(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6643349
(24)【登録日】2020年1月8日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】架空線用の碍子装置
(51)【国際特許分類】
H01B 17/06 20060101AFI20200130BHJP
H01T 1/16 20060101ALI20200130BHJP
【FI】
H01B17/06 A
H01T1/16 G
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-546106(P2017-546106)
(86)(22)【出願日】2016年3月9日
(65)【公表番号】特表2018-512706(P2018-512706A)
(43)【公表日】2018年5月17日
(86)【国際出願番号】EP2016055033
(87)【国際公開番号】WO2016150709
(87)【国際公開日】20160929
【審査請求日】2017年10月27日
(31)【優先権主張番号】15160534.2
(32)【優先日】2015年3月24日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】390039413
【氏名又は名称】シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト
【氏名又は名称原語表記】Siemens Aktiengesellschaft
(74)【代理人】
【識別番号】100075166
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 巖
(74)【代理人】
【識別番号】100133167
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 浩
(72)【発明者】
【氏名】ボカレフ、アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】フローエ、ダニエル
【審査官】
横山 敏志
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−093256(JP,A)
【文献】
特開平04−073880(JP,A)
【文献】
仏国特許出願公開第02825525(FR,A1)
【文献】
特開2008−262865(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01B5/00−17/54
H01T1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
架空線(2)を鉄塔(3)に取り付けるための支持碍子(4)と、前記支持碍子(4)に電気的に並列に配置された避雷器装置(8)とを有し、
前記避雷器装置(8)が、大地電位に電気的に接続されたサージアレスタ(9,10)と、前記サージアレスタ(9,10)に直列に接続されたスパークギャップ(11)とを有し、前記スパークギャップ(11)が、前記架空線(2)に接続された第1スパーク電極(6)と、前記サージアレスタ(9,10)に接続された第2スパーク電極(7)とを有する、架空線(2)用の碍子装置(1)において、
前記避雷器装置(8)が、前記架空線(2)に取り付け可能な複合碍子(5)を有し、前記第1スパーク電極(6)が、前記複合碍子(5)の第1端部における第1固定装置(12)に取り付けられており、前記第2スパーク電極(7)が、前記複合碍子(5)の第2端部における第2固定装置(13)に取り付けられており、
各固定装置(12,13)に対して、それぞれ1つのサージアレスタ(9,10)の第1端部が所定の角度をもって取り付けられており、各サージアレスタ(9,10)の第2端部にそれぞれ1つのスパーク電極(6,7)が配置されており、
少なくとも1つのスパーク電極(6,7)が棒状に形成されて1つのサージアレスタ(9,10)の端部に配置されており、当該スパーク電極の長手軸線が当該サージアレスタの長手軸線(21)に対して傾けられており、
前記スパーク電極(6,7)が、前記スパークギャップ(11)の長さを微調整するために前記長手軸線(21)の周りに回転可能であることを特徴とする碍子装置(1)。
【請求項2】
前記複合碍子(5)が長幹碍子として構成されていることを特徴とする請求項1記載の碍子装置(1)。
【請求項3】
前記複合碍子(5)が前記支持碍子(4)よりも低い機械的安定性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の碍子装置(1)。
【請求項4】
両サージアレスタ(9,10)が同じように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の碍子装置(1)。
【請求項5】
第1および第2固定装置(12,13)がそれぞれ1つの固定用アーム(25,26)を有し、該固定用アーム(25,26)がそれぞれ取り付け点から複合碍子(5)の両側に延びており、前記サージアレスタ(9,10)がそれぞれ1つの固定用アーム(25,26)の一端部に配置されており、それぞれ1つのアーク電極(18,19)が前記サージアレスタ(9,10)とは反対側の前記固定用アーム(25,26)の端部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の碍子装置(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気技術分野に属し、具体的には架空線用の碍子装置に関する。この種の架空線は、高電圧領域の電気エネルギーを輸送する送電系統において使用される。個々のケーブル状導体が、通常は支持碍子により鉄塔に支持されて固定されている。その際に、架空線の電気的な保護のために、例えば落雷によって発生するサージ電圧を大地電位へ放電するべく避雷器が使用される。
【背景技術】
【0002】
送電系統、特に例えば1kVを超える電圧を有する高電圧系統では、避雷器が架空線路碍子に並列に接続されている。避雷器は、1つの磁器製又はプラスチック製のハウジング内に、複数の非線形金属酸化物抵抗からなる1つの避雷器素子を含んでいる。避雷器は、とりわけ、架空線の保護手段が無いか、あるいは不十分である系統および/又は高い鉄塔接地衝撃抵抗(例えば非常に石の多い地中の場合)に起因して、頻繁に逆フラッシオーバが生じるような場所において使用される。既設の送電線又は配電線の送配電能力を後から増強するために全ての鉄塔に又は幾つかの鉄塔だけに避雷器を設置することは、しばしば架空地線保護又は鉄塔接地環境を改善するための1つの低コストの選択肢である。避雷器は、スパークギャップのない方式でも使用されるが、外部の直列スパークギャップと接続しても使用される。外部の直列スパークギャップは、正常動作時に開閉サージ電圧に対して又は過負荷後に避雷器を線路から隔離する。以下においては、外部の直列スパークギャップを有する避雷器のみを考慮する。
【0003】
外部の直列スパークギャップを有する避雷器(英語:externally gapped line arrester又はEGLA)は、避雷器素子に直列に接続されたスパークギャップを有する。避雷器の一端は架空線鉄塔の接地点において接地されており、その他端にはスパーク電極が存在し、そのスパーク電極は、架空線路碍子の高電圧側端部におけるスパークホーンと共にスパークギャップを形成する。そのスパークホーンの代わりに、架空線自体をスパークギャップの高電圧側端部として使用することもできる。
【0004】
例えば落雷によって架空線において過電圧が発生した場合、スパークギャップがアークによって短絡され、過電圧は避雷器によって抑制されて大地へ放電される。過電圧の減衰後にスパークギャプが消弧して避雷器を高電圧から隔離する。外部の直列スパークギャップを有する避雷器はIEC規格60099−8において規格化されている。特許文献1にはこのような外部の直列スパークギャップを有する避雷器が開示されている。
【0005】
しばしば、外部の直列スパークギャップを有する避雷器が既設の高電圧系統に増備される。その際に、避雷器の装着機構を現場の環境に合わせてその都度調整しなければならないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許出願公開第2012/0087055号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、避雷器の設備補強時にも簡単な組み立てを可能にする架空線用の碍子装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題は、請求項1による本発明の特徴事項により解決される。請求項2乃至9は、本発明による解決手段の有利な実施形態を有する。従って、本発明は具体的には、架空線を鉄塔に取り付けるための支持碍子と、その支持碍子に電気的に並列に配置された避雷器装置とを有する碍子装置であって、前記避雷器装置が、大地電位に電気的に接続されたサージアレスタと、該サージアレスタに直列に接続されたスパークギャップとを有し、該スパークギャップが、前記架空線に接続された第1スパーク電極と、前記サージアレスタに接続された第2スパーク電極とを有する、架空線用の碍子装置に関する。
【0009】
上記課題は、本発明によれば、前記避雷器装置が、前記架空線に取り付け可能な複合碍子(Montageisolator)を有し、前記第1スパーク電極が、前記複合碍子の第1端部における第1固定装置に取り付けられており、前記第2スパーク電極が、前記複合碍子の第2端部における第2固定装置に取り付けられていることによって解決される。
【0010】
複合碍子は曲げられない長幹碍子として実施されていることが好ましい。複合碍子は、両固定装置と一緒に、サージアレスタもしくはスパーク電極のための保持手段を提供する。各スパーク電極の一端が直接的に該当固定装置に取り付けられているか、又はそのスパーク電極が1つのサージアレスタの一端に取り付けられ、さらにそのサージアレスタの他端が該当固定装置に取り付けられている。複合碍子の長さにより、両スパーク電極間の距離が確定され、従ってスパークギャップが確定される。従って、複合碍子は、サージアレスタおよびスパーク電極と一緒に1つの機械的に安定でコンパクトなユニットを形成し、このユニットは簡単に保持装置を介して架空線に取り付けることができる。大地電位との接続は、鉄塔への接地線を介して行われる。この種の避雷器装置は、前記支持碍子に取り付けられる固定装置からは独立しており、前記支持碍子の近傍に、即ち前記支持碍子から或る距離をおいて、架空線に取り付けることができる。
【0011】
本発明の有利な実施形態では、前記複合碍子が長幹碍子として構成されている。
【0012】
それによって、複合碍子は、工業的に大量に低価格で製造できる既製品として提供することができる。この種の棒状碍子は、一般にはガラス繊維強化プラスチック材料から成り、これは、例えばシリコン材料からなる耐候性コーティングによって天候の影響から保護されている。
【0013】
前記複合碍子が前記支持碍子よりも少ない機械的安定性を有すると有利である。これによって、装置全体を格別に低コストで製造することができる。
【0014】
本発明の他の有利な実施形態では、第1および/又は第2固定装置が、スパーク電極又はサージアレスタを前記複合碍子に対して所定の角度をもって連結している。
【0015】
スパーク電極又はサージアレスタを前記複合碍子に対して所定の角度をもって連結することによって、スパークギャップの長さが確定されて、長期間にわたっていつまでも変化しないままである。所定の角度をもった取り付けは、組立時にスパーク電極もしくはサージアレスタの向きの調整を可能にする揺動機構を含み得る。向きの調整後に、その揺動機構は、例えば締付けねじによって固定可能であり、再び所定の角度で固定した状態となる。
【0016】
本発明の他の有利な実施形態では、前記避雷器装置が少なくとも2つのサージアレスタを有する。
【0017】
さらに、本発明は、前記スパークギャップが両サージアレスタ間に配置されていることによって有利に実施することができる。
【0018】
両サージアレスタは前記スパークギャップによって互いに離間されている。1つのサージアレスタの機能を2つの個別のサージアレスタに配分することによって、両サージアレスタを短くし、それにより両サージアレスタの曲げひずみを少なくすることができる。
【0019】
その場合に、各サージアレスタが、例えば前記スパークギャップの1つのスパーク電極を担持するとよい。各スパーク電極は、それぞれサージアレスタの一方の端部金具に配置されて固定されているとよい。
【0020】
好ましくは、各固定装置に対して、それぞれ1つのサージアレスタの第1端部が所定の角度をもって取り付けられ、各サージアレスタの第2端部にそれぞれ1つのスパーク電極が配置されている。従って、1つのサージアレスタの機能が、好ましくは同様の2つの部分に配分されている。各部分は1つのサージアレスタとこれに取り付けられた1つのスパーク電極とから成る。両部分のそれぞれは前記固定装置の1つに取り付けられている。各サージアレスタの一端は該当固定装置に対して所定の角度をもって取り付けられている。両スパーク電極は、それぞれ該当サージアレスタの他端に配置されており、一緒にスパークギャップを形成する。
【0021】
この場合に、本発明の有利な実施形態に従って、少なくとも1つのスパーク電極が棒状に形成されて1つのサージアレスタの端部に配置されており、そのスパーク電極の長手軸線がそのサージアレスタの長手軸線に対して傾けられているとよい。
【0022】
この場合に、例えば両サージアレスタが同様に構成されているとよい。
【0023】
場合によっては揺動可能な固定装置によって、例えば両サージアレスタの相互の角度が調整可能であり、それによって硬直なスパーク電極の角度関係も調整可能であり、また両スパーク電極の相互間隔も調整可能である。
【0024】
さらに、前記スパーク電極が該当サージアレスタの長手軸線の周りに回転可能であると有利である。
【0025】
前記スパーク電極が、それが取り付けられているサージアレスタの長手軸線に対して回転可能であるならば、スパーク電極の回転を介しても、両スパーク電極の相互間隔調整を行うことができる。
【0026】
以下において図面を参照して実施例を説明することにより、本発明の更なる詳細および特徴事項を明らかにする。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】
図1は架空線と本発明による碍子装置の一部を有する鉄塔の側面図を示す。
【
図2】
図2は碍子装置の構成が
図1と比べて異なる、
図1の装置と類似した装置の部分図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0028】
図1は、架空線2を保持するための水平アームである腕金20を有する架空線支持鉄塔3を詳細に示す。この種の架空線2は、例えば電気エネルギーを導くための撚られたロープ状の導体として形成されている。
【0029】
この種の架空線2を鉄塔3の腕金20に支持碍子4により保持することは、普通に行われている。この種の支持碍子4は、通常、磁器又はその他の無機材料から製造され、又はガラス繊維強化プラスチックのような材料からも製造され、一般に表面漏れ距離を長くするための傘状部を有する。プラスチックを使用する場合には、遮蔽層を形成する、例えばシリコンからなる外被が設けられる。
【0030】
支持碍子4は、一方では架空線2の重量を支え、他方では架空線の引留めによって生じる力を吸収しなければならない。それゆえ、このような支持碍子4は、一般に機械的に安定に構成されている。本発明によれば、支持碍子4に対して電気的に並列に避雷器装置8が接続されている。支持碍子4も避雷器装置8も、電気的に架空線2と鉄塔3との間に介在し、鉄塔3を介して大地に接続されている。避雷器装置8は、例えば落雷によって架空線2に過電圧が発生した際に、その発生した過電圧を大地へ逃がす機能を有する。避雷器装置8は、複合碍子5と、サージアレスタ9と、2つのスパーク電極6および7とから構成されている。支持碍子4の第1端部が架空線2に接続されている。これと反対側の複合碍子5の第2端部が、接地ケーブルを介して鉄塔3又は腕金20に接続されており、さらに大地電位に接続されている。複合碍子5の第1端部には第1スパーク電極6が取り付けられている。複合碍子5の第2端部には、第2スパーク電極7を有するサージアレスタ9が取り付けられている。スパーク電極6,7間の間隙がスパークギャップ11を形成する。従って、複合碍子5は、一方ではスパーク電極6およびサージアレスタ9の取り付けを可能にし、同時にその複合碍子の長さによりスパーク電極6および7の間隔を確定し、従ってスパークギャップ11の長さを確定する。
【0031】
図2は、本発明の別の実施形態を示し、
図1に比べると鉄塔が破断により一部しか示されていない。ここでは、
図1と違って、複合碍子5の第1および第2端部に、スパーク電極6,7を有するサージアレスタ9,10が取り付けられている。
【0032】
図3は、
図2の避雷器装置8の詳細図を示す。ここでは複合碍子5が長幹碍子として示されている。このような長幹碍子は、ガラス繊維強化プラスチック製の芯材を有し、その上に大抵はシリコンからなる保護外被が施されている。保護外被は、大抵は表面漏れ距離を長くするために傘状部を有する。複合碍子5は第1端部に固定装置12を有する。固定装置12に配設された保持装置23を介して、避雷器装置8が架空線2に懸装されている。第1固定装置12も第2固定装置13も、それぞれ1つの固定用アーム25,26を有する。固定用アーム25,26には、それぞれの一端にサージアレスタ9,10が取り付けられている。
【0033】
固定用アーム25,26は、複合碍子5の取り付け点から複合碍子5の両側へ延びているとよい。複合碍子5の一方側では、サージアレスタ9が、又はこの場合におけるように2つのサージアレスタ9,10が取り付けられている。反対側の端部には避雷器装置8の他の部品を取り付けることができる。そこには、例えば、ここに図示しているように、過電圧時に発生するアークを案内して複合碍子5から遠ざけるアーク電極17,18を配置するとよい。その場合に、アーク電極17,18の間隔は、複合碍子5の長さよりも短く、スパークギャップ11よりも長い。
【0034】
固定用アーム25,26の一方又は両方の端部に磁界制御要素が取り付けられているとよい。ここでは、固定用アーム25,26の端部のうちサージアレスタ9,10側とは反対側の端部に丸みのある金属板が配置されており、それによって電圧ピークが防止される。
【0035】
各サージアレスタ9,10は、固定用アーム25,26に取り付けられた方の端部とは反対側の端部に、スパーク電極6,7を有する。スパーク電極6,7は互いに間隔をあけられている。この間隔がスパークギャップ11を形成する。サージアレスタ9,10は、天候条件から保護するための電気絶縁性の保護ハウジングを有する。保護ハウジングの内部には、ここには図示されていないバリスタが配置されている。両サージアレスタ9,10はスパークギャップ11を介して互いに離間されている。サージアレスタ9,10は、それらの長手軸線21が複合碍子の長手軸線30に対して或る角度を有するように、固定用アーム25,26に配置されている。その角度は、ここでは約45°であるが、30°と60°との間にあるとよい。スパーク電極6,7は、それぞれサージアレスタ9,10の一端に配置されている。スパーク電極6,7の長手軸線22は、サージアレスタ9,10の長手軸線21に対して傾斜している。とりわけ、スパーク電極6,7がサージアレスタ9,10に次のように配置されているとよい。即ち、スパーク電極6,7がそれぞれサージアレスタ9,10の回転軸線21の周りに回転可能であるように配置されている。それによって、スパーク電極6,7の間隔、従ってスパークギャップ11の長さを微調整することができる。固定用アーム25は導電材料から成り、固定装置12および保持装置23を介してサージアレスタを架空線2に電気的に接続することを具現し、従ってサージアレスタを高電圧電位に電気的に接続することを具現する。複合碍子5の第2端部において第2固定装置13を介して固定用アーム26に取り付けられたサージアレスタ9は、接地ケーブル16により、大地につながる鉄塔又は鉄塔腕金20に接続されている。
【符号の説明】
【0036】
1 碍子装置
2 架空線
3 架空線鉄塔
4 支持碍子
5 複合碍子
6 スパーク電極
7 スパーク電極
8 避雷器装置
9 サージアレスタ
10 サージアレスタ
11 スパークギャップ
12 固定装置
13 固定装置
17 アーク電極
18 アーク電極
20 腕金
21 長手軸線
22 長手軸線
23 保持装置
25 固定用アーム
26 固定用アーム
30 長手軸線