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特許6643568不揮発制御によるRFモジュール初期化システム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6643568
(24)【登録日】2020年1月9日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】不揮発制御によるRFモジュール初期化システム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/14 20060101AFI20200130BHJP
   G06F 1/3215 20190101ALI20200130BHJP
   G06F 1/3234 20190101ALI20200130BHJP
   G06F 13/12 20060101ALI20200130BHJP
【FI】
   G06F13/14 330B
   G06F1/3215
   G06F1/3234
   G06F13/14 330E
   G06F13/12 340C
【請求項の数】8
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2015-161653(P2015-161653)
(22)【出願日】2015年8月19日
(65)【公開番号】特開2016-45954(P2016-45954A)
(43)【公開日】2016年4月4日
【審査請求日】2018年6月20日
(31)【優先権主張番号】201410408765.9
(32)【優先日】2014年8月19日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201510395055.1
(32)【優先日】2015年7月7日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】000116024
【氏名又は名称】ローム株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】502192546
【氏名又は名称】清華大学
【氏名又は名称原語表記】Tsinghua University
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】特許業務法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】王 逸群
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 勇攀
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ ▲華▼中
(72)【発明者】
【氏名】盛 ▲驍▼
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲澤▼▲偉▼
(72)【発明者】
【氏名】武 通▲達▼
(72)【発明者】
【氏名】王 忠俊
(72)【発明者】
【氏名】内貴 崇
(72)【発明者】
【氏名】谷内 光治
【審査官】 田名網 忠雄
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2008/0242347(US,A1)
【文献】 特開2013−229752(JP,A)
【文献】 特開2013−041390(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/26−1/32
G06F 11/14
G06F 13/10−13/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の不揮発性フリップフロップと1つの不揮発性リードライトコントローラーとを備える不揮発性メモリアレイが、RFモジュールを初期化する構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーから前記不揮発性フリップフロップへ不揮発的にバックアップすること(S1)と、
前記不揮発性リードライトコントローラーが電源オン命令を受信すると、前記構成情報を前記不揮発性フリップフロップから読み出して前記不揮発性リードライトコントローラーに書き込む処理である前記不揮発性フリップフロップに対するリストアを実行することと、
RFモジュール初期化アクセラレーターが、電源オン命令を受信すると、前記リストアにより前記不揮発性メモリアレイから読み出されて前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に記憶された前記構成情報を読み取り、該構成情報を前記RFモジュールに送信して、該RFモジュールを初期化すること(S2)と、
前記電源オン命令よりも前に行われる初回初期化プロセスには、前記不揮発性メモリアレイの外部のプロセッサーが前記構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に書き込むことと、
を含むことを特徴とする、不揮発制御によるRFモジュール初期化方法。
【請求項2】
複数の不揮発性フリップフロップと1つの不揮発性リードライトコントローラーとを備え、RFモジュールを初期化する構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーから前記不揮発性フリップフロップへ不揮発的にバックアップし、電源オン命令を受信すると、前記不揮発性リードライトコントローラーにより前記構成情報を前記不揮発性フリップフロップから読み出して前記不揮発性リードライトコントローラーに書き込む処理である前記不揮発性フリップフロップに対するリストアを実行する不揮発性メモリアレイと、
電源オン命令を受信すると、前記リストアにより前記不揮発性メモリアレイから読み出されて前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に記憶された前記構成情報を読み取るとともに、該構成情報をフロントエンドインタフェース回路に送信する再構成可能RFモジュールコントローラーと、
前記構成情報を所定のプロトコルに基づいて前記RFモジュールに送信して、該RFモジュールを初期化する前記フロントエンドインタフェース回路と、
前記電源オン命令よりも前に行われる初回初期化プロセスには、前記構成情報を前記不揮発性リードライトコントローラーに揮発的に書き込むプロセッサーと、
を備えることを特徴とする、不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項3】
前記不揮発性リードライトコントローラーは、電源オフ命令を受信すると、前記構成情報のデータ量基づいて、該構成情報をバックアップする不揮発性フリップフロップを決定するとともに該不揮発性フリップフロップに所定のシーケンスの制御信号を送信し、それによって、該不揮発性フリップフロップに該構成情報をバックアップさせることを特徴とする、請求項に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項4】
前記再構成可能RFモジュールコントローラーは、
初期化の必要な対象RFモジュールのタイプに基づいてゲートアレイ論理機能と接続関係のプログラミングを行って、前記フロントエンドインタフェース回路と該対象RFモジュールとが対応するように切り替える不揮発性FPGAと、
前記不揮発性FPGAのプログラミング情報を自身の揮発性記憶部に記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該プログラミング情報を前記揮発性記憶部から自身の不揮発性記憶部へバックアップし、電源オン命令を受信すると、該プログラミング情報を前記不揮発性記憶部から前記揮発性記憶部へリストアする不揮発性プログラミング情報メモリと、
を備えることを特徴とする、請求項2に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項5】
前記プロセッサーは、受信した書込み命令に基づいて前記構成情報を前記不揮発性メモリアレイに書き込み、受信した起動命令又は停止命令に基づいて前記再構成可能RFモジュールコントローラーを起動又は停止し、受信した制御命令に基づいて該再構成可能RFモジュールコントローラーが受信操作又は送信操作をするように制御するとを特徴とする、請求項2に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項6】
前記プロセッサーからの選択命令に基づいて前記再構成可能RFモジュールコントローラーに選択信号を送信し、それによって、該再構成可能RFモジュールコントローラーが前記不揮発性メモリアレイから対象構成情報を読み取るとともに、対象RFモジュールを初期化するRFモジュールセレクターを更に備えることを特徴とする、請求項に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項7】
前記再構成可能RFモジュールコントローラーは、前記フロントエンドインタフェース回路が前記RFモジュールからRF送受信データを読み取り、読み取ったデータを取得して前記不揮発性メモリアレイに記憶するように制御することを特徴とする、請求項2に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【請求項8】
前記フロントエンドインタフェース回路は、前記対象構成情報に基づいて、前記対象RFモジュールに対応するように、フロントエンドインタフェースのタイプを切り替えることを特徴とする、請求項に記載の不揮発制御によるRFモジュール初期化システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信技術分野に関し、具体的には、不揮発制御によるRFモジュール初期化システム及び不揮発制御によるRFモジュール初期化方法に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイルインターネット及びモノのインターネットの出現に伴って、しだいに無線通信が情報を取得し伝播する主なルートとなってきた。ユーザーのモバイルデバイス及びモノのインターネットの多数の端末には、WiFi、ブルートゥース、Zigbee(登録商標)、3G、LTEのRFフロントエンド等の種々の無線RFモジュールが集積化されている。これらのRFモジュールは、それぞれのチャネル条件において良好なサービスを提供するために、動作時に消費電力が大きくなるものであり、スマート端末全体の消費電力においても比較的大きな割合を占めている。しかしながら、デバイスの小型化、コスト低減の傾向に伴って、スマート端末の蓄電素子はますます小さくなり、エネルギーはますます限られてきており、ひいては、太陽エネルギー、振動等の環境発電のエネルギー供給モデルが採用される。このため、スマート端末には、消費電力をより少なくするとともに、エネルギー供給が不足した条件下、電力供給が途切れた条件下で動作する能力を有することが求められている。RFモジュールはそれ自体の消費電力が比較的大きいので、頻繁に電源オフされ、必要な場合のみ電源オンされるようにして、スマート端末の平均消費電力を低減し、連続待受時間及び動作寿命を向上させている。RFモジュールの電源オフ後の電源オン時は、初期化プロセスを実行する必要がある。すなわち、構成情報とキャッシュデータとを改めて書き込む必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のスマート端末では、RFモジュールの初期化プロセスはプロセッサーがソフトウェア処理により実行しており、このためにプロセッサーが先ず初期化され起動されたのち、そのソフトウェアによってRFモジュールが初期化される必要がある。このように初期化プロセスに時間を要すると、エネルギーの消費が比較的大きくなってしまう。環境発電を採用した端末では、時間のオーバーヘッド及びエネルギーの消費が多くなってしまい、さらにはRFモジュールの起動動作ができなくなってしまうことにつながる。
【0004】
本発明は、どのように電源オフ時に電源オフ前のデータを保存し、電源オン後にRFモジュールを高速で初期化して、時間のオーバーヘッド及びエネルギーの消費を低減させるかという課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これを目的として、本発明は、
不揮発性メモリアレイが、RFモジュールを初期化する構成情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該構成情報をバックアップすること(S1)と、
RFモジュール初期化アクセラレーターが、電源オン命令を受信すると、前記不揮発性メモリアレイから前記構成情報を読み取り、該構成情報を前記RFモジュールに送信して、該RFモジュールを初期化すること(S2)と、
を含む、不揮発制御によるRFモジュール初期化方法を提供する。
【0006】
また、本発明は、RFモジュールを初期化する構成情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該構成情報をバックアップする不揮発性メモリアレイと、電源オン命令を受信すると、前記不揮発性メモリアレイから前記構成情報を読み取るとともに、該構成情報をフロントエンドインタフェース回路に送信する再構成可能RFモジュールコントローラーと、前記構成情報を所定のプロトコルに基づいて前記RFモジュールに送信して、該RFモジュールを初期化する前記フロントエンドインタフェース回路とを備える、不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを更に提供する。
【0007】
前記不揮発性メモリアレイは、不揮発性メモリー又は不揮発性レジスタセットであり、前記不揮発性レジスタセットは、複数の不揮発性フリップフロップと、1つの不揮発性リードライトコントローラーとを備えることが好ましい。
【0008】
前記不揮発性リードライトコントローラーは、電源オフ命令を受信すると、前記構成情報のデータ量及び/又は複雑性に基づいて、該構成情報をバックアップする不揮発性フリップフロップを決定するとともに該不揮発性フリップフロップに所定のシーケンスの制御信号を送信し、それによって、該不揮発性フリップフロップに該構成情報をバックアップさせることが好ましい。
【0009】
前記再構成可能RFモジュールコントローラーは、初期化の必要な対象RFモジュールのタイプに基づいてプログラミングを行って、前記フロントエンドインタフェース回路と該対象RFモジュールとが対応するように切り替える不揮発性FPGAと、前記不揮発性FPGAのプログラミング情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、該プログラミング情報をバックアップし、電源オン命令を受信すると、該プログラミング情報をリストアする不揮発性プログラミング情報メモリーとを備えることが好ましい。
【0010】
前記フロントエンドインタフェース回路は、前記RFモジュールから読み取ったRF送受信データを記憶するデータキャッシュと、直並列変換器とを備えることが好ましい。なお、前記直並列変換器は、前記フロントエンドインタフェース回路が受信したシステムクロックを周波数分割し、シリアルポートクロック信号を取得し、該シリアルポートクロック信号を入出力シフターに送信する周波数分割器と、シリアルポートデータ信号を発生させる前記入出力シフターと、前記シリアルポートクロック信号と前記シリアルポートデータ信号とを揃えて、前記所定のプロトコルと一致する波形を生成するシーケンス制御回路とを有する。
【0011】
受信した書込み命令に基づいて前記構成情報を前記不揮発性メモリアレイに書き込み、受信した起動命令又は停止命令に基づいて前記再構成可能RFモジュールコントローラーを起動又は停止し、受信した制御命令に基づいて該再構成可能RFモジュールコントローラーが受信操作又は送信操作をするように制御するプロセッサーを更に備えることが好ましい。
【0012】
前記プロセッサーからの選択命令に基づいて前記再構成可能RFモジュールコントローラーに選択信号を送信し、それによって、該再構成可能RFモジュールコントローラーが前記不揮発性メモリアレイから対象構成情報を読み取るとともに、対象RFモジュールを初期化するRFモジュールセレクターを更に備えることが好ましい。
【0013】
さらに、前記再構成可能RFモジュールコントローラーは、前記フロントエンドインタフェース回路が前記RFモジュールからデータを読み取り、読み取ったデータを取得して前記不揮発性メモリアレイに記憶するように制御することが好ましい。
【0014】
さらに、前記フロントエンドインタフェース回路は、前記対象構成情報に基づいて、前記対象RFモジュールに対応するように、フロントエンドインタフェースのタイプを切り替えることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
上述の技術的解決手段により、プロセッサーが改めて構成情報を生成して初期化することなく、システムの電源オフ後にRFモジュールを初期化する構成情報をバックアップし、電源オン後に高速で構成情報をリストアしてRFモジュールを初期化することができ、それによって、RFモジュールの初期化速度が引き上げられ、ノードのエネルギー消費が低減されるとともに、種々のRFモジュールの初期化をサポートし、ハードウェアのリソースが節減され、システムの拡張性を向上させることができる。
【0016】
図面を参照することによって本発明の特徴及び利点をより明確に理解し得るが、図面は模式的なものであって、本発明に対する何らかの限定であると理解すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化方法を模式的に示すフローチャートである。
図2A】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを示す構成模式図である。
図2B】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを示す構成模式図である。
図2C】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを示す構成模式図である。
図3】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを示す具体的構成模式図である。
図4】本発明の一実施形態に係る不揮発性メモリアレイを示す構成模式図である。
図5】本発明の一実施形態に係る再構成可能RFモジュールコントローラーを示す構成模式図である。
図6】本発明の一実施形態に係るフロントエンドインタフェース回路を示す構成模式図である。
図7A】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを模式的に示す動作フローチャートである。
図7B】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを模式的に示す動作フローチャートである。
図7C】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを模式的に示す動作フローチャートである。
図7D】本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムを模式的に示す動作フローチャートである。
図8】本発明の一実施形態に係る初期化時間と従来技術における初期化時間との比較を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の上述の目的、特徴及び利点をより明確に理解することができるように、以下、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。矛盾しない場合には本願の実施形態及び実施形態における特徴は互いに組み合わせてもよいことを説明しておく。
【0019】
以下の記載では、本発明を十分に理解するように、細部を具体的かつ詳細に説明しているが、本発明は本記載とは異なる他の形態を用いて実施してもよく、したがって、本発明の保護範囲は以下に開示される具体的な実施形態の制限を受けるものではない。
【0020】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るRFモジュール初期化方法は、不揮発性メモリアレイが、RFモジュールを初期化する構成情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、構成情報をバックアップすること(S1)と、RFモジュール初期化アクセラレーターが、電源オン命令を受信すると、上記不揮発性メモリアレイから上記構成情報を読み取り、上記構成情報を上記RFモジュールに送信して、上記RFモジュールを初期化すること(S2)とを含む。
【0021】
図2Aに示すように、本実施形態におけるRFモジュールは、RFモジュール初期化アクセラレーターを通じて初期化をすることができる。先ず不揮発性メモリアレイがRFモジュール初期化アクセラレーターに具体的な構成データを送信し、その後、RFモジュール初期化アクセラレーターが該当するRFモジュールに具体的な初期化リードライト制御データを送信し、それによって、該当するRFモジュールを初期化する。
【0022】
なお、不揮発性メモリアレイとRFモジュール初期化アクセラレーターとは、1つのRFモジュール初期化システムを構成してRFモジュールを初期化することができる。
【0023】
図2Bに示すように、本発明の一実施形態に係るRFモジュール初期化システムと具体的に初期化するRF回路とは1枚のチップに設けてもよく、システムとRFモジュールとはチップ上の高速の相互接続線を用いてデータ伝送をすることによって、RFモジュールの初期化速度を更に引き上げることができる。
【0024】
図2Cに示すように、本発明の一実施形態に係るRFモジュール初期化システムとRFモジュールとは2枚のチップに別個に設けてもよく、2枚のチップは特定の構成を通じて接続されており、このような接続構成は1つのRFモジュール初期化システムが複数のRFモジュールチップを初期化するようにサポートして、初期化操作をより柔軟にすることができる。
【0025】
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る不揮発制御によるRFモジュール初期化システムは、具体的には、RFモジュールを初期化する構成情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、構成情報をバックアップする不揮発性メモリアレイ11と、電源オン命令を受信すると、不揮発性メモリアレイから構成情報を読み取るとともに、構成情報をフロントエンドインタフェース回路13に送信する再構成可能RFモジュールコントローラー12と、所定のプロトコルに基づいて構成情報をRFモジュールに送信して、RFモジュールを初期化するフロントエンドインタフェース回路13とを備えている。
【0026】
なお、不揮発性メモリアレイ11は、具体的にはハードウェアである再構成可能RFモジュールコントローラー12を通じてRFモジュールを初期化し、ハードウェアを通じてデータ伝送及びインタフェース切替えを実現し、さらには、RFモジュールをリードライト操作して、初期化速度を引き上げることができる。
【0027】
詳細には、初期化するRFモジュールは複数であってもよく、それぞれのRFモジュールは同じタイプのものであっても、異なるタイプのものであってもよい。システムは、不揮発性メモリアレイ11、再構成可能RFモジュールコントローラー12及びフロントエンドインタフェース回路13に加えて、プロセッサー14と、RFモジュールセレクター15とを更に備えている。本実施形態における再構成可能RFモジュールコントローラー12と、フロントエンドインタフェース回路13と、RFモジュールセレクター15とは、図2AにおけるRFモジュール初期化アクセラレーターの関連機能を共に実現することができる。
【0028】
不揮発性メモリアレイ11は、不揮発性メモリー又は不揮発性レジスタセットであり、不揮発性レジスタセットは、複数の不揮発性フリップフロップと、1つの不揮発性リードライトコントローラーとを備えることが好ましい。
【0029】
不揮発性リードライトコントローラーは、電源オフ命令を受信すると、構成情報のデータ量及び/又は複雑性に基づいて、構成情報をバックアップする不揮発性フリップフロップを決定するとともに不揮発性フリップフロップに所定のシーケンスの制御信号を送信し、それによって、不揮発性フリップフロップに構成情報をバックアップさせることが好ましい。
【0030】
不揮発性メモリアレイ11はバイトアドレスでアクセスしてもよく、そのサイズ及び構成はアプリケーション及び選択されるモジュールのタイプによって決定される。無線センサネットワークアプリケーションを例にすると、プロセッサーには8ビットのC8051を選択し、RFモジュールにはZigbee TI−CC2420を選択する。構成情報及びシングルフレームのパケットの内容は多くはないので、不揮発性メモリアレイ11は8ビットのビット幅、7〜8ビットのアドレス線の構成を選択することができ、記憶領域は128バイト又は256バイトとする。不揮発性メモリアレイ11は、2つのアドレス空間に分けることができ、このうち、低アドレス空間はRFモジュールの構成情報を保存し、高アドレス空間はパケットのデータを保存しておく。ほとんどのRFモジュールの構成情報量が少ないことを考えると、例えばTI−CC2420モジュールの構成情報はわずか16〜18バイトしか必要ないので、構成情報に割り当てる記憶領域は32バイトが好ましく、残りの記憶領域はパケットに割り当てる。
【0031】
不揮発性メモリアレイ11が不揮発性レジスタセットである場合には、この不揮発性レジスタセットは複数の不揮発性フリップフロップと1つの不揮発性リードライトコントローラーから構成されており、具体的な構成は図4に示されている。不揮発性フリップフロップにはハイブリッド回路の構成を採用しており、一般のマスタースレーブ型フリップフロップと不揮発性メモリーセルとの組合せからなり、全てのフリップフロップが1つの不揮発性リードライトコントローラーにより電源オフバックアップ操作及び電源オンリストア操作を制御され、電源オフの際にデータが並行的に不揮発性メモリーセルにバックアップされ得るように保証されている。不揮発性リードライトコントローラーは有限状態機械であり、電源オフ命令又は電源オン命令を受信すると、特定のシーケンスのリードライト制御信号を発生し不揮発性フリップフロップに与えて、不揮発性フリップフロップに対するデータのバックアップ及びリストアを実行する。
【0032】
不揮発性メモリアレイ11はFLASH、強誘電体メモリー、磁気メモリー等であってもよい。不揮発性メモリアレイ11は不揮発性であるので、電源オフ後も不揮発性メモリアレイ11に保存されたデータは失われず、再度電源をオンにすると、以前に保存されたデータを直接にリストアして操作を続けることができ、それによって、RFモジュールを高速で初期化して、頻繁に電源がオフされる条件下において安定的に動作させ、休止(電源オフ)及びレジューム(電源オン)の高速化と、休止レジュームのエネルギー消費の低減とを実現することができる。
【0033】
図5に示すように、再構成可能RFモジュールコントローラー12は、初期化の必要な対象RFモジュールのタイプに基づいてプログラミングを行って、フロントエンドインタフェース回路13と対象RFモジュールとが対応するように切り替える不揮発性FPGAと、上記不揮発性FPGAのプログラミング情報を記憶するとともに、電源オフ命令を受信すると、上記プログラミング情報をバックアップし、電源オン命令を受信すると、上記プログラミング情報をリストアする不揮発性プログラミング情報メモリーとを備えることが好ましい。
【0034】
再構成可能RFモジュールコントローラー12は再構成可能なものであるので、実際の必要性に応じてそのロジックを改めて構成し、外部で使用されるRFモジュールのタイプに基づいて該当する制御回路を動的に切り替え、RFモジュールに対するハードウェアの初期化機能を実現することができる。具体的には1つの不揮発性FPGAと不揮発性プログラミング情報メモリー(例えばEEPROM)から構成されており、なお、不揮発性FPGAはチップでもよく、具体的な回路モジュールでもよい。不揮発性プログラミング情報メモリーも電源オフ後に改めて電源オンした際に、プログラミング情報を高速にリストアすることができるので、フロントエンドインタフェース回路13を高速に切り替え、RFモジュールの初期化速度が更に引き上げられる。
【0035】
再構成可能RFモジュールコントローラー12は外部で使用されるRFモジュールのタイプに基づいて該当する制御回路を動的に切り替え、種々のRFモジュールに対するハードウェア初期化機能を実現することができる。なお、FPGAは新しいRFモジュールについて柔軟にプログラミングをすることもできるし、再構成可能なことによってハードウェアリソースを大きく節減することもできる。不揮発性プログラミング情報メモリーはそれぞれのRFモジュールの再構成可能な構成情報を保存しておくのに用いられる。
【0036】
単一のRFモジュールについては、有限状態機械により実現することができるように制御し、有限状態機械はRFモジュールの初期化プロセスを完全にシミュレートすることができる。TI−CC2420のRFモジュールを例にすると、有限状態機械はチャネル選択、アドレスデコーダのターンオン、チャネルのアイドル閾値の設定、水晶振動子の起動、ベースバンドのFIFOの充填、リスニングステートへの移行等の一連の初期化プロセスを実行することができる。特定のRFモジュールについては、初期化プロセスは変わらないので、コントローラーはハードウェア化された有限状態機械を用いて完全に実現することができる。
【0037】
また、それぞれのRFモジュールについては、初期化プロセスにおける多くのステップが同じであり、レジスタのアドレスとレジスタの構成フォーマットのみやや違いがあり、このような場合には、それぞれのRFモジュール間では多くのハードウェアセルを多重使用することができ、RFモジュール毎に有限状態機械を改めて設計する必要はなく、違う部分のみの再構成の設計をするだけでよい。このような再構成可能な設計はFPGAを用いると便利に実現することができる。FPGAでは、コントローラーは固定ロジックと再構成可能ロジックとにより構成される。合成ツールの最適化において、同一のハードウェア構成は可能な限り多重使用され、固定ロジックとして不揮発性FPGAに残される。一方、異なるハードウェア構成は再構成可能ロジックとしてオンライン設定される。RFモジュールを切り替える場合には、不揮発性メモリーから構成情報を読み取る必要があり、FPGAの再構成可能ロジックに対するハードウェア構成が実行される。
【0038】
FPGAを使用することにより、それぞれのRFモジュールについて柔軟にプログラミングをすることもできるし、再構成可能なことによってハードウェアリソースを大幅に節減することもできる。不揮発性プログラミング情報メモリーは小容量の不揮発性メモリーであり、それぞれのRFモジュールの再構成可能な構成情報を便利に保存しておくことができる。
【0039】
さらに、このFPGAは不揮発性FPGAとすることができ、不揮発性FPGAの論理セルにはゲートアレイと不揮発性メモリーセルとが含まれる。ゲートアレイ論理機能と接続関係とを表す構成情報が不揮発性メモリーセルに保存されており、それによって、電源オフ時にはハードウェア情報を自動的にバックアップすることができ、電源オン時には例えば数十マイクロ秒という時間内にハードウェア構成をリストアすることができ、システム全体の初期化プロセスの性能が更に向上し、バックアップ操作及びリストア操作が電源オフ命令又は電源オン命令によりトリガーされる。
【0040】
図6に示すように、フロントエンドインタフェース回路13は、RFモジュールから読み取ったRF送受信データを記憶するデータキャッシュと、直並列変換器とを備えることが好ましい。この直並列変換器は、フロントエンドインタフェース回路が受信したシステムクロックを周波数分割し、シリアルポートクロック信号を取得し、シリアルポートクロック信号を入出力シフターに送信する周波数分割器と、シリアルポートデータ信号を発生させる入出力シフターと、シリアルポートクロック信号とシリアルポートデータ信号とを揃えて、所定のプロトコルと一致する波形を生成するシーケンス制御回路とを有する。
【0041】
フロントエンドインタフェース回路13は再構成可能RFモジュールコントローラー12で発生した制御データをRFモジュールが識別可能なインタフェース信号に変換する。フロントエンドインタフェース回路13は再構成可能RFモジュールコントローラー12又はプロセッサー14からパラレルデータを受け取り、一般にSPI、I2C又はUSBのシリアルポートを主とする汎用インタフェースを通じてデータをRFモジュールに送信する。実際のアプリケーションでは、構成するRFモジュールのタイプに応じてインタフェースのタイプを切り替えることができる。具体的な通信プロトコルは再構成可能RFモジュールコントローラー12又はプロセッサー14により構成される。
【0042】
フロントエンドインタフェース回路13はデータキャッシュと直並列変換器とから構成される。データキャッシュはシリアル送信すべきデータを保存しておくのに用いられ、一定のサイズのレジスタセットから構成される。直並列変換器は周波数分割器と、入出力シフターと、シーケンス制御回路とを有している。周波数分割器はシステムクロックを周波数分割し、シリアルポートクロック信号を発生させるとともに、シフターにクロック信号を提供する。入出力シフターはシリアルポートデータ信号を発生させるのに用いられ、シーケンス制御回路はシリアルポートクロック信号とシリアルポートデータ信号とを揃えて、特定の通信プロトコルを満たす波形を生成する。
【0043】
受信した書込み命令に基づいて構成情報を不揮発性メモリアレイ11に書き込み、受信した起動命令又は停止命令に基づいて再構成可能RFモジュールコントローラー12を起動又は停止し、受信した制御命令に基づいて再構成可能RFモジュールコントローラー12が送受信操作をするように制御するプロセッサー14を更に備えることが好ましい。
【0044】
プロセッサー14はシステムバスを通じて他のモジュールと通信をし、バスのタイプはプロセッサー14のタイプに応じて具体的に選択することができる。例えばプロセッサー14のタイプはC8051又はARM CortexMxとし、WISHBONEバス又はAMBAバス等を選択することができる。システムバスは8ビット〜32ビットのアドレス線と、8ビット〜32ビットのデータ線と、ハンドシェイク信号とを少なくとも有している。プロセッサー14は汎用バスインタフェースを用いてシステムバスに接続しており、スレーブデバイスは不揮発性メモリアレイ11、RFモジュールセレクター15及びフロントエンドインタフェース回路13とする。同一の時間には1台のスレーブデバイスしかマスタデバイスと通信することが許容されない。RFモジュールのタイプが再構成可能RFモジュールコントローラー12の構成可能な範囲にない場合には、スレーブデバイスはフロントエンドインタフェース回路13であり、プロセッサー14はバイパスを通じてフロントエンドインタフェース回路13とRFモジュールとの通信を直接に制御して、正常な送受信プロセスが実行される。RFモジュールのタイプが再構成可能RFモジュールコントローラー12の構成可能な範囲にある場合には、スレーブデバイスは不揮発性メモリアレイ11及びRFモジュールセレクター15であり、プロセッサー14はデータを不揮発性メモリアレイ11に送信し、再構成可能RFモジュールコントローラー12がRFモジュールに対する通信を実行する。このようにすると、そのデバイスの構成情報の不揮発化及び高速初期化をサポートすることができる。
【0045】
プロセッサーからの選択命令に基づいて再構成可能RFモジュールコントローラーに選択信号を送信し、それによって、再構成可能RFモジュールコントローラーが不揮発性メモリアレイから対象構成情報を読み取るとともに、対象RFモジュールを初期化するRFモジュールセレクター15を更に備えることが好ましい。
【0046】
RFモジュールセレクター15は、RFモジュールの選択情報を記憶する不揮発性レジスタとすることができ、プロセッサー14を通じてのみ構成の書き込みをすることができる。RFモジュールセレクター15は、FPGAの構成情報を選択する選択信号を再構成可能RFモジュールコントローラー12に提供する。ユーザーが具体的なRFモジュールのタイプに基づいて該当する制御ロジックを構成するのに有益である。
【0047】
この不揮発性レジスタはハイブリッド型の不揮発性フリップフロップから構成されており、不揮発性リードライトコントローラーがデータのバックアッププロセス及びリストアプロセスを制御しており、その構成は不揮発性メモリアレイにおける不揮発性レジスタセットの構成と同じである。
【0048】
さらに、再構成可能RFモジュールコントローラーは、フロントエンドインタフェース回路がRFモジュールからデータを読み取り、読み取ったデータを取得して不揮発性メモリアレイに記憶するように制御することが好ましい。
【0049】
さらに、フロントエンドインタフェース回路は、対象構成情報に基づいて、対象RFモジュールに対応するように、フロントエンドインタフェースのタイプを切り替えることが好ましい。
【0050】
上述のRFモジュール初期化システムの具体的な動作プロセスは、図7A図7Dに示す通りである。なお、RFモジュールの初期化には2種類の場合が含まれる。すなわち、第1の場合はシステムのRFモジュールに対する初回初期化であり、RFモジュールに対するパラメーター構成を実行する。第2の場合はシステムの電源オフ後のRFモジュールに対する電源オン時の初期化であり、RFモジュールに対する構成情報のリストアを実行する。図7Aは概括的にシステムの4つサブプロセス、すなわち、初回初期化と、RF送受信と、電源オフバックアップと、電源オンリストアとを示している。プロセッサー14は該当するRFモジュールを選択した後、先ず初回初期化プロセスを実行し、その後、RF送受信プロセスに移行する。電源オフ命令を受信した後に、電源オフバックアッププロセスに移行する。システムは電源オフ時に電源オン命令を受信した後に、電源オンリストアプロセスに移行する。電源オフ命令及び電源オン命令はプロセッサー14が発生させてもよく、関連のアプリケーションの消費電力管理モジュールが発生させてもよい。
【0051】
具体的には、図7Bに示すように、初回初期化プロセスには、プロセッサー14がシステムバスを通じてRFモジュールの構成情報を不揮発性メモリアレイ11に書き込むことと、プロセッサー14が、該当するRFモジュールを選択するRFモジュールセレクター15を構成することと、プロセッサー14が再構成可能RFモジュールコントローラー12を起動して、再構成可能RFモジュールコントローラー12が再構成可能ロジックの読込みを実行することと、プロセッサー14が再構成可能RFモジュールコントローラー12の有限状態機械を起動して、再構成可能RFモジュールコントローラー12がRFモジュールの構成を実行し、再構成可能RFモジュールコントローラー12が初期化実行信号を発生させてプロセッサー14に提供することとが含まれる。
【0052】
具体的なRF送受信プロセスには、ソフトウェアが制御するプロセスと、ハードウェアが制御するプロセスとが含まれる。なお、ハードウェアが制御する送受信プロセスとは、プロセッサー14がバスを通じて送信パケットを不揮発性メモリアレイ11に書き込むことが含まれる、再構成可能RFモジュールコントローラー12により制御される送受信プロセスと、プロセッサー14が再構成可能RFモジュールコントローラー12の有限状態機械を起動し、再構成可能RFモジュールコントローラー12が送受信操作を自動的に行い、再構成可能RFモジュールコントローラー12がRF送受信実行信号を発生させてプロセッサー14に提供することとである。
【0053】
ソフトウェアが制御する送受信プロセスとは、プロセッサー14がバスを通じてフロントエンドインタフェース回路13を直接に構成しRF送受信の制御を実行することである。
【0054】
図7Cに示すように、具体的な電源オフバックアッププロセスには、プロセッサー14がシステムバスの通信を停止するとともに、再構成可能RFモジュールコントローラー12が不揮発性メモリアレイ11に対するリードライトを停止することと、RFモジュールを停止することと、不揮発性メモリアレイ11及びRFモジュールセレクター15がデータバックアップを実行することと、システムが電源オフすることとが含まれる。
【0055】
図7Dに示すように、具体的な電源オンリストアプロセスには、不揮発性メモリアレイ11及びRFモジュールセレクター15がデータをリストアすることと、RFモジュールが電源オンし、再構成可能RFモジュールコントローラー12が起動し、不揮発性メモリアレイ11から構成情報を読み取ることによって、RFモジュールに対する初期化構成を実行することと、再構成可能RFモジュールコントローラー12が初期化実行信号をプロセッサー14に提供することと、プロセッサー14がシステムバスをターンオンして、正常なRF送受信プロセスに移行することとが含まれる。
【0056】
図8に示すように、本発明の技術的解決手段を用いると、関連技術における初期化時間に比べて、ノードの初期化速度を約10倍程度引き上げることができる。また、制御ロジックは構成可能であり、システムの拡張性が大きく引き上げられる。
【0057】
本発明において、「複数」という用語は、別途明確に限定されない限り、2つ以上であることを意味する。
【0058】
図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、当業者は本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、種々の変更及び変形をすることができ、このような変更及び変形はいずれも添付の特許請求の範囲に限定される範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0059】
11 不揮発性メモリアレイ
12 再構成可能RFモジュールコントローラー
13 フロントエンドインタフェース回路
14 プロセッサー
15 RFモジュールセレクター
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7A
図7B
図7C
図7D
図8