特許第6643605号(P6643605)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ビックリック株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6643605-料金決済システム 図000002
  • 特許6643605-料金決済システム 図000003
  • 特許6643605-料金決済システム 図000004
  • 特許6643605-料金決済システム 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6643605
(24)【登録日】2020年1月9日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】料金決済システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/14 20120101AFI20200130BHJP
   G06Q 20/38 20120101ALI20200130BHJP
【FI】
   G06Q20/14
   G06Q20/38 340
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-4828(P2019-4828)
(22)【出願日】2019年1月16日
【審査請求日】2019年2月8日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514161257
【氏名又は名称】ビックリック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大和田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】田中 憲悟
【審査官】 岸 健司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−097662(JP,A)
【文献】 特開2018−139145(JP,A)
【文献】 特開2008−020991(JP,A)
【文献】 特開2012−216155(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0232017(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0067492(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済するための少なくとも決済用URLを含むコードを生成するコード生成工程と、
前記コード生成工程により生成された前記コードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記コード表示工程により前記空間内の前記コード表示部に表示されたコードを読み込むことにより前記決済用URLへのアクセスを行うコード読み込み工程と、
前記コード読み込み工程により読み込まれコードが有効か否かを前記管理装置に問い合わせるコード有効判定工程と、
前記コード有効判定工程によりコードが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行され
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後コードが再生成されない一方、前記コード読み込み工程におけるコードの読み込みにより前記利用者端末との間の決済処理が開始された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後、前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済が成功しないときにコードが再生成されることを特徴とする料金決済システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の料金決済システムは、空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の代金決済システムとしては、下記特許文献1に示すように、
利用者がカード決済によって取引を行う際に、店舗側に表示するQRコード(登録商標)を生成して店舗側に表示させる。そして、店舗側に表示されたQRコード(登録商標)が利用者端末装置により読み取られることによって決済が実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−216155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
かかる従来の代金決済システムによれば、クレジットカードや当該クレジットカードの情報を読み取る専用端末を用いることなく、店頭でオンライン決済を行うことが可能となるが、カード決済の度毎にQRコード(登録商標)を生成することになり、決済までに時間と手間を要することになる。
【0005】
一方で、予め固定されたQRコード(登録商標)を店舗側に設けた場合には、複製などが容易に可能となりセキュリティ上の問題がある。
【0006】
以上の事情に鑑みて、本発明は、簡易かつ確実にコードを介した決済を可能とする料金決済システムを提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明の料金決済システムは、
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済するための少なくとも決済用URLを含むコードを生成するコード生成工程と、
前記コード生成工程により生成された前記コードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記コード表示工程により前記空間内の前記コード表示部に表示されたコードを読み込むことにより前記決済用URLへのアクセスを行うコード読み込み工程と、
前記コード読み込み工程により読み込まれコードが有効か否かを前記管理装置に問い合わせるコード有効判定工程と、
前記コード有効判定工程によりコードが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行され
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後コードが再生成されない一方、前記コード読み込み工程におけるコードの読み込みにより前記利用者端末との間の決済処理が開始された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後、前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済が成功しないときにコードが再生成されることを特徴とする。
【0008】
第1発明の料金決済システムによれば、空間利用認識工程により利用者の空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済するコードが生成される。そのため、予め空間の利用によりコードが生成されているため、カード決済の度毎にコードを生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。
【0009】
一方で、コードは、空間利用認識工程により空間の利用毎に生成されるため、固定されたコードを設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
【0010】
このように、第1発明の料金決済システムによれば、簡易かつ確実にコードを介した決済が可能となる。
【0012】
さらに、第1発明の料金決済システムによれば、生成されたコードは、利用者の空間の利用の終了が認識された場合、または、コードの読み込みがあった場合に、無効化され、コード表示部に表示されたコードが削除される。そのため、コードが複製されて持ち出されることを回避することができる。
【0013】
このように、第1発明の料金決済システムによれば、簡易かつより確実にコードを介した決済が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本実施形態の料金決済システムの概要を示すシステム構成図。
図2図1の料金決済システムにおける処理内容を示すフローチャート。
図3図1の料金決済システムにおける処理内容の変更例を示すフローチャート。
図4図3の処理内容の変更例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1に示すように、本実施形態の料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用のQRコード(登録商標)を表示するコード表示部4を備える。
【0016】
ここで、空間Xとしては、例えば、ホテルの客室、飲食店の個室や座席、興行における客席のほか、美容院や英会話教室などにおける予約等など、予約により一定の空間を一定時間占有するものをすべて包含する概念である。
【0017】
まず、店舗側端末1は、例えば、POS端末であり、少なくとも各空間の利用代金を管理する装置であって、各空間Xの決済管理装置3との間で、利用代金の情報の授受を行う。
【0018】
次に、利用者端末2は、例えば、ホテルなどの客室である空間を利用するユーザのスマートフォンやタブレット等のユーザ端末であって、少なくともインターネット等のネットワークに接続可能なものである。
【0019】
次に、決済管理装置3は、各空間のコンピュータやテレビやタブレットなどのインタフェースであって、少なくともタッチパネルまたはキーボード/テンキーなどの入力手段を備え、LANに接続可能な端末である。
【0020】
決済管理装置3は、主に、決済用QRコード(登録商標)の生成およびその管理と、店舗側端末1から取得した空間Xの料金情報に基づく決済処理とをネットワーク通信により利用者端末2との間で行う。
【0021】
より具体的には、決済管理装置3は、店舗側端末1から取得した料金情報に基づいて料金画面を生成し、これをネットワーク通信により利用者端末2に表示する。
【0022】
また、決済管理装置3は、必要に応じて、各空間Xの状態(例えば、ホテルの客室の場合には『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の状態)を管理する管理コンピュータとしての機能を有することが望ましい。
【0023】
決済管理装置3は、ネットワークを介して、クレジットカード会社などの決済実行者サーバ5に接続され、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継すると共に、決済実行者サーバ5による決済結果を利用者端末2に通知する。
【0024】
なお、決済管理装置3と店舗側端末1と決済実行者サーバ5とは、その一部または全部が一体に構成されてもよい。
【0025】
コード表示部4は、例えばQRコード(登録商標)などのコードを表示する表示装置であって、コード表示のみを目的とする専用表示装置であってもよく、多目的表示装置であるディスプレイ4´であってもよい。
【0026】
なお、本実施形態では、QRコード(登録商標)を例に説明するが、コード表示部4に表示されるコードは、コード決済に対応したものであればQRコード(登録商標)に限定されるものではなく、バーコードなどの他のコードであってもよい。
【0027】
以上が本実施形態の料金決済システムである。なお、以上の構成において、利用代金決済システムの店舗側端末1、利用者端末2、決済管理装置3、決済実行者サーバ5は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、後述する各種処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、各種処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
【0028】
次に、図2および図3を参照して、以上のように構成された料金決済システムの処理内容について説明する。
【0029】
初めに、図2を参照して、決済管理装置3により実行されるQRコード(登録商標)の生成および表示処理内容を説明する。
【0030】
まず、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されると(図2/STEP11でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、QRコード(登録商標)が生成される(図2/STEP12、本発明のコード生成工程に相当する)。
【0031】
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されるまでは(図2/STEP11でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
【0032】
STEP12で、QRコード(登録商標)が生成されると、決済管理装置3は、生成したQRコード(登録商標)を利用開始した空間Xのコード表示部4に表示させる(図2/STEP13、本発明のコード表示工程に相当する)。
【0033】
次いで、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されると(図2/STEP14でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、STEP12で生成したQRコード(登録商標)を無効化し(図2/STEP15、本発明のコード無効化工程に相当する)、STEP13でコード表示部4に表示したQRコード(登録商標)を削除する(図2/STEP16、本発明のコード削除工程に相当する)。
【0034】
このように、利用者の空間Xの利用の終了が認識された場合に、そのQRコード(登録商標)が無効化され、コード表示部に表示されたQRコード(登録商標)が削除されることで、コードが複製されて持ち出されることを回避することができる。
【0035】
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されるまでは(図2/STEP14でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
【0036】
以上が、決済管理装置3により実行されるQRコード(登録商標)の生成および表示処理内容である。
【0037】
次に、図3を参照して、利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理内容を説明する。
【0038】
まず、当該空間Xの利用の決済に際して、利用者が利用者端末2を操作することにより、コード表示部4に表示されたQRコード(登録商標)が利用者端末2に読み込まれる(図3/STEP21、本発明のコード読み込み工程に相当する)。
【0039】
これにより、利用者端末2がQRコード(登録商標)に埋め込まれた決済用URLにアクセスされ、決済管理装置3との間で決済処理が開始される。
【0040】
このとき、同時に、決済管理装置3では、当該QRコード(登録商標)が無効化され(本発明のコード無効化工程に相当する)、コード表示部4に表示していたQRコード(登録商標)を削除する処理が実行される(本発明のコード削除工程に相当する)。
【0041】
このように、QRコード(登録商標)の読み込みがあった場合に、そのQRコード(登録商標)が無効化され、コード表示部に表示されたQRコード(登録商標)が削除されることで、コードが複製されて持ち出されることを回避することができる。
【0042】
なお、この場合には、決済管理装置3により、QRコード(登録商標)が再生成され、再生成されたQRコード(登録商標)が空間Xのコード表示部4に表示される。
【0043】
そして、決済管理装置3において当該QRコード(登録商標)が有効であれば(図3/STEP22でYES、本発明のコード有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(図3/STEP23、本発明の決済画面表示工程に相当する)。
【0044】
次に、利用者端末2に表示された決済画面に従って、利用者が決済処理を実行し(本発明の決済実行工程に相当する)、決済実行者サーバ5との間で決済が成功すれば(図3/STEP24でYES)、決済管理装置3は決済成功通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP25)。
【0045】
これにより、空間Xの利用代金の支払いが完了したことを以って、空間Xの利用が終了される(例えば、ホテルの客室の場合には退室に必要な処理(出入り口の解錠、車庫のシャッターのオープンなど)が実行される)。
【0046】
一方、決済実行者サーバ5との間で決済が成功しない場合(図3/STEP24でNO)、決済管理装置3は決済失敗通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP26)。
【0047】
この場合には、決済管理装置3により、QRコード(登録商標)が再生成され、再生成されたQRコード(登録商標)が空間Xのコード表示部4に表示される。
【0048】
以上が、決済管理装置3により実行されるQRコード(登録商標)の生成および表示処理内容である。
【0049】
以上説明したように、本実施形態の料金決済システムによれば、利用者の空間Xの利用が認識された場合に、該空間Xの利用代金決済するQRコード(登録商標)が生成される。そのため、予め空間Xの利用によりコードが生成されているため、カード決済の度毎にQRコード(登録商標)を生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。一方で、QRコード(登録商標)は、空間Xの利用毎に生成されるため、固定されたコードを設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
【0050】
このように、本実施形態の料金決済システムによれば、簡易かつ確実にコードを介した決済が可能となる。
【0051】
なお、本実施形態においては、決済管理装置3は、QRコード(登録商標)として、決済用URLのほか、店舗IDや客室(テーブル)ID等を識別するコードが埋め込まれるものを生成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、決済用のURLのみを生成してもよい。
【0052】
この場合には、利用者端末2から決済用のURLにアクセスがなされた後(STEP21〜22)、空間X毎に付与されたID(例えば、ホテルの客室の場合には各ホテルの客室毎に付与されたID)を入力する入力画面が表示される。ここでのIDは、固定された静的なIDであっても、利用毎または一定時間で更新される動的なIDであってもよい。
【0053】
そして、利用者がID入力画面に従ってIDを入力することで、決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(STEP23)。
【0054】
なお、本実施形態において、図3に示した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理は、図4に示すように変更されてよい。
【0055】
図4は、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。なお、図3と同一の処理については、同一のSTEP番号を付して、その説明を省略する。
【0056】
図4において、決済管理装置3において当該QRコード(登録商標)が有効であれば(図4/STEP22でYES、本発明のコード有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、(決済画面表示に代えて)会員用画面を利用者端末2に表示する(図4/STEP33)。
【0057】
次に、利用者端末2に表示された会員用画面に従って、利用者がログイン処理を実行し、決済管理装置3との間でログインが成功すれば(図4/STEP34でYES)、決済管理装置3はログイン成功通知を利用者端末2に送信し(図4/STEP35)、その会員サイトにおいて会員システムの決済処理(例えば、クレジットカードによる決済のほか、電子マネーやポイントによる清算、本発明の決済画面表示工程および決済実行工程に相当する)が実行される。
【0058】
一方、決済管理装置3との間でログインが成功しない場合(図4/STEP34でNO)、決済管理装置3はログイン失敗通知を利用者端末2に送信する(図4/STEP36)。この場合には、(図3と同様に)決済管理装置3により、QRコード(登録商標)が再生成され、再生成されたQRコード(登録商標)が空間Xのコード表示部4に表示される。
【0059】
以上が、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。
【0060】
なお、上述の各実施形態において、QRコード(登録商標)は、空間Xの利用毎に生成され(図2/STEP11,12)、その有効性が判定されるが(図3/STEP22,図4/STEP22)、これに加えてまたは代えて、生成されたQRコード(登録商標)に時間制限を設けて、制限時間内のみ有効としてもよい。これにより、複製防止をより確実に担保することが可能となる。
【符号の説明】
【0061】
1…店舗側端末、2…利用者端末、3…決済管理装置、4,4´…コード表示部、5…決済実行者サーバ、X…空間。
【要約】
【課題】簡易かつ確実にコードを介した決済を可能とする料金決済システムを提供する。
【解決手段】料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用のQRコード(登録商標)を表示するコード表示部4を備える。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4