(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6644372
(24)【登録日】2020年1月10日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】映像監視システム
(51)【国際特許分類】
H04N 7/18 20060101AFI20200130BHJP
G08B 25/00 20060101ALI20200130BHJP
【FI】
H04N7/18 D
G08B25/00 510M
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-220534(P2015-220534)
(22)【出願日】2015年11月10日
(65)【公開番号】特開2017-92715(P2017-92715A)
(43)【公開日】2017年5月25日
【審査請求日】2018年2月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000232955
【氏名又は名称】株式会社日立ビルシステム
(74)【代理人】
【識別番号】110000442
【氏名又は名称】特許業務法人 武和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松岡 紘樹
(72)【発明者】
【氏名】山本 桂
(72)【発明者】
【氏名】小山 貴之
【審査官】
秦野 孝一郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−159448(JP,A)
【文献】
特開2000−339923(JP,A)
【文献】
特開平10−145734(JP,A)
【文献】
特開2007−251646(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 7/18
G08B 25/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視カメラを有する被監視サイトと、前記監視カメラで撮影された映像を送信画像として保管する管理サーバと、前記送信画像を表示可能な端末装置を有する監視サイトとを備えた映像監視システムであって、
前記管理サーバは、
前記送信画像を一時的に保管する一時画像格納エリアと、
前記送信画像が異常時の画像であることを検知する異常検知部と、
前記異常検知部が前記異常時の画像を検知した時刻に基づいて、当該検知した時刻の予め定められた時間前の時刻から、当該検知した時刻の予め定められた時間後の時刻までの間を画像検出時間帯として求める異常画像検出部と、
制御装置と、
データベースと、を有し、
前記制御装置は、
前記送信画像を受信すると、前記一時画像格納エリアに保管する処理、
前記送信画像が前記一時画像格納エリアに保管されると、前記送信画像が異常時の画像であることを前記異常検知部が検知したか判断する処理、
前記送信画像が前記異常検知部における異常検知がなされない正常画像であると判断されたとき、前記一時画像格納エリアに保管された前記送信画像をリアルタイム画像として前記監視サイトの前記端末装置に送信可能とするとともに、前記一時画像格納エリアに保管された前記送信画像を所定の保管時間であって、前記画像検出時間帯で定まる期間より長い保管時間の経過時に消去する処理、および、
前記送信画像が前記異常検知部で異常時の画像と判断されたとき、前記異常画像検出部に前記画像検出時間帯を求めさせ、求めさせた前記画像検出時間帯に該当する前記送信画像を前記一時画像格納エリアから異常時画像を含む画像として抽出し、当該異常時画像を含む画像を前記監視サイトの前記端末装置に送信可能とするとともに、抽出した前記異常時画像を含む前記データベースに格納する処理を行い、
前記データベースは、前記制御装置によって抽出処理された前記異常時画像を含む画像を格納する異常時画像格納エリアを有し、
前記制御装置は、抽出した前記異常時画像を含む画像を、前記異常時画像格納エリアに格納することを特徴とする映像監視システム。
【請求項2】
請求項1に記載の映像監視システムにおいて、
前記管理サーバの前記データベースは、前記画像検出時間帯内の時刻である前記異常検知部が前記異常時の画像を検知した時刻を含む発報情報を格納する発報リスト格納エリアを有することを特徴とする映像監視システム。
【請求項3】
請求項2に記載の映像監視システムにおいて、
前記管理サーバの前記データベースは、前記被監視サイトの前記監視カメラで撮影された正常時の映像を、予め標準画像として格納する標準画像格納エリアをさらに有し、
前記発報情報は、さらに異常からの復帰時刻を含み、
前記制御装置は、前記異常からの復帰時刻を、前記送信画像と前記標準画像とを対比することにより特定することを特徴とする映像監視システム。
【請求項4】
請求項3に記載の映像監視システムにおいて、
前記制御装置は、前記監視サイトの前記端末装置からの送信要求に応じて、前記リアルタイム画像、前記標準画像、前記異常時画像を含む画像、および前記発報情報を、要求元の前記端末装置に送信し、
前記監視サイトの前記端末装置の表示画面は、
前記一時画像格納エリアに格納された画像をリアルタイム画像として表示するリアルタイム画像表示領域と、
前記標準画像格納エリアに格納された前記標準画像を表示する標準画像表示領域と、
前記異常時画像格納エリアに格納された前記異常時画像を含む画像を表示する異常時画像表示領域と、
前記発報リスト格納エリアに格納された前記発報情報を表示する発報リスト表示領域と、を有することを特徴とする映像監視システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視カメラで撮影した映像に基づいて被監視サイトで発生する異常状況を監視する映像監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の従来技術が特許文献1,2に開示されている。特許文献1には、監視サイトの端末装置の監視画面が、被監視サイトのセンサーが異常を検出したときの監視カメラが撮影した静止画を表示する静止画表示エリアと、異常発生前後の動画を表示する動画表示エリアとを有する構成が開示されている。この特許文献1に開示された従来技術は、端末装置の監視画面の静止画表示エリアに表示された静止画と、動画表示エリアに表示された動画とを対比することにより、被監視サイトの異常状況を把握することができる。
【0003】
特許文献2には、監視カメラで撮影された現在の映像と、記録装置に記録された映像のうち現在の時刻よりも1分前の監視カメラで撮影された過去の映像とを、同一画面に表示させる表示装置を備えた構成が開示されている。この特許文献2に開示された従来技術は、表示装置の現在の映像と、1分前の過去の映像とを対比することにより、監視カメラで撮影された異常状況を把握することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−148973号公報
【特許文献2】特開2015−32995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1,2に開示された従来技術にあっては、全ての映像データをデータベースに格納する処理が行われている。したがって、データベースは、多量の映像データの格納を可能にする容量が大きなものであることが必要になる。このために従来技術にあっては、映像監視システムの製作費用が高くなると共に、異常状況の確認時におけるデータベースに格納された映像、すなわち画像の検索速度が遅くなりがちであった。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の目的は、異常状況を確実に把握できると共に、データベースに格納される画像の格納量を抑制することができる映像監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る映像監視システムは、監視カメラを有する被監視サイトと、前記監視カメラで撮影された映像を送信画像として保管する管理サーバと、前記送信画像を表示可能な端末装置を有する監視サイトとを備えた映像監視システムであって、前記管理サーバは、前記送信画像を一時的に保管する一時画像格納エリアと、前記送信画像が異常時の画像であることを検知する異常検知部と、前記異常検知部が前記異常時の画像を検知した時刻に基づいて、当該
検知した時刻の予め定められた時間前の時刻から、当該
検知した時刻の予め定められた時間後の時刻までの間を画像検出時間帯として求める異常画像検出部と
、制御装置と、データベースと、を有し、前記制御装置は、前記送信画像を受信すると、前記一時画像格納エリアに保管する処理、前記送信画像が前記一時画像格納エリアに保管されると、前記送信画像が異常時の画像であることを前記異常検知部が検知したか判断する処理、前記送信画像が前記異常検知部における異常検知がなされない正常画像であると判断されたとき、前記一時画像格納エリアに保管された前記送信画像をリアルタイム画像として前記監視サイトの前記端末装置に送信可能とする
とともに、前記一時画像格納エリアに保管された前記送信画像を所定の保管時間であって、前記画像検出時間帯で定まる期間より長い保管時間の経過時に消去する処理、および、前記
送信画像が前記異常検知部で異常時の画像と判断されたとき、前記異常画像検出部に前記画像検出時間帯を求めさせ、求めさせた
前記画像検出時間帯に該当する前記送信画像を前記一時画像格納エリアから異常時画像を含む画像として抽出し、当該異常時画像を含む画像を前記監視サイトの前記端末装置に送信可能とする
とともに、抽出した前記異常時画像を含む前記データベースに格納する処理を行い、
前記データベースは、前記制御装置によって抽出処理された前記異常時画像を含む画像を格納する異常時画像格納エリアを有し、前記制御装置は、抽出した前記異常時画像を含む画像を、前記異常時画像格納エリアに格納することを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る映像監視システムによれば、異常状況を確実に把握できると共に、データベースに格納される画像の格納量を抑制することができ、従来に比べて容量の小さいデータベースを設けることができる。これにより本発明は、当該映像監視システムの製作費用を従来よりも節減させることができる。また本発明は、データベースにおける格納量を抑制できることから異常状況に関係する画像の検索速度を従来よりも速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明に係る映像監視システムの一実施形態の構成を示す図である。
【
図2】本実施形態に備えられる監視サイトの端末装置の画面に設定された表示領域を示す図である。
【
図3】本実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る映像監視システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1に示すように、本実施形態に係る映像監視システムは、被監視サイトを構成するビル1〜1nと、管理サーバ6と、監視サイト13〜13nとが、通信回線すなわちネットワーク回線2で接続されている。
【0012】
ビル1〜1n内には、防犯のために、あるいは機器の故障等を検出するために、監視対象箇所、あるいは監視対象機器等を監視する監視カメラ4を配置してある。また、ビル1〜1n内には、監視カメラ4で撮影された映像を記録する記録装置5と、この記録装置5に記録された画像をネットワーク回線2を介して管理サーバ6に送信する通信装置3とを配置してある。
【0013】
監視サイト13〜13nには、管理サーバ6の画像格納エリアに格納された画像を表示可能な端末装置14を配置してある。
【0014】
管理サーバ6は、ネットワーク回線2を介して送信される画像、すなわち送信画像を受信するとともに、管理サーバ6の画像格納エリアに格納された画像を監視サイト13〜13nの端末装置14に送信する通信装置7を有する。
【0015】
また、管理サーバ6は、ネットワーク回線2を介して送信された送信画像を一時的に保管する一時画像格納エリア11と、送信画像が監視カメラ4で撮影された異常時の画像であることを検知する異常検知部9とを有する。この異常検知部9は、ビル1〜1nに配置された監視対象機器に関連させて設けたセンサの異常発生時の信号を検知する手段とか、予め定められた画像の領域で、予め定められた画像の偏差を生じたことを検知する手段等によって構成される。
【0016】
また、管理サーバ6は、異常状況の把握が可能な所定の抽出時間に基づいて、例えば異常検知部で異常が検知されたときの5秒前から、異常が検知されたときの5秒後までの時間、すなわち10秒間に基づいて、一時画像格納エリア11に格納された画像に対し記録されている画像検出時間(例えば、23時10分40秒〜23時10分50秒等)を算出する異常画像検出部10を有する。
【0017】
また、管理サーバ6は、通信装置7、異常検知部9、異常画像検出部10、一時画像格納エリア11、及びデータベース12に接続されて、各種の制御処理を行う制御装置8を有する。
【0018】
この制御装置8は、一時画像格納エリア11に保管された画像をリアルタイム画像として監視サイト13の端末装置14に送信可能とする処理と、一時画像格納エリア11に保管されていた画像を、所定の保管時間の経過時に、例えば5分間経過時に消去する処理を行う。
【0019】
また、制御装置8は、異常検知部9で異常時の画像が検知されたとき、異常画像検出部10によって前述した画像検出時間を算出させ、算出させた画像検出時間に該当する異常時画像を含む10秒間の画像を一時画像格納エリア11から抽出し、この異常時画像を含む画像を監視サイト13〜13nの端末装置14に送信可能とする処理を行う。
【0020】
また、管理サーバ6のデータベース12は、ビル1〜1nの名称や、ビル1〜1nが設置されたエリアの名称などを格納する現地情報格納エリア12aと、ビル1〜1nを特定するためのIP(インターネットプロトコル)アドレスを格納するIPアドレス格納エリア12bとを有する。
【0021】
また、データベース12は、監視カメラ4で撮影された正常時の画像を、予め標準画像として格納する標準画像格納エリア12cを有する。
【0022】
また、データベース12は、制御装置8によって抽出処理された前述の異常時画像を含む10秒間の画像を格納する異常時画像格納エリア12dを有する。
【0023】
さらに、データベース12は、異常検知部9で検知された異常時の画像検出時間内の時刻である異常状況発生時刻、及び異常が解消されて正常に復帰したときの復帰時刻を含む発報情報を格納する発報リスト格納エリア12eを有する。なお、異常が解消されて正常に復帰したかどうかは、制御装置8において、通信装置7で受信した送信画像を標準画像と対比して判断される。
【0024】
図2に示すように、監視サイト13の端末装置14の表示画面は、正常時、及び異常発生時に表示されるリアルタイム画像表示領域14a、及び標準画像表示領域14cと、異常発生時のみに表示される異常時画像表示領域14b、及び発報リスト表示領域14dとを有する。
【0025】
リアルタイム画像表示領域14aは、管理サーバ6の一時画像格納エリア11に格納された画像をリアルタイム画像として表示する。
【0026】
標準画像表示領域14cは、データベース12の標準画像格納エリア12cに格納された標準画像を表示する。
【0027】
異常時画像表示領域14bは、データベース12の異常時画像格納エリア12dに格納された異常時画像を含む10秒間の画像を表示する。
【0028】
発報リスト表示領域
14dは、データベース12の発報リスト格納エリア12eに格納された異常状況の発生時刻を含む発報情報を表示する。
【0029】
次に、
図3に基づいて、前述のように構成した本実施形態における処理手順について説明する。
【0030】
被監視サイトを構成するビル1〜1nでは、監視カメラ4で撮影された映像が記録装置5に保存される(ステップSA1)。
【0031】
記録装置5に保存された画像は、通信装置3を経て、ネットワーク回線2を介して、管理サーバ6に送信される(ステップSA2)。
【0032】
管理サーバ6では、通信装置3からの送信画像が制御装置8の処理により、一時画像格納エリア11に保管される(ステップSB1)。
【0033】
制御装置8は、異常検知部9の検知動作に基づいて、送信画像が異常画像かどうか判断する(ステップSB2)。
【0034】
送信画像が異常検知部9における異常検知がなされない正常画像であると判断されたときは(ステップSB2でノー)、ステップSB1に戻る。このとき、制御装置8は、一時画像格納エリア11に保管された画像をリアルタイム画像として監視サイト13の端末装置14に送信可能とする処理と、一時画像格納エリア11に保管されている画像を所定の保管時間の経過時に、すなわち5分間の経過時に消去する処理を行う。
【0035】
また、制御装置8は、データベース12の標準画像格納エリア12cに格納されていた標準画像を、監視サイト13の端末装置14に送信可能とする処理を行う。
【0036】
したがって、監視サイト13の端末装置14からリアルタイム画像、及び標準画像の表示を要求する信号がネットワーク回線2を介して管理サーバ6に出力されると、制御装置8は、一時画像格納エリア11に保管している画像をリアルタイム画像として、また、データベース12の標準画像格納エリア12cに保存している標準画像を、監視サイト13の端末装置14に送信する処理を行う。
【0037】
これにより、端末装置14の表示画面のリアルタイム画像表示領域14aに、監視カメラ4で撮影されたリアルタイム画像が表示され、また端末装置14の表示画面の標準画像表示領域14cに、正常時の画像である標準画像が表示される。
【0038】
また、前述したステップSB2で送信画像が異常検知部9によって異常時画像と判断されると(ステップSB2でイエス)、制御装置8は異常画像検出部10を起動する。これにより異常画像検出部10は、異常時画像に対し記録されている時刻、すなわち異常発生時刻を含めて前後5秒間、すなわち10秒間の時間に基づいて画像検出時間を算出する(ステップSB3)。
【0039】
制御装置8は、ステップSB3で算出した画像検出時間に基づいて一時画像格納エリア11に保存している画像から異常時画像を含む10秒間の画像を抽出し(ステップSB4)、抽出した異常時画像を含む10秒間の画像をデータベース12の異常時画像格納エリア12dに格納する(ステップSB5)。また、このとき制御装置8は異常時画像に対し記録されている時刻、すなわち異常発生時刻を発報リスト格納エリア12eに格納する。
【0040】
したがって、監視サイト13の端末装置14から、異常時画像、及び異常発生時刻の表示を要求する信号が、ネットワーク回線2を介して管理サーバ6に出力されると、制御装置8は、データベース12の異常時画像格納エリア12dに格納されている異常時画像を含む10秒間の画像と、発報リスト格納エリア12eに格納されている異常発生時刻を、監視サイト13の端末装置14に送信する処理を行う。
【0041】
これにより端末装置14の表示画面の異常時画像表示領域に異常時画像を含む10秒間の画像が表示され、また、発報リスト表示領域14dに異常発生時刻が表示される。
【0042】
この端末装置14の表示画面の異常時画像表示領域14bの異常時画像を含む10秒間の画像と、標準画像表示領域14cの標準画像とを対比することにより、発報リスト表示領域14dに表示された異常発生時刻に、異常状況が発生したことを監視サイト13で把握することができる。
【0043】
このように構成した本実施形態によれば、管理サーバ6のデータベース12に格納される画像は、主に異常時画像格納エリア12dに格納される異常時画像を含む10秒間の画像である。また、データベース12とは別に設けられ、リアルタイム画像の送信を可能とする一時画像格納エリア11にあっては、所定の保管時間経過時に、すなわち5分間経過時に、該当する画像が消去される。したがって本実施形態は、異常状況を確実に把握できると共に、データベース12に格納される画像の格納量を抑えることができ、容量の小さいデータベース12を設けることができる。これにより本実施形態は、当該映像監視システムの製作費を節減させることができる。また本実施形態は、データベース12における格納量を抑制できるので異常状況に関係する画像の検索速度を速くすることができる。
【符号の説明】
【0044】
1〜1n・・ビル(被監視サイト)、2・・ネットワーク回線(通信回線)、3・・通信装置、4・・監視カメラ、5・・記録装置、6・・管理サーバ、7・・通信装置、8・・制御装置、9・・異常検知部、10・・異常画像検出部、11・・一時画像格納エリア、12・・データベース、12a・・現地情報格納エリア、12b・・IPアドレス格納エリア、12c・・標準画像格納エリア、12d・・異常時画像格納エリア、13〜13n・・監視サイト、14・・端末装置、14a・・リアルタイム画像表示領域、14b・・異常時画像表示領域、14c・・標準画像表示領域、14d・・発報リスト表示領域