特許第6644300号(P6644300)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6644300車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6644300
(24)【登録日】2020年1月10日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/08 20120101AFI20200130BHJP
【FI】
   G06Q10/08
【請求項の数】13
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2018-141320(P2018-141320)
(22)【出願日】2018年7月27日
(65)【公開番号】特開2020-17191(P2020-17191A)
(43)【公開日】2020年1月30日
【審査請求日】2019年7月26日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516059466
【氏名又は名称】株式会社Hacobu
(74)【代理人】
【識別番号】100122426
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 清志
(72)【発明者】
【氏名】釜井 達矢
(72)【発明者】
【氏名】松岡 崇
(72)【発明者】
【氏名】出牛 真人
【審査官】 松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−072696(JP,A)
【文献】 特開2008−033699(JP,A)
【文献】 特開2011−221804(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0004703(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムであって、
前記携帯端末は、
位置情報を取得する位置情報取得部と、
該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、
前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する画像情報受信部と、
前記サーバから受信した前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する受付情報入力部と、
該入力された前記受付に関する情報を前記サーバに送信する受付情報送信部と、
を備え、
前記物流拠点端末は、
前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する受付情報受信部と、
前記物流拠点の混雑情報を取得する混雑情報取得部と、
該受信した情報と該取得した混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記サーバに送信する接車可否情報送信部と、
を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末から前記位置情報を受信する位置情報受信部と、
前記物流拠点の位置情報を含む情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む情報を送信する画像情報送信部と、
前記携帯端末から受信した前記受付に関する情報を前記物流拠点端末に転送する受付情報転送部と、
前記物流拠点端末から受信した前記接車の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する接車可否情報転送部と、
を備え、
前記サーバは、前記携帯端末から受信した前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記画像情報送信部から前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導システム。
【請求項2】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムであって、
前記携帯端末は、
位置情報を取得する位置情報取得部と、
該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、
前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する画像情報受信部と、
前記サーバから受信した前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する受付情報入力部と、
該入力された前記受付に関する情報を前記サーバに送信する受付情報送信部と、
を備え、
前記物流拠点端末は、
前記物流拠点の混雑情報を取得する混雑情報取得部と、
該取得した混雑情報を前記サーバに送信する混雑情報送信部と、
を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末から前記位置情報を受信する位置情報受信部と、
前記物流拠点の位置情報を含む情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する受付情報受信部と、
前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む情報を送信する画像情報送信部と、
前記物流拠点端末から前記混雑情報を受信する混雑情報受信部と、
受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する接車可否情報送信部と、
を備え、
前記サーバは、前記携帯端末から受信した前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記画像情報送信部から前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導システム。
【請求項3】
前記サーバは、前記受付に関する画像情報と事前受付に関する画像情報とを含む画像情報を記憶する画像情報記憶部を備え、
前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲である場合には、前記画像情報送信部から、前記携帯端末に前記事前受付に関する画像情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の車両誘導システム。
【請求項4】
前記携帯端末の前記受付情報入力部において、入力される受付情報には、前記携帯端末の電話番号を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両誘導システム。
【請求項5】
前記携帯端末の前記受付情報入力部において、入力される受付情報には、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両誘導システム。
【請求項6】
前記サーバは、複数の前記物流拠点の識別情報と位置情報とを含む情報を紐付けて記憶するデータベースを備え、
前記位置情報受信部において受信した前記携帯端末の位置情報と前記データベース内の前記複数の前記物流拠点の位置情報とを含む情報から、受付可能な距離範囲内の前記物流拠点のリスト情報を前記画像情報送信部から前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両誘導システム。
【請求項7】
前記データベース内の情報に、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の車両誘導システム。
【請求項8】
前記データベース内の情報に、特定の前記物流拠点の情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の車両誘導システム。
【請求項9】
前記携帯端末の位置情報取得部は、GPS情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車両誘導システム。
【請求項10】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法であって、
前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、
前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、
前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、
前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、
前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、
前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末から受信した前記受付情報を前記物流拠点端末に転送する第9の工程と、
前記物流拠点端末が、前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付情報を受信する第10の工程と、
前記物流拠点端末が、前記物流拠点の混雑情報を取得する第11の工程と、
前記物流拠点端末が該受信した前記受付情報と該取得した混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記サーバに送信する第12の工程と、
前記サーバが、前記物流拠点端末から受信した前記接車の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する第13の工程と、
を備え、
前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導方法。
【請求項11】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法であって、
前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、
前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、
前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、
前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、
前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、
前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、
前記サーバが、前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する第9の工程と、
前記サーバが、前記物流拠点端末から混雑情報を受信する第10の工程と、
前記サーバが、受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する第11の工程と、
を備え、
前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導方法。
【請求項12】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記携帯端末、位置情報を取得する第1の工程と、
前記携帯端末、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、
前記サーバ、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、
前記サーバ、前記物流拠点への受付に関する画像情報を前記携帯端末に送信する第4の工程と、
前記携帯端末、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、
前記携帯端末、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、
前記携帯端末前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して入力した受付情報を前記サーバに送信する第の工程と、
前記サーバ、前記携帯端末から受信した前記受付情報を前記物流拠点端末に転送する第の工程と、
前記物流拠点端末、前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付情報を受信する第の工程と、
前記物流拠点端末、前記物流拠点の混雑情報を取得する第10の工程と、
前記物流拠点端末に、該受信した前記受付情報と該取得した混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記サーバに送信する第11の工程と、
前記サーバ、前記物流拠点端末から受信した前記接車の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する第12の工程と、
実行させ
前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とするプログラム。
【請求項13】
車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記携帯端末、位置情報を取得する第1の工程と、
前記携帯端末、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、
前記サーバ、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、
前記サーバ、前記物流拠点への受付に関する画像情報を前記携帯端末に送信する第4の工程と、
前記携帯端末、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、
前記携帯端末、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、
前記携帯端末前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して入力した受付情報を前記サーバに送信する第の工程と、
前記サーバ、前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する第の工程と、
前記サーバ、前記物流拠点端末から混雑情報を受信する第の工程と、
前記サーバ、受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する第10の工程と、
実行させ
前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、物流業界では、荷主の業態がB2B(Business to Business)からB2C(Business to Consumer)へ、さらには、オムニチャネルへと変化している。
そのため、物流拠点に多くの運搬車両が集中する事態が生じている。
こうしたことから、近年では、特に物流拠点の運営の効率化が求められている。
【0003】
また、物流拠点では、車両が物流拠点に到着すると、車両のドライバーが、受付場所において、接車指示に必要な電話番号の入手し、あるいは、呼出端末(PHS等)の受け取り、さらに、帳簿に必要な情報(運送会社の連絡先、運送会社名、荷主名、ドライバー名、ドライバーの電話番号等)を入力することにより、受付が行われている。
そのため、物流拠点における受付手続きが煩雑であった。
【0004】
こうした状況に対応し、特許文献1では、施設に入出する複数の車両のそれぞれの車番を、入場ゲート、待機場、バースに設置されたカメラで認識し、認識した車番の車両とその車両により搬送される物品との対応を登録したデータベースを用いて車両を誘導する車両誘導システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2014−172704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
物流拠点に入場した運搬車両の台数が、当該物流拠点の許容可能な運搬車両数に達した状況下や、達しそうな状況下においては、上記のように、受付に手間がかかり、その間、受付のための待機車両が発生する。
このことにより、物流拠点の周辺道路に待機駐車する車両によって、渋滞が発生して、地域住民からの苦情を招くという社会問題ともなっている。
【0007】
ところが、こうした問題は、上記特許文献1に記載の技術では、解決できないという課題がある。
また、物流拠点の混雑状況を事前にドライバーに知らせるという方法もあるが、単に、物流拠点が混雑していることが事前に分かっても、その物流拠点に向かうか否かの判断をドライバーの判断に委ねてしまうと、結局、当該物流拠点の近くで待機せざる得ない状況が発生する可能性を否定できないため、必ずしも、上記問題の解決にはならないという課題もある。
【0008】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、物流拠点付近での待機車両の低減を図る車両誘導システム、車両誘導方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムであって、前記携帯端末は、位置情報を取得する位置情報取得部と、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する画像情報受信部と、前記サーバから受信した前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する受付情報入力部と、該入力された前記受付に関する情報を前記サーバに送信する受付情報送信部と、を備え、前記物流拠点端末は、前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する受付情報受信部と、前記物流拠点の混雑情報を取得する混雑情報取得部と、該受信した情報と該取得した混雑情報とに基づいて、受付の可否に関する情報を前記サーバに送信する接車可否情報送信部と、を備え、前記サーバは、前記携帯端末から前記位置情報を受信する位置情報受信部と、前記物流拠点の位置情報を含む情報を記憶する記憶部と、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む情報を送信する画像情報送信部と、前記携帯端末から受信した前記受付に関する情報を前記物流拠点端末に転送する受付情報転送部と、前記物流拠点端末から受信した前記受付の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する接車可否情報転送部と、を備え、前記サーバは、前記携帯端末から受信した前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記画像情報送信部から前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0010】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムであって、前記携帯端末は、位置情報を取得する位置情報取得部と、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部と、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する画像情報受信部と、前記サーバから受信した前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記物流拠点への前記受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する受付情報入力部と、該入力された前記受付に関する情報を前記サーバに送信する受付情報送信部と、を備え、前記物流拠点端末は、前記物流拠点の混雑情報を取得する混雑情報取得部と、該取得した混雑情報を前記サーバに送信する混雑情報送信部と、を備え、前記サーバは、前記携帯端末から前記位置情報を受信する位置情報受信部と、前記物流拠点の位置情報を含む情報を記憶する記憶部と、前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する受付情報受信部と、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を含む情報を送信する画像情報送信部と、前記物流拠点端末から前記混雑情報を受信する混雑情報受信部と、受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する接車可否情報送信部と、を備え、前記サーバは、前記携帯端末から受信した前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記画像情報送信部から前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0011】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記サーバは、前記受付に関する画像情報と事前受付に関する画像情報とを含む画像情報を記憶する画像情報記憶部を備え、前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲である場合には、前記画像情報送信部から、前記携帯端末に前記事前受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0012】
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記携帯端末の前記情報入力部において、入力される情報には、前記携帯端末の電話番号を含むことを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0013】
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記携帯端末の前記情報入力部において、入力される情報には、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含むことを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0014】
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記サーバは、複数の前記物流拠点の識別情報と位置情報とを含む情報を紐付けて記憶するデータベースを備え、前記位置情報受信部において受信した前記携帯端末の位置情報と前記データベース内の前記複数の前記物流拠点の位置情報とを含む情報から、受付可能な距離範囲内の前記物流拠点のリスト情報を前記画像情報送信部から前記携帯端末に送信することを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0015】
形態7;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記データベース内の情報に、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含むことを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0016】
形態8;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記データベース内の情報に、特定の前記物流拠点の情報を含むことを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0017】
形態9;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記携帯端末の位置情報取得部は、GPS情報を取得することを特徴とする車両誘導システムを提案している。
【0018】
形態10;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法であって、前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から受信した前記受付情報を前記物流拠点端末に転送する第9の工程と、前記物流拠点端末が、前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付情報を受信する第10の工程と、前記物流拠点端末が、前記物流拠点の混雑情報を取得する第11の工程と、前記物流拠点端末が該受信した前記受付情報と該取得した混雑情報とに基づいて、受付の可否に関する情報を前記サーバに送信する第12の工程と、前記サーバが、前記物流拠点端末から受信した前記受付の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する第13の工程と、を備え、前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導方法を提案している。
【0019】
形態11;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法であって、前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、前記サーバが、前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する第9の工程と、前記サーバが、前記物流拠点端末から混雑情報を受信する第10の工程と、前記サーバが、受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する第11の工程と、を備え、前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とする車両誘導方法を提案している。
【0020】
形態12;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から受信した前記受付情報を前記物流拠点端末に転送する第9の工程と、前記物流拠点端末が、前記サーバから前記携帯端末において入力された前記受付情報を受信する第10の工程と、前記物流拠点端末が、前記物流拠点の混雑情報を取得する第11の工程と、前記物流拠点端末が該受信した前記受付情報と該取得した混雑情報とに基づいて、受付の可否に関する情報を前記サーバに送信する第12の工程と、前記サーバが、前記物流拠点端末から受信した前記受付の可否に関する情報を前記携帯端末に転送する第13の工程と、を備え、前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とするプログラムを提案している。
【0021】
形態13;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の運転者が携帯する携帯端末と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末と、前記携帯端末および前記物流拠点端末にネットワークを介して接続されたサーバと、を含む車両誘導システムにおける車両誘導方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記携帯端末が、位置情報を取得する第1の工程と、前記携帯端末が、該取得された前記位置情報を前記サーバに送信する第2の工程と、前記サーバが、前記携帯端末から前記位置情報を受信する第3の工程と、前記サーバが、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信する第4の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから前記物流拠点への受付に関する画像情報を受信する第5の工程と、前記携帯端末が、前記サーバから受信した前記受付に関する画像情報を表示する第6の工程と、前記運転者が、表示された前記受付に関する画像情報を操作して受付情報を入力する第7の工程と、前記携帯端末が、該入力された前記受付情報を前記サーバに送信する第8の工程と、前記サーバが、前記携帯端末において入力された前記受付に関する情報を受信する第9の工程と、前記サーバが、前記物流拠点端末から混雑情報を受信する第10の工程と、前記サーバが、受信した前記受付に関する情報と前記混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報を前記携帯端末に送信する第11の工程と、を備え、前記サーバは、前記第4の工程において、前記携帯端末から受信した前記位置情報と記憶された前記物流拠点の位置情報とから前記携帯端末の位置が前記物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、前記携帯端末に、前記物流拠点への受付に関する画像情報を送信することを特徴とするプログラムを提案している。
【発明の効果】
【0022】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、受付処理の簡略化や次候補の物流拠点の提示等により、物流拠点付近での待機車両の低減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の実施形態に係る車両誘導システムの構成を示す図である。
図2】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおける携帯端末の構成を示す図である。
図3】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおける物流拠点端末の構成を示す図である。
図4】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおけるサーバの構成を示す図である。
図5】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおける入退場受付の処理画面を例示した図である。
図6】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおける事前予約がある場合の入退場受付の処理画面を例示した図である。
図7】本発明の実施形態に係る車両誘導システムにおける次候補物流拠点の表示画面を例示した図である。
図8】本発明の実施形態に係る車両誘導システムの処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図1から図8を用いて説明する。
【0025】
<車両誘導システムの構成>
図1を用いて、本実施形態に係る車両誘導システム10の構成について説明する。
【0026】
本実施形態に係る車両誘導システム10は、図1に示すように、携帯端末100と、物流拠点端末200と、サーバ300とを含んで構成されている。
【0027】
携帯端末100は、車両の運転者が携帯する端末であり、ネットワークに接続可能な端末である。
携帯端末100としては、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等を例示できる。
なお、上記では、携帯端末100を車両の運転者が携帯することを前提としたが、これに限らず、車両等に搭載され、位置情報検出機能や情報の送信機能、情報の表示機能あるいは情報の入力機能等を備えた専用装置等であってもよい。
また、車両等に搭載され、位置情報検出機能等を備えた専用装置等と携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等携帯端末100とを組み合わせて同様の機能を実現するようにしてもよい。
本実施形態においては、後述するサーバから送信される案内表示に従い、特に、物流拠点に対する受付に関して、必要事項の入力や案内表示に対する応答操作を行う。
なお、本実施形態における携帯端末100は、専用端末である必要はない。
【0028】
物流拠点端末200は、物流センターや倉庫等の物流拠点に設けられた端末であり、例えば、パーソナルコンピューター等を例示することができる。
本実施形態においては、携帯端末100や当該物流拠点の混雑状態等から、携帯端末100からの受付要求に対して、受付の可否に関する情報を後述するサーバに送信する。
なお、本実施形態における物流拠点端末200は、専用端末である必要はない。
【0029】
サーバ300は、例えば、クラウド環境に設けられたサーバであり、車両誘導システム10全体の処理を制御する。
本実施形態においては、携帯端末100と物流拠点端末200との間で、物流拠点端末200が必要とする携帯端末100からの情報を仲介して、車両誘導システム10の諸機能を実行する。
なお、サーバ300の処理については、Webアプリケーションの形態が好ましい。
Webアプリケーションにサーバ300の処理を実装することにより、専用のアプリケーションを携帯端末100のローカル領域にインストールする手間を排除し、私用の携帯端末はもちろんのこと、広く業務用携帯端末においても、当該車両誘導システム10を利用することができる。
【0030】
<携帯端末の構成>
図2を用いて、本実施形態に係る車両誘導システム10における携帯端末100の構成について説明する。
【0031】
図2に示すように、本実施形態に係る携帯端末100は、位置情報取得部110と、位置情報送信部120と、画像情報受信部130と、表示部140と、受付情報入力部150と、受付情報送信部160と、を含んで構成されている。
【0032】
位置情報取得部110は、現在の携帯端末100の位置情報を取得する。
位置情報の取得は、所定時間間隔ごとに、定期的に行ってもよいし、何かをトリガにその都度、行ってもよい。
位置情報の取得については、GPS(Global Positioning System)を用いた測位情報の取得を例示することができる。
なお、携帯端末100にGPS受信機が搭載されていない場合には、現在、最も近い無線基地局の位置情報を携帯端末100の現在の位置情報としてもよい。
また、現在、最も近い無線基地局の位置情報と周辺の最大3個の無線基地局の位置情報とに基づいて、演算した位置情報を携帯端末100の現在の位置情報としてもよい。
また、上記の場合には、当該処理を後述するサーバ300で実行することが好ましい。
【0033】
位置情報送信部120は、位置情報取得部110において取得された現在の携帯端末100の位置情報をネットワーク経由でサーバ300に送信する。
なお、位置情報送信部120は、位置情報取得部110において取得された現在の携帯端末100の位置情報をネットワーク経由でサーバ300および後述する物流拠点端末200に送信するようにしてもよい。
【0034】
画像情報受信部130は、サーバ300からネットワークを介して、物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する。
なお、物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報としては、例えば、図5に示す受付画面情報や図6に示す事前受付した場合の画像情報、あるいは、図7に示す物流拠点に関する次候補リストの画像情報等を例示することができる。
【0035】
表示部140は、例えば、液晶パネルとタッチパネルとが積層されて構成されており、サーバ300から受信した物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を液晶パネルに表示する。
なお、物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報としては、例えば、図5に示す受付画面情報や図6に示す事前受付した場合の画像情報、あるいは、図7に示す物流拠点に関する次候補リストの画像情報等を例示することができる。
【0036】
受付情報入力部150は、例えば、表示部140を構成するタッチパネルや情報入力時に表示部140に表示されるキーボード等で構成されており、表示部140に表示された受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する。
具体的には、表示部140に表示される受付に関する画像情報を含む画像情報とは、例えば、図5に示すような画像情報である。
この画面を例示して説明すると、例えば、入力情報としては、「電話番号(携帯端末)」、「運送会社名」、「荷主名」、「ドライバー名」、「荷量」、「荷姿」、「車格」、「保冷品情報」等であり、「電話番号(携帯端末)」、「運送会社名」、「荷主名」、「ドライバー名」については、例えば、入力エリアにカーソルを置くと、キーボードが表示され、ローマ字、カタカナ、ひらがな、数字、記号等を入力することができる。
「荷量」、「荷姿」、「車格」については、「電話番号(携帯端末)」等の入力と同様に、直接、入力エリアに情報を入力してもよいし、入力エリア右側の下向きの三角形をタッチして、入力情報を候補選択する形式で入力してもよい。
また、「保冷品情報」については、「有」または「無」の右横の丸印の一方をタッチすることにより、情報を入力する。
なお、事前に、上記情報を入力することにより、予約手続きを行うことができる。
【0037】
受付情報送信部160は、受付情報入力部150により入力された受付に関する情報をネットワーク経由でサーバ300に送信する。
【0038】
<物流拠点端末の構成>
図3を用いて、本実施形態に係る車両誘導システム10における物流拠点端末200の構成について説明する。
【0039】
図3に示すように、本実施形態に係る物流拠点端末200は、受付情報受信部210と、混雑情報取得部230と、接車可否情報送信部220と、を含んで構成されている。
【0040】
受付情報受信部210は、サーバ300から、ネットワークを介して、携帯端末100において入力された受付に関する情報を受信する。
受信した情報は、図示しない一時記憶部に格納される。
【0041】
混雑情報取得部230は、物流拠点の混雑情報を取得する。
具体的には、物流拠点内に滞在している車両数が、予め定められた台数に達した場合に、混雑状態と判定することを例示できる。
ここで、予め定められた台数は、物流拠点が許容可能な車両の台数(許容可能台数)であってもよいし、許容可能台数を基準に設定された車両の台数であってもよい。
許容可能台数を基準に設定された車両の台数の一例としては、例えば、許容可能台数のXパーセントに相当する台数であってもよい。
【0042】
接車可否情報送信部220は、受信した携帯端末100において入力された受付に関する情報と混雑情報取得部230において取得した混雑情報とに基づいて、受付の可否に関する情報をサーバ300に送信する。
なお、受付の可否に関する情報をサーバ300および携帯端末100に送信するようにしてもよい。
【0043】
<サーバの構成>
図4を用いて、本実施形態に係る車両誘導システム10におけるサーバ300の構成について説明する。
【0044】
図4に示すように、本実施形態に係るサーバ300は、位置情報受信部310と、制御部320と、記憶部330と、画像情報記憶部340と、データベース350と、画像情報送信部360と、受付情報転送部370と、接車可否情報転送部380と、を含んで構成されている。
【0045】
位置情報受信部310は、携帯端末100の位置情報取得部110が取得した携帯端末100の現在の位置情報を受信する。
なお、受信した携帯端末100の位置情報は、例えば、後述する制御部内の一時記憶部に格納される。
【0046】
制御部320は、サーバ300の処理動作を予めROM等に格納された制御プログラムに従って制御する。
本実施形態においては、例えば、携帯端末100の位置が物流拠点から所定の距離範囲である場合には、携帯端末100に事前受付に関する画像情報あるいは受付に関する画像情報等を送信する等の制御を行う。
また、受信した携帯端末100の位置情報と後述するデータベース350内の複数の物流拠点の位置情報とを含む情報から、図7に示すような受付可能な距離範囲内の物流拠点のリスト情報を携帯端末100に送信する等の制御を行う。
【0047】
記憶部330は、ROM等により構成され、物流拠点の位置情報等を記憶する。
画像情報記憶部340は、ROM等により構成され、物流拠点への受付に関する画像情報や事前受付に関する画像情報等を記憶する。
データベース350は、複数の物流拠点の識別情報と位置情報とを含む情報を紐付けて記憶する。
【0048】
受付情報転送部370は、携帯端末100から受信した受付に関する情報を物流拠点端末200に転送する。
接車可否情報転送部380は、物流拠点端末200から受信した接車の可否に関する情報を携帯端末100に転送する。
なお、上記では、サーバ300が、物流拠点端末200において生成された接車可否情報(接車先誘導情報)を携帯端末100に転送することを例示したが、サーバ300が、携帯端末100からの接車に関する情報と、物流拠点端末200からの混雑情報とに基づいて、接車可否情報(接車先誘導情報)を生成し、生成した接車可否情報(接車先誘導情報)を携帯端末100に送信するようにしてもよい。
【0049】
<車両誘導システムの処理>
図8を用いて、本実施形態に係る車両誘導システム10の処理について説明する。
【0050】
携帯端末100は、GPS受信機等を用いて、現在の位置情報を取得する(ステップS101)。携帯端末100は、取得した現在の位置情報をサーバ300に送信する(ステップS102)。
【0051】
サーバ300は、携帯端末100から現在の位置情報を受信すると(ステップS103)、受信した携帯端末100の現在の位置情報と記憶部330に記憶されている物流拠点の位置情報とに基づいて、携帯端末100が物流拠点に対して、予め定めた所定の距離範囲内にあるか否かを判断する(ステップS104)。
【0052】
ステップS104において、サーバ300は、携帯端末100が物流拠点に対して、予め定めた所定の距離範囲内にないと判断した場合には、次に、携帯端末100から現在の位置情報を受信するまで待機する(ステップS104の「NO」)。
【0053】
一方で、ステップS104において、サーバ300は、携帯端末100が物流拠点に対して、予め定めた所定の距離範囲内にあると判断した場合(ステップS104の「YES」)には、携帯端末100に物流拠点への受付に関する画像情報を送信する(ステップS105)。
【0054】
携帯端末100は、サーバ300から図5に示すような受付に関する画像情報を受信すると(ステップS106)、受信した画像情報を表示部140に表示する(ステップS107)。
なお、事前予約をしている場合には、前日までに送信された予約確定に関するSMSをクリックし、携帯端末100の位置が物流拠点から予め定めた所定の距離範囲内に入ると、図6左図に示すような情報が表示部140に表示され、車両の運転者は、現在の状況に合わせて、選択したボタンをタッチする。また、車両の運転者が「遅延連絡」のボタンをタッチした場合には、ショートメールメッセージ(SMS)の画面に遷移するようにしてもよい。
また、物流拠点に入場後は、現在の状況に応じて、「作業開始」、「退場」等のボタンをタッチする。
この種の情報により、物流拠点端末200は、リアルタイムに物流拠点の混雑状況を把握することができる。
【0055】
車両の運転者が、表示部140に表示された画像情報を操作した受付情報を入力すると(ステップS108)、携帯端末100は、入力された受付情報をサーバ300に送信する(ステップS109)。
入力された受付情報を受信したサーバ300は、当該情報を物流拠点端末200に転送する(ステップS110)。
【0056】
物流拠点端末200は、入力された受付情報を受信すると(ステップS111)、物流拠点の現在の混雑情報を取得し(ステップS112)、受付情報と混雑情報とに基づいて、接車可否情報(接車先誘導情報)をサーバ300に送信する(ステップS113)。
サーバ300は、物流拠点端末200から受信した接車可否情報(接車先誘導情報)を携帯端末100に送信する(ステップS114)。
なお、このとき、サーバ300は、図7に示すような物流拠点の次候補リストを併せて携帯端末100に送信してもよい。
また、図7の物流拠点の次候補リストから別の物流拠点への接車を希望する場合には、上述した処理と同様の処理が行われる。
また、予め車両が特定の系列に属する車両である場合には、当該系列に属する物流拠点に限定したデータベースを構築し、当該データベース内の情報から受付可能な距離範囲内の物流拠点のリスト情報を併せて携帯端末100に送信してもよい。
【0057】
以上、説明したように、本実施形態によれば、車両誘導システム10は、車両の運転者が携帯する携帯端末100と、物流拠点ごとに設置された物流拠点端末200と、携帯端末100および物流拠点端末200にネットワークを介して接続されたサーバ300と、を含み、携帯端末100は、位置情報を取得する位置情報取得部110と、取得された位置情報をサーバ300に送信する位置情報送信部120と、サーバ300から物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を受信する画像情報受信部130と、サーバ300から受信した物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を表示する表示部140と、表示部140に表示された物流拠点への受付に関する画像情報を含む画像情報を操作して情報を入力する受付情報入力部150と、入力された受付に関する情報をサーバ300に送信する受付情報送信部160と、を備え、物流拠点端末200は、サーバ300から携帯端末において入力された受付に関する情報を受信する受付情報受信部210と、物流拠点の混雑情報を取得する混雑情報取得部230と、受信した情報と取得した混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報をサーバ300に送信する接車可否情報送信部220と、を備え、サーバ300は、携帯端末100から位置情報を受信する位置情報受信部310と、物流拠点の位置情報を含む情報を記憶する記憶部330と、携帯端末100に、物流拠点への受付に関する画像情報を含む情報を送信する画像情報送信部360と、携帯端末100から受信した受付に関する情報を物流拠点端末200に転送する受付情報転送部370と、物流拠点端末200から受信した接車の可否に関する情報を携帯端末100に転送する接車可否情報転送部380と、を備え、サーバ300は、携帯端末100から受信した位置情報と記憶部330に記憶された物流拠点の位置情報とから携帯端末100の位置が物流拠点から所定の距離範囲であると判断したときに、画像情報送信部から携帯端末100に、物流拠点への受付に関する画像情報を送信する。
すなわち、本実施形態に係る車両誘導システム10によれば、物流拠点における受付手続きを簡略化するとともに、車両が物流拠点に対して、予め定めた所定の距離範囲内に入ったときに、車両の運転者に受付手続きに必要な事項の入力を促す。
また、物流拠点端末200は、車両の運転者が入力した受付手続きに関する情報と、取得した混雑情報とに基づいて、接車の可否に関する情報をサーバ300に送信し、サーバ300は、受信した接車の可否に関する情報を携帯端末100に送信し、その情報を表示部140に表示する。
したがって、物流拠点の近辺に車両が到達する前に、簡便な入力操作により、物流拠点への受付手続きが完了するため、従来のように、物流拠点の近辺に受付待ちの車両が集中して渋滞を発生することがない。
加えて、物流拠点の近辺に車両が到達する前に、接車の可否情報が携帯端末100に送信されることから、さらに、物流拠点の近辺における渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
【0058】
また、サーバ300は、受付に関する画像情報と事前受付に関する画像情報とを含む画像情報を記憶する画像情報記憶部340を備え、携帯端末100の位置が物流拠点から所定の距離範囲である場合には、画像情報送信部360から、携帯端末100に事前受付に関する画像情報を送信する。
すなわち、事前予約により事前受付がなされている場合においても、携帯端末100の位置が物流拠点から所定の距離範囲であると判断したタイミングで、携帯端末100に事前受付に関する画像情報を送信する。
したがって、物流拠点の近辺に車両が到達する前に、携帯端末100は、事前受付に関する画像情報を受信するため、従来のように、物流拠点の近辺に受付待ちの車両が集中して渋滞を発生することがない。
加えて、物流拠点の近辺に車両が到達する前に、接車の可否情報が携帯端末100に送信されることから、さらに、物流拠点の近辺における渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
【0059】
また、携帯端末100の受付情報入力部150において、入力される受付情報には、携帯端末100の電話番号を含む。
そのため、識別力の高い携帯端末100の電話番号により、当該携帯端末100を所有する運転者およびその車両を正確に特定することができる。
また、携帯端末100の電話番号により、SMSを利用した情報発信を簡単に行うことができる。
【0060】
また、携帯端末100の受付情報入力部150において、入力される受付情報には、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含む。
そのため、物流拠点端末200は、荷量、荷姿、車両の車格等の入力受付情報を活用することにより、当該車両を誘導すべきバースを特定できるため、精度の高い混雑情報を得ることができる。
【0061】
また、サーバ300は、複数の物流拠点の識別情報と位置情報とを含む情報を紐付けて記憶するデータベース350を備え、位置情報受信部310において受信した携帯端末100の位置情報とデータベース350内の複数の物流拠点の位置情報とを含む情報から、受付可能な距離範囲内の物流拠点のリスト情報を画像情報送信部360から携帯端末100に送信する。
つまり、サーバ300は、受信した携帯端末100の位置情報とデータベース350内の複数の物流拠点の位置情報とを含む情報から、受付可能な距離範囲内の物流拠点のリスト情報を携帯端末100に送信する。
そのため、仮に、当該物流拠点から接車不可の返信があった場合においても、携帯端末100の表示部140に表示された物流拠点のリスト情報を手掛かりに、他の物流拠点に向かうことができるため、物流拠点の近辺における渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
【0062】
また、データベース内の情報に、荷量、荷姿、車両の車格についての情報を含む。
そのため、受付情報を送信してきた車両の諸条件に合致した他の物流拠点をリスト形式で案内できるため、当該車両にとって有意な情報を提示することができる。
さらに、物流拠点の近辺における渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
【0063】
また、データベース内の情報に、特定の物流拠点の情報を含む。
つまり、予め車両が特定の系列に属する車両であることを登録しておけば、当該系列に属する物流拠点に限定したデータベースを構築し、当該データベース内の情報から受付可能な距離範囲内の物流拠点のリスト情報を携帯端末100に送信する。
そのため、仮に、当該物流拠点から接車不可の返信があった場合においても、携帯端末100の表示部140に表示された系列に属する物流拠点のリスト情報を手掛かりに、他の物流拠点に向かうことができるため、物流拠点の近辺における渋滞の発生を効果的に抑制することができる。
【0064】
なお、車両誘導システム10の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを携帯端末100、物流拠点端末200あるいはサーバ300に読み込ませ、実行することによって本発明の車両誘導システム10を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
【0065】
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
【0066】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0067】
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【符号の説明】
【0068】
10;車両誘導システム
100;携帯端末
110;位置情報取得部
120;位置情報送信部
130;画像情報受信部
140;表示部
150;受付情報入力部
160;受付情報送信部
200;物流拠点端末
210;受付情報受信部
220;接車可否情報送信部
230;混雑情報取得部
300;サーバ
310;位置情報受信部
320;制御部
330;記憶部
340;画像情報記憶部
350;データベース
360;画像情報送信部
370;受付情報転送部
380;接車可否情報転送部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8