特許第6642922号(P6642922)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6642922
(24)【登録日】2020年1月8日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】キャリアプレート
(51)【国際特許分類】
   E05F 11/48 20060101AFI20200130BHJP
   E05F 11/38 20060101ALI20200130BHJP
   E06B 7/14 20060101ALI20200130BHJP
   B60J 1/17 20060101ALI20200130BHJP
【FI】
   E05F11/48 D
   E05F11/38 E
   E06B7/14
   B60J1/17 C
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-170501(P2015-170501)
(22)【出願日】2015年8月31日
(65)【公開番号】特開2017-48529(P2017-48529A)
(43)【公開日】2017年3月9日
【審査請求日】2018年8月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000170
【氏名又は名称】いすゞ自動車株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000146434
【氏名又は名称】株式会社城南製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100171619
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 顕雄
(72)【発明者】
【氏名】田島 一行
(72)【発明者】
【氏名】柳沢 晃一
(72)【発明者】
【氏名】西 宏幸
(72)【発明者】
【氏名】山崎 将英
【審査官】 野尻 悠平
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/064266(WO,A1)
【文献】 実開平03−092288(JP,U)
【文献】 特開2004−314819(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0294951(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 1/00 − 13/04
E05F 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用サイドドアのウインドガラスを自動昇降させるウインドレギュレータのキャリアプレートであって、前記キャリアプレートは側の下端部に角部を有すると共に当該角部を側方視界ウインドの前端に隣接又は当該前端よりも前方に配されており、前記キャリアプレートの少なくとも一方のプレート表面に前記角部に向かって傾斜する格子状のリブを凸設した
キャリアプレート。
【請求項2】
前記リブが複数本の縦リブ及び横リブを格子状に配置して構成された
請求項1に記載のキャリアプレート。
【請求項3】
前記ウインドレギュレータが前記キャリアプレートの一方のプレート表面に隣接して設けられて当該キャリアプレートを昇降方向に案内するガイドレールを含み、
前記リブが前記キャリアプレートの前記ガイドレールが隣接する一方のプレート表面とは反対側の他方のプレート表面に設けられた
請求項1又は2に記載のキャリアプレート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドアのウインドガラスを自動昇降させるウインドレギュレータのキャリアプレートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のウインドレギュレータとして、ウインドガラスの下端を支持するキャリアプレートをガイドレールに沿ってスライド移動可能に設け、当該キャリアプレートにワイヤ等を介してモータの駆動力を伝達することで、ウインドガラスを自動昇降させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一般的に、ウインドレギュレータは、ウインドガラス下方のアウタドアパネルとインナドアパネルとにより構成される中空構造のドア本体部内に収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−254961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、トラック等のキャブオーバ型車両においては、運転者の側方視界を確保するために、助手席側のアウタドアパネル及びインナドアパネルに側方視界ウインドを設けたものがある。このような車両においては、ドア本体部内のスペース上の制約等から、ガイドレールやキャリアプレートは側方視界ウインドに隣接して配置されている。
【0006】
このため、例えば、ウインドガラスとガラスランとの隙間等から水が侵入すると、ウインドガラスの下縁に沿ってキャリアプレートに到達した水がドア本体部内を落下して側方視界ウインドに付着することで、運転者の側方視界性を妨げてしまう課題がある。
【0007】
本発明の目的は、キャリアプレートから落下する水が側方視界ウインドに付着することを効果的に防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示のキャリアプレートは、車両用サイドドアのウインドガラスを自動昇降させるウインドレギュレータのキャリアプレートであって、前記キャリアプレートは少なくとも前側又は後側の一方の下端部に角部を有し、前記キャリアプレートの少なくとも一方のプレート表面に前記角部に向かって傾斜する格子状のリブを凸設したものである。
【0009】
前記リブが複数本の縦リブ及び横リブを格子状に配置して構成されたものでもよい。
【0010】
前記ウインドレギュレータが前記キャリアプレートの一方のプレート表面に隣接して設けられて当該キャリアプレートを昇降方向に案内するガイドレールを含み、前記リブが前記キャリアプレートの前記ガイドレールが隣接する一方のプレート表面とは反対側の他方のプレート表面に設けられてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、キャリアプレートから落下する水が側方視界ウインドに付着することを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係る車両用ドアの一列を示す模式的な側面図である。
図2図1のA−A線断面図である。
図3】本発明の一実施形態に係るウインドレギュレータを示す模式的な全体構成図である。
図4】本発明の一実施形態に係るキャリアプレートの外側表面を示す模式的な斜視図である。
図5】本発明の一実施形態に係るキャリアプレートの内側表面を示す模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るキャリアプレートを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
【0014】
図1に示すように、本実施形態の車両用ドアは、例えば、トラック等のキャブオーバ型車両のサイドドア10である。サイドドア10は、ドア本体部11と、ドア本体部11の上部に設けられたウインドフレーム12と、ウインドフレーム12に沿って設けられたガラスラン13と、ガラスラン13に昇降を案内されるウインドガラス14と、ドア本体部11上縁とウインドガラス14表面との隙間をシールするウェストシール15と、ウインドガラス14の下方に配置された側方視界ウインド16A(16B)とを備えている。なお、符号16Cは、側方視界ウインド16Aの周縁部に黒色セラミック塗料等がプリントされた印刷層(以下、黒セラ部と称する)を示している。
【0015】
図2に示すように、ドア本体部11は、アウタドアパネル11Aの周縁とインナドアパネル11Bの周縁とを互いに接合させた中空構造として構成され、その内部にはウインドレギュレータ20が収容されている。アウタドアパネル11A及びインナドアパネル11Bには、互いに対向配置された一対の側方視界ウインド16A,Bがそれぞれ設けられている。
【0016】
図3に示すように、ウインドレギュレータ20は、ウインドガラス14の昇降方向を長手方向として互いに平行に配置された前後一対のガイドレール21A,Bと、前側ガイドレール21Aにスライド移動可能に設けられてウインドガラス14の前側下端部を支持する前側キャリアプレート30と、後側ガイドレール21Bにスライド移動可能に設けられてウインドガラス14の後側下端部を支持する後側キャリアプレート23と、各ガイドレール21A,Bの上端及び下端にそれぞれ配置された複数のプーリ24と、各プーリ24間にクロス状に巻き掛けられると共に各キャリアプレート30,23が固定されたワイヤケーブル25と、ワイヤケーブル25に駆動力を付与して各キャリアプレート30,23をウインドガラス14と一体に昇降させる電動モータ26とを備えている。前側ガイドレール21Aは、運転者の側方視界を妨げないように、側方視界ウインドガラス16A,Bの前端側の黒セラ部16C(図1にのみ示す)の範囲内か、或は当該黒セラ部16Cよりも前方側に配置されている。
【0017】
次に、図4,5に基づいて、前側キャリアプレート(以下、単にキャリアプレートという)30の詳細について説明する。以下の説明では、キャリアプレート30のアウタドアパネル11A(図2参照)に臨むプレート面を外側表面31Aといい、キャリアプレート30のインナドアパネル11B(図2参照)に臨むプレート面を内側表面31Bという。また、ウインドガラス14の昇降方向を上下方向又は縦方向といい、車両前後方向を単に前後方向又は横方向という。
【0018】
キャリアプレート30は、例えば、樹脂材料或は、アルミダイカスト等で形成されており、プレート本体部31と、ガラス保持部40と、ガイド突起部44(図5にのみ示す)とを備えている。
【0019】
ガラス保持部40は、略U字状の保持溝41を備えており、この保持溝41にウインドガラス14の前側下端部を挿入して挟持することで、ウインドガラス14を保持している。ガラス保持部40は、ボルト42とガラス保持部40にインサート成形されたナット(不図示)によって、プレート本体部31の後側上端部に固定されている。なお、ガラス保持部40は、プレート本体部31と一体に形成してもよい。
【0020】
ガイド突起部44(図5参照)は、プレート本体部31の内側表面31Bから車内側に突出して形成された第1突起部45及び第2突起部46を備えている。第1突起部45は、前側ガイドレール21A(図3参照)の凹溝内に挿入されると共に、その頂面にはワイヤケーブル25(図3参照)を取り付けるための溝47が長手方向に凹設されている。第2突起部46は、その突出端を第1突起部45に向けて略L字状に屈曲形成されており、その屈曲内面と第1突起部45の側面との間に前側ガイドレール21A(図3参照)の側壁がスライド可能に挿入されている。
【0021】
プレート本体部31は、所定の厚さの板部材であって、側面視で略方形状に形成されている。より詳しくは、プレート本体部31の周縁は、ウインドガラス14の下縁に沿って湾曲する上側縁面部31Cと、上側縁面部31Cの前端から下方に直線状に延びる前側縁面部31Dと、上側縁面部31Cの後端から下方に直線状に延びる後側縁面部31Eと、前端側を後端側よりも下方に位置させて傾斜する直線状の下側縁面部31Fとにより構成されている。本実施形態において、プレート本体部31の前側縁面部31Dと下側縁面部31Fとが交わる前側下角部FCは、黒セラ部16C(図1にのみ示す)の範囲内か、或は当該黒セラ部16Cよりも前方側に配置されている。
【0022】
後側縁面部31Eと下側縁面部31Fとの間には、曲率半径を大きく設定した円弧状の曲線縁面部Rが設けられている。曲線縁面部Rの半径は、好ましくは、後側縁面部31E又は下側縁面部31Fの長手方向の長さと略同等、或は、これら縁面部31E,Fよりも長く設定される。このように、後側縁面部31Eと下側縁面部31Fとを曲率半径の大きい曲線縁面部Rによって滑らかに接続したことで、後側縁面部31Eを流れる水は下方へ直接落下することなく、曲線縁面部Rに沿って下側縁面部31Fに効果的に導かれるようになる。
【0023】
プレート本体部31には、外側表面31Aの前側下端部を下側縁面部31Fに向かってプレート内側に斜めに切り欠いた外側傾斜面部32A(図4参照)及び、内側表面31Bの前側下端部を下側縁面部31Fに向かってプレート内側に斜めに切り欠いた内側傾斜面部32B(図5参照)が設けられている。これら各傾斜面部32A,Bの面積は、後方側から前方側に向かう従い拡張するように形成されている。すなわち、プレート本体部31の板厚は前側下角部FCに向かうに従い次第に薄くなり、且つ、下側縁面部31Fの形状も前側下角部FCに向かって幅が狭くなる略V字状に形成されている(図5参照)。これにより、後側縁面部31Eから曲線縁面部Rに沿って流れる水は、下側縁面部31Fの後端側に滞留することなく前側下角部FCに向けて効果的に流されるようになる。なお、同様の作用を得るために、プレート本体部31全体の板厚が、後側縁面部31Eから前側縁面部31Dに向かうに従い薄くなるように形成してもよい。
【0024】
図4に示すように、プレート本体部31の外側表面31Aには、外側表面31Aから所定の高さで突出する複数本の縦リブ33A〜F及び横リブ34A〜Gにより構成される補強用リブが格子状に設けられている。縦リブ33A〜Fは、前側下角部FCに向かって所定の角度で傾斜して設けられている。同様に、横リブ34A〜Gも、前側下角部FCに向かって所定の角度で傾斜して設けられている。このように、格子状に設けられた縦リブ33A〜F及び横リブ34A〜Gを前側下角部FCに向けて傾斜させることで、外側表面31Aを流れる水が前側下角部FCに効果的に集められるようになる。
【0025】
複数本の横リブ34A〜Gのうち、ガラス保持部40の近傍から前側下角部FCに向かって傾斜する第3横リブ34C、後側縁面部31Eの下端近傍から前側下角部FCに向かって傾斜する第6横リブ34F及び、第6横リブ34Fと下側縁面部31Fとの間を第6横リブ34Fと平行に延びる第7横リブ34Gの3本は、その突出量を他の横リブ34A,B,D,Eや縦リブ33A〜Fよりも高く設定されている。また、後側縁面部31Eには、後方に向かって所定の高さで突出する複数(図示例では3個)の凸部35A〜Cが設けられている。これら複数の凸部35A〜Cのうち最下段の第3凸部35Cは、後側縁面部31Eの下端近傍に設けられており、第6横リブ34Fと一体的に形成されている。このように、横リブ34C,F,Gを高く突出させたことで、外側表面31Aを流れる水は下側縁面部31Fに達することなく前側下角部FCに確実に集められるようになる。また、後側縁面部31Eに凸部35A〜Cを設けたことにより、後側縁面部31Eから曲線縁面部Rへ流れる水の量が効果的に減少されるようになっている。
【0026】
図5に示すように、プレート本体部31の内側表面31Bには、内側表面31Bから所定の高さで突出する複数本(図示例では2本)の傾斜リブ36A,B及び、内側表面31Bから所定の深さで窪む複数本(図示例では5本)の凹溝37A〜Eが設けられている。
【0027】
傾斜リブ36A,Bは、後側縁面部31Eから前側下角部FCに向かって所定の角度で傾斜して設けられている。これら傾斜リブ36A,Bは前側ガイドレール21A(図3参照)との干渉を避けるべく、ガイド突起部44よりも後方側に配置されている。凹溝37A〜Eは、前側ガイドレール21Aと対向する内側表面31Bに傾斜リブ36A,Bの前端側から前側下角部FCに向かって所定の角度で傾斜して設けられている。本実施形態において、凹溝37A,B,Eの後端側は傾斜リブ36A,Bの前端側よりも後方に延設されており、これら凹溝37A,B,Eの後端側及び、傾斜リブ36A,Bの前端側が前後方向で重なるように形成されている。このように、内側表面31Bに前側下角部FCに向かって傾斜する傾斜リブ36A,B及び凹溝37A〜Eを設けたことにより、内側表面31Bを流れる水が前側下角部FCに効果的に集められるようになる。また、凹溝37A,B,Eの後端側が傾斜リブ36A,Bの前端側と前後方向で重なるようにしたことで、水の落下を効果的に防止できるようになっている。
【0028】
以上詳述したように、本実施形態のキャリアプレート30によれば、後側縁面部31Eと下側縁面部31Fとの間に曲率半径の大きい円弧状の曲線縁面部Rを設けたことで、後側縁面部31Eと下側縁面部31Fとが滑らかに接続されている。これにより、ウインドガラス14からガラス保持部40を介してプレート本体部31の後側縁面部31Eに到達した水は後側縁面部31Eの下端から直接落下することなく曲線縁面部Rに沿って流されるようになり、側方視界ウインド16A,Bへの水付着を効果的に抑制することができる。
【0029】
また、本実施形態のキャリアプレート30によれば、下側縁面部31Fの形状は前側下角部FCに向かって幅が狭くなる略V字状に形成されている。すなわち、曲線縁面部Rから下側縁面部31Fに達した水は下側縁面部31Fの後端側に滞留することなく、その流れが前側下角部FCに向けて効果的に促進させるようになっている。これにより、下側縁面部31Fに流れ込んだ水を前側下角部FCから黒セラ部16C或は、黒セラ部16Cよりも前方側のドア本体部11内に落下させることが可能となり、側方視界ウインド16A,Bへの水付着を効果的に防止することができる。
【0030】
また、本実施形態のキャリアプレート30によれば、外側表面31Aに格子状に形成された補強用リブ(縦リブ33A〜F、横リブ34A〜G)が前側下角部FCに向けて傾斜して設けられている。これにより、ウインドガラス14からガラス保持部40を介して外側表面31Aに流れ込んだ水が前側下角部FCに効果的に集められるようになり、下側縁面部31Fから直接的に落下することで引き起こされる側方視界ウインド16A,Bへの水付着を効果的に抑制することができる。
【0031】
また、本実施形態のキャリアプレート30によれば、複数本の横リブ34A〜Gのうち、3本の横リブが他の横リブ34A,B,D,Eや縦リブ33A〜Fよりも高く突出して設けられている。これにより、外側表面31Aを流れる水を下側縁面部31Fに到達させることなく、前側下角部FCに確実に導くことが可能となり、側方視界ウインド16A,Bへの水付着を確実に防止することができる。
【0032】
また、本実施形態のキャリアプレート30によれば、後側縁面部31Eに後方に向けて突出する複数段の突起部35A〜Cが設けられ、さらに最下段の突起部35Cは、第6横リブ34Fと一体的に形成されている。これにより、ガラス保持部40から後側縁面部31Eに沿って流れる水が曲線縁面部Rに達するよりも前に効果的に横リブ34Fに導かれるようになり、側方視界ウインド16A,Bへの水付着を効果的に防止することができる。
【0033】
また、本実施形態のキャリアプレート30によれば、内側表面31Bの後側縁面部31Eとガイド突起部44との間には、傾斜リブ36A,Bが設けられている。さらに、前側ガイドレール21Aと対向する内側表面31Bのガイド突起部44と前側下角部FCとの間には、前側下角部FCに向かって傾斜する凹溝37A〜Eが設けられている。これにより、ウインドガラス14からガラス保持部40を介してプレート本体部31の内側表面31Bに流れ込んだ水は前側下角部FCに効果的に集められるようになり、側方視界ウインド16A,Bへの水付着を効果的に防止することができる。
【0034】
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
【0035】
例えば、車両はキャブオーバ型車両に限定されず、乗用車等の他の車両にも広く適用することができる。また、縦リブ33A〜Fや横リブ34A〜G、傾斜リブ36A,B、凹溝37A〜Eの本数や傾斜角度は、図示例に限定されるものではなく、キャリアプレート30の形状や大きさに応じて適宜設定することができる。また、ガイド突起部44は、プレート本体部31の内側表面31Bに設けられるものとして説明したが、外側表面31Aに設けられてもよい。この場合は、縦リブ33A〜Fや横リブ34A〜Gを内側表面31Bに配置し、傾斜リブ36A,Bや凹溝37A〜Eを外側表面31Aに配置すればよい。
【符号の説明】
【0036】
10 サイドドア
11 ドア本体部
12 ウインドフレーム
13 ガラスラン
14 ウインドガラス
15 ウェストシール
16A,B 側方視界ウインド
16C 黒セラ部
20 ウインドレギュレータ
21A,B ガイドレール
23 後側キャリアプレート
24 プーリ
25 ワイヤケーブル
26 電動モータ
30 前側キャリアプレート
31 プレート本体部
31A 外側表面
31B 内側表面
31C 上側縁面部
31D 前側縁面部
31E 後側縁面部
31F 下側縁面部
R 曲線縁面部R
32A 外側傾斜面部
32B 内側傾斜面部
33A〜F 縦リブ
34A〜G 横リブ
35A〜C 突起部
36A,B 傾斜リブ
37A〜E 凹溝
40 ガラス保持部
44 ガイド突起部
図1
図2
図3
図4
図5