
(2-ブロモピリミジン-4-カルボニトリルの調製のための一般的手順)
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A: 2-ヒドロキシ-4-カルボキシアルデヒドオキシム)
2-ヒドロキシ-4-メチルピリミジン塩酸塩(25.0g、171mmol)及び硝酸ナトリウム(17.7mg
、260mmol)を200mLの50%酢酸に0℃でゆっくりと添加した。反応混合物を室温で3時間撹
拌した。得られた懸濁液及び固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させると、所望の生成物が
得られた。
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0156】
(工程B: 2-ブロモピリミジン-4-カルボニトリル)
トルエン(300mL)中の2-ヒドロキシ-4-カルボキシアルデヒドオキシム(9g、28.8mmol)、
テトラブチルアンモニウムブロミド(10g、71.9mmol)、及び五酸化リン(2g、14.4mmol)の
混合物を120℃で2時間撹拌した。得られた混合物を濾過し、濾液を濃縮した。得られた残
渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の化合物が黄色の固体として得ら
れた。
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0157】
(式Iの化合物の作製のための一般的合成手順:)
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
(UGI反応のための一般的手順:)
MeOH(8mL)中のアルデヒド(3.5mmol)及びアニリン(3.5mmol)の混合物を室温で30分間撹
拌した。その後、酸(3.5mmol)を添加し、反応混合物をさらに30分間撹拌し、次に、イソ
シアニド(3.5mmol)を添加した。その後、得られた混合物を室温で一晩撹拌し、H
2Oでクエ
ンチした。得られた混合物をEtOAcとH
2Oに分配した。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、濃縮した。得られた残渣を標準的な方法により精製すると、
所望の生成物が得られた。
【0158】
(ブッフバルト反応のための一般的手順:)
1,4-ジオキサン(10mL)中のアミン(0.30mmol)、臭化アリール(0.30mmol)、Cs
2CO
3(129mg
、0.39mmol)、Pd
2(dba)
3(18mg、0.02mmol)、及びXant-Phos(9.4mg、0.02mmol)の混合物を
、N
2下、80℃で一晩撹拌した。濾過後、濾液を真空中で濃縮し、残渣を標準的な方法によ
り精製すると、所望の生成物が得られた。
【0159】
(実施例1.(S)-メチル 1-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキシレートの調製)
化合物2を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
(工程A:(S)-メチル 1-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキシレート)
DMF(50mL)中の(S)-5-オキソピロリジン(oxopyro-lidine)-2-カルボン酸(5.0g、38.8mmo
l)の混合物を無水K
2CO
3(16g、116mmol)及びヨードメタン(16.4g、116mmol)に室温で添加
した。得られた混合物を40℃に温め、24時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をEtOAc(80
mL)で沈殿させ、濾過した。濾過ケーキをEtOAc(2×10mL)で洗浄した。合わせた濾液を濃
縮し、残渣を、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生
成物が得られた。
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0160】
(工程B:(S)-1-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸)
(S)-メチル 1-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキシレート(0.6g、3.8mmol)のMeOH
(6mL)溶液に、THF(2mL)、H
2O(2mL)、及びNaOH(0.45g、11.4mmol)を室温で添加した。得ら
れた混合物を室温で18時間撹拌し、その後、0℃で、2N HClでpH=3〜4に酸性化した。該
混合物をEtOAc(3×30mL)で抽出し、合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮する
と、粗生成物が黄色の固体(0.8g)として得られ、これを次の工程で直接使用した。MS: 14
2.1(M+1)
-。
【0161】
(工程C:化合物2)
2-クロロベンズアルデヒド(117mg、0.83mmol)、3-フルオロアニリン(92.5mg、0.83mmol
)、粗(S)-1-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(200mg、〜60%純度、0.83mmol)、
及び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(119mg、90%純度、1.0mmol)をUGI反応で
使用すると、所望の生成物(ジアステレオマー混合物)が得られた。
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0162】
(実施例2.(S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミドの調製)
化合物3及び4を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0163】
(工程A.(S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-5-オキソピロリジン-2-カルボキ
サミド)
3-フルオロアニリン(86mg、0.78mmol)、2-クロロベンズアルデヒド(109mg、0.78mmol)
、(S)-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(100mg、0.78mmol)、及び1,1-ジフルオロ-4-イ
ソシアノシクロヘキサン(135mg、0.91mmol)をUGI反応で使用すると、所望の生成物が得ら
れた。MS: 508.1(M+1)
+。
【0164】
(工程B.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-
2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピロリジン-
2-カルボキサミド及び(S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキ
シル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イ
ル)ピロリジン-2-カルボキサミド)
1,4-ジオキサン(10mL)中の(S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘ
キシル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カル
ボキサミド(100mg、0.20mmol)、2-ブロモピリミジン(47mg、0.30mmol)、Cs
2CO
3(129mg、0
.39mmol)、Pd
2(dba)
3(18mg、0.02mmol)、及びXant-Phos(9.4mg、0.02mmol)の混合物を、N
2下、80℃で一晩撹拌した。濾過後、濾液を真空中で濃縮し、残渣を標準的な方法により
精製すると、所望の生成物が得られた。
【0165】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)
ピロリジン-2-カルボキサミド。化合物4)
【化65】
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【0166】
((S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピロリジン-2-カル
ボキサミド。化合物3)
【化66】
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【0167】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又は芳香族ヘテロ環を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒
を用いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0168】
(化合物6)
【化67】
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【0169】
(化合物7)
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0170】
(化合物49)
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0171】
(化合物51)
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0172】
(化合物5)
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0173】
(化合物10)
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0174】
(化合物41)
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0175】
(化合物26)
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0176】
(化合物17)
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0177】
(化合物28)
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0178】
(化合物21)
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0179】
(化合物27)
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
(化合物15)
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0181】
(化合物25)
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0182】
(化合物31)
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0183】
(化合物39)
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0184】
(化合物40)
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0185】
(化合物11)
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0186】
(化合物29)
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0187】
(化合物12)
【化86】
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【0188】
(化合物34)
【化87】
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【0189】
(化合物35)
【化88】
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【0190】
(化合物48)
【化89】
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【0191】
(化合物33)
【化90】
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【0192】
(化合物36)
【化91】
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【0193】
(化合物37)
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0194】
(化合物47)
【化93】
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【0195】
(化合物16)
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0196】
(化合物1)
【化95】
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【0197】
(化合物22)
【化96】
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【0198】
(化合物18)
【化97】
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【0199】
(化合物13)
【化98】
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【0200】
(化合物14)
【化99】
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【0201】
(化合物23)
【化100】
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【0202】
(実施例3.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(チアゾール-4-イル)ピロリジン-2-
カルボキサミドの調製)
化合物42及び43を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化101】
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【0203】
ジオキサン(2mL)中の(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチル
アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミ
ド(200mg、0.417mmol)、4-ブロモチアゾール(0.045mL、0.626mmol、1.5当量)、K
3PO
4(124
mg、0.585mmol、1.4当量)、CuI(8mg、0.1当量)、及びtrans-1,2-ジアミノシクロヘキサン
(0.24当量)の混合物を、マイクロ波下、110℃で30分間撹拌した。得られた混合物をセラ
イトパッドに通して濾過した。濾液を濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所
望の生成物が得られた。
【0204】
((S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(チアゾール-4-イル)ピロリジン-2-カルボキ
サミド(化合物42))
【化102】
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【0205】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(チアゾール-4-イル)ピロリジン-2-カルボキ
サミド(化合物43))
【化103】
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【0206】
(実施例4.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピリジン-2-イルメチル)ピロリジ
ン-2-カルボキサミドの調製)
化合物44を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化104】
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【0207】
(化合物44)
(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチル-アミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(200mg、0.42mmol
)の無水DMF(20mL)溶液に、NaH(20mg、0.84mmol)を0℃で添加した。混合物をこの0℃で0.5
時間撹拌し、次に、2-(ブロモメチル)ピリジン(106mg、0.42mmol)を添加した。その後、
混合物を室温に温めておき、一晩撹拌した。得られた混合物を100mLの水にゆっくりと滴
加し、その後、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性LiClで洗浄し、無
水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望
の生成物が得られた。
【化105】
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【0208】
(実施例5.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-3-ヒドロキシ-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)プ
ロパンアミドの調製)
化合物9を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化106】
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【0209】
(工程A:(S)-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボン酸)
NaOH(0.8g、20mmol)の水(4mL)溶液に、(S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-ヒ
ドロキシプロパン酸(1g、4.2mmol)を0℃で3分間かけて少しずつ添加した。得られた溶液
を室温に温め、2時間撹拌した。0℃に冷却した後、該溶液を2N HClでpH=1〜2に調整した
。混合物をEtOAc(4×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空
中で濃縮すると、所望の生成物が白色の固体として得られた。
【化107】
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【0210】
(工程B:(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボ
キサミド)
2-クロロベンズアルデヒド(160mg、1.14mmol)、3-フルオロアニリン(127mg、1.14mmol)
、(S)-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボン酸(150mg、1.14mmol)、及び1,1-ジフルオロ-3
-イソシアノシクロブタン(181mg、90%の純度、1.37mmol)をUGI反応で使用すると、所望
の生成物が白色の固体として得られた。
【化108】
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【0211】
(工程C:(S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-3-(ピリミジン-2-イル)オキサゾリジン-
4-カルボキサミド及び(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチ
ルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-3-(ピリミジン-2-イル)
オキサゾリジン-4-カルボキサミド)
1,4-ジオキサン(15mL)中の(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブ
チルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソオキサゾリジン-4-カル
ボキサミド(350mg、0.73mmol)、2-ブロモピリミジン(150mg、0.94mmol)、Cs
2CO
3(500mg、
1.52mmol)、Pd
2(dba)
3(66mg、0.07mmol)、及びXant-Phos(42mg、0.07mmol)の混合物を、N
2下、80℃で18時間撹拌し、その後、セライトパッドに通して濾過した。濾液を真空中で
濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、(S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3
,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ
-3-(ピリミジン-2-イル)オキサゾリジン-4-カルボキサミド(8)
【化109】
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、及び(S)-N-((S)-1-(2-クロロ-フェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロ-ブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-2-オキソ-3-(ピリミジン-2-イ
ル)オキサゾリジン-4-カルボキサミド(9)
【化110】
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が得られた。
【0212】
(実施例6.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)-アミノ)
-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピペリジン
-2-カルボキサミドの調製)
化合物19及び20を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化111】
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【0213】
(工程A.(S)-6-オキソピペリジン-2-カルボン酸)
(S)-2-アミノヘキサン二酸(470mg、2.9mmol)の20%AcOH(5mL)溶液を110℃で一晩撹拌し
た。溶媒を真空中で除去し、残渣をEtOH(10mL)に溶解させた。未反応のアミノ酸を沈殿さ
せ、濾過除去した。濾液を濃縮すると、所望の粗生成物が得られ、これを次の工程で直接
使用した。MS: 142.1(M-1)
-。
【0214】
(工程B.(S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-6-オキソピペリジン-2-カルボキサ
ミド)
3-フルオロアニリン(217mg、1.96mmol)、2-クロロベンズアルデヒド(chlorobenzal-deh
yde)(274mg、1.96mmol)、(S)-6-オキソピペリジン-2-カルボン酸(280mg、1.96mmol)、及
び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(280mg、1.96mmol)をUGI反応で使用すると
、所望の生成物が得られた。MS: 494.1(M+1)
+。
【0215】
(工程C.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピペリジン-2-
カルボキサミド及び(S)-N-((R)-1-(2-クロロ-フェニル(chloro-phenyl))-2-((3,3-ジフル
オロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-オキソ-1-(ピリ
ミジン-2-イル)ピペリジン-2-カルボキサミド)
1,4-ジオキサン(15mL)中の(1R)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロ
ブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-3-オキソ-2-(ピリミジン-2-
イル)シクロヘキサンカルボキサミド(250mg、0.51mmol)、2-ブロモピリミジン(121mg、0.
76mmol)、Cs
2CO
3(331mg、1.01mmol)、Pd
2(dba)
3(46mg、0.05mmol)、及びXant-Phos(29mg
、0.04mmol)からなる混合物を、N
2下、80℃で一晩撹拌し、その後、濾過した。濾液を真
空中で濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【0216】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-6-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピ
ペリジン-2-カルボキサミド(化合物19))
【化112】
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【0217】
((S)-N-((R)-1-(2-クロロ-フェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-6-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)
ピペリジン-2-カルボキサミド(化合物20))
【化113】
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【0218】
(実施例7.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-
2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-4-(ピリミジン-2-イル)モルホリン-
3-カルボキサミドの調製)
化合物30を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化114】
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【0219】
(工程A:(S)-3-ヒドロキシ-2-(4-メトキシベンジルアミノ)プロパン酸)
(S)-2-アミノ-3-ヒドロキシ-プロパン酸(hydroxy-propanoic acid)(8.4g、80mmol)をNa
OH(3.2g、80mmol)のH
2O(40mL)溶液に溶解させた。10℃に冷却した後、4-メトキシベンズ
アルデヒド(21.7g、160mmol)を10分間かけて滴加した。混合物を室温で30分間撹拌し、そ
の後、0℃に冷却した。NaBH
4(1.67g、44mmol)を少しずつ添加し、得られた混合物を室温
にゆっくりと温め、2時間撹拌した。該混合物をEt
2O(2×50mL)で洗浄した。水相を、0℃
で、2N HClでpH 4.5に調整した。沈殿物を濾過し、石油エーテル(20mL)で洗浄し、真空中
で乾燥させると、所望の生成物が白色の固体として得られた。MS: 226.1(M+1)
+。
【0220】
(工程B:(S)-ベンジル 4-(4-メトキシベンジル)-5-オキソモルホリン-3-カルボキシレート
)
(S)-3-ヒドロキシ-2-((4-メトキシベンジル)アミノ)プロパン酸(5.0g,22mmol)をNaOH(1
.15g、29mmol)のH
2O(60mL)溶液に溶解させた。0℃に冷却した後、2-クロロアセチルクロ
リド(3.6mL、44mmol)、次に、水性NaOH(30%wt)を滴加して、pH=13を維持した。さらに4
時間撹拌した後、反応液を0℃に冷却し、2N HClで酸性化して、pH=2〜3に調整した。得
られた混合物をEtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、
濃縮した。残渣をアセトン(150mL)に溶解させ、その後、BnBr(9.7g、51mmol)及びDIPEA(1
9mL、111mmol)で処理した。反応混合物を室温で24時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣
をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が白色の固体として得られ
た。MS: 356.1(M+1)
+。
【0221】
(工程C:(S)-ベンジル 5-オキソモルホリン-3-カルボキシレート)
CH
3CN(5mL)及びH
2O(5mL)中の(S)-ベンジル 4-(4-メトキシベンジル)-5-オキソモルホリ
ン-3-カルボキシレート(200mg、0.56mmol)の溶液に、CAN(硝酸第二セリウムアンモニウム
)(1.5g、2.8mmol)を0℃で添加した。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。DIPEAを0℃
で添加して、pHを6〜7に調整し、混合物を真空中で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラ
フィーにより精製すると、所望の生成物が白色の固体として得られた。MS: 236.1(M+1)
+
。
【0222】
(工程D:(S)-5-オキソモルホリン-3-カルボン酸)
MeOH(8mL)中の(S)-ベンジル 5-オキソモルホリン-3-カルボキシレート(160mg、0.7mmol
)の混合物に、10%Pd/C(約5mg)を添加した。反応液を、水素の雰囲気下、室温で30分間撹
拌した。反応混合物をセライトパッドに通して濾過し、真空中で濃縮すると、所望の生成
物が白色の固体として得られた。MS: 146.1(M+1)
+。
【0223】
(工程E:(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソモルホリン-3-カルボキサミド)
3-クロロベンズアルデヒド(104mg、0.74mmol)、3-フルオロアニリン(83mg、0.74mmol)
、(S)-5-オキソモルホリン-3-カルボン酸(108mg、0.74mmol)、及び1,1-ジフルオロ-3-イ
ソシアノシクロブタン(248mg、1.48mmol)をUGI反応で使用すると、所望の生成物が得られ
た。MS: 496.1(M+1)
+。
【0224】
(工程F:化合物30)
1,4-ジオキサン(4mL)中の(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロ-シク
ロブチル(difluoro-cyclobutyl))アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-
オキソモルホリン-3-カルボキサミド(100mg、0.2mmol)、2-ブロモピリミジン(36mg、0.22
mmol)、Pd
2(dba)
3(28mg、0.03mmol)、XantPhos(16mg、0.03mmol)、及びCs
2CO
3(160mg、0.
5mmol)の混合物を、N
2下、100℃で3.5時間撹拌した。その後、反応混合物を室温に冷却し
、濾過した。固体をDCM(2×20mL)で洗浄した。濾液を蒸発させ、残渣を標準的な方法によ
り精製すると、所望の生成物が得られた。
【化115】
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【0225】
(実施例8)
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用いて、上記
の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0226】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピロリジン-2-カルボ
キサミド(ラセミ型)−化合物73)
【化116】
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【0227】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カ
ルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物64)
【化117】
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【0228】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソ-1-フェニルエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサ
ミド(単一エナンチオマー)−化合物138)
【化118】
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【0229】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-1
-(2-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物149)
【化119】
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【0230】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物68)
【化120】
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【0231】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物85)
【化121】
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【0232】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3,5-ジフルオロ-フェニル)-5-オキソ-1-(ピリミジン-2-イル)ピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物70)
【化122】
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【0233】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物71)
【化123】
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【0234】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物86)
【化124】
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【0235】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-5-オキソ-N-(3-スルファモイルフ
ェニル)ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物53)
【化125】
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【0236】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物81)
【化126】
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【0237】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物87)
【化127】
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【0238】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-2-((3,3-ジフル
オロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物196)
【化128】
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【0239】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-1-(2,5-ジクロロフェニル)-2-((3,3-ジフル
オロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物201)
【化129】
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【0240】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-1-(2,6-ジクロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオ
ロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物63)
【化130】
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【0241】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-1-(2,6-ジクロロフェニル)-2-((3,3-ジフル
オロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物199)
【化131】
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【0242】
((2S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1-(2,3-ジクロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロ-
シクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物195)
【化132】
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【0243】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-1-(
2-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物208)
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0244】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソ-1-フェニルエチル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボ
キサミド(単一エナンチオマー)−化合物210)
【化134】
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【0245】
((S)-N-((S)-1-(3-クロロピリジン-2-イル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物198)
【化135】
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【0246】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-5-オキソ-N-(3-スルファモイルフ
ェニル)ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物84)
【化136】
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【0247】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-シアノ-フェニル(cyano-phenyl))-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物128)
【化137】
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【0248】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-シアノフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物166)
【化138】
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【0249】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-シアノフェニル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物167)
【化139】
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【0250】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-シアノフェニル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物178)
【化140】
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【0251】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物177)
【化141】
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【0252】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物184)
【化142】
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【0253】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物185)
【化143】
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【0254】
((S)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-(3,3-
ジフルオロシクロブチル-アミノ(difluorocyclobutyl-amino))-2-オキソ-1-フェニルエチ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物211)
【化144】
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【0255】
((S)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-
ジフルオロシクロブチル)アミノ)-1-(2-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物207)
【化145】
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【0256】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物91)
【化146】
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【0257】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物176)
【化147】
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【0258】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)
-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物193)
【化148】
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【0259】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソ-1-フェニルエチル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-5-オキソピロリジン-2-カ
ルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物147)
【化149】
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【0260】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-1
-(2-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物148)
【化150】
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【0261】
((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((S)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソ-1-フェニルエチル)-N-(5-イソシアノピリジン-3-イル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物212)
【化151】
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【0262】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(3-シアノ-フェニル(cyano-phenyl))-N-(1H-インダゾール-7-イル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物186)
【化152】
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【0263】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オキソ
エチル)-3-(3-シアノフェニル)-N-(1H-インダゾール-7-イル)-2-オキソオキサゾリジン-4
-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物142)
【化153】
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【0264】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1H-インダゾール-4-イル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物152)
【化154】
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【0265】
((S)-N-(3-(1H-ピラゾール-4-イル)フェニル)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジ
フルオロシクロブチルアミノ(difluorocyclobutylami-no))-2-オキソエチル)-1-(4-シア
ノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合
物200)
【化155】
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【0266】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリミジン(cyanopyri-midin)-2-イル)-5-オキソ-N-(3-(トリフルオロ
メトキシ)フェニル)ピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物180)
【化156】
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【0267】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(ジフルオロメトキシ)フェニル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物181)
【化157】
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【0268】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-(ジフルオロメトキシ)フェニル)-5-オキ
ソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物194)
【化158】
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【0269】
((S)-N-((S)-1-(2C)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-
シアノピリジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミ
ド(単一エナンチオマー)−化合物129)
【化159】
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【0270】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチル-アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物164)
【化160】
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【0271】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリミジン(cyanopyrimi-din)-2-イル)-N-(3-シクロプロポキシフェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物192)
【化161】
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【0272】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-(ヒドロキシメチル)フェニル
)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物131)
【化162】
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【0273】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル(Xhlorophenyl))-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミ
ノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(1-ヒドロキシシクロプロピル
)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物140)
【化163】
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【0274】
((S)-N-((S)-1-(2C)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-
シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物179)
【化164】
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【0275】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル(oxoeth-yl))-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(2-
ヒドロキシプロパン-2-イル)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナ
ンチオマー)−化合物150)
【化165】
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【0276】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル
)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物155)
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0277】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-(2-ヒドロキシエチル)フェ
ニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物160)
【化167】
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【0278】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル)-5-オキ
ソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物130)
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-((S)-メチルスルフィニル)フェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物190)
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0280】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物96)
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0281】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物102)
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物95)
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0283】
((S)-N-((S)-1-(2C)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4
-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-(メチルスルホニル)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物103)
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(メチルスルホニル)フェニル)-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物110)
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0285】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(メチルスルホニル)フェニル
)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(carbox-amide)(単一エナンチオマー)−化合物1
09)
【化175】
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【0286】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(メチルスルホニル)フェニル)-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物105)
【化176】
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【0287】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(メチルスルホニル)フェニル
)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物108)
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0288】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(メチルスルホニル)フェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物168)
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0289】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-(メチルスルホンアミド)フェニル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物159)
【化179】
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【0290】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-(ジメチルアミノ)フェニル)-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物161)
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(2-フルオロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物187)
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0292】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル(Clorophenyl))-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(2,3-ジフルオロフェニル)-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物188)
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0293】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(2,5-ジフルオロフェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物197)
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0294】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1H-インダゾール-5-イル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物203)
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1H-インダゾール-6-イル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物205)
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0296】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1H-インダゾール-6-イル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物136)
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(1H-インダゾール-5-イル)-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物175)
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0298】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1H-インドール-5-イル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物206)
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(1-メチル-1H-インドール-5-イル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物209)
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0300】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-シクロプロピルフェニル)-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物173)
【化190】
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【0301】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル(cChlorophenyl))-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)
アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン(cyanopyri-midin)-2-イル)-N-(3-シク
ロプロピルフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化
合物182)
【化191】
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【0302】
((S)-N-(3-(tert-ブチル)フェニル)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロ
シクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物165)
【化192】
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【0303】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-シクロプロピル-5-フルオ
ロフェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物204)
【化193】
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【0304】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-シクロプロピル-5-フルオロフェニル)-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物202)
【化194】
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【0305】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-(N-メチルスルファモイル)フ
ェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物157)
【化195】
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【0306】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-(N,N-ジメチルスルファモイ
ル)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物156)
【化196】
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【0307】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(3-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキ
ソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物69)
【化197】
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【0308】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノ-3-フルオロピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソピ
ロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物82)
【化198】
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【0309】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノ-3-フルオロピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物83)
【化199】
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【0310】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノ-3-フルオロピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキ
ソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物88)
【化200】
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【0311】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-(ピラジン-2-イル)ピロリジン-2-カルボキ
サミド(単一エナンチオマー)−化合物58)
【化201】
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【0312】
(2-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエ
チル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-4-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート
(単一エナンチオマー)−化合物74)
【化202】
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【0313】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-2-オキソ-3-(ピリミジン-2-イル)
オキサゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物76)
【化203】
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【0314】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-3-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ
オキサゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物77)
【化204】
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【0315】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノ-ピリジン(cyano-pyridin)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-
オキソオキサゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物78)
【化205】
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【0316】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-3-(3-シアノフェニル)-2-オキソオキサゾリジ
ン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物134)
【化206】
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【0317】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-3-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)
-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物135)
【化207】
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【0318】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イ
ル)-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物132)
【化208】
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【0319】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-3-(チアゾール-4-イル)オキサゾリジン-4-カ
ルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物72)
【化209】
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【0320】
((4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチ
ル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)フ
ェニル)-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物145)
【化210】
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【0321】
((4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチ
ル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソ-1,3-オキサジナン
-4-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物90)
【化211】
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【0322】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-3-(4-シアノピリジン(cyanopy-ridin)-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-2-
オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物133)
【化212】
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【0323】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-2-オキソ-1,3-オ
キサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物139)
【化213】
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【0324】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-2-オキソ-1,3-
オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物144)
【化214】
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【0325】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-3-(4-シアノピリミジン(cyanopy-rimidin)-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル
)-2-オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物154)
【化215】
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【0326】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-オキソ-1,3-
オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物143)
【化216】
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【0327】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノ-ピリジン(cyano-pyridin)-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イ
ル)-2-オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物137)
【化217】
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【0328】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)
フェニル)-2-オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物
146)
【化218】
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【0329】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-1-(4-シアノピリジン(cyanopyri-din)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-オキソ
ピペリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物55)
【化219】
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【0330】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノ-ピリジン(cyano-pyridin)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-
オキソピペリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物75)
【化220】
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【0331】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-4-フルオロ-N-(3-フルオロフェニル)-5-オ
キソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物151)
【化221】
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【0332】
(実施例9.(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジシアノフェニル)-5-オキソピロ
リジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物191の調製)
【化222】
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(工程A: 5-ニトロイソフタロイルジクロリド)
5-ニトロイソフタル酸(2.3g、11mmol)のSOCl
2(6mL)溶液に、1滴のDMFを添加し、混合物
を還流状態で3時間撹拌した。得られた反応混合物を濃縮すると、粗生成物が得られ、こ
れを次の工程で直接使用した。
【0333】
(工程B: 5-ニトロイソフタルアミド)
5-ニトロイソフタロイルジクロリド(2.7g、9.7mmol)を冷えたNH
3・H
2O(40mL)の溶液に0
℃で少しずつ添加した。反応混合物を一晩撹拌し、白色の沈殿物が形成した。その後、混
合物を濾過し、過剰の水で洗浄し、110℃で乾燥させると、粗生成物が得られ、これを次
の工程で直接使用した。
【0334】
(工程C: 5-アミノイソフタルアミド)
5-ニトロイソフタルアミド(2g、9.6mmol)のMeOH(200mL)溶液にPd/C(200mg)を添加した
。反応液を水素雰囲気下で一晩撹拌した。懸濁液を濾過し、濾液を濃縮すると、所望の生
成物が得られ、これを次の工程で直接使用した。
【0335】
(工程D: 5-((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソエチル) 1-(4シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)イ
ソフタルアミド)
2-クロロベンズアルデヒド(1.0mL、7.3mmol)及び5-アミノイソフタルアミド(1.3g、7.3
mmol)の混合物を、N
2下、室温で30分間撹拌し、次に、(S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)
-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(1.7g、7.3mmol)を添加した。10分間撹拌した後、1,1
-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(854mg、7.3mmol)を添加した。その後、混合物を
一晩撹拌し、濾過し、標準的な方法により精製すると、表題生成物が得られた。
【0336】
(工程E:(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル) 1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジシアノフェニル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド)
ピリジン(0.62mL、7.8mmol)及びDCM(10mL)中の5-((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((
3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル) 1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)イソフタルアミド(850mg、1.3mmol)の混合物に、T
FAA(0.9mL、6.5mmol)を添加した。反応溶液を室温で一晩撹拌した。得られた混合物を濃
縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、表題生成物が得られた。
【化223】
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【0337】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用いて、上記
の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0338】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジシアノフェニル)-5-オキソピロリジン-
2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物153)
【化224】
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【0339】
(実施例10.(S)-tert-ブチル 3-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロ
ブチル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-5-オキソピペ
ラジン-1-カルボキシレート(単一エナンチオマー)−化合物97の調製)
化合物97を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置換芳
香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、本明細書に記載のUGI反応手順により合
成し、標準的な方法により精製した。
【化225】
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【0340】
(実施例11.(3S)-tert-ブチル 3-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチ
ル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シアノピリ
ミジン-2-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(ラセミ型)−化合物98の調製)
【化226】
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1,4-ジオキサン(10mL)中の(3S)-tert-ブチル 3-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフ
ルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-
5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(200mg、0.326mmol)、2-ブロモピリミジン-4-カ
ルボニトリル(0.489mmol)、Pd
2(dba)
3(30.2mg、0.0323mmol)、キサントホス(19.1mg、0.0
3mmol)、及びCs
2CO
3(148.7mg、0.46mmol)の混合物を、N
2下、80℃で3時間撹拌した。反応
混合物を室温に冷却し、濾過した。濾液を濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると
、所望の生成物が得られた。
【化227】
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【0341】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシニド(isocynide)、
及びハロ置換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用
いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0342】
((S)-tert-ブチル 3-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)
アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シアノピリミジ
ン-2-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(キラル)−化合物93)
【化228】
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【0343】
((3S)-tert-ブチル 3-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ
)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シアノピリジン-2-イル)-5
-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(単一エナンチオマー)−化合物89)
【化229】
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【0344】
(実施例12.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-6-オキ
ソピペラジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物99の調製)
【化230】
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TFA(0.3mL)を、(S)-tert-ブチル 3-(((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロ
シクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-
シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(60mg、0.08mmol)のDC
M(1.0mL)溶液に0℃で添加した。混合物を室温に温め、1時間撹拌し、その後、濃縮した。
残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化231】
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【0345】
以下の化合物を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用いて、上記
の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0346】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-6-オキソピペラジ
ン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物100)
【化232】
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【0347】
(実施例13.(S)-4-アセチル-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチ
ルアミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-6-
オキソピペラジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物92)
【化233】
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(3S)-tert-ブチル 3-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)
-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-
オキソピペラジン-1-カルボキシレート(100mg、0.14mmol)のDCM(3mL)溶液に、TFA(1mL)を
0℃で滴加した。混合物を室温で2時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣をDCMに溶解させ
、0℃に冷却した。DIPEA(0.055mL、0.34mmol)、次に、Ac
2O(0.031mL、0.34mmol)を0℃で
混合物に添加した。その後、混合物を室温で2時間撹拌した。溶液を濃縮し、残渣を標準
的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化234】
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【0348】
(実施例14.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-4-シクロプロピル-N-(3,5-ジフルオロ
フェニル-6-オキソピペラジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物106の調
製)
【化235】
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TFA(0.3mL)を、(S)-tert-ブチル 3-(((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロ
シクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-
シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(60mg、0.084mmol)のD
CM(1.0mL)溶液に0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣
をMeOH(2mL)に溶解させ、次に、(1-エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(88mg、
0.50mmol)、AcOH(50mg、0.84mmol)、及びNaBH
3(CN)(27mg、0.42mmol)を添加した。得られ
た懸濁液を、N
2下、80℃で1.5時間撹拌した。反応混合物をEtOAcとH
2Oに分配した。有機
層を分離し、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を標準的な方
法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化236】
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【0349】
(実施例15.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-メチル
-6-オキソピペラジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物101の調製)
【化237】
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TFA(0.6mL)を、(3S)-tert-ブチル 3-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシク
ロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シア
ノピリジン-2-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(30mg、0.042mmol)のDCM(2
mL)溶液に0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣をMeCN(
4mL)に溶解させ、次に、K
2CO
3(10mg、0.072mmol)及びヨードメタン(2mL)を添加した。得
られた混合物を室温で2時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣を標準的な方法により精製
すると、所望の生成物が得られた。
【化238】
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【0350】
(実施例16.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-(2-ヒ
ドロキシエチル)-6-オキソピペラジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物1
07の調製)
【化239】
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(S)-tert-ブチル 3-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-4-(4-シアノピリジン-2
-イル)-5-オキソピペラジン-1-カルボキシレート(30mg、0.04mmol)のDCM(3mL)溶液に、TF
A(1mL)を0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で濃縮した。残渣をEtOH(3
mL)に溶解させ、次に、TBAI(16mg、0.04mmol)、Et
3N(10mg、0.1mol)、及び2-ブロモエタ
ノール(7mg、0.056mmol)を添加した。得られた混合物を85℃で3時間撹拌し、その後、濾
過した。濾液を濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた
。
【化240】
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【0351】
以下の化合物を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用いて、上記
の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0352】
(化合物104)
【化241】
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【0353】
(実施例17.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-1-(5-シアノオキサゾール(cyanooxa-zol)-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロ
フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物162の調
製)
【化242】
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(工程A:オキサゾール-5-カルボキサミド)
エチルオキサゾール-5-カルボキシレート(2g、14.2mmol)をNH
3溶液(MeOH中7M、25mL)に
溶解させた。該溶液を室温で2時間撹拌し、濾過した。固体を乾燥させると、所望の生成
物(1.5g、92%収率)が白色の粉末として得られ、これを次の工程で直接使用した。
【0354】
(工程B: 2-ヨードオキサゾール-5-カルボキサミド)
オキサゾール-5-カルボキサミド(560mg、5.0mmol)を無水THF(7.5mL)に溶解させ、N
2を
フラッシュした。溶液を-42℃に冷却し、新鮮なLiHMDS(15mL、THF中1M)で処理した。該溶
液は濃い黄色になり、これを20分間撹拌し、次に、ZnCl
2(30mL、THF中0.5M)の溶液を添加
した。反応液を0℃に1時間温めた。固体ヨウ素(1.65g、6.5mmol)を添加した後、反応混合
物を室温でさらに1時間撹拌し、その後、25%水性NH
3溶液を含む飽和Na
2S
2O
3溶液に注ぎ
入れた。得られた混合物をEtOAc(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄
し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。得られた残渣を標準的な方法により精製すると
、所望の生成物が得られた。MS: 239.0(M+1)
+。
【0355】
(工程C: 2-((S)-2-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミ
ノ)-2-オキソエチル)(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモイル)-5-オキソピロリジン-1-イ
ル)オキサゾール-5-カルボキサミド)
該生成物は、ブッフバルト反応のための一般的手順により調製した。
【化243】
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【0356】
(工程D :(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソエチル)-1-(5-シアノオキサゾール-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-オキ
ソピロリジン-2-カルボキサミド)
2-((S)-2-(((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)(3,5-ジフルオロ-フェニル(difluoro-phenyl))カルバモイル)-5-オキソピ
ロリジン-1-イル)オキサゾール-5-カルボキサミド(100mg、0.16mmol)をDCM(3mL)及び無水
ピリジン(0.8mL)に溶解させた。TFAA(0.1mL)を添加し、反応溶液を室温で25分間撹拌し、
その後、真空中で濃縮した。残渣をEtOAcに溶解させ、H
2O、飽和水性NaHCO
3、及びブライ
ンで洗浄した。有機相を分離し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。残渣を標準的な方
法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化244】
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【0357】
(実施例18.(2S,4R)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソエチル)-N-(3-シアノ-フェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物170の調製)
【化245】
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(工程A:(2S,4R)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ピロ
リジン-1,2-ジカルボキシレート)
イミダゾール(2.8g、40.8mmol)を、(2S,4R)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-ヒドロキシピ
ロリジン-1,2-ジカルボキシレート(5.0g、20.4mmol)及びTBSCl(4.6g、30.6mmol)の無水DM
F(100mL)溶液に添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、その後、EtOAcとH
2Oに分配した。
有機層を分離し、水性LiCl(10%)及びブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その
後、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が無色
の油状物として得られた。MS: 360.2(M+1)
+。
【0358】
(工程B:(2S,4R)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-5-オ
キソピロリジン-1,2-ジカルボキシレート)
NaIO
4(7.5g、35.0mmol)の水(80mL)溶液に、窒素の雰囲気下で、RuO
2(370mg、2.8mmol)
を添加した。得られた緑黄色の溶液を5分間撹拌し、次に、EtOAc(44mL)中の(2S,4R)-1-te
rt-ブチル-2-メチル4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ピロリジン-1,2-ジカルボキ
シレート(5.0g、14.0mmol)を一度に添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。その後、得
られた混合物をEtOAcで希釈し、セライトのパッドに通して濾過した。有機層を分離し、
飽和水性NaHSO
3で洗浄し、それにより、Ruブラックの沈殿が生じた。その後、有機層をブ
ラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させた。溶媒の蒸発により、所望の生成物が無色の
油状物として得られた。MS: 374.2(M+1)
+。
【0359】
(工程C:(2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-5-オキソピロリジン-2-カルボ
ン酸)
TFA(6mL)を(2S,4R)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)
-5-オキソピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(2.5g、6.68mmol)のDCM(18mL)溶液に0℃で
添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、その後、濃縮した。残渣をMeOH/THF(10mL/10mL)
に溶解させ、次に、LiOH(842mg、20.1mmol)の水(5mL)溶液を添加した。得られた混合物を
室温で1時間撹拌し、その後、EtOAcとH
2Oに分配した。水層を分離し、その後、1N水性HCl
でpH=6に調整し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無
水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、濃縮すると、所望の生成物が得られた。
【化246】
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【0360】
(工程D:)
本明細書に記載のUGI反応のための一般的手順と同じ。
【0361】
(工程E:)
本明細書に記載のブッフバルト反応のための一般的手順と同じ。
【0362】
(工程F:(2S,4R)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)-N-(3-シアノ-フェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-4-ヒドロキシ-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
THF(1N、0.3mL)中のTBAFを(2S,4R)-4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-N-(1-(2-
クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-シア
ノフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(0.15
mmol)のTHF溶液に0℃で添加し、反応溶液をこの温度で20分間撹拌した。得られた混合物
を濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化247】
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【0363】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシニド(isocynide)、
及びハロ置換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、本明細書に記載の試薬及
び溶媒を用いて、本明細書に記載の手順により合成し、様々な標準的な方法により精製し
た。
【0364】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノ-ピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-5-オ
キソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物113)
【化248】
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【0365】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物120)
【化249】
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【0366】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物121)
【化250】
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【0367】
((2S,4R)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物122)
【化251】
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【0368】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物123)
【化252】
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【0369】
((2S,4R)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物114)
【化253】
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【0370】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物115)
【化254】
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【0371】
((2S,4R)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキ
シ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物116)
【化255】
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【0372】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキ
シ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物117)
【化256】
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【0373】
((2S,4R)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物124)
【化257】
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【0374】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物125)
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0375】
((2S,4R)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキ
シ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物126)
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0376】
((2S,4R)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリミジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキ
シ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物127)
【化260】
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【0377】
((2S,4R)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエ
チル)-N-(3-シアノ-5-フルオロフェニル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-4-ヒドロキシ-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物169)
【化261】
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【0378】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノ-ピリジン(cyano-pyri-din)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-
ヒドロキシ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物118)
【化262】
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【0379】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキ
ソエチル)-1-(4-シアノ-ピリミジン(cyano-pyrimidin)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)
-4-ヒドロキシ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物119
)
【化263】
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【0380】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノ-ピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物172)
【化264】
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【0381】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリミジン(cya-nopyrimidin)-2-イル)-N-(3-フルオロフェニ
ル)-4-ヒドロキシ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物
189)
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0382】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノ-ピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキシ
-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物171)
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0383】
((2S,4S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-4-ヒドロキ
シ-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物174)
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0384】
(実施例19.(2S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-
2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-
4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物183の調
製)
【化268】
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(工程A.(2S)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-4-メチル-
5-オキソピロリジン-1,2-ジカルボキシレート)
LiHMDS(THF中1M、22.6mL、22.6mmol)を、THF(60mL)中の(2S,4R)-1-tert-ブチル 2-メチ
ル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-5-オキソピロリジン-1,2-ジカルボキシレート
(dicar-boxylate)(6.5g、17.4mmol)の混合物に、N
2下、-78℃で添加した。混合物を-78℃
で1時間撹拌した。ヨードメタン(2.7g、19.1mmol)のTHF(10mL)溶液を上記の混合物に30分
間かけて滴加した。その後、該溶液を-78℃でさらに25分間撹拌した。得られた混合物を
室温にまで温めておき、一晩撹拌した。該混合物をNH
4Clでクエンチし、酢酸エチル(60mL
×3)により抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラ
フィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 388(M+1)
+。
【0385】
(工程B.(2S,4S)-メチル 4-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)-5-オキソピロリジン-2
-カルボキシレート)
(2S)-1-tert-ブチル 2-メチル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-4-メチル-5-オ
キソピロリジン(oxopyrroli-dine)-1,2-ジカルボキシレート(960mg、25mmol)のTFA/DCM(V
:V=1:3)溶液を室温で1時間撹拌した。その後、混合物を濃縮すると、所望の生成物が得
られ、これを次の工程で直接使用した。MS: 288(M+1)
+。
【0386】
(工程C.(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カ
ルボン酸)
(2S)-メチル 4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-
カルボキシレート(carbo-xylate)(400mg、1.4mmol)のMeOH/THF/H
2O(V:V:V=2:2:1)溶液に
、LiOH(50mg、2.1mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、その後、濃縮した。残
渣を酢酸エチルと水に分配した。水相を分離し、1N HCl溶液でpH=3〜4に調整した。その
後、水層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ
、濃縮すると、所望の生成物が得られた。MS: 274(M+1)
+。
【0387】
(工程D.(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-
ジフルオロシクロブチルアミノ(difluorocyclobut-ylamino))-2-オキソエチル)-N-(3-フ
ルオロフェニル)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
3-フルオロアニリン(83mg、0.75mmol)及び2-クロロベンズアルデヒド(105mg、0.75mmol
)のMeOH(5mL)溶液を室温で30分間撹拌し、次に、(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオ
キシ)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(205mg、0.75mmol)を添加した。得ら
れた混合物を10分間撹拌し、次に、1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(105mg、0
.9mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、濃縮し、その後、残渣を標準的な方法
により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 624(M+1)
+。
【0388】
(工程E.(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-
ジフルオロシクロブチル-アミノ(difluorocyclobutyl-amino))-2-オキソエチル)-1-(4-シ
アノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボ
キサミド)
(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフル
オロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-メチル-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(200mg、0.32mmol)、2-ブロモイソニコチノニトリル(88mg
、0.48mmol)、Cs
2CO
3(146mg、0.45mmol)、Pd
2(dba)
3(29mg、0.032mmol)、Xant-Phos(19mg
、0.032mmol)、及び1,4-ジオキサン(5mL)からなる混合物を、N
2下、80℃で一晩撹拌した
。濾過後、濾液を真空中で濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物
が得られた。MS: 726(M+1)
+。
【0389】
(工程F.(2S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-
オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-4-ヒドロキシ-4-
メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
(2S)-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフル
オロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオ
ロフェニル)-4-メチル-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(50mg、0.07mmol)のTHF(2m
L)溶液に、TBAF(36mg、0.14mmol)を0℃で添加した。該溶液を0℃で30分間撹拌し、その後
、水とEtOAcに分配した。合わせた有機層を分離し、乾燥させ、真空中で濃縮した。得ら
れた残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化269】
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【0390】
(実施例20.(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソ-エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-スルファモイルフェニル)
-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物158の調製)
【化270】
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(工程A.ベンジル(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)スルファン)
1,3-ジフルオロ-5-ニトロベンゼン(15.9g、100mmol)のDMF(160mL)溶液に、K
2CO
3(15.8g
、110mmol)及びフェニルメタンチオール(12.4g、100mmol)を0℃で添加した。反応液を室
温で2時間撹拌し、その後、H
2Oでクエンチした。得られた混合物をEtOAc(3×100mL)で抽
出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、真空中で濃縮すると、粗生成物が黄
色の油状物として得られ、これを、それ以上精製することなく、次の工程で使用した。
【0391】
(工程B. 3-フルオロ-5-ニトロベンゼン-1-スルホニルクロリド)
ベンジル(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)スルファン(3.0g)のDCM(30mL)溶液に、脱イオ
ン水(30mL)を添加した。その後、出発材料の完全な消費が観察される(TLCによりモニタリ
ングされる)まで、塩素を混合物中にゆっくりとバブリングさせた。有機層を分離し、飽
和水性Na
2S
2O
3溶液で洗浄し、乾燥させ、濃縮すると、粗生成物が得られ、これを、それ
以上精製することなく、次の工程で使用した。
【0392】
(工程C. N-tert-ブチル-3-フルオロ-5-ニトロベンゼンスルホンアミド)
3-フルオロ-5-ニトロベンゼン-1-スルホニルクロリドの無水ジオキサン(30mL)溶液に、
tert-ブチルアミン(10mL)を0℃でゆっくりと添加した。反応液を室温にまで温めておき、
2時間撹拌した。その後、混合物を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製
すると、所望の生成物が得られた。
【化271】
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【0393】
(工程D. 3-アミノ-N-tert-ブチル-5-フルオロベンゼンスルホンアミド)
N-tert-ブチル-3-フルオロ-5-ニトロ-ベンゼンスルホンアミド(nitro-benzenesulfonam
ide)(1.0g、3.6mmol)、鉄粉(1.0g、18mmol)、及びNH
4Cl(1.0g、18mmol)をEtOH(95%、10m
L)中で混合した。混合物を16時間還流させ、その後、濾過した。濾液を濃縮し、残渣を標
準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化272】
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【0394】
(工程E)
本明細書に記載のUGI反応のための一般的手順と同じ。
【0395】
(工程F)
本明細書に記載のブッフバルト反応のための一般的手順と同じ。
【0396】
(工程G.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-スルファモイルフェニル)-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
(2S)-N-(3-(N-tert-ブチルスルファモイル)-5-フルオロフェニル)-N-(1-(2-クロロフェ
ニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロ-ブチルアミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-
2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(80mg、0.11mmol)のDCM(1mL)溶液に、TFA
(1mL)を添加した。反応液を室温で16時間撹拌し、飽和水性NaHCO
3で中和した。その後、
混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣を標準
的な方法により精製すると、標的化合物が得られた。
【化273】
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【0397】
(実施例21.(2S)-N-(1H-ベンゾ[d]イミダゾール-7-イル)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4
,4-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-
5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物141の調製)
【化274】
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(工程A: 7-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール)
3-ニトロベンゼン-1,2-ジアミン(900mg、5.88mmol)のAcOH(12mL)溶液を100℃で一晩撹
拌した。混合物を、0℃で、水性NaHCO
3でpH=8に中和し、沈殿物を濾過により回収した。
該沈殿物を真空中で乾燥させると、所望の生成物が得られた。
【0398】
(工程B: 7-ニトロ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾー
ル)
NaH(331mg、8.28mmol)を、7-ニトロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール(900mg、5.52mmol)のDM
F(7mL)溶液に、N
2下、0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、SEMCl(1.38g、8.28mmol)
を添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をH
2Oでクエンチし、EtOA
c(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、
濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が黄色の油
状物として得られた。
【0399】
(工程C: 1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-7-アミ
ン)
7-ニトロ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール(600
mg、2.05mmol)のEtOH/EtOAc(10mL/2mL)溶液に、Pd/C(60mg)を添加した。水素雰囲気下、
室温で一晩撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を標準的な方法によ
り精製すると、所望の生成物が得られた。
【0400】
(工程D:)
本明細書に記載のUGI反応のための一般的手順と同じ。
【0401】
(工程E:(2S)-N-(1H-ベンゾ[d]イミダゾール-7-イル)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-
ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-
オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
TBAF(THF中1M、3mL)を、(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((4,4-ジフルオロ-シクロヘ
キシル(difluoro-cyclohexyl))アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-
5-オキソ-N-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)-メチル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-7
-イル)ピロリジン-2-カルボキサミドのTHF(0.5mL)溶液に、N
2下、0℃で添加した。室温で
7時間撹拌した後、反応液を0℃の水でクエンチした。得られた混合物をEtOAc(3×10mL)で
抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮した。得
られた残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化275】
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【0402】
(実施例22.(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-
オキソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-1-メチル-2-オキ
ソイミダゾリジン-4-カルボキサミド(ラセミ型)−化合物79の調製)
【化276】
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(工程A:(S)-3-(ベンジルオキシカルボニル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸(carb
o-xylic acid))
0℃の140mLの水中の6.6gの水酸化ナトリウムの溶液に、8.8gの臭素を滴加し、次に、(S
)-4-アミノ-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-4-オキソブタン酸(13.4g、50mmol)を3
分間かけて少しずつ添加した。得られた黄色の溶液を50℃に1時間加熱し、その後、室温
に冷却した。チオ硫酸ナトリウム(2.0g)を添加した後、反応混合物をエーテル(2×30mL)
で洗浄した。水層を6N HClでpH 1〜2に酸性化した。沈殿物が形成された後、懸濁液を濾
過した。粘着性物質を回収し、MeOH中で再結晶化させると、所望の生成物が白色の固体と
して得られた。
【化277】
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【0403】
(工程B:(S)-ジベンジル 2-オキソイミダゾリジン-1,5-ジカルボキシレート)
500mL-フラスコに、(S)-3-(ベンジルオキシカルボニル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カ
ルボン酸(5.3g、20mmol)、BnBr(2.8mL、23mmol)、K
2CO
3(8.28g、60mmol)、及びアセトニ
トリル(250mL)を添加した。反応溶液を6時間加熱還流させ、冷却し、その後、濾過した。
濾液を真空中で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成
物が白色の固体として得られた。
【化278】
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【0404】
(工程C:(S)-ジベンジル 3-メチル-2-オキソイミダゾリジン-1,5-ジカルボキシレート)
乾燥した100mL-フラスコに、(S)-ジベンジル 2-オキソイミダゾリジン-1,5-ジカルボキ
シレート(1.5g、4.24mmol)、K
2CO
3(1.17g、8.47mmol)、MeI(5.2mL、84.7mmol)、及びアセ
トン(50mL)を添加した。反応溶液を加熱還流させ、一晩撹拌した。得られた反応混合物を
冷却し、濾過した。濾液を真空中で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製
すると、所望の生成物が白色の固体として得られた。
【化279】
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【0405】
(工程D:(S)-1-メチル-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸)
乾燥した50mL-フラスコに、(S)-ジベンジル 2-オキソイミダゾリジン-1,5-ジカルボキ
シレート(0.5g、1.36mmol)、Pd/C(10%、100mg)、及びMeOH(15mL)を添加した。懸濁液を
、水素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。得られた反応混合物を濾過した。濾液を真空中で
濃縮すると、所望の生成物がオフホワイト色の固体として得られた。
【化280】
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【0406】
(工程E:(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキ
ソエチル)-N-(3-フルオロ-フェニル(fluoro-phenyl))-1-メチル-2-オキソイミダゾリジン
-4-カルボキサミド)
MeOH(3mL)中の2-クロロベンズアルデヒド(165mg、1.18mmol)及び3-フルオロベンゼンア
ミン(131mg、1.18mmol)の混合物を室温で30分間撹拌した。その後、(S)-1-メチル-2-オキ
ソイミダゾリジン-4-カルボン酸(170mg、1.18mmol)を添加し、反応混合物をさらに15分間
撹拌し、次に、1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(138mg、1.18mmol)を添加した
。反応混合物を一晩撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、
所望の生成物が得られた。MS :495(M+1)
+。
【0407】
(工程F:)
本明細書に記載のブッフバルト反応手順と同じ。
【化281】
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【0408】
(実施例23.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2
-オキソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソイミダ
ゾリジン-4-カルボキサミド(単一エナンチオマー)−化合物80の調製)
【化282】
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(工程A:(S)-3,4-ジベンジル 1-tert-ブチル 2-オキソイミダゾリジン-1,3,4-トリカルボ
キシレート)
25mL-フラスコに、(S)-ジベンジル 2-オキソイミダゾリジン-1,5-ジカルボキシレート(
40mg、0.11mmol)、(BOC)
20(26mg、0.12mmol)、TEtOAc(0.06mL、0.3mmol)、DMAP(触媒)、
及びCH
2Cl
2(2mL)を添加した。混合物を一晩撹拌した。その後、溶媒を真空中で除去し、
残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製すると、所望の生成物が得られた。
【化283】
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【0409】
(工程B:(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸)
乾燥した50mL-フラスコに、(S)-3,4-ジベンジル 1-tert-ブチル 2-オキソイミダゾリジ
ン-1,3,4-トリカルボキシレート(1.24g、2.73mmol)、Pd/C(10%、200mg)、及びMeOH(30mL
)を添加した。懸濁液を、水素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、濾
液を真空中で濃縮すると、所望の生成物が得られた。
【化284】
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【0410】
(工程C:(4S)-tert-ブチル4-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルア
ミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-2-オキソイミダゾリジン-1-
カルボキシレート)
MeOH(2mL)中の2-クロロベンズアルデヒド(122mg、0.87mmol)及び3-フルオロベンゼンア
ミン(97mg、0.87mmol)の混合物を室温で30分間撹拌した。その後、(S)-1-(tert-ブトキシ
カルボニル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸(200mg、0.87mmol)を添加し、反応混
合物をさらに15分間撹拌し、次に、1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(102mg、0
.87mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩さらに撹拌し、その後、真空中で濃縮した
。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化285】
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【0411】
(工程D:(4S)-tert-ブチル4-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルア
ミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-3-(4-シアノピリジン-2-イ
ル)-2-オキソイミダゾリジン-1-カルボキシレート)
1,4-ジオキサン(4.5mL)を投入した25mLフラスコに、(4S)-tert-ブチル 4-((1-(2-クロ
ロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロ-フェ
ニル)カルバモイル)-2-オキソイミダゾリジン-1-カルボキシレート(250mg、0.43mmol)、2
-ブロモイソニコチノニトリル(122mg、0.65mmol)、CS
2CO
3(281mg、0.862mmol)、Xant-Pho
s(25mg、0.043mmol)、及びPd
2(dba)
3(40mg、0.043mmol)を添加した。混合物を脱気し、窒
素を再充填し、その後、100℃に3時間加熱した。得られた混合物を冷却し、濾過した。濾
液を真空中で濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、両方のエピマーが得られた
。該エピマーを標準的な方法によりさらに分離すると、所望の生成物が得られた。
【化286】
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【0412】
(工程E:(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-2-オキソイミダゾ
リジン-4-カルボキサミド)
0℃の2N HCl/MeOH(2mL)の溶液に、50mgの(S)-tert-ブチル-4-(((S)-1-(2-クロロフェニ
ル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カル
バモイル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-2-オキソイミダゾリジン-1-カルボキシレート
を添加した。反応混合物を室温に温め、5時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残渣を
標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化287】
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【0413】
(実施例24.(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチル-アミノ)-2-
オキソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-1-(2-ヒドロキシ
エチル(hydroxyeth-yl)-2-オキソイミダゾリジン(oxoimidazoli-dine)-4-カルボキサミド
(ラセミ型)の調製)
【化288】
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(工程A:(S)-ジベンジル 3-(2-エトキシ-2-オキソエチル)-2-オキソイミダゾリジン-1,5-
ジカルボキシレート)
DME(5mL)を投入した乾燥した50mL-フラスコに、(S)-ジベンジル 2-オキソイミダゾリジ
ン-1,5-ジカルボキシレート(200mg、0.56mmol)、K
2CO
3(156mg、1.13mmol)、及びエチル 2
-ブロモアセテート(0.13mL、1.13mmol)を添加した。混合物を3時間加熱還流させた。反応
混合物を冷却し、濾過した。濾液を真空中で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーに
より精製すると、所望の生成物が無色の油状物として得られた。
【化289】
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【0414】
(工程B:(S)-1-(2-エトキシ-2-オキソエチル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸)
乾燥した50mL-フラスコに、(S)-ジベンジル 3-(2-エトキシ-2-オキソエチル)-2-オキソ
イミダゾリジン-1,5-ジカルボキシレート(170mg、0.386mmol)、Pd/C(10%、35mg)、及びM
eOH(4mL)を添加した。懸濁液を、水素雰囲気下、室温で一晩撹拌した。反応混合物を濾過
し、濾液を真空中で濃縮すると、所望の生成物がオフホワイト色の固体として得られた。
【化290】
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【0415】
(工程C:エチル 2-((4S)-4-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミ
ノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-2-オキソイミダゾリジン-1-イ
ル)アセテート)
MeOH(12mL)中の2-クロロベンズアルデヒド(518mg、3.70mmol)及び3-フルオロベンゼン
アミン(411mg、3.7mmol)の混合物を、室温で30分間撹拌した。その後、(S)-1-(2-エトキ
シ-2-オキソエチル)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボン酸(800mg、3.7mmol)を添加し、
反応混合物をさらに30分間撹拌し、次に、1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(60
0mg、3.7mmol)を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、真空中で濃縮した。残渣を標準的
な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 567:(M+1)
+。
【0416】
(工程D:エチル 2-((4S)-4-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-3-(4-シアノピリジン-2-イ
ル)-2-オキソイミダゾリジン-1-イル)アセテート−化合物94)
25mL-フラスコに、エチル 2-((4S)-4-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシク
ロブチルアミノ)-2-オキソエチル)(3-フルオロ-フェニル)カルバモイル)-2-オキソイミダ
ゾリジン-1-イル)アセテート(50mg、0.0882mmol)、2-ブロモイソニコチノニトリル(21mg
、0.115mmol)、Cs
2CO
3(58mg、0.176mmol)、Xant-Phos(5.2mg、0.009mmol)、Pd
2(dba)
3(8.
2mg、0.009mmol)、及び1,4-ジオキサン(1mL)を添加した。混合物を脱気し、窒素を再充填
し、その後、100℃に3時間加熱した。得られた混合物を冷却し、濾過し、その後、濾液を
真空中で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、両方のエピマーが得られた。
【化291】
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【0417】
(工程E:(4S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチル-アミノ)-2-オキ
ソエチル)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロフェニル)-1-(2-ヒドロキシエチ
ル(hydroxyeth-yl)-2-オキソイミダゾリジン-4-カルボキサミド(carboxa-mide)−化合物1
12)
エチル 2-((4S)-4-((1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2
-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-2-オキソ-3-(ピリミジン-2-イル)イ
ミダゾリジン-1-イル)アセテート(100mg、0.155mmol)の0℃のDME(2mL)溶液に、LiBH
4(22m
g)を2回に分けて添加した。混合物を0.5時間撹拌し、その後、室温に温めた。得られた混
合物をさらに2時間撹拌し、0℃のH
2O(2mL)でクエンチした。得られた混合物をEtOAc(2×1
0mL)で抽出した。合わせた有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ
、真空中で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化292】
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【0418】
以下の化合物を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又はヘテロ環式(ヘテロ芳香族)環を用いて、上記の試薬及び溶媒を用いて、上記
の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0419】
(エチル 2-((4S)-4-((1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-
2-オキソエチル)(3-フルオロフェニル)カルバモイル)-3-(4-シアノピリミジン-2-イル)-2
-オキソイミダゾリジン-1-イル)アセテート(ラセミ型)−化合物111)
【化293】
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【0420】
(実施例25.さらなる式Iの化合物の調製)
(UGI反応のための一般的手順:)
MeOH(8mL)中のアルデヒド(3.5mmol)及びアニリン(3.5mmol)の混合物を室温で30分間撹
拌した。その後、酸(3.5mmol)を添加し、反応混合物をさらに30分間撹拌し、次に、イソ
シアニド(3.5mmol)を添加した。その後、得られた混合物を室温で一晩撹拌し、H
2Oでクエ
ンチした。得られた混合物をEtOAcとH
2Oに分配した。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、濃縮した。得られた残渣を標準的な方法により精製すると、
所望の生成物が得られた。
【0421】
(ブッフバルト反応のための一般的手順:)
1,4-ジオキサン(10mL)中のアミン(0.30mmol)、アリールハライド(0.30mmol)、CS
2CO
3(1
29mg、0.39mmol)、Pd
2(dba)
3(18mg、0.02mmol)、及びXant-Phos(9.4mg、0.02mmol)の混合
物を、N
2下、80℃で一晩撹拌した。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、残渣を標準的な方法
により精製すると、所望の生成物が得られた。
【0422】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又は芳香族ヘテロ環を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒
を用いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0423】
(2-(2-クロロフェニル)-4-((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-イ
ル)-N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-3-(1H-インダゾール-7-イル)-4-オキソブタンアミ
ド−化合物300)
【化294】
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【0424】
((S)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((R)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2
-オキソ-1-フェニルエチル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-オキソ-1,3-オキサジナ
ン-4-カルボキサミド−化合物301)
【化295】
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【0425】
((S)-3-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-((R)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-1-(
2-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2-オキソ-1,3-
オキサジナン-4-カルボキサミド−化合物302)
【化296】
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【0426】
(2-(2-クロロフェニル)-4-((S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-イ
ル)-N-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-3-(2-フルオロピリジン-4-イル)-4-オキソブタン
アミド−化合物303)
【化297】
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【0427】
(化合物304)
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【0428】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(7-フルオロキノリン-5-イル)-5-オキソピロリ
ジン-2-カルボキサミド−化合物305)
【化299】
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【0429】
(実施例26.(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(ピリジン-4-イル)フェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物306の調製)
化合物306を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化300】
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【0430】
(工程A:(2S)-N-(3-ブロモ-5-フルオロフェニル)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフ
ルオロ-シクロブチルアミノ(difluoro-cyclobutylamino))-2-オキソエチル)-1-(4-シアノ
ピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド)
3-ブロモ-5-フルオロアニリン(189mg、1mmol)、2-クロロベンズアルデヒド(140mg、1mm
ol)、(S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(231mg、1mmo
l)、及び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(118mg、1mmol)を一般的なUGI反応で
使用すると、所望の生成物が得られた。MS: 660.1(M+1)
+。
【0431】
(工程B:化合物306)
1,4-ジオキサン(5mL)中の(2S)-N-(3-ブロモ-5-フルオロフェニル)-N-(1-(2-クロロフェ
ニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2
-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(150mg、0.23mmol)、ピリジン-4-イルボロ
ン酸(42.4mg、0.35mmol)、Cs
2CO
3(224mg、0.69mmol)、Pd
2(dba)
3(16.2mg、0.023mmol)、
及びXant-Phos(27mg、0.046mmol)の混合物を、N
2下、100℃で一晩撹拌し、その後、濾過
した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得
られた。
【化301】
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【0432】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びボロン
酸を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒を用いて、上記の手順によ
り合成し、標準的な方法により精製した。
【0433】
((S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(ピリジン-4-イル)フェニル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物307)
【化302】
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【0434】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチ
ル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(ピリジン-3-イル)フェニル)-5-オ
キソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物308)
【化303】
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【0435】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソ-
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(イソオキサゾール-5-イル)フ
ェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物309)
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-4-(ピリジン-4-イル)フェニル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物310)
【化305】
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【0437】
((S)-N-((R)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-4-(ピリジン-3-イル)フェニル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物311)
【化306】
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【0438】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-4-(ピリジン-3-イル)フェニル)-5
-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物312)
【化307】
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【0439】
(実施例27.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソ-エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-4-(ピリジン-2-イル)
フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物313)
化合物313を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化308】
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【0440】
(工程A: 1-(4-シアノ-ピリジン-2-イル)-5-オキソ-ピロリジン-2-カルボン酸[(2-クロロ-
フェニル)-(3,3-ジフルオロ-シクロブチルカルバモイル)-メチル]-[3-フルオロ-4-(4,4,5
,5-テトラメチル-[1,3,2]ジオキサボロラン-2-イル)-フェニル]-アミド)
(S)-N-(4-ブロモ-3-フルオロ-フェニル)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフ
ルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソ
ピロリジン-2-カルボキサミド(500mg、0.758mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)溶液に、Pd(dp
pf)Cl
2(110.8mg、0.152mmol)、CH
3COOK(185.6mg、1.90mmol)、及びビス(ピナコラート)ジ
ボロン(384.7mg、1.516mmol)を添加した。混合物を80℃で一晩撹拌し、濾過した。濾液を
減圧下で蒸発させ、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS
: 708.2(M+1)
+。
【0441】
(工程B:化合物313)
1-(4-シアノ-ピリジン-2-イル)-5-オキソ-ピロリジン-2-カルボン酸[(2-クロロ-フェニ
ル)-(3,3-ジフルオロ-シクロブチルカルバモイル)-メチル]-[3-フルオロ-4-(4,4,5,5-テ
トラメチル-[1,3,2]ジオキサボロラン-2-イル)-フェニル]-アミド(650mg、0.919mmol)及
び2-ブロモ-ピリジン(159.7mg、1.01mmol)の1.4-ジオキサン/H
2O(7mL/3滴)溶液に、Pd(dp
pf)Cl
2(67.3mg、0.092mmol)、Cs
2CO
3(449.5mg、1.38mmol)を添加した。混合物を95℃で3
時間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で蒸発させ、残渣を標準的な方法により精製すると
、所望の生成物が得られた。
【化309】
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【0442】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又は芳香族ヘテロ環を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒
を用いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0443】
((2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オキソエチ
ル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(ピリジン-2-イル)フェニル)-5-オ
キソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物314)
【化310】
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【0444】
(実施例28.(S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)
-2-オキソ-エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(イソオキサゾール-
5-イル)フェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物315)
化合物315を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化311】
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【0445】
(工程A: 3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロベンゾニトリル)
CH
3CN(150mL)中の3-アミノ-5-フルオロ-ベンゾニトリル(13.6g、0.1mol)、K
2CO
3(62.1g
、0.3mol)、BnBr(51.4g、0.3mol)の混合物を78℃で一晩撹拌した。該混合物を濾過し、濾
液を減圧下で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた
。MS: 317.1(M+1)
+。
【0446】
(工程B: 1-(3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロフェニル)エタノン)
室温の無水THF(150mL)中の3-(ジベンジル-アミノ)-5-フルオロベンゾニトリル(16g、0.
05mol)の混合物に、CH
3MgBr(THF中の1N溶液、60mL、0.06mol)を滴加した。得られた混合
物を80℃で4時間撹拌し、その後、冷却した。該混合物を2N HCl(68mL)に注ぎ入れ、次に
、メタノール(68mL)を添加した。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc(3×100mL)で抽出した。
合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、高真空
中で濃縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 33
4.1(M+1)
+。
【0447】
(工程C:(E)-1-(3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロフェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-
2-エン-1-オン)
トルエン(30mL)中の1-(3-(ジベンジルアミノ)-5-フルオロフェニル)エタノン(2g、6mmo
l)、DMF-DMA(860mg、7.2mmol)の混合物を120℃で8時間撹拌した。該混合物を高真空中で
濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 389.2(M+
1)
+。
【0448】
(工程D: N,N-ジベンジル-3-フルオロ-5-(イソオキサゾール-5-イル)アニリン)
エタノール(20mL)中の(E)-1-(3-(ジ-ベンジルアミノ(di-benzylamino))-5-フルオロフ
ェニル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン(1.5g、3.86mmol)、ヒドロキシルアミ
ン塩酸塩(534mg、7.73mmol)、及びピリジン(611mg、7.73mmol)の混合物を、78℃で一晩撹
拌した。得られた混合物を減圧下で蒸発させ、残渣を標準的な方法により精製すると、所
望の生成物が得られた。MS: 359.1(M+1)
+。
【0449】
(工程E: 3-フルオロ-5-イソオキサゾール-5-イル-フェニルアミン)
10%Pd/C(360mg)を、EtOAc(36mL)、MeOH(15mL)、及びH
2O(7.5mL)により構成された混合
溶媒中のジベンジル-(3-フルオロ-5-イソオキサゾール-5-イル-フェニル)-アミン(200mg
、0.559mmol)の溶液に添加した。その後、6滴の水性HCl(6N)を上記の懸濁液に添加し、得
られた反応混合物を25℃で1時間撹拌した。該混合物をセライトに通して濾過した。濾液
を減圧下で蒸発させ、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
MS: 179.0(M+1)
+。
【0450】
(工程F:(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オ
キソエチル)-N-(3-フルオロ-5-(イソオキサゾール-5-イル)フェニル)-5-オキソピロリジ
ン-2-カルボキサミド)
2-クロロベンズアルデヒド(104mg、0.74mmol)、3-フルオロ-5-イソオキサゾール-5-イ
ル-フェニルアミン(132mg、0.74mmol)、(S)-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(95mg、0.
74mmol)、及び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(87mg、0.74mmol)を一般的なUG
I反応で使用すると、所望の生成物が得られた。MS: 547.1(M+1)
+。
【0451】
(工程G:化合物315)
1,4-ジオキサン(15mL)中の(2S)-N-(1-(2-クロロ-フェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロ
ブチルアミノ)-2-オキソエチル)-N-(3-フルオロ-5-(イソオキサゾール-5-イル)フェニル)
-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド(200mg、0.37mmol)、2-ブロモピリミジン(102mg
、0.56mmol)、Cs
2CO
3(240mg、0.74mmol)、Pd
2(dba)
3(37mg、0.04mmol)、及びXant-Phos(2
2mg、0.03mmol)を、N
2下、80℃で一晩撹拌し、その後、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し
、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【0452】
(実施例29.(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(オキサゾール-5-イル)フ
ェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物316)
化合物316を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化313】
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【0453】
(工程A: 5-(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)オキサゾール)
MeOH(25mL)及びDME(25mL)中の3-フルオロ-5-ニトロベンズ-アルデヒド(340mg、2.0mmol
)及び2-トシルアセトニトリル(430mg、2.2mmol)の溶液に、Amberlyst A26 OH-樹脂(3.7g)
を添加した。混合物を還流下で1時間加熱し、室温に冷却した。樹脂を濾過し、MeOHです
すいだ。濾液を減圧下で濃縮すると、粗生成物が得られ、これを次の工程で直接使用した
。MS: 209.1(M+1)
+。
【0454】
(工程B: 3-フルオロ-5-(オキサゾール-5-イル)アニリン)
5-(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)-オキサゾール(400mg、2.0mmol)のTFA(10mL)溶液に
、Zn粉末(380mg、6.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、氷に注ぎ入れた。
得られた混合物をNH
3・H
2OでpH=10に中和し、その後、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わ
せた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、高真空中で濃
縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 179.0(M+
1)
+。
【0455】
(工程C:化合物316)
2-クロロベンズアルデヒド(104mg、0.74mmol)、3-フルオロ-5-(オキサゾール-5-イル)
アニリン(132mg、0.74mmol)、(S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボン酸(171mg、0.74mmol)、及び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(87mg、0
.74mmol)を一般的なUGI反応で使用すると、所望の生成物が得られた。
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
【0456】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又は芳香族ヘテロ環を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒
を用いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0457】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(オキサゾール-5-イル)フェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物317)
【化315】
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【0458】
(実施例30.(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(3,3-ジフルオロシクロブチルアミノ)-2-オ
キソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(オキサゾール-2-イル)フ
ェニル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物318)
化合物318を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化316】
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【0459】
(工程A: 2-(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)オキサゾール)
3-フルオロ-5-ニトロベンズ-アルデヒド(51mg、0.3mmol)及び2,2-ジメトキシエタンア
ミン(32mg、0.3mmol)の混合物を110℃で2時間撹拌し、冷却すると、(E)-N-(3-フルオロ-5
-ニトロベンジリデン)-2,2-ジメトキシエタンアミンの粗中間体が得られた。0.5mLのH
2SO
4中の20mgの上記中間体の溶液を、0.1mLのH
2SO
4中の18mgのP
2O
5の混合物に添加した。得
られた混合物を180℃に20分間加熱し、冷却し、NH
4OHで中和すると、粗生成物が得られ、
これを、それ以上精製することなく、直接使用した。MS: 209.1(M+1)
+。
【0460】
(工程B: 3-フルオロ-5-(オキサゾール-2-イル)アニリン)
2-(3-フルオロ-5-ニトロフェニル)-オキサゾール(380mg、1.8mmol)のTFA(10mL)溶液に
、Zn粉末(358mg、5.5mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、氷に注ぎ入れた。
得られた混合物をNH
3・H
2OでpH=10に中和し、その後、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わ
せた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、その後、高真空中で濃
縮した。残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。MS: 179.0(M+
1)
+。
【0461】
(工程C:化合物318)
2-クロロベンズアルデヒド(104mg、0.74mmol)、3-フルオロ-5-(オキサゾール-2-イル)
アニリン(132mg、0.74mmol)、(S)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-5-オキソピロリジン-2-
カルボン酸(171mg、0.74mmol)、及び1,1-ジフルオロ-3-イソシアノシクロブタン(87mg、0
.74mmol)を一般的なUGI反応で使用すると、所望の生成物が得られた。
【化317】
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【0462】
以下の類似体を、適当なアルデヒド、アミン、カルボン酸、イソシアニド、及びハロ置
換芳香環又は芳香族ヘテロ環を用いて、上記の試薬及び溶媒又はその同様の試薬及び溶媒
を用いて、上記の手順により合成し、標準的な方法により精製した。
【0463】
((S)-N-((S)-1-(2-クロロフェニル)-2-((3,3-ジフルオロシクロブチル)アミノ)-2-オキソ
エチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(3-フルオロ-5-(オキサゾール-2-イル)フェニ
ル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物319)
【化318】
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【0464】
(実施例31.(2S)-N-((lS)-1-(2-クロロフェニル)-2-(6,6-ジフルオロスピロ[3.3]ヘプタン
-2-イルアミノ)-2-オキソエチル)-1-(4-シアノピリジン-2-イル)-N-(5-フルオロピリジン
-3-イル)-5-オキソピロリジン-2-カルボキサミド−化合物320)
化合物320を、以下のスキームに従って、以下のプロトコルを用いて調製した。
【化319】
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【0465】
(工程A: N-(6,6-ジフルオロスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)ホルムアミド)
6,6-ジフルオロスピロ[3.3]ヘプタン-2-アミン塩酸塩(500mg、2.73mmol)のHCOOEt(5mL)
懸濁液に、Et
3N(552mg、5.47mmol)を添加した。得られた混合物をまず、密閉槽中、室温
で30分間撹拌し、その後、85℃に一晩加熱した。該混合物を濃縮し、次に、EtOAc(10mL)
を添加した。得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、
残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物が得られた。
【化320】
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【0466】
(工程B: 2,2-ジフルオロ-6-イソシアノスピロ[3.3]ヘプタン)
N-(6,6-ジフルオロスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)ホルムアミド(390mg、2.23mmol)、PPh
3(642mg、2.45mmol)、CCl
4(339mg、2.23mmol)、及びEt
3N(225mg、2.23mmol)のDCM(10mL)
溶液を45℃で一晩加熱した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣をEt
2O(10mL)に懸濁させ、
濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣を標準的な方法により精製すると、所望の生成物
が得られた。
【化321】
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【0467】
(工程C:(2S)-N-(1-(2-クロロフェニル)-2-(6,6-ジフルオロスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル
アミノ)-2-オキソエチル)-N-(5-フルオロピリジン-3-イル)-5-オキソピロリジン-2-カル
ボキサミド)
2-クロロベンズ-アルデヒド(104mg、0.74mmol)、5-フルオロピリジン-3-アミン(83mg、
0.74mmol)、(S)-5-オキソピロリジン-2-カルボン酸(95mg、0.74mmol)、及び2,2-ジフルオ
ロ-6-イソシアノスピロ[3.3]ヘプタン(116mg、0.74mmol)を一般的なUGI反応で使用すると
、所望の生成物が得られた。MS: 521(M+1)
+。
【0468】
(工程D:)
化合物320を、上記のブッフバルト反応のための一般的手順により合成した。
【化322】
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【0469】
(実施例A: IDH1m(R132H又はR132C)阻害剤についてのインビトロアッセイ)
試験化合物をDMSO中の10mMストックとして調製し、50μlの反応混合物について、50×
最終濃度になるまでDMSOに希釈する。α-ケトグルタレートを2-ヒドロキシグルタル酸に
変換するIDH酵素活性を、NADPH除去アッセイを用いて測定する。このアッセイでは、残存
する補因子を、触媒として過剰なジアホラーゼとレサズリンとの添加により、反応の最後
に測定して、残存するNADPHの量に比例した蛍光シグナルを発生させる。IDH1-R132ホモ二
量体酵素を、0.125μg/mlになるまで、40μlのアッセイバッファー(150mM NaCl、20mM Tr
is-Cl pH 7.5、10mM MgCl
2、0.05%BSA、2mM b-メルカプトエタノール)に希釈し; DMSO中
の1μlの試験化合物希釈液を添加し、混合物を室温で60分間インキュベートする。反応を
、10μlの基質混合物(アッセイバッファー中、20μl NADPH、5mM α-ケトグルタレート)
の添加により開始させ、混合物を室温で90分間インキュベートする。反応を、25μlの検
出バッファー(1×アッセイバッファー中、36μg/mlジアホラーゼ、30mMレサズリン)の添
加により停止させ、1分間インキュベートした後、SpectraMaxプレートリーダーで、Ex544
/Em590で読み取る。
【0470】
化合物を、以下の変更を伴って、上記と同じアッセイに従って、IDH1 R132Cに対するそ
の活性についてアッセイする:アッセイバッファーは(50mMリン酸カリウム、pH 6.5; 40mM
炭酸ナトリウム、5mM MgCl
2、10%グリセロール、2mM b-メルカプトエタノール、及び0.0
3%BSA)である。基質バッファー中のNADPH及びα-ケトグルタレートの濃度は、それぞれ
、20μM及び1mMである。
【0471】
表1に記載の代表的な式Iの化合物をこのアッセイ又は同様のアッセイで試験した。結果
を下の表3に示す。表3で使用されているように、「A」は、IC
50が≦0.1μMのIDH1 R132H
又はIDH1 R132Cに対する阻害活性を指し;「B」は、IC
50が0.1μM〜0.5μMのIDH1 R132H又
はIDH1 R132Cに対する阻害活性を指し;「C」は、IC
50が0.5μM〜1μMのIDH1 R132H又はID
H1 R132Cに対する阻害活性を指し;「D」は、IC
50が1μM〜2μMのIDH1 R132H又はIDH1 R13
2Cに対する阻害活性を指す。
表3.代表的な式Iの化合物の阻害活性
【表4】
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【0472】
(実施例B: IDH1m(R132H又はR132C)阻害剤についての細胞アッセイ)
細胞(HT1080又はU87MG)を、T125フラスコにて、10%FBS、1×ペニシリン/ストレプトマ
イシン、及び500ug/mL G418(U87MG細胞でのみ存在する)を含むDMEM中で成長させる。それ
らをトリプシンにより回収し、10%FBSを含むDMEM中、100ul/ウェルで、5000細胞/ウェル
の密度で96ウェル白底プレートに播種する。1列及び12列には細胞を置かない。細胞を、5
%CO
2中、37℃で一晩インキュベートする。翌日、試験化合物を2×最終濃度で仕上げ、10
0ulを各々の細胞ウェルに添加する。DMSOの最終濃度は0.2%とし、DMSO対照ウェルをG行
に入れる。その後、プレートをインキュベーター中に48時間置く。48時間で、100ulの培
地を各々のウェルから除去し、2-HG濃度についてLC-MSにより分析する。細胞プレートを
インキュベーター中に戻してさらに24時間置く。化合物の添加から72時間後、10mL/プレ
ートのPromega Cell Titer Glo試薬を解凍し、混合する。細胞プレートをインキュベータ
ーから取り出し、室温に平衡化させておく。その後、100ulのPromega Cell Titer Glo試
薬を培地の各々のウェルに添加する。その後、細胞プレートをオービタルシェーカー上に
10分間置き、その後、室温で20分間静置しておく。その後、プレートを500msの積分時間
で発光について読み取る。
【0473】
これら2つの細胞株における様々な式Iの化合物についての2-HG産生の阻害についてのIC
50(2HG産生を対照と比較して50%低下させる試験化合物の濃度)を上の表2に示す。表2で
使用されているように、「A」は、2-HG産生の阻害についての≦0.1μMのIC
50を指し;「B
」は、2-HG産生の阻害についての0.1μM〜0.5μMのIC
50を指し;「C」は、2-HG産生の阻害
についての0.5μM〜1μMのIC
50を指し;「D」は、2-HG産生の阻害についての1μM〜2μMの
IC
50を指す。
【0474】
(実施例C:式Iの化合物の代謝安定性)
式Iの化合物の代謝安定性を以下のアッセイで試験することができ、種特異的肝ミクロ
ソーム(LM)抽出比(Eh)を計算することができる:
1.バッファーA: 1.0mM EDTAを含む1.0Lの0.1Mリン酸二水素カリウムバッファー;バッファ
ーB: 1.0mM EDTAを含む1.0Lの0.1Mリン酸水素二カリウムバッファー;バッファーC: 0.1M
リン酸カリウムバッファー、1.0mM EDTA、pH 7.4、pHメーターでモニタリングしながら、
700mLのバッファーBにバッファーAを滴定することによる。
2.参照化合物(ケタンセリン)及び試験化合物スパイク溶液: 500μMスパイク溶液: 10μL
の10mM DMSOストック溶液を190μLのCANに添加する;ミクロソーム(0.75mg/mL)中の1.5μM
スパイク溶液: 1.5μLの500μMスパイク溶液及び18.75μLの20mg/mL肝ミクロソームを479
.75μLのバッファーCに添加する。
3. NADPHをバッファーCに溶解させることにより、NADPHストック溶液(6mM)を調製する。
4. 30μLの1.5×化合物/肝ミクロソーム溶液を96-ウェルプレートに分注し、ISを含む135
μLのACNをすぐに添加した後、15uLのバッファーCを添加して、真の0分試料を調製する。
5. 15μLのNADPHストック溶液(6mM)を時間30と表記されたウェルに添加し、計時を開始す
る。
6.インキュベーションの最後(0分)に、内部標準オサルミドを含む135μLのACNを全てのウ
ェル(30分及び0分)に添加する。その後、15μLのNADPHストック溶液(6mM)を、時間0と表
記されたウェルに添加する。
7.クエンチングの後、反応混合物を3220gで10分間遠心分離する。
8. LC/MS分析のために、各ウェルからの50μLの上清を、50μLの超純水(Millipore)を含
む96-ウェル試料プレートに移す。
本件出願は、以下の構成の発明を提供する。
(構成1)
式Iの化合物、又はその医薬として許容し得る塩、互変異性体、アイソトポログ、もしくは水和物を含む、マフッチ症候群を治療するための医薬組成物:
(化1)
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(式中、
R1は、任意に置換されたC4-C6カルボシクリルであり;
各々のR2及びR3は、独立に、任意に置換されたアリール又は任意に置換されたヘテロアリールから選択され;
R4は、アルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、又は任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
環Aは、N、O、又はSから選択される0〜1個の追加のヘテロ原子を有する4〜6員非芳香環であり、ここで、環Aは、1個又は2個のR5基で任意に置換されており;
各々のR5は、独立に、ハロ;-CF3;-CN;-OR6;-N(R6)2;-C(O)C1-C4アルキル; C1-C4ハロアルキル;-OR6もしくは-N(R6)2で任意に置換されたC1-C4アルキル;ハロ、-OR6、もしくは-N(R6)2で任意に置換された-O-C1-C4アルキル;-SO2N(R6)2;-SO2(C1-C4アルキル);-NR6SO2R6; 1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C5カルボシクリル;-O-(1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C6カルボシクリル); 5〜6員ヘテロアリール;-C1-C4アルキル-C(O)O-C1-C4アルキル;又は-C(O)O-C1-C4アルキルであり;かつ
各々のR6は、独立に、H又はC1-C3アルキルである)。
(構成2)
式Iの化合物、又はその医薬として許容し得る塩、互変異性体、アイソトポログ、もしくは水和物を含む、オリエ病を治療するための医薬組成物:
(化2)
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
R1は、任意に置換されたC4-C6カルボシクリルであり;
各々のR2及びR3は、独立に、任意に置換されたアリール又は任意に置換されたヘテロアリールから選択され;
R4は、アルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアラルキル、又は任意に置換されたヘテロアラルキルであり;
環Aは、N、O、又はSから選択される0〜1個の追加のヘテロ原子を有する4〜6員非芳香環であり、ここで、環Aは、1個又は2個のR5基で任意に置換されており;
各々のR5は、独立に、ハロ;-CF3;-CN;-OR6;-N(R6)2;-C(O)C1-C4アルキル; C1-C4ハロアルキル;-OR6もしくは-N(R6)2で任意に置換されたC1-C4アルキル;ハロ、-OR6、もしくは-N(R6)2で任意に置換された-O-C1-C4アルキル;-SO2N(R6)2;-SO2(C1-C4アルキル);-NR6SO2R6; 1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C5カルボシクリル;-O-(1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C6カルボシクリル); 5〜6員ヘテロアリール;-C1-C4アルキル-C(O)O-C1-C4アルキル;又は-C(O)O-C1-C4アルキルであり;かつ
各々のR6は、独立に、H又はC1-C3アルキルである)。
(構成3)
R1が、1〜3個のR7基で任意に置換されたC4-C6カルボシクリルであり;
各々のR2及びR3が、独立に、アリール又はヘテロアリールから選択され、ここで、該アリール又はヘテロアリールは、独立に、1〜3個のR7基で任意に置換されており;
R4が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、又はヘテロアラルキルであり、ここで、該アリール、ヘテロアリール、アラルキル、及びヘテロアラルキルは、各々独立に、1〜3個のR7基で任意に置換されており;
環Aが、N、O、又はSから選択される0〜1個の追加のヘテロ原子を有する4〜6員非芳香環であり、ここで、環Aは、1個又は2個のR5基で任意に置換されており;
各々のR5及びR7が、独立に、ハロ;-CF3;-CN;-OR6;-N(R6)2;-C(O)C1-C4アルキル; C1-C4ハロアルキル;-OR6もしくは-N(R6)2で任意に置換されたC1-C4アルキル;ハロ、-OR6、もしくは-N(R6)2で任意に置換された-O-C1-C4アルキル;-SO2N(R6)2;-S(O)-C1-4アルキル;-SO2(C1-C4アルキル);-NR6SO2R6; 1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C5カルボシクリル;-O-(1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C6カルボシクリル); 5〜6員ヘテロアリール;-C1-C4アルキル-C(O)O-C1-C4アルキル;又は-C(O)O-C1-C4アルキルであり; かつ
各々のR6が、独立に、H又はC1-C4アルキルである:
構成1又は2記載の医薬組成物。
(構成4)
各々のR2及びR3が、独立に、1〜3個のR7基で任意に置換されたアリールであり、各R7が、独立に、ハロ;-CF3;-CN;-OR6;-N(R6)2;-C(O)C1-C4アルキル; C1-C4ハロアルキル;-OR6もしくは-N(R6)2で任意に置換されたC1-C4アルキル;ハロ、-OR6、もしくは-N(R6)2で任意に置換された-O-C1-C4アルキル;-SO2N(R6)2;-S(O)-C1-4アルキル;-SO2(C1-C4アルキル);-NR6SO2R6; 1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C5カルボシクリル;-O-(1個もしくは2個のR6基で任意に置換されたC3-C6カルボシクリル); 5〜6員ヘテロアリール;-C1-C4アルキル-C(O)O-C1-C4アルキル;又は-C(O)O-C1-C4アルキルであり; かつ
各々のR6が、独立に、H又はC1-C4アルキルである、構成1〜3のいずれか一項記載の医薬組成物。
(構成5)
式II-aを有する、構成1又は2記載の医薬組成物
(化3)
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(式中、R10は、CR11又はNであり;かつR11は、-F、-SO2NH2、-SO2CH3、-S(O)CH3、-CN、メトキシ、-OCH2OH、-CH2OH、-SO2N(CH3)2、-SO2NHCH3、-NHSO2CH3、-CH2CH2OH、-N(CH3)2、t-ブチル、シクロプロピル、-C(OH)(CH3)2、-OCF3、-OCHF2、-O-シクロプロピル、-1-メチル-シクロプロピル、又はピラゾリルである)。
(構成6)
R1が、1〜2個のR7基で任意に置換されたC4又はC6シクロアルキルであり、R1と関連したR7がハロである、構成1〜5のいずれか一項記載の医薬組成物。
(構成7)
R1が、
(化4)
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である、構成6記載の医薬組成物。
(構成8)
環Aが:
(化5)
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であり、ここで、
(化6)
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が、式のアミド部分への環Aの結合を表し、
(化7)
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が、R4への環Aの結合を表し;かつ環Aの各々の員が、1個又は2個のR5基で任意に置換されている、構成6記載の医薬組成物。
(構成9)
環Aが:
(化8)
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である、構成8記載の医薬組成物。
(構成10)
R4が、アリール又はヘテロアリールであり、各々のアリール又はヘテロアリールが、1〜3個のR7基で任意に置換されている、構成8記載の医薬組成物。
(構成11)
R4が:
(化9)
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であり、ここで、R4の各々の員が、1個又は2個のR7基で任意に置換されており、各々のR7が、独立に、F、Cl、メチル、CF3、CN、OMe、又はN(R6)2である、構成10記載の医薬組成物。
(構成12)
R4が:
(化10)
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であり、ここで、R100が、H、メチル、Cl、CF3、CN、OCH3、又はN(R6)2であり、R101が、H、F、又はメチルである、構成11記載の医薬組成物。
(構成13)
前記化合物が、下記から選択される、構成1又は2記載の医薬組成物:
(化11)
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。
(構成14)
前記化合物が、下記から選択される、構成1又は2記載の医薬組成物:
(化12)
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。
(構成15)
マフッチ症候群が、IDH1又はIDH2の突然変異体アレルの存在により特徴付けられる、構成1記載の医薬組成物。
(構成16)
オリエ病が、IDH1又はIDH2の突然変異体アレルの存在により特徴付けられる、構成2記載の医薬組成物。
(構成17)
前記IDH1の突然変異体アレルが、R132X突然変異である、構成15又は16記載の医薬組成物。
(構成18)
前記R132X突然変異が、R132H、R132C、R132L、R132V、R132S、及びR132Gから選択される、構成17記載の医薬組成物。