【課題を解決するための手段】
【0007】
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。圧力センサは、管部の頂部側に対向する圧力センサ膜を備える。管部は、管部の頂部側に配置された第1の遠位開口部と、管部の右側に配置され周方向に第1の遠位開口部からオフセットした右側に配置された第2の遠位開口部と、管部の左側に配置され周方向に第1の遠位開口部からオフセットした左側に配置された第3の遠位開口部と、第1の遠位開口部の近位の管部の頂部側に配置された第1の近位開口部と、管部の右側に配置され周方向に第1の近位開口部からオフセットした右側に配置された第2の近位開口部と、管部の左側に配置され周方向に第1の近位開口部からオフセットした左側に配置された第3の近位開口部とを含む、少なくとも6つの開口部を含む。
【0008】
一態様において、管部は、正確に6つの開口部、すなわち、第1、第2および第3の遠位開口部と、第1、第2および第3の近位開口部を含み、管部の底部はいかなる開口部も含まない。
【0009】
一態様において、ガイドワイヤの上面視において、圧力センサ膜の全部が遠位開口部から見えるように、圧力センサは管部内に配置されている。
【0010】
一態様において、第2および第3の遠位開口部はそれぞれ第1の遠位開口部から逆の周方向に90°オフセットし、第2および第3の近位開口部はそれぞれ第1の近位開口部から逆の周方向に90°オフセットしている。
【0011】
一態様において、第1の遠位開口部および第1の近位開口部の幅は、第2および第3の遠位開口部ならびに第2および第3の近位開口部の幅より大きい。
【0012】
一態様において、遠位開口部のそれぞれの近位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、遠位開口部のそれぞれの遠位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、近位開口部のそれぞれの近位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にあり、近位開口部のそれぞれの遠位端はガイドワイヤの同じ長手方向の位置にある。
【0013】
一態様において、遠位開口部および近位開口部はそれぞれ略矩形の形状を有する。
【0014】
一態様において、遠位開口部および近位開口部はそれぞれR部を有する略矩形の形状を有する。
【0015】
一実施形態において、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。管部は、管部の遠位端から近位に延伸している少なくとも1つの凹状遠位開口部を含む。
【0016】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、流体が少なくとも1つの凹状遠位開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、構成される。
【0017】
一態様において、管部は、少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含む。
【0018】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部は、圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される。
【0019】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部は、圧力センサから遠位に配置される。
【0020】
一態様において、管部は少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部を更に含み、少なくとも1つの凹状遠位開口部の少なくとも一部と、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は、圧力センサの側面に対向する長手方向円筒断片に配置される。
【0021】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部を含む。
【0022】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、管部は少なくとも2つの近位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部の近位に配置された第1の近位開口部と、第2の凹状遠位開口部の近位に配置された第2の近位開口部とを更に含む。
【0023】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも2つの凹状遠位開口部、すなわち、第1の凹状遠位開口部と、第2の凹状遠位開口部とを含み、第1の凹状遠位開口部の全部は圧力センサの第1の側部に対向する管部の第1の長手方向の半分に配置され、第2の凹状遠位開口部の全部は圧力センサの第2の側部に対向する管部の第2の長手方向の半分に配置される。
【0024】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部の深さは、管部と圧力センサの側面との間の距離の10%以内である。
【0025】
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する。
【0026】
一態様において、少なくとも1つの凹状遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する。
【0027】
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。管部は、少なくとも1つの凹状遠位開口部の近位に配置される少なくとも1つの近位開口部を更に含む。少なくとも1つの近位開口部は、凹部の近位端と隣接する管部の円筒部に配置される。
【0028】
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。圧力センサは、ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている。
【0029】
一態様において、圧力センサは、絶対圧力センサである。
【0030】
一態様において、ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える。
【0031】
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられている生物学的圧力測定のための圧力センサとを含む。管部は、少なくとも1つの遠位開口部と、少なくとも1つの遠位開口部の近位に配置された少なくとも1つの近位開口部とを含む。
【0032】
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の遠位端に配置される。
【0033】
一態様において、管部は、円筒部と、円筒部の遠位端にあるテーパ部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部はテーパ部に配置される。
【0034】
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部と、第1の円筒部と第2の円筒部の間に配置されるテーパ遷移部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部はテーパ遷移部に配置される。
【0035】
一態様において、管部は、卵形部を含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は卵形部の遠位端に配置される。
【0036】
一態様において、管部は、第1の直径を有する第1の円筒部と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の円筒部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の遠位端に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は第2の円筒部の近位端に配置される。
【0037】
一態様において、管部は、円筒部と、円筒部の遠位端にある第1のテーパ部と、円筒部の近位端にある第2のテーパ部とを含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は第1のテーパ部に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は第2のテーパ部に配置される。
【0038】
一態様において、管部は卵形部を含み、少なくとも1つの遠位開口部の少なくとも一部は卵形部の遠位端に配置され、少なくとも1つの近位開口部の少なくとも一部は卵形部の近位端に配置される。
【0039】
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、単一の曲線縁部を有する。
【0040】
一態様において、少なくとも1つの遠位開口部は、少なくとも1つの直線縁部を有する。
【0041】
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。少なくとも1つの近位開口部は、凹部の近位端と隣接している管部の円筒部に配置される。
【0042】
一態様において、ガイドワイヤは圧力センサが取り付けられるワイヤを更に備え、ワイヤは圧力センサの遠位部がその上を延伸する凹部を含む。圧力センサは、ワイヤの棚部からカンチレバーで支持されている。
【0043】
一態様において、圧力センサは、絶対圧力センサである。
【0044】
一態様において、ガイドワイヤは、放射線不透過性の先端部を更に備える。
【0045】
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、管部は、管部の遠位端から近位に延伸している少なくとも1つの凹状開口部を含む生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することと、流体が少なくとも1つの遠位開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管にガイドワイヤを配置することとを含む。
【0046】
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備え、管部は、少なくとも1つの第1の開口部と、少なくとも1つの第1の開口部の近位に配置される少なくとも1つの第2の開口部とを含む、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することと、流体が少なくとも1つの第1の開口部を介して管部の外部の領域から管部に入って、少なくとも1つの第2の開口部を介して管部を出る前に圧力センサを通過して流れることができるように、個体の血管にガイドワイヤを配置することと、を含む。
【0047】
他の実施形態では、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤは、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備える。管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含む。親水性材料が、管部の内面および圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされている。
【0048】
一態様において、圧力センサは圧力センサ膜を備え、親水性材料は圧力センサ膜の表面に更にコーティングされている。
【0049】
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる。
【0050】
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる。
【0051】
一態様において、親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる。
【0052】
他の実施形態では、方法は、ガイドワイヤの長手軸に沿って延伸する管部と、少なくとも一部が管部内に取り付けられた生物学的圧力測定のための圧力センサとを備える、生物学的圧力測定のためのガイドワイヤを提供することを含む。管部は、少なくとも1つの遠位開口部を含む。親水性材料が、管部の内面および圧力センサの表面の少なくとも1つにコーティングされている。方法は、管部内に液体を提供し、親水性材料を溶かして、液体の管部への流入を生じさせることを更に含む。
【0053】
一態様において、圧力センサは圧力センサ膜を備え、親水性材料は圧力センサ膜の表面に更にコーティングされる。
【0054】
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシ・メチルセルロース、ヒドロキシル・プロピル・セルロース、多糖、塩のうち少なくとも1つからなる。
【0055】
一態様において、親水性材料は、ポリエチレングリコールからなる。
【0056】
一態様において、親水性材料は、20,000グラム/モルのポリエチレングリコールからなる。